JP5213877B2 - 解体処理された家禽の胴体部分から背皮と背肉とを別々に採取するための方法および装置 - Google Patents

解体処理された家禽の胴体部分から背皮と背肉とを別々に採取するための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、解体処理された家禽の胴体部分の処理に関する。
当分野において、内臓を取り除いた後、解体処理された家禽の胴体が、胸部を備える第1部分(詳細には、第1部分は胸肉キャップ(breast cap)である)と、脚および背中の上部の一部を備える第2部分とに分けられることが知られている。第1部分は、その後、胴体部分の内部に係合する製品キャリアに取り付けられる。その後、胴体の第1部分は、この製品キャリアによって、1以上の処理ステーションに沿って搬送される。胴体の第2部分は、その脚でぶら下がって、1以上の処理ステーションに沿って搬送される。
したがって、分離後、胴体の第2部分は、依然として背中の上部の部分を備えている。ニワトリの脚、ドラムスティック、腿部または皮を剥いだ脚肉などの製品は、通常第2部分から作成される。これらの製品は、背部を付けたままにしておくことはできないため、これらの製品が作成される前に、背部を取り除く必要がある。したがって、背部は通常、このタイプの胴体の第2部分から切り離される。その後、残りの部分が2つに分離されてから別個の脚部分がさらに処理され、例えば、ニワトリの脚、ドラムスティックおよび/または腿部などを形成する。
上記の周知の方法において、背中の上部にある背皮は、背肉に付いたままである。その後、背皮を備える背部は、別個の製品として販売される、または例えば、好都合な製品を形成するためにさらに処理する目的で供給される。
上記の方法は、十分ではない。得られる最終製品は、十分な経済価値をもたらさない。
米国特許第4723339号明細書
本発明の目的は、解体処理された家禽の胴体部分を処理するための改良された方法および装置を提供することである。
本発明は、請求項1による方法、および請求項11または請求項12による装置によってこの目的を達成する。
本発明により、背皮を採取した後、背肉を採取することが可能になる。すでに背皮のない背肉を備える背部は、特に背皮を除去することによって脂肪分が減少するので、背皮が付いたままの背部と比べてより高い経済価値を有する。このように採取された背皮も、比較的高い経済価値を有する。背皮は、とりわけコラーゲンを含有し、これは、独立した製品として販売され、魅力的な収入源を確保することが可能である。
処理の関連する部分が開始するまで、胴体部分は、背中の上部(背部)の少なくとも一部と、それぞれの脚の少なくとも一部と、を有する。存在する脚部分は、少なくとも一部がまだ背部に接続されている。背部は、背肉と背皮の両方を有する。脚部分は、少なくとも腿に関係し、少なくとも部分的に脚皮で覆われている。脚皮は、少なくとも部分的に背部の上にある背皮に接続される。
この方法において、処理される胴体部分は、まずその脚で製品キャリア内にぶら下げられる。胴体部分は、実際には、解体処理工程の初期段階においても、その脚で吊り下げられてよく、本ケースに関連するステップと、その吊り下げるステップと、の間に、1以上の他のステップを実行することができることは明白である。
好ましくは、切込は、胴体部分内の3つの箇所、すなわち、
− 胴体部分の各側部上の脚皮が、背皮から分離されるように、胴体部分の両側部上と、
− 脚皮および背皮が、この位置で互いから分離されるように、胴体部分の後部の中央と、
である。
胴体部分の側部上の切込は、それぞれの腿と製品キャリアからぶら下がる胴体部分の背中との間に作成される。
胴体部分がその脚で吊り下がることは、制御可能な方法で背皮を採取することができるという利点を有する。方法および装置の好適な実施形態において、胴体部分の残りの部分、詳細には脚部分が処理されるのと同一のライン内で背肉を採取することも可能である。
本発明による装置および方法のさらなる利点は、以前はそれを製造するために特に手動の操作を含めた望ましくない労力を必要としていた特定の家禽製品を、高度なオートメーション/機械化によって作成することができる点である。この例は、オーストラリア市場におけるバーベキュースティックであって肩甲骨およびその周辺の肉を有するバーベキュースティックを含む。従来、このような製品を1つのラインで自動的に生産することは不可能であり、部分的に手作業で製造することにより、過度に高価な製品となっていた。本発明による装置および方法により、逆に、許容可能な価格でこのタイプの製品を生産することが可能になる。
上述の位置に、別々の切込を形成することが可能である。これは、次いで、2つの側部切込と、後部切込となる。しかしながら、胴体内の上記に示す2つ以上の位置に沿って連続する切込を形成することも可能である。したがって、例えば、上述の3つの全ての位置で、背皮および脚皮が互いから分離される、例えば、単一の組み合わされた切込を作成することができる。
3つの別々の切込が選択された場合、最初に側部切込を作成し、次に後部切込を作成することが可能であるが、後部切込を最初に作成し、次に1つの側部切込または2つの側部切込を作成することも可能である。側部切込は、同時に作成することができるが、これは必須ではない。1以上の上述の切込は、一連のより小さな部分的切込または穿孔として形成することが可能である。
別のオプションは、最初に側部切込の一方を作成し、次に後部の切込、その後他方の側部切込を作成することである。単一の連続する切込が選択された場合、この順序を守ることが有利である。
切込が両側部上、好ましくは後部上にも作成された後には、背皮は、少なくともその大部分が、脚皮から解放されている。3つの別々の切込が形成される場合、後部の切込と、両側部切込とが、完全には繋がらない場合があるが、これは、背皮と脚皮との間の残りの接続部が、比較的幅が狭いことが理由である。切込の長さに関連して、これは、実際には、背皮の採取中にいかなる問題も示さない。
両側部に切込を作成するときには、少なくとも皮が切開される。しかしながら、任意でより長さのある、適切であるならば単一の連続する切込の一部としてこれらの切込を作成する切開手段は、皮の下にある肉も切り込むように、または肉も切開されるように調整することができる。
後部切込または連続する切込の一部を背中のその位置に作成するとき、皮のみが切開され、その下の肉を切り込まない、またはわずかにしか切り込まないことが好ましい。背骨は、好ましくは、切開されない。これは、背皮が採取された後、背部は、まだ脚から分離されている必要があるためである。この処理に関して、処理すべき胴体部分を適切に配置することが重要である。それは、この場合、背骨が形成する強力な接続部が依然として存在する場合に有利である。
別々のまたは断続した切込が選択された場合、切込は好ましくは、互いにほぼ一列に配置される。
別々のまたは断続した切込が選択された場合、切込は好ましくは、互いにほぼ繋がっている。
本発明による装置は、胴体部分の側部上に側部切込を作成する第1切断手段を備える。
可能な実施形態において、第1切断手段は、2つの切断部材、すなわち第1側部切込を作成する第1切断部材と、胴体部分の他方側に第2側部切込を作成する第2切断部材と、を備える。
切込を作成するために、胴体部分およびそれぞれの切込を作成する切断手段は、相対的に移動する。一般的に言えば、胴体部分は、製品キャリアによって所定の経路に沿って移動され、切断手段は、ほぼ固定位置に配置され、適切な場合には装置のフレーム内に弾性的に配置される。
可能な実施形態において、第1切断手段は、製品キャリアが胴体部分をこれに沿って移動させる経路の両側に配置された2つの切断部材を備えることが予想される。
本発明は、さらに第2切断手段を備える装置において実施してもよい。そして、この第2切断手段は、後部切込を作成するのに使用され、第1切断手段は、好ましくはそれぞれが一方の側部上の1つの切込用である2つの別個の切断部材を備える。この変形形態は、3つの別々の切込、すなわち各側部上に1つ、および後部上に1つの切込を作成することが選択された場合に特に好適である。
切断手段は、例えば円形である、回転刃および/または固定刃を備えることができる。
一変形形態において、装置は、例えば回転または固定刃など単一の切断部材を備えてもよい。胴体部分は、この場合、単一の切断部材が、上述の切込、好ましくは単一の連続する切込を作成するように、切断部材に対して誘導される(および/または、このようにして切断部材が胴体部分に沿って誘導される)。切断部材と胴体部分との相対的な移動は、この場合、一般に回転移動および並進移動の両方を含む。この実施形態において、第1および第2切断手段は、単一の切断部材内に組み込まれる。
また、本発明は、方法及び装置の変形形態を含み、この変形形態では、2つの側部切込のみが形成され、後部切込が形成されない。この場合、側部切込は、背骨の側部上の側部切込の端部が、最大でも40ミリメートル互いから離れて設置されるように十分離れて延在する。したがって、接続部は、背皮と脚皮との間に残ったままになり、これは、背皮を採取する間に解放される。この実施形態において、背骨の側部上にある側部切込の端部間の距離は、好ましくは10から20ミリメートルであり、より好ましくは、距離は15ミリメートルである。また、この実施形態により、皮の中に切り込むだけでなく、その下に位置する肉を切り込む、またはこれを切開することさえ可能になる。
好ましくは、装置は、胴体部分に対する1以上のガイドを備え、胴体部分が1以上の切断手段および/または背皮採取機に対して配置されることを確実にする。
好ましくは、任意選択で使用される背皮採取デバイス、すなわち背皮採取機は、それぞれが螺旋形状などの歯を備える少なくとも2つの相互作用ロールを備える。ロールは、好ましくは、製品キャリアが胴体部分を移動させる方向にロールの軸方向がほぼ平行になるように配置される。好ましくは、背皮採取機のロールは、一定の間隔で互いに隣接して配置される。これにより、採取中に、背皮が望ましくない程度まで傷付くことが回避される。あるいは、他のタイプの背皮採取機を使用することができる。例は、皮を除去するロールによる背皮採取機、または単一のロールが第2のロールとでなく1つのプレートと相互作用する背皮採取機を含む。使用されるロールは、製品キャリアが胴体部分を移動させる方向にロールの軸方向の軸がほぼ平行な状態ではなく、上記方向とほぼ垂直にまたは異なる好適な角度で配置された状態でロールの軸方向の軸を配置することができる。
したがって、本発明によると、まず背皮が採取され、次に背肉のみが採取される。これは、要するに、背肉を採取するためおよび背中の残り半分をさらに処理するために胴体部分がすでにぶら下がっているライン内で、背皮を採取することができるという利点を有する。さらに、背中の上部と背中の残り半分との間の接続部は、背中に安定性を与え、その結果、背皮は、より制御された方法で採取される。
米国特許第4723339号(特許文献1)には、解体処理された家禽の胴体部分から胸皮を除去するための方法および装置が記載されている。胴体部分は、その脚でぶら下がって、製品キャリアによって皮除去装置に沿って誘導される。胸皮と異なり、背皮は伸ばすことができないため、特許文献1における方法は、背皮の除去または採取には適さない。さらに、特許文献1による装置が使用された場合、胸皮は、除去中にかなり傷付けられる。特許文献1による装置によって皮を除去する間に皮が受ける傷の程度は、皮が独立した製品として販売される場合に望ましくない。
添付の図面を参照して、いかなる限定も伴うことなく、本発明による方法および装置を以下に詳細に記載する。
本発明による処理の全体を示す図である。 側部切込の作成を示す図である。 図2によって側部切込を作成した後の胴体部分を示す図である。 後部切込の作成を示す図である。 側部切込および後部切込を作成した後の胴体部分を示す図である。 背皮の採取を示す図である。 本発明による方法に関する1以上の切込の別の方法での作成を示す図である。
本発明による方法は、解体処理された家禽の胴体部分1の処理に関し、本例示のニワトリでは、この胴体部分1は、前面部9と、後部7と、2つの側部6と、を有する。
本発明による処理の関連ステップを実行する前、最初の胴体部分1は、背部3と、各脚5の少なくとも一部と、を備える。背部3は、背肉8と、少なくとも部分的に脚部分を覆う背皮4と、を有する。さらに、脚5は、それらに付随する皮を有し、これは、本明細書中では脚皮と称される。脚は、少なくとも腿を備え、背部は、背中の上部の少なくとも一部を備える。
図示のような最初の胴体部分1は、家禽の胴体、この場合鶏肉であり、胸肉キャップは、例えば、胴体部分がその脚部分によって好適な製品キャリアから吊り下げられる初期の処理ステップにおいて、それが除去された事実の結果として、無くなっている。
図1は、本発明による処理の全体図である。開始位置は、解体処理された家禽の胴体部分1であり、胸肉キャップは、除去されている(図1Aを参照)。本明細書中に記載された本発明における処理は、3つの製品、すなわち2つの脚部分5を備える背中の半分101(図1Cを参照)と、皮を剥いだ背部3(背肉8を備える)と、第3の製品としての採取された背皮4と、を生産する。背肉8および背皮4に関しては、図1Bを参照されたい。本発明による記載の処理ステップの後、背中の半分101は、例えば、ドラムスティック、ニワトリの脚、腿部または骨抜きされた脚肉を形成するためにさらに処理することができる。
本発明による方法は、例示の実施形態において、処理すべき胴体部分1を製品キャリア50内に吊り下げることによって開始する。製品キャリア50は、この場合、胴体部分1の2つの脚部分5に係合するように構成されている。この例において、キャリア50は、各脚部分用に受け入れスロットを有し、任意選択で、該スロット内に脚部分を閉じ込めるためにロック部材を備える。製品キャリア50は、胴体部分1を搬送方向Tに走路52に沿って搬送するように構成される。製品キャリア50は、この場合、この分野の従来技術から周知の高架コンベヤ走路52に取り付けられる。任意選択で、製品キャリア50は、垂直軸回りで回転可能である、かつ/または1以上の他の軸回りで回転可能である。
例示の実施形態において、本発明による方法のさまざまなステップは、さまざまな処理ステーションで行われ、高架コンベヤ走路が、製品キャリアを処理ステーションに沿って誘導する。しかしながら、1以上の処理ステップを単一のステーションで行うことも可能である。
製品キャリア50は、その脚5によって製品キャリア50の下に吊り下げられた胴体部分1を、例えばフレームを備える装置(さらに詳細には示されない)の第1切断手段まで運ぶ。胴体部分1が第1切断手段に到達する前に、胴体部分1は、例えば、図2に示されるガイド16によって阻止される。図2の例において、ガイド16は、胴体部分が間を通過するロッドによって形成されるが、プレートなどを使用することも考えられる。好ましくは、胴体部分が進入する端部でのガイド16同士の間隔は、その後、第1切断手段に近づくほど小さくなるように、比較的大きい。ガイド16は、好ましくは、第1切断手段の上に取り付けられる。ガイド16は、この場合、製品キャリア50からぶら下がるより大きな質量の胴体部分1に対してガイド16が作用するため、より効果的である。
この例において、第1切断手段は、装置のフレーム内で胴体部分1の経路の両側に配置された第1切断部材15aと、第2切断部材15bと、を備える。第1切断手段の切断部材15a、15bは、この場合において、円形の、回転刃として構成される。回転刃15a、15bは、それぞれ、シャフト17a、17bに取り付けられ、モータ18a、18bによって駆動される。回転刃に替えて、胴体部分1の経路の両側において固定刃を使用することもできる。
胴体部分1は、この場合、胸部を前にして(搬送方向Tから見て)、回転刃15a、15b間に誘導される。第1切断手段に進入した後、胴体部分1は、一定の度合いの抵抗を受け、胴体部分1を、搬送方向にほぼ垂直な水平軸に対してわずかに傾けさせる。第1切断手段が胴体部分1を通過するとき、この抵抗が消滅し、胴体部分1は、再び垂直にぶら下がることが可能になる。これにより、胴体部分1の両側に幾分湾曲した側部切込10a、10bが生じる。曲率は、ある程度まで、腿の輪郭に従う。
切断部材15a、15bのそれぞれは、胴体部分1の各側部6内に側部切込10a、10bを形成する。側部切込10a、10bそれぞれは、胴体部分1の側部6上で、各脚5の皮および背皮が互いから分離されるように、胴体部分1上で皮を切開する。側部切込10a、10bは、好ましくは、その後に背部3が脚5から切り離される位置、すなわち、それぞれの腿と製品キャリアからぶら下がる胴体部分1の背中との間に配置される可能性が高い。
切断部材15a、15bの切開の深さを調節して、皮の下に位置する肉も切り込む、または肉も切開することが可能である。さらに、早ければ側部切込10a、10bが作成されるときに、背部3の一部を脚5から切り離すことすら可能である。しかしながら、背骨はそのままである。
図2における例示の実施形態において、側部切込10a、10bは、ほぼ同時に作成される。しかしながら、側部切込10a、10bを順次(まず、一方の側部切込を、次に他方の側部切込を)作成することも可能である。実際には、これは、後部切込のない別の変形形態(図示せず)にも適用される。
図3は、側部切込10a、10bを作成した後の胴体部分1を示す。
この例において、後部切込11は、側部切込10a、10bを作成した後に作成される。これは、図4に示される。しかしながら、最初に後部切込11を作成し、次に側部切込10a、10bを作成することも可能である。
この場合、製品キャリア50は、胴体部分1を、装置のフレーム(より詳細には示されない)内に収容された第2切断手段まで運ぶ。第2切断手段は、後部切込11を作成するのに使用される。後部切込11を作成するために、胴体部分1は、この場合、4分の1回転にわたって回転され、胴体部分1の前面9の代わりに、側部6の一方が前方(搬送方向Tから見て)に向けられる。
図4における例示の実施形態において、第2切断手段は、この場合、円形の回転刃25として構成される。回転刃25は、キャリア50からぶら下がって胴体部分1が辿る経路に沿って配置される。経路内に沿って配置された回転刃25を使用して、後部切込11を作成することができるように、胴体部分1が、側部6の一方を(搬送方向から見て)前にして、製品キャリア50によって経路に沿って移動されるように、胴体部分1は、第1切断手段15a、15bから第2切断手段25まで搬送する間に、回転される。このようにして、胴体部分1の後部が、回転刃25が上に配置された経路側に向けられる。これは、図4に示される。
この場合、装置のフレーム(より詳細には示されない)によって担持されたガイド26は、胴体部分1が回転刃25に対して押し付けられることを確実にする。図4の例では、経路に沿って回転刃25と対向して配置された単一のガイド26が使用される。胴体部分1が辿る経路の両側に配置された2つのガイドを利用することもできる。その場合、第2切断手段は、切断手段の縁部上に配置されたガイドの上にいくらか突出し、または該ガイドの下にいくらか突出し、これにより、胴体部分1は、第2切断手段と接触することが可能になる。ガイドは、当業者に知られた方法で、例えば、円形もしくは正方形のロッドまたはバーあるいはプレートとして構成することができる。
後部切込11の深さは、好ましくは、皮のみが切開されかつ皮の下に位置する肉が切開されないように制限されている。背骨が背部3と脚5の間に最も強固な接続部を形成するため、背骨は、切込が作成される際、できる限り傷付けられないことが好ましい。これは、皮を剥いだ背部の信頼できる切り離しに有益である。
切開の深さを制限するために、回転刃25には、好ましくは、深さストップ、この場合、円形刃に支持されるキャップ29が設けられている。このキャップ29は、回転刃25の上側および/または下側に設けられている。このキャップ29は、回転刃25が胴体部分1に深く貫通し過ぎることを防止する。
後部切込11は、可能な限り近接して側部切込10a、10bに接続し、理想的には、第2切断手段を通過した後、胴体部分1の脚5と背中の間の皮の中に1つの連続する切込を示す。これは、図5に示される。切込10a、10b、11が互いに正確に接続されていなくても、これは必ずしも問題にはならない。脚皮と背皮4の間のいかなる小さな接続部も、背皮の取り外し中に切り離される。切込が、実質的に互いの延長部の中に配置される場合、これは、さらに有利である。
別の実施形態において(図示せず)、後部切込は省略される。この変形形態において、回転刃15a、15bは、回転刃15a、15bが背肉も切開するように配置される。特にニワトリの処理において、回転刃15a、15bの切断縁部間の距離が最大でも40ミリメートルである場合には、妥当な効果が得られる。好ましくは、この距離は、10から20ミリメートルの間で選択され、より好ましくは、この距離は、およそ15mmである。側部切込を形成する回転刃15a、15b間の距離に関するこれらの好ましい値において、背皮の採取は、より効果的である。
この変形形態において(図示せず)、固定刃または他の切断部材を使用することもできる。他の切断部材が使用される場合、最大でも40mmの相互距離で、背骨を向く側部上に2つの側部切込の端部を作成することは有利である。好ましくは、この距離は、10から20ミリメートルの間で選択され、より好ましくは、この距離は、15mmである。
図6は、背皮4の採取の一例を示す。背皮4の採取中、この場合には、背皮採取機30が使用される。背皮採取機30は、この場合、それぞれが、螺旋形状32を備える4つ(好ましくは、少なくとも2つ)の回転可能ロール31を備える。ロール31は、この場合、その軸方向の軸が搬送方向Tとほぼ平行に配置されるが、例えば、搬送方向Tを横切るように配置されたロールを使用することも可能である。
互いに隣り合って配置されたロール31の側面部32は、形状側面部32間に把持される背皮4に対して作用する。胴体部分1が背皮採取機30に対して移動する結果として、かつロール31が回転する結果として、背皮4は、背肉8から離れるように引っ張られる。好ましくは、側面部は、背皮4を搬送方向Tと反対の方向に移動させる。これは、背皮4を一つの部位として採取することを促進させる。切込10a、10bおよび11は、このとき、胴体部分1に付随したままの脚皮に対して除去される背皮4を形成する。
4つのロール31が使用される場合、それらは好ましくは、搬送方向Tの方向から見て、胴体部分1の形状に適合するように配置される。
好ましくは、ロール31の間には、一定量の空間があり、皮は、ロール31の間で粉砕されることなくほとんど無傷のままである。
あるいは、他のタイプの背皮採取機を使用してもよい。例としては、皮を剥ぐロールによる背皮採取機、または単一のロールが第2のロールとではなく1つのプレートと相互作用する背皮採取機が含まれる。使用されるロールは、その軸方向の軸が、製品キャリアが胴体部分を移動させる方向とほぼ平行である代わりに、その軸方向の軸が、この方向とほぼ垂直に、適切であるならば、異なる角度位置に配置された状態で配置することができる。
有利な一実施形態において(図示せず)、胴体部分の背骨の両側部上の上述の切込に加えて、背骨にほぼ平行に延在する2つの切込が作成される。好ましくは、これらの切込は、背骨に隣接して配置される。これは、装置が、2つの切込を作成するのに2つの刃を備える場合に有利である。これらの刃は、例えば、これらの切込を同時に形成する2つの回転可能な、円盤状の刃であってよい。背骨に平行なこれらのさらなる切込を作成することの利点は、背皮を背肉からさらに容易に切り離す(basened)ことが可能である点である。これらの刃は、適切ならば、バネ機構を介して装置のフレームに対して弾性式に配置されており、これらの刃は、胴体部分が通過するとき、背骨にほぼ垂直な方向に弾性的に移動する。
背皮4を採取した後、背肉8は、任意の好適な方法で採取することができる。例えば、この目的のために構成され、ラインに沿って配置された背肉採取機の場合、背肉8は、「このライン内で」採取することができる。一方、製品キャリアから背肉を担持する胴体部分(その一部)を除去し、それをラインの外に取り出し、スタンドアローン型の採取装置にそれを供給することも考えられる。
背肉に関する可能な採取方法は、例えば、背肉を担持する胴体部分がそこに供給される骨プレスを使用する、例えばプレス技術である。
背肉に関する他の好適な採取方法は、例えば、背肉を切り離す、または背肉をばらばらにして外すことを含め、これらの方法は共に、ライン内で行っても、行われなくてもよい。
さらに、背肉に関する選択された採取方法に応じて、胴体部分の脚を備える部分は、ニワトリの脚、ドラムスティック、骨抜きされた脚肉などを形成するためにさらに処理することができる。
実際には、背肉は、背皮が切り離される前でも、胴体の結合した骨部分からわずかに切り離される、または外される場合があることが考えられる。しかしながら、大半の部分に関して、背皮が採取される際、それは、処理すべき胴体部分の骨部分にまだ接続されたままである。
図7は、後部切込11および/または側部切込10a、10bの一方または両方を作成する別の方法を示す。図7の別の実施形態では、回転刃の代わりに、固定刃35が使用される。固定刃35は、刃35を所定の位置に保持するホルダ37の中に取り付けられる。また、ホルダ37は、切開の深さが制限された状態であることを確実にする。
図7の示される例において、ホルダは、切開の深さを制限する直線縁部37を有する。あるいは、これらの縁部は、同様に傾斜した構造(図4からのキャップ29など)または円形であってよい。
ガイド36は、この場合、装置のフレーム(図示せず)内に弾性式に配置され、胴体部分1を固定刃35に対して押す。ガイド36の弾性式の配置は、この例では、ガイドピン39の周囲の弦巻きバネ38によって実現されるが、当業者に知られ得る他の手段も可能である。
図7の実施形態が、切込10a、10b、11の全てを作成するのに使用される場合、固定刃35に対して、胴体部分1をその垂直軸回りで回転させる必要がある。これは、図7で回転矢印Rによって示される。胴体部分が、急激にではなく、このように徐々に回転される場合、これは有益である。緩やかに回転することにより、急激に回転する場合と比べて、胴体部分の瞬間的配置をより効果的に制御することが可能になる。
緩やかな回転は、製品キャリア50と高架コンベヤ走路52との間に取り付けられた偏心カム51を利用して実施することができる。偏心カムは、走路に沿って固定式に配置されたガイド53によって作動される。これらのガイドは、製品キャリアが通過し、偏心カム51を徐々に所望の位置へと動かす際、偏心カムと接触し始める。
背皮4を採取した後、脚を備える胴体部分の一部から背肉8が分離される。残りの胴体部分(すなわち、脚を備える部分)は、その後、ニワトリの脚、ドラムスティック、骨抜きされた脚肉および/またはその他などを形成するためにさらに処理されてよい。
1 胴体部分、3 背部、4 背皮、5 脚、6 側部、7 後部、8 背肉、9 前面部、10a、10b 側部切込、11 後部切込、15a 第1切断部材、15b 第2切断部材、16 ガイド、17a、17b シャフト、18a、18b モータ、25 回転刃、26 ガイド、29 キャップ、30 背皮採取機、31 ロール、32 形状、35 固定刃、36 ガイド、37 ホルダ、37 直線縁部、38 弦巻きバネ、39 ガイドピン、50 製品キャリア、51 偏心カム、52 走路、53 ガイド、101 背中の半分

Claims (23)

  1. 解体処理された家禽の胴体部分から背皮を採取する方法であって、
    前記胴体部分は、初めには、前記背中の上部の少なくとも一部と、前記背中に接続した脚の少なくとも一部と、を備え、前記胴体部分から胸肉キャップが取り除かれており、
    前記背中の上部の一部は、背肉と、背皮と、を有し、
    前記脚部分は、少なくとも腿を備え、かつ少なくとも一部が前記背皮に接続されている脚皮を少なくとも部分的に備え、
    前記胴体部分は、前面、後部および2つの側部を有し、
    当該方法は、
    − 製品キャリア内に吊り下げるステップであって、前記胴体部分が前記脚部分に係合するステップと、
    − ぶら下がる前記胴体部分内に第1および第2側部切込を作成するステップであって、前記側部上の前記側部切込が前記胴体部分の両側に配置されかつ背骨とほぼ垂直に延在し、各側部切込が少なくとも前記胴体部分の各側部上の前記脚皮を前記背皮から分離するステップと、
    − 前記背肉から前記背皮を切り離すステップと、
    記背肉から前記背皮を切り離した後、前記背肉を採取するステップと、
    を含む方法。
  2. 当該方法が、前記胴体部分の後部に配置され、前記脚皮から前記背皮を実質的に分離する後部切込を作成するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 最初に前記側部切込が作成され、次に前記後部切込が作成される、請求項2に記載の方法。
  4. 最初に前記後部切込が作成され、次に前記側部切込が作成される、請求項2に記載の方法。
  5. 最初に前記第1側部切込が作成され、次に前記後部切込、その後前記第2側部切込が作成される、請求項2に記載の方法。
  6. 前記第1側部切込、前記後部切込および前記第2側部切込を備える単一の連続する切込が作成される、請求項2に記載の方法。
  7. 前記後部切込の深さが、背皮のみが切開されるように選択される、請求項2から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記側部切込の深さが、両方の皮が切開され、その下の肉の一部にも少なくとも部分的に切り込むように選択される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記後部切込および前記側部切込が、互いにほぼ一列に配置される、請求項2に記載の方法。
  10. 上述の切込の少なくとも1つを作成する間、前記胴体部分が、前記各切込を作成する切断手段に対して回転される、請求項1から9の一項に記載の方法。
  11. 解体処理された家禽の胴体部分から背皮を採取するための装置であって、
    前記胴体部分は、初めには、前記背中の上部の少なくとも一部と、前記背中に接続した脚の少なくとも一部と、を備え、前記胴体部分から胸肉キャップが取り除かれており、
    前記背中の上部の一部は、背肉と、背皮と、を備え、
    前記脚部分は、少なくとも腿を備え、かつ少なくとも部分的に前記背皮に接続されている脚皮を少なくとも部分的に備え、
    前記胴体部分は、前面、後部および2つの側部を有し、
    当該装置は、
    − 第1および第2側部切込を形成するための第1切断手段であって、前記側部上の前記側部切込が前記胴体部分の両側に配置されかつ背骨とほぼ垂直に延在し、各側部切込が少なくとも前記胴体部分の各側部上の前記脚皮を前記背皮から分離する第1切断手段と、
    − 前記胴体部分の後部側に配置され、前記背皮を前記脚皮から実質的に分離する後部切込を作成するための第2切断手段と、
    − 前記背肉から前記背皮を切り離すための背皮採取機と、
    − 前記皮がすでに取り除かれた背肉を採取するための背肉採取機と、
    を備え、
    当該装置は、前記胴体部分の前記脚部分に係合するのに適した製品キャリアと相互作用するように構成された装置。
  12. 解体処理された家禽の胴体部分から背皮を採取するための装置であって、
    胸肉キャップが取り除かれている前記胴体部分は、初めには、前記背中の上部の少なくとも一部と、前記背中に接続した脚の少なくとも一部と、を備え、前記胴体部分から胸肉キャップが取り除かれており、
    前記背中の上部の一部は、背肉と、背皮と、を備え、
    前記脚部分は、少なくとも腿を備え、かつ少なくとも部分的に前記背皮に接続されている脚皮を少なくとも部分的に備え、
    前記胴体部分は、前面、後部および2つの側部を有し、
    当該装置は、
    送方向に前記胴体部分を搬送するための製品キャリアと、
    − 第1および第2側部切込を形成するための第1切断手段であって、前記側部切込が、背骨とほぼ垂直に延在し、前記胴体部分の両側の前記側部上に配置され、各側部切込が、少なくとも前記胴体部分の各側部上の前記脚皮を前記背皮から分離する第1切断手段と、
    − 前記背肉から前記背皮を切り離すための背皮採取機と、
    − 搬送方向から見て前記背皮採取機の上流に配置された、前記皮がすでに取り除かれた背肉を採取するための背肉採取機と、
    を備え、
    前記製品キャリアは、前記胴体部分の前記脚部分に係合するのに好適である装置。
  13. 前記装置が、前記胴体部分の後部に配置され、前記背皮を前記脚皮から実質的に分離する後部切込を作成するための切断手段をさらに備える、請求項12に記載の装置。
  14. 前記第1切断手段が、
    − 前記第1側部切込を作成するための第1切断部材と、
    − 前記第2側部切込を作成するための第2切断部材と、
    を備える、請求項11または12に記載の装置。
  15. 前記第1および前記第2切断手段が、単一の切断部材に組み込まれる、請求項11に記載の装置。
  16. 前記装置が、処理すべき前記胴体部分を前記切断手段の少なくとも1つおよび/または前記背肉採取機に沿って誘導するためのガイドをさらに備える、請求項11から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記切断手段が、少なくとも1つの回転刃を備える、請求項11から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. 前記切断手段が、少なくとも1つの固定刃を備える、請求項11から17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記第1切断手段が、これらの切断部材によって背骨を向く前記側部上に作成された前記2つの側部切込間の最短の距離が、最大でも40ミリメートルであるように、相対的に配置された2つの切断部材を有する、請求項12に記載の装置。
  20. 背骨を向く前記側部上の前記2つの側部切込間の距離が、10から20ミリメートルの間である、請求項19に記載の装置。
  21. 前記背肉から前記背皮を切り離した後、前記背肉を採取するステップが、前記胴体部分の残りの部分から前記背肉を切り離すことによって行われる、請求項1に記載の方法。
  22. 搬送方向に前記胴体部分を搬送するための製品キャリアが、前記胴体部分が前記脚部によって製品キャリア内に吊り下げられるように、前記胴体部分を搬送するのに好適である、請求項12に記載の装置。
  23. 背骨を向く前記側部上の前記2つの側部切込間の距離が、15ミリメートルである、請求項20に記載の装置。
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