JP5241590B2 - 情報処理装置及び識別方法 - Google Patents

情報処理装置及び識別方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5241590B2
JP5241590B2 JP2009102277A JP2009102277A JP5241590B2 JP 5241590 B2 JP5241590 B2 JP 5241590B2 JP 2009102277 A JP2009102277 A JP 2009102277A JP 2009102277 A JP2009102277 A JP 2009102277A JP 5241590 B2 JP5241590 B2 JP 5241590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
histogram
feature amount
image
unit
occurrences
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009102277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010250764A (ja
Inventor
正雄 山中
政美 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009102277A priority Critical patent/JP5241590B2/ja
Publication of JP2010250764A publication Critical patent/JP2010250764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5241590B2 publication Critical patent/JP5241590B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置及び識別方法に関する。
画像中から所定物体を検出する方法として、画素値に対するヒストグラムを用いて所定物体に対応する領域を画像中から推定するアルゴリズムがある(例えば、非特許文献1、特許文献1参照)。これは、照合するための類似度として所定物体領域内の画素値に対するヒストグラムを用いるものであり、処理画像中における所定領域内の画素値に対するヒストグラムとの照合を取ることで、処理画像中における所定物体位置を検出する方法である。
いま、所定サイズ(3×3)の照合用画像である画像1、検定用画像である画像2、画像3が与えられたとする。このとき、画像1と画像2、画像1と画像3の類似度は、各々のヒストグラム間の論理積処理、即ち各特徴値の度数を比較して小さい方の和を用いて与えられる。実際には、予め類似度に閾値Tを設定しておき、2つの画像間の類似度が閾値Tより大きい場合は同一画像とする。このような画素値に対するヒストグラムから算出される類似度を用いることにより、入力画像の回転に対して頑健な検出が可能になる。
特開平7−239910号公報
Michael J.Swain, Dana H.Ballard : Color Indexing, International Journal of Computer vision, Vol.7,No.1, pp.11−32, 1991.
しかし、このような画素値に対するヒストグラムを用いた物体検出方法の場合、一般に、複雑背景下における所定物体領域とその他の背景画像領域のヒストグラムとが類似する。そのため、従来のヒストグラムを用いた場合、所定物体とその背景画像との識別精度が低下するという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、画像中の複雑背景下における物体の識別精度を向上することを目的とする。
そこで、本発明は、画像データの領域内の特徴量を算出する算出手段と、前記算出手段で算出された特徴量に基づいて、領域内の特徴量毎に、特徴量の生起回数に対するヒストグラムを生成する生成手段と、前記生成手段で生成された複数のヒストグラムに基づいて生起回数を決定する決定手段と、前記生成手段で生成された検定画像のヒストグラムと、前記決定手段で決定された生起回数と、に基づいて、前記検定画像中の物体を識別する識別手段と、を有することを特徴とする。
かかる構成することにより、画像中の複雑背景下における物体の識別精度を向上することができる。
また、本発明は、識別方法としてもよい。
本発明によれば、画像中の複雑背景下における物体の識別精度を向上することができる。
情報処理装置の一例である物体識別装置の概略構成を示すブロック図である。 画像入力部の概略構成を示すブロック図である。 対象画像と、非対象画像と、の一例を示す図である。 検定画像の一例を示す図である。 特徴量算出部の概略構成を示すブロック図である。 ペア点決定部で用いられる円形型方向ベクトルdkを示す図である。 ペア点決定部で用いられる矩形型方向ベクトルdkを示す図である。 ヒストグラム生成部の概略構成を示すブロック図である。 特徴値の一例を示す図である。 画像の特徴値に対するヒストグラムの一例を示す図である。 特徴値の生起回数に対するヒストグラムの一例を示す図(その1)である。 特徴値の生起回数に対するヒストグラムの一例を示す図(その2)である。 特徴値の生起回数に対するヒストグラムの一例を示す図(その3)である。 保存部の概略構成を示すブロック図である。 対象画像のヒストグラムと、非対象画像のヒストグラムと、の一例を示す図である。 検定用ヒストグラムの一例を示す図である。 学習部の概略構成を示すブロック図である。 生起回数に対する閾値の一例を示す図である。 識別部の概略構成を示すブロック図である。 検定画像の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1は、情報処理装置の一例である物体識別装置の概略構成を示すブロック図である。物体識別装置は、半導体集積回路(LSI)を用いて実現される。
図1に示すように物体識別装置1は、画像入力部11、特徴量算出部12、ヒストグラム生成部13、学習部14、識別部15、制御部16を有する。これらの構成要素は物体識別装置1が果たす機能にそれぞれ対応している。
物体識別装置1が果たす機能を大別すると2つある。その一つは学習機能であり、学習部14で実行される。もう一つは識別機能であり、識別部15で実行される。このとき、画像入力部11、特徴量算出部12、ヒストグラム生成部13は、学習部14と、識別部15と、に共通して必要な機能を提供する。また、制御部16は、物体識別装置1の各構成要素の制御を行っている。
図2は、画像入力部11の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように画像入力部11は、組合せ回路DMX111、学習用画像データベース112、検定用画像データベース113、組合せ回路MUX114から構成される。ここで、画像データベースは、DDR SDRAM、SRAM等の半導体メモリを用いて実現される。なお、DDR SDRAMは、Double−Data−Rate Synchronous Dynamic Random Access Memoryの略である。また、SRAMは、Static Random Access Memoryの略である。
組合せ回路DMX111は、物体識別装置1の外部から入力される画像データIn11Aを、制御部16より入力される制御信号Ctrl11Aに基づいて、学習用画像データベース112と検定用画像データベース113とのどちらか一方に入力する。
学習用画像データベース112は、学習部14で用いられる学習用画像を格納するものであり、図3のように所定サイズの対象画像と非対象画像とを各々N枚格納することができる。ここで、枚数Nは学習用画像データベース112を構成する半導体メモリ容量により一意的に決定される。ここで、対象画像とは、物体識別装置1で識別する対象物体が所定サイズ(X×Y)で映し出された画像を意味しており、非対象画像とは、対象物体以外の物体及びその部分画像、或いは背景画像が所定サイズ(X×Y)で映し出された画像を意味している。但し、X,Yは水平方向及び垂直方向の画素数を表している。
検定用画像データベース113は、識別部15で用いられる検定画像を格納するものであり、図4のように所定サイズの検定画像をN'枚格納できる。ここで、枚数N'は検定用画像データベース113を構成する半導体メモリ容量により一意的に決定される。また、検定画像とは、物体識別装置1を用いて対象物体を識別するための画像を意味している。
組合せ回路MUX114は、制御部16より入力される制御信号Ctrl11Aに基づいて、学習用画像データベース112から出力される画像データOut112Aと検定用画像データベース113から出力される画像データOut113Aとのどちらか一方をOut11Bから出力する。
ここで制御部16は、物体識別装置1の学習時、画像データIn11Aを学習用画像データベース112に入力し、学習用画像データベース112からの出力画像データOut112AをOut11Bから学習部14に出力するように制御信号Ctrl11Aを用いて制御する。
また制御部16は、物体識別装置1の識別時、画像データIn11Aを検定用画像データベース113に入力し、検定用画像データベース113からの出力画像データOut113AをOut11Bから識別部15に出力するように制御信号Ctrl11Aを用いて制御する。
図5は、特徴量算出部12の概略構成を示すブロック図である。図5に示すように特徴量算出部12は、ペア点決定部121、増分評価値算出部122、符号ビット列生成部123から構成される。特徴量算出部12は、ペア点決定部121に入力される画像データIn12Aの全ての画素に対して増分評価値算出部122の処理を実行し、符号ビット列生成部123から符号ビット列Out12Bを出力する。
ペア点決定部121では、増分評価値を算出するためのペア点の位置を決定し、更に必要があれば、その位置における近似画素値を算出する。まずペア点決定のために、画像内における任意の着目点の位置をベクトルp=(x,y)Tで表すものとする。また、放射状の方向ベクトルdk(k=0,1,2,・・・,N)を定義する。ここでNはペア点の個数を表す。方向ベクトルdkを各々d0=(cos(2π・0/N),sin(2π・0/N))T,d1=(cos(2π・1/N),sin(2π・1/N))T,d2=(cos(2π・2/N),sin(2π・2/N))T,・・・,dn=(cos(2π・n/N),sin(2π・n/N))T,・・・,dN=(cos(2π・N/N),sin(2π・N/N))Tとする。つまり、方向ベクトルdkは、図6のように画面上で右水平方向から反時計回りに2π/N毎回転させた方向となる。
これらに基づいて、画像データ中の任意画素である着目点pにおけるk番目のペア点の位置ベクトルrkを、
Figure 0005241590
と与えるものとする。また、スカラー値rk(k=0,1,2,・・・,N)は着目点pからの距離を表し、実数で与えられる。位置rkに対応する画素値がない場合、ペア点決定部121は、位置rkの近傍4画素を抽出し、線形補間による近似画素値を求める。
また、方向ベクトルdkを、図7のように着目点を取り囲む矩形上に沿って反時計回りに2π/N毎回転させた方向としてもよい。但し、この場合のスカラー値rkは矩形上までの距離で与えられる。ここで、ペア点決定部121は、制御部16より入力される制御信号Ctrl121Aに基づきペア点の個数、即ち所定ビット数N及びスカラー値rkを、予め幾つかのNとrkとの組(N,rk)による識別精度を計測し、そのうち最も精度のよい組(N,rk)を選択し、設定する。
増分評価値算出部122では、ペア点決定部121で決定されたペア点を用いて着目点pの増分評価値b0(p)〜bN(p)を以下のように2値で与える。但し、f=f(x)は、画像中の任意の位置xにおける画素値を表す。
Figure 0005241590
また、増分評価値算出部122は、増分評価値b0(p)〜bN(p)を以下のように算出してもよい。
Figure 0005241590
ここで、Tbはノイズに対する耐性を高める目的で設定される。増分評価値算出部122は、制御部16により入力される制御信号Ctrl122Aに基づき、撮像系のノイズ分布を測定しておくことで予め合理的に設定することができる。
符号ビット列生成部123では、増分評価値算出部122で算出された増分評価値b0(p)〜bN(p)を用いて以下のように符号ビット列LBP(p)に変換する。
Figure 0005241590
ここで、S(n)はビット順指定配列と称し、増分評価値b0(p)〜bN(p)をそれぞれ符号ビット列LBP(p)の何ビット目に配置するのかを決定する、0からN−1までの整数を要素とする配列である。増分評価値b0(p)〜bN(p)をLBP(p)の最上位ビットから割り振るのであれば、ビット順指定配列は、S(n)={N−1,N−2,・・・,2,1,0}のように定義すればよい。或いは、LBP(p)の最下位ビットから割り振るのであれば、S(n)={0,1,2,・・・,N−2,N−1}のように定義すればよい。ここで、ビット順指定配列S(n)は制御部16より入力される制御信号Ctrl123Aにより設定される。
このようにすることによって特徴量算出部12により、画像データの領域内の特徴量を算出することができる。つまり、上述した処理により、特徴量算出部12は、識別対象物体の有する潜在的構造的特徴を照明変動やノイズに対して頑健に抽出することが可能になる。
図8は、ヒストグラム生成部13の概略構成を示すブロック図である。ヒストグラム生成部13は、生成部131、変換部132、保存部133から構成される。
生成部131では、学習部14及び識別部15より入力されるM個の特徴値In13Aに対するヒストグラム(度数分布)を生成し、これをIn132Aとして変換部132に入力する。ここでMは、画像入力部11より学習部14に入力される画像一枚の総画素数(X×Y)に相当する。
学習用画像サイズ(X,Y)=(3,3)、特徴量算出部12におけるペア点の個数N=2の場合を考え、図9のように画像1、画像2、画像3に対する特徴値が与えられたとする。すると、生成部131は、図10のようなヒストグラムを生成し、このヒストグラムをIn132Aとして変換部132に出力する。
変換部132では、生成部131で生成されたヒストグラムIn132Aを特徴値毎(特徴量毎)の生起回数に対するヒストグラムに変換し、保存部133において既に保存されているヒストグラムOut133との和を算出し、これをIn133Aとして保存部133に入力する。
図10のようなヒストグラムIn132Aを変換部132により特徴値毎の生起回数に対するヒストグラムに変換すると図11のようになる。このとき、保存部133において保存されているヒストグラムOut133が図12のように与えられるとする。すると、変換部132は、変換した図11のヒストグラムと、保存部133に保存されている図12のヒストグラムと、に基づいて、最終的に図13のようなヒストグラムを生成し、これをIn133Aとして保存部133に入力する。
保存部133は、図14のように組合せ回路DMX1321、学習用ヒストグラムデータベース1332、検定用ヒストグラムデータベース1333、組合せ回路MUX1334から構成される。ここで、ヒストグラムは、DDR SDRAM,SRAM等の半導体メモリを用いて実現される。
組合せ回路DMX1321は、変換部132から入力されるヒストグラムIn133Aを制御部16より入力される制御信号Ctrl132Aに基づいて、学習用ヒストグラムデータベース1332と検定用ヒストグラムデータベース1333のどちらか一方に入力する。
学習用ヒストグラムデータベース1332は、学習部14で用いられる学習用ヒストグラムを格納するものであり、図15のように対象画像のヒストグラムと非対象画像のヒストグラムとを各々2N個格納できる。ここで個数Nは特徴量算出部12におけるペア点の個数Nと同等のものである。また、学習用ヒストグラムデータベース1332は既に格納されているヒストグラムOut1332を変換部132に対してOut133Aとして出力する。
検定用ヒストグラムデータベース1333は、識別部15で用いられる検定用ヒストグラムを格納するものであり、図16のように所定サイズの検定用ヒストグラムを2N個格納できる。ここで個数Nは先の学習用ヒストグラムデータベース1332と同様、特徴量算出部12におけるペア点の個数Nと同等のものである。
組合せ回路MUX1334は、制御部16より入力される制御信号Ctrl132Aに基づいて、学習用ヒストグラムデータベース1332から出力されるヒストグラムOut1332と検定用ヒストグラムデータベース1333から出力されるヒストグラムOut1333とのどちらか一方をOut13Bから出力する。
制御部16は物体識別装置1の学習時、ヒストグラムIn133Aを学習用ヒストグラムデータベース1332に入力し学習用ヒストグラムデータベース1332からの出力ヒストグラムOut1332をOut13Bから学習部14に出力するように制御信号Ctrl132Aを用いて制御する。
制御部16は物体識別装置1の識別時、ヒストグラムIn133Aを検定用ヒストグラムデータベース1333に入力し検定用ヒストグラムデータベース1333からの出力画像データOut1333をOut13Bから識別部15に出力するように制御信号Ctrl132Aを用いて制御する。
このようなヒストグラムを複数生成することにより、後述する弱仮説の設定が容易になる。
図17は、学習部14の概略構成を示すブロック図である。学習部14は、弱仮説設定部141、強判別器生成部142から構成される。
弱仮説設定部141では、画像入力部11より入力される所定サイズ(X×Y)の対象画像及び非対象画像のOut11Bから特徴量算出部12を用いて、これらの画像全て画素の特徴値Ftr141Aを生成する。更に弱仮説設定部141は、特徴値Ftr141Aからヒストグラム生成部13を用いてヒストグラムHgm141Bを生成する。このとき、弱仮説設定部141は、図18のように特徴値毎に対象画像と非対象画像とを最も精度良く識別する生起回数に対する閾値ln(0<=n<2N)を設定し、弱仮説Lnを以下のような大小関係を用いて設定する。
弱仮説設定部141は、生起回数がlnより大きい範囲を対象物体と設定する場合、Ln=lnで与え、生起回数がlnより小さい範囲を対象物体とする場合、Ln=−lnで与える。また、ここで設定されたLnはOut141Dより識別部15に出力される。
強判別器生成部142では、弱仮説設定部141で生成された生起回数に対する弱仮説Ln(0<=n<2N)を用いて強判別器を生成する。強判別器を生成するためのより具体的方法としては、例えば以下の公知技術、「Friedman, J. H., Hastie, T. and Tibshirani, R. (1998). Additive logistic regression: a statistical view of boosting. Dept. of Statistics, Stanford University Technical Report.」等のBoosting学習を用いて実現される。その結果、弱仮説Lnに対する信頼度αnが生成され、Out142Aより識別部15に出力される。
図19は、識別部15の概略構成を示すブロック図である。識別部15は、解像度変換部151、探索部152、統合部153から構成される。
図20は、検定画像の例を示す図である。解像度変換部151は、図20の(a)のような識別対象物体の処理画像中のサイズ変動に対応するため、画像入力部11より入力される検定画像Out11Bの解像度変換を行い、複数の検定画像を生成する。更に、解像度変換部151は、特徴量算出部12を用いてこれらの画像全てを特徴値Ftr151Bに変換する。但し、縮小倍率C及び解像度変換後の検定画像数nは、制御部16より入力される制御信号Ctrl15Aにより設定される。また、解像度変換を行うためのより具体的な方法としては、例えば以下の公知技術、ニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法、等を用いて実現される。
探索部152は、解像度変換部151で生成された複数の検定画像から、図20の(b)のように所定サイズ(X×Y)の検定領域を抽出し、ヒストグラム生成部13を用いてヒストグラムHgm152Aを生成する。更に、探索部152は、学習部14で生成された弱仮説Out141Dと信頼度Out142Aとを用いて、検定画像中の任意の検定領域xに対する識別結果H(x)を以下の式を用いて算出する。
Figure 0005241590
ここで、Lt(x)はt番目の弱仮説による検定領域xの判定結果であり、Out141Dで与えられる。一方αtはLt(x)に対する信頼度を表しており、Out142Aで与えられる。前記式を全ての検定画像における検定領域xに対して実行することにより、図20の(c)のように検定画像毎に識別結果が検定画像内の座標(H0,V0),(H1,V1),(H2,V2),・・・,(Hn,Vn)で与えられる。これらの識別結果はOut152Bとして統合部153に出力される。
統合部153は、探索部152で得られた検定画像毎の識別結果(H0,V0),(H1,V1),(H2,V2),・・・,(Hn,Vn)を統合し、図20の(d)のように解像度変換前の検定用画像一枚に統合する処理を行う。これらの座標を解像度変換前の画像内の座標に変換するより具体的な方法としては、例えば以下の公知技術、ニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法、等を用いて実現される。
<その他の実施形態>
上述した実施形態は、学習機能及び識別機能の両者を実行する物体識別装置に関するものであるが、学習機能及び照合機能の何れか一方のみを実行する物体識別装置についても本発明の実施形態に含まれる。
また、特徴量算出部12は、入力画像の輝度成分の平均を0、分散を1に変換する、分散正規化を用いてもよい。
また、特徴量算出部12は、入力画像の画素値に対する高次局所自己相関特徴を用いてもよい。
また、特徴量算出部12は、入力画像の画素値に対する増分符号相関特徴を用いてもよい。
また、上述した実施形態はソフトウェアを用いて実施されてもよい。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、システム或いは装置の中央演算処理手段(CPUやMPU)が記憶媒体から読み出し実行することで実施形態の機能を実現することができる。
また、読み出したプログラムコードの指示に基づき、システム或いは装置上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行う場合も含まれる。
以上、上述した各実施形態によれば、画像中の複雑背景下における物体の識別精度を向上することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 物体識別装置、11 画像入力部、12 特徴量算出部、13 ヒストグラム生成部、14 学習部、15 識別部

Claims (6)

  1. 画像データの領域内の特徴量を算出する算出手段と、
    前記算出手段で算出された特徴量に基づいて、領域内の特徴量毎に、特徴量の生起回数に対するヒストグラムを生成する生成手段と、
    前記生成手段で生成された複数のヒストグラムに基づいて生起回数を決定する決定手段と、
    前記生成手段で生成された検定画像のヒストグラムと、前記決定手段で決定された生起回数と、に基づいて、前記検定画像中の物体を識別する識別手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記算出手段で生成された特徴量に基づいて、領域内の特徴量毎に、特徴量に対するヒストグラムを生成し、該特徴量に対するヒストグラムに基づいて、特徴量の生起回数に対するヒストグラムを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定手段は、前記生成手段で生成された、対象画像の領域内の特徴量の生起回数に対するヒストグラムと、非対象画像の領域内の特徴量の生起回数に対するヒストグラムと、に基づいて生起回数を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 情報処理装置における識別方法であって、
    画像データの領域内の特徴量を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップで算出された特徴量に基づいて、領域内の特徴量毎に、特徴量の生起回数に対するヒストグラムを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップで生成された複数のヒストグラムに基づいて生起回数を決定する決定ステップと、
    前記生成ステップで生成された検定画像のヒストグラムと、前記決定ステップで決定された生起回数と、に基づいて、前記検定画像中の物体を識別する識別ステップと、
    を有することを特徴とする識別方法。
  5. 前記生成ステップは、前記算出ステップで生成された特徴量に基づいて、領域内の特徴量毎に、特徴量に対するヒストグラムを生成し、該特徴量に対するヒストグラムに基づいて、特徴量の生起回数に対するヒストグラムを生成することを特徴とする請求項4に記載の識別方法。
  6. 前記決定ステップは、前記ヒストグラム生成ステップで生成された、対象画像の領域内の特徴量の生起回数に対するヒストグラムと、非対象画像の領域内の特徴量の生起回数に対するヒストグラムと、に基づいて生起回数を決定することを特徴とする請求項4に記載の識別方法。
JP2009102277A 2009-04-20 2009-04-20 情報処理装置及び識別方法 Active JP5241590B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009102277A JP5241590B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 情報処理装置及び識別方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009102277A JP5241590B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 情報処理装置及び識別方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010250764A JP2010250764A (ja) 2010-11-04
JP5241590B2 true JP5241590B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=43312987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009102277A Active JP5241590B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 情報処理装置及び識別方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5241590B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2395779A (en) * 2002-11-29 2004-06-02 Sony Uk Ltd Face detection
JP2008217706A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Tokyo Institute Of Technology ラベリング装置、ラベリング方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010250764A (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11734571B2 (en) Method and apparatus for determining a base model for transfer learning
US11055571B2 (en) Information processing device, recording medium recording information processing program, and information processing method
CN112800964B (zh) 基于多模块融合的遥感影像目标检测方法及系统
JP5861539B2 (ja) 複数の画像の記述的情報を取得する方法及び装置、並びに画像マッチング方法
US9619733B2 (en) Method for generating a hierarchical structured pattern based descriptor and method and device for recognizing object using the same
JP6188976B2 (ja) 画像に含まれるテキストを検出する方法、装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
CN106920245B (zh) 一种边界检测的方法及装置
WO2023116632A1 (zh) 基于时空记忆信息的视频实例分割方法和分割装置
CN110633711B (zh) 训练特征点检测器的计算机装置、方法及特征点检测方法
CN114758137B (zh) 超声图像分割方法、装置及计算机可读存储介质
CN111242925B (zh) 针对ct影像数据的目标检测方法、装置及电子设备
JP5747733B2 (ja) 対象検出装置、対象検出方法、分類器作成装置及び分類器作成方法
WO2019196718A1 (zh) 元素图像生成方法、装置及系统
CN116934747A (zh) 眼底图像分割模型训练方法、设备和青光眼辅助诊断系统
CN117474918B (zh) 异常检测方法和装置、电子设备以及存储介质
CN110866931A (zh) 图像分割模型训练方法及基于分类的强化图像分割方法
CN111124896A (zh) 一种主次峰值比计算算法的蜕变测试系统
CN111222558B (zh) 图像处理方法及存储介质
CN115661828B (zh) 一种基于动态分层嵌套残差网络的文字方向识别方法
JP5241590B2 (ja) 情報処理装置及び識別方法
US20150279039A1 (en) Object detecting apparatus and method
Szijártó et al. Design of a Machine Learning System to Predict the Thickness of a Melanoma Lesion in a Non-Invasive Way from Dermoscopic Images
JP7348945B2 (ja) 情報処理方法、および、情報処理システム
CN115244574A (zh) 检测结果分析装置、检测结果分析方法和检测结果分析程序
CN110647826B (zh) 商品训练图片的获取方法、装置、计算机设备和存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3