JP5210250B2 - バリ取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、バリ取り装置に関する。
被加工物に形成されたバリを除去する一般的な方法として、高圧洗浄機を用いて高圧の流体をバリに当てるものが知られている。
その他のバリ除去方法の一つとして、特許文献1に開示された方法が知られている。特許文献1には、被加工物に設けられた溝の両側のエッジ部に形成されたバリを除去する方法として、被加工物を挟むように互いに対向して設けられた一対のカップ型ブラシを、被加工物に接触させた状態にて、溝の両側のバリを同時に除去する方向に回転させるものが開示されている。
特開平5−57586号公報
ところで、変速機ケースのように、ケースの内面に径の異なる複数の円環状の加工溝(スナップリングを取り付けるための加工溝)が設けられ、これらの加工溝の両側のエッジ部にバリやカエリが形成されるものがある。
しかしながら、上記従来のバリを除去する方法では、変速機ケースの内面に形成されるバリ等を適切に除去できない問題があった。これは、高圧洗浄機を用いる方法を適用しようとしても高圧洗浄機のノズルと変速機ケースとを非接触にするためのノズル等の調整が困難なためである。また、特許文献1に開示された方法は被加工物の外面に形成されたバリを除去する方法であるので、これをそのまま適用できないためである。
本発明は、このような技術的課題を鑑みてなされたもので、変速機ケースの内面に形成されるバリ等を適切に除去することが可能なバリ取り装置を提供することを目的とする。
本発明は、バリ取り装置であって、記変速機ケースの内側を前記変速機ケースの主軸に対して平行に出入りする、回転可能な軸部と、前記軸部に接続され、前記軸部の径方向に移動可能なバリ取り材保持部と、前記変速機ケースの内面に設けられた円環状の加工溝に形成されたバリを除去するバリ取り材と、前記軸部の前後方向の移動量を調節し前記バリ取り保持部の移動量を調整する移動量調節部と、を備え、前記軸部は、当該軸部の主軸に対して所定角度で傾斜する凹部/凸部形状を成す斜面を有し、且つ、当該軸部の主軸に沿って前後方向に移動可能であり、前記バリ取り材保持部は、前記斜面に対し互いに凸部/凹部形状部にて係止嵌合したスライド可能な斜面を有し、前記軸部が前後方向へ移動したときには、前記移動量調整部により設定された移動量及び前記所定角度の角度値に応じて、前記軸部の径方向に移動することを特徴とする。
また、本発明は、変速機ケースの内面に設けられた円環状の第1加工溝と、前記第1加工溝よりも中心径が小さい第2加工溝と、に形成されたバリを除去するバリ取り装置であって、前記変速機ケースの内側を前記変速機ケースの主軸に対して平行に出入りする、回転可能な軸部と、前記軸部に接続され、前記軸部の径方向に移動可能な第1バリ取り材保持部と、前記軸部に接続され、前記軸部の径方向に移動可能な第2バリ取り材保持部と、前記第1バリ取り材保持部により保持され、前記第1加工溝に接触した状態で前記第1加工溝に形成されたバリを除去する第1バリ取り材と、前記第2バリ取り材保持部により保持され、前記第2加工溝に接触した状態で前記第2加工溝に形成されたバリを除去する第2バリ取り材と、を有し、前記軸部は、当該軸部の主軸に対して第1角度で傾斜する第1斜面と、前記第1角度よりも小さい第2角度で傾斜する第2斜面と、を有し、且つ、当該軸部の主軸に対して前後方向に移動可能であり、前記第1バリ取り材保持部は、前記第1斜面に対してスライド可能な斜面を有し、前記軸部が前後方向に移動したときには、この移動量及び前記第1角度の角度値に応じて、前記軸部の径方向に移動し、前記第2バリ取り材保持部は、前記第2斜面に対してスライド可能な斜面を有し、前記軸部が前後方向に移動したときには、この移動量及び前記第2角度の角度値に応じて、前記第1バリ取り材保持部よりも小さい移動量だけ前記軸部の径方向に移動することを特徴とする。
本発明によれば、バリ取り装置は、変速機ケースの内側を出入りする回転可能な軸部と、軸部に接続されて径方向に移動可能な第1バリ取り材保持部と、第1バリ取り材保持部により保持されたバリ取り材と、を有する。このような簡易な機構構成のバリ取り装置を変速機ケースの内側に入れ、バリ取り材を加工溝に接触させることで、変速機ケースの内面に形成されるバリ等を適切に除去することができる。
本発明の一実施形態に係るバリ取り装置の装置構成の一例を示す図である。 図1の接続部C及びDを拡大した図である。 図1の断面BBからバリ取り機構を見た図である。 図1の断面BBから接続部Cを見た第1の例に係る図である。 図1の断面BBから接続部Cを見た第2の例に係る図である。 図1の断面DDからバリ取り機構を見た図である。 第1ブラシ保持部と第2ブラシ保持部の径方向の移動量の違いを説明する図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。この実施形態では、図1に示すバリ取り装置10が、変速機ケース40の内面の加工溝41、42、43、44に形成されるバリ等を除去する。
(装置構成例)
図1は、本発明の一実施形態に係るバリ取り装置10の装置構成の一例を示す図である。図2は、図1の接続部C及びDを拡大した図である。図1では、バリ取り装置10と、このバリ取り装置10によるバリ取り対象の変速機ケース40と、を示している。なお、図1は各装置の部分断面図を示す。
バリ取り装置10は、第1ブラシ3、第2ブラシ6、第3ブラシ7を回転させることで変速機ケース40の内面に形成されたバリを除去するバリ除去工程専用の工作機械である。このバリ取り装置10は、バリ取り機構20及び移送機構30を有する。
バリ取り機構20は、変速機ケース40の内面に形成されたバリを除去する装置である。このバリ取り機構20は、移送機構30によって主軸AAの前後方向(図1の左右方向)及びこの主軸AAの径方向(図1の上下方向)の計3軸方向に移動制御される。またこのバリ取り機構20は、ドローバー1、第1ブラシ保持部2、第1ブラシ3、第2ブラシ保持部4、ブラシ取付板5、第2ブラシ6、第3ブラシ7、バネ81、当て金82、調節ネジ91、92を有する構成である。各構成要素についての説明は後述する。
移送機構30は、バリ取り機構20の一端側を挟持するとともに挟持したバリ取り機構20を主軸AAに沿って前後方向及びこの主軸AAの径方向の計3軸方向に移動制御することで、バリ取り機構20を変速機ケース40の内側に主軸AAに対して平行に出入りさせる。
変速機ケース40は、変速機構(不図示)を収納するために形成される中空の筐体である。この変速機ケース40は、主軸AAに平行なケース中心軸Xを中心に略円柱状に形成されている。
この変速機ケース40のケース内面には、加工によって円環状の加工溝41、42、43、44がケース中心軸Xに対して垂直に設けられる。これらの加工溝41、42、43、44はスナップリングを取り付けるための円環状の溝であり、各々の加工溝の中心径(ケース中心軸Xから各加工溝までの距離)が異なることを特徴とする。図1に示す例では、加工溝41、加工溝42、43、加工溝44の順に中心径が大きくなっている。なお、これらの加工溝41、42、43、44が設けられると、各溝の両側のエッジ部には不図示のバリやカエリが形成される。そこで、本実施形態によれば、バリ取り装置10によってかかるバリ等を適切に除去する。
続いて、バリ取り機構20の各構成要素について説明する。
ドローバー(軸部)1は、バリ取り機構20の内部において主軸AAに沿って前後に延びるように配置され、バリ取り機構20の内部を前後方向に移動可能な軸部材である。このドローバー1は、第1ブラシ接続部1a、第2ブラシ接続部1bを備える。
第1ブラシ接続部1aは、ドローバー1の一部を構成するとともに、ドローバー1のその他の部分に比べて拡径している部分である。図2(a)に示すように、この第1ブラシ接続部1aには斜面11が形成されており、この斜面11において第1ブラシ保持部2を接続する。斜面11は、主軸AAに対して角度Θa(例えば31.5°)で傾斜している。この第1ブラシ接続部1aと第1ブラシ保持部2との具体的な接続形態については後述する。
第2ブラシ接続部1bは、第1ブラシ接続部1aと同様に、ドローバー1の一部を構成するとともに、ドローバー1のその他の部分に比べて拡径している部分である。図2(b)に示すように、この第2ブラシ接続部1bには斜面12が形成されており、この斜面12において第2ブラシ保持部4を接続する。斜面12は、主軸AAに対して上記の角度Θaと異なる角度Θb(例えば30.0°)で傾斜している。この第2ブラシ接続部1bと第2ブラシ保持部4との間の具体的な接続形態についても後述する。
第1ブラシ保持部(ブラシホルダ)2は、一端側が第1ブラシ接続部1aに接続され、他端側がブラシ取付板5にボルト等により連結されることで、ブラシ取付板5に取り付けられた第1ブラシ3を保持する部材である。図2(a)に示すように、この第1ブラシ保持部2には、第1ブラシ接続部1aの斜面11に対応する斜面13が形成されている。これにより、第1ブラシ保持部2は、斜面13及び斜面11を利用して第1ブラシ接続部1aに対してスライド可能である。またこの第1ブラシ保持部2は、第1ブラシ接続部1aとの間では、主軸AAの径方向にのみ移動可能である。
第1ブラシ3は、第1ブラシ保持部2により保持され、第1ブラシ保持部2と同様に、第1ブラシ接続部1aとの間で主軸AAの径方向にのみ移動可能なバリ取り材である。この第1ブラシ3は、加工溝41に接触した状態で回転することにより、加工溝41に形成されたバリを除去する。
第2ブラシ保持部(ブラシホルダ)4は、一端側が第2ブラシ接続部1bに接続され、他端側がブラシ取付板5にボルト等により連結されることで、ブラシ取付板5に取り付けられた第2ブラシ6及び第3ブラシ7を保持する部材である。図2(b)に示すように、この第2ブラシ保持部4には、第2ブラシ接続部1bの斜面12に対応して斜面14が形成されている。これにより、第2ブラシ保持部4は、斜面14及び斜面12を利用して第2ブラシ接続部1bに対してスライド可能である。またこの第2ブラシ保持部4は、第2ブラシ接続部1bとの間で主軸AAの径方向にのみ移動可能である。
第2ブラシ6は、第2ブラシ保持部4により保持され、第2ブラシ保持部4と同様に、第2ブラシ接続部1bとの間で主軸AAの径方向にのみ移動可能なバリ取り材である。この第2ブラシ6は、加工溝42、43に接触した状態で回転することにより、これら加工溝42、43に形成されたバリを除去する。またこの第2ブラシ6は、主軸AAの径方向の幅が第1ブラシ3と略同一に構成されている。
第3ブラシ7は、第2ブラシ保持部4により保持され、第2ブラシ保持部4と同様に、第2ブラシ接続部1bとの間で主軸AAの径方向にのみ移動可能なバリ取り材である。この第3ブラシ7は、加工溝44に接触した状態で回転することにより、加工溝44に形成されたバリを除去する。またこの第3ブラシ7は、主軸AAの径方向の幅が第2ブラシ6に比して短く構成されている。
バネ81は、ドローバー1の左側に配設され、主軸AAに沿って前後方向に伸縮可能な弾性部材である。このバネ81は、一端が当て金82に固定されるとともに、他端が弾性力によってドローバー1(第1ブラシ接続部1a、第2ブラシ接続部1bを含む)を主軸AAに沿って前方向(図1の右方向)に付勢する。
調節ネジ91は、当て金82を介してバネ81よりも主軸AAに沿って後方向(図1の左方向)に配設されたネジである。この調節ネジ91はバネ81の張力を調節する。すなわち、この調節ネジ91を締めると、当て金82がこの締め量に応じて主軸AAに沿って前方向に移動する。これに伴い、バネ81の張力が大きくなる、すなわちドローバー1に対する付勢力が大きくなる。一方、この調節ネジ91を緩めると、当て金82がこの締め量に応じて主軸AAに沿って後方向に移動する。これに伴い、バネの張力が小さくなる、すなわちドローバー1に対する付勢力が小さくなる。
調節ネジ92は、ドローバー1よりも主軸AAに沿って前方向に配設されたネジである。この調節ネジ92はドローバー1の前後方向の移動量を調節する。すなわち、この調節ネジ92を締めると、ドローバー1はこの締め量に応じて主軸AAに沿って後方向に移動する。一方、この調節ネジ92を緩めると、ドローバー1はこの緩め量に応じて主軸AAに沿って前方向に移動する。
なお、図1に示す例では、第1ブラシ3、第2ブラシ6、第3ブラシ7の順に各々のブラシから主軸AAまでの距離が長くなるよう構成されている。これは、バリ取り対象の各加工溝41、42、43、44の中心径に応じて各々のブラシから主軸AAまでの距離を設定しているためである。
(図1の断面BBにおけるバリ取り機構20の構成について)
図3は、図1の断面BBからバリ取り機構20を見た図である。図3を参照して、断面BB周辺のバリ取り機構20の構成について具体的に説明する。
図3に示す例では、複数(図3では4つ)の第1ブラシ保持部2が一定角度(図3では90°)の位相差で第1ブラシ接続部1aに接続されている。また各々の第1ブラシ保持部2はブラシ取付板5を介して円状(扇状)の第1ブラシ3を保持している。
これら第1ブラシ保持部2及び第1ブラシ3は、前述の通りに、第1ブラシ接続部1aとの間では主軸AAの径方向にのみ移動可能である。ただし、バリ取り機構20がケース中心軸Xを中心に回転した場合には、これに伴い回転する。
(図1の接続部Cの第1の例について)
図4は、図1の断面BBから接続部Cを見た第1の例に係る図である。図4を参照して、接続部Cすなわち第1ブラシ接続部1aと第1ブラシ保持部2の接続部の形態について説明する。
図4に示す例では、第1ブラシ接続部1aと第1ブラシ保持部2とは、互いに凹凸嵌合することで接続されている。つまり、第1ブラシ接続部1aに向かってT字状に突出する凸部51と、この凸部51に相当する部分が凹んだ凹部52と、が互いに凹凸嵌合している。またこの図4では断面BB上の形態を示しているが、主軸AA方向に対して垂直な各断面において、第1ブラシ接続部1aと第1ブラシ保持部2とは同様に凹凸嵌合している。
ここで前述したように、第1ブラシ接続部1aには斜面11(図2参照)が形成されている。また第1ブラシ保持部2には、この斜面11に対応する斜面13(図2参照)が形成されている。そのため、第1ブラシ接続部1aを主軸AAに沿って前後方向に移動させることで、斜面11と斜面13とをスライドさせて第1ブラシ保持部2を主軸AAの径方向に移動させることができる。具体的には、調節ネジ92を締めてドローバー1を主軸AAに沿って後方向に移動させることで、第1ブラシ接続部1aも同方向を移動させるとともに、第1ブラシ保持部2を主軸AAの径方向外向きに移動させる。一方、調節ネジ92を緩めてドローバー1を主軸AAに沿って前方向に移動させることで、第1ブラシ接続部1aも同方向に移動させるとともに、第1ブラシ保持部2を主軸AAの径方向内向きに移動させる。なお、このときの第1ブラシ保持部2の径方向の移動量は、第1ブラシ接続部1aの前後方向の移動量にtanΘaを乗じた量となる(図7(a)参照)。
(図1の接続部Cの第2の例について)
図5は、図1の断面BBから接続部Cを見た第2の例に係る図である。図5を参照して、接続部Cすなわち第1ブラシ接続部1aと第1ブラシ保持部2の接続部の別の形態について説明する。
図5に示す例でも、第1ブラシ接続部1aと第1ブラシ保持部2とは、互いに凹凸嵌合することで接続されている。ここでは、第1ブラシ保持部2に向かって外向きに勾配する凸部53と、第1ブラシ接続部1aに向かって内向きに勾配する凹部54と、が互いに凹凸嵌合している。またこの図5では、断面BB上の形態を示しているが、主軸AA方向に対して垂直な各断面において、第1ブラシ接続部1aと第1ブラシ保持部2とは同様に凹凸嵌合している。なお、第1ブラシ接続部1aを主軸AAに沿って前後方向に移動させたときの第1ブラシ保持部2の動作は前述の第1の例と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(図1の断面DDにおけるバリ取り機構20の構成について)
図6は、図1の断面DDからバリ取り機構20を見た図である。図6を参照して、断面DD周辺のバリ取り機構20の構成について具体的に説明する。
図6に示す例では、複数(図6では4つ)の第2ブラシ保持部4が一定角度(図6では90°)の位相差で第2ブラシ接続部1bに接続されている。また各々の第2ブラシ保持部4はブラシ取付板5を介して円状(扇状)の第2ブラシ6、第3ブラシ7を保持している。
これら第2ブラシ保持部4、第2ブラシ6及び第3ブラシ7は、前述の通りに、第2ブラシ接続部1bとの間では主軸AAの径方向にのみ移動可能である。ただし、バリ取り機構20がケース中心軸Xを中心に回転した場合には、これに伴い回転する。
なお、第2ブラシ接続部1bと第2ブラシ保持部4とは、図4と同様に、互いに凹凸嵌合することで接続されている。そのため、第2ブラシ接続部1bを主軸AAに沿って前後方向に移動させることで、斜面12と斜面14とをスライドさせて第2ブラシ保持部4を主軸AAの径方向に移動させることができる。なお、このときの第2ブラシ保持部4の径方向の移動量は、第2ブラシ接続部1bの前後方向の移動量にtanΘbを乗じた量となる(図7(b)参照)。
(第1ブラシ保持部2と第2ブラシ保持部4の径方向の移動量の違いについて)
図7は、第1ブラシ保持部2と第2ブラシ保持部4の径方向の移動量の違いを説明する図である。図7(a)には第1ブラシ接続部1aに形成された角度Θaの斜面11を、図7(b)には第2ブラシ接続部1bに形成された角度Θbの斜面12を、簡略化して示している。
図1において、ドローバー1を主軸AAに沿って後方向に距離Lだけ移動させた場合を考える。この場合、第1ブラシ保持部2の径方向外向きの移動量はL×tanΘaになる。一方、第2ブラシ保持部4の径方向外向きの移動量はL×tanΘbになる。つまり、各ブラシ保持部2、4の移動量は各々のブラシ保持部2、4が有する斜面13、14の角度に応じて変化する。そのため、斜面13、14(斜面11、12)の角度を異なる角度に設定することで、ドローバー1を前後に移動させたときの各ブラシ保持部2、4の径方向の移動量、すなわち各ブラシ3、6、7の径方向の移動量を異ならせることができる。
(バリ取り装置10を用いたバリ取り方法)
以上、本実施形態に係るバリ取り装置10の構成や作用について説明してきた。ここでは、このようなバリ取り装置10を用いて変速機ケース40の内面の加工溝41、42、43、44に形成されるバリ等を除去する方法について、以下の第1から第4の工程に分けて説明する。
1.調節ネジ92によってドローバー1を後方向に移動量L1だけ移動する工程。
第1の工程では、前準備工程として、調節ネジ92によってドローバー1を主軸AAに沿って後方向に移動量L1だけ移動する。前述のようにドローバー1は、原則的にはバネ81の弾性力によって主軸AAに沿って前方向に付勢される。ここで第1の工程により調節ネジ92を締めることで、ドローバー1を主軸AAに沿って移動量L1だけ後方向に移動させる。そうすると、第1ブラシ3は主軸AAの径方向外向きにL1×tanΘaだけ移動する。一方、第2ブラシ6及び第3ブラシ7は主軸AAの径方向外向きにL1×tanΘbだけ移動する。
このように第1の工程では、ドローバー1を主軸AAに沿って移動量L1だけ後方向に移動させることにより、各ブラシ3、6、7を径方向外向きに上記の移動量だけ移動させている。すなわち、この移動量L1を、第1ブラシ3を加工溝41に(及び、第2ブラシ6を加工溝42及び加工溝43に、第3ブラシ7を加工溝44に)接触させるために必要な移動量にすることで、各ブラシ3、6、7を各加工溝41、42、43、44に接触させることができる。なお、各ブラシ3、6、7と各加工溝41、42、43、44との接触幅は約2mmにすることが望ましい。
2.バリ取り機構20を変速機ケース40の内側に入れる工程。
第2の工程では、開始工程として、移送機構30がバリ取り機構20を変速機ケース40の内側に入れるとともに、主軸AAがケース中心軸Xに合致するよう移動制御する。
3.バリ取り機構20を回転させる工程。
第3の工程では、バリ取り工程として、移送機構30はケース中心軸Xを中心にバリ取り機構20を回転(又は揺動)させるとともに、このバリ取り機構20をケース中心軸Xから離れるよう渦巻き状に移動させる。そうすると、第1ブラシ3、第2ブラシ6及び第3ブラシ7も連動して回転(又は揺動)及び移動し、各加工溝41、42、43に接触する位置に移動する。これにより、加工溝41、42、43、44に形成されるバリ等を除去する。
なお、この第3の工程を継続すると、各ブラシ3、6、7と各加工溝41、42、43、44との間で磨耗が生じる。図1に示す例では、ブラシから主軸AAまでの距離(回転径)が長い第1ブラシ3、第2ブラシ6、第3ブラシ7の順に磨耗の度合いが高くなる。つまり、回転径が大径側のブラシの方が磨耗の度合いが高くなっている。これは、ブラシから主軸AAまでの距離が長いほどそのブラシの角速度が速くなり、そのブラシと加工溝との接触量が大きくなるためである。そのため、各ブラシ3、6、7によって各加工溝41、42、43、44に形成されたバリを適切に除去できなくなるおそれがある程度の磨耗が生じた場合には、次の第4工程を経た後に第5工程へ進む。このような磨耗が生じていない場合には、次の第4工程を経ると処理を終了する。
4.バリ取り装置10を変速機ケース40の内側から出す工程。
上記第1から第3の工程によりバリ取り装置10によるバリ取りが終了すると、第3の工程では、終了工程として、移送機構30がバリ取り機構20を変速機ケース40の内側から出すよう移動制御する。
5.調節ネジ92によってドローバー1を後方向に移動量L2だけ移動する工程。
第5の工程では、調整工程として、調節ネジ92によってドローバー1を主軸AAに沿って後方向に移動量L2だけ移動する。すなわち調節ネジ92を締めることで、ドローバー1を主軸AAに沿って移動量L2だけ後方向に移動させる。そうすると、第1ブラシ3は主軸AAの径方向外向きにL2×tanΘaだけ移動する。一方、第2ブラシ6及び第3ブラシ7は主軸AAの径方向外向きにL2×tanΘbだけ移動する。
このように第5の工程では、ドローバー1を主軸AAに沿って移動量L2だけ後方向に移動させることにより、各ブラシ3、6、7を径方向外向きに上記の移動量だけ移動させている。すなわち、この移動量L2を、第1ブラシ3を加工溝41に(さらに第2ブラシ6を加工溝42及び加工溝43に、第3ブラシ7を加工溝44に)再び接触させるために必要な移動量にすることで、各ブラシ3、6、7を各加工溝41、42、43、44に再び接触させることができる。なお、この場合にも前述の第1の工程と同様に各ブラシ3、6、7と各加工溝41、42、43、44との接触幅は約2mmにすることが望ましい。
またこの第5の工程では、磨耗の度合いが高い第1ブラシ3の移動量(L2×tanΘa)を、磨耗の度合いが低い第2ブラシ6、第3ブラシ7の移動量(L2×tanΘb)よりも大きくしている。すなわち、ブラシの磨耗の度合いが高いほどそのブラシの移動量を大きくしている。これにより、ブラシ間の磨耗差を解消することができる。
以上の第1から第5の工程について説明してきた。このようにして、バリ取り装置10は、変速機ケース40の内面の加工溝41、42、43、44に形成されるバリ等を除去することができる。
(まとめ)
本実施形態によれば、バリ取り装置10は、変速機ケース40の内側を出入りする回転可能なドローバー1と、ドローバー1に接続されて径方向に移動可能な第1ブラシ保持部2と、第1ブラシ保持部2により保持された第1ブラシ3と、を有する。このような簡易な機構構成のバリ取り装置10を変速機ケース40の内側に入れ、第1ブラシ3を加工溝41に接触させることで、変速機ケース40の内面に形成されるバリ等を適切に除去することができる。また、一台のバリ取り装置10を既存のトランスファーマシンに追加するのみでマシニングセンタ等を利用することなくバリ等を除去できるため、設備投資金額を抑えることができるとともに、バリ取りに係る工程を短縮化できる(請求項1に記載の発明の効果)。
また、本実施形態によれば、ドローバー1は、主軸AAに対して角度Θaで傾斜する斜面11を有し、且つ、主軸AAに沿って前後方向に移動可能である。また第1ブラシ保持部2は、斜面11に対してスライド可能な斜面13を有し、ドローバー1が主軸AAに沿って前後方向へ移動したときには、この移動量L及び角度値Θaに応じてドローバー1の径方向にL×tanΘaだけ移動する。これにより、簡易な機構構成で第1ブラシ3をドローバー1の径方向に移動させることができる(請求項2に記載の発明の効果)。
また、本実施形態によれば、ドローバー1の一端側に配設され、ドローバー1の主軸AAに沿った前後方向の移動量を調節する調節ネジ92を有する。調節ネジ92を締める又は緩めることで、バリ取り前又はバリ取り後のドローバー1の前後方向の移動量すなわち第1ブラシ3の径方向の移動量を調節することができる。そのため、調節ネジ92を設けた簡易な機構構成で、第1ブラシ3が磨耗して加工溝41に非接触になったときには、第1ブラシ3を再び加工溝41に接触させることができる。また、第1ブラシ3を加工溝41に繰り返し再接触させることで、第1ブラシ3を最大限に利用することができる(請求項3に記載の発明の効果)。
また、本実施形態によれば、バリ取り装置10は、変速機ケース40の内側を出入りする回転可能なドローバー1と、ドローバー1に接続されて径方向に移動可能な第1ブラシ保持部2及び第2ブラシ保持部4と、第1ブラシ保持部2により保持された第1ブラシ3と、第2ブラシ保持部4により保持された第2ブラシ6と、を有する。このような簡易な機構構成のバリ取り装置10を変速機ケース40の内側に入れ、第1ブラシ3を加工溝41に及び第2ブラシ6を加工溝41よりも溝径が小さい加工溝42に接触させることで、変速機ケース40の内面の複数の径の異なる円環状の加工溝41と加工溝42に形成されるバリ等を適切に除去することができる。また、一台のバリ取り装置10を既存のトランスファーマシンに追加するのみで、マシニングセンタ等を利用することなくバリ等を除去できるため、設備投資金額を抑えることができるとともに、バリ取りに係る工程を短縮化できる(請求項4に記載の発明の効果)。
また、本実施形態によれば、ドローバー1は、主軸AAに対して角度Θaで傾斜する斜面11と、角度Θaよりも小さい角度Θbで傾斜する斜面12を有し、且つ、主軸AAに沿って前後方向に移動可能である。また第1ブラシ保持部2は、斜面11に対してスライド可能な斜面13を有し、ドローバー1が主軸AAに沿って前後方向へ移動したときには、この移動量L及び角度値Θaに応じてドローバー1の径方向にL×tanΘaだけ移動する。さらに第2ブラシ保持部4は、斜面12に対してスライド可能な斜面14を有し、ドローバー1が主軸AAに沿って前後方向へ移動したときにはこの移動量L及び角度値Θbに応じてドローバー1の径方向にL×tanΘbだけ移動する。これにより、簡易な機構構成で第1ブラシ3及び第2ブラシ6をドローバー1の径方向に移動させることができる。また、磨耗の度合いが高いブラシ(ここでは第1ブラシ3)ほど径方向の移動量が大きくなるように(L×tanΘa>L×tanΘb)、斜面11、13の傾斜角度Θa、Θbを設定している。そのため、各ブラシの磨耗の度合いが異なっていても、各ブラシを加工溝に接触させることができる(請求項5に記載の発明の効果)。
また、本実施形態によれば、ドローバー1の一端側に配設され、ドローバー1の主軸AAに沿った前後方向の移動量を調節する調節ネジ92を有する。調節ネジ92を締める又は緩めることで、バリ取り前又はバリ取り後のドローバー1の前後方向の移動量すなわち第1ブラシ3、第2ブラシ6の径方向の移動量を調節することができる。そのため、調節ネジ92を設けた簡易な機構構成で、第1ブラシ3、第2ブラシ6が磨耗してそれぞれ加工溝41、加工溝42に非接触になったときに、第1ブラシ3、第2ブラシ6を再び加工溝41に接触させることができる。また、第1ブラシ3、第2ブラシ6をそれぞれ加工溝41、加工溝42に繰り返し再接触させることで、第1ブラシ3、第2ブラシ6を最大限に利用することができる(請求項6に記載の発明の効果)。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものであり、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記説明においては、移送機構30は、バリ取り機構20を主軸AAに沿って前後方向及びこの主軸AAの径方向の計3軸方向に移動制御したが、この場合には限らない。移送機構30は、バリ取り機構20を主軸AAに沿って前後方向の1軸方向に移動制御してもよい。
また、例えば、上記説明においては、調節ネジ92を用いてドローバー1の主軸AAに沿った前後方向の移動量を調節したが、この場合には限らない。ドローバー1の主軸AAに沿った前後方向の移動量を自動的に調節する機構を調節ネジ91や移送機構30に持たせてもよい。
また、例えば、上記バリ取り装置10を用いたバリ取り方法の第2の工程又は第5の工程において、バリ取り機構20を変速機ケース40の内側に入れる又は内側から出す際に第1ブラシ3をドローバー1の径方向内向きに移動させてもよい。これにより、バリ取り装置10と変速機ケース40との間の擦りを防止することができる。つまり、バリ取り装置10にリトラクト機能を付与することができる。
1 ドローバー(軸部)
1a 第1ブラシ接続部
1b 第2ブラシ接続部
2 第1ブラシ保持部(第1バリ取り材保持部)
3 第1ブラシ(第1バリ取り材)
4 第2ブラシ保持部(第2バリ取り材保持部)
5 ブラシ取付板
6 第2ブラシ(第2バリ取り材)
7 第3ブラシ
10 バリ取り装置
20 バリ取り機構
30 移送機構
40 変速機ケース
41 加工溝(第1加工溝)
42 加工溝(第2加工溝)
43 加工溝
44 加工溝
81 バネ
91 調節ネジ
92 調節ネジ(移動量調節部)

Claims (5)

  1. 記変速機ケースの内側を前記変速機ケースの主軸に対して平行に出入りする、回転可能な軸部と、
    前記軸部に接続され、前記軸部の径方向に移動可能なバリ取り材保持部と、
    前記変速機ケースの内面に設けられた円環状の加工溝に形成されたバリを除去するバリ取り材と、
    前記軸部の前後方向の移動量を調節し前記バリ取り保持部の移動量を調整する移動量調節部と、を備え、
    前記軸部は、当該軸部の主軸に対して所定角度で傾斜する凹部/凸部形状を成す斜面を有し、且つ、当該軸部の主軸に沿って前後方向に移動可能であり、
    前記バリ取り材保持部は、前記斜面に対し互いに凸部/凹部形状部にて係止嵌合したスライド可能な斜面を有し、前記軸部が前後方向へ移動したときには、前記移動量調整部により設定された移動量及び前記所定角度の角度値に応じて、前記軸部の径方向に移動することを特徴とするバリ取り装置。
  2. 前記変速機ケースには中心径が異なる複数の加工溝が形成され、
    前記軸部は、前記複数の加工溝に応じて前記所定角度が異なる複数の斜面を有し、
    前記バリ取り保持部は、前記複数の斜面に対して複数設けられ、
    各バリ取り保持部は、前記軸部の斜面に対してスライド可能な斜面を有することを特徴とする請求項1に記載のバリ取り装置。
  3. 前記軸部は、前記変速機ケースの中心軸から離れるように渦巻き状に移動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のバリ取り装置。
  4. 変速機ケースの内面に設けられた円環状の第1加工溝と、前記第1加工溝よりも中心径が小さい第2加工溝と、に形成されたバリを除去するバリ取り装置であって、
    前記変速機ケースの内側を前記変速機ケースの主軸に対して平行に出入りする、回転可能な軸部と、
    前記軸部に接続され、前記軸部の径方向に移動可能な第1バリ取り材保持部と、
    前記軸部に接続され、前記軸部の径方向に移動可能な第2バリ取り材保持部と、
    前記第1バリ取り材保持部により保持され、前記第1加工溝に接触した状態で前記第1加工溝に形成されたバリを除去する第1バリ取り材と、
    前記第2バリ取り材保持部により保持され、前記第2加工溝に接触した状態で前記第2加工溝に形成されたバリを除去する第2バリ取り材と、
    を有し、
    前記軸部は、当該軸部の主軸に対して第1角度で傾斜する第1斜面と、前記第1角度よりも小さい第2角度で傾斜する第2斜面と、を有し、且つ、当該軸部の主軸に対して前後方向に移動可能であり、
    前記第1バリ取り材保持部は、前記第1斜面に対してスライド可能な斜面を有し、前記軸部が前後方向に移動したときには、この移動量及び前記第1角度の角度値に応じて、前記軸部の径方向に移動し、
    前記第2バリ取り材保持部は、前記第2斜面に対してスライド可能な斜面を有し、前記軸部が前後方向に移動したときには、この移動量及び前記第2角度の角度値に応じて、前記第1バリ取り材保持部よりも小さい移動量だけ前記軸部の径方向に移動することを特徴とするバリ取り装置。
  5. 前記軸部の一端側に配設され、前記軸部の前後方向の移動量を調節する移動量調節部を有することを特徴とする請求項4に記載のバリ取り装置。
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