JP5157021B2 - 位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具 - Google Patents

位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具 Download PDF

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Description

本発明は塗膜転写具に関し、特に位置決め可能なボタンによって転写ヘッドの突出や収納を制御可能な塗膜転写具に関するものである。
既存の塗膜転写具は、移動手段によって、転写ヘッドをケースから突出させ、或いは、ケースに収納させ、使用時には、誤記箇所にテープを転写することにより、その上から再び書き直すことができるものである。例えば、図29及び図30に示すように、文献1の「塗膜転写器」は、移動手段によって転写ヘッドを制御するものであり、それによれば、ケーシング50の内部に芯テープ装置51が設置され、該ケーシング50の一側面に長形の導引溝部53が形成され、該導引溝部53における後端両側の壁部にそれぞれ第一係合凹部530が凹設され、該導引溝部53における中段両側の壁部にそれぞれ第二係合凹部531が凹設される構造である。
さらに、前記芯テープ装置51と連動すると共に、ケーシング50の導引溝部53に沿って前後移動可能なボタン54が設置され、このボタン54には、導引溝部53に位置するように、内側面に横方向にV字形或いはY字形を呈する弾性位置決め部材540が設けられ、該弾性位置決め部材540の両端には略弾性を備えることから、該ボタン54の移動によって、それぞれ第一係合凹部530、或いは第二係合凹部531にまで伸びて係合されるので、該ボタン54により芯テープ装置51を移動させて転写ヘッドをケーシング50から突出させたり、或いは、ケーシング50に収納させたりすることができる。
また、既存の修正テープ装置などの塗膜転写具は、機能性を高めるために、修正テープ装置における本体に消しゴムが設けられた商品が開発された。例えば、図31に示す文献2の「両用の修正テープ」は、本体60の後端に収容凹部61が形成され、該収容凹部61に消しゴム62が嵌設され、且つ、該消しゴム62の汚れを防ぐために、本体60の後端に脱着可能なキャップ63が設けられている。
上述の消しゴムを装着した修正テープ装置を使用する時は、修正テープ装置の使用可能状態から前後方向に交換させれば、後端の消しゴムを利用でき、また、該消しゴムは、本体にしっかりと嵌設されているので、紛失することはない。
文献1:台湾特許公開第200720109号文献2:台湾実用新案公開第323995号
しかしながら、文献1に示したような既存の修正テープ装置は、弾性位置決め部材540の弾性によって、横方向にV字形或いはY字形の弾性位置決め部材540の両端が導引溝部53の両側の壁部に押圧されるので、ボタン54を導引溝部53に沿って移動されることができるが、ボタン54の前後移動においては、弾性位置決め部材540の両端に対する導引溝部53の両側壁部の押圧圧力が異なるので、ボタン54の移動がうまく行かない虞があるという問題があった。
さらに、前記ボタン54が芯テープ装置51を移動させる時、前記弾性位置決め部材540の両端が第二係合凹部531、或いは、第一係合凹部530まで伸びて係合されるので、芯テープ装置51を位置決めすることができる。しかし、位置決めこの方法では位置決め効果が低下するだけでなく、該芯テープ装置51から突出する転写ヘッドを用いて少し力を入れて修正テープを引き出す場合、押しながら引く力が加わることから、該弾性位置決め部材540の両端が第二係合凹部531から離脱し、該転写ヘッドがケース内に押し戻されてしまうといった不安定な状態が発生するので、使用上、非常に不便であった。
また、文献2に示す修正テープ装置は、消しゴム62がしかっりと本体60に嵌設されるものであるが、その消しゴム62を擦った時に変形しやすく、本体60から離脱してしまう虞もあるので、固定効果が不十分であるいう問題があり、さらに、該消しゴム62が擦られる端部の長さを調整することができない上、本体60への収納、或いは突出も調整できなく、消しゴムの交換もできないので、改良の必要があった。
一端に形成される突出開口と、一側面に穿設される移動通路と、該移動通路の両側壁部にそれぞれ間隔をおいて凹設される複数の位置決め凹部とを備える本体と、
前記本体に収容される移動装置と、
前記移動通路と垂直すると共に、選択可能に前記複数の位置決め凹部の何れか1つに対応して係合される位置決め部を備え、前記移動装置と連動する位置決め弾性部材と、
前記突出開口と対応する転写ヘッドを有すると共に、前記移動装置に連動して装着されるように、前記本体に収納される芯テープ装置と、
摺動可能に前記本体の移動通路に位置すると共に、前記移動装置と連動するように、選択可能に前記位置決め弾性部材3の位置決め部を押圧して対応する位置決め凹部から離間させ、該移動装置を本体に対して移動させるボタンとを有する。
前記移動装置の側面から延設されると共に、前記移動通路に収容されるように、それぞれ前記位置決め弾性部材の位置決め部の両側に位置する第一側板及び第二側板と、
前記ボタンの内面に形成されると共に、前記第一側板と第二側板との間に位置する第一凸部及び第二凸部とを有する。
それぞれ前記第一側板及び第二側板の上部と下部に設置される2つの導引側板を有する。
前記本体は、前ハーフ・ケーシングと、後ハーフ・ケーシングとからなり、その内、前ハーフ・ケーシングは、一端に前記突出開口が形成され、他端に結合開口が形成され、一側面に装着孔が形成され、該後ハーフ・ケーシングは、一端が該結合開口に挿設されるように該前ハーフ・ケーシングに組み合わされると共に、該装着孔と対応する側面に前記移動通路及び複数の位置決め凹部が形成される。
前記前ハーフ・ケーシングにおける装着孔の周囲に当接縁部が形成され、
前記後ハーフ・ケーシングに、前記当接縁部に当接する装着部が形成される。
前記移動装置は、それぞれ前記位置決め部の両側に位置するように、前記移動通路に面する側面に形成されると共に、前記移動通路に収容される第一フレーム及び第二フレームを有し、その内、第一フレームに第一当接縁部が凸設され、該第二フレームに第二当接縁部が凸設され、
前記ボタンの内面に、前記第一フレームに収容されると共に、前記第一当接縁部に当接可能な第一凸部と、前記第二フレームに収容されると共に、前記第二当接縁部に当接可能な第二凸部とが設けられる。
前記第一フレームは、上下に相対すると共に、互いに平行する2つの第一プレートからなり、
前記第二フレームは、上下に相対すると共に、互いに平行する2つの第二プレートからなり、
前記第一凸部は、前記2つの第一プレートの間に位置し、
前記第二凸部は、前記2つの第二プレートの間に位置する。
前記本体は、前ハーフ・ケーシングと、後ハーフ・ケーシングとからなり、その内、前ハーフ・ケーシングは、一端に前記突出開口が形成され、他端に結合開口が形成され、一側面に装着孔が形成され、該後ハーフ・ケーシングは、一端が該結合開口に挿設されるように該前ハーフ・ケーシングに組み合わされ、該装着孔と対応する側面に前記移動通路及び複数の位置決め凹部が形成される。
前記前ハーフ・ケーシングにおける前記装着孔の周囲に当接縁部が形成され、
前記後ハーフ・ケーシングに、前記当接縁部に当接される装着部が形成される。
前記ボタンにおける、前記第一凸部と第二凸部との面する箇所にそれぞれ形成される傾斜面が前記位置決め弾性部材の位置決め部を収容するための収納凹部を囲む。
前記移動通路と反対する移動装置の側面に芯テープ装着柱が形成され、
前記芯テープ装置が該芯テープ装着柱に装着される。
前記移動装置と、前記ボタンと、前記位置決め弾性部材とを一体成形に構成する統合部材を有し、前記芯テープ装置は、該統合部材と組み合わされる。
前記本体は、前記移動通路が前記突出開口と反対する端に貫通され、該移動通路の両側にそれぞれ面するように延設さるレールと、該2つのレールにそれぞれ間隔をおいて凹設される前記複数の位置決め凹部とを有し、
前記移動装置は、前記本体に収容されると共に、位置決め収容孔が形成され、
前記ボタンは、一端が前記移動装置と連接する連接段が形成され、該連接段の相対する両側にそれぞれ前記レールと対応する切欠き口が形成され、他端が前記位置決め収容孔側まで延出され、さらに、前記ボタンにおける相対する両側にそれぞれ、押圧されると該切欠き口と一直線となるように排列される弾性対応凹部が形成され、
前記位置決め弾性部材は、前記ボタンの他端内面に一体成形に形成されると共に、選択可能に前記位置決め収容孔、或いは、複数の位置決め凹部の何れか1つに係合される位置決め部を有する。
前記芯テープ装置の転写ヘッドと反対する他端に、消しゴムの装着可能な固定装置が設置される。
前記固定装置は、消しゴムを挟持可能な前記芯テープ装置に設置される挟持部と、脱着可能に該挟持部及び本体に設置される導引部と、消しゴムを引き出すための、該導引部の後端端面に形成される開口とを備える。
前記本体は、前記突出開口と反対する他端に設置凹部が形成され、
前記設置凹部に固定装置が設置され、該固定装置は、開口と、挟持部と、導引部とを備え、その内、該開口は、前記本体と反対する外端に形成され、該挟持部は、引き出し可能に前記本体の設置凹部に設置されると共に、消しゴムを挟持するための2つの相対する押圧凸部が凸設され、該導引部は、前記挟持部に形成されると共に、前記固定装置の開口と挟持部との間に適当な距離を形成することにより、消しゴムの変形を緩やかにする。
前記固定装置は、脱着可能に前記本体の設置凹部に設置され、
前記挟持部は、対応する2つの側面にそれぞれ弾力アームが形成され、該各弾力アームは、一端が挟持部の内端と一体成形に連接され、他端が挟持部の外端に向かって延出されると共に、他端に前記押圧凸部が凸設される。
前記本体は、前記設置凹部の内面に向かって係合部が延設され、
前記挟持部は、内端の外面に前記係合部に係合される結合部が形成される。
前記係合部は、前記設置凹部の内面に向かって設けられる2対の係合凹部であり、
前記結合部は、前記挟持部の内端の外面に凸設されると共に、それぞれ前記係合凹部に係合される2対の位置決めポイントである。
前記挟持部は、相対する側壁における中央に横方向に弾性溝部が形成されると共に、該挟持部が2つのハーフ・フレームに分割され、
前記2つの弾力アームはそれぞれ、前記2つのハーフ・フレームに形成される。
前記固定装置は、前記挟持部の外端に周設されると共に、前記設置凹部の収容開口に位置するように前記本体に当接される止め縁部を備える。
前記固定装置をカバーするためのキャップを有する。
前記係合部はそれぞれ、前記設置凹部の内面に向かって延出されたフック状の片体であり、
前記結合部は、2対の位置決めポイントであり、各対の位置決めポイントはそれぞれ、前記係合部に係合されると共に、前記挟持部の外側面に凸設される。
前記挟持部は、互いに対応する2つの挟み片体であり、該2つの挟み片体の一端にそれぞれ、内側に向かって互いに面するように押し縁部が延設され、
前記2つの弾力アームはそれぞれ、前記2つの挟み片体に形成される。
前記固定装置は、導引管と、移動部材と、回転管とを有し、その内、導引管は前記導引部であり、内部に消しゴムを挿設させるための細長の通路が形成されると共に、対応する両側の側壁にそれぞれ長手方向に沿って導引溝部が形成され、
前記移動部材は、前記挟持部であり、摺動可能に前記導引管の通路に設置され、また、両側にそれぞれ形成される、消しゴムを挟持するための押圧凸部と、両側にそれぞれ形成される、前記導引管の2つの導引溝部と対応する螺合凸歯とを備え、
前記回転管は、内周面に形成され、且つ回転可能に前記導引管に環装され、前記移動部材の螺合凸歯に螺合されるねじ山と、外端に形成されると共に、回転すると前記移動部材を移動させて消しゴムの突出された長さを調整できる回転環部とを備える。
前記移動部材は、前記導引管の通路に設置される板体と、それぞれ該板体の両側に形成されると共に、前記導引管の導引溝部と対応して設置される2つの挟持翼片とを備え、
前記押圧凸部は、それぞれ前記挟持翼片の内側面に凸設され、
前記螺合凸歯は、それぞれ前記挟持翼片の外側面に凸設される。
前記固定装置は、ケースを有し、
前記導引管は、前記ケースと離間するように、ケースの内部に位置するものであり、内端が前記ケースの内端と連接すると共に、他端がケースから外部へ突出し、
前記回転環部は、前記導引管とケースとの間に位置する。
前記本体における設置凹部の内面に向かって係合部が設けられ、
前記ケースは、内端に前記係合部に係合される結合部が形成される。
前記係合部は、前記設置凹部の内面に向かって設けられる2対の係合凹部であり、
前記結合部は、前記ケースの外面に凸設されると共に、それぞれ前記係合凹部に係合される2対の位置決めポイントである。
前記ケースは、側壁の中央に横方向に弾性溝部が形成されると共に、2つのハーフ・フレームに分割される。
前記固定装置は、前記ケースの外端に周設されると共に、前記設置凹部の収容開口に位置するように前記本体に当接される止め縁部を備える。
前記導引管は、他端が前記止め縁部を通過し、
前記回転環部は、前記止め縁部に当接される。
前記2つの導引溝部はそれぞれ、前記ケースに形成される弾性溝部と対応すると共に、前記ケースの内端から外端に向かって前記止め縁部を超えるように延出する。
本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具は、位置決め可能なボタンによって転写ヘッドの突出や収納を制御できると共に、消しゴムを装着可能な固定装置によって消しゴムの調整、或いは交換をすることができる薄膜転写具を提供する。
本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例の斜面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例の部分分解図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例の部分拡大分解図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例において、位置決め弾性部材の位置決め部が第二位置決め凹部に係合された状態を示す部分拡大平面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例において、位置決め弾性部材の位置決め部が第一位置決め凹部に係合された状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例において、ボタンの第二凸部が位置決め弾性部材の位置決め部を押圧して第二位置決め凹部から離間した状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例において、位置決め弾性部材の位置決め部を押圧して第一位置決め凹部に係合された状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例において、位置決め弾性部材の位置決め部を押圧して第一位置決め凹部に係合された状態を示す部分拡大平面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例の他の実施形態を示す部分拡大分解図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例の他の実施形態において、位置決め弾性部材の位置決め部を押圧して第二位置決め凹部に係合された状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例の他の実施形態において、位置決め弾性部材の位置決め部を押圧して第二位置決め凹部から離間した状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例の他の実施形態において、位置決め弾性部材の位置決め部を押圧して第一位置決め凹部に係合された状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例における固定装置の部分拡大分解図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例において、消しゴムが固定装置に装着された状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第二実施例における固定装置の部分拡大分解図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第二実施例において、消しゴムが固定装置に装着された状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第二実施例において、消しゴムを交換するために固定装置を引き出した状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第三実施例における固定装置の部分拡大分解図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第三実施例において、消しゴムが固定装置に装着された状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第三実施例において、消しゴムが突出した状態を示す部分拡大断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第四実施例における固定装置の部分拡大分解図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第五実施例の斜面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第五実施例の分解図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第五実施例において、位置決め部が第二位置決め凹部に係合された状態を示す断面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第五実施例の平面図である。 本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第五実施例において、ボタンを押圧して位置決め部が第二位置決め凹部から離間した状態を示す断面図である。 本発明の第五実施例にいて位置決め部が第一位置決め凹部に係合される状態を示す断面図である。 本発明の第五実施例にいて位置決め部が第三位置決め凹部に係合される状態を示す断面図である。 文献1において、芯テープ装置の転写ヘッドの突出或いは、収納動作を示す平面図である。 文献1において、ボタンの弾性位置決め部材が第一係合凹部から第二係合凹部に移動する状態を示す平面図である。 文献2において、消しゴムが修正テープ装置にしっかりと嵌設される状態を示す斜面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の適切な実施の形態を詳細に説明する。
本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具は、本体の内部に芯テープ装置を設置することにより、該芯テープ装置の転写ヘッドを該本体から突出させ、或いは、収納させる調整機能を提供し、修正テープ装置や粘着テープ装置などの薄膜を予定の箇所に転写するものであり、さらに、本発明の薄膜転写具は、消しゴムを装着するための固定装置を有し、その構成によれば、消しゴムの長さを調整できると共に、新たな消しゴムに交換することができ、1つの本体に、薄膜転写と消しゴム装着の2つの機能を具備しているので、実用性を高めるものである。以下、本発明に係る複数の実施例を説明する。
図1乃至図3に示すように、本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具の第一実施例は、本体10と、固定装置20と、キャップ30とを有するものである。
その内、前記本体10は、中空の長形体であり、一端に形成される突出開口11と、一側面に穿設される細長い移動通路12と、移動装置13と、芯テープ装置14と、ボタン15とを備え、その内、移動通路12は、該突出開口11と近接する移動通路12の一端に形成される第一位置決め凹部120と、該突出開口11と反対する、移動通路12の他端に形成される第二位置決め凹部121とを有し、それら位置決め凹部120、121は、前記移動通路12の両側壁部に相対するように間隔をおいて凹設される。
前記本体10は、互いに組み合わされる2つのハーフ・ケーシングからなってもく、本実施例の本体10は、前ハーフ・ケーシング101と、後ハーフ・ケーシング102とからなり、その内、前ハーフ・ケーシング101は、一端に前記突出開口11が形成され、該突出開口11と反対する他端に結合開口が形成され、一側面に形成される装着孔103と、該装着孔103の周囲に形成される当接縁部104とを備え、一方、該後ハーフ・ケーシング102は、一端が該結合開口に挿設されるように該前ハーフ・ケーシング101に組み合わされ、該当接縁部104に当接される装着部105を有するものである。尚、前記移動通路12は、該装着孔103と対応するように、前記後ハーフ・ケーシング102の側面に形成されることが好ましい。
本発明の本体10は、上下側に組み合わされる、或いは、左右側に組み合わされる2つのハーフ・ケーシングからなってもよく、また、その組み合わせ方やケーシングの数量などに制限はなく、単に着脱可能に組み合わせることができるものであればよい。
図3乃至図5に示すように、移動装置13は、本体10に収容される細長状のプレート体であり、嵌合凹部130と、横孔131と、縦孔132と、位置決め弾性部材133と、第一側板134と、第二側板135と、2つの導引側板136と、芯テープ装着柱137とを有する。
その内、前記嵌合凹部130は、細長状を呈し、前記移動装置13の長手方向に沿って移動通路12と対応する移動装置13の側面に凹設されるものであり、前記横孔131は、前記嵌合凹部130よりも短くなるように該嵌合凹部130の底面に穿設され、この構成によれば、該嵌合凹部130の両端にそれぞれ支持部1301が形成されると共に、前記縦孔132は、該嵌合凹部130と垂直するように移動装置13の側面に穿設され、該嵌合凹部130と横孔131とが連通するように構成される。
前記位置決め弾性部材133は、長片体を呈し、やや圧縮されてから前記横孔131及び縦孔132を貫通するように嵌合凹部130に位置して前記移動装置13と連動すると共に、位置決め部138と、2つの嵌合部139とを備え、該位置決め部138は、凸弧状の縦向弾片であり、前記移動通路12と垂直すると共に、選択可能に前記第一位置決め凹部120、或いは第二位置決め凹部121と係合され、該2つの嵌合部139はそれぞれ、該位置決め部138の両側に延設され、且つ前記嵌合凹部130の支持部1301に設置される。
前記第一側板134及び第二側板135はそれぞれ前記移動通路12に収容されるように、前記移動装置13の側面に延設され、且つ前記位置決め弾性部材133の位置決め部138の両側に位置し、また、該第一側板134は、前記本体10の突出開口11と近接する側に位置し、該第二側板135は、前記本体10の突出開口11と反対する側に位置する。
前記2つの導引側板136はそれぞれ、前記第一側板134の上部と第二側板135の上部との間に設置され、前記第一側板134の下部と第二側板135の下部との間に設置されてもよく、前記第一側板134及び第二側板135の上部と下部を連結してもよい。該各導引側板136は、前記位置決め弾性部材133の位置決め部138を収容するために、前記嵌合凹部130と面する側部に凹部1361が凹設され、前記芯テープ装着柱137は、前記移動通路12と反対する移動装置13の側面の前端に設けられる。
前記芯テープ装置14は、交換可能に前記移動装置13と連動するように、前記移動装置13の芯テープ装着柱137に装着されて前記本体10に収納されると共に、前記本体10の突出開口11と対応する転写ヘッド140を有し、該芯テープ装置14を交換する時は、先ず該本体10の前ハーフ・ケーシング101及び後ハーフ・ケーシング102を分離し、使い切った芯テープ装置14を移動装置13から取り外し、その後、新たな芯テープ装置14を移動装置13の芯テープ装着柱137に装着し、該芯テープ装置14を、移動装置13及び後ハーフ・ケーシング102と一緒に前ハーフ・ケーシング101に挿設し、最後に該前ハーフ・ケーシング101と後ハーフ・ケーシング102とを組み合わせる。
前記ボタン15は、摺動可能に前記本体10の移動通路12に位置すると共に、前記移動装置13と連動し、更に、このボタン15は、前記移動通路12を介して前記第一側板134と第二側板135との間に位置すると共に、内面に第一凸部150及び第二凸部151が形成され、これら凸部150、151が面する箇所にそれぞれ傾斜状を呈する傾斜面が形成され、該傾斜面によって、前記位置決め弾性部材133の位置決め部138を対応するように収容させる収納凹部152を囲む結構がある。
また、本実施例において、芯テープ装置14の転写ヘッド140が本体10に収納される時は、移動装置13の位置決め弾性部材133の位置決め部138が第二位置決め凹部121と係合される。更に、本発明に係る薄膜転写具を使用する時は、図6乃至図8に示すように、ボタン15を移動通路12上において第一位置決め凹部120側に移動させ、該ボタン15の第二凸部151を位置決め弾性部材133の位置決め部138により押圧して、該位置決め部138を弾性によって第二位置決め凹部121から離間させる。この時、第一凸部150が第一側板134に当接されるので、該ボタン15が移動装置13及び芯テープ装置14を突出開口11に向かって移動させる。その後、前記芯テープ装置14の転写ヘッド140が本体10の突出開口11から突出し、移動装置13の位置決め弾性部材133の位置決め部138が、弾力によって第一位置決め凹部120に係合され、再び該ボタン15の収納凹部152の位置に復位するので、芯テープ装置14の転写ヘッド140を安定的に本体10の突出開口11から突出させることできる。
また、本発明に係る薄膜転写具を使用しない場合には、前記ボタン15を移動通路12上において第二位置決め凹部121側に移動させ、該ボタン15の第一凸部150により位置決め弾性部材133の位置決め部138を押圧して、位置決め部138を弾性によって第一位置決め凹部120から離間させる。この時、第二凸部151が第二側板135に当接されるので、該ボタン15が移動装置13及び芯テープ装置14を突出開口11と反対する方向に移動させる。その後、前記芯テープ装置14の転写ヘッド140が本体10の内部に収納され、移動装置13の位置決め弾性部材133の位置決め部138が弾力によって第二位置決め凹部121に係合されると共に、該ボタン15の収納凹部152の位置に復位するので、該芯テープ装置14の転写ヘッド140を本体10の内部に収納させることができる。
前記位置決め弾性部材133は、移動装置13に嵌合されると共に、選択可能に本体10の第一位置決め凹部120、或いは、第二位置決め凹部121に係合されることから、安定的な位置決め構造であり、突出した転写ヘッド140を押圧しながら使用しても、本体10の内部に押し戻されることはないので、薄膜転写具を安定的に使用することができる。
上述したように、本発明は、芯テープ装置14の転写ヘッド140が本体10から突出させ、或いは本体10の内部に収納させる機能を有し、突出された転写ヘッド140を押圧しながら用いても本体10の内部に押し戻されることはないので、転写ヘッド140の位置決め効果に優れており、非常に使いやすく、さらに、修正テープが使い切ったら、本体10を分解して新たな芯テープ装置14と交換することができる。
図9に示すように、本発明の他の実施例は、第一実施例と異なる移動装置13Aと、ボタン15Aとを有する点において異なるが、その移動装置13Aは、前記移動装置13と同様に、嵌合凹部130Aと、横孔131Aと、縦孔132Aと、位置決め弾性部材133Aと、芯テープ装着柱137Aとを有するものである。
また、前記移動装置13Aは、それぞれ前記位置決め弾性部材133Aの位置決め部138Aの両側に位置するように、前記移動通路12に面する側面に形成される2つのフレームを有し、該各フレームは、上下対応すると共に、互いに平行する2つのプレートからなり、該移動装置13Aの移動通路12に面する側面に延設され、更に、該位置決め部138Aと反対する側の縁部にL字形の当接縁部が凸設される。尚、ここで前記突出開口11と近接するのは、第一フレーム134A、第一プレート、第一当接縁部1341Aであり、前記突出開口11と反対するのは、第二フレーム135A、第二プレート、第二当接縁部1351Aとする。
前記第一フレーム134A及び第二フレーム135Aは、それぞれ上下において相対し、且つ互いに平行する第一プレート及び第二プレートからなることから、前記位置決め弾性部材133Aは、該第一フレーム134A及び第二フレーム135Aのプレートを通して直接に嵌合凹部130に位置する。この構成によれば、前記実施例のように、前記位置決め弾性部材133が押圧された時に横孔131A及び縦孔132を通過して嵌合凹部130に位置しなくても、該位置決め弾性部材133Aの形状を維持した状態で簡単に装着することができる。
また、前記ボタン15Aは、摺動可能に前記本体10の移動通路12に設置されると共に、その内面に、該移動通路12を貫通し、前記移動装置13Aと連動する第一凸部150A及び第二凸部151Aが凸設され、その内、該第一凸部150Aは、前記第一フレーム134Aの2つの第一プレートの間に位置すると共に、前記突出開口11に向かって摺動させると、前記第一当接縁部1341Aに当接することができ、一方、該第二凸部151Aは、前記第二フレーム135Aの2つの第二プレートの間に位置すると共に、前記突出開口11と反対する側に向かって摺動させると、前記第二当接縁部1351Aに当接することができる。さらに、前記第一凸部150Aと第二凸部151Aとの面する箇所に、前記位置決め弾性部材133Aの位置決め部138Aを収容する傾斜状の収納凹部152Aが形成される。
図10乃至図12に示すように、その他の実施例の使用方法は殆ど第一実施例と同一であるが、以下のような特徴有する。即ち、ボタン15Aが第一位置決め凹部120に向かって移動通路12上を移動する時、第一凸部150Aは、第一フレーム134Aの第一当接縁部1341Aに当接されるので、移動装置13Aを前側に移動させることができる。一方、前記ボタン15Aが第二凸部121に向かって移動通路12上を移動する時は、第二凸部151Aが第二フレーム135Aの第二当接縁部1351Aに当接されるので、移動装置13Aを後側に移動させることができる。
図13及び図14に示すように、本発明に係る薄膜転写具における本体10は、突出開口11と反対する他端に形成される設置凹部16と、収容開口とを有し、本実施例の設置凹部16及び収容開口は、後ハーフ・ケーシング102に形成されると共に、該本体10の設置凹部16の内面に係合部17が形成され、該係合部17は、該収容開口と反対する設置凹部16の内面両側に相対するように設けられる。尚、前記係合部17は、2対の係合凹部であり、該各対の係合凹部はそれぞれ、該設置凹部16の内面両側に凹設されることが好ましい。
前記固定装置20は、中空の長方形ケーシングであり、脱着可能に前記本体10の前記芯テープ装置14の転写ヘッド140と反対する設置凹部16に設置され、開口と、挟持部21と、止め縁部22と、導引部23とを備え、その内、該開口は、前記本体10と反対する外端に形成され、該挟持部21は、引き出し可能に前記本体10の設置凹部16に設置され、該開口と近接する側を外端とし、該開口と反対する側を内端とし、相対する側壁における中央に横方向に弾性溝部210が形成されると共に、該挟持部21が2つのハーフ・フレームに分割され、この2つのハーフ・フレームは、弾力を備えるので、やや該弾性溝部210側に向かって湾曲させることが可能である。また、前記固定装置20は、本体10から離脱しないようにするために、それぞれ該2つのハーフ・フレームの外面に形成されると共に、該本体10の係合部17に係合される結合部211がある。尚、前記結合部211は、2対の位置決めポイントであり、該各対の位置決めポイントはそれぞれ、ハーフ・フレームの内端の外面両側に凸設されると共に、それぞれ前記係合凹部に係合されることが好ましい。
前記挟持部21における、ハーフ・フレームと対応する上面中央及び下面中央にそれぞれ弾力アーム212が設けられ、該各弾力アーム212は、一端がハーフ・フレームの内端と一体成形に連接されると共に、他端が挟持部21の外端に延設され、更に、他端の外面に消しゴム40を挟持するための押圧凸部213が凸設される。尚、前記押圧凸部213は、前記本体10の設置凹部16の内面に当接されると共に、弾性を備えることから、やや挟持部21の内側に向かって湾曲するので、消しゴム40を挟持固定することができる。
前記止め縁部22は、矩形の環状フレームであり、前記挟持部21の外端に周設され、且つ前記設置凹部16の収容開口に位置するように前記本体10に当接されるものである。
前記導引部23は、矩形のフレームを呈し、前記挟持部21の外端に形成されると共に、前記止め縁部22から外側に延出するものであり、この構成によれば、前記固定装置20の開口と挟持部21との間に適当な距離が形成されることから、消しゴム40を保持することができると共に、消しゴム40の擦りによる変形を抑え、さらに、消しゴム40の挟持部21からの離脱を防ぐと共に、激しい変形による消しゴム40の破壊も防止することができる。
前記キャップ30は、本体10の他端における、前記固定装置20に脱着可能に設置され、前記止め縁部22と組み合わせることによって、前記固定装置20をカバーするので、消しゴム40を常に清潔に保つことができる。
本発明に係る固定装置20を使用する時は、先ず固定装置20を本体10から引き出し、細長状の消しゴム40が固定装置20に挿設されると、固定装置20及び消しゴム40が一緒に本体10の設置凹部16に押し込まれる。この時、2つの押圧凸部213が本体10の設置凹部16の内面に押圧されることから、2つの弾力アーム212がやや内側に移動して消しゴム40の内端を挟持し、消しゴム40を安定的に固定する。更に、前記消しゴム40の中段は、導引部23に当接されるように保持されると共に、外端は、やや導引部23から突出して擦り端となる。この構成によれば、前記固定装置20の導引部23を有することから、前記消しゴム40を使用する時、擦り力を受けた消しゴム40の固定装置20の挟持部21からの離脱を防止できると共に、激しい変形も防ぐことができる。
さらに、前記消しゴム40の擦り端の長さの不足や、割れなどにより、交換が必要な場合には、前記固定装置20を本体10の設置凹部16から引き出し、使用者の好みに応じて消しゴム40の突出長さを調整し、或いは、新たな消しゴム40と交換するが、その時は、単に調整した或いは新しい消しゴム40を固定装置20と一緒に本体10の設置凹部16に挿設するだけで、簡単に消しゴム40を調整或いは交換することができるので、使用上、非常に便利である。
図15乃至図17に示すように、本発明の第二実施例は、本体10Aと、固定装置20Aと、キャップ30Aとを有し、その内、該本体10Aは、殆ど前記第一実施例と同一であるが、以下のような特徴を有する。即ち、設置凹部16Aにおける相対する内面にそれぞれ係合部17Aが設けられ、該係合部17Aはそれぞれ、設置凹部16Aの内面に向かって延設されたフック状の片体である。
前記固定装置20Aは、中空の矩形フレームであり、挟持部21Aと、導引部23Aとを有し、その内、該挟持部21Aは、着脱可能に本体10Aの設置凹部16Aに設置されると共に、相対する2つの挟み片体を有し、その2つの挟み片体にそれぞれ、内側に向かって面するような押し縁部210Aが延設され、この押し縁部210Aが消しゴム40の内端に当設されるので、消しゴム40を押して外側へ移動させることができる。
前記挟み片体は、その中段に前記本体10Aの係合部17Aに係合される結合部211Aが設けられるので、固定装置20Aの本体10Aからの離脱を防ぐことができる。尚、前記結合部211Aにおける各対の位置決めポイントはそれぞれ、前記係合部17Aに係合されるように、前記挟持部21Aの挟み片体の両側外側面中央に凸設されることが好ましい。
さらに、前記2つの挟み片体はそれぞれ弾力アーム212Aを有し、該各弾力アーム212Aの内端は、該挟み片体と一体成形に連接されると共に、外面に当接縁部214Aが凸設され、更に、該各弾力アーム212Aの外端に押圧凸部213Aが凸設され、この押圧凸部213Aは、本体10Aの設置凹部16A或いは係合部17Aの内面に押圧されることから、該弾力アーム212Aが弾性によって、挟持部21Aの内部側に向かって湾曲移動するので、消しゴム40を安定的に挟持固定することができる。
前記導引部23は、矩形のフレームであり、前記挟持部21Aの外端に形成されると共に、前記本体10Aにおける設置凹部16Aの収容開口に位置し、且つ外側に延出する形状であることから、前記固定装置20Aの開口と挟持部21Aとの間に適当な距離が形成されるので、消しゴム40を保持することができると共に、該消しゴム40の擦りによるの変形を防ぎ、さらに、該消しゴム40が挟持部21Aから脱落することを防ぐと共に、変形による消しゴム40の破壊を防止することができる。
前記キャップ30Aは、本体10Aの他端における、前記固定装置20Aに脱着可能に設置され、前記導引部23Aと組み合わせることによって、前記固定装置20Aをカバーするので、消しゴム40を常に清潔に保つことができる。
本発明に係る第二実施例の使用方法は、殆ど第一実施例と同一であるが、消しゴム40の調整方法が異なるので、以下にて説明する。
消しゴム40の擦り端の長さの不足や、割れなどにより、交換が必要な場合には、先ず弾力アーム212Aの当接縁部214Aを本体10Aの係合部17Aに係合させると共に、固定装置20Aを本体10Aから離脱しないように、固定装置20Aをやや外側へ引き出す。この時、前記係合部17Aが当接縁部214Aと結合部211Aとの間に位置するように制限されるので、固定装置20Aの不必要な移動を防ぐことができる。そして、挟み片体の押圧凸部213Aを本体10Aの外部に移動させると、係合部17Aの内面に当接されない状態となり、挟持部21Aの2つの挟み片体が消しゴム40の挟持から解放され、消しゴム40の突出長さを自由に調整することができるようになり、或いは、新たな消しゴム40に交換することが可能となる。その後、再び固定装置20Aを本体10Aの設置凹部16Aに押し込み、結合部211Aを本体10Aの係合部17Aに係合させれば、消しゴム40の調整、或いは、交換作業が完了となる。
図18乃至図20に示すように、本発明の第三実施例は、脱着可能な回転式消しゴム固定装置を備える薄膜転写具であり、本体10Bと、固定装置20Bと、キャップ30Bとを有し、その内、該本体10Bは、前記第一実施例と同一であるから、ここでの説明を省略する。
前記固定装置20Bは、脱着可能に本体10Bの設置凹部16Bに挿設され、ケース21Bと、止め縁部22Bと、導引管23Bと、移動部材24Bと、回転管25Bとを有し、その内、該ケース21Bは、引き出し可能に前記本体10Bの設置凹部16Bに設置されると共に、側面中央に横方向に弾性溝部210Bが形成され、更に2つのハーフ・フレームに分割されるものであり、この2つのハーフ・フレームは弾力を備えるので、該弾性溝部210Bに撓ることができる。また、前記2つのハーフ・フレームは、固定装置20Bが本体10Bから離脱しないようにするために、それぞれ内端外面に形成されると共に、前記本体10Bの係合部17Bに係合される結合部211Bを備える。尚、前記結合部211Bは、2対の位置決めポイントであり、該各対の位置決めポイントはそれぞれ、ハーフ・フレームの一端付近の外面両側に凸設されることが好ましい。
前記止め縁部22Bは、矩形のフレームであり、前記ケース21Bの外端に周設されると共に、前記設置凹部16Bの収容開口に位置するように前記本体10Bに当接されるものである。
前記導引管23Bは、前記実施例の導引部のことであり、前記ケース21Bと離間するように、ケース21Bの内部に位置し、内端が前記ケース21Bの内端と連接すると共に、他端がケース21Bから外端へ止め縁部22Bを通過して突出し、即ち、前記本体10Bからやや突出するものであり、また、消しゴムを挿設するための、内部に矩形断面を有する細長状の通路230Bが形成されると共に、対応する両側の側壁にそれぞれ長手方向に沿って導引溝部231Bが形成され、その2つの導引溝部231Bはそれぞれ、前記ケース21Bに形成された弾性溝部210Bと対応すると共に、該ケース21Bの内端から外端に向かって止め縁部22Bの外側に設けられる。
前記移動部材24Bは、前記実施例の挟持部のことであり、前記導引溝部231Bに沿うように摺動可能に導引管23Bの通路230Bに設置されると共に、矩形の板体240Bと、2つの挟持翼片241Bとを備え、その内、該板体240Bは、形状が通路230Bと対応するように前記導引管23Bの通路230Bに設置され、該2つの挟持翼片241Bはそれぞれ該板体240Bの両側に形成されると共に、該導引管23Bの導引溝部231Bと対応するように設置され、更に、該各挟持翼片241Bの外側面に螺合凸歯242Bが凸設されると共に、内側面に消しゴム40の内端を挟持するための押圧凸部243Bが凸設される。
前記回転管25Bは、円筒状の管体であり、前記ケース21Bの内部に収容されるように、回転可能に導引管23Bに環装されると共に、内周面に、前記移動部材24Bの挟持翼片241Bにおける螺合凸歯242Bに螺合されるねじ山250Bが形成され、外端には、本体10Bから突出する回転環部251Bが設けられる。この構成によれば、該回転環部251Bを回転させると、移動部材24Bが移動して消しゴム40の突出する長さを調整することができる。なお、前記回転環部251Bは、前記導引管23Bとケース21Bとの間に位置すると共に、止め縁部22Bに当接される。
前記キャップ30Bは、前記第一実施例と同一であるから、ここでの説明を省略する。
本発明の第三実施例を使用する時は、細長状の消しゴム40を固定装置20Bの導引管23Bの通路230Bに挿設し、該消しゴム40の内端を移動部材24Bの板体240Bに当接させると共に、両側の挟持翼片241Bの押圧凸部243Bに挟持させることにより、該消しゴム40の外端を回転管25Bから突出させて擦り端をと露出させる。この構成によれば、前記消しゴム40の中段が導引管23Bの内周壁に制限されることから、擦り力による変形で固定装置20Bから離脱することを防止できると共に、変形による破壊も防ぐことができる。
さらに、前記消しゴム40の擦り端の長さの不足や、割れなどにより、交換が必要な場合には、前記回転管25Bの回転環部251Bを回転させ、前記ねじ山250Bを移動部材24Bの2つの挟持翼片241Bの螺合凸歯242Bに締め込むことにより、該移動部材24Bを導引管23Bに沿って導引溝部231Bの外端に向かって移動させて、該消しゴム40の擦り端の長さを調整する。また、新たな消しゴム40に交換する時には、前記回転管25Bの回転環部251Bを回転させ、もとの消しゴム40を開口へ移動させてから取り外せば、簡単に新しい消しゴム40と交換することができる。
また、前記回転管25Bを逆方向に回転させれば、前記移動部材24Bが消しゴム40の内端を挟持しながら回転管25Bのねじ山250Bに螺合されると共に、前記導引溝部231Bの内端に向かって移動するので、前述したように、消しゴム40の擦り端の長さを調整することができる。
図21に示すように、本発明の第四実施例は、脱着不能な回転式消しゴム固定装置を備える薄膜転写具であり、その殆どは前記第三実施例と同一であるが、異なる部分は以下の通りである。即ち、固定装置20Cにおけるケース21C及び導引管23Cは、一体成形により本体10Cに形成されるものであり、また、消しゴム40の清潔さを保つために固定装置20Cをカバーするための、本体10Cに脱着可能に設置されるキャップ30Cを有するが、止め縁部は省略しても構わなく、或いは、固定装置20Cのケース及び止め縁部を省略し、導引管23Cを離間するように本体10Cに形成すると共に、移動部材24Cを移動可能に導引管23Cの通路230Cに設置し、回転管25Cを回転可能に本体10Cと導引管23Cとの間に位置させてもよい。尚、第四実施例の使用方法及び効果は、第三実施例と同一であるので、その説明を省略する。
図22乃至図25に示すように、本発明の第五実施例は、芯テープ装置14D及び消しゴム40の引き出し、或いは押し込みを制御可能な統合部材を有し、この統合部材は、移動装置13Dと、ボタン15Dと、位置決め弾性部材133Dとを一体成形にし、芯テープ装置14Dと、消しゴム40を装着する固定装置20Dとを嵌め込み式にしたものである。
第五実施例は、本体10Dと、固定装置20Dとを有し、該本体10は、中空の長形状を呈し、一端に突出開口11Dが形成され、一側面に細長状の移動通路12Dが穿設され、該移動通路12Dは、該突出開口11Dと反対する端に貫通され、更に、該移動通路12Dの両側にそれぞれ相対するようにレール123Dが設けられ、該2つのレール123Dにそれぞれ、間隔をおいて複数の位置決め凹部が凹設されるものである。尚、その複数の位置決め凹部は、本実施例において、3つの位置決め凹部を例として本発明を説明する、且つ、該突出開口11Dから他端まで順次に第一位置決め凹部120Dと、第二位置決め凹部121Dと、第三位置決め凹部122Dとを有する。
前記統合部材は、摺動可能に移動通路12Dに設置され、一体成形の移動装置13Dと、ボタン15Dと、位置決め弾性部材133Dとを有し、その内、該移動装置13Dは、長形プレートであり、該移動通路12Dと対応するように本体10Dに収容され、前記突出開口11Dと近接する端を当接前端130Dとし、前記突出開口11Dと反対する他端を結合後端131Dとし、中段に位置決め収容孔132Dが形成されるものである。
前記ボタン15Dは、可撓性を有するから変形することでき、その一端に移動装置13Dと連接する横方向の連接段が形成され、該連接段の上下の相対する両側にそれぞれ前記レール123Dと対応する切欠き口150Dが形成され、ボタン15Dの上下の相対する両側にそれぞれ、押圧されると該切欠き口150Dと一直線に排列される弾性対応凹部151Dが形成され、該ボタン15Dの他端は、位置決め収容孔132D側まで延出される。
前記位置決め弾性部材133Dは、前記ボタン15Dにおける連接段と反対する端の内面に一体成形により形成されると共に、選択可能に前記位置決め収容孔132D、第一位置決め凹部120D、第二位置決め凹部121D、或いは第三位置決め凹部122Dの何れか1つの位置決め凹部に係合される位置決め部138Dが設けられるものである。
前記芯テープ装置14Dは、前端に前記突出開口11Dと対応する転写ヘッド140Dが形成され、前記統合部材と面する側の前端に形成されると共に、前記移動装置13Dの当接前端130Dに係合される装着部141Dと、前記統合部材と面する側の後端に形成されると共に、前記移動装置13Dの結合後端131Dに係合される組合部142Dとを備え、この構成によれば、該芯テープ装置14Dは、前記統合部材との組み合わせにより連動することができる。
前記固定装置20Dは、前記芯テープ装置14Dの後端に設置され、挟持部21Dと、導引部23Dとを備え、その内、該挟持部21Dは、前記芯テープ装置14Dの後端に一体成形により形成されると共に、消しゴム40の後端を挟持することができ、一方、該導引部23Dには、脱着可能に該挟持部21D及び本体10Dに設置されると共に、消しゴム40を内周面に当接させてガイドすることができ、更に後端面に消しゴム40を引き出せる開口が形成される。
図24及び図25に示すように、第五実施例の使用しない状態においては、ボタン15Dが移動通路12Dの中段に位置し、即ち、位置決め部138Dが第二位置決め凹部121Dに係合される。一方、使用時には、図26及び図27に示すように、先ずボタン15Dを押圧し、位置決め部138Dを第二位置決め凹部121Dから離間させて位置決め収容孔132Dに位置させる。この時、ボタン15Dは押圧されているので、やや傾斜状態となり、2つの弾性対応凹部151Dがそれぞれ2つの切欠き口150Dと対応し、レール123Dに位置して移動通路12Dに沿って第一位置決め凹部120Dに向かって摺動することができる。また、移動装置13Dは、芯テープ装置14Dと一緒に移動するので、転写ヘッド140Dを突出開口11Dから突出させることができ、位置決め部138Dが第一位置決め凹部120Dと対応するように移動すると、位置決め部138Dが弾性によって第一位置決め凹部120Dに復位する故に、転写ヘッド140Dが安定的に本体10Dから突出した状態を維持することができる。また、転写ヘッド140Dを本体10Dの内部に収納する時は、再びボタン15Dを押圧し、位置決め部138Dを第一位置決め凹部120Dから離脱させてから移動通路12Dに沿って移動させ、第二位置決め凹部121Dに係合させると、転写ヘッド140Dの収納が完了する。
一方、図26及び図28に示すように、消しゴムの機能を使用する時は、先ずボタン15Dを押圧し、位置決め部138Dを第二位置決め凹部121Dから離脱させて移動通路12Dに沿って第三位置決め凹部122Dに向かって摺動させる。この時、移動装置13Dは、芯テープ装置14Dと連動することから、挟持部21Dに設置された消しゴム40を導引部23Dの開口から押し出させることができる。そして、位置決め部138Dが第三位置決め凹部122Dと対応すると、位置決め部138Dがが弾性によって第三位置決め凹部122Dに復位し、消しゴム40を安定的に固定装置20Dから突出させた状態を維持する。尚、消しゴムの収納は、同様の原理であるため、その説明を省略する。
なお、前記第三位置決め凹部122Dと本体10Dの突出開口11Dと反対する端との間に、さらに複数の位置決め凹部を形成すると共に、統合部材が固定装置20Dの挟持部21Dを押し出す段階数を増加することにより、消しゴム40の擦り端の長さを多数段の調整が可能なものとしても構わない。
前記実施例のように、本発明の固定装置20は、消しゴム40の長さ調整、又は、交換機能を備え、使用するときは、消しゴム40を本体10から突出させて使用すると共に、使用し終わると、また、本体10に収納することができるので、使用者の必要に応じて使うことができる。また、本発明の構成によれば、消しゴム40の交換が非常に簡単であり、単に固定装置20を引き出し、或いは、回転管を回転させて、もとの消しゴム40を取り外して新たな消しゴム40に交換するだけでよいので、実用性に優れている。
さらに、本発明の固定装置20は、挟持部21と、導引部23とを有することから、該挟持部21によって消しゴム40の内端をしっかりと挟持するので、消しゴム40の本体10からの脱落を防止でき、また、導引部23によっても、消しゴム40の擦り力による変形を抑えるので、消しゴム40の本体10からの脱落をより防ぐと共に、消しゴム40の変形を極力抑えることができる。
上記実施例は、本発明の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本発明の技術的範囲は、上記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
上述したように、本発明に係る位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具は上記の構成を有することから、位置決め可能なボタンによって転写ヘッドの突出や収納状態を制御すると共に、消しゴムを装着可能な固定装置によって消しゴムの調整及び交換が可能な、簡単に使用することができる薄膜転写具を提供する。
10、10A、10B、10C、10D本体
101前ハーフ・ケーシング
102後ハーフ・ケーシング
103装着孔
104当接縁部
105装着部
11、11D突出開口
12、12D移動通路
120、120D第一位置決め凹部
121、121D第二位置決め凹部
122D第三位置決め凹部
123Dレール
13、13A、13D移動装置
130、130A嵌合凹部
130D当接前端
1301支持部
131、131A横孔
131D結合後端
132、132A縦孔
132D位置決め収容孔
133、133A、133D位置決め弾性部材
134第一側板
134A第一フレーム
1341A第一当接縁部
135第二側板
135A第二フレーム
1351A第二当接縁部
136導引側板
1361凹部
137、137A芯テープ装着柱
138、138A、138D位置決め部
139嵌合部
14、14D芯テープ装置
140、140D転写ヘッド
141D装着部
142D組合部
15、15A、15Dボタン
150、150A第一凸部
150D切欠き口
151、151A第二凸部
151D弾性対応凹部
152収納凹部
16、16A、16B設置凹部
17、17A、17B係合部
2020A、20B、20C、20D固定装置
21、21A、21B、21C、21D挟持部
210、210A、210B弾性溝部
211、211A、211B結合部
212、212A弾力アーム
213、213A押圧凸部
22、22B止め縁部
23、23A、23B、24D導引部
23B、23C導引管
230B、230C通路
231B導引溝部
24B、24C移動部材
240B板体
241B挟持翼片
242B螺合凸歯
243B押圧凸部
25B、25C回転管
250Bねじ山
251B回転環部
30、30A、30Bキャップ
40消しゴム
50ケーシング
51芯テープ装置
53導引溝部
530第一係合凹
531第二係合凹部
54ボタン
540弾性位置決め部材
60本体
61収容凹部
62消しゴム
63キャップ

Claims (39)

  1. 一端に形成される突出開口と、一側面に穿設される移動通路と、該移動通路の両側壁部にそれぞれ間隔をおいて凹設される複数の位置決め凹部とを備える本体と、
    前記本体に収容される移動装置と、
    前記移動通路と垂直すると共に、選択可能に前記複数の位置決め凹部の何れか1つに対応して係合される位置決め部を備え、前記移動装置と連動する位置決め弾性部材と、
    前記突出開口と対応する転写ヘッドを有すると共に、前記移動装置に連動して装着されるように、前記本体に収納される芯テープ装置と、
    摺動可能に前記本体の移動通路に位置すると共に、前記移動装置と連動するように、選択可能に前記位置決め弾性部材の位置決め部を押圧して対応する位置決め凹部から離間させ、該移動装置を本体に対して移動させるボタンとを有することを特徴とする位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  2. 前記移動装置の側面から延設されると共に、前記移動通路に収容されるように、それぞれ前記位置決め弾性部材の位置決め部の両側に位置する第一側板及び第二側板と、
    前記ボタンの内面に形成されると共に、前記第一側板と第二側板との間に位置する第一凸部及び第二凸部とを有することを特徴とする請求項1に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  3. それぞれ前記第一側板及び第二側板の上部と下部に設置される2つの導引側板を有することを特徴とする請求項2に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  4. 前記本体は、前ハーフ・ケーシングと、後ハーフ・ケーシングとからなり、該前ハーフ・ケーシングは、一端に前記突出開口が形成され、他端に結合開口が形成され、一側面に装着孔が形成され、該後ハーフ・ケーシングは、一端が該結合開口に挿設されるように該前ハーフ・ケーシングに組み合わされると共に、該装着孔と対応する側面に前記移動通路及び複数の位置決め凹部が形成されることを特徴とする請求項3に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  5. 前記前ハーフ・ケーシングにおける装着孔の周囲に当接縁部が形成され、
    前記後ハーフ・ケーシングに、前記当接縁部に当接する装着部が形成されることを特徴とする請求項4に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  6. 前記移動装置は、それぞれ前記位置決め部の両側に位置するように、前記移動通路に面する側面に形成されると共に、前記移動通路に収容される第一フレーム及び第二フレームを有し、その内、第一フレームに第一当接縁部が凸設され、該第二フレームに第二当接縁部が凸設され、
    前記ボタンの内面に、前記第一フレームに収容されると共に、前記第一当接縁部に当接可能な第一凸部と、前記第二フレームに収容されると共に、前記第二当接縁部に当接可能な第二凸部とが設けられることを特徴とする請求項1に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  7. 前記第一フレームは、上下に相対すると共に、互いに平行する2つの第一プレートからなり、
    前記第二フレームは、上下に相対すると共に、互いに平行する2つの第二プレートからなり、
    前記第一凸部は、前記2つの第一プレートの間に位置し、
    前記第二凸部は、前記2つの第二プレートの間に位置することを特徴とする請求項6に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  8. 前記本体は、前ハーフ・ケーシングと、後ハーフ・ケーシングとからなり、その内、前ハーフ・ケーシングは、一端に前記突出開口が形成され、他端に結合開口が形成され、一側面に装着孔が形成され、該後ハーフ・ケーシングは、一端が該結合開口に挿設されるように該前ハーフ・ケーシングに組み合わされ、該装着孔と対応する側面に前記移動通路及び複数の位置決め凹部が形成されることを特徴とする請求項7に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  9. 前記前ハーフ・ケーシングにおける前記装着孔の周囲に当接縁部が形成され、
    前記後ハーフ・ケーシングに、前記当接縁部に当接される装着部が形成されることを特徴とする請求項8に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  10. 前記ボタンにおける、前記第一凸部と第二凸部との面する箇所にそれぞれ形成される傾斜面が前記位置決め弾性部材の位置決め部を収容するための収納凹部を囲むことを特徴とする請求項2、3、6、7の何れか1項に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  11. 前記移動通路と反対する移動装置の側面に芯テープ装着柱が形成され、
    前記芯テープ装置が該芯テープ装着柱に装着されることを特徴とする請求項10に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  12. 前記移動装置と、前記ボタンと、前記位置決め弾性部材とを一体成形に構成する統合部材を有し、前記芯テープ装置は、該統合部材と組み合わされることを特徴とする請求項1に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  13. 前記本体は、前記移動通路が前記突出開口と反対する端に貫通され、該移動通路の両側にそれぞれ面するように延設さるレールと、該2つのレールにそれぞれ間隔をおいて凹設される前記複数の位置決め凹部とを有し、
    前記移動装置は、前記本体に収容されると共に、位置決め収容孔が形成され、
    前記ボタンは、一端が前記移動装置と連接する連接段が形成され、該連接段の相対する両側にそれぞれ前記レールと対応する切欠き口が形成され、他端が前記位置決め収容孔側まで延出され、さらに、前記ボタンにおける相対する両側にそれぞれ、押圧されると該切欠き口と一直線となるように排列される弾性対応凹部が形成され、
    前記位置決め弾性部材は、前記ボタンの他端内面に一体成形に形成されると共に、選択可能に前記位置決め収容孔、或いは、複数の位置決め凹部の何れか1つに係合される位置決め部を有することを特徴とする請求項12に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  14. 前記芯テープ装置の転写ヘッドと反対する他端に、消しゴムの装着可能な固定装置が設置されることを特徴とする請求項13に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  15. 前記固定装置は、消しゴムを挟持可能な前記芯テープ装置に設置される挟持部と、脱着可能に該挟持部及び本体に設置される導引部と、消しゴムを引き出すための、該導引部の後端端面に形成される開口とを備えることを特徴とする請求項14に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  16. 前記本体は、前記突出開口と反対する他端に設置凹部が形成され、
    前記設置凹部に固定装置が設置され、該固定装置は、開口と、挟持部と、導引部とを備え、その内、該開口は、前記本体と反対する外端に形成され、該挟持部は、引き出し可能に前記本体の設置凹部に設置されると共に、消しゴムを挟持するための2つの相対する押圧凸部が凸設され、該導引部は、前記挟持部に形成されると共に、前記固定装置の開口と挟持部との間に適当な距離を形成することにより、消しゴムの変形を緩やかにすることを特徴とする請求項1に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  17. 前記固定装置は、脱着可能に前記本体の設置凹部に設置され、
    前記挟持部は、対応する2つの側面にそれぞれ弾力アームが形成され、該各弾力アームは、一端が挟持部の内端と一体成形に連接され、他端が挟持部の外端に向かって延出されると共に、他端に前記押圧凸部が凸設されることを特徴とする請求項16に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  18. 前記本体は、前記設置凹部の内面に向かって係合部が設けられ、
    前記挟持部は、内端の外面に前記係合部に係合される結合部が形成されることを特徴とする請求項17に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  19. 前記係合部は、前記設置凹部の内面に向かって設けられる2対の係合凹部であり、
    前記結合部は、前記挟持部の内端の外面に凸設されると共に、それぞれ前記係合凹部に係合される2対の位置決めポイントであることを特徴とする請求項18に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  20. 前記挟持部は、相対する側壁における中央に横方向に弾性溝部が形成されると共に、該挟持部が2つのハーフ・フレームに分割され、
    前記2つの弾力アームはそれぞれ、前記2つのハーフ・フレームに形成されることを特徴とする請求項17乃至19項の何れか1項に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  21. 前記固定装置は、前記挟持部の外端に周設されると共に、前記設置凹部の収容開口に位置するように前記本体に当接される止め縁部を備えることを特徴とする請求項19に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  22. 前記固定装置をカバーするためのキャップを有することを特徴とする請求項20に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  23. 前記係合部はそれぞれ、前記設置凹部の内面に向かって延出されたフック状の片体であり、
    前記結合部は、2対の位置決めポイントであり、各対の位置決めポイントはそれぞれ前記係合部に係合されると共に、前記挟持部の外側面に凸設されることを特徴とする請求項18に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  24. 前記挟持部は、互いに対応する2つの挟み片体であり、該2つの挟み片体の一端にそれぞれ、内側に向かって互いに面するように押し縁部が延設され、
    前記2つの弾力アームはそれぞれ、前記2つの挟み片体に形成されることを特徴とする請求項23に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  25. 前記固定装置をカバーするためのキャップを有することを特徴とする請求項16、17、18、23、24の何れか1項に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  26. 前記固定装置は、導引管と、移動部材と、回転管とを有し、その内、導引管は前記導引部であり、内部に消しゴムを挿設させるための細長の通路が形成されると共に、対応する両側の側壁にそれぞれ長手方向に沿って導引溝部が形成され、
    前記移動部材は、前記挟持部であり、摺動可能に前記導引管の通路に設置され、また、両側にそれぞれ形成される、消しゴムを挟持するための前記押圧凸部と、両側にそれぞれ形成される、前記導引管の2つの導引溝部と対応する螺合凸歯とを備え、
    前記回転管は、内周面に形成され、且つ回転可能に前記導引管に環装され、前記移動部材の螺合凸歯に螺合されるねじ山と、外端に形成されると共に、回転すると前記移動部材を移動させて消しゴムの突出された長さを調整できる回転環部とを備えることを特徴とする請求項16に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  27. 前記移動部材は、前記導引管の通路に設置される板体と、それぞれ該板体の両側に形成されると共に、前記導引管の導引溝部と対応して設置される2つの挟持翼片とを備え、
    前記押圧凸部は、それぞれ前記挟持翼片の内側面に凸設され、
    前記螺合凸歯は、それぞれ前記挟持翼片の外側面に凸設されることを特徴とする請求項26に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  28. 前記固定装置は、ケースを有し、
    前記導引管は、前記ケースと離間するように、ケースの内部に位置するものであり、内端が前記ケースの内端と連接すると共に、他端がケースから外部へ突出し、
    前記回転環部は、前記導引管とケースとの間に位置することを特徴とする請求項26又は27に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  29. 前記本体における設置凹部の内面に向かって係合部が設けられ、
    前記ケースは、内端に前記係合部に係合される結合部が形成されることを特徴とする請求項28に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  30. 前記係合部は、前記設置凹部の内面に向かって設けられる2対の係合凹部であり、
    前記結合部は、前記ケースの外面に凸設されると共に、それぞれ前記係合凹部に係合される2対の位置決めポイントであることを特徴とする請求項29に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  31. 前記ケースは、側壁の中央に横方向に弾性溝部が形成されると共に、2つのハーフ・フレームに分割されることを特徴とする請求項30に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  32. 前記固定装置は、前記ケースの外端に周設されると共に、前記設置凹部の収容開口に位置するように前記本体に当接される止め縁部を備えることを特徴とする請求項31に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  33. 前記導引管は、他端が前記止め縁部を通過し、
    前記回転環部は、前記止め縁部に当接されることを特徴とする請求項32に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  34. 前記2つの導引溝部はそれぞれ、前記ケースに形成される弾性溝部と対応すると共に、前記ケースの内端から外端に向かって前記止め縁部を超えるように延出することを特徴とする請求項33に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  35. 前記固定装置をカバーするためのキャップを有することを特徴とする請求項28に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  36. 前記ケースは、側壁の中央に横方向に弾性溝部が形成されると共に、2つのハーフ・フレームに分割されることを特徴とする請求項28に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  37. 前記固定装置は、前記ケースの外端に周設されると共に、前記設置凹部の収容開口に位置するように前記本体に当接される止め縁部を備えることを特徴とする請求項36に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  38. 前記2つの導引溝部はそれぞれ、前記ケースに形成される弾性溝部と対応すると共に、前記ケースの内端から外端に向かって前記止め縁部を超えるように延出することを特徴とする請求項36に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
  39. 前記移動通路と反対する移動装置の側面に芯テープ装着柱が形成され、
    前記芯テープ装置は、該芯テープ装着柱に装着されることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の位置決め可能なボタンを備える薄膜転写具。
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