JP5175137B2 - 加湿装置及びこれを含む環境試験装置 - Google Patents

加湿装置及びこれを含む環境試験装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5175137B2
JP5175137B2 JP2008135023A JP2008135023A JP5175137B2 JP 5175137 B2 JP5175137 B2 JP 5175137B2 JP 2008135023 A JP2008135023 A JP 2008135023A JP 2008135023 A JP2008135023 A JP 2008135023A JP 5175137 B2 JP5175137 B2 JP 5175137B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidifier
water
evaporation
plate
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008135023A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009281669A (ja
Inventor
宗昭 園部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Espec Corp
Original Assignee
Espec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Espec Corp filed Critical Espec Corp
Priority to JP2008135023A priority Critical patent/JP5175137B2/ja
Publication of JP2009281669A publication Critical patent/JP2009281669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5175137B2 publication Critical patent/JP5175137B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、環境試験装置に含まれる加湿装置、及びこれを含む環境試験装置に関する。
様々な環境状況下における製品の動作信頼性を確認するための環境試験において、例えば95℃98%RHのような高温高湿状態から40℃10%RHのような低温低湿状態までの広い範囲で運転可能な環境試験装置が用いられる。このような環境試験装置は、加湿器内に貯留された水を内蔵ヒータ等で加熱することにより加湿を行う加湿装置、及び、除湿を行う除湿装置を有し、試験室が一定の温湿度となるように制御される。
上記環境試験装置においては、省エネの観点から、加湿器内の水の自然蒸発に着目して、高温高湿条件においては加湿量を多くするために加湿器内の水の表面積が大きく、低温低湿条件においては加湿量を抑えるために加湿器内の水の表面積が小さくなるよう、様々な提案がなされている。例えば特許文献1には、2台の加湿器を併設し、低湿度域では1台の加湿器内の水を排水して他の1台の加湿器を使用することで、加湿器内の水の表面積を小さくして自然蒸発による加湿量を少なくし、中高湿度域では2台の加湿器を併用するという技術が開示されている。これにより、低湿度域における除湿装置の負荷が低減する。また、特許文献2には、加湿器の縦断面を階段形状又はV字形状とすることで、水位に応じて加湿器内の水の表面積を変化させ、例えば低温低湿条件では水の表面積が小さくなるような水位を選択するという技術が開示されている。
特開平9−318107号公報 特開2002−349914号公報
しかしながら、上記文献1によると、2台の加湿器が必要であるため、設置スペースの大型化、コスト上昇、装置構成の複雑化等が問題となる。また、上記文献2によると、加湿器が1台という点から文献1に比べて装置構成が簡易ではあるものの、V字形状等の加湿器内にヒータを内蔵させるために加湿器の深さを深くする必要があることから、加湿器が大型化してしまい、設置スペースの大型化が問題となる。さらに、水位の高低に応じた2以上のヒータを設ける必要があるため、コスト上昇、制御の複雑化が問題となる。
本発明の目的は、環境試験装置に含まれる加湿装置において、設置スペースの大型化、コスト上昇、装置構成の複雑化、及び制御の複雑化を防止しつつ、省エネを実現することが可能な加湿装置、及びこれを含む環境試験装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の観点によると、水を貯留する加湿器と、前記加湿器内に設けられた、貫通孔を有しており且つ前記加湿器に貯留された水に浮く部材からなる蒸発規制部材と、前記加湿器からの水の排出及び前記加湿器への水の供給を行う給排水部を有しており、前記給排水部による水の排出及び供給を制御することにより、前記加湿器内における前記蒸発規制部材の前記貫通孔が形成された部分の位置を、前記加湿器内に貯留された水の表面上にある第1位置、及び、前記加湿器内に貯留された水の表面下にある第2位置のいずれかにする制御手段であって、前記加湿器内で所定の高さとなるように固定された部材であると共に前記蒸発規制部材の上昇を制止する制止部を有する制御手段と、を備えており、前記貫通孔は、前記蒸発規制部材が前記第1位置にある際に、前記加湿器内の水の表面を空気に曝すものであることを特徴とする加湿装置が提供される。
上記構成によると、加湿器を2台設けたり加湿器の形状をV字形状等にしたりすることなく、蒸発規制部材と制御手段とによって、加湿器内の水の空気との接触面積を適宜変化させることで、当該水の自然蒸発量を増減させることができる。これにより、設置スペースの大型化、コスト上昇、装置構成の複雑化、及び制御の複雑化を防止しつつ、省エネを実現することが可能となる。
また、例えば高温高湿条件では、給排水部により加湿器内に水を供給して水位を上昇させると共に、制止部により蒸発規制部材の上昇を制止して当該部材を第2位置に保持することで、加湿器内の水の空気との接触面積を大きくし、当該水の自然蒸発量を増加させることができる。一方、低温低湿条件では、給排水部により加湿器内から水を排出して水位を下降させると共に、蒸発規制部材を第1位置にすることで、加湿器内の水の空気との接触面積を小さくし、当該水の自然蒸発量を減少させることができる。制御手段がこのような簡易な構成の制止部と給排水部とにより実現されることで、装置構成の簡素化が可能となる。
さらに、制止部が簡易な構成であることから、装置構成のさらなる簡素化が可能となる。
前記蒸発規制部材が、全面に亘って前記貫通孔が複数形成された板状部材であることが好ましい。この場合にも、蒸発規制部材が簡易な構成の板状部材であることから、装置構成のさらなる簡素化が可能となる。
また、前記蒸発規制部材が、前記貫通孔が形成された板状部を有してもよい。この場合、蒸発規制部材を加湿器内から容易に取り出すことができる。したがって、例えば耐久性等の理由により蒸発規制部材を交換する必要がある場合に、交換作業を容易に行うことができる。
前記蒸発規制部材が、前記第1位置において、前記貫通孔を除き、前記加湿器内に貯留された水の全表面に接触しつつ当該表面を覆うことが好ましい。この場合、第1位置にあるときに加湿器内の水の空気との接触面積をより効果的に制限し、水の自然蒸発量をより抑制することができる。
また、本発明の別の観点によると、上記構成の加湿装置を備えたことを特徴とする環境試験装置が提供される。当該観点に基づく環境試験装置によると、上述した加湿装置と同様の効果が得られる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る加湿装置10及びこれを含む環境試験装置1を示す概略図である。環境試験装置1は、環境試験において用いられるものであって、仕切り壁9によって分離され且つ上下2箇所の開口を介して互いに連通した試験室1a及び空調室1bを有する。試験室1aは、所定の温度及び湿度の空気を内包し、環境試験に係る試料が配置される。
空調室1bには、上方から順に、送風機2、例えばシーズヒータ等の電熱ヒータからなる空気ヒータ3、除湿装置4、及び加湿装置10が設けられている。下方の開口から空調室1b内に流入した空気は、順次加湿装置10、除湿装置4、及び空気ヒータ3によってその温度及び湿度を調整されつつ上昇し、所定の温度及び湿度となった状態で送風機2により上方の開口から試験室1aに供給される。
加湿装置10は、水を貯留する加湿器11、加湿器11内に貯留された水を加熱するよう加湿器11の底部に設けられたヒータ12、貫通孔15aが全面に亘って多数形成された規制板15、規制板15の上昇を制止する一対のストッパ16、及び、加湿器11の底部に接続された給排水管17を有する。加湿器11には、加湿器11内の水の水位を検出するセンサ20が取り付けられている。給排水管17は二股に分岐しており、一方は加湿器11への水の供給に使用されるよう電磁弁19aを介して給水タンク18に接続され、他方は加湿器11からの水の排出に使用されるよう電磁弁19bを介して排水タンク(図示せず)に接続されている。
図2(a)に示すように、加湿器11は、上方が開放された中空箱型形状を有する。つまり、加湿器11の内部空間は、略直方体状であり、高さ方向に関して一定の矩形の平面形状を有する。そして当該加湿器11の内部空間の平面形状と略同じ外形形状を有する規制板15が、加湿器11内において加湿器11の底壁と平行に、即ち水平に配置されている。
ストッパ16は、それぞれ基部16a及び突出部16bを有する断面視L字状の細長な部材であり、加湿器11における左右一対の側壁の内面に基部16aが接するように、同一高さで固定されている。したがって一対のストッパ16の突出部16bは、同一高さにおいて水平に延在し、左右方向(図2(a)(b)の左右方向)に関して互いに対向している。
規制板15は、加湿器11内に貯留された水に浮く部材からなり、図2(a)(b)に示すように加湿器11内に貯留された水の水位がストッパ16の突出部16bより下方にあるとき、より詳細にはストッパ16の突出部16bの底面から規制板15の厚み分下がった高さL1(図3(a)参照。以下、「第1閾値高さ」と称す。)と同一又は第1閾値高さL1より下方にあるときは、加湿器11内に貯留された水の表面に浮きつつ、水位に応じて加湿器11内で上下に移動可能となっている。一方、図3(a)(b)に示すように加湿器11内に貯留された水の水位が第1閾値高さL1より上方にあるとき、規制板15は、加湿器11内に貯留された水の表面下において、その上面がストッパ16の突出部16bの底面に当接する位置にて、静止している。
つまり規制板15は、給排水管17からの水の供給により加湿器11内に貯留された水の水位が図2(a)に示す位置から上昇するのに伴って、当該水の表面に浮きつつ上昇するが、ストッパ16の突出部16bの底面にその上面が当接すると、突出部16bにより上昇を制止されて当該位置にて静止し、図3(a)に示すように加湿器11内に貯留された水の表面下に配置される。
環境試験装置1においては、試験室1a内が所定の温度及び湿度となるよう、当該装置1の制御部(図示せず)によって、送風機2、空気ヒータ3、除湿装置4、及び加湿装置10が制御される。
例えば、温度及び湿度が基準値を超えた値に設定された、所謂高温高湿条件の場合、除湿装置4の駆動を停止すると共に、加湿装置10を以下のように制御する。
先ず、センサ20により加湿器11内の水の水位を検出し、当該水位がストッパ16の突出部16bの上面高さL2(図3(a)参照。以下、「第2閾値高さ」と称す。)と同一又は第2閾値高さL2より下方である場合、電磁弁19bを閉とし、電磁弁19aを開とする。これにより、給水タンク18から給排水管17を介して加湿器11内に水が供給され、加湿器11内の水の水位が上昇する。そしてセンサ20により水位を検出しつつ、水位が第2閾値高さL2より上方、より好ましくは図3(a)に示すようにストッパ16の基部16aよりも上方となるまで、加湿器11内に水を供給する。なお、当該制御の開始時において水位が第2閾値高さL2より上方にある場合には、上述のような電磁弁19a,19bの制御等は不要である。その後、ヒータ12を駆動し、加湿器11内に貯留された水を加熱する。これにより、加湿器11内に貯留された水が加熱によりその表面から迅速に蒸発することで、湿度が上昇する。蒸発により加湿器11内の水が減少するが、水位が一定に保たれるよう、電磁弁19a,19bが制御される。このとき加湿器11内に貯留された水は、図3(b)に示すように、規制板15により覆われることなく、加湿器11の内部空間における平面と同一の矩形平面に亘って空気と触れているため、蒸発が効率よく行われる。
一方、温度及び湿度が基準値以下の値に設定された、所謂低温低湿条件の場合、除湿装置4を駆動すると共に、加湿装置10を以下のように制御する。
先ず、ヒータ12の駆動を停止する。そして、センサ20により加湿器11内の水の水位を検出し、当該水位が図3(a)に示すように第1閾値L1より上方である場合、電磁弁19bを開とし、電磁弁19aを閉とする。これにより、給排水管17を介して加湿器11内の水が排出され、加湿器11内の水の水位が下降する。そしてセンサ20により水位を検出しつつ、水位が第1閾値高さL1と同一又は下方となるまで、加湿器11内の水を排出する。なお、当該制御の開始時において水位が第1閾値高さL1と同一又は第1閾値高さL1より下方にある場合には、上述のような電磁弁19a,19bの制御等は不要である。そして、加湿器11内に貯留された水の表面全体が図2(a)に示すように規制板15により覆われた状態で、水位が一定に保たれるよう、電磁弁19a,19bが制御される。このとき加湿器11内に貯留された水は、規制板15により覆われることにより、図2(b)に示すように規制板15の貫通孔15aの部分を介してのみ空気と触れることになるため、当該水の自然蒸発量が抑制される。
以上に述べたように、本実施形態に係る加湿装置10及び環境試験装置1によると、加湿器11を2台設けたり加湿器11の形状をV字形状等にしたりすることなく、規制板15と給排水部(給排水管17、電磁弁19a,19b、給水タンク18、排水タンク(図示せず)等を含む)とによって、加湿器11内の水の空気との接触面積を適宜変化させることで、当該水の自然蒸発量を増減させることができる。これにより、設置スペースの大型化、コスト上昇、装置構成の複雑化、及び制御の複雑化を防止しつつ、省エネを実現することが可能となる。
本実施形態では、規制板15の上昇を制止するストッパ16と加湿器11の水の給排水を行う給排水部とによって、規制板15の位置が、図2(a)に示すように加湿器11内に貯留された水の表面上にある第1位置と、図3(a)に示すように加湿器11内に貯留された水の表面下にある第2位置とのいずれかに制御される。規制板15の位置制御がこのような簡易な構成により実現されることで、装置構成の簡素化が可能となる。
しかも、規制板15の上昇を制止するストッパ16が、加湿器11の内側面に固定された比較的簡易な構成の部材であることから、装置構成のさらなる簡素化が可能となる。
また、加湿器11内の水の自然蒸発量を規制するための規制板15が、全面に亘って貫通孔15aが複数形成された比較的簡易な構成の板状部材であることから、装置構成のさらなる簡素化が可能となる。
図2(a)(b)に示すように、規制板15は、上記第1位置において、貫通孔15aを除き、加湿器11内に貯留された水の全表面に接触しつつ当該表面を覆うため、加湿器11内の水の空気との接触面積をより効果的に制限し、水の自然蒸発量をより抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
蒸発規制部材は、上述の実施形態における規制板15のような板状部材に限定されず、例えば図4(a)に示すような箱型部材50であってもよい。当該部材50は、底面が開放された中空箱型部材であって、規制板15と同様に多数の貫通孔55aが全面に亘って形成された矩形の板状部55と、板状部55の四辺から下方に延設された支持部56とを含む。板状部55は直方体形状である当該部材50の上面、支持部56は側面にそれぞれ相当する部分を構成する。箱型部材50は、図4(b)に示すように、支持部56の下端が加湿器11の底壁上に支持されるよう、加湿器11内に配置されている。
図4に示す変形例において、箱型部材50は、ステンレス等の自重により水面下に沈むような材料から形成されており、当該部材50を加湿器11内で静止させつつ、上述の実施形態と同様の給排水部によって加湿器11内の水の水位を変化させる。具体的には、図4(b)に示すように、加湿器11内の水の水位の変化により、板状部55の位置が、加湿器11内に貯留された水の表面上にある第1位置(水位L3の場合)と、加湿器11内に貯留された水の表面下にある第2位置(水位L4の場合)とのいずれかに制御される。これにより、上述の実施形態と同様の効果、即ち、加湿器11内の水の自然蒸発量を増減させることができ、設置スペースの大型化、コスト上昇、装置構成の複雑化、及び制御の複雑化を防止しつつ、省エネを実現するという効果が得られる。さらに、本変形例によると、箱型部材50を加湿器11内から容易に取り出すことができるため、例えば耐久性等の理由により蒸発規制部材を交換する必要がある場合に、交換作業を容易に行うことが可能である。
なお、上述の実施形態では、第1位置において、規制板15は加湿器11内に貯留された水の表面上に浮いており、即ち水の表面に接触しつつ当該表面を覆っている(図2(a)参照)。これに対し、図4(b)に示す変形例では、水位L3に対応する第1位置において、箱型部材50の板状部55は加湿器11内に貯留された水の表面よりも上方にあって当該表面に接触していない。このような違いはあるものの、図4の変形例においても、水位L3の場合に、箱型部材50の板状部55が加湿器11内に貯留された水の表面上にあり、上方において当該表面を覆うことから、風の流入が減少され、水の自然蒸発量を抑制することができる。また、図4の変形例においても、水位を制御することで、上述の実施形態と同様に第1位置において板状部55が加湿器11内の水の表面に接触するようにしてもよい。また、図4の変形例において、支持部56は必須要素ではなく、板状部55のみによって蒸発規制部材を構成してもよい。例えば、支持部56を省略してもよいし、支持部56を板状部55とは別部材として加湿器11に固定してもよい。
加湿器は、水を貯留可能である限り、様々な形状であってよい。例えば、上述の実施形態のように高さ方向に関して一定の矩形の平面形状を有するような略直方体形状の内部空間を有するものに限定されず、高さ方向に関して平面形状が変化するような内部空間を有してよい。
高温高湿条件において加湿器内の水の蒸発を迅速に行うという観点からヒータ12を設けることが好ましいが、空調室1b内の空気の温度上昇に応じた加湿器内の水の自然蒸発を利用するのであれば、ヒータ12を省略してもよい。
加湿器内の水の水位制御については、上述のような方法に限定されず、様々な方法を採用可能である。
規制板15の平面形状は、加湿器11の内部空間の平面形状と略同じであることに限定されず、加湿器11の内部空間の平面形状より小さくてもよい。つまり、規制板15が第1位置にあるとき、加湿器11内に貯留された水の全表面ではなく当該表面の少なくとも一部を覆えばよい。
貫通孔15aは、規制板15の全面に亘って形成されることに限定されない。また、貫通孔15aの配置、形状、及び数は様々に変更可能であり、例えば貫通孔15aが1つのみ形成されてもよい。さらに、蒸発規制部材として用いられる部材は、規制板15のような板状部材に限定されない。
制止部として一対のストッパ16を用いているが、これに限定されない。また、給排水部の構成も様々に変更可能である。
規制板15の位置を制御する制御手段は、上述のようなストッパ16や給排水部に限定されず、様々な手段を採用可能である。
本発明の一実施形態に係る加湿装置及びこれを含む環境試験装置を示す概略図である。 高温高湿条件での加湿装置を示す部分拡大図であり、(a)は加湿装置に含まれる加湿器の断面図、(b)は加湿器の平面図である。 低温低湿条件での加湿装置を示す部分拡大図であり、(a)は加湿装置に含まれる加湿器の断面図、(b)は加湿器の平面図である。 (a)は変形例に係る蒸発規制部材を示す斜視図、(b)は加湿器内に当該変形例に係る蒸発規制部材が配置された状態を示す断面図である。
符号の説明
1 環境試験装置
1a 試験室
1b 空調室
2 送風機
3 空気ヒータ
4 除湿装置
9 仕切り壁
10 加湿装置
11 加湿器
12 ヒータ
15 規制板(蒸発規制部材)
15a 貫通孔
16 ストッパ(制御手段,制止部材)
17 給排水管(制御手段,給排水部)
50 箱型部材(蒸発規制部材)
55 板状部
55a 貫通孔
56 支持部

Claims (5)

  1. 水を貯留する加湿器と、
    前記加湿器内に設けられた、貫通孔を有しており且つ前記加湿器に貯留された水に浮く部材からなる蒸発規制部材と、
    前記加湿器からの水の排出及び前記加湿器への水の供給を行う給排水部を有しており、前記給排水部による水の排出及び供給を制御することにより、前記加湿器内における前記蒸発規制部材の前記貫通孔が形成された部分の位置を、前記加湿器内に貯留された水の表面上にある第1位置、及び、前記加湿器内に貯留された水の表面下にある第2位置のいずれかにする制御手段であって、前記加湿器内で所定の高さとなるように固定された部材であると共に前記蒸発規制部材の上昇を制止する制止部を有する制御手段と、を備えており、
    前記貫通孔は、前記蒸発規制部材が前記第1位置にある際に、前記加湿器内の水の表面を空気に曝すものであることを特徴とする加湿装置。
  2. 前記蒸発規制部材が、全面に亘って前記貫通孔が複数形成された板状部材であることを特徴とする請求項に記載の加湿装置。
  3. 前記蒸発規制部材が、前記貫通孔が形成された板状部を有することを特徴とする請求項1に記載の加湿装置。
  4. 前記蒸発規制部材が、前記第1位置において、前記貫通孔を除き、前記加湿器内に貯留された水の全表面に接触しつつ当該表面を覆うことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の加湿装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の加湿装置を備えた環境試験装置。
JP2008135023A 2008-05-23 2008-05-23 加湿装置及びこれを含む環境試験装置 Active JP5175137B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008135023A JP5175137B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 加湿装置及びこれを含む環境試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008135023A JP5175137B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 加湿装置及びこれを含む環境試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009281669A JP2009281669A (ja) 2009-12-03
JP5175137B2 true JP5175137B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=41452302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008135023A Active JP5175137B2 (ja) 2008-05-23 2008-05-23 加湿装置及びこれを含む環境試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5175137B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2708811A1 (de) 2012-09-13 2014-03-19 WEISS UMWELTTECHNIK GmbH Verfahren zum Einstellen der Luftfeuchte in einem geschlossenen Raum

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60154532A (ja) * 1984-01-24 1985-08-14 Nec Corp 半導体装置の製造方法
JP3069046B2 (ja) * 1996-05-24 2000-07-24 タバイエスペック株式会社 水面可変式加湿器付き環境試験装置
JP2004108634A (ja) * 2002-09-17 2004-04-08 Espec Corp 開閉板式加湿装置
JP4209706B2 (ja) * 2003-03-19 2009-01-14 エスペック株式会社 二重蓋付き加湿装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009281669A (ja) 2009-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6394427B1 (en) Drainless humidifier with water level sensing
JP4999816B2 (ja) 加湿装置及びこれを含む環境試験装置
US9423141B2 (en) Console humidifier
JP2014185829A (ja) 加湿装置、並びに、環境試験装置
JP5175137B2 (ja) 加湿装置及びこれを含む環境試験装置
JP2010151365A (ja) 加湿装置
KR960704195A (ko) 가습용수 공급장치 및 그것을 구비한 공조장치(Water supply device for humidification and air conditioner with the same)
JP6385180B2 (ja) 熱交換換気装置
US5855823A (en) Steam humidifier
JP5896570B2 (ja) 環境試験装置
JP3717804B2 (ja) 加湿装置
US20020180071A1 (en) Dry out mechanism for humidifier
JP3069046B2 (ja) 水面可変式加湿器付き環境試験装置
CN116615625A (zh) 蒸发式加湿器
JP2005055027A (ja) 加湿機能付き温風機
KR101659317B1 (ko) 유체 공급 장치 및 이를 포함하는 기판 처리 시스템
JP2000266370A (ja) 加湿装置
JP6895910B2 (ja) 環境試験装置及び環境試験装置の低湿度環境創出方法
JP3193671B2 (ja) 湿度調整用の水回路
JP2010210172A (ja) 調温調湿装置
JP7213475B2 (ja) 天井埋込型室内ユニット
KR20200099775A (ko) 항온항습시스템
JP6219807B2 (ja) 加湿器および加湿機能付き温風暖房機
JPH0429311Y2 (ja)
JPH10232036A (ja) 加湿ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5175137

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250