JP5224357B2 - 管継手、管体の接合方法および管継手の製造方法 - Google Patents

管継手、管体の接合方法および管継手の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、一対の螺旋溝を有する管体同士を接合する管継手、これを用いた管体の接合方法、および管継手の製造方法に関する。
従来、螺旋状の溝形状を有する管体同士を接合する際には、管体が有する螺旋溝に対応する形状の螺旋溝を有する管継手が使用されている。電線やケーブル等の保護のために用いられている管体を地中に埋設する場合には、その接続部には防水性を確保する必要がある。このため、管継手と管体との接合部には、水の侵入を防ぐための水膨張シートが設けられる。
図9(a)は、従来の管継手60を示す断面図である。管継手60の内面には螺旋状に連続した内面溝63が形成される。更に、管継手60の内周面には、内面溝63に沿って全周に水膨張シート61が貼り付けられる。
図9(b)から図9(d)は、管継手60を用いて管体65a、65b同士を接合する手順を示す図である。まず、図9(b)に示すように、管継手60の一方の端部に管体65aを配置させる。管体65aは外周面に螺旋状の溝を有する管体であり、管体65aの外周面の螺旋状の凹凸形状は、管継手60の内周面に施された内面溝63に対応した形状である。
次に、図9(c)に示すように、管継手60を回転させて管体65aにねじ込む。すなわち、管体65aの外周面を管継手60の内面溝63に螺合させる。管継手60は、管体65aの端部が、管継手60の挿入側とは反対側の端部近傍まで来るまでねじ込まれる。管体65aの端部が管継手60の端部までねじ込まれると、管体65aと同形状の管体65bを管体65aと対向するように配置する。管体65aと管体65bとが向き合う部分が突き合わせ位置67となる。
次に、管継手60を先ほどとは逆方向に回転させて、管体65aをねじ戻すとともに、管体65bを管継手60にねじ込む。すなわち、管継手60を管体65aにねじ込む際とは逆方向に回転させることにより、管継手60は、管体65aに対して、後方に螺合しながら移動するとともに、管継手60は管体65bと螺合しながら、管体65b方向に前進する。管体65aと管体65bとの突き合わせ位置67が管継手60のほぼ中央に来た状態で管体65aと管体65bとの接合が完了する。
この状態においては、管体65aが管継手60と螺合している長さ(以下「被り代」と称する)は、管体65bと管継手60との被り代とほぼ同じである。したがって、管体65a、65bともに確実に管継手60と螺合し、それぞれの被り代において水膨張シート61が設けられるため、確実に防水することができる。
しかし、管継手60に管体65a、65bを螺合させた状態では、突き合わせ位置67が管継手60のどこに位置しているか、管継手60の内部を確認できないことから、外観からは見分けがつかない。したがって、図10に示すように、突き合わせ位置67が管継手60の端部近傍に位置していても、外観上は分らない。すなわち、突き合わせ位置67が管継手60のいずれか一方の側にずれて位置しており、管体65a、65bのいずれかの管体と管継手60との被り代が十分でないと、水膨張シート61による止水が確実に行われず、管体内へ水が浸入する恐れがある。
また、さらに被り代が小さくなり、管体65bと内面溝63との螺合が少ない場合(例えば螺合代が内面溝63の1〜2ピッチ程度)である場合には、管体65bに力が加わった際に、管継手60と管体との螺合が外れ、例えば管体65bが管継手60から脱落する恐れがある。したがって、管体65aと管体65bとの被り代を所定長さ確保するとともに、両者の被り代をほぼ同じとなることが望ましい。
このような同じ被り代を得るための管継手としては、管継手の内部に管継手全長の長さ方向の中央の位置に、転写可能な物質を塗布しておき、当該物質が塗布されていない側から管体を挿入し、他端において接合する管体と突き合わせた後、管継手を戻して、管継手の内部の長さ方向の半分の位置に塗布した当該物質が視認されるまで管継手を回転させることで、突き合わせ位置を管継手の中央に位置させることができる管継手がある(特許文献1)。
特開2004−176829号公報
しかし、特許文献1のような管継手では、内部の所定の位置に物質を塗布する必要があるため、取扱い性に劣り、また、転写物質が脱落した場合や、転写が確実に行われなかった場合、または転写物質が所定部位以外に付着した場合などには確実に付き合わせ位置が管継手の中央に位置しない恐れがあるという問題がある。
また、突き合わせ位置においては、管体同士の端部が位置するが、管体の端部位置に水膨張シートが位置することで、水膨張シートの膨張時に管体の端部を内方向へ押しつける。このため、管体端部が変形し、管体へ電線等を導通させる際に、電線先端が管体の変形部へ引っ掛かる恐れがあるという問題がある。水膨張シートを管継手の中央部には貼り付けない方法もあるが、前述の通り、突き合わせ位置が管継手の中央からずれる場合があるため、確実に対応することは困難である。
したがって、管体を接続する管継手内において、管体の先端の位置を確実に把握しなければ、管の接続部における管体内への水の侵入等の恐れがあり、管体内への水の侵入によって、電気配線の場合は漏電等の恐れがあり、また、光ケーブル等においても屈折率の変化等の問題が生じる恐れがある。このような問題が生じると、補償問題につながる恐れがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、管体同士を接合する際に、両側へ接合される管体と管継手とのそれぞれの被り代が略同一となり、管体端部位置の変形(つぶれ)が生じることがない管継手、これを用いた管体の接合方法、および管継手の製造方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、内面に連続して形成される螺旋状の溝を有する管継手であって、前記管継手の内周面に貼り付けられるシート部材と、前記管継手の内面に突出するストッパと、を具備し、前記ストッパは、前記管継手の一方の端部からの距離と、前記管継手の他方の端部からの距離とが略1対2の関係となるように設けられることを特徴とする管継手である。
なお、ここで、前記管継手の一方の端部からの距離と、前記管継手の他方の端部からの距離とが略1対2の関係となるとは、管体の一方の端部からねじ込んだ管体がストッパと接触するまでの螺合長さ(管継手の軸方向長さ)と、管体の他方の端部からねじ込んだ管体がストッパと接触するまでの螺合長さとが概ね1対2であることを意味し、ストッパの幅や螺旋溝の影響で生じるずれは考慮しないものとする。
前記シート部材は、前記管継手の端部近傍の内周面に貼り付けられ、前記シート部材の貼り付け長さは、前記管継手の端部から前記ストッパまでの長さよりも短いことが望ましい。
前記ストッパは、前記管継手の軸方向に複数箇所設けられ、前記管継手の一方の端部から前記管継手の内部に向かって最初に形成されるストッパまでの距離と、前記管継手の他方の端部から前記管継手の内部に向かって最初に形成されるストッパまでの距離とが略1対2の関係となってもよい。
第1の発明によれば、管継手の内面にストッパが設けられ、ストッパの位置が、管継手の一方の端部からストッパまでの距離と他方の端部からストッパまでの距離の比が略1対2の関係となる位置であるため、管継手に接合される管体のそれぞれの被り代を略同一にすることができる。
また、管体がストッパと接触するまでねじ込めば良いため、作業が容易で確実であり、さらに螺合代などを視認する必要がないため、暗い場所でも確実に作業を行うことができる。
また、水膨張シートなどのシート部材の長さが管継手の端部からストッパまでの距離よりも短いため、管体を管継手に接合した状態で管体の端部近傍にシート部材が存在せず、管体の変形を防止することができる。なお、ここでは、シート部材の長さが前記管継手の端部から前記ストッパまでの長さよりも短ければ、前記管継手の端部から前記ストッパまでの長さが長い側と短い側とのそれぞれのシート部材長さが異なっても使用可能である。また、管継手の端部からストッパまでの距離が短い側の長さよりも、管継手両側に貼り付けるそれぞれのシート部材の長さがともに短い方が、シート部材の材料費や管継手を螺合する際の抵抗を少なくすることができることから望ましく、さらに管継手の両側の止水性能を揃えるためには、両側のシート部材の長さを同一にするのがより望ましい。
第2の発明は、内面に連続して形成される螺旋状の溝を有する管継手であって、前記管継手の内周面に貼り付けられるシート部材と、前記管継手の内面に突出するストッパと、を具備し、前記ストッパは、前記管継手の一方の端部からの距離と、前記管継手の他方の端部からの距離とが略1対2の関係となるように設けられることを特徴とする管継手を用いて、前記管継手の内面に設けられた螺旋溝に対応する螺旋形状が外周面に設けられた管体を接合する方法であって、第1の管体を、前記ストッパまでの距離が長い側の前記管継手の端部から、前記第1の管体が前記ストッパと接触するまで管継手を螺合させて係合し、第2の管体を、前記管継手の他方の端部から、前記第2の管体が前記ストッパと接触するまで第1の管体を係合させる時とは逆方向に管継手を回転して螺合させて係合することを特徴とする管体の接合方法である。
前記管継手によって前記第1または前記第2の管体を係合した状態で、前記管継手の中心方向における前記ストッパの先端が、前記第1または前記第2の管体断面の径方向における凸部外面位置と凹部内面位置との間に位置することが望ましい。
第2の発明によれば、管継手の内面にストッパが設けられ、ストッパの位置が、管継手の一方の端部からストッパまでの距離と他方の端部からストッパまでの距離の比が略1対2の関係となる位置である管継手を用いるため、管継手に接合される管体のそれぞれの被り代を略同一にすることができる。
また、管体がストッパと接触するまでねじ込めば良いため、作業が容易で確実であり、さらに螺合代などを視認する必要がないため、暗い場所でも確実に作業を行うことができる。
また、管継手のストッパ先端の中心方向(径方向)の位置が、管体断面を径方向に見た場合の、凸部外面位置と凹部内面位置の間に位置するため、管体を螺合させる際に、管体端部がらせん状の溝のどの位置であっても、管体端部をストッパ位置に止めることができ、さらに、管体接合後に管体内へ電線等を導通させる際に、電線等の先端がストッパと引っ掛かることがない。
第3の発明は、管継手の内周面に貼り付けられるシート部材と、前記管継手の内面に突出するストッパと、を具備し、前記ストッパは、前記管継手の一方の端部からの距離と、前記管継手の他方の端部からの距離とが略1対2の関係となるように設けられることを特徴とする管継手の製造方法であって、前記ストッパに対応する凹部を有する金型を用い、前記金型により形成される半割形状のキャビティー内に前記シート部材を配置し、前記キャビティー内に樹脂を注入して半割形状部材を形成し、一対の前記半割形状部材を対向させて接合し、管状の管継手を形成することを特徴とする管継手の製造方法である。
第4の発明は、管継手の内周面に貼り付けられるシート部材と、前記管継手の内面に突出するストッパと、を具備し、前記ストッパは、前記管継手の一方の端部からの距離と、前記管継手の他方の端部からの距離とが略1対2の関係となるように設けられることを特徴とする管継手の製造方法であって、前記ストッパに対応する凸部を有する金型を用い、前記金型内に筒状のパリソンを供給し、前記パリソン内部にエアー送気することでブロー成型により管体を形成し、前記管体の内周面に前記シート部材を貼り付けることで管状の管継手を形成することを特徴とする管継手の製造方法である。
第3、第4の発明によれば、管継手の内面にストッパが設けられ、ストッパの位置が、管継手の一方の端部からストッパまでの距離と他方の端部からストッパまでの距離の比が略1対2の関係となる位置である管継手を容易に製造することができる。
本発明によれば、管体同士を接合する際に、両側へ接合される管体と管継手とのそれぞれの被り代が略同一となり、管体端部位置の変形が生じることがない管継手、これを用いた管体の接合方法、および管継手の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態にかかる管継手1について説明する。図1は、管継手1を示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は断面図である。
管継手1は、内面に連続した螺旋状の溝である内面溝9を有する筒状部材である。管継手1の両側の開口部が挿入部3a、3bである。管体は挿入部3a、3bから管継手1内へ挿入され接合される。内面溝9の溝ピッチや溝深さは、接合する管体に応じて決定される。すなわち、内面溝9の形状は、接続する管体の外面に形成される螺旋状凹凸形状に対応しており、管体が管継手に螺合可能な形状である。管継手1としては、例えば硬質ポリエチレンやポリプロピレン、ABS等の樹脂が使用できる。
管継手1の内面には、管継手の螺旋状の内面溝よりも管継手1中心方向へ突出するストッパ7が設けられる。ストッパ7は、接続する管体がそれ以上ねじ込まれることを防ぐための部位である。管継手のストッパが、管体断面の径方向の凸部外面と凹部内面の管継手断面中心方向に対して中間に位置していることから、管体を螺合させる際に、ストッパ7に管体の挿入部3aまたは3bが当接し、管体をストッパ位置に止めることができる。
ストッパ7は、管継手1の一方の端部(挿入部3a)からL1の長さであって、他方の端部(挿入部3b)からL2の長さの位置に設けられる。L1とL2とは概ね2対1の関係である。すなわち、管継手1の全長をLとすると、L1=(2/3)・L、L2=(1/3)・Lの関係が成り立つ。なお、ストッパ7の厚みや内面溝9によって、ストッパ7の配置は厳密に上記関係を満たす必要はなく、例えば、ストッパ7の厚さ分や、内面溝9の1ピッチ分(ピッチとは、管継手1の軸方向における隣接する内面溝同士の距離をいう)程度の位置ずれが生じてもよい。
また、図1(b)に示す例では、ストッパ7は断面において上下に設けられているが、ストッパ7の配置は、管継手1の周方向における一部のみであってもよい。また、L2(ストッパ7と管継手1の端部との距離の内、短い側の長さ)は、管体を確実に接合するために、少なくとも内面溝9のピッチの1.5倍以上の長さであることが望ましく、内面溝9のピッチの2.0倍以上とするのがさらに望ましい。
管継手1の内面には、内面溝9に沿ってシート部材である水膨張シート5が設けられる。水膨張シート5は、管継手1と一体で形成されてもよく、または管継手1の形状を成型後、別途貼り付けられてもよい。管継手1の製造方法については後述する。
水膨張シート5は、管継手1の両端からそれぞれA1、A2の長さ範囲にのみ設けられる。A1とA2の長さは略同一である。また、A1およびA2の長さは、L2の長さよりも短い。すなわち、水膨張シート5は、管継手1の端部近傍(管継手1の端部から所定の範囲)のみに施され、水膨張シート5が施される範囲は、管継手1の端部からストッパ7までの長さの内、短い側の長さよりもさらに短い。
なお、水膨張シート5による止水効果を得るためには、水膨張シート5は最低でも内面溝9の1ピッチ以上の長さに設けることが望ましく、1.5ピッチ以上の長さに設けることが望ましい。
ここで、水膨張シート5としては、水を吸収して膨張する部材であれば良く、例えば粉粒状、繊維状などの高吸水性樹脂等の水膨張体と、必要に応じて接着剤(バインダ)等を混入して形成された不織布等が使用できる。また、不織布と水膨張体に加え、成形時の熱で溶ける繊維状等の低融点の熱可塑性合成樹脂を混入してもよい。
また、水膨張シート5は単層ではなく複数の層からなってもよい。例えば、水を吸収し手膨張する水膨張層と水膨張層の内面側に、水膨張層を保護し、水膨張性を有しない不織布等を設けてもよい。不織布としては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、EVA等一般的な合成繊維等でよく、耐熱性を有するものが望ましい。
次に、管継手1を用いた、管体の接合方法について説明する。図2は管継手1による管体11a、11bの接合方法を示す図である。前述の通り、管体11a、11bともに外面に連続した螺旋状の凹凸形状を有しており、管体11a、11bの螺旋状の形状は管継手1の内面溝9に対応した形状である。
まず、図2(a)に示すように、管継手1の端部近傍に同一軸上に管体11aを配置する。最初に挿入される管体11aは、管継手1の挿入部3a側に配置される。挿入部3aは、管継手1の端部から管継手軸方向に向かってストッパ7までの距離が長い側(図1(b)のL1側)である。
次に、管体11aへ管継手1をねじ込む。この際、管体11aの外周面の螺旋状形状と管継手1の内面溝9とが螺合する。管継手1を管体11aにねじ込むと、図2(b)に示すように、管体11aの先端がストッパ7と接触する。管体11aの先端がストッパ7と接触すると、管継手1はそれ以上管体11aにねじ込むことができなくなる。したがって、作業時に、管体11aがストッパ7に接触したことを容易に知ることができる。
この状態で、接合対象の管体11bを管継手1の挿入部3aと反対側の挿入部3b側の端部に同一軸上に配置する。挿入部3bは、管継手1の端部から管継手軸方向に向かってストッパ7までの距離が短い側(図1(b)のL2側)である。
次に、管継手1を管体11bに管継手を逆方向に回転させてねじ込む。この際、管体11bの外周面の螺旋状形状と管継手1の内面溝9とが螺合する。したがって、管継手1は管体11aに対して、後方(管継手1の外方)に移動しながら、管継手1が管体11bに対して、前方(管継手1の内方)へ移動する。管継手1を管体11bにねじ込むと、図2(c)に示すように、管体11bの先端がストッパ7と接触する。管体11bの先端がストッパ7と接触すると、管継手1はそれ以上管体11bにねじ込むことができなくなる。したがって、作業時に、管体11bがストッパ7に接触したことを容易に知ることができる。
このようにして管体11a、11bの接合作業が完了する。この際、管体11aと管継手1との被り代B1と、管体11bと管継手1との被り代B2とは略同一となる。また、水膨張シート5は、管継手1の端部からL2(すなわちB2)よりも短い範囲にのみ形成される。したがって、管体11a、11bの先端部近傍には、水膨張シート5は設けられていない。
図3は、図2(c)のC部拡大断面図である。管継手1の径方向におけるストッパ7の先端位置が、管継手1の径方向に対して、管体11b(または管体11a)の内面D1の位置と管体11b(または管体11a)の外面D2の位置との間に位置していれば良い。すなわち、ストッパ7の先端位置が管体11b(または管体11a)の外面位置より中心方向に突出し、管体11b(または管体11a)の内面D1の位置に対して中心方向に後退していれば、ストッパ7は、ストッパとして機能させることができる。
ここで、管体11a、11bの凸部外面とは、管体11a、11bの螺旋形状等を考慮した最大径部(管体の凸部位置先端の外面)であり、管体11a、11bの凹部内面とは、管体11a、11bの螺旋形状等を考慮した管体内面の最小径部(管体の凹部位置先端の内面)である。
次に、管継手1の製造方法について説明する。図4は管継手1の製造方法の一例を示す図である。たとえば、図4(a)に示すように、管継手1は、半割り管13を製造し、一対の半割り管13を接合すれば良い。
図4(a)は半割り管13を示す斜視図であり、図4(b)は半割り管13の底面図、図4(c)は一対の半割り管13a、13bを対向させて接合した状態の側面図である。
半割り管13は、内部に内面溝9が設けられ、内面溝9に沿って内周面側に水膨張シート5が設けられる。水膨張シート5が設けられる範囲は、前述のとおりである。半割り管13の内面の一部にはストッパ7が設けられる。ストッパ7は半割り管13の内面に突出している。ストッパ7が形成される位置は、前述のとおりである。
このような半割り管13を一対(13a、13b)形成し、互いの下面である接合面15を突き合わせて接合する。なお、この際、内面溝9が連続的に形成されるように半割り管13a、13bを接合する。また、半割り管13a、13bの両側にストッパ7が形成されている場合には、ストッパ7の位置(半割り管13の端部からストッパ7までの距離)が、同じになるように接合する。
半割り管13a、13bの接合は、接着や溶着など公知の方法が使用できる。なお、接合面を増やすために、半割り管13の接合面を外方に張り出してフランジ部を形成してもよい。なお、図4(c)に示すように、それぞれストッパ7が設けられた半割り管13a、13bが接合された状態での、E−E線断面図が、図1(b)に対応する態様となる。
図5は、半割り管13の形成方法を示す図である。半割り管13は例えばインジェクション成形により形成すれば良い。インジェクション成形には、固定型17および可動型19の金型を用いる。固定型17は半割り管13の内面側の形状(管継手1の内面溝9に相当する)に対応する表面形状を有し、全体として半円状の凸形状である。固定型17の所定の部位には凹部25が設けられる。凹部25はストッパ7に対応する部位である。
可動型19は、半割り管13の外面を形成し、半割り管13の外面形状に対応する凹状の形状を有する。固定型17と可動型19を組み合わせると、半割り管13の形状を有するキャビティーが形成される。
可動型19の一部にはゲート23が設けられ、ゲート23の外方には射出部21が設けられる。射出部21は樹脂を加熱して先端から樹脂を射出する部位である。
半割り管13を成型するためには、まず固定型17の表面に沿って水膨張シート5を所定の位置に配置する。この状態で、可動型19を固定型17に型締めし、射出部21によってゲート23からキャビティーへ樹脂を射出する。
図5(b)に示すように、樹脂はキャビティーに充填され、樹脂は、固定型17および可動型19により形成されるキャビティー形状に成型される。この際、水膨張シート5は、樹脂によって固定型17に押し付けられ、固定型17の表面形状に沿って樹脂と一体化される。
樹脂が冷却されたのち、可動型19を型開きし、図示を省略したエジェクトピンによって成形された半割り管13を固定型17から取り外す。以上により、水膨張シート5およびストッパ7が一体的に成形された半割り管13を得ることができる。
図6は、管継手1の別の製造方法を示す図である。管継手1はブロー成型によって形成してもよい。ブロー成型により管継手1を成型するためには、型割が可能な金型27を用い、上方にパリソン供給部が配置する。金型27の内面には、管継手1の内面形状(内面溝9等)が形成されている。
金型27の内面の一部には、凸部28が設けられる。凸部28はストッパ7に対応する。
金型27を閉めた状態で、パリソン供給部31より円筒状のパリソン(可塑化した樹脂)を供給し、パリソン内部にエアーを吹き込むことで、パリソンは外部の金型に張り付き冷却固化される。この状態で金型27を型開きし、内面溝9およびストッパ7を有する管体が成形される。
さらに管体内部の所定の位置に水膨張シート5を接着等によって貼り付けることで、管継手1が形成される。
以上説明したように、本発明の実施形態にかかる管継手1によれば、管体11a、11b同士を容易にかつ確実に接合することができる。特にストッパ7は、管継手1の両側からの距離が略1対2の位置に設けられる。このため、管体11a、11bの接合作業において、接続する管体11a、11bがストッパ7に接触するまで管継手1をねじ込めば良いため、作業性に優れる。また、接合された状態において、管体11a、11bと管継手1との被り代は略同一となる。したがって、管継手1と管体11a、11bとが脱落し、または、内部に水が浸入することを防止することができる。
また、水膨張シート5の設置範囲が、管継手1の端部からストッパ7までの距離よりも短いため、管体11a、11bを接合した状態で、管体11a、11bの先端部周囲には水膨張シート5が存在しない。したがって、水膨張シート5が膨張しても、管体11a、11bの端部には力が生じず、管体11端部の変形やつぶれが生じない。したがって、管体11a、11bに電線等を導通させる際に、電線等が管体11a、11b端部に引っ掛かることがない。
また、ストッパ7の先端の径方向における位置は、管体11a、11bの径方向における外面と内面の位置の間に位置するため、管体11a、11bに電線等を導通させる際に、電線等がストッパ7に引っ掛かることがない。
また、ストッパ7はインジェクション成形やブロー成型によって、一体成型されるため、製造も容易である。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図7は第2の実施の形態にかかる管継手40を示す断面図である。なお、以下の説明において、図1に示す管継手1と同一の機能を果たす構成要素には、図1と同一の符号を付し、重複した説明を避ける。
管継手40は、管継手1と異なり、ストッパ7が管継手40の軸方向に複数個所設けられる。管継手40の内面にはストッパ7a、7bが設けられる。
ストッパ7aは、管継手40の挿入部3a側の端部からL1の位置に設けられる。ストッパ7bは反対側の端部である挿入部3b側の端部からL2の位置に設けられる。
L1とL2とは概ね2対1の関係である。すなわち、管継手40の全長をLとすると、L1=(2/3)・(L1+L2)、L2=(1/3)・(L1+L2)で、同時にL>L1+L2という関係を満たす必要がある。上記の関係を満足する範囲では、2つのストッパ7a、7bの間隔を任意に設定できる。
L1=(2/n)・L、L2=(1/n)・L(但し、n=4)の関係が成り立つようにすれば、ストッパ7a、7bの間隔Mを、L2に等しくすることができる。このようにすれば、寸法バランスの良い管継手が得られる。
さらに、管継手の全長Lが、L=L1+L2の場合には、ストッパ7a、7bが同一の位置に設けられるため、ストッパが一つの管継手1と同様になる。
なお、ストッパ7a、7bの厚みや内面溝9によって、ストッパ7a、7bの配置は厳密に上記関係を満たす必要はなく、例えば、ストッパ7a、7bの厚さ分や、内面溝9の1ピッチ分(ピッチとは、管継手40の軸方向における隣接する内面溝同士の距離をいう)程度のずれが生じてもよい。
また、水膨張シート5の貼り付け長さは、L2の長さよりも短い。すなわち、水膨張シート5は、管継手40の端部近傍(管継手40の端部から所定の範囲)のみに施され、水膨張シート5が施される範囲は、管継手40の端部からストッパ7bまでの長さ(短い側の長さ)よりもさらに短い。
第2の実施形態にかかる管継手40によれば、管継手1と同様の効果を得ることができる。また、任意の長さの管継手について、必要最低限の被り代を設定することができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、管継手の製造方法は、実施の形態に限られない。図8は別の管継手50の製造方法を示す図である。図8(a)に示すように、ストッパ51を別に用い、ストッパ51を、ストッパを有さない管継手の内面に接合してストッパ付きの管継手を形成してもよい。図8(b)はストッパ51を管継手の内面に接合した状態を示す図である。ストッパ51は管継手内面の所定の位置に接着や溶着等で接合される。
また、ストッパの形状は実施形態におけるストッパ7やストッパ51の形状に限られない。管継手の内面溝9に螺合する管体が、ストッパと接触してそれ以上ねじ込まれなければよく、内面溝9により形成される内面凹部、凸部のいずれの位置に設けられてもよい。またストッパは、管継手の周方向の一部のみに設けてもよく、全周にわたり設けてもよい。たとえば、内面溝9の所定長さ範囲を埋めるようにして嵌められたリング状のものでも良い。
この場合、管継手の全長をLとした場合、L1=(2/3)・(L1+L2)、L2=(1/3)・(L1+L2)の関係は厳密には満たさないが、ストッパの形成範囲や内面溝9の位置によって、ストッパの配置は厳密に上記関係を満たす必要はない。例えば、内面溝9に沿って嵌められたリングを用いれば、ストッパの位置は最大内面溝の1ピッチ範囲にわたり設けられるため、ストッパ位置が厳密にはならないが、上述の式を厳密に満たさなくても、前述の方法で管体11a、11bを接合した場合に、概ね被り代が同一となれば良い。
管継手1を示す図で、(a)は斜視図、(b)は断面図。 管継手1を用いて、管体11a、11bを接合する方法を示す図。 図2(c)のC部拡大図で、ストッパ7と管体11bの内径の関係を示す図。 半割り管13を示す図で、(a)は半割り管13の斜視図、(b)は底面図、(c)は一対の半割り管13a、13bを対向して接合した状態を示す図。 半割り管13の製造方法を示す図。 管継手1を製造する方法を示す図。 管継手40を示す断面図。 管継手50を示す図で、(a)はストッパ51を示す斜視図、(b)は管継手50の断面図。 従来の管継手60を用いて管体65a、65bを接合する方法を示す図。 突き合わせ位置67がずれた状態を示す図。
符号の説明
1、40、50………管継手
3a、3b………挿入部
5………水膨張シート
7………ストッパ
9………内面溝
11a、11b………管体
13………半割り管
15………接合面
17………固定型
19………可動型
21………射出部
23………ゲート
25………凹部
27………金型
28………凸部
29………パリソン
31………パリソン供給部
51………ストッパ
60………管継手
61………水膨張シート
63………内面溝
65a、65b………管体
67………突き合わせ位置

Claims (7)

  1. 内面に連続して形成される螺旋状の溝を有する管継手であって、
    前記管継手の内周面に貼り付けられるシート部材と、
    前記管継手の内面に突出するストッパと、
    を具備し、
    前記ストッパは、前記管継手の一方の端部からの距離と、前記管継手の他方の端部からの距離とが略1対2の関係となるように設けられることを特徴とする管継手。
  2. 前記シート部材は、前記管継手の端部近傍の内周面に貼り付けられ、
    前記シート部材の貼り付け長さは、前記管継手の端部から前記ストッパまでの長さよりも短いことを特徴とする請求項1記載の管継手。
  3. 前記ストッパは、前記管継手の軸方向に複数箇所設けられ、
    前記管継手の一方の端部から前記管継手の内部に向かって最初に形成されるストッパまでの距離と、前記管継手の他方の端部から前記管継手の内部に向かって最初に形成されるストッパまでの距離とが略1対2の関係となることを特徴とする請求項1または請求項2に管継手。
  4. 内面に連続して形成される螺旋状の溝を有する管継手であって、前記管継手の内周面に貼り付けられるシート部材と、前記管継手の内面に突出するストッパと、を具備し、前記ストッパは、前記管継手の一方の端部からの距離と、前記管継手の他方の端部からの距離とが略1対2の関係となるように設けられることを特徴とする管継手を用いて、前記管継手の内面に設けられた螺旋溝に対応する螺旋形状が外周面に設けられた管体を接合する方法であって、
    第1の管体を、前記ストッパまでの距離が長い側の前記管継手の端部から、前記第1の管体が前記ストッパと接触するまで管継手を螺合させて係合し、
    第2の管体を、前記管継手の他方の端部から、前記第2の管体が前記ストッパと接触するまで第1の管体を係合させる時とは逆方向に管継手を回転して螺合させて係合することを特徴とする管体の接合方法。
  5. 前記管継手によって前記第1または前記第2の管体を係合した状態で、前記管継手の中心方向における前記ストッパの先端が、前記第1または前記第2の管体断面の径方向における凸部外面位置と凹部内面位置との間に位置することを特徴とする請求項4記載の管体の接合方法。
  6. 管継手の内周面に貼り付けられるシート部材と、前記管継手の内面に突出するストッパと、を具備し、前記ストッパは、前記管継手の一方の端部からの距離と、前記管継手の他方の端部からの距離とが略1対2の関係となるように設けられることを特徴とする管継手の製造方法であって、
    前記ストッパに対応する凹部を有する金型を用い、前記金型により形成される半割形状のキャビティー内に前記シート部材を配置し、前記キャビティー内に樹脂を注入して半割形状部材を形成し、一対の前記半割形状部材を対向させて接合し、管状の管継手を形成することを特徴とする管継手の製造方法。
  7. 管継手の内周面に貼り付けられるシート部材と、前記管継手の内面に突出するストッパと、を具備し、前記ストッパは、前記管継手の一方の端部からの距離と、前記管継手の他方の端部からの距離とが略1対2の関係となるように設けられることを特徴とする管継手の製造方法であって、
    前記ストッパに対応する凸部を有する金型を用い、前記金型内に筒状のパリソンを供給し、前記パリソン内部にエアー送気することでブロー成型により管体を形成し、前記管体の内周面に前記シート部材を貼り付けることで管状の管継手を形成することを特徴とする管継手の製造方法。
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