JP5210250B2 - バリ取り装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係るバリ取り装置10の装置構成の一例を示す図である。図2は、図1の接続部C及びDを拡大した図である。図1では、バリ取り装置10と、このバリ取り装置10によるバリ取り対象の変速機ケース40と、を示している。なお、図1は各装置の部分断面図を示す。
図3は、図1の断面BBからバリ取り機構20を見た図である。図3を参照して、断面BB周辺のバリ取り機構20の構成について具体的に説明する。
図4は、図1の断面BBから接続部Cを見た第1の例に係る図である。図4を参照して、接続部Cすなわち第1ブラシ接続部1aと第1ブラシ保持部2の接続部の形態について説明する。
図5は、図1の断面BBから接続部Cを見た第2の例に係る図である。図5を参照して、接続部Cすなわち第1ブラシ接続部1aと第1ブラシ保持部2の接続部の別の形態について説明する。
図6は、図1の断面DDからバリ取り機構20を見た図である。図6を参照して、断面DD周辺のバリ取り機構20の構成について具体的に説明する。
図7は、第1ブラシ保持部2と第2ブラシ保持部4の径方向の移動量の違いを説明する図である。図7(a)には第1ブラシ接続部1aに形成された角度Θaの斜面11を、図7(b)には第2ブラシ接続部1bに形成された角度Θbの斜面12を、簡略化して示している。
以上、本実施形態に係るバリ取り装置10の構成や作用について説明してきた。ここでは、このようなバリ取り装置10を用いて変速機ケース40の内面の加工溝41、42、43、44に形成されるバリ等を除去する方法について、以下の第1から第4の工程に分けて説明する。
本実施形態によれば、バリ取り装置10は、変速機ケース40の内側を出入りする回転可能なドローバー1と、ドローバー1に接続されて径方向に移動可能な第1ブラシ保持部2と、第1ブラシ保持部2により保持された第1ブラシ3と、を有する。このような簡易な機構構成のバリ取り装置10を変速機ケース40の内側に入れ、第1ブラシ3を加工溝41に接触させることで、変速機ケース40の内面に形成されるバリ等を適切に除去することができる。また、一台のバリ取り装置10を既存のトランスファーマシンに追加するのみでマシニングセンタ等を利用することなくバリ等を除去できるため、設備投資金額を抑えることができるとともに、バリ取りに係る工程を短縮化できる(請求項1に記載の発明の効果)。
1a 第1ブラシ接続部
1b 第2ブラシ接続部
2 第1ブラシ保持部(第1バリ取り材保持部)
3 第1ブラシ(第1バリ取り材)
4 第2ブラシ保持部(第2バリ取り材保持部)
5 ブラシ取付板
6 第2ブラシ(第2バリ取り材)
7 第3ブラシ
10 バリ取り装置
20 バリ取り機構
30 移送機構
40 変速機ケース
41 加工溝(第1加工溝)
42 加工溝(第2加工溝)
43 加工溝
44 加工溝
81 バネ
91 調節ネジ
92 調節ネジ(移動量調節部)
Claims (5)
- 前記変速機ケースの内側を前記変速機ケースの主軸に対して平行に出入りする、回転可能な軸部と、
前記軸部に接続され、前記軸部の径方向に移動可能なバリ取り材保持部と、
前記変速機ケースの内面に設けられた円環状の加工溝に形成されたバリを除去するバリ取り材と、
前記軸部の前後方向の移動量を調節し前記バリ取り保持部の移動量を調整する移動量調節部と、を備え、
前記軸部は、当該軸部の主軸に対して所定角度で傾斜する凹部/凸部形状を成す斜面を有し、且つ、当該軸部の主軸に沿って前後方向に移動可能であり、
前記バリ取り材保持部は、前記斜面に対し互いに凸部/凹部形状部にて係止嵌合したスライド可能な斜面を有し、前記軸部が前後方向へ移動したときには、前記移動量調整部により設定された移動量及び前記所定角度の角度値に応じて、前記軸部の径方向に移動することを特徴とするバリ取り装置。 - 前記変速機ケースには中心径が異なる複数の加工溝が形成され、
前記軸部は、前記複数の加工溝に応じて前記所定角度が異なる複数の斜面を有し、
前記バリ取り保持部は、前記複数の斜面に対して複数設けられ、
各バリ取り保持部は、前記軸部の斜面に対してスライド可能な斜面を有することを特徴とする請求項1に記載のバリ取り装置。 - 前記軸部は、前記変速機ケースの中心軸から離れるように渦巻き状に移動可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のバリ取り装置。
- 変速機ケースの内面に設けられた円環状の第1加工溝と、前記第1加工溝よりも中心径が小さい第2加工溝と、に形成されたバリを除去するバリ取り装置であって、
前記変速機ケースの内側を前記変速機ケースの主軸に対して平行に出入りする、回転可能な軸部と、
前記軸部に接続され、前記軸部の径方向に移動可能な第1バリ取り材保持部と、
前記軸部に接続され、前記軸部の径方向に移動可能な第2バリ取り材保持部と、
前記第1バリ取り材保持部により保持され、前記第1加工溝に接触した状態で前記第1加工溝に形成されたバリを除去する第1バリ取り材と、
前記第2バリ取り材保持部により保持され、前記第2加工溝に接触した状態で前記第2加工溝に形成されたバリを除去する第2バリ取り材と、
を有し、
前記軸部は、当該軸部の主軸に対して第1角度で傾斜する第1斜面と、前記第1角度よりも小さい第2角度で傾斜する第2斜面と、を有し、且つ、当該軸部の主軸に対して前後方向に移動可能であり、
前記第1バリ取り材保持部は、前記第1斜面に対してスライド可能な斜面を有し、前記軸部が前後方向に移動したときには、この移動量及び前記第1角度の角度値に応じて、前記軸部の径方向に移動し、
前記第2バリ取り材保持部は、前記第2斜面に対してスライド可能な斜面を有し、前記軸部が前後方向に移動したときには、この移動量及び前記第2角度の角度値に応じて、前記第1バリ取り材保持部よりも小さい移動量だけ前記軸部の径方向に移動することを特徴とするバリ取り装置。 - 前記軸部の一端側に配設され、前記軸部の前後方向の移動量を調節する移動量調節部を有することを特徴とする請求項4に記載のバリ取り装置。
Priority Applications (1)
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JP2009149523A JP5210250B2 (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | バリ取り装置 |
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JP2009149523A JP5210250B2 (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | バリ取り装置 |
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JP2011005572A JP2011005572A (ja) | 2011-01-13 |
JP5210250B2 true JP5210250B2 (ja) | 2013-06-12 |
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Family Applications (1)
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JP2009149523A Active JP5210250B2 (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | バリ取り装置 |
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-
2009
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