JP5217699B2 - スタンプ - Google Patents

スタンプ Download PDF

Info

Publication number
JP5217699B2
JP5217699B2 JP2008174915A JP2008174915A JP5217699B2 JP 5217699 B2 JP5217699 B2 JP 5217699B2 JP 2008174915 A JP2008174915 A JP 2008174915A JP 2008174915 A JP2008174915 A JP 2008174915A JP 5217699 B2 JP5217699 B2 JP 5217699B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stamp
printing
size
printing liquid
mounting base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008174915A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010012692A (ja
Inventor
俊夫 平沼
雅彦 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2008174915A priority Critical patent/JP5217699B2/ja
Publication of JP2010012692A publication Critical patent/JP2010012692A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5217699B2 publication Critical patent/JP5217699B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明はスタンプに関する。詳しくは、印面サイズの異なる印面部を備え、目的に応じて何れか、あるいはその双方を使用することで、幅の異なる押捺(押印の他に、印刷内容を隠すための押捺を含む)の選択的使用を実現したものである。
近年の情報通信の発達に伴い、個人的な情報でも様々な方面に漏洩し、社会問題化している。個人情報保護法も施行されている昨今、個人情報はできるだけ漏洩しないように自らが管理するのが好ましい。その管理は勤務先や個人の居住空間を問わない。
例えば、家庭だけを例にとってみても、各種のダイレクトメール、請求書、個人宛の手紙を始めとして宅配便や小包など様々な個人情報を記した内容物が送られてくる。当然それらには住所、電話番号、氏名などの個人情報が記載されているので、それらを破り捨てないで廃棄処分(ゴミ集積所などに放置)すると、ゴミ袋を開封することで、廃棄処分品から個人情報を簡単に取得でき、これが個人情報の漏洩に繋がる。
例えば、廃棄処分された郵便物などの封書に記載された差出人などから、宛先人のさらなる個人情報を推定できる。学校などから送られてくる封書から、その宛先人は学生であると特定できるし、年齢層までをも簡単に推定できるからである。それ以外でも、廃棄された請求書(電気やガスの請求量など)から、個人宅の日常的な情報も推定できることになる。廃棄処分した者も特定できることはもちろんである。これらは何れも個人情報の漏洩に繋がる。
そのため、できるだけ、これらの個人情報が漏洩しないような手段を講ずる必要がある。例えば、封書を例示すれば、封書の差出人や宛先人、それらの電話番号などを解読できないように封書を破り捨てればよいが、そうでないときは封書の印刷面を判読できない程度に隠せればよい。マーカなどで黒く塗り潰すことでもよい。
しかし、いちいち印刷面や、ペン書きした面(住所や氏名の欄)を黒く塗り潰すのは面倒である。できれば、一挙に必要とする個所を塗り潰せた方が好ましいので、そのような場合には現在知られているスタンプを応用することが考えられる。このスタンプは、ポリウレタンなどのプラスチックを発泡成形した多孔質の印液含浸部材を使用したものである(例えば特許文献1)。
このスタンプは、その印面部が横長の方形状をなし、一度に比較的大きな面積をもって押捺できるように構成されているので、印面のパターンを工夫することで、印刷面を隠蔽する(遮蔽する)目的に活用できる。
特開2004−17578号公報
ところで、特許文献1に開示されているようなスタンプを、印刷面などを隠蔽する手段として使用する場合には、以下のような事情を考慮する必要がある。
封筒などのサイズによって印刷面(住所や氏名などが記載された部分)の大きさが相違するのが普通である。封筒も長形、角形、洋形のような定型の封筒もあれば、特注の封筒もある。封筒のサイズによって印刷面の大きさも異なる場合が多い。
したがって、よく用いられるサイズの封筒に合わせて、印面サイズを決定すると、それよりもサイズの大きな封筒などの印刷面を隠蔽しようとすると、2、3回場所を変えて押捺する必要がある。できれば、サイズの異なる印面を有するスタンプであった方が、印面サイズを選択しながら使用できるので、効率よく印刷面を隠蔽できることになる。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、特に2種類の印面サイズを有するスタンプを提案するものである。もちろん、印面パターンを適宜選択すれば、通常の押捺判としても使用できる。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載したこの発明に係るスタンプは、
方形状をなし、その中心に軸筒を有する押捺判用の装着基台と、
この装着基台の第1および第2の主面側にそれぞれ突出した上記軸筒に固定された第1および第2の押捺部材と、
上記第1および第2の主面と、上記第1および第2の押捺部材との間に設けられた第1および第2のスライドケースと、
上記第1の主面と上記第1のスライドケースとの間および上記第2の主面と上記第2のスライドケースとの間にそれぞれ介挿された付勢部材とからなり、
上記軸筒には、上記第1および第2の押捺部材に印液を補給する印液仲介部材が介挿されてなることを特徴とする。
この発明では、印面サイズの異なる2種類の押捺判を用意し、あて名ラベルなどのように、あて名が印刷された部分の広さ(あて名面積)に応じて使い分けることができるようにする。あて名ラベルによって宛先が記載されている場合を例示すると、あて名面積が狭いときは、印面サイズの小さな押捺判を使用し、あて名面積が広いときは印面サイズの大きな押捺判を使用することで、あて名面積が異なるあて名ラベルであっても簡単かつ確実にしかも素早く、隠したい印刷面を遮蔽することができる。場合によっては、同じ印面サイズの押捺判を何度か押すことで、全ての印刷面を遮蔽できる。
そのためこの発明では、方形状をなし、その中心に軸筒を有する押捺判用の装着基台を用意する。この装着基台の第1および第2の主面(上面および下面)側にそれぞれ突出した軸筒に第1および第2の押捺部材が挿着固定される。それぞれの押捺部材の表面には印面部を有する押捺判が取り付けられる。印面部はそれぞれ所定サイズの印面サイズとなされる。
印面部は、その目的に応じた印面模様が刻印されている。通常の押捺に使用する場合にはその目的に合った印面模様(親展、受理、その他)であり、上述したように印刷面を遮蔽したいときには、遮蔽用の印面模様が刻印された押捺判が装着される。
それぞれの軸筒には、第1および第2の押捺部材に印液を補給する印液仲介部材が介挿される。印液含浸部材に対する印液の補給を可能にしている。
第1の主面と第1の押捺部材との間および第2の主面と第2の押捺部材との間にそれぞれ付勢部材が介挿される。具体的には、第1および第2の押捺部材にはそれぞれ、これらを囲繞するようなスライド部材(スライドケース)が取り付けられ、このスライド部材がそれぞれ外側に向けて付勢された状態で取り付けられる。
押捺部の印面サイズはそれぞれ異なっているが、印面模様は同じである。一方を押捺用の印面模様とし、他方を印刷面を隠蔽するための印面模様とするように、印面模様を異ならせることも可能である。
印刷面を隠蔽するための印面模様として刻印された押捺部の場合、あて名ラベルに印刷された印刷面が小サイズであるときには、印面サイズの小さな方の押捺判を使用して隠蔽する。あて名ラベルに印刷された印刷面が大サイズであるときには、印面サイズの大きな方の押捺判を使用して隠蔽する。このように使い分けることで、一度の押捺処理で必要な印刷面を隠すことができる。
これに対して、A4版などの封筒(角2形など)などにはあて名ラベルも比較的サイズの大きなラベルが使用される。このようなあて名ラベルを使用した場合には、印刷されるあて名の印刷面もそれだけ大きくなる。このような封筒の場合には、例えば大きな印刷サイズの押捺判を選択し、これを何度か用いて必要とする個所を隠蔽する。通常は2度ほど押捺するだけで、必要個所を効率よく隠蔽でき、情報の漏洩を気にすることなく安心して封筒などを廃棄処分できる。
この発明では、印面サイズの異なる2つの押捺判を選択して押捺できるようにしたものである。これによれば、印刷サイズに応じて最適な押捺判を用いて押捺できるから、例えば印刷内容を隠して廃棄処分したいようなときも、その印刷面を簡単に、しかも効率よく隠蔽できる。
続いて、この発明に係るスタンプの好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1はこの発明にかかるスタンプの概要を示す斜視図である。図2はその正面図、図3はその左側面図である。図1に示すようにこのスタンプ10はほぼ縦長で扁平な立方体をなす。スタンプ10にはその上下にキャップ90A,90Bが装着され、キャップ90A,90Bの何れかを外して押圧することで印面が紙面に押捺される。スタンプ10のそれ以外の部材の説明は後述する。
図4はスタンプ10の縦断面図である。このスタンプ10は、装着基台20と、この装着基台20の第1の主面(この例では底面側)22a側に設けられた第1の押捺部材30Aと、装着基台の第2の主面(この例では頂面側)22b側に設けられた第2の押捺部材30Bとで構成される。
装着基台20は、図5に示すように比較的扁平な直方体状をなす基台本体20aを有し、この基台本体20aには、そのほぼ中央部を上下に貫く貫通孔22が設けられる。
貫通孔22の第1の主面22a側にはこの貫通孔22と連通すると共に、第1の主面22aより所定長だけ突出した軸筒(第1の軸筒)21aが基台本体20aと一体的に形成される。同様に、貫通孔22の第2の主面22b側にもこの貫通孔22と連通すると共に、第2の主面22bより所定長だけ突出した軸筒(第2の軸筒)21bが基台本体20aと一体的に形成される。
第1の軸筒21aには、第1の押捺部材30Aが装着固定される。第1の押捺部材30Aは、その印面部34aに所定の印面模様(印面パターン)が刻印されたもので、印面部34aの印面サイズの平面形状は長方形状をなす。印面サイズの大きさは小サイズ(例えば13mm×25mm)であるものとする。
そのため、第1の押捺部材30Aは、押捺判33aの取り付け部材(第1の取り付け部材)31aを有する。この第1の取り付け部材31aは、第1の収納ケース35aと、その外側に配されたスライド自在な第1のスライドケース36aとで構成される。
第1の収納ケース35aは、一面が開放された所定の深さの直方体状のケースであって、ケース中央部には内部と連通する第1の装着筒38aが設けられている。第1の装着筒38aは、その開口面が第1の主面22aと当接するように、第1の軸筒21aの端面側より挿通された状態でこの第1の軸筒21aに嵌合固定される。
第1の収納ケース35aの内面には印液含浸部材32aが第1の収納ケース35aより所定長だけ突出した状態で固着される。印液含浸部材32aは、押捺用の印液を含浸させておくための部材であって、例えば多孔質からなるポリウレタン系のプラスチック素材を使用した発泡成形材が使用される。
第1の収納ケース35aへの固着は接着剤などを使用することができ、その場合には、第1の収納ケース35aの頂部内面および側面37aに接触する面にそれぞれ接着剤を塗布することで、第1の収納ケース35aに印液含浸部材32aが固着される。
そして、印液含浸部材32aのうち第1の収納ケース35aから外部に露呈した面全体が押捺判33aで覆われる。押捺判33aも、周知の多孔質で扁平形状をなす発泡成形材が使用される。この押捺判33aも印液含浸部材32aに固着する必要があるが、この固着には印液含浸部材32aからの押捺判33aへの印液の浸透性を考慮する必要がある。
そのため、この例では、印液含浸部材32aのうち外部に露呈した側面37cと、押捺判33aの側面33cとの間だけが接着剤によって固着される。さらに印液含浸部材32aと押捺判33aのそれぞれ平坦部(印面部34a側)が互いに密に接触した状態で固着されるようにする。なお、印面部34aを除く押捺判33a全体を接着するようにしてもよい。
こうすれば、印液がこの印液含浸部材32aを介して押捺判33a側に効率よく浸透するので、押捺判33aの印面全体を均一に印液で充たすことができる。
印面部34aは押捺判33aよりも若干肉厚となされ、印面部34aのみが紙面と接触するように印面は例えば凸版にて構成されている。
第1の収納ケース35aの外側には、基台本体20aに対してスライド自在に第1のスライドケース36aが取り付けられる。第1のスライドケース36aはキャップ90Aを取り外した状態で、紙面の上に置いても、そのままでは印面部34aが紙面と接触しないようにするための部材である。この第1のスライドケース36aを設けることによって、スタンプ10を紙面に錘立できる。
そのため、この第1のスライドケース36aも第1の収納ケース35aの形状と同じく、一方が開放されたほぼ直方体状をなすケースであって、第1の収納ケース35aの外面側を傘状に覆うような形で取り付けられている。
第1のスライドケース36aの開放端面は、印面部34aよりも僅かに突出する長さに選定されている。このような長さに選定することで、キャップ90Aを取り外しても印面部34aが紙面と直接接触することなく錘立させることができる。
第1のスライドケース36aの中央頂部には第1の装着筒38aの外径よりも僅かに大きな内径を有するスライド筒39aが植立されている。
また、スライド筒39aを中心として、第1の主面22aと対峙する左右の面内には、第1の主面22a側に突出した一対のガイド棒80a、80aを有する。これらガイド棒80a、80aは基台本体20aに設けられた貫通孔23a、23bの内部中心まで届く長さに選定される。これらガイド棒80a、80aを貫通孔23a、23b内に臨ました状態で、第1の主面22aと第1のスライドケース36aとの間には付勢手段としてのこの例では弦巻バネ40A、40Aが介挿され、第1のスライドケース36aに対して常時外方(図では下方)に向かう力を付与している。
スライド筒39aと一対のガイド棒80aの協同によって、第1の押捺部材30A、より詳しくは印面部34aを軸筒21aの軸心方向(垂直方向)に対して、スムーズにスライドさせることができる。
第1のスライドケース36aと基台本体20aとの間には必要に応じて係止手段70Aが設けられる。係止手段70Aは、第1のスライドケース36aの外周に固定された係止片71aと、この係止片71aの先端部を係合孔71cに係止する係合片72aとで構成され、スライドケース36aのスライド量を規制している。係合片72aとしては基台本体20aと一体的に形成した場合を示す。
上述したキャップ90Aは、第1の押捺部材30Aのうち印面部34aを保護したり、印面部34aが不用意に乾燥しないようにするために使用されるもので、基台本体20aの周面部には図5に示すような係止溝25aが設けられ、キャップ90Aの先端内面に形成された凸条部によってキャップ90Aを係止できる構成となされている。
キャップ90Aのうち、印面部34aと対向する面にはこのキャップ90Aを基台本体20aに係止したとき、押捺判33aの面と対接するような突起91aが設けられている。突起91aを省いた構成でも特に問題はない。
基台本体20aの第2の主面22b側にも第2の押捺部材30Bが設けられる。第2の押捺部材30Bの構成の殆どは、第1の押捺部材30Aのそれと同じであるので、詳細な説明は割愛する。
第2の押捺部材30Bにあって、基台本体20aに設けられた第2の軸筒21bには、第2の押捺部材30Bが設けられる。第2の押捺部材30Bの印面部34bには所定の印面模様が刻印される。
印面部34bの印面サイズの平面形状は長方形状をなすが、そのサイズは第1の印面部34aのそれよりも大きい。この例ではその印面サイズは、25mm×40mmであるが、その大きさは一例に過ぎない。
第2の押捺部材30Bを構成する第2の取り付け部材31bは、第2の収納ケース35bと、その外側に配されたスライド自在な第2のスライドケース36bとで構成される。
一面が開放された所定の深さを有する直方体状の第2の収納ケース35bには、ケース中央部に内部と連通する一体成形の第2の装着筒38bが設けられる。第2の装着筒38bは、その開口端面が第2の主面22bと当接するように、第2の軸筒21bの外側に嵌合固定されることで、基台本体20aと一体化される。
第2の収納ケース35bの内面には印液含浸部材32bが所定長だけ突出した状態で固着される。この印液含浸部材32bも多孔質からなるポリウレタン系のプラスチック素材からなる発泡成形材が使用される。
第2の収納ケース35bの頂部内面および側面37bと接触する面に接着剤を塗布することで、第2の収納ケース35bの内面に印液含浸部材32bが固着される。
印液含浸部材32bのうち外部に露呈した面を覆うように押捺判33bが取り付けられる。印液含浸部材32bのうち外部に露呈した側面37dと、押捺判33bの側面33dとの間だけを接着剤によって固着することで、印液含浸部材32bから押捺判33bに印液が浸透するようにしている。
印液含浸部材32bと押捺判33bのそれぞれの平坦部(印面部34b側)は、互いに密に接触した状態で固着される。こうすれば、印液がこの印液含浸部材32bを介して押捺判33b側に効率よく浸透するので、押捺判33bの印面全体を均一に印液で充たすことができる。また押捺判33aと同様に、印面部34bを除く押捺判33b全体を接着するようにしてもよい。
印面部34bは押捺判33bよりも若干肉厚となされる。こうすることで、印面部34bのみを紙面と接触させることができる。印面部34bは、前述したように凸版で構成することができる。
第2の収納ケース35bの外側に取り付けられた第2のスライドケース36bは、キャップ90Bを取り外した状態で紙面の上においても、そのままでは印面部34bが紙面と接触しないようにするための部材である。もちろん、これによって、スタンプ10を紙面の上に錘立できる。
第2のスライドケース36bは、一方が開放されたほぼ直方体状をなすケースで、第2の収納ケース35bの外面側を傘状に覆う。
第2のスライドケース36bの開放端面は、印面部34bよりも僅かに突出する長さに選定されている。このような長さに選定することで、キャップ90Bを取り外しても印面部34bが紙面と接触することなく錘立させることができる。
第2のスライドケース36bの中央頂部には第2の装着筒38bの外径よりも僅かに大きな内径を有するスライド筒39bが植立されると共に、このスライド筒39bを中心として、第2の主面22bと対峙する左右の面内には、第2の主面22b側に突出した一対のガイド筒80b、80bを有する。
これらガイド筒80b、80bは基台本体20aに設けられた貫通孔23a、23bの内部中心まで届く長さに選定される。これらガイド筒80b、80bを貫通孔23a、23b内に臨ました状態で、第2の主面22bとスライドケース36bとの間には付勢手段としてのこの例では弦巻バネ40B、40Bが介挿され、第2のスライドケース36bに対して常時外方(図では上方)に向かう力を付与している。
なお、図6に示すように上述した一対のガイド棒80a、80aはガイド筒80b、80b内をスムーズにスライドできるようにそれらの内外径および貫通孔23a、23bの内径が選定されているものとする。
スライド筒39bと一対のガイド筒80bの協同によって、第2の押捺部材30B、より詳しくは印面部34bを軸筒21bの軸心方向(垂直方向)に対して、スムーズにスライドさせることができる。
ガイド棒80aをガイド筒状に構成し、ガイド筒80bをガイド棒状に構成することもできる。
第2のスライドケース36bと基台本体20aとの間には必要に応じて係止手段70Bが設けられる。係止手段70Bは、係止片71bと、係止片71bの係合片72bとで構成され、両者の協同でスライドケース36bのスライド量が規制される。係合片72bには図5にも示すような係合孔72cを有する。
キャップ90Bは、第2の押捺部材30Bのうち印面部34bを保護するために設けられる。基台本体20aの周面部には図5に示すような係止溝25bが設けられ、キャップ90Bの先端内面に形成された凸条部によってキャップ90Bが係止される。
キャップ90Bの内面には、押捺判33bの面と対接するような突起91bが設けられているが、突起91bを省いた構成でも特に問題はない。
キャップ90A、90Bの各頂面93a、93bには図7および図8に示すように印面サイズの大きさを示す外縁94a、94bが、その文字と共に刻印される。図7は小サイズの刻印表示例であり、図8は大サイズの刻印表示例である。
また、図1、図2および図3に示すように、キャップ90A,90Bの各側端面にはそれぞれ印面サイズの幅を示す表示バー95a、95bが印刷され、押捺しようとする印面サイズの把握を容易にしている。押印すべき場所を簡単に特定できるからである。
図4に示すように基台本体20aに設けられた貫通孔22の内部には印液仲介部材60が介挿される。印液仲介部材60も多孔質から成る発泡成形体であって、貫通孔22とほぼ同じ太さを有するが、それぞれの端面は上下の印液含浸部材32a、32bの面と接触するようになされている。この例では、図示するように端面が円弧状の凸面となされ、対する印液含浸部材32a、32bの面は円弧状の凹面となされる。このような凸面と凹面による接触面を形成することで、印液仲介部材60側から注入された印液が印液含浸部材32a、32bの全面にわたり、できるだけ一様に浸透するように工夫されている。
基台本体20aのほぼ中央部であって、貫通孔22を横断する方向には貫通孔24が穿設され、この貫通孔24に連なるように印液仲介部材60にも透孔60aが設けられている。この貫通孔24および透孔60aは印液を補充するときの補給孔として機能するものである。その詳細は後述する。
続いて、このように構成されたスタンプ10の使用例について述べる。その前提として、印液仲介部材60を介して印液が注入されると共に、注入された印液は印液含浸部材32a、32b側に浸透して、印液含浸部材32a、32bには均等に印液が含浸されているものとする。その結果、押捺判33a、33bにもその印液が浸透し、印面部34a、34bは印液で十分浸潤している状態にあるものとする。
図9は、キャップ90Aを外して紙面にスタンプ10を錘立させた状態から、キャップ90B側を紙面に向けて押下した状態を示す。キャップ90Bに力を加えれば、その力が第1の押捺部材30A側に伝わる。
第1の押捺部材30Aは第1のスライドケース36aのみ上下にスライドできる構成となされているから、弦巻バネ40Aの付勢力よりも強い力でキャップ90Bを介して基台本体20aを押下すれば、第1のスライドケース36aが矢印a方向(上方向)にスライドする。
そうすると、印面部34aが紙面に当たり、その位置でスライドが停止する。印面部34aが紙面に当接することで、印面部34aの印面模様が紙面に転写されて押捺(押印)が行われたことになる。そのときの印面サイズ99aを図10に示す。
また、図11はキャップ90Aの代わりにキャップ90Bを外し紙面にスタンプ10を錘立させた状態から、キャップ90A側を紙面に向けて押下した状態を示す。
第2の押捺部材30Bは第2のスライドケース36bのみ上下にスライドできる構成となされているから、弦巻バネ40Bの付勢力よりも強い力でキャップ90Aを介して基台本体20aを押下すれば、第2のスライドケース36bが矢印b方向(上方向)にスライドする。
そうすると、印面部34bが紙面に当たり、その位置でスライドが停止する。印面部34bが紙面に当接することで、印面部34bの印面模様が紙面に転写されて押捺(押印)が行われたことになる。そのときの印面サイズ99bを図12に示す。
どの印面部34a、34bを使用するかは、隠そうとする印刷面の大きさによる。例えば、あて名ラベル95のサイズは、図13のような小サイズのものから、図14のような大サイズ、図15のような特大サイズと、多種多様である。
あて名ラベル95のサイズに応じてその印刷面も大きくなる。
したがって、あて名ラベル95に印刷された印刷面の大きさに応じて、押捺判33a、33bの印面サイズが選択される。例えば、図13のようなあて名ラベル95であるときは、印面サイズの小さな印面部34aを使用して、印面模様を転写すると、印刷面の殆どの部分がこの印面模様によって隠れる。
これに対して図14に示すようなサイズの大きなあて名ラベル95の場合には、サイズに比例して印刷文字なども大きくなるから、印面部34aでは印刷面を充分に隠すことができない。そこで、サイズが一回り大きな印面部34bを使用して印刷面を隠す。
また、図14よりもさらに大きな印刷面を持ったあて名ラベル95であるときは、図15に示すように大サイズの印面部34bを使用して、2回転写すれば、印刷面のほぼ全域をカバーできる。
このように印刷面の大きさに応じて押捺判33a、33bの印面サイズを選択して転写すれば、封筒などを切断せず、そのままゴミとして放棄しても、印刷面が印面模様(印面パターン)によって遮蔽されているので、個人情報が漏洩することはない。
図16以下に印面模様の一例を示す。この例は、色々な漢字を分解したときに残る共通の素(字素体という)を用いて単位印面模様を構成した場合である。図16では、図16(a)から(d)に示す4つの字素体を用いて、例えば図17のように組み合わせた4つの単位印面模様98a〜98dを用いて印面模様98が構成される。
第1の単位印面模様98aは、直線状の字素体を6本組み合わせて構成され、第2の単位印面模様98bは、直線状の3本の字素体と曲線状の2本の字素体を組み合わせて構成される。第3の単位印面模様98cは、第1の単位印面模様98aを横向きにした状態で、若干重なり合う間隔を変えて網目模様を変形させたもので、第4の単位印面模様98dは、第2の単位印面模様98bを上下反転したものである。
そして、これら4つの単位印面模様98a〜98dを図17のように並べたものを、1単位としてさらにこれを縦横に複数配列することで、図18に示すような印面模様が形成される。単位印面模様98a〜98dの大きさによっても相違するが、単位印面模様98a〜98dとの配置位置を適宜変えながら縦5
列で横8行に亘り並置した例を図18に示す。これが第1の印面部34aのサイズ(wa×wcからなるサイズ)であって、第2の印面部34bではこのサイズがさらに大きくなり、(wb×wd)サイズとなるように単位印面模様が配列される。
図18からも明らかなように、単位印面模様を多数縦横に配列することで、下地である印刷面の印刷内容がこの単位印面模様によってほぼ確実に隠れるため、印刷間隔の広狭、印刷字体の相違などに拘わらず、どのような印刷内容であっても、その内容を判読することは殆どできなくなる。
さて、図1および図4に示すスタンプ10は、印液含浸部材32a、32bに含浸された印液を押捺判33a、33bに浸透させることで、印面模様を転写するものであるから、適当な時期に印液を補充(補給)する必要がある。この印液補充例を図19以下を参照して説明する。
図19にあって、装着基台20の中央部を横断するように穿設された貫通孔(透孔)24と、印液仲介部材60の中央部であって、貫通孔24と連通するように設けられた透孔60aから印液が補充(補給)される。
装着基台20の中央部を横断するように貫通孔24を穿設したのは、図19に示すように左右何れの方向からでも印液の補充を行えるようにするためである。印液補充時以外は、貫通孔24は栓97によって閉塞されている(図1〜図3参照)。
印液を補充するため補充タンク100が使用される。図19に示すように補充タンク100はタンク本体101と、注入管102とで構成される。注入管102の長さは、その最先端に形成された印液放出孔103が印液仲介部材60よりはみでない程度の長さ、したがって注入管102の先端が印液仲介部材60を僅かに貫通する程度の長さに選定される。
注入管102にはその長手方向に沿い、かつ180°対向する周面上に複数の印液放出孔103が設けられる。印液放出孔103は先端ほどその孔径が大きくなるようにして、注入管102全体で均一に印液を放出できるように工夫されている。
タンク本体101には注入指示マーク105が設けられている。この注入指示マーク105は、印液放出孔103の穿設位置と丁度90°異なる位置に刻印されている。図19のようにスタンプ10を、その印液仲介部材60が紙面と並行するような向き(横向き)にしたとき、注入指示マーク105が上を向くように装着基台20に挿入する。こうすれば、印液放出孔103が常に印液仲介部材60の長手方向、換言すれば印液含浸部材32a、32b側を向くように挿入できるからである。そのため印液の補充は、スタンプ10を上述のように横向きにした状態で行うのが好ましい。
上述した透孔60aは、図20に示すように、注入管102の管径よりも若干小さい方が好ましい。これは、図20のように注入管102を印液仲介部材60内に押し込んだとき注入管102が完全に印液仲介部材60に密着させるためである。密着させることで、注入管102を押し込み、タンク本体101を押圧して印液を印液放出孔103から放出、つまり注入するとき、印液が透孔60a内に印液が充満することなく、鎖線図示のように印液仲介部材60側に満遍なく浸透させることができる。
印液仲介部材60内に浸透した印液はやがて印液仲介部材60の先端部まで到達すると共に、この先端部側から印液含浸部材32a、32b側に浸透するので、これによって印液を補充することができる。
上述した実施例1では、この発明を封筒など個人情報が記された物をそのまま廃棄処分できるように、印刷面を隠せる印面模様を有するスタンプに適用したが、通常の押捺を行うスタンプとしても使用できることは明らかである。その場合、印面部34aと34bの印面模様(文字、数字、記号などからなるもの)は同一でも、相違しても構わない。
この発明は、印刷面を隠蔽するようなスタンプや、押捺するときのスタンプとして使用できる。
この発明に係るスタンプの一例を示す斜視図である。 図1の正面図である。 図1の左側面図である。 図1の縦断面図である。 スタンプに使用されている装着基台の一例を示す斜視図である。 図4の横断面図である。 印面サイズの小さな方に装着されるキャップの平面図である。 印面サイズの大きな方に装着されるキャップの平面図である。 小さな印面サイズを用いて押捺するときの使用例を示す断面図である。 そのときの押捺された印面サイズ例である。 大きな印面サイズを用いて押捺するときの使用例を示す断面図である。 そのときの押捺された印面サイズ例である。 小さな印面サイズを用いてあて名ラベルの印刷面を遮蔽する例を示す。 大きな印面サイズを用いてあて名ラベルの印刷面を遮蔽する例を示す。 大きな印面サイズを用いて2度押捺することで、あて名ラベルの印刷面を遮蔽する例を示す。 押捺面の一例を示す印面模様の分解図である。 数種類の印面模様を組み合わせた単位印面模様の一例を示す図である。 単位印面模様を多数整列させて形成された押捺面の一例を示す図である。 印液補給時に使用される補給タンク例を示す図である。 印液補給例を示す図である。
符号の説明
10・・・スタンプ
20・・・装着基台
21a,21b・・・軸筒
22a,22b・・・主面
30A,30B・・・押捺部材
40A,40B・・・弦巻バネ
32a,32b・・・印液含浸部材
33a,33b・・・押捺判
34a,34b・・・印面部
90A,90B・・・キャップ
99a,99b・・・印面サイズ

Claims (9)

  1. 方形状をなし、その中心に軸筒を有する押捺判用の装着基台と、
    この装着基台の第1および第2の主面側にそれぞれ突出した上記軸筒に固定された第1および第2の押捺部材と、
    上記第1および第2の主面と、上記第1および第2の押捺部材との間に設けられた第1および第2のスライドケースと、
    上記第1の主面と上記第1のスライドケースとの間および上記第2の主面と上記第2のスライドケースとの間にそれぞれ介挿された付勢部材とからなり、
    上記軸筒には、上記第1および第2の押捺部材に印液を補給する印液仲介部材が介挿されてなる
    ことを特徴とするスタンプ。
  2. 上記第1と第2の押捺部材に設けられた押捺判は、その印面サイズが異なる
    ことを特徴とする請求項1記載のスタンプ。
  3. 上記第1および第2の押捺部材はそれぞれ
    印液含浸部材と、
    この印液含浸部材を介して印液が補給される印面部を有する押捺判とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のスタンプ。
  4. 上記装着基台には、上記軸筒と連通する透孔が設けられ、
    上記透孔内に臨む上記印液仲介部材を介して印液の補給が行われる
    ことを特徴とする請求項1記載のスタンプ。
  5. 上記装着基台における上記第1および第2の主面には、上記軸筒と並行に上記付勢部材に対するガイド部が設けられた
    ことを特徴とする請求項4記載のスタンプ。
  6. 上記第1および第2の押捺部材を上記装着基台にロックするロック手段が上記第1および第2の主面側に設けられた
    ことを特徴とする請求項5記載のスタンプ。
  7. 上記第1と第2の押捺部材をそれぞれカバーするキャップが、上記装着基台に対して挿脱自在に設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載のスタンプ。
  8. 上記キャップの表面には、印面サイズを表すサイズ表示部が設けられた
    ことを特徴とする請求項7記載のスタンプ。
  9. 上記サイズ表示部は、印面部の平面サイズか、その幅を示すものである
    ことを特徴とする請求項8記載のスタンプ。
JP2008174915A 2008-07-03 2008-07-03 スタンプ Expired - Fee Related JP5217699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008174915A JP5217699B2 (ja) 2008-07-03 2008-07-03 スタンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008174915A JP5217699B2 (ja) 2008-07-03 2008-07-03 スタンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010012692A JP2010012692A (ja) 2010-01-21
JP5217699B2 true JP5217699B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=41699275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008174915A Expired - Fee Related JP5217699B2 (ja) 2008-07-03 2008-07-03 スタンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5217699B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6402621B2 (ja) * 2014-12-26 2018-10-10 シヤチハタ株式会社 多孔質印判
CN107187221B (zh) * 2017-04-24 2023-06-27 李清云 一种智能防盗印印章
CN107825883B (zh) * 2017-11-01 2020-07-28 瑞安市信博工艺品制造有限公司 智能打标设备
CN107856929B (zh) * 2017-11-01 2020-05-19 佛山市盈美佳服装材料有限公司 全自动打标装置
CN109177546B (zh) * 2018-11-13 2020-08-25 安徽玺信科技有限公司 一种微调型印章

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63170248U (ja) * 1987-04-28 1988-11-07
JP3292965B2 (ja) * 1993-09-17 2002-06-17 株式会社天野製作所 ゴム印
JP3013291U (ja) * 1994-12-29 1995-07-11 谷川商事株式会社 印鑑装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010012692A (ja) 2010-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5217699B2 (ja) スタンプ
US4986175A (en) Ink stamp apparatus and kit
JP2009255515A (ja) スタンプ装置
KR100987549B1 (ko) 인주 내장형 기표용구
KR20090057251A (ko) 마킹 장치
CN101486280A (zh) 印章装置
US5398812A (en) Fingerprint systems employing iodine-based marking fluid
JP5482092B2 (ja) 回転式スタンプ
US4208143A (en) Embossed seal marking device
CN208133855U (zh) 一种具有电子识别功能的硬印章的印面片
JP3068278U (ja) 携帯用スタンプ
CN205881316U (zh) 镭射条防伪贴标
KR200353216Y1 (ko) 인주나 스탬프가 필요 없는 도장(圖章).
JPS59159388A (ja) 印鑑
JP4292831B2 (ja) スタンプユニット
JP2010036566A (ja) 回転式スタンプ
JP4203280B2 (ja) 印判用スタンド
CN107139599A (zh) 一种子母印及其使用方法
JPH0221245Y2 (ja)
JP4915428B2 (ja) スタンプ
CN215972921U (zh) 一种密码信封
CN213322365U (zh) 一种带印章的储墨钢笔
JP3093002U (ja) 印版及びスタンプ
CN210190903U (zh) 一种打印用纸、票据用纸和三联复写票据
JP3040604U (ja) スタンプ具およびスタンプキット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110602

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees