JP5201812B2 - パック電池 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池を外装ケースに収納すると共に、電池の間に仕切りを設けているパック電池に関する。
横に隣接する電池の間に仕切りを設けて、複数本の電池を外装ケースに収納しているパック電池は開発されている。(特許文献1及び2参照)
特開平10−27587号公報 特開平5−27587号公報
特許文献1は、図1に示すパック電池を記載する。このパック電池は、隣接する電池91の間に帯状フィルムからなる仕切り93を配設する。帯状フィルムの仕切り93は、プラスチック成形体94に連結されて、外装ケース92内の定位置に配置される。この構造のパック電池は、仕切り93を薄くできるので、仕切り93を設けて外装ケース92の外形が大きくなるのを最小にできる。ただ、この構造のパック電池は、帯状フィルムをプラスチック成形体に連結して、外装ケースの定位置に配置するので、組み立てに手間がかかる。また、薄い帯状フィルムで電圧差のある電池を絶縁するパック電池は、安全性を高くするのが難しい。帯状フィルムを薄くするほど衝撃などで破損しやすくなるからである。
この弊害は、特許文献2に記載されるように、電池の間に配置する仕切り板を、プラスチック製の外装ケースに一体的に成形して解消できる。この仕切り板は、外装ケースと一緒に厚く成形して、電圧差のある電池を確実に絶縁できる。しかしながら、電池の間に配置する仕切り板を、外装ケースに一体的に成形して厚くすると、パック電池の外形が大きくなってしまう。したがって、パック電池は、電圧差のある電池間の絶縁を確実にして安全性を高くすると外形が大きくなり、反対に外形を小さくすると電圧差のある電池間の絶縁を確実にできなくなる欠点があり、電圧差のある電池間の絶縁を確実にすることと、外形を小さくすることは互いに相反する特性であって両方を満足できない。
本発明は、この難しい問題を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、外形が大きくなるのを最小にしながら、電圧差のある電池間の絶縁性を高くして安全性を高くできるパック電池を提供することにある。
本発明のパック電池は、前述の目的を達成するために以下の構成を備える。
パック電池は、一対の表面プレート7の外周を周壁8で連結して、表面プレート7と周壁8で囲まれる内部を収納室9とする外装ケース2と、この外装ケース2の収納室9にあって、一対の表面プレート7の間で横に隣接して平行に並べられてなる4本以上の電池1と、電池1を定位置に保持するプラスチック製の電池ホルダ3と、電池1に接続してなる回路基板4とを備える。外装ケース2に収納している電池1は、隣接する複数の電池1をリード板6で並列に接続して並列ユニット5とし、さらに複数の並列ユニット5をリード板6で直列に接続している。さらに、電池ホルダ3は、隣接する並列ユニット5の間に配設される隔壁13を有している。また、電池ホルダ(3)が、並列ユニット(5)を構成する複数の電池(1)を嵌着して定位置に配置する複数列の保持溝(15)からなる並列ユニット嵌着部(14)を有し、隣接する並列ユニット嵌着部(14)が前記隔壁(13)で連結されると共に、隔壁(13)両側の並列ユニット嵌着部(14)は、互いに保持溝(15)を反対側の面に開口している。
本発明のパック電池は、外装ケース2に4本の電池1を収納して、両側2本の電池1を並列に接続して並列ユニット5とし、両側2本の電池1からなる2組の並列ユニット5を直列に接続することができる。さらに、外装ケース2は、各々の表面プレート7に並列ユニット(5)を構成する電池(1)の間に突出するひとつの仕切プレート11を一体的に成形して設けることができる。
本発明のパック電池は、表面プレート7の仕切プレート11を、並列ユニット嵌着部1
4の保持溝15の境界に向かって突出するように設けることができる。
本発明のパック電池は、電池ホルダ3に、回路基板4を定位置に配置する嵌着部16を設けて、この嵌着部16に回路基板4を装着することができる。さらに、本発明のパック電池は、電池ホルダ3が、並列ユニット嵌着部14の背面に回路基板4の嵌着部16を設けて、並列ユニット嵌着部14の背面に回路基板4を配置することができる。
本発明のパック電池は、電池1に接続してなる出力端子18を備えると共に、この出力端子18を並列ユニット嵌着部14の背面に配設し、この出力端子18を設けている並列ユニット嵌着部14に隣接する並列ユニット嵌着部14の背面に回路基板4を設けて、隔壁13を貫通するリード19で、回路基板4と出力端子とを連結することができる。
本発明のパック電池は、電池1を円筒形電池として、仕切プレート11の先端部を次第に薄くして、先端部を隣接する電池1の谷間に挿入することができる。
本発明のパック電池は、外形が大きくなるのを最小にしながら、電圧差のある電池間の絶縁性を向上して安全性を高くできる特徴がある。それは、本発明のパック電池が、外装ケースの収納室に複数の電池を横に並べて電池ホルダで定位置に保持して収納すると共に、隣の電池を並列に接続して並列ユニットとし、並列ユニットを直列に接続すると共に、並列ユニットを構成する電池の間には、外装ケースの表面プレートに一体的に成形している仕切プレートを配設し、直列に接続している並列ユニットの間には、プラスチック製の電池ホルダに設けている隔壁を配設しているからである。とくに、本発明のパック電池は、電圧差のある並列ユニットの間には、プラスチック製の電池ホルダに設けている隔壁を配設して、電池間を確実に絶縁するが、電圧差のない並列ユニットを構成する電池の間には、外装ケースの表面プレートに一体的に成形している仕切プレートを配設する。この仕切プレートは、電圧差のない電池間に配設されるので隣接する電池を絶縁する必要がない。このため、電池間に挟着される必要がない。このため、電池の間に仕切プレートを設けるにもかかわらず、外形が大きくなることはない。電圧差のない電池間に設けている仕切プレートは、電圧差のない電池の間に深く挿入されて、電池の輻射熱を阻止する。このため、本発明のパック電池は、仕切プレートによって電池の熱暴走を阻止して安全性を向上できる。したがって、本発明のパック電池は、プラスチック製の電池ホルダに設けた隔壁で電圧差のある電池を確実に絶縁すると共に、電圧差のない電池間に配設される仕切プレートで熱暴走を阻止して、絶縁不良と熱暴走の両方を効果的に防止して安全性を著しく向上できる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのパック電池を例示するものであって、本発明はパック電池を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図2ないし図7に示すパック電池は、プラスチック製の外装ケース2と、この外装ケース2に収納している電池1と、電池1を定位置に配置する電池ホルダ3と、電池1に接続されて電池1の保護回路を実装する回路基板4とを備える。
図のパック電池は、4本の電池1を外装ケース2に収納している。ただし、本発明のパック電池は、外装ケースに収納する電池の本数を4本に特定しない。外装ケースには、6本以上の電池を収納することもできるからである。本発明のパック電池は、複数の電池1を並列に接続して並列ユニット5とし、さらに複数の並列ユニット5を直列に接続している。図のパック電池は、両側2本の電池1を並列に接続して並列ユニット5とし、両側2本の電池1からなる2組の並列ユニット5を直列に接続している。このパック電池は、並列ユニット5を2本の電池1で構成し、2組の並列ユニット5を直列に接続している。したがって、全体で4本の電池1で構成される。ただし、本発明のパック電池は、2本の電池を並列に接続してなる3組の並列ユニットを直列に接続することもできる。このパック電池は、外装ケースに6本の電池を収納する。また、3本の電池を並列に接続して並列ユニットとし、この並列ユニットを2組直列に接続して全体で6本の電池とし、あるいは3組を直列に接続して9本の電池で構成することもできる。本発明のパック電池は、並列ユニットを構成する電池の本数を2本以上とし、また直列に接続する並列ユニットも2組以上とする。したがって、パック電池の電池の本数は4本以上となる。
図のパック電池は、電池1の外形を円筒形電池とし、また電池1のタイプをリチウムイオン二次電池とする。ただし、電池は、ニッケル−水素電池やニッケルカドミウム電池とすることもできる。電池1は、両端の電極にリード板6を接続して並列に接続され、また直列に接続される。並列ユニット5を構成する電池1は、同じ方向に向けられて両端の電極にリード板6を接続している。直列に接続される並列ユニット5は、電池1の方向を逆向きとして、一方の電極をリード板6で接続する。図のパック電池は、両側2本の電池1を並列に接続して並列ユニット5とするので、両側2本の電池1を同じ方向に向けて両端をリード板6で接続している。また、両側の2組の並列ユニット5は直列に接続されるので、2組の並列ユニット5の電池1は、逆向きとして、一端にリード板6を接続している。図3と図5において、電池1の左端に接続されるリード板6Aは、4本の電池1の電極に接続される。このリード板6Aは、2本の電池1を並列に接続して、さらに並列に接続している電池1を直列に接続する。電池1の右端に接続されるリード板6Bは、両側2本の電池1に接続されて、2本の電池1を並列に接続する。リード板6は金属板で、スポット溶接して、あるいはレーザ溶接して電池1の電極に接続される。
外装ケース2に収納される電池1は、一対の表面プレート7の間に収納される。したがって、複数の電池1は、表面プレート7と平行な面内に並べられて、一対の表面プレート7の間に収納される。一対の表面プレート7の間隔、言い換えると収納室9の深さは、電池1の外径よりもわずかに広く、ここに電池1と電池ホルダ3と回路基板4を一体的に連結している電池1のコアパック10が収納される。
外装ケース2は、一対の表面プレート7の外周を周壁8で連結して、表面プレート7と周壁8で囲まれる内部に収納室9を設ける形状にプラスチックを成形している。収納室9は、電池1のコアパック10を収納する。したがって、収納室9は、同一平面に、平行な姿勢で、横並びに配列される電池1のコアパック10を収納できる大きさとする。図の外装ケース2は、表面プレート7の外形をほぼ長方形として、直方体に近い箱形としている。さらに、図の外装ケース2は、本体ケース2Aと、この本体ケース2Aの開口部を閉塞する蓋ケース2Bとで構成される。本体ケース2Aと蓋ケース2Bは、1枚の表面プレート7の外周に沿って周壁8を一体的に成形する形状としている。本体ケース2Aは、蓋ケース2Bよりも周壁8の高さを高くして、蓋ケース2Bよりも深くしている。蓋ケース2Bは、周壁8の高さを低くして浅くしている。本体ケース2Aと蓋ケース2Bは、周壁8の端縁を連結して、内部に閉鎖された収納室9を形成する。この外装ケース2は、本体ケース2Aと蓋ケース2Bを周壁8の端縁で連結するので、本体ケース2Aと蓋ケース2Bの周壁8は、端縁の連結部の形状を同じ形状としている。本体ケース2Aと蓋ケース2Bは、周壁8の端縁を溶着し、又は接着し、あるいは嵌着して互いに連結される。
外装ケース2は、収納室9に突出する仕切プレート11を一体的に成形して設けている。仕切プレート11は、並列ユニット5を構成する電池1の間に突出する位置に設けられる。並列ユニット5を構成する電池1は、隣接する電池1間に電圧差がない。すなわち、電池1の外装缶は同電位となる。したがって、並列ユニット5を構成する電池1は、外装缶を接触させてもショート電流が流れない。仕切プレート11は、このように電圧差のない電池1の間に配設される。
仕切プレート11は、直線状の薄板状に成形される。仕切プレート11は、たとえば1mm以下、好ましくは0.8mm以下、さらに好ましくは0.6mm以下の薄板状に成形される。さらに仕切プレート11は、先端部を次第に薄くして、先端部を隣接する円筒形電池1の谷間に挿入している。この仕切プレート11は、隣接する電池1で先端部を挟着し、あるい電池1に挟着されることなく、円筒形電池1を互いに接触させてできる谷間に奥深く侵入される。とくに先端部を次第に薄くしている仕切プレート11は変形しやすく、電池1の間に挿入される形状に変形される。このため、この仕切プレート11は、寸法誤差があっても、電池1の間に挿入できる特徴がある。
図の仕切プレート11は、両側に補強リブ12を一体的に成形して設けている。この構造の仕切プレート11は、補強リブ12で倒れないように表面プレート7に連結される。したがって、仕切プレート11を薄くして、表面プレート7に強靱な構造で連結できる。図の外装ケース2は、補強リブ12を、円筒形電池1の表面に沿う形状に成形している。この補強リブ12は、円筒形電池1を定位置に保持できる特徴がある。
図6の外装ケース2は、各々の表面プレート7に1列の仕切プレート11を設けている。各々の表面プレート7に設けた仕切プレート11は、並列ユニット5を構成する電池1の間に配設される。この外装ケース2は、本体ケース2Aに設けた仕切プレート11を下方に突出させて、右2列の電池1の間に配置している。蓋ケース2Bに設けた仕切プレート11は、上方に突出して、左2列の電池1の間に配置される。この図に示すように、隣に配設される並列ユニット5は、互いに反対方向に突出する仕切プレート11を電池1の間に配設する。電池ホルダ3が、並列ユニット5の間に隔壁13を通過させて、隣の並列ユニット5を反対方向に保持するからである。
電池ホルダ3は、絶縁材であるプラスチックを成形して製作される。電池ホルダ3は、並列ユニット5を定位置に配置する並列ユニット嵌着部14を有し、隣接する並列ユニット嵌着部14を隔壁13で連結している。並列ユニット嵌着部14は、並列ユニット5を構成する複数の電池1を嵌着して定位置に配置する複数列の保持溝15を有する。図のパック電池は、2個の円筒形電池1を並列に接続して並列ユニット5とするので、並列ユニット嵌着部14は2列の保持溝15を設けている。保持溝15は、図5の斜視図に示すように、円筒形電池1の表面に沿う溝型に成形される。この保持溝15は、円筒形電池1の表面に面接触して、円筒形電池1を位置ずれしないように定位置に保持する。
隔壁13の両側に連結される並列ユニット嵌着部14は、図6の断面図に示すように、互いに保持溝15を反対側の面に開口している。この図の電池ホルダ3は、右側の並列ユニット嵌着部14の保持溝15を上方に開口し、左側の並列ユニット嵌着部14の保持溝15を下方に開口する。隔壁13で連結される並列ユニット嵌着部14が、保持溝15を交互に反対側に開口するのは、隔壁13が並列ユニット嵌着部14の間を通過するからである。
さらに、電池ホルダ3は、並列ユニット嵌着部14の背面に回路基板4の嵌着部16を設けて、ここに回路基板4を配置している。回路基板4の嵌着部16は、回路基板4の両側に沿う凸条で構成される。図6において、電池ホルダ3は、右側の並列ユニット嵌着部14の背面である下面に回路基板4の嵌着部16を設けて、ここに回路基板4を配置している。さらに、この図のパック電池は、上の表面プレート7に電極窓17を設けてここから出力端子18を外部に表出させている。この出力端子18は、リード19を介して回路基板4に接続される。出力端子18と回路基板4を接続するリード19は、隔壁13に設けた貫通孔13Aを通過する。回路基板4が右側の並列ユニット嵌着部14の下方にあって、出力端子18が左側の並列ユニット嵌着部14の上方にあるからである。リード19を通過させるために、図4の斜視図に示すように、電池ホルダ3は隔壁13に貫通孔13Aを設けている。
さらに、図4のパック電池は、蓋ケース2Bの表面プレート7側に出力コネクタ20を設けている。この出力コネクタ20は、本体ケース2Aの周壁8に設けた嵌着凹部21に嵌着して定位置に配置され、リード22を介して回路基板4に接続される。
回路基板4は、絶縁基板に電子部品を実装した基板で、各々の並列ユニット5の電池電圧を検出して、電池1の充放電電流を制御する保護回路を実装している。このパック電池は、保護回路で電池1の過充電と過放電を防止しながら充放電する。また、保護回路は、電池1の過電流を検出して、電池1の充放電を制御することもできる。
以上のパック電池は、以下の工程で組み立てられる。
(1)電池ホルダ3の並列ユニット嵌着部14に電池1をセットする。電池1は、並列ユニット嵌着部14の保持溝15に入れて定位置に配置される。
(2)電池1の両端にリード板6をスポット溶接して、電池1をリード板6で連結する。
(3)電池ホルダ3の嵌着部16に、あらかじめ電子部品を実装している回路基板4をセットする。
(4)出力コネクタ20にリード22の一端を連結すると共に、外装ケース2の出力端子18にリード板6の一端をハンダ付けして連結する。
(5)出力端子18に連結しているリード19を隔壁13の貫通孔13Aに挿通しながら、電池1と電池ホルダ3と回路基板4を一体構造とするコアパック10を本体ケース2Aの収納室9にセットする。
(6)一端を出力コネクタ20に連結しているリード22の他端と、一端を出力端子18に連結しているリード19の他端を、回路基板4にハンダ付けして連結する。この状態で、コアパック10は本体ケース2Aの収納室9にセットされる。
(7)本体ケース2Aの開口部を閉塞するように、本体ケース2Aに蓋ケース2Bを連結して固定する。
以上の工程でパック電池が組み立てられる。
従来のパック電池の断面図である。 本発明の一実施例にかかるパック電池の斜視図である。 図2に示すパック電池の分解斜視図である。 図2に示すパック電池の内部構造を示す上下反転した斜視図である。 電池と電池ホルダの連結構造を示す分解斜視図である。 図2に示すパック電池の断面図である。 図2に示すパック電池の平面図である。
符号の説明
1…電池
2…外装ケース 2A…本体ケース
2B…蓋ケース
3…電池ホルダ
4…回路基板
5…並列ユニット
6…リード板 6A…リード板
6B…リード板
7…表面プレート
8…周壁
9…収納室
10…コアパック
11…仕切プレート
12…補強リブ
13…隔壁 13A…貫通孔
14…並列ユニット嵌着部
15…保持溝
16…嵌着部
17…電極窓
18…出力端子
19…リード
20…出力コネクタ
21…嵌着凹部
22…リード
91…電池
92…外装ケース
93…仕切り
94…プラスチック成形体

Claims (7)

  1. 一対の表面プレート(7)の外周を周壁(8)で連結して、表面プレート(7)と周壁(8)で囲まれる内部を収納室(9)とする外装ケース(2)と、この外装ケース(2)の収納室(9)にあって、一対の表面プレート(7)の間で横に隣接して平行に並べられてなる4本以上の電池(1)と、電池(1)を定位置に保持するプラスチック製の電池ホルダ(3)と、電池(1)に接続してなる回路基板(4)とを備えるパック電池であって、
    外装ケース(2)に収納している電池(1)は、隣接する複数の電池(1)をリード板(6)で並列に接続して並列ユニット(5)とし、さらに複数の並列ユニット(5)をリード板(6)で直列に接続しており
    らに、電池ホルダ(3)は、隣接する並列ユニット(5)の間に配設される隔壁(13)を有しており、
    電池ホルダ(3)が、並列ユニット(5)を構成する複数の電池(1)を嵌着して定位置に配置する複数列の保持溝(15)からなる並列ユニット嵌着部(14)を有し、隣接する並列ユニット嵌着部(14)が前記隔壁(13)で連結されると共に、隔壁(13)両側の並列ユニット嵌着部(14)は、互いに保持溝(15)を反対側の面に開口しているパック電池。
  2. 外装ケース(2)に4本の電池(1)を収納しており、両側2本の電池(1)を並列に接続して並列ユニット(5)とし、両側2本の電池(1)からなる2組の並列ユニット(5)を直列に接続しており、外装ケース(2)は、各々の表面プレート(7)に並列ユニット(5)を構成する電池(1)の間に突出するひとつの仕切プレート(11)を一体的に成形して設けている請求項1に記載されるパック電池。
  3. 面プレート(7)の仕切プレート(11)が、並列ユニット嵌着部(14)の保持溝(15)の境界に向かって突出するように設けている請求項に記載されるパック電池。
  4. 電池ホルダ(3)が、回路基板(4)を定位置に配置する嵌着部(16)を備えており、この嵌着部(16)に回路基板(4)を装着している請求項1に記載されるパック電池。
  5. 電池ホルダ(3)が、並列ユニット嵌着部(14)の背面に回路基板(4)の嵌着部(16)を設けて、並列ユニット嵌着部(14)の背面に回路基板(4)を配置している請求項4に記載されるパ
    ック電池。
  6. 電池(1)に接続してなる出力端子(18)を備えると共に、この出力端子(18)を並列ユニット嵌着部(14)の背面に配設しており、この出力端子(18)を設けている並列ユニット嵌着部(14)に隣接する並列ユニット嵌着部(14)の背面に回路基板(4)を設けており、隔壁(13)を貫通するリード(19)で、回路基板(4)と出力端子(18)とを連結している請求項に記載されるパック電池。
  7. 電池(1)が円筒形電池で、仕切プレート(11)の先端部を次第に薄くして、先端部を隣接する電池(1)の谷間に挿入している請求項に記載されるパック電池。
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