JP5173386B2 - 3次元フォトニック結晶及び機能素子 - Google Patents

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Description

本発明は、3次元的な屈折率の周期構造を有する3次元フォトニック結晶及びその製造方法に関する。
波長以下の大きさの構造体を周期的に配列することによって電磁波の透過・反射等の特性を制御する概念が、Yablonovitchによって提唱されている(非特許文献1)。このような構造はフォトニック結晶として知られており、ある波長域において、光の損失がない100%の反射率を有する光学素子を実現できる。
このように、ある波長域で反射率を100%にする作用は、従来の半導体が持つエネルギーギャップとの比較から、フォトニックバンドギャップ(作用)と言われている。
また、上記のような構造を3次元的な微細周期構造にすることによって、あらゆる方向から入射した光に対してフォトニックバンドギャップが得られる。これは、完全フォトニックバンドギャップ(作用)とも称される。
完全フォトニックバンドギャップが実現できると、発光素子における自然放出の抑制など様々な応用が可能となり、従来にはない新しい機能素子の実現が可能となる。このため、より広い波長域で完全フォトニックバンドギャップが実現できる構造の機能素子が求められている。
このような完全フォトニックバンドギャップ作用を有する構造が、従来幾つか提案されている(特許文献1,2,3)。
特許文献1には、断面形状が一定である複数の柱状構造体を平行に配置した複数の層を積層することにより構成されたウッドパイル構造が開示されている。該複数の層において、柱状構造体が延びる方向が交互に90度異なっている。
特許文献2には、平行に配置された複数の柱状構造体が積層方向にて互いに一部が重なるように配置され、さらに積層方向に延びる複数の孔が形成された構造が開示されている。
特許文献3には、複数の孔が形成された平坦部上に積層方向に延びる複数の六角柱の柱状構造体がそれぞれ形成された複数の層を、基本周期の1/3ずつずらしながら積層した構造が開示されている。
米国特許第5,335,240号明細書 米国特許第5,440,421号明細書 米国特許第6,597,851号明細書 Physical Review Letters,Vol.58,pp.2059,1987年
特許文献1にて提案されているウッドパイル構造は、4層で1周期が構成されるため、構造が簡単で作製が容易であるという利点を有する。
しかし、現在最も広い完全フォトニックバンドギャップの波長幅が得られるインバースオパール構造に対して、フォトニックバンドギャップ幅が狭く、広い波長帯域で動作する導波路や波長選択フィルタ等の機能素子(光学素子)を実現することが難しい。一方、インバースオパール構造は、従来の半導体製造プロセスに用いられる手法によっては製造が困難である。
また、特許文献2にて提案されている構造も完全フォトニックバンドギャップを有するが、非常に深い複数の孔を形成する必要があり、製造が困難である。
さらに、特許文献3にて提案されている構造は、ウッドパイル構造に比べて異方性が少なく、比較的広いフォトニックバンドギャップ幅を有する。しかし、6層で1周期が構成されるため、層同士のアライメントにきわめて高い精度が必要になる等、製造が困難である。
本発明は、広い波長域で良好な完全フォトニックバンドギャップを有し、製造が容易な3次元フォトニック結晶及びその製造方法を提供する。
本発明の一側面としての3次元フォトニック結晶は、第1の媒質により形成された構造体と該第1の媒質よりも屈折率が低い第2の媒質とが3次元方向に周期的に配置されて構成された3次元フォトニック結晶である。該3次元フォトニック結晶において、構造体が第1の方向に延びる第1層及び第3層と、構造体が第2の方向に延びる第2層及び第4層とが、第1層から第4層の順に積層されている。第1層の構造体と第3層の構造体とは、第2の方向において半周期ずれて配置され、第2層の構造体と第4層の構造体とは第1の方向において半周期ずれて配置されている。
各層の構造体は、第1層から第4層の積層方向での一端面としての平坦面を有するとともに、該平坦面に沿った幅及び該平坦面からの高さがそれぞれ第1の幅及び第1の高さである第1の構造部分と、該幅及び高さがそれぞれ第1の幅及び第1の高さよりも大きい第2の幅及び第2の高さである第2の構造部分と、第1及び第2の構造部分の間に設けられ、構造体が延びる方向に幅及び高さが連続的又は段階的に変化する第3の構造部分とを、構造体が延びる方向に周期的に有する。
そして、第1から第4層における互いに隣接する2層のうち一方の層における第1の構造部分での平坦面が、他方の層における第2の構造部分の上記平坦面とは反対側の面に接していることを特徴とする。
なお、上記3次元フォトニック結晶のフォトニックバンドギャップ作用を利用して動作する機能素子も本発明の他の側面を構成する。
本発明によれば、広い波長域で良好な完全フォトニックバンドギャップを有する3次元フォトニック結晶を、容易に製造することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例1である3次元フォトニック結晶の概略を示している。
本実施例の3次元フォトニック結晶は、積層された第1層110、第2層120、第3層130及び第4層140からなる4層を基本周期とし、該基本周期の4層が繰り返し積層された構造を有する。図1には、2つの基本周期分の構造を示している。
第1〜第4層110〜140はそれぞれ、第1の媒質により形成された複数の柱状構造体150と該第1の媒質よりも屈折率が低い第2の媒質(例えば、空気)とを周期的に(交互に)配置することで構成されている。これにより、第1の媒質により形成された柱状構造体150と第2の媒質とが3次元方向に周期的に配置された3次元フォトニック結晶が構成される。
また、第1層110及び第3層130では、柱状構造体150がX軸方向(第1の方向)に延び、第2層120及び第4層140では、柱状構造体150がY軸方向(第2の方向)に延びている。
なお、以下の説明において、柱状構造体150が延びる方向を、柱状構造体150の長手方向ともいう。また、柱状構造体150の長手方向に直交する方向であって各層内での柱状構造体150の配置方向(例えば、第1層110ではY軸方向、第2層120ではX軸方向)での該柱状構造体150の寸法を、柱状構造体150の幅という。さらに、柱状構造体150の長手方向に直交する方向であって第1〜第4層110〜140の積層方向(Z軸方向)での該柱状構造体150の寸法を、柱状構造体150の高さという。
第1層110の柱状構造体150と第3層130の柱状構造体150とは、後に詳しく説明するように、Y軸方向において、柱状構造体150の配置周期の半分(半周期)だけずれて配置されている。また、同様に、第2層120の柱状構造体150と第4層140の柱状構造体150とは、Y軸方向において、柱状構造体150の配置周期の半分(半周期)だけずれて配置されている。
図2には、柱状構造体150の形状を示す。また、図3には、該柱状構造体150を構成する複数の構造部分を分解して示している。図中のx,y,z軸は、図1中のX,Y,Z軸の座標系とは異なる柱状構造体150のローカルな座標系を示しており、x,y軸は図1におけるX軸又はY軸に対応し、z軸は図におけるZ軸に対応する。
図2に示すように、柱状構造体150は、第1〜第4層110〜140の積層方向(z軸方向)での一端面(底面)をなす平坦面201を有する。平坦面201は、後述する第1〜第3の構造部分に対して共通した底面である。なお、平坦面201は、該柱状構造体150の実際の製造において許容される範囲での面粗さ(凹凸)を有してもよい。
210は第1の構造部分であり、その平坦面201に沿った幅(以下、単に幅という)、該平坦面からの高さ(以下、単に高さという)及び長手方向の長さ(以下、単に長さという)はそれぞれ、第1の幅W1、第1の高さH1及び第1の長さL1である。
220は第2の構造部分であり、その幅及び高さはそれぞれ、第1の幅W1より大きい第2の幅W2、及び第1の高さW1より高い第2の高さH2である。なお、第2の構造部分220の長さは第2の長さL2であり、第1の長さL1と同じであってもよいし、それとは異なる(それよりも長い又は短い)長さであってもよい。
230は第3の構造部分であり、第1及び第2の構造部分210,220の間に設けられている。第3の構造部分230は、長手方向に幅及び高さが連続的に変化(増加又は減少)する形状を有する。第3の構造部分230における第1の構造部分210に接する端部の幅及び高さはそれぞれ第1の幅W1及び第1の高さL1であり、第2の構造部分220に接する端部の幅及び高さはそれぞれ第2の幅W2及び第2の高さL2である。第3の構造部分230の長さは第3の長さL3であり、L1,L2と同じであってもよいし、それとは異なる(それよりも長い又は短い)長さであってもよい。
240は第2の構造部分220を挟んで第3の構造部分230とは反対側に設けられた第3の構造部分であり、第3の構造部分230を長手方向において反転した形状(xz面を対称面とする面対称形状)を有する。すなわち、第3の構造部分240における第1の構造部分210に接する端部の幅及び高さはそれぞれ第1の幅W1及び第1の高さL1であり、第2の構造部分220に接する端部の幅及び高さはそれぞれ第2の幅W2及び第2の高さL2である。また、長さは第3の長さL3である。
さらに、本実施例では、図3に示すように、第1及び第2の構造部分210,220の幅方向の側面213,214,223,224は、y及びz軸方向(yz面)に平行であり、高さ方向の上面215,225及び底面(平坦面201)は、x及びy軸方向(xy面)に平行である。さらに、長手方向であるy軸方向の両端面211,212,221,222は、x及びz軸方向(xz面)に平行である。すなわち、第1及び第2の構造部分210,220は、四角柱形状(直方体形状)を有する。
一方、第3の構造部分230,240の長手方向の両端面231,232,241,242はx及びz軸方向(xz面)に平行であり、底面(平坦面201)はx及びy軸方向(xy面)に平行である。また、幅方向の側面233,234,243,244及び上面235,245はそれぞれ、台形形状を有する。すなわち、第3の構造部分230,240は、四角錐台形状を有する。
柱状構造体150は、これら第1〜第3の構造部分210,220,230,240が、L1+L2+2L3=Pの周期で長手方向であるy軸方向に繰り返し(周期的に)配置されることで構成されている。
図4には、柱状構造体150をx軸方向から見て示している。柱状構造体150は、第1の構造部分210、第3の構造部分230、第2の構造部分220及び第3の構造部分240が、この順でy軸方向に並んでいる。そして、隣接する構造部分のy軸方向端面(212と231、232と221、222と242、241と211)が互いに接している。第1〜第3の構造部分210〜240の底面2011,2012,2013,2014は平坦面201と同一面である。
図5には、第1〜第4層110〜140を積層方向であるZ軸方向から見て示している。第1層110及び第3層130では、X軸方向に延びる複数の柱状構造体150がY軸方向に一定の周期(等間隔)Pで配置されている。第1層110の柱状構造体150と第3層130の柱状構造体150は、Y軸方向にP/2だけずれた位置に配置されている。
また、第2層120及び第4層140では、Y軸方向に延びる複数の柱状構造体150がX軸方向に一定の周期(等間隔)Pで配置されている。第2層120の柱状構造体150と第4層140の柱状構造体150は、X軸方向にP/2だけずれた位置に配置されている。
図6には、第1〜第4層110〜140のうち隣接する2層(第1層と第2層、第2層と第3層、第3層と第4層)間での柱状構造体150の接合位置を示している。図示していないが、第4層140と他の基本周期内の第1層110の柱状構造体150との接合位置についても同じである。
隣接する2層において、一方の層の柱状構造体150のうち幅及び高さが小さい第1の構造部分210の底面2011と、他方の層の柱状構造体150のうち幅及び高さが大きい第2の構造部分220の上面225とが互いに交差して接している。第2の構造部分220の上面225は、その底面2012(平坦面201)とは反対側の面である。
このように構成された本実施例の3次元フォトニック結晶において、第1の媒質及び第2の媒質の屈折率と柱状構造体150の形状を適切に設定することで、広い周波数帯域(波長域)において完全フォトニックバンドギャップを得ることがきる。
例えば、第1及び第2の媒質の屈折率N1,N2、第1及び第2の構造部分210,220の幅W1,W2、高さH1,H2及び長さL1,L2を表1に示す値に設定して、平面波展開法によりフォトニックバンド構造を解析した結果を図7に示す。なお、表1中のW1,W2,H1,H2,L1,L2は周期Pに対する割合を示している。
例えば、周期Pを250nmとした場合、W1は85nm、W2は92.5nm、L1は25nm、L2は105nm、H1は45nm、H2は88.4nmとなる。
図7において、横軸は波数ベクトル、すなわちフォトニック結晶に入射する電磁波の入射方向を表している。
例えば、K点はZ軸と平行な波数ベクトル、X点はXY面内においてX軸(あるいはY軸)に対して45°の傾きを持った波数ベクトルを表している。また、L点はYZ面内においてY軸に対して35.26°の傾きを持った波数ベクトルを表している。一方、縦軸は、周期Pで規格化した周波数(規格化周波数)を示している。
図7中のハッチングで示した規格化周波数0.44から0.48においては、光の入射方向に依らず光が存在できない完全フォトニックバンドギャップが形成されている。
この構造における完全フォトニックバンドギャップ比Δω/ω0は、0.085となる。完全フォトニックバンドギャップ比Δω/ω0とは、完全フォトニックバンドギャップ(規格化)周波数帯域Δωの、完全フォトニックバンドギャップの中心(規格化)周波数ω0に対する比として定義される。
例えば、周期Pを上記のように250nmとすると、完全フォトニックバンドギャップ中心波長は541nmとなり、波長519nmから波長565nmの波長域において完全フォトニックバンドギャップが得られる。
本実施例の3次元フォトニック結晶の完全フォトニックバンドギャップ比は、同じ屈折率(2.4,1.0)の第1及び第2の媒質を用いた従来のウッドパイル構造の3次元フォトニック結晶と比べて、約1.2倍となる。この理由は以下の通りである。
本実施例の構造では、隣接する2層における柱状構造体150の交点に相当する位置が、ウッドパイル構造に比べて積層方向において増加する。このため、積層方向に電界の振動方向を持つ偏光成分の電磁波に対して、第1の媒質中にエネルギーが集中する定在波及び第2の媒質中にエネルギーが集中する定在波が存在し易くなる。また、それぞれのエネルギーの集中度合いが高いため、完全フォトニックバンドギャップの帯域が広くなる。
なお、本実施例では、第1及び第2の構造部分210,220が四角柱形状の1つである直方体形状を有し、第3の構造部分230,240が四角錐台形状を有する場合について説明した。しかし、各構造部分の形状はこれら以外であってもよい。
例えば、図8Aに示すように、第1〜第3の構造部分210〜240を、長手方向断面が台形となる形状に形成してもよい。この場合の第1及び第2の構造部分210,220の形状は、直方体形状ではない四角柱形状であり、第3の構造部分230,240の形状は、長手方向端面が台形である四角錐台形状である。
また、図8Bに示すように、第1及び第2の構造部分210,220を六角柱形状に形成し、第3の構造部分230,240を六角錐台形状に形成してもよい。
また、図8Cに平面図(上図)及び側面図(下図)を示すように、幅及び高さが滑らかに(曲線的に)変化する形状であってもよい。図には、この場合の第1〜第3の構造部分210〜240の境界を点線で示している。
さらに、図8Dに示すように、第3の構造部分230,240を、その幅及び高さが長手方向に段階的に変化するように形成してもよい。
また、本実施例の3次元フォトニック結晶において、表1に示した屈折率や寸法は例に過ぎず、他の屈折率や寸法を用いてもよい。例えば、表2には、他の例としての第1及び第2の媒質の屈折率N1,N2、第1及び第2の構造部分210,220の幅W1,W2、高さH1,H2及び長さL1,L2を示す。表2のように各値を設定した場合に平面波展開法によりフォトニックバンドギャップ構造を解析すると、完全フォトニックバンドギャップ比は0.215となる。
そして、この場合の完全フォトニックバンドギャップ比は、同じ屈折率(3.3,1.0)の第1及び第2の媒質を用いたウッドパイル構造の場合に比べて、約1.2倍となる。
このように、3次元フォトニック結晶を構成する媒質の屈折率を変化させても、広い周波数帯域(波長域)において完全フォトニックバンドギャップを得ることがきる。
特に、本実施例によれば、1つの基本周期を形成する層数が4層と少ないにも関わらず、完全フォトニックバンドギャップが得られる周波数帯域を広くすることができる。

次に、実施例1にて説明した3次元フォトニック結晶(柱状構造体150)の具体的な製造方法の例について説明する。
実施例1にて説明した柱状構造体150において、第1及び第2の構造部分210,220は、幅及び高さが一定であるので、その製造はきわめて容易である。一方、第3の構造部分230,240は、その幅及び高さが変化するため、本実施例では、「異方性堆積方法」を用いて製造する。
まず、「異方性堆積方法」について説明する。異方性堆積方法はCVD法やスパッタリング法があるが、ここではスパッタリング法について説明する。スパッタリングでは、プラズマ中に生じるDC電圧で加速された不揮発性ガスイオンがターゲットに照射される。このとき、弾き飛ばされたターゲットの中性のスパッタ粒子は、ガス粒子と衝突して角度分散を持って基板に到達する。この角度分散が、後述する「直進性堆積方法」に比べて大きい堆積方法を、「異方性堆積方法」という。
異方性堆積方法を用いると、図9に示すように、ターゲット基板901上に犠牲層によって凸領域902が形成されていた場合、該凸領域902によってスパッタ粒子903が遮られ、凸領域902近傍でのスパッタ粒子903の堆積量が減少する。
図10A〜図10Cは、この現象を利用して、図1〜図8Cに示した3次元的に幅と高さが連続的に変化する構造体を製造するプロセスを示す。3次元的に幅と高さが連続的に変化する構造体は、実施例1で説明した第3の構造部分230,240に相当する。
図10A〜図10Cにおいて、左側には平面図(図1のZ軸方向から見た図に相当する)を、右側には左側の図のA−A′,B−B′,C−C′での断面を示す。
まず、図10Aに示すように、基板1001上に、平面視において幅が連続的に変化するV形状の溝が形成された犠牲層1002を設ける(第1の工程)。なお、図8Dに示した3次元的に幅と高さが段階的に変化する構造体も、犠牲層1002の溝の幅を段階的に変化させることで製造することができる。
次に、図10Bに示すように、犠牲層1002が形成された基板1001上に、異方性堆積方法で第1の媒質の粒子(スパッタ粒子)1003を堆積させる(第2の工程)。このとき、前述した理由によって、溝幅が狭い領域ほど溝内に堆積する粒子1003の量が少なくなり、幅及び高さが小さくなる。
この後、図10Cに示すように、犠牲層1002を除去すれば、3次元的に幅と高さが連続的に変化する構造体1004が形成される。
図11A〜図11Fには、図10A〜図10Cに示した方法を用いて、第1〜第3の構造部分を有する柱状構造体を一括して製造するプロセスを示している。図11A〜図11Fには、平面図(図1のZ軸方向から見た図に相当する)と、該平面図中に2本の一点鎖線で示したラインでの2つの断面を示している。
まず、図11Aに示すように、基板1100上に、柱状構造体150の底面パターン150Aを溝として有する第1層用の犠牲層1101を形成する
次に、異方性堆積方法によって、犠牲層1101が形成された基板1100上に、第1の媒質(図中には媒質1と記す)の粒子(スパッタ粒子)を堆積させる。前述した理由によって、溝幅が狭い領域ほど高さが低い構造体が形成される。
ここで、第1の媒質は、異方性のある堆積が起こり得る媒質であればよく、例えば、GaAs、InP、GaN、ZnO等の化合物半導体や、Si等の半導体や、SiO、TiO等の誘電体を用いることができる。ここでは、第1の媒質としてSiOを用いた場合について説明する。
次に、図11Cに示すように、第1の媒質(SiO)を溶解させずに犠牲層1101を溶解させる溶媒1(図示せず)を用いて犠牲層1101を基板1100からリフトオフさせることで、図1に示した第1層110を構成する柱状構造体1201が形成される。
次に、図11Dに示すように、蒸着によって柱状構造体1201の周囲を、溶媒1に対しては溶解せずに別の溶媒2に対しては溶解する材料で形成した犠牲層1104で埋める。ここで、溶媒2はSiOを溶解しない溶媒である。例えば、上述した犠牲層1101をレジスト等の有機媒質で形成した場合は、溶媒1としてアセトン等の有機溶媒を用い、溶媒2として硫酸を用い、犠牲層1104をCuで形成すればよい。そして、周囲が犠牲層1104で埋められた柱状構造体1201の上面(図3に示した第2の構造部分220の上面225)を研磨して平坦化する。
続いて、図11Eに示すように、第1層と同様に、柱状構造体150の底面パターンを溝として有する第2層用の犠牲層1106を形成する。ただし、溝が延びる方向は、第1層とは直交した方向である。
そして、図11Fに示すように、異方性堆積方法によって、犠牲層1106が形成された基板1100上に、第1の媒質の粒子(スパッタ粒子)を堆積させる。ここでも、前述した理由によって、溝幅が狭い領域ほど高さが低い構造体が形成される。
次に、図10Gに示すように、犠牲層1106を溶媒2によって基板1100からリフトオフさせることで、図1に示した第1層120を構成する柱状構造体1202が形成される。犠牲層1104は溶媒2に対しては溶解しないので、犠牲層1104上に形成された柱状構造体1202もリフトオフされない。
第3層以降についても、以上のプロセスを繰り返す。これにより、第1〜第4層を基本周期とした3次元フォトニック結晶の柱状構造体を製造することができる。
そして、最後に、残った犠牲層1104を溶媒2を用いて除去することで、図12に示すように、第2の媒質である空気と第1の媒質により形成された柱状構造体とが周期的に配置された3次元フォトニック結晶が完成する。
なお、本実施例では、柱状構造体を1回の第1の媒質の堆積によって形成する場合について説明したが、幅と高さが変化する第3の構造部分と幅と高さが一定である第1及び第2の構造部分とを分けて形成してもよい。また、第1の媒質の堆積後に、必要な領域にマスクを配置してエッチングを行うことで、幅と高さを調整してもよい。
本実施例の製造方法によれば、従来のウッドパイル構造に対して工程数を増やすことなく各層内において幅と高さが変化する柱状構造体を形成することができる。このため、層内方向だけでなく、積層方向を含む斜め方向への対称性を改善することができ、より広い波長域で完全フォトニックバンドギャップが得られる3次元フォトニック結晶を実現することができる。
次に、実施例1にて説明した3次元フォトニック結晶(柱状構造体150)の具体的な製造方法の他の例について説明する。
本実施例では、基板(つまりは、柱状構造体の形成予定領域)を傾けながら、直進性堆積方法で作製するプロセスを説明する。
まず、「直進性堆積方法」について説明する。直進性堆積方法としては、真空蒸着法がある。真空蒸着法では、電子ビームによって過熱されたターゲット原子が気化し、基板上に堆積する。気化したターゲット原子は真空中を進むため、基板に飛来する粒子(原子)の角度分散が「異方性堆積方法」に比べて小さい。この角度分散が小さい堆積方法を、「直進性堆積方法」という。
図13A〜図13Cは、直進性堆積方法を用いて、図1〜図8Cに示した3次元的に幅と高さが連続的に変化する構造体を製造するプロセスを示す。
図13A〜図13Cにおいて、左側には平面図(図1のZ軸方向から見た図に相当する)を、右側には左側の図のA−A′,B−B′,C−C′での断面を示す。
まず、図13Aに示すように、基板1301上に、平面視において幅が連続的に変化するV形状の溝が形成された犠牲層1302を設ける(第1の工程)。なお、図8Dに示した3次元的に幅と高さが段階的に変化する構造体も、犠牲層1302の溝の幅を段階的に変化させることで製造することができる。
次に、図13Bに示すように、基板1301を粒子が到達してくる方向(蒸着方向)に対して一定角度だけ傾けて、直進性の堆積を行う(第2の工程)。さらに、図13Cに示すように、基板1301を図13Bとは反対方向に一定角度だけ傾けて、直進性の堆積を行う。このように基板1301を傾けながら直進性の堆積を行うと、飛来する第1の媒質の粒子(蒸着粒子)1302が犠牲層1302によって遮られる。このため、犠牲層1302における溝幅の狭い領域ほど溝内に堆積する粒子1302の量が少なくなり、幅及び高さが小さくなる。
そして、図13Dに示すように、溶媒502を用いて犠牲層1302を除去すれば、3次元的に幅と高さが異なる構造体1304が形成される。
なお、第1の媒質は、蒸着等によって直進性のある堆積が行える媒質であればよい。例えば、GaAs、InP、GaN、ZnO等の化合物半導体や、Si等の半導体や、SiO、TiO等の誘電体を用いることができる。
このようなプロセスを利用して実施例2で図11A〜図11Bを用いて説明したように、第2層以降を形成する。
本実施例の製造方法によれば、従来のウッドパイル構造に対して、基板を傾ける工程を増やすだけで、各層内において幅と高さが変化する柱状構造体を形成することができる。このため、層内方向だけでなく、積層方向を含む斜め方向への対称性を改善することができ、より広い波長域で完全フォトニックバンドギャップが得られる3次元フォトニック結晶を実現することができる。
次に、実施例1で説明した3次元フォトニック結晶を用いた機能素子について説明する。3次元フォトニック結晶の完全フォトニックバンドギャップ作用を利用して様々な機能素子を実現することができる。
図14Aは、3次元フォトニック結晶中に、その周期を乱す線状欠陥部を設けることによって導波路1400を形成した機能素子を示す。フォトニック結晶におけるフォトニックバンドギャップ波長域内の波長域の電磁波(例えば、光)は、線状欠陥部により形成された導波路1400でのみ存在できる。したがって、その電磁波のみを導波路1400を介して伝播させる機能素子を実現することができる。
図14Bは、3次元フォトニック結晶中に、複数の線状欠陥部を設けることによって曲げ導波路1401を形成した機能素子を示す。
図14Cは、3次元フォトニック結晶中に、周期を乱す孤立した点状欠陥部を設けることによって共振器1402を形成した機能素子を示す。フォトニック結晶におけるフォトニックバンドギャップ波長域内の波長域の電磁波を、点状欠陥部としての非常に小さい共振器1402内に閉じ込めることにより、閉じ込め効果の高い高性能な共振器を含む機能素子を実現できる。また、この共振器を用いることにより、入射波から共振器の共振波長に対応した非常に狭い波長域の電磁波を取り出す波長選択フィルタを実現できる。
また、共振器内に活性媒質を充填し、共振器の外部から電磁波や電流等でエネルギーを供給することにより、高効率のレーザやLED等の発光素子を実現することができる。
例えば、共振器の共振波長を赤外光通信波長帯域(800〜1800nm)とすることで、光通信用光源を得ることができる。また、共振器の共振波長を光の三原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)とすることで、画像表示装置用の光源として用いることもできる。さらに、CDやDVD等の装置における光ピックアップ用光源を得ることもできる。
また、図14A及び図14Bに示した導波路、図14Cに示した共振器や発光素子、及びフォトニックバンド内の分散異常を用いた偏光素子等の様々な機能素子を組み合わせることで、超小型の高機能集積回路を実現することができる。
なお、図14A〜図14Cでは、3次元フォトニック結晶中の柱状構造体の一部を除去して導波路(線状欠陥部)や共振器(点状欠陥部)を形成した例を示したが、柱状構造体の位置を本来の位置からずらしたり、形状を変えたりして導波路や共振器を形成してもよい。また、柱状構造体の一部を第1の媒質とは屈折率が異なる媒質で置換して線状欠陥部としての導波路や点状欠陥部としての共振器を形成してもよい。
以上説明したように、実施例の3次元フォトニック結晶は、1つの基本周期を構成する層数が4層と少なく、従来のウッドパイル構造に比べて工程数を大きく増やすことなく製造することができる。そして、実施例の3次元フォトニック結晶は、屈折率周期構造の方向依存性が弱いために、ウッドパイル構造よりも広い周波数域(波長域)で完全フォトニックバンドギャップが得られる。
そして、この3次元フォトニック結晶を用いて機能素子を構成すれば、製造が容易で、より広い波長域で動作可能な機能素子や、超小型高機能集積回路を実現できる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
本発明の実施例1である3次元フォトニック結晶の概略構造を示す斜視図。 実施例1の3次元フォトニック結晶の柱状構造体の斜視図。 図2に示した柱状構造体の分解斜視図。 図2に示した柱状構造体の側面図。 実施例1の3次元フォトニック結晶の各層の構造を示す平面図。 実施例1の3次元フォトニック結晶における各層の柱状構造体の接合の様子を示す分解斜視図。 実施例1の3次元フォトニック結晶の特性を示す図。 図2に示した柱状構造体の変形例を示す斜視図。 図2に示した柱状構造体の別の変形例を示す斜視図。 図2に示した柱状構造体のさらに別の変形例を示す平面図と側面図。 図2に示した柱状構造体の他の変形例を示す斜視図。 本発明の実施例2である3次元フォトニック結晶の製造方法の原理を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における第3の構造部分の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における第3の構造部分の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における第3の構造部分の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における柱状構造体の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における柱状構造体の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における柱状構造体の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における柱状構造体の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における柱状構造体の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における柱状構造体の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における柱状構造体の製造方法を説明する図。 実施例2である3次元フォトニック結晶における柱状構造体の製造方法を説明する図。 本発明の実施例3である3次元フォトニック結晶における第3の構造部分の製造方法を説明する図。 実施例3である3次元フォトニック結晶における第3の構造部分の製造方法を説明する図。 実施例3である3次元フォトニック結晶における第3の構造部分の製造方法を説明する図。 実施例3である3次元フォトニック結晶における第3の構造部分の製造方法を説明する図。 実施例1の3次元フォトニック結晶を利用した本発明の実施例4である機能素子の例を示す図。 実施例1の3次元フォトニック結晶を利用した別の機能素子の例を示す図。 実施例1の3次元フォトニック結晶を利用した別の機能素子の例を示す図。
符号の説明
110〜140 層
150 柱状構造体
201 平坦面
210 第1の構造部分
220 第2の構造部分
230,240 第3の構造部分

Claims (2)

  1. 第1の媒質により形成された構造体と該第1の媒質よりも屈折率が低い第2の媒質とが3次元方向に周期的に配置されて構成された3次元フォトニック結晶であって、
    前記構造体が前記第1の方向に延びる第1層及び第3層と、前記構造体が第2の方向に延びる第2層及び第4層とが、前記第1層から前記第4層の順に積層され、
    前記第1層の前記構造体と前記第3層の前記構造体とが、前記第2の方向において半周期ずれて配置され、前記第2層の前記構造体と前記第4層の前記構造体とが前記第1の方向において半周期ずれて配置されており、
    前記各層の前記構造体は、前記第1層から前記第4層の積層方向での一端面としての平坦面を有するとともに、
    該平坦面に沿った幅及び該平坦面からの高さがそれぞれ第1の幅及び第1の高さである第1の構造部分と、前記幅及び前記高さがそれぞれ前記第1の幅及び前記第1の高さよりも大きい第2の幅及び第2の高さである第2の構造部分と、前記第1及び第2の構造部分の間に設けられ、前記構造体が延びる方向に前記幅及び前記高さが連続的又は段階的に変化する第3の構造部分とを、前記構造体が延びる方向に周期的に有し、
    前記第1層から前記第4層における互いに隣接する2層のうち一方の層における前記第1の構造部分での前記平坦面が、他方の層における前記第2の構造部分の前記平坦面とは反対側の面に接していることを特徴とする3次元フォトニック結晶。
  2. 請求項1に記載の3次元フォトニック結晶のフォトニックバンドギャップ作用を利用して動作することを特徴とする機能素子。
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