JP5180749B2 - トリミング装置およびトリミング方法 - Google Patents

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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J5/00Methods for forging, hammering, or pressing; Special equipment or accessories therefor
    • B21J5/02Die forging; Trimming by making use of special dies ; Punching during forging
    • B21J5/027Trimming

Description

本発明は、鍛造材の製品部からバリをせん断除去するトリミング装置およびトリミング方法に関するものである。

従来、アルミニウム、鋼等の鍛造材は、自動車足回り部品をはじめ種々の部品に使用され、これらは機械式、油圧等のプレス装置を用いた型鍛造法によって成形される。また、複雑な形状でありながら、寸法精度良く欠肉のない鍛造材(製品)を得るために、目的とする製品形状の外周部まで材料を逃がしながら型鍛造し、型鍛造後に逃がした部分であるバリをせん断除去することが行われている。

鍛造材の製品部からバリをせん断除去するトリミング方法およびトリミング装置については、例えば、非特許文献1に記載されているが、図面を参照して具体的に説明する。ここで、製品部とは、バリのせん断除去後、自動車足回り部品等になる部分をいう。図4は従来のトリミング装置の構成を示す分解斜視図、図5(a)、(b)は従来のトリミング方法の概略を示すもので図4のB−B線断面図、図6(a)、(b)は従来のトリミング方法の別の実施形態の概略を示す断面図である。

図4に示すように、型鍛造によって製造された鍛造材1の製品部1aの外周に形成されたバリ1bをせん断除去するトリミング装置51は、鍛造材1の製品部1aと同一形状に開口し、エッジ部54に刃を有する抜き穴53が形成された抜き型52と、抜き型52の抜き穴53に挿入されるポンチ55とを備える。そして、図4のトリミング装置51を用いたトリミング方法としては、図5(a)、(b)に示すように、(1)抜き型52(抜き穴53)の上に鍛造材1を載置する。(2)抜き型52の上方に配置されたポンチ55をシリンダー56(図4参照)によって降下させ、抜き穴53に挿入する。ポンチ55が抜き穴53に挿入されることによって、鍛造材1が抜き穴53の下方に押し込まれる。その際、抜き穴53のエッジ部54の刃54aによって、鍛造材1の製品部1aからバリ1bがせん断除去される。そして、鍛造材1の製品部1aのみが抜き型52(抜き穴53)の下方に落下し、バリ1bは抜き型52上に残る。

また、図6(a)、(b)に示すように、バリ1bのせん断除去と同時に、製品部1aに貫通穴1cを形成させるトリミング装置51aとしては、前記した抜き型52、ポンチ55に加えて、抜き型52の抜き穴53内に配置された貫通穴を形成するためのポンチ57を備える。そして、トリミング方法としては、(1)抜き型52およびポンチ57の上に鍛造材1を載置する。(2)抜き型52の上方に配置されたポンチ55を抜き穴53に挿入して、鍛造材1を抜き穴53の下方に押し込むことによって、鍛造材1のバリ1bがせん断除去される。それと同時に、貫通穴1cが形成される。このように、トリミング装置51aでは、ポンチ55、57の1回のプレス上下動でバリ1bのせん断除去(トリミング)と貫通穴1cの形成とを行っている。
「鍛造技術講座 型設計」、財団法人 鍛造技術研究所、昭和57年3月、p362〜363

しかしながら、従来のトリミング装置51およびトリミング方法には、以下の問題があった。(1)抜き型52への鍛造材1の載置位置が若干でもずれると、鍛造材1のバリ1bをせん断除去する際に、抜き穴53のエッジ部54の刃54aが鍛造材1の製品部1aに当たり、製品部1aに傷(当て傷)が生じてしまう。(2)バリ1bのせん断除去後、製品部1aは抜き型52の下方に落下するため、抜き型52の下方に配置された受け台58等に当たることにより製品部1aに傷(落下傷)が生じてしまう。また、落下した製品部1aは常に同じ場所にあるとは限らないため、これを拾う作業の機械化、自動化が困難であるという問題点もある。

そこで、本発明は、このような課題を解決すべく創案されたもので、その目的は、鍛造材のバリをせん断除去する際に製品部に傷が生じず、また、バリのせん断除去後の製品部を回収する作業の機械化、自動化が容易なトリミング装置およびトリミング方法を提供することにある。

前記課題を解決するために、本発明に係る鍛造材のトリミング装置は、下型と、前記下型の上方に所定間隔をおいて対面して配置される上型と、前記上型の内側に配置される押え型と、前記押え型を所定圧力で下型側に押圧する押圧手段と、前記下型および上型の少なくとも一方を上昇または降下させる昇降手段とを備える鍛造材の製品部からバリをせん断除去するトリミング装置であって、前記下型は、前記鍛造材の形状に沿って前記上型に対面する型面から突出して前記鍛造材を載置する載置面を備え、前記押え型は、前記載置面とで前記鍛造材を挟持して前記押圧手段により前記鍛造材の製品部を押圧する押圧部を備え、前記押圧手段は、コイルバネと、前記コイルバネ内に設けられた支持軸と、前記支持軸を挿通して前記コイルバネの一端に当接し、他端を前記押え型に当接して設けた筒状部とを備え、前記上型は、前記押え型の下面に当接し、前記押え型を挿通する前記支持軸が当接されて、前記押圧部により前記製品部が押圧された際に、前記押え型の下面から離間して降下するように配置され、かつ、前記上型は、前記押圧部の外側を降下して前記載置面側に移動することにより前記鍛造材の前記製品部の外周に形成されたバリをせん断除去するエッジ部に刃を有する抜き穴を備えることを特徴とする。

前記構成によれば、載置面を備える下型と、抜き穴を備える上型と、押圧部を備える押え型と、押え型を押圧する押圧手段と、昇降手段を備えることによって、下型(載置面)と押え型(押圧部)との間に鍛造材が挟持され、鍛造材の製品部の外周に形成されたバリが上型の抜き穴(エッジ部の刃)でせん断除去される。

また、下型が鍛造材の形状に沿って型面から突出する載置面を備えることによって、載置された鍛造材が下型の型面の所定位置に精度よく保持される。そのため、バリをせん断除去する際、抜き穴(上型)のエッジ部に備えられた刃が製品部(鍛造材)に当たることが防止される。そして、鍛造材を載置する際の位置精度が十分でなくても、鍛造材の形状に沿った載置面の形状によって、鍛造材が下型の型面の所定位置に精度よく保持される。

また、押圧部を備える押え型、押え型を押圧する押圧手段を備えることによって、鍛造材(製品部)に適度の圧力がかけられた状態で、下型(載置面)と押え型(押圧部)との間に挟持された鍛造材のバリがせん断除去される。その結果、バリのせん断除去と同時に、型鍛造時に生じた鍛造材の歪が矯正される。

さらに、下型には抜き穴が備えられていないため、バリがせん断除去された鍛造材(製品部)は下型の載置面に留まる。その結果、従来のように、製品部が下型から落下することが防止されると共に、バリと製品部とが下型(型面)の近い位置に留まる。

そして、本発明に係る鍛造材のトリミング装置においては、前記押え型は、前記押圧部を貫通する上穴を備え、前記上穴の内部に配置され、前記載置面と前記押圧部との間に前記鍛造材を挟持した際に前記押圧手段により押圧されて前記製品部に貫通穴を形成するポンチをさらに備え、前記下型は、前記載置面の前記上穴に対応する位置に開口する下穴を備えることを特徴とする。

前記構成によれば、押え型がポンチをさらに備えることによって、下型(載置面)と押え型(押圧部)との間に鍛造材を挟持した際に、鍛造材のバリがせん断除去されると同時に、鍛造材(製品部)に貫通穴が形成される。また、製品部に適度の圧力がかけられた状態で、製品部に貫通穴が形成されるため、貫通穴の周辺に歪が生じることがない。さらに、下穴を備えることによって、貫通穴の形成によって生じる打抜屑がトリミング装置外に排出される。

また、本発明に係る鍛造材のトリミング方法は、請求項1に記載のトリミング装置を用いる鍛造材の製品部からバリをせん断除去するトリミング方法であって、前記鍛造材を前記下型の前記載置面に載置する第1ステップと、前記昇降手段を駆動して前記下型および前記上型の少なくとも一方を上昇または降下させて前記載置面と前記押圧部との間に前記鍛造材を挟持し、前記押圧手段により前記押圧部で前記製品部を押圧すると共に、前記抜き穴の前記エッジ部で前記鍛造材のバリをせん断除去する第2ステップとを含むことを特徴とする。

前記手順によれば、第1ステップでは、鍛造材が下型の載置面に精度よく保持される。そして、第2ステップでは、鍛造材の製品部に上型の刃が当たることなく、製品部の外周に形成されたバリがせん断除去され、型鍛造時に生じた製品部の歪が矯正される。また、製品部は、下型の載置面に留まり、従来ように下型から落下することが防止されると共に、せん断除去されたバリも製品部の近い位置に留まる。

さらに、本発明に係る鍛造材のトリミング方法は、請求項2に記載のトリミング装置を用いる鍛造材の製品部からバリをせん断除去するトリミング方法であって、前記鍛造材を前記下型の前記載置面に載置する第1ステップと、前記昇降手段を駆動して前記下型および前記上型の少なくとも一方を上昇または降下させて前記載置面と前記押圧部との間に前記鍛造材を挟持し、前記押圧手段により前記押圧部で前記製品部を押圧すると共に、前記抜き穴の前記エッジ部で前記鍛造材のバリをせん断除去すると同時に、前記ポンチで前記製品部に貫通穴を形成する第2ステップとを含むことを特徴とする。

前記手順によれば、第1ステップでは、鍛造材が下型の載置面に精度よく保持される。そして、第2ステップでは、鍛造材の製品部に上型の刃が当たることなく、製品部の外周に形成されたバリがせん断除去され、型鍛造時に生じた製品部の歪が矯正される。また、バリのせん断除去と同時に、製品部に貫通穴が形成され、その貫通穴の周辺でも歪が生じない。さらに、製品部は、下型の載置面に留まり、従来のように下型から落下することが防止されると共に、せん断除去されたバリも製品部の近い位置に留まる。

本発明に係るトリミング装置およびトリミング方法によれば、鍛造材の製品部に抜き穴(上型)のエッジ部に形成された刃が当たることが防止されると共に、製品部が載置面(下型)の所定位置に留まるため、製品部に当て傷および落下傷が生じることがない。また、製品部が連載面の所定位置に留まるため、製品部を下型から取り外す(回収する)作業の機械化、自動化が容易となる。同時に、せん断除去されたバリが製品部の近い位置に留まるため、ロボット等によりバリと製品部とを同時に下型から取り外すことができる。また、鍛造材の載置位置に精度が必要でないため、鍛造材の下型への載置作業の機械化、自動化も容易となる。さらに、製品部を押圧した状態で鍛造材のバリがせん断除去されるため、歪のない製品の製造が容易となる。

また、ポンチを備えるトリミング装置およびトリミング方法によれば、上下型の1回の昇降で、鍛造材のバリをせん断除去するのと同時に、鍛造材の製品部に貫通穴が形成されるため、貫通穴を有する製品、例えば、自動車足回り部品等の製造が容易となる。また、製品部を押圧した状態で貫通穴が形成されるため、貫通穴周辺に歪のない製品の製造が容易となる。

本発明に係るトリミング装置およびトリミング方法の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、トリミング装置の構成を示す分解斜視図、図2(a)は図1の押え型の斜視図、(b)は図1の上型の斜視図、図3(a)〜(c)はトリミング方法の概略を示すもので図1のA−A線断面図である。

まず、本発明に係るトリミング装置について説明する。
図1に示すように、トリミング装置10は、型鍛造によって製造された鍛造材1の製品部1aの外周に形成されたバリ1bのせん断除去を行う装置である。ここで、製品部1aとは、バリ1bのせん断除去後、自動車足回り部品等になる部分をいう。

トリミング装置10は、図1、図2(a)、(b)、図3(a)〜(c)に示すように、下型2と、下型2の上方に所定間隔をおいて対面して配置される上型3と、上型3の内側に配置される押え型4と、押え型4を所定圧力で下型2側に押圧する押圧手段6と、下型2および上型3の少なくとも一方を上昇または降下させる昇降手段5とを備える。

下型2は、鍛造材1の製造(型鍛造)に使用される鍛造金型と同様な材質、形状の金型で構成される。また、下型2は、型面2aから突出して鍛造材1を載置する載置面2bを備えている。そして、載置面2bは、鍛造材1の形状に沿った形状を有する。ここで、鍛造材1の形状に沿った形状とは、型面2aの所定位置に鍛造材1を保持できる形状である。具体的には、図3(a)に示すように、鍛造材1が略H字状の断面形状を有するときには、載置面2bが鍛造材1の凹部に嵌合する凸部を有する。
なお、下型2は、載置される鍛造材1に傷を付けることを防止するため、下型2の各部分は適度に面取りされていることが好ましい。

載置面2bを備えていることによって、載置された鍛造材1が下型2(型面2a)の所定位置に精度よく保持される。そのため、バリ1bをせん断除去する際、後記する上型3(抜き穴3c)のエッジ部3dに備えられた刃3eが製品部1a(鍛造材1)に当たることが防止される(図2(b)、図3(c)参照)。そして、鍛造材1を載置する際の位置精度が十分でなくても、載置面2bによって、鍛造材1が下型2(型面2a)の所定位置に精度よく保持される。

上型3は、下型2と同様な材質、形状の金型で構成される。また、上型3は、その型面3aにおいて鍛造材1の製品部1aと同一形状に開口する抜き穴3cを備え、その抜き穴3cの内側(内部)に後記する押え型4が配置され、押え型4の押圧部4aは抜き穴3cの内部を挿通するように配置されている。また、抜き穴3cは、下型2(型面2a)側のエッジ部3dに刃3eを備えている(図2(a)、(b)、図3(a)参照)。そして、後記する昇降手段5の駆動によって下型2および上型3の少なくとも一方が上昇または降下して、載置面2b(下型2)と押圧部4a(押え型4)との間に鍛造材1が挟持されて、後記する押圧手段6により、鍛造材1の製品部1aが押圧部4aで押圧されると、上型3は押え型4から離間して下型2側に降下する配置となり、上型3の抜き穴3c(エッジ部3dの刃3e)は、押圧部4a(押え型4)の外側を降下して、下型2の載置面2b側に移動することにより鍛造材1のバリ1bをせん断除去することとなる(図3(b)、(c)参照)。

押え型4は、下型2と同様な材質の金型で構成される。また、押え型4は、上型3の内側に配置され、上型3の抜き穴3cの内部を挿通するように配置される押圧部4aを備える。そして、押圧部4aは、昇降手段5の駆動によって下型2および上型3の少なくとも一方が上昇または降下すると、下型2の載置面2bとで鍛造材1を挟持して押圧手段6により鍛造材1の製品部1aを押圧することとなる(図2(a)、図3(b)、(c)参照)。なお、図1、図2(a)には、押圧部4aとして製品部1a全体を押圧する構成を記載したが、製品部1aの一部を押圧する構成であってもよい(図示せず)。

押圧手段6によって所定圧力で押圧された押圧部4aを備えていることによって、鍛造材1のバリ1bをせん断除去する際、製品部1aが押圧部4aによって所定圧力で押圧された状態となる(図3(c)参照)。そのため、バリ1bのせん断除去と同時に、型鍛造時に生じた製品部1aの歪を押圧部4aの押圧で矯正することができる。

押圧手段6は、押え型4を所定圧力で下型2側に押圧するもので、従来公知の押圧手段、例えば、バネ等で構成される。なお、所定圧力は、鍛造材1の材質、形状およびトリミング速度(刃3eの移動速度)等によって適宜設定されるが、例えば、8KN〜15KNが好ましい。

昇降手段5は、下型2および上型3の少なくとも一方を上昇または降下させるもので、従来公知の昇降手段、例えば、シリンダー等で構成される。下型2および上型3の少なくとも一方が上昇または降下することによって、下型2(載置面2b)と上型3の内側に配置される押え型4(押圧部4a)との間に鍛造材1が挟持され、鍛造材1(製品部1a)が押圧された状態で、抜き穴3c(上型3)のエッジ部3d(刃3e)が載置面2b(下型2)側に移動して鍛造材1のバリ1bがせん断除去される(図3(b)、(c)参照)。

本発明に係るトリミング装置10は、押え型4が上穴4bとポンチ4dを備え、下型2が下穴2cを備えてもよい。押え型4において、上穴4bは押圧部4aを貫通するように構成され(図2(a)、図3(a)参照)、ポンチ4dは上穴4bの内部に配置され、載置面2b(下型2)と押圧部4aとの間に鍛造材1を挟持した際に押圧手段6により押圧されて製品部1a(鍛造材1)に貫通穴1cを形成するように構成されている(図3(a)、(c)参照)。また、下型2において、下穴2cは載置面2bの上穴4b(押え型4)に対応する位置に開口するように構成されている(図1、図3(a)参照)。

ポンチ4dを備えることによって、昇降手段5の駆動によって下型2および上型3の少なくとも一方が上昇または降下して鍛造材1のバリ1bがせん断除去されるのと同時に、ポンチ4dが押圧手段6により製品部1aに押圧され、製品部1aに貫通穴1cが形成される(製品部1aに貫通穴1cが打ち抜かれる)(図3(c)参照)。また、前記したように、トリミング装置10では、バリ1bのせん断除去の際、製品部1aは押圧部4aで押圧された状態であるため、形成された貫通穴1c周辺の歪も押圧部4aの押圧で矯正される。
また下穴2cを備えることによって、貫通穴1cの形成によって生じた打抜屑1dをトリミング装置10外に容易に排出することができる(図1、図3(c)参照)。

次に、本発明に係るトリミング方法について説明する。
図3(a)〜(c)に示すように、トリミング方法は、前記したトリミング装置10を用いて、型鍛造によって製造された鍛造材1の製品部1aの外周に形成されたバリ1bをせん断除去するもので、以下のステップを含むものである。
なお、トリミング装置10の構成については図1、図2(a)、(b)を適宜参照して説明する。

(第1ステップ)
図3(a)に示すように、鍛造材1を下型2の載置面2bに載置する。
そして、載置面2bが鍛造材1の形状に沿って形成されていることによって、載置された鍛造材1が下型2(型面2a)の所定位置に精度よく保持される。そのため、後記する第2ステップにおいて、バリ1bをせん断除去する際、抜き穴3c(上型3)のエッジ部3dに備えられた刃3eが製品部1a(鍛造材1)に当たることが防止される(図2(b)、図3(c)参照)。そして、鍛造材1を載置する際の位置精度が十分でなくても、載置面2bによって、鍛造材1が下型2(型面2a)の所定位置に精度よく保持される。

(第2ステップ)
図3(b)に示すように、昇降手段5を駆動して下型2および上型3の少なくとも一方を上昇または降下させ(図3(b)では上型3を降下させた状態を示す)、載置面2b(下型2)と押圧部4a(上型3の内側に配置される押え型4)との間に鍛造材1を挟持する。
そして、図3(c)に示すように、昇降手段5の駆動を続けて(図3(c)では上型3を降下させた状態を示す)、押圧手段6により押圧部4a(押え型4)で製品部1a(鍛造材1)を押圧すると共に、抜き穴3c(上型3)のエッジ部3d(刃3e)で鍛造材1のバリ1bをせん断除去する。

なお、図3(c)に示すように、トリミング装置10においては、昇降手段5によって下型2および上型3の少なくとも一方を上昇または降下して、載置面2bと押圧部4aとの間に鍛造材1を挟持すると、押え型4の上面4c(図2(a)参照)が押圧手段6によって押圧され、それにより、押圧部4aが製品部1aを押圧する。また、同時に、上型3(上面3b、図2(b)参照)が押え型4の下面から離間して降下する。それにより、上型3に備えられた抜き穴3cが押圧部4a(押え型4)の外側を降下し、抜き穴3cのエッジ部3d(刃3e)載置面2b(下型2)側に移動することによって、鍛造材1のバリ1bがせん断除去される。

第2ステップでは、押圧部4aで製品部1aを押圧した状態で鍛造材1のバリ1bをせん断除去するため、バリ1bのせん断除去と同時に、型鍛造時に生じた鍛造材1の歪を矯正することができる。また、下型2には、従来のように、抜き穴3cを備えていないため、製品部1aは下型2の載置面2bに留まり、従来ように下型2から落下することが防止されると共に、せん断除去されたバリ1bも製品部1aの近い位置に留めることができる。

また、トリミング装置10がポンチ4dを備える場合には、トリミング方法は、以下のとおりである。
(第1ステップ)
前記と同様であるので、説明を省略する。
(第2ステップ)
図3(b)、(c)に示すように、昇降手段5の駆動によって下型2および上型3の少なくとも一方を上昇または降下させて(図3(b)、(c)では上型3を降下させた状態を示す)、載置面2bと押圧部4aとの間に鍛造材1を挟持し、押圧手段6により押圧部4aで製品部1aを押圧すると共に、抜き穴3cのエッジ部3d(刃3e)で鍛造材1のバリ1bをせん断除去すると同時に、ポンチ4dで製品部1aに貫通穴1cを形成する。

本発明に係るトリミング方法では、前記した作用効果に加えて、貫通穴1cの形成が押圧部4aで製品部1aを押圧した状態で行われるため、貫通穴1c周辺の歪を矯正することができる。また、トリミング装置10の下型2には、下穴2cが備えられているため、貫通穴1cの形成によって生じた打抜屑1dをトリミング装置10外に容易に排出できる。

次に、本発明に係るトリミング装置およびトリミング方法の実施例について説明する。
(実施例)
図1に示すトリミング装置10を用いて、図3(a)〜(c)に示すトリミング方法で、自動車足回り部品用の鍛造材1(図1参照)をトリミングした。なお、鍛造材の素材としては6061を使用し、プレス速度(昇降手段5の移動速度)200mm/sec、押圧手段6(バネ)の圧力:8〜15KNでトリミングした。なお、製品部1aの貫通穴1cについては形成しなかった。
(比較例)
図4に示すトリミング装置51を用いて、図5(a)、(b)に示すトリミング方法で、実施例と同様の自動車足回り部品用の鍛造材1をトリミングした。なお、鍛造材の素材、プレス速度は実施例と同様とした。

トリミング後の鍛造材の製品部について、目視で傷の発生状況を確認すると共に、レーザー測定器で歪を測定した。その結果、実施例は、当て傷および落下傷等は確認されず、歪は0.3mmであった。また、比較例は、当て傷および落下傷等が確認され、歪は実施例よりも高い1.0mmであった。

本発明に係るトリミング装置の構成を示す分解斜視図である。 (a)図1の押え型の斜視図、(b)は図1の上型の斜視図である。 (a)〜(c)は本発明に係るトリミング方法の概略を示すもので図1のA−A線断面図である。 従来のトリミング装置の構成を示す分解斜視図である。 (a)、(b)は従来のトリミング方法の概略を示すもので図4のB−B線断面図である。 (a)、(b)は従来のトリミング方法の別の実施形態の概略を示す断面図である。

符号の説明

1 鍛造材
1a 製品部
1b バリ
2 下型
2a 型面
2b 載置面
3 上型
3a 型面
3c 抜き穴
3d エッジ部
3e 刃
4 押え型
4a 押圧部
4d ポンチ
5 昇降手段
6 押圧手段
10 トリミング装置

Claims (4)

  1. 下型と、前記下型の上方に所定間隔をおいて対面して配置される上型と、前記上型の内側に配置される押え型と、前記押え型を所定圧力で下型側に押圧する押圧手段と、前記下型および上型の少なくとも一方を上昇または降下させる昇降手段とを備える鍛造材の製品部からバリをせん断除去するトリミング装置であって、
    前記下型は、前記鍛造材の形状に沿って前記上型に対面する型面から突出して前記鍛造材を載置する載置面を備え、
    前記押え型は、前記載置面とで前記鍛造材を挟持して前記押圧手段により前記鍛造材の製品部を押圧する押圧部を備え、
    前記押圧手段は、コイルバネと、前記コイルバネ内に設けられた支持軸と、前記支持軸を挿通して前記コイルバネの一端に当接し、他端を前記押え型に当接して設けた筒状部とを備え、
    前記上型は、前記押え型の下面に当接し、前記押え型を挿通する前記支持軸が当接されて、前記押圧部により前記製品部が押圧された際に、前記押え型の下面から離間して降下するように配置され、かつ、前記上型は、前記押圧部の外側を降下して前記載置面側に移動することにより前記鍛造材の前記製品部の外周に形成されたバリをせん断除去するエッジ部に刃を有する抜き穴を備えることを特徴とするトリミング装置。
  2. 前記押え型は、前記押圧部を貫通する上穴を備え、前記上穴の内部に配置され、前記載置面と前記押圧部との間に前記鍛造材を挟持した際に前記押圧手段により押圧されて前記製品部に貫通穴を形成するポンチをさらに備え、
    前記下型は、前記載置面の前記上穴に対応する位置に開口する下穴を備えることを特徴とする請求項1に記載のトリミング装置。
  3. 請求項1に記載のトリミング装置を用いる鍛造材の製品部からバリをせん断除去するトリミング方法であって、
    前記鍛造材を前記下型の前記載置面に載置する第1ステップと、
    前記昇降手段を駆動して前記下型および前記上型の少なくとも一方を上昇または降下させて前記載置面と前記押圧部との間に前記鍛造材を挟持し、前記押圧手段により前記押圧部で前記製品部を押圧すると共に、前記抜き穴の前記エッジ部で前記鍛造材のバリをせん断除去する第2ステップとを含むことを特徴とするトリミング方法。
  4. 請求項2に記載のトリミング装置を用いる鍛造材の製品部からバリをせん断除去するトリミング方法であって、
    前記鍛造材を前記下型の前記載置面に載置する第1ステップと、
    前記昇降手段を駆動して前記下型および前記上型の少なくとも一方を上昇または降下させて前記載置面と前記押圧部との間に前記鍛造材を挟持し、前記押圧手段により前記押圧部で前記製品部を押圧すると共に、前記抜き穴の前記エッジ部で前記鍛造材のバリをせん断除去すると同時に、前記ポンチで前記製品部に貫通穴を形成する第2ステップとを含むことを特徴とするトリミング方法。
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