JP5157189B2 - 配線材挿通装置及び弾性部材付配線材の製造方法 - Google Patents

配線材挿通装置及び弾性部材付配線材の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、電線等の配線材をグロメット等の弾性部材の挿通孔内に挿通する技術に関する。
電線をグロメットの挿通孔内に挿通する技術として、特許文献1及び特許文献2に開示の技術がある。
特許文献1は、グロメットの挿通孔に中空ニードルを挿通した状態で、該中空ニードル内に電線を挿通し、この後、グロメットを中空ニードルから電線上に押出す技術を開示している。この中空ニードルは、先端部が斜めに切り落されており、グロメットの挿通孔内に挿入容易な構成となっている。
特許文献2は、ゴム栓通しにおいて、ゴム栓の孔に対して保持ピンを挿入した後、電線にゴム栓を挿入する技術が開示されている。
特開平10−271638号公報 特開平8−84419号公報
特許文献1に開示の中空ニードルは、先端部が斜めに切り落されているため、当該中空ニードルを、その外径よりも小さい内径を有する挿通孔内に挿入することも一応は可能である。
しかしながら、中空ニードルの先端部が斜めに切り落された形状であるため、そのエッジがグロメットの挿通孔内面を傷つける恐れがある。
特に、中空ニードルの外径と挿通孔の内径との差が大きいと、エッジがグロメットの挿通孔内面を傷つける可能性は大きくなり、また、損傷の程度も大きくなり易い。また、グロメットの挿入作業性も悪くなるし、グロメットの取付位置についても、正確に取付けることは難しい。
また、特許文献2に開示の保持ピンは、電線の端部に防水用のゴム栓を挿入するための挿入において、予め保持ピンを防水ゴム栓に挿入した後、電線端部と保持ピンの先端とを突合わせた状態でゴム栓を電線の方向に押出すことにより、電線をゴム栓に挿入している。この場合、例えば、ゴム栓に潤滑剤が十分に塗布されていれば問題ないが、潤滑剤が塗布されていないか又は塗布が十分でないと、ゴム栓と保持ピン又は電線との間で摩擦力が大きくなり、保持ピンや電線をゴム栓に挿入できないという問題がある。この場合、電線に座屈が生じてしまうこともある。
電線が座屈しないようにするためには、ゴム栓の孔径を大きくすることも考えられるが、この場合、防水シール性が低下することになる。また、ゴム栓内に挿入できたとしても、上記大きな摩擦力によってゴム栓を正確な位置に取付けることは困難である。
そこで、本発明は、挿通孔内周面への傷の付着を防止しつつ、配線材を弾性部材の挿通孔内に座屈を生じさせることなく容易に挿通できると共に、通した弾性部材を精度良く正確な位置に取付けることができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、この配線材挿通装置は、配線材を弾性部材の挿通孔に挿通する配線材挿通装置であって、先細りでかつ前記挿通孔内に挿通可能な棒状部材に形成された挿通部材と、先端部に前記挿通部材の先端部を挿入した状態で、前記挿通孔内に挿通された挿通部材を引抜きつつ前記挿通孔内に挿通可能に形成された筒状部材と、を備えたものである。
また、前記挿通部材に、段部が形成され、前記挿通部材のうち前記段部よりも先端側部分の外径が前記筒状部材内に挿入可能な大きさに形成されると共に、前記挿通部材のうち前記段部よりも基端側部分の外径が前記筒状部材の外径と略一致するように形成されている。
この場合に、前記弾性部材を保持する弾性部材保持部と、前記挿通部材を、前記弾性部材保持部に保持された前記弾性部材の挿通孔に向けて進退移動可能に支持する挿通部材支持機構部と、前記挿通部材の先端部と対向する位置で、前記筒状部材を、前記弾性部材保持部に保持された前記弾性部材の挿通孔に向けて進退移動可能に支持する筒状部材支持機構部と、をさらに備えた構成としてもよい。
また、前記弾性部材の挿通孔に挿通された前記筒状部材内に、その先端部側から前記配線材を送込む配線材供給部をさらに備え、前記弾性部材保持部で保持された前記弾性部材の挿通孔に前記挿通部材を挿通し、前記挿通孔に挿通された前記挿通部材の先端部を前記筒状部材の先端部内に挿入した状態で、前記挿通部材を前記挿通孔から引抜きつつ前記筒状部材を前記挿通孔内に挿通し、前記挿通孔に挿通された前記筒状部材内にその先端側から前記配線材を送込み、前記筒状部材内に前記配線材が挿入保持された状態から前記筒状部材を前記挿通孔から引抜いて前記配線材が前記挿通孔に挿通された状態にするように制御する制御ユニットをさらに備えていてもよい。
また、上記課題を解決するため、この弾性部材付配線材の製造方法は、弾性部材の挿通孔に配線材を挿通した弾性部材付配線材の製造方法であって、先細りでかつ前記挿通孔内に挿通可能な棒状部材に形成された挿通部材と、先端部に前記挿通部材の先端部を挿入した状態で、前記挿通孔内に挿通された挿通部材を引抜きつつ前記挿通孔内に挿通可能に形成された筒状部材とであって、前記挿通部材に、段部が形成され、前記挿通部材のうち前記段部よりも先端側部分の外径が前記筒状部材内に挿入可能な大きさに形成されると共に、前記挿通部材のうち前記段部よりも基端側部分の外径が前記筒状部材の外径と略一致するように形成されたものを用い、前記挿通部材を、前記弾性部材の挿通孔内に挿通する工程と、前記挿通部材の先端部を前記筒状部材に挿通した状態で、前記挿通部材を前記挿通孔から引抜きつつ、前記筒状部材を前記挿通孔内に挿通する工程と、前記挿通孔内に挿通された筒状部材内に前記配線材を送込む工程と、前記筒状部材内に前記配線材を送込んだ後前記筒状部材を前記挿通孔から引抜いて、前記配線材が前記挿通孔に挿通された状態にする工程と、を備えたものである。
この配線材挿通装置によると、先細りでかつ前記挿通孔内に挿通可能な棒状部材に形成された挿通部材と、先端部に前記挿通部材の先端部を挿入した状態で、前記挿通孔内に挿通された挿通部材を引抜きつつ前記挿通孔内に挿通可能に形成された筒状部材とを備えているため、挿通部材を、先細り部分を利用して円滑かつ容易に挿通孔内に挿通できる。そして、挿通部材の先端部を筒状部材の先端部に挿入したまま、挿通部材を挿通孔から引抜きつつ筒状部材を挿通孔内に座屈を生じさせることなく円滑かつ容易に挿入できる。そして、挿通孔に挿通された筒状部材を利用して、配線材を弾性部材の挿通孔内に挿通できる。したがって、挿通孔内周面への傷の付着を防止しつつ、配線材を弾性部材の挿通孔内に容易に挿通できる。また、このように配線材を弾性部材の挿通孔内に容易に挿通できるので、通した弾性部材を精度良く正確な位置に取付けることができる。
また、前記挿通部材に、段部が形成され、前記挿通部材のうち前記段部よりも先端側部分の外径が前記筒状部材内に挿入可能な大きさに形成されると共に、前記挿通部材のうち前記段部よりも基端側部分の外径が前記筒状部材の外径と略一致するように形成されているため、挿通部材の先端部を筒状部材に挿入した状態で、挿通部材の外面と筒状部材の外面とが略面一状になるため、挿通部材を挿通孔から引抜きつつ、円滑に筒状部材を挿通孔内に挿入できる。
この場合に、前記弾性部材を保持する弾性部材保持部と、前記挿通部材を、前記弾性部材保持部に保持された前記弾性部材の挿通孔に向けて進退移動可能に支持する挿通部材支持機構部と、前記挿通部材の先端部と対向する位置で、前記筒状部材を、前記弾性部材保持部に保持された前記弾性部材の挿通孔に向けて進退移動可能に支持する筒状部材支持機構部とをさらに備えていると、各支持機構部により、挿通部材や筒状部材を挿通孔内に円滑かつ容易に挿入したり引抜いたりすることができる。
また、前記弾性部材の挿通孔に挿通された前記筒状部材内に、その先端部側から前記配線材を送込む配線材供給部をさらに備え、制御ユニットにより、前記弾性部材保持部で保持された前記弾性部材の挿通孔に前記挿通部材を挿通し、前記挿通孔に挿通された前記挿通部材の先端部を前記筒状部材の先端部内に挿入した状態で、前記挿通部材を前記挿通孔から引抜きつつ前記筒状部材を前記挿通孔内に挿通し、前記挿通孔に挿通された前記筒状部材内にその先端側から前記配線材を送込み、前記筒状部材内に前記配線材が挿入保持された状態から前記筒状部材を前記挿通孔から引抜いて前記配線材が前記挿通孔に挿通された状態にするように制御すると、容易に、配線材挿通作業を行える。特に、前記挿通孔に挿通された前記筒状部材内にその先端側から前記配線材を送込み、前記筒状部材内に前記配線材が挿入保持された状態から前記筒状部材を前記挿通孔から引抜いて前記配線材が前記挿通孔に挿通された状態にすることで、弾性部材を、比較的正確な位置で配線材に装着することができる。
また、この弾性部材付配線材の製造方法によると、先細りな棒状部材に形成された挿通部材を、前記弾性部材の挿通孔内に挿通する工程と、前記挿通部材の先端部を筒状部材に挿通した状態で、前記挿通部材を前記挿通孔から引抜きつつ、前記筒状部材を前記挿通孔内に挿通する工程と、前記挿通孔内に挿通された筒状部材内に前記配線材を送込む工程と、前記筒状部材内に前記配線材を送込んだ後、前記筒状部材を前記挿通孔から引抜いて、前記配線材が前記挿通孔に挿通された状態にする工程と、を備えているため、挿通孔内周面への傷の付着を防止しつつ、配線材を弾性部材の挿通孔内に容易に挿通できる。特に、前記挿通部材に、段部が形成され、前記挿通部材のうち前記段部よりも先端側部分の外径が前記筒状部材内に挿入可能な大きさに形成されると共に、前記挿通部材のうち前記段部よりも基端側部分の外径が前記筒状部材の外径と略一致するように形成されているため、挿通部材の先端部を筒状部材に挿入した状態で、挿通部材の外面と筒状部材の外面とが略面一状になるため、挿通部材を挿通孔から引抜きつつ、円滑に筒状部材を挿通孔内に挿入できる。
以下、実施形態に係る配線材挿通装置及び弾性部材付配線材の製造方法について説明する。
まず、加工対象となる部品について説明する。図1は対象となる配線材としての電線及び弾性部材としてのグロメットを示す側面図である。
電線10は、車両等の配線材として用いられる線状の部材である。ここでは、端部の被覆が皮剥ぎされ、端部に導体が所定長露出している。
グロメット14は、ゴム等の弾性部材により形成されており、挿通孔16を有する略管状に形成されている。挿通孔16は、両端部で開口しており、上記電線10が挿通されることで、当該電線10の長手方向の所定位置に装着されるようになっている。なお、グロメット14には、潤滑剤が塗布されていてもよく、潤滑剤が塗布されない又は十分に塗布されていないものであってもよい。特に、本装置は、潤滑剤が塗布されない又は十分に塗布されていないグロメット14についても適用可能という点でメリットが大である。
このようなグロメット14は、車両のエンジン周りや車両の足回りなどの室内配線に使用され、車両側にブラケットに固定されて、配線が指定された所定の経路を通るように、配線経路を定める役割を有する。また、グロメット14は、配線をブラケットに確実に固定すると共に車両の走行時等に発生する振動を吸収し、配線を保護する役割をも有している。この際、グロメット14の挿通孔16の内径を配線材としての電線10の外径よりも小さくすることで、電線10とグロメット14との密着力を高め、電線10とグロメット14との位置がずれることを防止することにより、その付近にある種々部品等に対して不測の配線干渉が生じないようにしている。本配線材挿通装置及び弾性部材付配線材の製造方法は、このように電線10の外径よりも小さな内径の挿通孔16に電線10を挿通させるのに適した技術である。
なお、ここでは1本の電線10をグロメット14に挿通する場合を例として説明するが、その他、光ファイバコード等の線状の配線材、また、これらが複数集合した配線材を、挿通孔を有する弾性部材一般に挿通する場合に適用できる。
図2は配線材挿通装置の全体構成を示す図である。この配線材挿通装置20は、弾性部材保持部22と、挿通部材30と、挿通部材支持機構部34と、筒状部材40と、筒状部材支持機構部44と、配線材供給部50とを備えている。
上記弾性部材保持部22と筒状部材40及び筒状部材支持機構部44とは、基台38上に配設及び支持されている。また、挿通部材30及び挿通部材支持機構部34と、配線材供給部50とは、隣設するように配置されている。そして、上記基台38が、基台ガイド支持機構及びエアシリンダ等の駆動機構を有する基台可動支持機構39によって、上記挿通部材30及び挿通部材支持機構部34に対応する筒状部材挿通位置(図2の実線参照)と、配線材供給部50に対応する配線材挿通位置(図2の2点鎖線参照)との間で、往復駆動自在に支持されている(矢符A参照)。
上記弾性部材保持部22は、上記基台38上に固設されており、挿通孔16内に挿通部材30及び筒状部材40を挿通可能な所定姿勢で上記グロメット14を保持可能に構成されている。ここでは、弾性部材保持部22は、グロメット14の外形状に対応する凹部24を有しており、当該凹部24内にグロメット14を所定姿勢で保持する。また、弾性部材保持部22のうち挿通孔16の延長上の部分には、それぞれ切欠部26が形成されており、後述する挿通部材30及び筒状部材40が当該各切欠部26を通って挿通孔16内に挿通可能とされている。
なお、特に、潤滑剤が塗布されていない又は十分に塗布されていないグロメット14について、電線10を円滑に挿入し、かつ、定められた位置にグロメット14を電線10に取付けるために、当該グロメット14を一定位置に位置決めするために弾性部材保持部22を設置している。つまり、弾性保持部材22でグロメット14を電線10の軸方向に沿って位置ずれしないように位置決めしていることで、グロメット14に電線10を挿入したときに電線10とグロメット14との位置精度を向上させている。
なお、グロメット14を保持する構成としては、その他、開閉自在な一対の挟持部材によって、グロメット14を両側から挟み込むようにして保持する構成であってもよい。要するに、挿通孔16を外方に開口させつつグロメット14を一定姿勢で保持可能な構成であればよい。
また、グロメット14の弾性部材保持部22へのセットは、作業者の手により行われても、または、パーツフィーダでグロメット14を事前整列しこの事前セット後に移載部等により前記事前セットされたグロメットを弾性部材保持部22へ送込む、または、搬送ロボット等により行われる構成であってもよい。
また、ここでは、上記弾性部材保持部22は、複数(ここでは2つ)設けられている。各弾性部材保持部22は、それぞれに保持されたグロメット14の挿通孔16が略一直線状に並ぶように保持する位置で、定められた間隔をあけて基台38上に固設されている。これにより、各弾性部材保持部22に保持された複数(ここでは2つ)のグロメット14に対して、一括して電線10を挿通できるようになっている。勿論、電線10に装着されるグロメット14の数に応じて、弾性部材保持部22は1つ又は3つ以上設けられていてもよい。
筒状部材40は、先端部に挿通部材30の先端部を挿入した状態で、挿通孔16内に挿通された挿通部材30を引抜きつつ各挿通孔16内に挿通可能に形成されている。より具体的には、筒状部材40は、先端部を開口させた略筒状に形成されている。筒状部材40の長さ寸法は、上記挿通孔16に挿通されて突出可能な長さ寸法に形成されている。ここでは、筒状部材40は、各グロメット14の間隔寸法に複数の挿通孔16の長さ寸法を加算した長さ寸法よりも長いの長さ寸法を有しており、複数のグロメット14の各挿通孔16に串刺し状に挿通されるようになっている。
また、筒状部材40の内径は電線10を挿入可能な大きさに形成されると共に、筒状部材40の先端部の内径は、上記挿通部材30の先端部を挿入可能な大きさに形成されている。ここでは、筒状部材40の内径は、その長手方向に沿って一様な径に形成されており、電線10の外径よりも、挿通孔16の内径よりも大きい。
また、筒状部材40の外径は、挿通部材30を利用して挿通孔16内に挿通可能な大きさに形成されている。ここでは、筒状部材40の外径は、挿通部材30の本体部分、ここでは、後述する段部32よりも基端側部分の外径とほぼ同じとされている。この筒状部材40の外径は、勿論、挿通孔16の内径よりも大きい。
筒状部材支持機構部44は、上記挿通部材30の先端部と対向する位置で、上記筒状部材40を各弾性部材保持部22に保持されたグロメット14の挿通部材30に向けて進退移動可能に支持するように構成されている(図2の矢符B参照)。
より具体的には、筒状部材支持機構部44は、駆動部としてシリンダ本体部45aから進退駆動自在とされたロッド部45bを有するエアシリンダ45を有している。そのロッド部45bの先端部には上記筒状部材40の基端部が連結固定されている。そして、エアシリンダ45の駆動により、筒状部材40が上記保持されたグロメット14の挿通孔16に向けて進退駆動される構成となっている。そして、エアシリンダ45のロッド部45bが最大量突出した状態では、筒状部材40が各グロメット14の挿通孔16に串刺し状に挿通され、当該ロッド部45bが最も退避した状態では、筒状部材40が各グロメット14の挿通孔16に挿通されない状態となる。勿論、上記駆動部としては、上記エアシリンダの他、油圧シリンダ、リニアモータ等の種々のアクチュエータを用いることができる。
挿通部材30は、先細りでかつ挿通孔16内に挿通可能な棒状部材に形成されている。また、この挿通部材30の長さ寸法は、上記複数の弾性部材保持部22に保持された複数のグロメット14に挿通可能な程度に形成されている。ここでは、挿通部材30のうち後述する段部32よりも基端側の部分の長さ寸法が、各グロメット14の間隔寸法に複数の挿通孔16の長さ寸法を加算した長さ寸法よりも長いの長さ寸法を有しており、複数のグロメット14の各挿通孔16に串刺し状に挿通されるようになっている。
また、挿通部材30の長手方向中間部に段部32が形成されている。挿通部材30のうち当該段部32よりも先端側の部分は、筒状部材40内に挿入可能な程度に小径、好ましくは、筒状部材40内にぎりぎり収る程度に小径に形成されている。また、挿通部材30のうち段部32よりも基端側部分の外径は、筒状部材40の外径と略一致するように形成されている。つまり、段部32の段差寸法は、筒状部材40の厚み寸法程度であることが好ましい。
そして、筒状部材40の先端部が段部32に当接するまで、挿通部材30の先端部を筒状部材40に挿入することができ、この状態で、挿通部材30の先端部の外周面と筒状部材40の外周面とが面一状に連続するようになっている。つまり、挿通部材30の本体部分の外径、ここでは、上記段部32よりも基端側部分の外径は、挿通孔16の内径よりも大きい。
なお、段部32は、先端方向に向けて縮径するテーパ状又は曲面状であってもよい。また、段部32は必ずしも必要ではなく、挿通部材30の先細り部分の途中まで、または、先細り部分の全部、または、先細り分よりも基端側部分の途中までが筒状部材40内に挿入される構成であってもよい。
挿通部材支持機構部34は、挿通部材30を各弾性部材保持部22に保持された各グロメット14の挿通孔16に向けて進退移動可能に支持するように構成されている(図2の矢符C参照)。
より具体的には、挿通部材支持機構部34は、駆動部としてシリンダ本体部35aから進退駆動自在とされたロッド部35bとを有するエアシリンダ35を有している。そのロッド部35bの先端部に挿通部材30の基端部が連結固定されている。上記基台38が筒状部材挿通位置(図2の実線参照)に移動した状態で、挿通部材30と上記保持された各グロメット14の挿通孔16と筒状部材40との各中心軸が同一直線上に配設されるようになっている。この状態で、エアシリンダ35の駆動により、挿通部材30が上記保持された各グロメット14の挿通孔16及び筒状部材40内に向けて進退駆動されるようになっている。そして、ロッド部35bが最大量突出した状態では、挿通部材30が各グロメット14の挿通孔16に串刺し状に挿通されると共にその先端部が退避している筒状部材40内に挿入可能とされる。また、当該ロッド部45bが最も退避した状態では、筒状部材40が各グロメット14の挿通孔16に挿通されない状態となる。勿論、上記駆動部としては、上記エアシリンダの他、油圧シリンダ、リニアモータ等の種々のアクチュエータを用いることができる。
配線材供給部50は、グロメット14の挿通孔16に挿通された筒状部材40内に、その先端側から電線10を送込み可能に構成されている。
より具体的には、配線材供給部50は、一対のローラ部52と当該ローラ52を回転駆動させる回転駆動部54と、センサ部56と、ガイド部58とを有している。
一対のローラ部52は、弾性部材、好ましくは、ウレタン樹脂によって形成された弾性部材であり、その外周部の周方向に沿って断面略V字状の環状溝52gが形成されている。この一対のローラ部52は、両環状溝52g間に電線10を送込み可能な間隔をあけて対向配置されている。そして、基台38を配線材挿通位置に移動させた状態で、一対のローラ部52の環状溝52g間に電線10を挟み込み、回転駆動部54の駆動により一対のローラ部52を回転駆動させることにより、電線10が基台38側に向けて送込まれる構成となっている。
また、センサ部56は、一対のローラ部52による電線10の送り方向前方に配設されており、電線10の端部、ここでは、電線10の被覆皮剥ぎ端部を検出するようになっている。そして、配線材供給部50は、電線10の被覆皮剥ぎ端部を基準にして、所定量の電線10を送込むようになっている。
また、ガイド部58は、一対のローラ部52による電線10の送り方向のさらに前方に配設されている。このガイド部58は、一対のローラ部52により送込まれた電線10を、基台38側の筒状部材40内に向けて案内する役割を有している。
また、本配線材挿通装置20では、上記センサ部56の検出結果が制御ユニット60に与えられる。そして、制御ユニット60の制御下、配線材挿通装置20の基台可動支持機構39、筒状部材支持機構部44、挿通部材支持機構部34及び配線材供給部50は、以下のように動作する。
すなわち、本配線材挿通装置20の動作を説明すると、まず、初期状態では、図2に示すように、基台38は筒状部材挿通位置に配設されている。また、筒状部材40及び挿通部材30は、それぞれ退避した状態となっている。この状態で、各弾性部材保持部22にそれぞれグロメット14が配設保持される。
次に、図3に示すように、挿通部材支持機構部34の駆動により挿通部材30を進出させて当該挿通部材30を各グロメット14の挿通孔16に串刺し状に挿通する。この際、挿通部材30の先端部は先細り状となっているため、挿通孔16内周面への傷付着を防止しつつ、当該挿通部材30を挿通孔16内に円滑に挿入できる。次に筒状部材40を前進させ、挿通部材30の先端部、より具体的には、挿通部材30のうち段部32よりも先端側部分に筒状部材40を外嵌めする。これにより、挿通部材30のうち段部32よりも基端側部分の外周面と筒状部材40の外周面とが面一状に連なった形態となる。
続いて、図4に示すように、挿通部材支持機構部34と筒状部材支持機構部44とを同期して同速度で駆動し、挿通部材30の先端部を筒状部材40に挿入した状態を保ったままで、挿通部材30を退避させて各挿通孔16から引抜きつつ、筒状部材40を進出させて各挿通孔16に挿通する。この際、各挿通孔16には、挿通部材30の挿通により拡径されていた部分に順次筒状部材40が挿通されていくことになるため、挿通孔16内周面への傷付着を防止しつつ、当該筒状部材40を円滑に挿通孔16内に挿通することができる。特に、挿通部材30のうち段部32よりも基端側部分の外周面と筒状部材40の外周面とが面一状に連なった形態であるため、より円滑に筒状部材40を挿通孔16内に挿通することができる。
なお、この際、挿通部材支持機構部34の駆動力を解除し、筒状部材支持機構部44の進出方向への駆動力で、筒状部材40を押込むようにして挿通部材30を退避させるようにしてもよい。
これにより、図5に示すように、筒状部材40が各グロメット14の挿通孔16に串刺し状に挿通された状態となる。
この後、図6に示すように、挿通部材支持機構部34の駆動により、挿通部材30をさらに退避させて、筒状部材40から抜く。
そして、基台可動支持機構39の駆動により基台38を配線材挿通位置に移動させる。
次に、図7に示すように、回転駆動部54の駆動により、一対のローラ部52により送込まれた電線10を送込む。そして、各挿通孔16を越える位置まで、電線10を筒状部材40内にその先端側から挿入する。この際、上記センサ部56により電線10の被覆皮剥ぎ端部が検出された状態から、一対のローラ部52を所定量だけ回転させることで、所定量だけ電線10を筒状部材40内に送込むことができる。なお、一対のローラ部52間への電線10のセットは、基台38が配線材挿通位置に移動した後であってもその前の段階であってもよい。
最後に、図8に示すように、電線10が筒状部材40内に挿入保持された状態から、一対のローラ部52の回転を停止して電線10をその長手方向に沿って一定位置に保ったままで、筒状部材支持機構部44の駆動により、筒状部材40を退避させて各挿通孔16から引抜く。すると、図1に示すように、電線10が各グロメット14の挿通孔16に挿通された状態、即ち、前記電線10の送込み量に応じた適宜位置にグロメット14が装着された状態で、グロメット付電線(つまり、弾性部材付配線材)が製造される。
なお、図3〜図8においては、弾性部材保持部22を省略している。
以上のように構成された配線材挿通装置20によると、先細りでかつ挿通孔16内に挿通可能な棒状部材に形成された挿通部材30については、先細り部分を利用して円滑かつ容易に挿通孔16内に挿通できる。そして、挿通部材30の先端部を筒状部材40の先端部に挿入したままで、挿通部材30を挿通孔16から引抜きつつ筒状部材40を挿通孔16内に座屈を生じさせることなく円滑かつ容易に挿入できる。さらに、挿通孔16に挿通された筒状部材40を利用して電線10をグロメット14の挿通孔16内に挿通できる。したがって、電線10をグロメット14の挿通孔16内に円滑かつ容易に挿入できる。しかも、挿通部材30を挿通孔16から引抜きつつ筒状部材40を挿通孔16内に円滑かつ容易に挿入しているため、挿通孔16の内周面の傷付きを最小限にすることができる。
特に、潤滑剤が塗布されていない又は十分に塗布されていないグロメット14についても、電線10をグロメット14の挿通孔16内に座屈を生じさせることなく円滑かつ容易に挿通でき、かつ、精度良く正確な位置に取付けることができるという点でメリットが大きい。
また、特に、挿通部材30に段部32が形成されており、挿通部材30のうち段部32よりも先端側部分の外径が筒状部材40内に挿入可能な大きさに形成されると共に、挿通部材30のうち段部よりも基端側の部分の外径が筒状部材40の外径と略一致するように形成されているため、挿通部材30の先端部を筒状部材40に挿入した状態で、挿通部材30の外面と筒状部材40の外面とが略面一状になる。このため、挿通部材30を挿通孔16から引抜きつつ筒状部材40を円滑に挿通孔16内に挿入できる。また、挿通孔16の内周面への傷付きも最小限にすることができる。
また、グロメット14を保持する弾性部材保持部22と、挿通部材30を進退移動自在に支持する挿通部材支持機構部34と、筒状部材40を進退移動自在に支持する筒状部材支持機構部44とを備えているため、各支持機構部34,44により、挿通部材30や筒状部材40を正確な相対位置で移動させることができ、挿入、挿通、及び引抜き作業を円滑かつ容易に実行できると共に、挿通した電線10に対して、グロメット14を予め定められた位置に正確に取付けることができる。
さらに、弾性部材保持部22が複数設けられているため、複数のグロメット14をも容易に電線10に装着できる。
さらに、筒状部材40内に電線10を送込む配線材供給部50を備えているため、電線10を容易に筒状部材40内に送込むことができる。
特に、挿通孔16に挿通された筒状部材40内にその先端側から電線10を送込み、筒状部材40内に電線10が挿入保持された状態から筒状部材40を前記挿通孔から引抜いて電線10が挿通孔16に挿通された状態にしているため、グロメット14を正確な位置で電線10に装着することができる。
また、配線材供給部50は、ウレタン樹脂で形成され、外周部の周方向に沿って断面略V字状の環状溝52gが形成された一対のローラ部52を有し、電線10を一対のローラ部52で挟み込んで送込む構成であるため、電線10を傷つけ難くかつ正確な量送込むことができる。
{変形例}
なお、上記実施形態において、配線材供給部50を手動にて動作する構成とし、または、配線材供給部50を省略し、上記電線10を筒状部材40内に送込む工程を、作業者が手等で行うようにしてもよい。
また、上記実施形態において、筒状部材支持機構部44、挿通部材支持機構部34の構成において、エアシリンダ等の駆動機構を省略して筒状部材40及び挿通部材30を進退移動自在に支持する構成として、作業者が手等で当該挿通部材30及び筒状部材40を動かすようにしてもよい。
さらに、挿通部材30及び筒状部材40をそれぞれ単独で取扱い自在な工具として構成し、これらの挿通部材30や筒状部材40、グロメット14、電線10を作業者の手で掴んで上記動作を行うように作業して、電線10をグロメット14の挿通孔16に挿通させるようにしてもよい。
また、上記実施形態において、グロメット14側を移動させることで、挿通部材30や筒状部材40の挿通孔16内への挿入、挿通、引抜き等を行うようにしてもよい。
対象となる配線材としての電線及び弾性部材としてのグロメットを示す側面図である。 配線材挿通装置の全体構成を示す図である。 製造方法における一工程を示す図である。 製造方法における一工程を示す図である。 製造方法における一工程を示す図である。 製造方法における一工程を示す図である。 製造方法における一工程を示す図である。 製造方法における一工程を示す図である。
符号の説明
10 電線
14 グロメット
16 挿通孔
20 配線材挿通装置
22 弾性部材保持部
30 挿通部材
32 段部
34 挿通部材支持機構部
40 筒状部材
44 筒状部材支持機構部
50 配線材供給部
52 ローラ部
52g 環状溝
54 回転駆動部
60 制御ユニット

Claims (4)

  1. 配線材を弾性部材の挿通孔に挿通する配線材挿通装置であって、
    先細りでかつ前記挿通孔内に挿通可能な棒状部材に形成された挿通部材と、
    先端部に前記挿通部材の先端部を挿入した状態で、前記挿通孔内に挿通された挿通部材を引抜きつつ前記挿通孔内に挿通可能に形成された筒状部材と、
    を備え
    前記挿通部材に、段部が形成され、
    前記挿通部材のうち前記段部よりも先端側部分の外径が前記筒状部材内に挿入可能な大きさに形成されると共に、前記挿通部材のうち前記段部よりも基端側部分の外径が前記筒状部材の外径と略一致するように形成された配線材挿通装置。
  2. 請求項1記載の配線材挿通装置であって、
    前記弾性部材を保持する弾性部材保持部と、
    前記挿通部材を、前記弾性部材保持部に保持された前記弾性部材の挿通孔に向けて進退移動可能に支持する挿通部材支持機構部と、
    前記挿通部材の先端部と対向する位置で、前記筒状部材を、前記弾性部材保持部に保持された前記弾性部材の挿通孔に向けて進退移動可能に支持する筒状部材支持機構部と、
    をさらに備えた配線材挿通装置。
  3. 請求項2記載の配線材挿通装置であって、
    前記弾性部材の挿通孔に挿通された前記筒状部材内に、その先端部側から前記配線材を送込む配線材供給部をさらに備え、
    前記弾性部材保持部で保持された前記弾性部材の挿通孔に前記挿通部材を挿通し、前記挿通孔に挿通された前記挿通部材の先端部を前記筒状部材の先端部内に挿入した状態で、前記挿通部材を前記挿通孔から引抜きつつ前記筒状部材を前記挿通孔内に挿通し、前記挿通孔に挿通された前記筒状部材内にその先端側から前記配線材を送込み、前記筒状部材内に前記配線材が挿入保持された状態から前記筒状部材を前記挿通孔から引抜いて前記配線材が前記挿通孔に挿通された状態にするように制御する制御ユニットをさらに備えた配線材挿通装置。
  4. 弾性部材の挿通孔に配線材を挿通した弾性部材付配線材の製造方法であって、
    先細りでかつ前記挿通孔内に挿通可能な棒状部材に形成された挿通部材と、先端部に前記挿通部材の先端部を挿入した状態で、前記挿通孔内に挿通された挿通部材を引抜きつつ前記挿通孔内に挿通可能に形成された筒状部材とであって、前記挿通部材に、段部が形成され、前記挿通部材のうち前記段部よりも先端側部分の外径が前記筒状部材内に挿入可能な大きさに形成されると共に、前記挿通部材のうち前記段部よりも基端側部分の外径が前記筒状部材の外径と略一致するように形成されたものを用い、
    前記挿通部材を、前記弾性部材の挿通孔内に挿通する工程と、
    前記挿通部材の先端部を前記筒状部材に挿通した状態で、前記挿通部材を前記挿通孔から引抜きつつ、前記筒状部材を前記挿通孔内に挿通する工程と、
    前記挿通孔内に挿通された前記筒状部材内に前記配線材を送込む工程と、
    前記筒状部材内に前記配線材を送込んだ後前記筒状部材を前記挿通孔から引抜いて、前記配線材が前記挿通孔に挿通された状態にする工程と、
    を備えた弾性部材付配線材の製造方法。
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