JP5149320B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板の表側と裏側とに、電子機器の電磁的な耐性を確保するための板状のシールドが設けられた電子機器に関する。
従来の電子機器(例えば、パーソナルコンピュータや、ゲーム装置、オーディオビジュアル装置)には、電子機器の電磁的な耐性を確保するために(すなわち、回路基板上の電子部品から出る電磁波を遮蔽、及び、他の電子機器から出た電磁波から受ける影響を低減するために)、回路基板を覆う板状のシールドを有するものがある。
下記特許文献1では、シールドの縁に、複数の板バネ状の接続部が形成されている。シールドは、この接続部を介して、回路基板の表面に形成されたグランド用の導体パターンと接触し、これによって、導体パターンとシールドとの接続の安定性が図られていた。
詳細には、特許文献1のシールドでは、回路基板の表面から離れて位置するとともに回路基板と平行な板状の部分(以下、上板部とする)の縁に、複数のスリットが形成されていた。そして、そのスリットの間が接続部として機能していた。接続部は、その途中の位置で下方に折り曲げられ、回路基板の表面に向かって伸び、その下端が導体パターンに接触していた。
米国特許第6930891号
近年、電子機器で利用される信号が高周波化してきているため、電磁波に対するさらに強い耐性が求められている。そのため、近年では、回路基板の表面をシールドで覆うだけでなく、回路基板の裏面をも、表面側のシールドと電気的に繋がった別のシールドで覆う場合がある。
そういった構造において、2つのシールドの電気的な接続の安定性を確保するために、特許文献1に開示されるような板バネ状の接続部を利用することが考えられる。すなわち、いずれか一方のシールドの縁に接続部を形成し、その接続部の端部を他方のシールドに接触させる構造が考えられる。
しかしながら、特許文献1では、接続部の左右にはスリットが形成され、また、接続部は、回路基板の表面から離れた上板部の縁から下方に伸びていた。そのため、このスリットが、シールドの内側と外側とを連通する隙間となってしまい、電磁波の遮蔽機能が低下する要因となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、回路基板の表側と裏側の双方にシールドが配置される電子機器において、シールドによる電磁波の遮蔽機能を向上できる電子機器を提供する。
上記課題に鑑みて、本発明に係る電子機器は、回路基板と、前記回路基板の一方の面を覆う、板状のシールドであって、その縁の少なくとも一部が前記回路基板の前記一方の面に接する第1シールドと、前記第1シールドの前記縁の少なくとも一部から伸びる接続部であって、端部が前記回路基板の厚さ方向に動くよう弾性変形可能な接続部と、前記回路基板の他方の面を覆う、板状のシールドであって、前記接続部の前記端部が当る第2シールドと、を有する。
本発明によれば、前記第1シールドの前記縁の少なくとも一部は、前記回路基板の前記一方の面に接し、前記接続部は、前記縁の少なくとも一部から伸びている。そのため、接続部の左右に従来のような隙間が形成されないので、シールドによる電磁波の遮蔽機能を向上できる。
また、本発明の一態様では、前記第1シールドは、前記縁の少なくとも一部に、前記第1シールドの前記回路基板の前記一方の面と向き合う面の一部を含む接触部を有し、前記接触部が有する前記面が前記回路基板の前記一方の面に接しもよい。この態様によれば、シールド内部の外部からの遮蔽を確保し易くなる。
また、この態様においては、前記接触部の一部は切り欠かれており、その切り欠かれた部分に前記接続部の少なくとも一部が位置してもよい。こうすることによって、前記接続部の前記第1シールドからの突出を抑えることができる。
本発明の一態様では、前記第1シールドの前記縁の前記少なくとも一部は、前記回路基板の前記一方の面に固定されてもよい。この態様によれば、前記接続部の前記端部と前記第2シールドとの接触安定性を向上させることができる。
この態様においては、前記第1シールドの前記縁の前記少なくとも一部は、前記縁の前記少なくとも一部を前記回路基板の前記一方の面に固定するための固定具が設けられた固定部を有し、前記接続部は前記固定部から伸びてもよい。これによって、前記接続部の前記端部と前記第2シールドとの接触安定性を、さらに向上させることができる。
本発明の他の態様では、前記回路基板の前記一方の面にはグランド用の導体パターンが形成され、前記第1シールドの前記縁の前記少なくとも一部は前記導体パターンに接してもよい。この態様よれば、前記第1シールドの前記縁の前記少なくとも一部を利用して、前記第1シールドと前記回路基板とを電気的に繋ぐことができる。換言すると、前記第1シールドの前記縁の前記少なくとも一部とは異なる位置に、導体パターンとの電気的接続を確立するための部分を新たに設ける必要がなくなる。
さらに本発明の他の態様において、前記接続部の前記端部は前記第2シールドの縁に当たり、前記第2シールドの前記縁は前記回路基板に固定されていてもよい。この態様によれば、前記接続部の前記端部と前記第2シールドとの接触安定性を向上させることができる。
さらに本発明の他の態様において、前記接続部は前記第1シールドの前記縁に沿った方向に伸びてもよい。この態様によれば、適切な長さの接続部を形成することが容易になる。すなわち、第1シールドの他の部分の構造や、第1シールドの周りの装置のレイアウトに対する、接続部の影響を低減できる。
また、この態様において、前記接続部は、前記第1シールドの前記縁に沿った方向に伸び、且つ、弾性的に撓むことのできる弾性部を有してもよい。こうすることによって、弾性部の長さの調整が容易になり、その結果、接続部が有する弾性力の調整が容易になる。
この態様においては、さらに、前記弾性部は、その弾性的な撓みによって、前記回路基板の厚さ方向で前記接続部の前記端部を前記第2シールドに押し付けてもよい。こうすることによって、前記接続部の前記第1シールドの縁からの突出を抑えることができる。つまり、弾性部が回路基板の厚さ方向と第1シールドの縁とに対して垂直な方向に弾性変形する場合には、弾性部が第1シールドの縁から突出することとなり、弾性部に誤った外力が作用し易くなる。この態様では、そのような事態を防止できる。
この態様においては、さらに、前記弾性部の端部には、前記第2シールドに向かって伸びる当接部が形成されてもよい。こうすることによって、前記弾性部の前記第2シールドへ向けた傾斜を小さくできる。
さらに本発明の他の態様において、前記接続部の端部は、前記第2シールドに向けて屈曲してもよい。これによって、接続部の傾きを減らすことができる。
さらに本発明の他の態様では、前記第2シールドの縁の少なくとも一部は、前記回路基板の縁よりも外側に位置し、前記接続部の前記端部は前記第2シールドの前記縁の前記少なくとも一部に当ってもよい。この態様によれば、回路基板の縁の一部を切り欠くことなく、接続部と第2シールドとの接触を確保できる。
本発明のさらに他の態様では、前記接続部は、その端部に、前記第2シールドに向かって伸び、且つ、前記回路基板の厚さを規定する当該回路基板の側面と向き合うよう形成された当接部を有し、前記第1シールドは、前記回路基板の前記側面と向き合うとともに前記当接部を囲むよう形成された壁部を有してもよい。この態様によれば、壁部によって当接部を保護できるようになる。
この態様においては、さらに、前記壁部は、前記当接部よりも前記回路基板の前記側面から離れて位置してもよい。この態様によれば、さらに確実に当接部を保護できる。
本発明の実施形態に係る電子機器の斜視図である。 上記電子機器が内蔵する回路基板アッセンブリの分解斜視図である。 図2の拡大図であり、回路基板アッセンブリを構成する回路基板、上シールド、及び下シールドの右側の縁が拡大して示されている。 回路基板アッセンブリの斜視図である。 回路基板アッセンブリの要部の底面図であり、下シールドの板バネ部が形成された部分が示されている。 図5に示すVI−VI線での断面図である。 図5に示すVII−VII線での断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態の例である電子機器1の斜視図である。図2は電子機器1が内蔵する回路基板アッセンブリ10の分解斜視図であり、回路基板アッセンブリ10を構成する上シールド4、回路基板3、及び下シールド5を斜め下方から臨んでいる。図3は図2の拡大図である。図4は回路基板アッセンブリ10の要部の斜視図であり、下シールド5の板バネ部54が設けられた部分を斜め下方から臨んでいる。図5は、回路基板アッセンブリ10の要部の底面図であり、同図では板バネ部54が拡大して示されている。図6は図5に示すVI−VI線での断面図である。図7は図5に示すVII−VII線での断面図である。
図1又は図2に示すように、電子機器1は回路基板アッセンブリ10と、回路基板アッセンブリ10を収容するハウジング2を備えている。ハウジング2は、上方に開いた箱状の下ハウジング21と、下方に開いた箱状に形成され、下ハウジング21を上方から覆う上ハウジング22とによって構成されている。上ハウジング22は、回路基板アッセンブリ10の上方に位置する上板部22aを備えている。また、上ハウジング22は、上板部22aの前縁から下ハウジング21に向かって下がる右前壁部22bと左前壁部22cとを有している。電子機器1は、光ディスクなど円盤状の可搬型記憶媒体や、ハードディスク装置に格納されたデータやプログラムを読み込んで、利用者に動画像や音声を提供するゲーム装置やオーディオビジュアル装置である。右前壁部22bには、そのような可搬型の記憶媒体を挿入するための挿入口22dが形成されている。右前壁部22bは左前壁部22cよりも後方に位置し、右前壁部22bの前には、右前壁部22bの下縁から前方(Y2の示す方向)に広がるフロントボード22eが配置されている。フロントボード22eには、電源ボタンや、記憶媒体を取り出すための取り出しボタンなどとして機能する複数のボタン23が設けられている。
図2に示すように、回路基板アッセンブリ10は、回路基板3と、電子機器1の電磁的な耐性を確保するための上シールド(請求項における第2シールド)4と下シールド(請求項における第1シールド)5とを含んでいる。
図6に示すように、回路基板3の上面3aには、ICチップや、コンデンサ、コネクタなど、複数の電子部品31が実装されている。同様に、回路基板3の下面3bにも、複数の電子部品32が実装されている。なお、図2に示すように、この例の回路基板3は、四角形の一部が、四角く切り取られた形状である。この切り取られた部分には、例えば、ハードディスク装置など、箱形の装置39が配置される。
上シールド4は、概ね四角形の板状の部材であり、回路基板3の上面3aを覆っている。上シールド4は、例えば鉄やアルミニウムなどの金属の板によって形成されている。また、上シールド4は例えば板金加工によって製造される。図6に示すように、上シールド4は、その周縁に接触部41を有し、接触部41の下面は回路基板3の上面3aに接している。この例では、接触部41は、回路基板3の上面3aに実装された電子部品31を取り囲むように、上シールド4の周縁に沿って伸びる帯状に形成されている。また、図2又は図6に示すように、上シールド4の、接触部41によって取り囲まれる部分(以下、メインパネル部42)と、回路基板3の上面3aとの間には隙間が設けられている。この隙間に電子部品31が位置している。すなわち、メインパネル部42は電子部品31の上方に位置している。なお、この例では、上シールド4の周縁上にも、コネクタなど、一部の電子部品31や、半田付けのための導体パッドが位置している。そのため、接触部41は、それらの電子部品31等を避けて、上シールド4の周縁に沿って断続的に設けられている。
なお、上シールド4のメインパネル部42には、複数の開口3fが形成されている。これらの開口3fは、例えば、回路基板3上に実装された一部の電子部品31(例えば、ICチップ)を上方に露出させ、上シールド上に配置される冷却装置と、電子部品31との接触を確保するための開口である。また、この例の上シールド4は、上述した箱形の装置39の外面を囲むための側壁部43を有している。また、上シールド4は、下シールド5よりも厚い板によって構成され、下シールド5及び回路基板3とともに、ハウジング2に固定されている。そのため、上シールド4は、電子機器1のフレームとしても機能している。
下シールド5は、上シールド4と同様に、平面視において概ね四角形の板状の部材であり、回路基板3の下面3bを覆っている。下シールド5も、例えばアルミニウムや鉄などの金属の板によって形成されている。また、下シールド5は例えば板金加工によって製造される。図2又は図6に示すように、下シールド5は、その周縁に接触部51を有している。この接触部51は、下シールド5の回路基板3と向き合う面(すなわち、上面)の一部を有し、接触部51の上面が回路基板3の下面3bに接している。すなわち、接触部51においては、下シールド5の上面が回路基板3の下面3bに接触している。
接触部51は、回路基板3の下面3bに実装された電子部品32を取り囲むように、下シールド5の周縁に沿って伸びる帯状に形成されている。下シールド5の、接触部51によって取り囲まれる部分(以下、メインパネル部52)と、回路基板3の下面3bとの間には隙間が設けられている。この隙間に電子部品32が位置している。すなわち、メインパネル部52は電子部品32の下方に位置している。なお、この例では、下シールド5の周縁にも、一部の電子部品32や、半田付けのための導体パッド等が位置している。そのため、接触部51は、その導体パッド等を避けて、下シールド5の周縁に沿って断続的に設けられている。また、図2に示すように、下シールド5にも、上述した装置39を囲む側壁部53aや底部53bが設けられている。
上シールド4の接触部41と下シールド5の接触部51は、回路基板3の上面3a及び下面3bにそれぞれ固定されている。すなわち、図3又は図7に示すように、接触部41,51は、それらの途中の位置に固定部41a,51aを有している。この固定部41a,51aには固定具(例えば、ネジやボルトなど、細長い円柱状の固定具)が設けられ、接触部41,51はこれら固定具によって回路基板3の上面3a及び下面3bにそれぞれ固定されている。
詳細には、図3に示すように、接触部41,51には、複数の固定部41a,51aが設けられている。接触部41,51の一部は、接触部41,51の他の部分に比べて、その幅が太くなっており、その幅の太い部分が固定部41a,51aとなっている。この例では、また、固定部41a,51aは概ね円形であり(図5参照)、それらの中心に孔41b,51bが形成されている。孔41bは上シールド4の縁に沿って互いに間隔を空けて並び、孔51bは下シールド5の縁に沿って互いに間隔を空けて並んでいる。回路基板3の縁にも、複数の孔3cが形成されている。孔3cも、回路基板3の縁に沿って、互いに間隔を空けて設けられている。孔3c,41b,51bの位置は互いに一致しているため、下シールド5と回路基板3と上シールド4とを上下に重ねたときに孔3c,41b,51bは上下方向に並ぶ。そして、これらの孔3c,41b,51bに下方からネジ61が差し込まれる(図5及び図7参照)。これによって、固定部41a,51aは回路基板3に固定され、接触部41,51は回路基板3の上面3a及び下面3bにそれぞれ密着する。特に固定部41a,51aは、回路基板3の上面3a,下面3bに確実に密着する。なお、孔41bの内面には、ネジ61と係合するネジ溝が形成されている。
図3に示すように、回路基板3の下面3bには、グランド用の導体パターン3dが形成されている。固定部51aは、この導体パターン3dに接触している。この例では、導体パターン3dは、回路基板3の下面3bの周縁に形成されている。すなわち、この例の導体パターン3dは、回路基板3の下面3bに実装された電子部品32を取り囲むように、回路基板3の周縁に沿って伸びる帯状に形成されている(図2参照)。そのため、固定部51aだけでなく、接触部51も、この導体パターン3dに接している。特に固定部51aと導体パターン3dとの接触安定性は、ネジ61の締め付けによって確保されている。なお、図2及び図3においては、導体パターン3dの明瞭化のために、導体パターン3dに網掛けが施してある。
図3乃至図5に示すように、下シールド5の縁の、回路基板3の下面3bに接触した部分、すなわち、接触部51には複数の板バネ部(請求項における接続部)54が形成されている。図4においては、下シールド5の右側の縁に沿って並んだ複数(ここでは2つ)の板バネ部54が示されている。各板バネ部54は、弾性的に撓むことのできる弾性板部54bと、弾性板部54bの端部に設けられた当接部54cとを有している。
帯状の接触部51の一部は四角く切り欠かれており、弾性板部54bは、その切り欠きによって形成された縁51cから伸びており、切り欠かれた部分に位置している。そのため、弾性板部54bは、接触部51によって取り囲まれている。また、弾性板部54bは、下シールド5の縁(換言すると、回路基板3の縁)に沿った方向(接触部51の延伸方向)に伸びている。これによって、下シールド5の他の部分の構造に対する板バネ部54の影響を低減できる。つまり、弾性板部54bを下シールド5の縁に垂直な方向に伸ばす構造では、接触部51の幅を大きくする、或いは、基部54aをメインパネル部52に形成するために、メインパネル52にスリットを形成する必要が生じる。弾性板部54bを下シールド5の縁に沿った方向に伸ばすことによって、接触部51の上面が回路基板3の下面に接した状態を維持しながら、弾性板部54bの長さを調整して、板バネ部54が発揮する弾性力を適切な大きさに設定できる。また、弾性板部54bが下シールド5の縁に対して垂直な方向に突出しないので、回路基板アッセンブリ10の大型化を防止できる。
また、弾性板部54bは、細長い板状に形成され、回路基板3の下面3bと向き合っている。なお、図4に示すように、下シールド5の一つの辺に設けられた複数(ここでは2つ)の弾性板部54bは、同じ方向(図4においてY1の示す方向)に伸びている。
図6に示すように、板バネ部54の端部は上シールド4に向けて折り曲げられている。すなわち、板バネ部54は、弾性板部54bの先端で回路基板3の厚さ方向に折り曲げられ、これによって、板バネ部54の端部に当接部54cが形成されている。当接部54cは、弾性板部54bの先端側の側縁から上シールド4に向かって伸びるように形成されている。また、当接部54cは、小さな板状であり、回路基板3の厚さによって規定される側面3eと向き合っている。
図6に示すように、当接部54cは上シールド4の縁(すなわち、接触部41)に当っている。この例では、上シールド4の縁は、回路基板3の縁(側面3e)を外方(縁に対して垂直な方向(図6においてX1の示す方向)に越えて位置している。そのため、接触部41は、回路基板3の縁よりも外側の部分(以下、はみ出し部)41dを有している。そして、当接部54cの先端は、はみ出し部41dの下面に接触している。すなわち、当接部54cとはみ出し部41dは上下方向(回路基板3の厚さ方向)で当っている。
なお、下シールド5は、上述したように、板金によって形成されている。下シールド5の製造過程では、板状の金属材料から、板バネ部54に相当する部分の周りの部分を穴あけ加工等によって取り除き、板バネ部54を形成する。そして、板バネ部54の端部を折り曲げることによって、当接部54cを形成する。そのため、当接部54cの、はみ出し部41dに接触する面(以下、接触面)54eは、穴あけ加工等による切断面である。そのため、板状の金属材料に予めめっきが施されている場合であっても、当接部54cの接触面54dにはめっきが施されない。これによって、板バネ部54と上シールド4との導通性が向上され得る。
板バネ部54が自由状態にあるとき、すなわち、上シールド4が回路基板3から取り外されているために板バネ部54に対して外力が作用していない時には、弾性板部54bは、回路基板3の下面3bに接している。また、当接部54cの高さ(弾性板部54bから当接部54cの先端までの距離(図6に示すh))は、回路基板3より厚さよりも大きい。そのため、図7に示すように、上シールド4と下シールド5と回路基板3とが互いに固定され、固定部51aに設けられたネジ61が締め付けられたとき、当接部54cは上シールド4のはみ出し部41dによって、回路基板3の厚さ方向(具体的には、下方)に押される。その結果、弾性板部54bは、その基部54aを支点として撓み、回路基板3の下面3bから離れるように傾斜する。そして、弾性板部54bがそのように傾斜するとき、当接部54cは、弾性板部54bの弾性力によって、上シールド4(具体的には、はみ出し部41d)に押し付けられる。このように、板バネ部54は、その端部が回路基板3の厚さ方向に動くように、弾性変形可能に形成されている。
図5に示すように、この例の板バネ部54は、固定部51aから伸びている。そのため、板バネ部54の基部54aは、固定部51aに設けられるネジ61の近くに位置している。具体的には、図5に示すように、板バネ部54の基部(縁51cに接続する部分)54aと、孔51bの中心Cまでの距離は、固定部51aの径(孔51bの中心Cから固定部51aの外縁51dまでの距離)Rより小さくなっている。また、孔51bの中心Cを通り、且つ、接触部51の延伸方向(下シールド5の縁に沿った方向)に直交する直線L1と、基部54dとの距離D1は、直線L1と、接触部51の延伸方向における固定部51aの端部(接触部51の幅が太くなり始める部分)51eとの距離D2よりも小さくなっている。
上述したように、下シールド5の接触部51には、互いに間隔を空けて並ぶ複数の固定部51aが設けられている(図3又は図4参照)。各板バネ部54の位置は、2つの固定部51aの間に位置している。すなわち、板バネ部54の基部54aに固定部51aが位置するだけでなく、板バネ部54の先端の先には、別の固定部51aが位置している。
図6に示すように、接触部51の外側の縁には、板バネ部54の当接部54cを保護するための保護壁部55が設けられている。下シールド5は、接触部51の外側の縁で第2シールド4に向けて折り曲げられており、これによって保護壁部55が形成されている。保護壁部55は、回路基板3の側面3eと向き合うとともに、回路基板3の側面3eに沿った方向に長い壁である。保護壁部55は、当接部54cを囲むように形成されている。具体的には、保護壁部55の一部は四角く切り欠かれており、切り欠きによって形成された縁55aの内側に、当接部54cが位置している。これによって、当接部54cは保護壁部55によって保護される。また、この例の保護壁部55は、当接部54cよりも回路基板3の側面3eから離れて位置している。すなわち、保護壁部55は、上シールド4のはみ出し部41d及び当接部54cよりも僅かに外側に位置している。これによって、外部からの力が板バネ部54の当接部54cに、さらに作用し難くなっている。
以上説明したように、下シールド5の縁に設けられた接触部51は回路基板3の下面3bに接し、板バネ部54は、この接触部51に形成されている。そのため、回路基板の表面から離れた位置にシールドの縁が位置し、その縁に板バネが形成された従来の電子機器に比べて、電子機器1の板バネ部54を小さくでき、板バネ部54に誤って外力が作用することを抑制できる。
なお、本発明は以上説明した電子機器1に限られず、種々の変更が可能である。
例えば、以上の説明では、接触部41,51に固定部41a,51aが設けられ、接触部41,51は回路基板3の上面3a及び下面3bにそれぞれ固定されていた。しかしながら、上シールド4及び下シールド5を回路基板3に固定する部分は、接触部41,51以外の位置に設けられてもよい。例えば、上シールド4及び下シールド5を回路基板3に固定する部分は、メインパネル部42,52に設けられてもよい。
また、以上の説明では、上シールド4の縁は、回路基板3の縁より外側に位置し、上シールド4の接触部41ははみ出し部41dを有していた。そして、そのはみ出し部41dに板バネ部54は当っていた。しかしながら、上シールド4には、そのようなはみ出し部41dは設けられていなくてもよい。この場合、例えば、回路基板3の縁の一部に凹部が形成され、上シールド4の、この凹部に囲まれる部分(すなわち、凹部を通して露出している面)に、板バネ部54は当ってもよい。
また、以上の説明では、回路基板3の下面3bの周縁に導体パターン3dが形成されていた。そして、接触部51はこの導体パターン3dに接触していた。しかしながら、導体パターン3dが形成される位置は、これに限られない。例えば、導体パターン3dは、回路基板3の縁から離れた位置(例えば、回路基板3の中央部)に形成されてもよい。この場合、下シールド5のメインパネル部52に、導体パターン3dと接触する凹部が形成されてもよい。
1 電子機器、2 ハウジング、3 回路基板、3a 上面、3b 下面、3d 導体パターン、4 上シールド、5 下シールド、10 回路基板アッセンブリ、21 下ハウジング、22 上ハウジング、22a 上板部、22b 右前壁部、22c 左前壁部、22e フロントボード、23 ボタン、31,32 電子部品、41 接触部、41a 固定部、41b 孔、41d はみ出し部、42 メインパネル部、43 側壁部、51 接触部、51a 固定部、51b 孔、52 メインパネル部、53a 側壁部、54 板バネ部、54a 基部、54b 弾性板部、54c 当接部、55 保護壁部、61 ネジ。

Claims (13)

  1. 一方の面に電子部品が配置された回路基板と、
    前記回路基板の前記一方の面を覆う板状の第1シールドであって、前記回路基板の前記電子部品が設けられた部分を覆うパネル部と、前記パネル部の周縁から前記回路基板の周縁に向かって伸びる壁状の部分と、前記壁状の部分の前記回路基板側の縁から前記回路基板に沿って広がり、前記回路基板の前記一方の面に接する接触部と、を含む第1シールドと、
    前記回路基板の他方の面を覆う板状の第2シールドと、
    前記第1シールに形成される板バネ部であって、前記接触部に形成された切り欠きの縁から前記回路基板に沿った方向に伸び、その端部が前記回路基板の厚さ方向に動くように弾性変形可能であり、前記端部を前記第2シールドに押し付ける板バネ部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記第1シールドの前記接触部は、前記回路基板の前記一方の面に固定されている、
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    前記第1シールドの前記接触部は、前記接触部を前記回路基板の前記一方の面に固定するための固定具が設けられた固定部を有し、
    前記板バネ部は前記固定部から伸びている、
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項2又は3に記載の電子機器において、
    前記回路基板の前記一方の面にはグランド用の導体パターンが形成され、
    前記第1シールドの前記接触部は、前記導体パターンに接している、
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記板バネ部の前記端部は前記第2シールドの縁に当たり、
    前記第2シールドの前記縁は前記回路基板に固定されている、
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記板バネ部は前記第1シールドの縁に沿った方向に伸びている、
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器において、
    前記板バネ部は、前記第1シールドの前記縁に沿った方向に伸び、且つ、弾性的に撓むことのできる弾性部を有する、
    ことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7に記載の電子機器において、
    前記弾性部は、その弾性的な撓みによって、前記回路基板の厚さ方向で前記板バネ部の前記端部を前記第2シールドに押し付けている、
    ことを特徴とする電子機器。
  9. 請求項8に記載の電子機器において、
    前記弾性部の端部には、前記第2シールドに向かって伸びる当接部が形成されている、
    ことを特徴とする電子機器。
  10. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記板バネ部の端部は、前記第2シールドに向けて屈曲している、
    ことを特徴とする電子機器。
  11. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記第2シールドの縁の少なくとも一部は、前記回路基板の縁よりも外側に位置し、
    前記板バネ部の前記端部は、前記第2シールドの前記縁の前記少なくとも一部に当っている、
    ことを特徴とする電子機器。
  12. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記板バネ部は、その端部に、前記第2シールドに向かって伸び、且つ、前記回路基板の厚さを規定する当該回路基板の側面と向き合う当接部を有し、
    前記第1シールドは、前記回路基板の前記側面と向き合うとともに前記当接部を囲む壁部を有する、
    ことを特徴とする電子機器。
  13. 請求項12に記載の電子機器において、
    前記壁部は、前記当接部よりも前記回路基板の前記側面から離れて位置している、
    ことを特徴とする電子機器。
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