JP5224029B2 - 軸受付き樹脂プーリの製法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のエンジン部分等に使用される軸受付き樹脂プーリの製法に関するものである。
従来の車両(例えば、自動車)に使用されるプーリは、金属より成るものが多くを占めていた。しかし、車両の軽量化に伴い、耐磨耗性の高い樹脂材(例えば、フェノール等の熱硬化樹脂)より成るプーリが使用されている。そして、樹脂材より成るプーリと、転がり軸受とを一体に成形した軸受付き樹脂プーリが公知である(特許文献1を参照)。この軸受付き樹脂プーリは、成形型に軸受をインサートした状態で、その成形型のキャビティに溶融樹脂を射出するという方法(射出成形方法)によって製作されている(特許文献2を参照)。
成形型に射出された溶融樹脂は、成形型が加熱されるのに伴って反応し、固化されてプーリ部が形成される。このとき、均質なプーリ部を得るためには、成形型の内部の温度勾配(温度差)を抑えること、即ち、成形型を一様に加熱することが必要である。そして、プーリ部の肉厚を一定としなければならない。例えば、図7に示される軸受付き樹脂プーリ100’のように、プーリ部50におけるリム部51の肉厚t’と連結部52の肉厚t’をほぼ同じにしなければならない。
しかし、軸受付き樹脂プーリ100’では、プーリ部50に作用する強度に応じてリム部51や連結部52の肉厚t’を厚くしたり、薄くしたりすることが望ましい。従来の軸受付き樹脂プーリで、強度を確保すべく所定部の厚肉化を図ると、成形型からの熱(温度)が内部に伝わりにくくなり、プーリ部の表面と内部とで温度勾配(温度差)が発生してしまう。これにより、プーリ部の内部強度の確保が困難になる。
実開平6−32814号公報 特開平8−142112号公報
本発明は、上記した事情に鑑み、軸受付き樹脂プーリの製法において、プーリ部の連結部の表面部と内部との間で温度勾配を抑え、連結部の厚肉化を可能にすることを課題としている。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を達成するための前提となる軸受付き樹脂プーリは、
転がり軸受の外輪に樹脂材より成るプーリ部が一体に形成された軸受付き樹脂プーリであって、
前記プーリ部は、前記転がり軸受の外輪に固着するリング状のボス部と、前記ボス部よりもラジアル方向の外側に配置されたリング状のリム部と、前記ボス部と前記リム部とをラジアル方向で連結する連結部とを備え、
前記連結部の内部にラジアル方向に埋設される第1リブと、前記リム部の外側に露出状態で位置するリング状の第2リブとが、前記転がり軸受の中心軸を含む断面においてT字状に交差して形成された金属部材が設けられ、
その金属部材は、前記第1リブの先端が前記ボス部に到達せずに前記連結部内に留まって前記転がり軸受の外輪と非接触状態に配置されるとともに、アキシャル方向において前記リム部の幅及び前記第2リブの幅は前記ボス部の幅より大であり、かつ前記第2リブの内周面が前記リム部の外周面に接触し、リング状の前記第2リブの内周面全体でリング状の前記リム部の外周面を覆っている。
本発明に係る軸受付き樹脂プーリは、上記したように構成されていて、プーリ部の連結部に金属部材が埋設されている。しかも、この金属部材は、プーリ部の外周面に露出している。このため、成形型に転がり軸受と金属部材をインサートして樹脂プーリ付き軸受を射出成形するとき、金属部材と成形型とが接触する。そして、プーリ部の連結部には、金属部材を介して成形型の熱が伝わる。これにより、連結部を厚肉化しても、その表面部と内部(金属部材が埋設されている部分)とが同様な温度勾配(温度差)をもって加熱される。換言すれば、連結部の表面部と内部に温度勾配を生じさせることなく、連結部を厚肉化することができる。
具体的には、前記連結部は、前記ボス部の外周面と前記リム部の内周面とを連結する円板状であり、
前記金属部材はT字状の断面を有するリング状であり、
前記金属部材の縦リブの部分が前記連結部に埋設されているとともに、その横リブの部分が前記リム部の外周面を覆うように露出されているようにできる。
これにより、簡単な形状の金属部材をインサート成形することができる。また、金属部材がリム部の外周面を覆っているため、金属部材の外周面がベルト転走面となる。この結果、ベルト転走面の耐磨耗性が向上する。
また、金属部材の縦リブの先端部は、前記転がり軸受の外輪と非接触とされていることが望ましい。
これにより、成形型の熱が転がり軸受に伝わることが抑制され、転がり軸受を損傷するおそれが小さくなる。
そして、上記課題を達成するために本発明は、
転がり軸受の外輪に樹脂材より成るプーリ部が一体に形成され、
前記プーリ部は、前記転がり軸受の外輪に固着するリング状のボス部と、前記ボス部よりもラジアル方向の外側に配置されたリング状のリム部と、前記ボス部と前記リム部とをラジアル方向で連結する連結部とを備え、
前記連結部の内部にラジアル方向に埋設される第1リブと、前記リム部の外側に露出状態で位置するリング状の第2リブとが、前記転がり軸受の中心軸を含む断面においてT字状に交差して形成された金属部材が設けられ、
その金属部材は、前記第1リブの先端が前記ボス部に到達せずに前記連結部内に留まって前記転がり軸受の外輪と非接触状態に配置されるとともに、アキシャル方向において前記リム部の幅及び前記第2リブの幅は前記ボス部の幅より大であり、かつ前記第2リブの内周面が前記リム部の外周面に接触し、リング状の前記第2リブの内周面全体でリング状の前記リム部の外周面を覆うように構成される軸受付き樹脂プーリの製法であって、
射出成形機の成形型に前記転がり軸受と、前記第2リブが前記転がり軸受の外輪よりもラジアル方向の外側に配置され、成形状態で前記第1リブが前記プーリ部の連結部に埋設される前記金属部材とをインサートし、前記金属部材の第2リブを前記成形型に接触させてキャビティに熱硬化性の溶融樹脂を射出し、前記成形型を加熱したとき、前記成形型から直接伝わる熱と、前記成形型から前記金属部材の第2リブを介して伝わる熱とによって前記溶融樹脂を固化させることを特徴としている。
これにより、成形型に転がり軸受と金属部材をインサートして、樹脂プーリ付き軸受を射出成形することができる。
本発明の実施例について説明する。図1は本発明の第1実施例の軸受付き樹脂プーリ100の正面図、図2は同じく側面断面図、図3は金属部材8の斜視図、図4は軸受付き樹脂プーリ100の成形型Sを型開きした状態の断面図、図5は同じく成形型Sを型閉じした状態の断面図である。
図1及び図2に示されるように、第1実施例の軸受付き樹脂プーリ100は、転がり軸受1の外輪2に、樹脂材(例えば、フェノール樹脂)より成るプーリ部3が一体に成形されている。プーリ部3は、転がり軸受1の外輪2に固着するリング状のボス部4と、ボス部4よりもラジアル方向の外側に配置されるリング状のリム部5と、ボス部4とリム部5とを連結する円板状の連結部6とを備えている。連結部6の肉厚t1は、リム部5の肉厚t2よりも厚くなっている(t1>t2)。連結部6には、多数本(第1実施例の場合、周方向に等角度をおいて12本)の補強リブ7が設けられている。そして、リム部5から連結部6にかけて、金属部材8が埋設されている。なお、図2において、9は転がり軸受1の内輪、11は転がり軸受1の転動体(玉)、12は転動体の保持器である。
次に、金属部材8について説明する。この金属部材8は、例えば鉄、アルミ等の熱伝導性の良好なものより成る。図2及び図3に示されるように、本実施例の金属部材8は断面略T字状のリング体であり、その横リブ13はリム部5の外周面5aに密着して配置され、外周面5aのほぼ全面を覆っている。また、金属部材8の縦リブ14は、プーリ部3の連結部6の厚み方向(スラスト方向)のほぼ中央部に埋設されている。金属部材8の縦リブ14の先端部14aは、転がり軸受1の外輪2と非接触状態(換言すれば、縦リブ14の先端部14aと転がり軸受1の外輪2との間に樹脂が存する状態)に配置されている。
次に、第1実施例の軸受付き樹脂プーリ100の製法について説明する。第1実施例の軸受付き樹脂プーリ100は、射出成形によって成形される。図4及び図5に示されるように、成形型Sは可動型15と固定型16とを備えている。可動型15の軸線Cの部分には、転がり軸受1の内輪9に嵌合するダミーボス17が突出されている、そして、ダミーボス17の周囲には、プーリ部3の片面側を形成するためのキャビティ18が設けられている。そしてキャビティ18の最外周部分の内周面部分には、金属部材8の横リブ13が配置される金属部材支持部19が形成されている。
成形型Sの固定型16には、可動型15と同様に、転がり軸受1の内輪9に嵌合するダミーボス21と、プーリ部3の片面側を形成するためのキャビティ22と、金属部材8の横リブ13を配置する金属部材支持部23が設けられている。また、固定型16の軸線Cの部分には、型閉じされた可動型15のキャビティ18と固定型16のキャビティ22に溶融樹脂を射出するためのスプール部24、ランナ部25及びゲート部26が形成されている。なお、図4において、27,28は、プーリ部3の連結部6に補強リブ7を形成するための溝部である。
次に、第1実施例の軸受付き樹脂プーリ100を射出成形するときの作用について説明する。図4に示されるように、可動型15のダミーボス17に転がり軸受1の内輪9を嵌合させて保持するとともに、可動型15の金属部材支持部19に金属部材8を配置する。これにより、金属部材8は可動型15と接触状態となる。図5に示されるように、可動型15を固定型16に接近させ、成形型SのパーティングラインPLを密着させて型閉じする。そして、固定型16に溶融樹脂を射出する。射出された溶融樹脂は、スプール部24からランナ部25、ゲート部26を介してキャビティ18,22に流入する。可動型15と固定型16とを加熱する。これに伴い、溶融樹脂も徐々に加熱され、反応して固化し、転がり軸受1とプーリ部3と一体に形成された軸受付き樹脂プーリ100が成形される。
従来の軸受付き樹脂プーリ100’(図7参照)のプーリ部50は、樹脂材のみから成るものである。このため、プーリ部50は、その表面部(即ち、可動型15及び固定型16との接触面)から徐々に昇温して固化し、最終的にその内部(可動型15と固定型16との接触面から最も遠い部分)が反応して固化する形である。このため、プーリ部50の表面部と内部との間の温度勾配(温度差)を抑制するためには、プーリ部50のほぼ全域に亘って肉厚t’を一定にしなければならなかった。
しかし、本発明に係る軸受付き樹脂プーリ100の場合、可動型15と固定型16の金属部材保持部19,23に金属部材8が配置されていて、その横リブ13が、プーリ部3から突出する形で可動型15と固定型16とに接触している。更に、金属部材8の縦リブ14は、プーリ部3の連結部6に埋設されている。ここで、金属部材8の熱伝導性は、樹脂材のそれと比較して遥かに大きい。このため、プーリ部3の連結部6においては、その表面部が可動型15と固定型16とに接触しているだけでなく、その内部も、金属部材8を介して可動型15と固定型16とに接触している形となる。この結果、本発明に係る軸受付き樹脂プーリ100では、プーリ部3の連結部6における可動型15側の表面部から金属部材8の縦リブ14の表面までの肉厚t3と、リム部5の肉厚t2とを同じ程度とすることができる。即ち、プーリ部3における連結部6の肉厚t1は、可動型15側の表面部から金属部材8の縦リブ14の表面までの肉厚t3の2倍と、金属部材8の縦リブ14の厚みt4との合計(t1=t3×2+t4)となり、リム部5の肉厚t2よりも遥かに厚くすることができる。
しかも、プーリ部3の連結部6において、可動型15側の表面部及び固定型16側の表面部から金属部材8の縦リブ14の表面までの肉厚t3と、リム部5の肉厚t2とが同程度である。このため、連結部6の両側の部分で温度勾配(温度差)が発生しにくくなる。この結果、プーリ部3の肉厚t1を部分的に変更させることができ、プーリ部の成形不良の防止、ひいてはプーリ部の強度低下が防止される。
そして、金属部材8の縦リブ14の先端部14aは、転がり軸受1の外輪2と非接触となっているため、金属部材8を伝わる熱によって転がり軸受1を損傷するおそれはない。
第1実施例の軸受付き樹脂プーリ100の場合、金属部材8の横リブ13がプーリ部3のリム部5のほぼ全面を覆う形で突出している。このため、金属部材8の横リブ13の外周面がベルト転走面となっている。これにより、従来の軸受付き樹脂プーリ100’のように、樹脂材より成るリム部5の外周面をベルト転走面とする場合と比較して、ベルト転走面の耐磨耗性が向上するという効果が奏される。
上記した第1実施例の軸受付き樹脂プーリ100の場合、プーリ部3の連結部6が全周に亘って設けられている場合である。しかし、図6に示される第2実施例の軸受付き樹脂プーリ110のように、ボス部4とリム部5が複数本のスポーク29によって連結されているものであってもよい。この実施例の場合の金属部材31は、リング状の横リブ32の内周面からラジアル方向の内側に向かって、スポーク29の数に対応するロッド33が設けられた形態である。
上記したように本発明に係る軸受付き樹脂プーリ100,110では、プーリ部3に温度勾配(温度差)を抑制して、その肉厚を部分的に変えることができる(特に、連結部6の肉厚t1を厚くできる)。これにより、プーリ部3に作用する強度に応じて、プーリ部3の肉厚を自由に設定することができるため、樹脂プーリ付き軸受100,110の寿命を長くすることができる。
上記した金属部材8,31の形状は、本明細書の実施例に記載したもの以外のものであってもよい。即ち、金属部材8,31の形状を、プーリ部3において部分的に厚肉化したい箇所に応じて定めることができる。
そして、金属部材8,31に成形型Sの熱を伝えるという機能をもたせるだけでなく、金属部材8,31を外部から積極的に加熱(例えば、高周波誘導による加熱)させることもできる。これにより、成形方法の自由度が増加する。
本発明の第1実施例の軸受付き樹脂プーリ100の正面図である。 同じく側面断面図である。 金属部材8の斜視図である。 軸受付き樹脂プーリ100の成形型Sを型開きした状態の断面図である。 同じく成形型Sを型閉じした状態の断面図である。 第2実施例の軸受付き樹脂プーリ110の正面図である。 従来の軸受付き樹脂プーリ100’の側面断面図である。
符号の説明
100,110 軸受付き樹脂プーリ
1 転がり軸受
2 外輪
3 プーリ部
4 ボス部
5 リム部
5a 外周面
6 連結部
8,31 金属部材
13,32 横リブ
14 縦リブ
14a 先端部
15 可動型(成形型)
16 固定型(成形型)
18,22 キャビティ
29 スポーク(連結部)
S 成形型

Claims (1)

  1. 転がり軸受の外輪に樹脂材より成るプーリ部が一体に形成され、
    前記プーリ部は、前記転がり軸受の外輪に固着するリング状のボス部と、前記ボス部よりもラジアル方向の外側に配置されたリング状のリム部と、前記ボス部と前記リム部とをラジアル方向で連結する連結部とを備え、
    前記連結部の内部にラジアル方向に埋設される第1リブと、前記リム部の外側に露出状態で位置するリング状の第2リブとが、前記転がり軸受の中心軸を含む断面においてT字状に交差して形成された金属部材が設けられ、
    その金属部材は、前記第1リブの先端が前記ボス部に到達せずに前記連結部内に留まって前記転がり軸受の外輪と非接触状態に配置されるとともに、アキシャル方向において前記リム部の幅及び前記第2リブの幅は前記ボス部の幅より大であり、かつ前記第2リブの内周面が前記リム部の外周面に接触し、リング状の前記第2リブの内周面全体でリング状の前記リム部の外周面を覆うように構成される軸受付き樹脂プーリの製法であって、
    射出成形機の成形型に前記転がり軸受と、前記第2リブが前記転がり軸受の外輪よりもラジアル方向の外側に配置され、成形状態で前記第1リブが前記プーリ部の連結部に埋設される前記金属部材とをインサートし、前記金属部材の第2リブを前記成形型に接触させてキャビティに熱硬化性の溶融樹脂を射出し、前記成形型を加熱したとき、前記成形型から直接伝わる熱と、前記成形型から前記金属部材の第2リブを介して伝わる熱とによって前記溶融樹脂を固化させることを特徴とする軸受付き樹脂プーリの製法
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