JP5225990B2 - 接着剤系及び木をベースとする製品を製造する方法 - Google Patents

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Description

本発明は接着剤系及び木をベースとする製品を製造する方法に関する。
ホルムアルデヒドをベースとする樹脂、例えばフェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、及び尿素−ホルムアルデヒド樹脂は、木をベースとする製品の製造においてバインダーとして広く使用されている。そのような木をベースとする製品の例は、糊付けされた層を含む複合製品、例えば例えば家具に使用されている合板、積層された床材、及び合板化された製品(veneered product)である。そのような木をベースとする製品のさらなる例は、複合製品、例えば、チップ及び/又はファイバーが、バインダーと一緒になって、圧縮されてボードを形成しているところのパーティクルボード、チップボード、及びファイバーボードである。
ホルムアルデヒドをベースとする樹脂を硬化させると、木をベースとする製品の製造の間、及びその後に該製品を使用する間にもまたホルムアルデヒドが放出され得る。室内の空気へのホルムアルデヒドの放出は、健康上の理由から長年、大きな関心事である。
ホルムアルデヒドをベースとする樹脂を含む先行技術の接着剤の代替品としてホルムアルデヒドを含まない木の接着剤を適切にする十分な結合力及び全体的な最終製品の品質を与えるところのホルムアルデヒドを含まない木の接着剤に対する需要が増加している。
耐水性及び結合力は、木をベースとする製品の品質を反映する、一般的に重要な性質である。一般的に、特定の最終製品のための確立された標準を満たすために要求される特定の品質パラメーターが存在する。例えば、パーティクルボードは、例えば内部結合、厚さ膨潤、及び水吸収に関してある標準を満たすことが必要であり、一方、積層化された床材は、一般的に、例えば脱積層化及び繊維引裂に関してある標準を満たす必要がある。
木の接着剤組成物における、ホルムアルデヒドをベースとする樹脂の代替品として、澱粉をベースとする接着剤が提案されている。Imamらは、「架橋されたポリビニルアルコール及び部分的にゲル化された澱粉からの木の接着剤:製造と性質」、Starch/Starke、第51巻(1999年)、第6号,225〜229ページにおいて、澱粉及びポリビニルアルコールを含み、メラミン樹脂をさらに含む接着剤を開示している。米国特許第2,051,025号、米国特許2,102,937号,米国特許3,487,033号,米国特許3,355,307号は、段ボール板紙を製造するために使用される澱粉をベースとする接着剤を開示している。国際公開第03/069061号は、板紙製品を製造するために使用される澱粉をベースとする接着剤を開示している。
澱粉をベースとする接着剤系は、パーティクルボード製造方法においてこれまで使用されていない。
木をベースとする製品,例えば積層化されたボード又はパーティクルボードを製造するために適する、代替の澱粉をベースとする接着剤系に対する需要がまだある。
従って、本願発明は、木をベースとする製品を製造する方法を提供し、接着剤系もまた提供する。
本発明は、木をベースとする製品を製造するための方法に関し、該方法は、木をベースとする材料の1以上の部分に接着剤系を施与すること、該1以上の部分を或る材料、好ましくは木をベースとする材料の1以上のさらなる部分と接合させることを含み、該接着剤系は、澱粉を含む一の成分及び、アミン基又はアミド基を含む1以上のポリマー(P)を含む別の成分を含み、該2つの成分は別々の成分として木をベースとする材料に施与される。該2つの成分は、適切には、互いに逐次的に施与される。あるいは、該2つの成分は、適切には、木をベースとするものに同時に施与される。
用語「接着剤系」により、本明細書において、混合されたとき、接着剤として機能する、および接着剤として使用されることを意図されている成分の組合せが意味される。
本明細書において用語「接着剤」には、用語「バインダー」もまた含まれる。
用語「アミド基」により、本明細書においてホルムアミド基が含まれる。
本明細書において、木をベースとする材料により、固体の木以外に、木の材料、例えばファイバー材料、チップ材料、及びパーティクルボード材料もまた含まれる。接合されるべき表面は、同一又は異なるタイプの木をベースとする材料であってもよい。
木をベースとする材料は、木をベースとする材料の任意のタイプ及び形態、例えばチップ、ファイバー、シート、薄層(laminas)、単板(veneers)、片(pieces)等であることができる。
本発明は、澱粉を含む一の成分及びアミン基又はアミド基を含む1以上のポリマー(P)を含む別の成分、該2つの成分は混合されていない別々の成分として存在する、を含む接着剤系にもまた関する。
本発明は、木をベースとする製品を製造するために、本発明に従う接着剤系を使用する方法にもまた関する。
本発明は、澱粉及びアミド基又はアミド基を含む1以上のポリマー(P)を含む接着剤と接合された、木をベースとする材料の片を含む木をベースとする製品に、さらに関する。
澱粉を含む成分は澱粉溶液又は分散物を含むか、又は澱粉を固体物質として含んでいてもよい。1以上のポリマー(P)を含む成分は、溶液又は分散物を含むか、又はポリマー(P)を固体物質として含んでいてもよい。好ましくは、1以上のポリマー(P)が溶液又は分散物に含まれる。
接着剤系の成分は好ましくは、木をベースとする材料に施与される第一の成分として及び第二の成分として、互いに逐次的に、木をベースとする材料に施与される。
一つの実施態様において、第一の施与される成分は、もし溶液又は分散物であるならば、施与後、第二成分が施与される前に乾燥される。
一つの実施態様において、木をベースとする材料に施与される接着剤系の第一の成分は、適切には澱粉を含み、施与される第二の成分は適切には1以上のポリマー(P)を含む。施与される第一の成分は、適切には澱粉溶液又は分散物を含み、施与される第二成分は、適切には1以上のポリマー(P)の溶液又は分散物を含む。
一つの実施態様において、澱粉を含む、施与される第一成分は適切には、施与の後であって、1以上のポリマー(P)を含む、施与される第二の成分が施与される前に乾燥される。
一つの実施態様において、施与される第一成分は適切には固体澱粉を含み、施与される第二の成分は適切には、1以上のポリマー(P)の溶液又は分散物を含む。
一つの実施態様において、木をベースとする材料に施与される接着剤系の第一成分は適切には1以上のポリマー(P)を含み、施与される第二の成分は適切には澱粉を含む。施与される第一の成分は適切には、1以上のポリマー(P)の溶液又は分散物を含み、施与される第二の成分は、澱粉を溶液若しくは分散物又は固体物質のいずれかとして含む。
一つの実施態様において、1以上のポリマー(P)を含む第一の成分は適切には、施与の後であって、澱粉を含む第二の成分が施与される前に乾燥される。
本発明において使用される固体の澱粉は、適切には粉末であり、種々の水分含有量を有し得る。
澱粉:1以上のポリマー(P)の重量比は、適切には約1:2〜100:1、好ましくは約1:1〜約50:1、最も好ましくは約2:1〜約20:1である。
1以上のポリマー(P)は、適切には、約0.1〜約99重量%、好ましくは約1〜約80重量%,より好ましくは約3〜約50重量%、最も好ましくは約5〜約20重量%のポリマー(P)を含む水性組成物中に存在する。
一つの実施態様において、本方法は、積層化された製品又は合板化された製品を製造する方法を含み、該方法は、適切には、本発明に従う接着剤系をシート状の材料、例えば薄層、ボード、単板等に施与すること、及び、それをさらなるシート状材料と接合することを含む。
一つの実施態様において、該方法は、木をベースとする材料の片が木のチップである複合製品を製造する方法を含む。ここで用語「木のチップ」は、本明細書においてチップ、かんなくず、フレーク、おがくず粒子、及び細かく分割された木をベースとする任意の類似の材料を含む。複合製品は、適切にはチップボード、パーティクルボード、又はファイバーボード又は配向されたストランドボード(oriented strand board)である。上記方法は、接着剤系を木をベースとする材料のチップに施与すること及び該チップを接合することを含む。該方法は、適切には木をベースとするチップを接着剤系と混合すること、チップと接着剤の混合物を形成すること、及び上記混合物をボードに圧縮することを含む。
1以上のポリマー(P):チップの重量比は適切には約1:500〜約1:5,好ましくは約1:100〜約1:10,最も好ましくは約1:50〜約1:20である。
前記1以上のポリマー(P)と混合する前のチップの水分含有量は適切には0〜約30重量%,好ましくは0〜約10重量%,最も好ましくは0〜約5重量%である。
圧縮の最初における、チップと接着剤系との混合物の水分含有量は、適切には約3〜約25重量%,好ましくは約5〜約20重量%,より好ましくは約7〜約15重量%,最も好ましくは約7〜約12重量%である。
適切な澱粉の例は、天然澱粉及び変性された澱粉、例えば馬鈴薯、トウモロコシ、コムギ、コメ、マメ等から作られたもの、例えばアセチル化された分解澱粉、アルキルコハク酸変性澱粉、酸化された澱粉(oxidated starch)、ヒドロキシプロピル化澱粉、カチオン性澱粉、アミロペクチン澱粉、高アミロースアセチル化澱粉、タピオカ澱粉、天然馬鈴薯澱粉、天然トウモロコシ澱粉、天然コムギ澱粉、天然コメ澱粉、及び天然マメ澱粉である。
1以上のポリマー(P)は適切には、アミン又はアミド基を含むモノマー単位を含む。適切には、1以上のポリマー(P)の約5〜約100%のモノマー単位が、好ましくは約25〜約100%が,より好ましくは約50〜約100%が,より好ましくは約90〜約100%が、最も好ましくはモノマー単位のすべてが、アミン又はアミド基を含む。
1以上のポリマー(P)は、適切には、一級アミン基又はアミド基を含む。1以上のポリマー(P)は好ましくは1以上のポリビニルアミン、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミン)、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルホルムアミド)、ポリアリルアミン、ポリエチレンイミン、ポリアミドアミン、及びポリビニルホルムアミドを含む。より好ましくは、1以上のポリマー(P)は、1以上のポリビニルアミン及びポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミン)を含む。最も好ましくは、ポリマー(P)は、ポリビニルアミンである。
一つの実施態様において、1以上のポリマー(P)は、適切にはビニルポリマーの群に属する。そのような場合、1以上のポリマー(P)は、好ましくは1以上のポリビニルアミン、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミン)、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルホルムアミド)、ポリアリルアミン、及びポリビニルホルムアミドを含む。より好ましくは、1以上のビニルポリマー(P)は一級アミン基を含む。最も好ましくはビニルポリマー(P)は、ポリビニルアミンである。
一つの実施態様において、1以上のポリマー(P)は適切には、一級アミノ基又はペンダント状アミド基を含む。1以上のポリマー(P)は、好ましくは1以上のポリビニルアミン、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミン)、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルホルムアミド)、ポリアリルアミン、ポリエチレンイミン、及びポリビニルホルムアミドを含む。最も好ましくは、ポリマー(P)は、ポリビニルアミン又はポリエチレンイミンである。
ポリビニルアミンは、通常、ポリビニルホルムアミドをある程度まで加水分解することにより製造される。「ポリビニルアミン」により、本明細書において、アミン基:ホルムアミド基のモル比が5:95〜100:0であるポリビニルアミンが意味される。もしアミン基:ホルムアミド基のモル比が5:95未満であるならば、該ポリマーはポリビニルホルムアミドと定義される。ポリビニルアミンのアミン基:ホルムアミド基のモル比は、好ましくは約10:90〜約100:0,より好ましくは約50:50〜約100:0,最も好ましくは約80:20〜約100:0である。
ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミン)は通常、ビニルアセテートとビニルホルムアミドを共重合させて、続いて、ビニルアルコール及びビニルアミン単位を有する共重合体を与えるところの加水分解をすることにより製造される。該共重合体には残っているホルムアミド基もあり得、残っているアセテート基もあり得る。ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミン)中のアミン基:ホルムアミド基のモル比は、5:95〜100:0である。もし、アミン基:ホルムアミド基の数の比が5:95未満であるならば、該ポリマーはポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルホルムアミド)と定義される。ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミン)又はポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミド)中のヒドロキシル基:アセテート基のモル比は、適切には約25:75〜100:0,好ましくは約75:25〜100:0である。ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルホルムアミン)又はポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルホルムアミド)中のアミン及びホルムアミド基:ヒドロキシル及びアセテート基のモル比は、適切には約3:97〜約100:0,好ましくは約10:90〜約100:0,最も好ましくは約25:75〜約100:0である。
1以上のポリマー(P)は、適切には、約1,000〜約1,000,000g/モル,好ましくは約10,000〜約800,000g/モル,より好ましくは約20,000〜約600,000g/モル,最も好ましくは約50,000〜約500,000g/モルの重量平均分子量を有する。
本接着剤系は、1以上のエチレン性不飽和モノマーのポリマー又はコポリマーの分散物に基づくさらなる組成物、適切には接着剤組成物、と混合されてもよい。1以上のエチレン性不飽和モノマーの適切なポリマー又はコポリマーの例は、ビニルエステルホモポリマー、例えばポリビニルアセテート、ビニルエステルのコポリマー、例えばエチレンビニルアセテートコポリマー(EVA)又はビニルアセテートとアクリルモノマーとのコポリマー、例えばメチルメタクリレート又はブチルアクリレート、スチレンブタジエンゴム(SBR)、及びポリアクリレートである。この場合、澱粉に基づく湿潤接着剤の量は、適切には接着剤系成分の総重量に基づいて約10〜約99重量%,好ましくは約25〜約85重量%,最も好ましくは約50〜約75重量%である。
接着剤系は、使用する直前に架橋剤と混合されてもよい。適切な架橋剤はアミノ基及び/又はヒドロキシル基に反応性のあるものである。架橋剤の例は、イソシアネート、アジピン酸を含むモノマー又はポリマー、メラミンホルムアミド樹脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂、メラミン塩、アルデヒド、例えばグルタールアルデヒド、グリオキサール、及びポリマー状アルデヒド、例えばジアルデヒド澱粉、及び錯体化剤、例えばジルコニウム塩である。それは接着剤系の2つの成分のいずれにも添加され得る。もし使用されるならば、接着剤系の成分における架橋剤の量は、適切には約30重量%まで、又は約0.1〜約30重量%である。
接着剤系は、適切には、アセトアセトキシ基を含む1以上のポリマー(P1)をさらに含む。1以上のポリマー(P)におけるアセトアセトキシ基の含有量は、約0.05〜約15モル%,好ましくは約1〜約10モル%である。1以上のポリマー(P1)は、好ましくはアセトアセチル化されたポリビニルアルコール(AAPVA)を含む。
1以上のポリマー(P1)は、適切には、約1,000〜約5,000,000g/モル,好ましくは約10,000〜約2000,000g/モルの重量平均分子量を有する。
澱粉、ポリマー(P)及びポリマー(P1)を含む接着剤系の1以上の成分は、それぞれ、さらに添加剤、例えば粘度調節剤、及びフィラー、例えばカオリン、小麦ミール、大豆ミール、胡桃殻ミール、又は木の接着剤配合物における使用に適することが公知である他のものをさらに含み得る。
1以上のポリマー(P)又は(P1)を含む接着剤系の成分は、無機又は有機の塩をもまた含み得る。1以上のポリマー(P)の一部はイオン的に電荷を帯びていてもよく、好ましくはカチオンに帯電していてもよい。1以上のポリマー(P)を含む成分の負の対イオンの量は、0〜約30重量%,又は約0.1〜約20重量%,又は約0.5〜約10重量%であり得る。
本方法の一つの実施態様において、施与される第一成分は澱粉を含み、施与される第二成分は1以上のポリマー(P)の溶液又は分散物を含み、施与される第三の成分は1以上のポリマー(P1)の溶液又は分散物を含む。施与される第一の成分は適切には固体の澱粉物質である。
本方法の一つの実施態様において、施与される第一の成分は1以上のポリマー(P)の溶液又は分散物を含み、施与される第二成分は1以上のポリマー(P1)の溶液又は分散物を含み、施与される第三の成分は、澱粉を溶液若しくは分散物又は固体物質のいずれかとして含む。
圧縮は、適切には、高められた温度において行われる。圧縮温度は、製造されるべき木をベースとする製品に依存するが、適切には約50〜約250℃,好ましくは約100〜約225℃,最も好ましくは約150〜約200℃である。
圧縮時間と圧縮温度は関連しており、より低い圧縮温度は一般的により長い圧縮時間を必要とする。製造されるべき木をベースとする製品が、適切な圧縮温度及び圧縮時間をも決定する。圧縮時間は、適切には、少なくとも10秒、また適切には、約10秒〜約60分、好ましくは少なくとも約30秒,また、好ましくは約30秒〜約30分,最も好ましくは少なくとも約1分,また好ましくは約1〜約15分である。
本発明は、木をベースとする製品を製造する方法により得られる木をベースとする製品にもまた関する。
本発明の木をベースとする製品は、適切には、積層化又は合板化された材料、例えば積層床材、合板床材、合板家具材、プライウッド、壁パネル、屋根パネル、積層化された梁(beam)、又は複合製品、例えばパーティクルボード、ファイバーボード、チップボード若しくは配向されたストランドボードである。好ましくは、それはプライウッド、合板家具材、合板床材、積層床材又はパーティクルボードである。
一つの実施態様において、本発明の木をベースとする製品は1以上の層であって、澱粉及びアミン基又はアミド基を含む1以上のポリマー(P)を含む1以上の接着性接合部(adhesive joint)で接合されている層を含む。
一つの実施態様において、本発明の木をベースとする製品は、澱粉及びアミン基又はアミド基を含む1以上のポリマー(P)を含む接着剤で接合されている木をベースとするチップを含む複合製品を含む。該複合製品は、適切には、該複合製品の乾燥重量として計算されて、約70〜約98重量%,好ましくは約80〜約90重量%の木をベースとする材料、約2〜約25重量%,好ましくは約5〜約15重量%の澱粉、及び約0.5〜約10重量%,好ましくは約2〜約6重量%の1以上のポリマー(P)を含む。
複合製品は、好ましくはチップボード、パーティクルボード、若しくはファイバーボード、又は配向されたストランドボードである。
本発明は、以下の非制限的な実施例によりさらに説明される。部及び百分率は、別に示されない限り、それぞれ重量部及び重量百分率を意味する。
実施例1:
2重量%の水分含有量を有する864gのウッドチップを205gの11重量%ポリエチレンイミン溶液(Polymin(商標)SK、Basf製)と混合し、続いて85.3gのコーンスターチ(C*Gum NC03432、Cerestar製、10%水分含有量)と混合することによりパーティクルボードが製造された。該チップの混合物は16mmの厚さのボードに圧縮された。圧縮は、3分間、189℃において行われた。圧力の配列は、160kg/cmで30秒間、40kg/cmで2.5分間、及び最後の30秒間は圧力なしであった。
引張強さ(内部結合、IB)は、5×5cmの片を2つの金属ブロックに糊付けし、それらを引き剥がすことにより測定された。厚み膨張(TSW)及び水吸収(ABS)もまた測定された。厚み膨張は、5×5cmの片が水に浸漬された(20℃,24時間)後、膨張の程度を計測することにより測定された。水吸収は、5×5cmの片が水に浸漬された(20℃,24時間)後、重量の増加を計測することにより測定された。
IB値は、190kPaであり、TSWは35%であり、ABS(24時間)は136%であった。
実施例2:
2重量%の水分含有量を有する50.7gのウッドチップを約4重量%(塩を含めて11重量%)のポリビニルアミン(Lupamin(商標)9095、Basf製)の水性溶液の10.9gと混合し、続いてそれぞれ5g及び10gのコーンスターチ(C*Gum NC 03432、Cerestar製、10%水分含有量)と混合することにより小スケールでパーティクルボードが製造された。チップの混合物は、10mmの厚さのボードに圧縮された。圧縮は、5分間、180〜185℃において9kg/cmにおいて行われた。この内部結合力(IB)は、5×5cmの片を2つの金属ブロックに糊付けし、それらを引き剥がすことにより測定された。
参照として、ポリビニルアミン溶液を使用する代わりに、10.9gの水が代わりに添加された以外は、同じ方法で2枚のボードが製造された。
Figure 0005225990

Claims (21)

  1. 木をベースとする製品を製造するための方法において、該方法は木をベースとする材料の1以上の片に接着剤系を施与すること及び該1以上の片を或る材料の1以上のさらなる片と接合させることを含み、該接着剤系は、澱粉を含む一の成分及びアミン基又はアミド基を含む1以上のポリマー(P)を含む別の成分を含み、該2つの成分は別々の成分として木をベースとする材料に施与される方法。
  2. 該2つの成分が、木をベースとする材料に施与される第一成分として及び施与される第二成分として互いに逐次的に施与される、請求項1に記載の方法。
  3. 施与される第一成分が1以上のポリマー(P)を含み、施与される第二成分が澱粉を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 1以上のポリマー(P)を含む、施与される第一成分が、施与の後であって、澱粉を含む第二成分が施与される前に乾燥される、請求項3に記載の方法。
  5. 澱粉:1以上のポリマー(P)の重量比が約1:2〜約100:1である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 澱粉:1以上のポリマー(P)の重量比が約2:1〜約20:1である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 木をベースとするチップを接着剤系と混合すること及び該チップを接合することを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 木をベースとする製品がチップボード、パーティクルボード、若しくはファイバーボード又は配向されたストランドボードである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 接着剤系をシート状の材料に施与すること及びそれをさらなるシート状材料と接合することを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  10. 1以上のポリマー(P):チップの重量比が、約1:100〜約1:10である、請求項7に記載の方法。
  11. 1以上のポリマー(P)が、一級アミン基又はアミド基を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 1以上のポリマー(P)が、ポリビニルアミン、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミン)、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルホルムアミド)、ポリアリルアミン、ポリエチレンイミン、及びポリビニルホルムアミドの群に属する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 接着剤系が、アセトアセトキシ基を含む1以上のポリマー(P1)を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法により得られ得る木をベースとする製品。
  15. 澱粉を含む一の成分及び、アミン基又はアミド基を含む1以上のポリマー(P)を含む別の成分を含む接着剤キットであって、該2つの成分が混合されていない別々の成分として存在し、該接着剤キットは該2つの成分が別々の成分として木をベースとする材料に施与されるように使用される、接着剤キット
  16. 澱粉:1以上のポリマー(P)の重量比が約1:2〜約100:1である、請求項15に記載の接着剤キット
  17. 澱粉:1以上のポリマー(P)の重量比が約2:1〜約20:1である、請求項15又は16に記載の接着剤キット
  18. 1以上のポリマー(P)が、一級アミン基又はアミド基を含む、請求項15〜17のいずれか1項に記載の接着剤キット
  19. 1以上のポリマー(P)が、ポリビニルアミン、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルアミン)、ポリ(ビニルアルコール−コ−ビニルホルムアミド)、ポリアリルアミン、ポリエチレンイミン、及びポリビニルホルムアミドの群に属する、請求項15〜18のいずれか1項に記載の接着剤キット
  20. 接着剤キットが、アセトアセトキシ基を含む1以上のポリマー(P1)を含む、請求項15〜19のいずれか1項に記載の接着剤キット
  21. 木をベースとする製品を製造するための請求項15〜20のいずれか1項に記載の接着剤キットの使用。
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