JP5141649B2 - 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関の可変バルブタイミング制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関のクランク軸に対するカム軸の回転位相(以下「VCT位相」という)をその調整可能範囲内に位置する中間ロック位相でロックする中間ロック機構を備えた内燃機関の可変バルブタイミング制御装置に関する発明である。
従来より、油圧駆動式の可変バルブタイミング装置においては、特許文献1(特開平9−324613号公報)、特許文献2(特開2001−159330号公報)に記載されているように、エンジン停止時のロック位相をVCT位相の調整可能範囲の略中間に設定して、バルブタイミング(VCT位相)の調整可能範囲を拡大するようにしたものがある。このものは、エンジン停止時にロックする中間ロック位相を始動に適した位相に設定して、この中間ロック位相で始動し、始動完了後のエンジン回転上昇(オイルポンプ回転上昇)により油圧が適正な油圧に上昇してから、ロックを解除してVCT位相をエンジン運転状態に応じて設定した目標位相にフィードバック制御するようにしている。そして、エンジンを停止させる際やアイドル運転中にロック要求が発生した時点で、VCT位相を中間ロック位相でロックするロック制御を実行するようにしている。
特開平9−324613号公報 特開2001−159330号公報
本出願人は、ロック要求が発生したときにVCT位相を確実に中間ロック位相でロックさせるために、ロック要求が発生したときにカム軸位相を一旦中間ロック位相を所定量だけ通り越した目標位相まで移動させるロック要求時の位相制御を行ってから、中間ロック位相へ向けて戻しながらロックピンを突出させるロックピン突出制御を行ってロックピンによりVCT位相を中間ロック位相でロックするロック制御技術を研究・開発している(特願2008−312844)。
また、中間ロック機構付きの可変バルブタイミング装置は、VCT位相を駆動する油圧を制御する位相制御用の油圧制御弁と、ロックピンを駆動する油圧を制御するロック制御用の油圧制御弁とを別々に設けたものがあるが、本出願人は、部品点数削減・低コスト化のために、1つの油圧制御弁でVCT位相の駆動油圧とロックピンの駆動油圧の両方を制御する中間ロック機構付きの可変バルブタイミング装置を研究・開発している(特願2008−312844)。この場合、油圧制御弁の制御量に応じて、VCT位相を遅角方向に駆動する遅角モードの制御領域と、VCT位相を一定に保持する保持モードの制御領域と、VCT位相を進角方向に駆動する進角モードの制御領域と、前記ロックピンをロック方向である突出方向に付勢するロックモードの制御領域とに区分された構成となっている。
このような1つの油圧制御弁でVCT位相の駆動油圧とロックピンの駆動油圧の両方を制御する構成の可変バルブタイミング装置において、ロック要求が発生したときにカム軸位相を一旦中間ロック位相を所定量だけ通り越した目標位相まで移動させるロック要求時の位相制御を行ってから、中間ロック位相へ向けて戻しながらロックピンを突出させるロックピン突出制御を行ってVCT位相を中間ロック位相でロックするロック制御を行う場合には、ロック要求時の位相制御を遅角モードの制御領域又は進角モードの制御領域で行ってから、ロックモードの制御領域に切り替えてロックピン突出制御を行うことになる。
この場合、VCT位相をエンジン運転状態に応じて設定した目標位相にフィードバック制御する通常の位相制御では、VCT位相が目標位相を大きく通り越すオーバーシュートを抑えるように位相制御の応答性(制御ゲイン等)が設定されているため、ロック要求時の位相制御を、通常の位相制御と同じ応答性のフィードバック制御で行うと、VCT位相を目標位相まで移動させるのに時間がかかってしまい、ロック完了までの時間が長くなってしまう。特に、エンジンを停止させる際に発生するロック要求に対しては、エンジン回転が停止するまでの時間(ロック制御を行うのに必要な油圧を確保できる時間)が短いため、短時間でロック制御を完了しないと、ロックできなくなってしまう。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ロック要求時の位相制御の応答性を速めてロック完了までの時間を短縮できるようにすることである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、内燃機関のクランク軸に対するカム軸の回転位相(以下「VCT位相」という)を変化させてバルブタイミングを調整する油圧駆動式の可変バルブタイミング装置と、VCT位相をその調整可能範囲内に位置する中間ロック位相でロックするロックピンと、前記可変バルブタイミング装置及び前記ロックピンを駆動する油圧を制御する油圧制御弁とを備えた内燃機関の可変バルブタイミング制御装置において、所定の位相制御実行条件が成立しているときにVCT位相を運転条件に応じて設定した目標位相に一致させるように前記油圧制御弁を制御する位相制御(以下「通常の位相制御」という)を実行するVCT位相制御手段と、ロック要求が発生したときにVCT位相を一旦前記中間ロック位相を所定量だけ通り越した目標位相まで移動させるロック要求時の位相制御を行ってから前記中間ロック位相へ向けて戻しながら前記ロックピンを突出させるロックピン突出制御を行って前記ロックピンによりVCT位相を前記中間ロック位相でロックするように制御するロック制御手段とを備え、前記ロック制御手段は、前記ロック要求時の位相制御を行う際に、前記油圧制御弁の制御量を前記通常の位相制御の場合よりもVCT位相の動きを速くする制御量に設定することを特徴とするものである。このようにすれば、ロック要求時の位相制御の応答性を速めてロック完了までの時間を短縮することが可能となる。
この場合、請求項のように、ロック要求時の位相制御を、通常の位相制御と同様に、少なくとも比例項を含むフィードバック制御により実行し、且つ、ロック要求時の位相制御の比例項のゲインを通常の位相制御の比例項のゲインよりも大きいゲインに設定するようにしても良い。
或は、請求項のように、ロック要求時の位相制御をオープンループ制御により実行し、且つ、ロック要求時の位相制御の制御量を通常の位相制御の場合よりもVCT位相の動きを速くする制御量に設定するようにしても良い。
或は、請求項のように、ロック要求時の位相制御を行う際に、目標位相を狙いの位相よりもVCT位相の動きを加速する方向にオフセットさせるようにしても良い。
上記請求項2〜のいずれの場合も、ロック要求時の位相制御の応答性を速めることができる。
ところで、ロック要求時の位相制御の応答性が速くなるほど、ロック要求時の位相制御によりVCT位相が目標位相を通り越すオーバーシュートが大きくなるため、ロックピン突出制御開始時のVCT位相と目標位相との偏差が大きくなって、ロックピン突出制御開始からロック完了となるまでの時間が長くかかってしまう。
そこで、請求項のように、ロック要求時の位相制御を行う際に、VCT位相と目標位相との偏差が所定値以内且つ目標位相へのVCT位相の変化速度が所定値以上の場合には、ロック要求時の位相制御の応答性を速める必要はないと判断して、油圧制御弁の制御量を通常の位相制御の場合と同じ制御量に設定するようにすると良い。このようにすれば、ロック要求時の位相制御の応答性を過剰に速めることを防止できて、VCT位相が目標位相を通り越すオーバーシュートが大きくなり過ぎることを防止でき、過大なオーバーシュートによりロックピン突出制御開始からロック完了となるまでの時間が長くなり過ぎることを防止できる。
また、請求項のように、前記油圧制御弁は、VCT位相を駆動する油圧を制御する位相制御用の油圧制御弁機能と前記ロックピンを駆動する油圧を制御するロック制御用の油圧制御弁機能とを一体化した油圧制御弁を用い、該油圧制御弁の制御量に応じて、VCT位相を遅角方向に駆動する遅角モードの制御領域と、VCT位相を一定に保持する保持モードの制御領域と、VCT位相を進角方向に駆動する進角モードの制御領域と、前記ロックピンをロック方向である突出方向に付勢するロックモードの制御領域とに区分された構成としても良い。このようにすれば、1つの油圧制御弁で、VCT位相を駆動する油圧とロックピンを駆動する油圧の両方を制御でき、部品点数削減・低コスト化の要求を満たすことができる。
図1は本発明の実施例1,2で用いるエンジン制御システム全体の概略構成図である。 図2は可変バルブタイミング装置と油圧制御回路の構成を説明する縦断側面図である。 図3は可変バルブタイミング装置の縦断正面図である。 図4はロックピン(進角制限ピン)と遅角制限ピンの機能を説明するための図である。 図5(a)は、油圧制御弁の進角ポート、遅角ポート、ロックピン制御ポートの切り替えパターンを説明する図、同図(b)は、ロックモード、進角モード、保持モード、遅角モードの4つの制御領域と位相変化速度との関係を説明する油圧制御弁の制御特性図である。 図6は実施例1のロック制御ルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。 図7は実施例1のロック要求時の位相制御の一例を比較例と対比して示すタイムチャートである。 図8は実施例2のロック制御ルーチンの処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した2つの実施例1,2を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図7に基づいて説明する。
図1に示すように、内燃機関であるエンジン11は、クランク軸12からの動力がタイミングチェーン13により各スプロケット14,15を介して吸気側カム軸16と排気側カム軸17とに伝達されるようになっている。但し、吸気側カム軸16には、クランク軸12に対する吸気側カム軸16の進角量(VCT位相)を調整する可変バルブタイミング装置18(VCT)が設けられている。
また、吸気側カム軸16の外周側には、所定カム角毎にカム角信号のパルスを出力するカム角センサ19が設置され、一方、クランク軸12の外周側には、所定クランク角毎にクランク角信号のパルスを出力するクランク角センサ20が設置されている。これらカム角センサ19及びクランク角センサ20の出力信号は、エンジン制御回路21に入力される。このエンジン制御回路21は、特許請求の範囲でいうVCT位相演算手段として機能し、カム角センサ19とクランク角センサ20の出力信号パルスの位相差に基づいて吸気バルブの実バルブタイミング(実VCT位相)を演算すると共に、クランク角センサ20の出力パルスの周波数(パルス間隔)に基づいてエンジン回転速度を演算する。その他、エンジン運転状態を検出する各種センサ(吸気圧センサ22、冷却水温センサ23、スロットルセンサ24等)の出力信号がエンジン制御回路21に入力される。
このエンジン制御回路21は、上記各種センサで検出したエンジン運転状態に応じて燃料噴射制御や点火制御を行うと共に、可変バルブタイミング制御(VCT位相フィードバック制御)を行い、吸気バルブの実バルブタイミング(実VCT位相)を、エンジン運転状態に応じて設定した目標バルブタイミング(目標VCT位相)に一致させるように可変バルブタイミング装置18を駆動する油圧をフィードバック制御する。
次に、図2乃至図4に基づいて可変バルブタイミング装置18の構成を説明する。
可変バルブタイミング装置18のハウジング31は、吸気側カム軸16の外周に回動自在に支持されたスプロケット14にボルト32で締め付け固定されている。これにより、クランク軸12の回転がタイミングチェーン13を介してスプロケット14とハウジング31に伝達され、スプロケット14とハウジング31がクランク軸12と同期して回転する。
一方、吸気側カム軸16の一端部には、ロータ35がボルト37で締め付け固定されている。このロータ35は、ハウジング31内に相対回動自在に収納されている。
図3に示すように、ハウジング31の内部には、複数のベーン収容室40が形成され、各ベーン収容室40が、ロータ35の外周部に形成されたベーン41によって進角室42と遅角室43とに区画されている。少なくとも1つのベーン41の両側部には、ハウジング31に対するロータ35(ベーン41)の相対回動範囲を規制するストッパ部56が形成され、このストッパ部56によって実VCT位相(カム軸位相)の調整可能範囲の最遅角位相と最進角位相が規制されている。
可変バルブタイミング装置18には、VCT位相をその調整可能範囲の最遅角位相と最進角位相との間(例えば略中間)に位置する中間ロック位相でロックする中間ロック機構50が設けられている。この中間ロック機構50の構成を説明すると、いずれか1つ(又は複数)のベーン41にロックピン収容孔57が設けられ、このロックピン収容孔57に、ハウジング31とロータ35(ベーン41)との相対回動をロックするためのロックピン58が突出可能に収容され、このロックピン58がスプロケット14側に突出してスプロケット14のロック穴59(図4参照)に嵌り込むことで、VCT位相がその調整可能範囲の略中間に位置する中間ロック位相でロックされる。この中間ロック位相は、エンジン11の始動に適した位相に設定されている。尚、ロック穴59をハウジング31に設けた構成としても良い。
図4に示すように、ロックピン58は、スプリング62によってロック方向(突出方向)に付勢されている。また、ロックピン58の外周部とロックピン収容孔57との間には、ロックピン58をロック解除方向に駆動する油圧を制御するためのロック解除用の油圧室が形成されている。
本実施例1では、ロックピン58は、中間ロック位相より遅角側で制御するVCT位相が不用意に中間ロック位相を越えて進角側に移動することを阻止する進角制限ピンとしても機能し、ロック穴59と連続して、該ロック穴59よりも浅底の進角制限溝63が最遅角位相の近くの所定位相Cまで延びるように形成され、ロックピン58(進角制限ピン)が進角制限溝63に嵌まり込むことで、中間ロック位相より遅角側で制御するVCT位相の範囲が中間ロック位相から最遅角位相の近くの所定位相Cまでの範囲に制限されるようになっている。
目標位相が上記所定位相Cを超えて最遅角位相側に設定された場合は、油圧によりロックピン58(進角制限ピン)を進角制限溝63から抜き出すことで、VCT位相を最遅角位相側に移動できるようにする。また、目標位相が中間ロック位相よりも進角側に設定された場合は、油圧によりロックピン58(進角制限ピン)をロック穴59から完全に抜き出して、VCT位相が中間ロック位相より進角側に移動できるようにする。
同様に、進角側で制御するVCT位相が不用意に遅角側に移動することを阻止する遅角制限ピン64と例えば2段の遅角制限溝65a,65bが設けられ、スプリング66によって遅角制限ピン64がいずれかの遅角制限溝65a,65bに嵌まり込むことで、進角側で制御するVCT位相の範囲が例えば2段階に制限されるようになっている。
尚、2段の遅角制限溝65a,65bのうちの一方を省いて1段のみの遅角制限溝としても良いし、3段以上の遅角制限溝としても良い。また、進角制限溝63と遅角制限溝65a,65bと遅角制限ピン64を省いた構成としても良い。
図4の構成例では、遅角制限溝65a,65bが最進角位相から中間ロック位相を超えて遅角側の所定位相B,Aまで延びているため、中間ロック位相では、ロックピン58(進角制限ピン)と遅角制限ピン64がそれぞれロック穴59と2段目(溝が深い方)の遅角制限溝65bに嵌まり込んだ状態となる。
また、図2に示すように、ハウジング31には、進角制御時にロータ35を進角方向に相対回動させる油圧をばね力で補助(アシスト)する付勢手段としてねじりコイルばね等のばね55が設けられている。吸気バルブの可変バルブタイミング装置18では、吸気側カム軸16のトルクがVCT位相を遅角させる方向に作用することから、上記ばね55は、VCT位相を吸気側カム軸16のトルク方向と反対方向である進角方向に付勢することになる。
本実施例1では、図4に示すように、ばね55の付勢力が作用する範囲は、最遅角位相からほぼ中間ロック位相までの範囲に設定され、エンジンストール等の異常停止後の再始動時のフェールセーフを想定して、ロックピン58がロック穴59から外れた状態で中間ロック位相より遅角側の実VCT位相で始動した場合に、スタータ(図示せず)によるクランキング中に、ばね55のばね力により実VCT位相を遅角側から中間ロック位相へ進角させる進角動作を補助してロックピン58をロック穴59に嵌まり込ませてロックできるように構成されている。
一方、中間ロック位相より進角側の実VCT位相で始動した場合は、クランキング中に吸気側カム軸16のトルクが遅角方向に作用するため、吸気側カム軸16のトルクにより実VCT位相を進角側から中間ロック位相へ遅角させてロックピン58をロック穴59に嵌まり込ませてロックさせることができる。
また、本実施例1では、可変バルブタイミング装置18のVCT位相、ロックピン58及び遅角制限ピン64を駆動する油圧を制御する油圧制御弁は、VCT位相を駆動する油圧を制御する位相制御用の油圧制御弁機能とロックピン58を駆動する油圧を制御するロック制御用の油圧制御弁機能とを一体化した油圧制御弁25により構成され、エンジン11の動力によって駆動されるオイルポンプ28により、オイルパン27内のオイル(作動油)が汲み上げられて油圧制御弁25に供給される。この油圧制御弁25は、例えば8ポート・4ポジション型のスプール弁により構成され、図5に示すように、油圧制御弁25の制御デューティ(制御量)に応じて、ロックモードL1,L2、進角モードA、保持モードH、遅角モードRの4つの制御領域に区分されている。
ロックモードL1,L2の制御領域では、ロックピン収容孔57内のロック解除用油圧室へのオイル供給油路を遮断してロックピン収容孔57内のロック解除用油圧室の油圧を抜いて、スプリング62によってロックピン58をロック方向に突出させる。
更に、ロックモードL1,L2の制御領域は、ロックピン58を突出させながら進角室42へのオイル供給油路を開放して進角室42にオイルを供給するオイル充填モードL1の制御領域と、ロックピン58を突出させながら進角室42と遅角室43の両方のオイル供給油路を遮断して両室42,43の油圧を保持するロック保持モードL2の制御領域とに区分されている。
進角モードAの制御領域では、遅角室43へのオイル供給油路を遮断して、油圧制御弁25の遅角ポートをドレンポートに連通させて遅角室43の油圧を抜いた状態で、油圧制御弁25の制御デューティに応じて、進角室42へのオイル供給油路を開放して、進角室42にオイルを供給して進角室42の油圧を変化させて実VCT位相を進角させる。
保持モードHの制御領域では、進角室42と遅角室43の両方のオイル供給油路を遮断して両室42,43の油圧を保持して、実VCT位相が動かないように保持する。
遅角モードRの制御領域では、進角室42へのオイル供給油路を遮断して、油圧制御弁25の進角ポートをドレンポートに連通させて進角室42の油圧を抜いた状態で、油圧制御弁25の制御デューティに応じて、遅角室43へのオイル供給油路を開放して、遅角室43にオイルを供給して遅角室43の油圧を変化させて実VCT位相を遅角させる。
ロックモードL1,L2以外の制御領域(進角モードA、保持モードH、遅角モードR)では、ロックピン収容孔57内のロック解除用油圧室へのオイル供給油路を開放してロック解除用油圧室にオイルを充填してロック解除用油圧室の油圧を上昇させ、その油圧によりロックピン58をロック穴59から抜き出してロックピン58のロックを解除する。
尚、本実施例1では、油圧制御弁25の制御デューティが大きくなるに従って、ロックモードL1,L2、進角モードA、保持モードH、遅角モードRの順に制御モードが切り替わるように構成されているが、例えば、油圧制御弁25の制御デューティが大きくなるに従って、遅角モードR、保持モードH、進角モードA、ロックモードL1,L2の順に制御モードが切り替わるように構成したり、或は、遅角モードRと進角モードAの順序を入れ替えて、ロックモードL1,L2、遅角モードR、保持モードH、進角モードAの順に制御モードが切り替わるように構成しても良い。
エンジン制御回路21は、特許請求の範囲でいうVCT位相制御手段として機能し、所定の位相制御実行条件が成立しているときに、吸気側カム軸16の実VCT位相(吸気バルブの実バルブタイミング)を、エンジン運転条件に応じて設定した目標位相(目標バルブタイミング)に一致させるように油圧制御弁25の制御デューティ(制御量)を少なくとも比例項を含む例えばPD制御等によりF/B制御して可変バルブタイミング装置18の進角室42と遅角室43に供給する油圧をF/B制御する。ここで、「F/B」は「フィードバック」を意味する(以下、同じ)。このVCT位相制御の制御領域は、遅角モードR、保持モードH及び進角モードAの制御領域に跨がっている。以下、位相制御実行条件が成立しているときに実行するF/B制御を「通常の位相制御」という。
更に、エンジン制御回路21は、特許請求の範囲でいうロック制御手段として機能し、エンジン11の回転を停止させる際又はアイドル運転中に、ロック要求が発生すると、その時点で、VCT位相を一旦中間ロック位相を所定量だけ通り越した目標位相まで移動させるロック要求時の位相制御を少なくとも比例項を含む例えばPD制御等のF/B制御により行ってから、油圧制御弁25の制御デューティをロックモードの制御領域内に設定して、VCT位相を中間ロック位相へ向けて戻しながら、ロックピン58をロック方向である突出方向に付勢するロックピン突出制御を行ってロックピン58によりVCT位相を中間ロック位相でロックするように制御する。
この場合、VCT位相をエンジン運転条件に応じて設定した目標位相にF/B制御する通常の位相制御では、VCT位相が目標位相を大きく通り越すオーバーシュートを抑えるように位相制御の応答性(比例項ゲイン等)が設定されているため、ロック要求時の位相制御を、通常の位相制御と同じ応答性のF/B制御で行うと、VCT位相を目標位相まで移動させるのに時間がかかってしまい、ロック完了までの時間が長くなってしまう。特に、エンジン11を停止させる際に発生するロック要求に対しては、エンジン回転が停止するまでの時間(ロック制御を行うのに必要な油圧を確保できる時間)が短いため、短時間でロック制御を完了しないと、ロックできなくなってしまう。
そこで、本実施例1では、図7に示すように、ロック要求時の位相制御の比例項ゲイン(以下「P項ゲイン」という)を通常の位相制御の場合よりも大きいゲインに設定することで、ロック要求時の位相制御を行う際の油圧制御弁25の制御デューティを通常の位相制御の場合よりもVCT位相の動きを速くする制御デューティに設定するようにしている。或は、ロック要求時の位相制御を行う際に、目標位相を狙いの位相よりもVCT位相の動きを加速する方向にオフセットさせるようにしても良い(例えば目標位相を中間ロック位相よりも遅角側に設定する場合は、目標位相を遅角側にオフセットさせる)。これにより、ロック要求時の位相制御の応答性を速めてロック完了までの時間を短縮することが可能となる。
ところで、ロック要求時の位相制御の応答性が速くなるほど、ロック要求時の位相制御によりVCT位相が目標位相を通り越すオーバーシュートが大きくなるため、ロックピン突出制御開始時のVCT位相と目標位相との偏差が大きくなって、ロックピン突出制御開始からロック完了までの時間が長くかかってしまう。
そこで、本実施例1では、ロック要求時の位相制御を行う際に、実VCT位相と目標位相との偏差(絶対値)が所定値K1以内且つ目標位相へのVCT位相の変化速度が所定値K2以上の場合には、ロック要求時の位相制御の応答性を速める必要はないと判断して、ロック要求時の位相制御のP項ゲインを通常の位相制御のP項ゲインと同じゲインに設定するようにしている。このようにすれば、ロック要求時の位相制御の応答性を過剰に速めることを防止できて、VCT位相が目標位相を通り越すオーバーシュートが大きくなり過ぎることを防止でき、過大なオーバーシュートによりロックピン突出制御開始からロック完了までの時間が長くなり過ぎることを防止できる。
以上説明した本実施例1のロック制御は、エンジン制御回路21によって図6のロック制御ルーチンに従って次のように実行される。図6のロック制御ルーチンは、エンジン運転中に所定周期で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいうロック制御手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ101で、ロック要求が発生したか否かを判定し、ロック要求が発生していなけば、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
その後、ロック要求が発生した時点で、上記ステップ101からステップ102に進み、ロック要求時の位相制御を開始する。ロック要求時の位相制御では、目標位相を中間ロック位相を所定量だけ通り越した位相に設定し、少なくとも比例項を含む例えばPD制御等のF/B制御により実行する。
この後、ステップ103に進み、実VCT位相と目標位相との偏差(絶対値)が所定値K1以上又は目標位相へのVCT位相の変化速度が所定値K2以下であるか否かを判定する。このステップ103で「Yes」と判定されれば、ロック要求時の位相制御の応答性を速める必要があると判断して、ステップ104に進み、ロック要求時の位相制御のP項ゲインを通常の位相制御のP項ゲインよりも大きいゲインに設定する。或は、目標位相を狙いの位相よりもVCT位相の動きを加速する方向にオフセットさせるようにしても良い(例えば目標位相を中間ロック位相よりも遅角側に設定する場合は、目標位相を遅角側にオフセットさせる)。これにより、ロック要求時の位相制御の応答性を速めることが可能となる。
一方、上記ステップ103で「No」と判定されれば、ロック要求時の位相制御の応答性を速める必要がないと判断して、ステップ105に進み、ロック要求時の位相制御のP項ゲインを通常の位相制御のP項ゲインと同じゲインに設定する。或は、目標位相をオフセットさせずに、目標位相を本来の狙いの位相に設定する。
この後、ステップ106で、ロック要求時の位相制御により実VCT位相が目標位相に到達したか否かを判定し、実VCT位相が目標位相に到達するまで、上述した処理を繰り返して、ロック要求時の位相制御を継続する。
その後、実VCT位相が目標位相に到達した時点で、ステップ107に進み、ロックピン突出制御を実行する。このロックピン突出制御では、油圧制御弁25の制御デューティをロックモードの制御領域内に設定して、VCT位相を中間ロック位相へ向けて戻しながら、ロックピン58をロック方向である突出方向に付勢するロックピン突出制御を行ってロックピン58によりVCT位相を中間ロック位相でロックする。
以上説明した本実施例1では、ロック要求時の位相制御のP項ゲインを通常の位相制御のP項ゲインよりも大きいゲインに設定する(或は目標位相を狙いの位相よりもVCT位相の動きを加速する方向にオフセットさせる)ようにしたので、ロック要求時の位相制御の応答性を速めることができて、ロック完了までの時間を短縮することが可能となる。
しかも、実VCT位相と目標位相との偏差が所定値K1以下且つ目標位相へのVCT位相の変化速度が所定値K2以上の場合には、ロック要求時の位相制御の応答性を速める必要はないと判断して、ロック要求時の位相制御のP項ゲインを通常の位相制御のP項ゲインと同じゲインに設定する(或は目標位相を本来の狙いの位相に設定する)ようにしたので、ロック要求時の位相制御の応答性を過剰に速めることを防止できて、VCT位相が目標位相を通り越すオーバーシュートが大きくなり過ぎることを防止でき、過大なオーバーシュートによりロックピン突出制御開始からロック完了までの時間が長くなり過ぎることを防止できる。
尚、ロック要求時の位相制御の応答性を速める方法は、P項ゲインの増大や目標位相のオフセットに限定されず、例えば、位相制御のF/B制御量を位相制御の応答性を速める方向に補正するようにしても良い。
本発明の実施例2では、図8のロック制御ルーチンを実行することで、ロック要求時の位相制御の応答性を速める場合は、ロック要求時の位相制御をオープンループ制御により実行すると共に、そのオープンループ制御の制御デューティを通常の位相制御の場合よりもVCT位相の動きを速くする制御デューティに設定する。その他の事項は、前記実施例1と同じである。
以下、図8のロック制御ルーチンの処理内容を説明する。本ルーチンが起動されると、まずステップ201で、ロック要求が発生したか否かを判定し、ロック要求が発生していなけれれば、以降の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
その後、ロック要求が発生した時点で、上記ステップ201からステップ202に進み、実VCT位相と目標位相との偏差(絶対値)が所定値K1以上又は目標位相へのVCT位相の変化速度が所定値K2以下であるか否かを判定する。このステップ202で「Yes」と判定されれば、ロック要求時の位相制御の応答性を速める必要があると判断して、ステップ203に進み、ロック要求時の位相制御をオープンループ制御により実行すると共に、そのオープンループ制御の制御デューティを通常の位相制御の場合よりもVCT位相の動きを速くする制御デューティに設定する。これにより、ロック要求時の位相制御の応答性を速めることが可能となる。
一方、上記ステップ202で「No」と判定されれば、ロック要求時の位相制御の応答性を速める必要がないと判断して、ステップ204に進み、ロック要求時の位相制御を通常の位相制御と同じF/B制御により実行する。
この後、ステップ205で、ロック要求時の位相制御により実VCT位相が目標位相に到達したか否かを判定し、実VCT位相が目標位相に到達するまで、上述した処理を繰り返して、ロック要求時の位相制御を継続する。その後、実VCT位相が目標位相に到達した時点で、ステップ206に進み、ロックピン突出制御を実行して、ロックピン58によりVCT位相を中間ロック位相でロックする。
以上説明した本実施例2でも、前記実施例1と同様の効果を得ることができる。
尚、本発明は、上記各実施例1,2に限定されず、VCT位相を駆動する油圧を制御するVCT位相制御用の油圧制御弁とロックピン58を駆動する油圧を制御するロック制御用の油圧制御弁とを別々に設けた構成としても良い。
また、上記実施例1,2は、本発明を吸気バルブの可変バルブタイミング装置に適用して具体化した実施例であるが、排気バルブの可変バルブタイミング制御装置に適用して実施しても良い。本発明を排気バルブの可変バルブタイミング制御装置に適用する場合は、排気バルブのVCT位相の制御方向(「進角」と「遅角」の関係)を吸気バルブのVCT位相の制御方向とは反対にすれば良い。
その他、本発明は、可変バルブタイミング装置18の構成や油圧制御弁25の構成等を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
11…エンジン(内燃機関)、12…クランク軸、13…タイミングチェーン、14,15…スプロケット、16…吸気カム軸、17…排気カム軸、18…可変バルブタイミング装置(VCT)、19…カム角センサ、20…クランク角センサ、21…エンジン制御回路(VCT位相制御手段,ロック制御手段)、23…冷却水温センサ、25…油圧制御弁、28…オイルポンプ、31…ハウジング、35…ロータ、40…ベーン収容室、41…ベーン、42…進角室、43…遅角室、50…中間ロック機構、55…ばね、58…ロックピン(進角制限ピン)、59…ロック穴、63…進角制限溝、64…遅角制限ピン、65a,65b…遅角制限溝

Claims (6)

  1. 内燃機関のクランク軸に対するカム軸の回転位相(以下「VCT位相」という)を変化させてバルブタイミングを調整する油圧駆動式の可変バルブタイミング装置と、VCT位相をその調整可能範囲内に位置する中間ロック位相でロックするロックピンと、前記可変バルブタイミング装置及び前記ロックピンを駆動する油圧を制御する油圧制御弁とを備えた内燃機関の可変バルブタイミング制御装置において、
    所定の位相制御実行条件が成立しているときにVCT位相を運転条件に応じて設定した目標位相に一致させるように前記油圧制御弁を制御する位相制御(以下「通常の位相制御」という)を実行するVCT位相制御手段と、
    ロック要求が発生したときにVCT位相を一旦前記中間ロック位相を所定量だけ通り越した目標位相まで移動させるロック要求時の位相制御を行ってから前記中間ロック位相へ向けて戻しながら前記ロックピンを突出させるロックピン突出制御を行って前記ロックピンによりVCT位相を前記中間ロック位相でロックするように制御するロック制御手段とを備え、
    前記ロック制御手段は、前記ロック要求時の位相制御を行う際に、前記油圧制御弁の制御量を前記通常の位相制御の場合よりもVCT位相の動きを速くする制御量に設定することを特徴とする内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
  2. 前記VCT位相制御手段は、前記通常の位相制御を少なくとも比例項を含むフィードバック制御により実行し、
    前記ロック制御手段は、前記ロック要求時の位相制御を少なくとも比例項を含むフィードバック制御により実行し、且つ、前記ロック要求時の位相制御の比例項のゲインを前記通常の位相制御の比例項のゲインよりも大きいゲインに設定することを特徴とする請求項に記載の内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
  3. 前記ロック制御手段は、前記ロック要求時の位相制御をオープンループ制御により実行し、且つ、前記オープンループ制御の制御量を前記通常の位相制御の場合よりもVCT位相の動きを速くする制御量に設定することを特徴とする請求項に記載の内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
  4. 前記ロック制御手段は、前記ロック要求時の位相制御を行う際に、前記目標位相を狙いの位相よりもVCT位相の動きを加速する方向にオフセットさせることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
  5. 前記ロック制御手段は、前記ロック要求時の位相制御を行う際に、VCT位相と前記目標位相との偏差が所定値以内且つ前記目標位相へのVCT位相の変化速度が所定値以上の場合には、前記油圧制御弁の制御量を前記通常の位相制御の場合と同じ制御量に設定することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
  6. 前記油圧制御弁は、VCT位相を駆動する油圧を制御する位相制御用の油圧制御弁機能と前記ロックピンを駆動する油圧を制御するロック制御用の油圧制御弁機能とを一体化した油圧制御弁を用い、該油圧制御弁の制御量に応じて、VCT位相を遅角方向に駆動する遅角モードの制御領域と、VCT位相を一定に保持する保持モードの制御領域と、VCT位相を進角方向に駆動する進角モードの制御領域と、前記ロックピンをロック方向である突出方向に付勢するロックモードの制御領域とに区分されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
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