JP5137694B2 - フラッシュタンク装置および蒸気制御方法 - Google Patents

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本発明は、発電所において非常時に蒸気を流すフラッシュタンク装置および蒸気制御方法に関する。
火力発電所などは、石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料をボイラー内で燃焼し、得られる熱で蒸気を作り、蒸気をタービンの羽根にぶつけて回転させ発電している。そして、火力発電所などは、例えば、ボイラーと、タービンと、復水器と、発電機などから構成されていている。
ところで、火力発電所などでは、ボイラーの圧力が上昇する場合やタービンに蒸気を送りたくない場合などがある。そのような非常時には、ボイラー内の過熱器の温度を下げたりしてボイラーの圧力を低下させている。また、発生した蒸気がタービンに流れないようにするため、ボイラーからタービンまでの間にある別の流路の弁を開き、この流路を経て蒸気をフラッシュタンクに送り、ボイラーの圧力を調整している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−183493号公報
しかしながら、フラッシュタンクに非常時だけ蒸気を送るので、通常時は、フラッシュタンクおよび配管(流路)の温度は低い状態にある。一方、ユニットトリップなどの非常時には、ボイラーで発生した高温、高圧の蒸気が、弁を開放することによって、急速に配管を通ってフラッシュタンクに流れ込む。その結果、温度差によって大きな熱応力が発生し、ウォーターハンマーなどの現象が起きて、フラッシュタンクや配管などの設備に損傷や破損が発生するおそれがあった。
そこで本発明は、フラッシュタンク周りの設備の損傷や破損を防ぐことが可能なフラッシュタンク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の記載の発明は、フラッシュタンクと、蒸気を生成して負荷側に供給する蒸気供給系と前記フラッシュタンクとを接続する第1の流路と、を備え、ボイラー本体の圧力上昇やユニットトリップを含む非常時に、前記蒸気供給系からの蒸気を前記第1の流路を介して前記フラッシュタンクに流すフラッシュタンク装置において、前記蒸気供給系と前記フラッシュタンクとを接続する第2の流路を備え、通常時に前記蒸気供給系からの蒸気を前記第2の流路を介して前記フラッシュタンクに、該フラッシュタンクを予熱するための所定量だけ流すとともに、昼間運転夜間停止を含む発電ユニットの運転を一時的に停止する場合には、前記蒸気を前記フラッシュタンクの上流側の流路内に停滞させる制御装置を備える、ことを特徴としている。
請求項2の記載の発明は、請求項1に記載のフラッシュタンク装置において、第2の流路に、蒸気の流量を調整するオリフィスを備えたことを特徴としている。
請求項3の記載の発明は、蒸気を生成して負荷側に供給する蒸気供給系からの蒸気を、ボイラー本体の圧力上昇やユニットトリップを含む非常時に、フラッシュタンクに流す蒸気制御方法において、通常時に前記蒸気供給系からの蒸気を、前記負荷側に供給するとともに前記フラッシュタンクに、該フラッシュタンクを予熱するための所定量だけ流すとともに、昼間運転夜間停止を含む発電ユニットの運転を一時的に停止する場合には、前記蒸気を前記フラッシュタンクの上流側の流路内に停滞させる、ことを特徴としている。
請求項1の記載の発明によれば、通常時(通常発電時)に、第2の流路を介して蒸気供給系からフラッシュタンクに所定量の蒸気を流すことで、フラッシュタンクの温度が高温状態となる。このため、非常時に、蒸気供給系から第1の流路を介してフラッシュタンクに蒸気が流れてきても、急激な熱応力がフラッシュタンクに負荷されるのを防止することが可能となる。
請求項2の記載の発明によれば、オリフィスを介することによって、第2の流路を流れる蒸気の量を調整することができる。つまり、所定のオリフィスを備えることで、所定(所望)量のフラッシュタンクに流すことができる。
請求項3の記載の発明によれば、通常時に、蒸気供給系からフラッシュタンクに所定量の蒸気を流すことで、フラッシュタンクの温度が高温状態となる。このため、非常時に、蒸気供給系からフラッシュタンクに蒸気が流れてきても、急激な熱応力がフラッシュタンクに負荷されるのを防止することが可能となる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるフラッシュタンク装置20が発電ユニットに配設された状態を示す概略構成図である。ここで、発電ユニットは、後述するフラッシュタンク装置20を除き、広く一般に使用されている発電ユニットと同等の構成であり、ここでは詳細な説明を省略するが、主として、ポンプ1と、ヒータ2と、エコノマイザ(ECO)3と、ボイラー本体7と、1次過熱器8aと、2次過熱器8bと、過熱器止弁9と、タービン(負荷)10と、フラッシュタンク装置20と、フラッシュタンクダンプ蒸気弁16と、フラッシュタンク水位コントロール弁17および復水器18を備えている。
ポンプ1は、取水路から送られてきた水を圧力によってヒータ2などに送るものであり、ヒータ2は、取水路からポンプ1によって送られてきた水を加熱するものである。エコノマイザ3は、ヒータ2の下流側に配設され、煙道に水管が設けられ、廃棄の余熱を利用してヒータ2から送られてきた水を更に加熱するものである。ボイラー本体7は、水冷壁4と、天井壁5およびケージ壁6から構成され、エコノマイザ3から送られてきた水を加熱し、蒸気を発生させるものである。1次過熱器8aは、ボイラー本体7の下流側に設置され、ボイラー本体7から送られてきた蒸気を熱エネルギーによって密閉器内で加熱し高温、高圧にするものである。2次過熱器8bは、1次過熱器8aの下流側に過熱器止弁9を介して設置され、1次過熱器8aから送られてきた蒸気を更に熱エネルギーによって密閉器内で加熱し高温、高圧にするものである。本実施の形態においては、上記のボイラー本体7と1次過熱器8aと2次過熱器8bが蒸気供給系を構成する。過熱器止弁9は、1次過熱器8aの下流側と2次過熱器8bの上流側との間の流路上に設置され、1次過熱器8aから2次過熱器8bに送られる高温、高圧の蒸気の流れを、弁の開閉によって調整するものである。タービン10は、2次過熱器8bの下流側に設置され、ボイラー本体7、1次過熱器8a、2次過熱器8bで生成された高温、高圧の蒸気を羽根車で受け、流体のエネルギーを回転運動に変換し動力を得るものである。
フラッシュタンク装置20は、フラッシュタンク15と、第1のコントロール弁11aと、第2のコントロール弁11bと、第1のコントロール子弁12aと、第2のコントロール子弁12bと、第1のオリフィス13aと、第2のオリフィス13bと、制御装置14と、第1の主配管21(第1の流路)と、第2の主配管22(第1の流路)と、第1の分枝配管23(第2の流路)および第2の分枝配管24(第2の流路)から構成される。第1の主配管21は、ボイラー本体7と1次過熱器8aとの間の配管とフラッシュタンク15側とを接続し、後述するように非常時に、ボイラー本体7で発生した蒸気をフラッシュタンク15に流すものである。ここで非常時とは、ボイラー本体7の圧力が上昇したりユニットトリップが発生したりなどして、タービン10への蒸気供給を休止させる場合である。
第1のコントロール弁11aは、第1の主配管21上に設置され、後述する制御装置14からの制御に基づいて、フラッシュタンク15への蒸気の流れを制御するものである。第1の分枝配管23は、第1の主配管21と並列に配設され、ボイラー本体7で発生する蒸気を所定量だけフラッシュタンク15に流すものである。ここで所定量とは、発電等に影響を与えず、かつ、非常時にフラッシュタンク15に過大な熱応力がかからないように、フラッシュタンク15を予熱するのに十分な量のことである。第1のコントロール子弁12aは、第1の分枝配管23上に設置され、フラッシュタンク15への蒸気の流れを制御するものである。第1のオリフィス13aは、第1のコントロール子弁12aの下流側に配設され、フラッシュタンク15への蒸気の流量を調整するものである。
第2の主配管22は、1次過熱器8aと2次過熱器8bとの間の配管とフラッシュタンク15側とを接続し、非常時に1次過熱器8aの下流側の蒸気をフラッシュタンク15に流すものである。第2のコントロール弁11bは、第2の主配管22上に設置され、後述する制御装置14からの制御に基づいて、フラッシュタンク15への蒸気の流れを制御するものである。第2の分枝配管24は、第2の主配管22と並列に配設され、1次過熱器8aの下流側の蒸気を所定量だけフラッシュタンク15に流すものである。第2のコントロール子弁12bは、第2の分枝配管24上に設置され、フラッシュタンク15への蒸気の流れを制御するものである。第2のオリフィス13bは、第2のコントロール子弁12bの下流側に配設され、フラッシュタンク15への蒸気の流量を調整するものである。
フラッシュタンク15は、蒸気供給系で発生した蒸気を必要に応じて受け入れ、低圧蒸気と低圧凝縮水に分離し復水器18に送るものである。フラッシュタンクダンプ蒸気弁16は、フラッシュタンク15と復水器18を接続する上方の配管上に設置され、弁の開閉によって復水器18への低圧蒸気の流れを制御するものである。フラッシュタンク水位コントロール弁17は、フラッシュタンク15と復水器18を接続する下方の配管上に設置され、弁の開閉によって復水器18への低圧凝縮水の流れを制御するものである。また復水器18は、フラッシュタンク15から送られてきた低圧凝縮水と低圧蒸気を水に戻すものである。
制御装置14は、過熱器止弁9と、第1のコントロール弁11aと、第2のコントロール弁11bと、第1のコントロール子弁12aおよび第2のコントロール子弁12bの開閉を制御する装置である。具体的には、通常時(通常発電時)に、第1のコントロール弁11aおよび第2のコントロール弁11bを閉じ、第1のコントロール子弁12aと、第2のコントロール子弁12bおよび過熱器止弁9を開くように制御する。これにより、1次過熱器8aからの蒸気が2次過熱器8b側に供給されるとともに、第1の分枝配管23および第2の分枝配管24を介して、フラッシュタンク15に所定量の蒸気が流れる。次に、非常時ではなく、DSS(Daily Start Stop、昼間運転夜間停止)などの一時的に運転を停止するときには、第1のコントロール弁11a、第2のコントロール弁11b、第1のコントロール子弁12a、第2のコントロール子弁12bおよび過熱器止弁9のすべての弁を閉じるように制御する。次に、ユニットトリップなどの非常時には、第1のコントロール弁11aおよび第2のコントロール弁11bを開き、過熱器止弁9を閉じるように制御する。
次に、このような構成のフラッシュタンク装置20の作用および、フラッシュタンク装置20を用いた蒸気制御方法について説明する。
まず、通常運転時には、図2に示すように、ボイラー本体7で発生した蒸気が1次過熱器8a側およびフラッシュタンク装置20側に流れる。そしてフラッシュタンク装置20内において、第1の分枝配管23内を第1のコントロール子弁12aおよび第1のオリフィス13aを介して、所定量の蒸気がフラッシュタンク15に流れる。ここで、第1のコントロール弁11aは閉じているので、第1のコントロール弁11aを経て大量の蒸気がフラッシュタンク15に送られることは無い。次に、1次過熱器8aに送られた蒸気が、1次過熱器8a内でさらに加熱され、2次過熱器8b側およびフラッシュタンク装置20側に流れる。そしてフラッシュタンク装置20内において、第2の分枝配管24内を第2のコントロール子弁12bおよび第2のオリフィス13bを介して、所定量の蒸気がフラッシュタンク15に流れる。ここで、第2のコントロール弁11bが閉じているので、第2のコントロール弁11bを経て大量の蒸気がフラッシュタンク15に送られることは無い。そして、フラッシュタンク15に所定量の蒸気が流れることによって、フラッシュタンク15内の温度が例えば200度〜300度以上の高温状態となる。一方、過熱器止弁9を経て2次過熱器8bに送られた蒸気が、2次過熱器8b内でさらに加熱され、タービン10に供給される。
次に、ユニットトリップなどの非常時の作用などついて、図3に基づいて説明する。
まず、非常時には、制御装置14によって第1のコントロール弁11aおよび第2のコントロール弁11bの弁が開かれ、過熱器止弁9が閉じられる。なお、第1のコントロール子弁12aおよび第2のコントロール子弁12bは開いたたままの状態となっている。これによりボイラー本体7側から1次過熱器8a側に流れる蒸気および、1次過熱器8aから2次過熱器8bに流れる蒸気が第1の主配管21および第2の主配管22を経由して、フラッシュタンク15に大量に流れる。一方、過熱器止弁9が閉じられているため、2次過熱器8bには蒸気が流れない。
次に、DSSなどにおいて発電ユニットの運転を一時的に停止する場合には、図4に示すように、制御装置14によって過熱器止弁9と、フラッシュタンク装置20内にある第1のコントロール弁11aと第2のコントロール弁11bと第1のコントロール子弁12aおよび第2のコントロール子弁12bが閉じられる。これによりフラッシュタンク15には蒸気が流れず、ボイラー本体7から1次過熱器8a側、および1次過熱器8aから過熱器止弁9に存する蒸気は、各配管内等に停滞する。この結果、発電を停止している間でも、各配管内等の温度が急激に低下せず次に発電を再開した際に、高温状態から発電が開始されることになり、短時間で正常な発電を行うことが可能となる。
以上のように、このフラッシュタンク装置20および蒸気制御方法によれば、通常運転時に、第1のコントロール子弁12aおよび第2のコントロール子弁12bが開いていることによって、フラッシュタンク15内に高温の蒸気が所定量流れ、フラッシュタンク15内がウォーミング(予熱)される。このため、ユニットトリップなどの非常時に第1のコントロール弁11aおよび第2のコントロール弁11bが開き、高温の蒸気が大量に流れてきても、フラッシュタンク15内の温度変化が小さく、従って、それによる熱応力も小さく、フラッシュタンク装置20の損傷や破損を抑制することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、第1のコントロール子弁12aおよび第2のコントロール子弁12bの下流側に、それぞれ第1のオリフィス13aおよび第2のオリフィス13bを設置して流量を調整しているが、第1の分枝配管23および第2の分枝配管24の内径などによっては、設けなくてもよい。また、上記の実施の形態では、負荷はタービンとなっているが、被乾燥物を乾燥させるシリンダ乾燥機などであってもよい。
本発明の実施の形態に係わるフラッシュタンク装置が発電ユニットに配設された状態を示す概略構成図である 図1のフラッシュタンク装置の通常運転時の蒸気の流れを示す図である。 図1のフラッシュタンク装置の非常時の蒸気の流れを示す図である。 図1のフラッシュタンク装置の発電ユニット一時停止時の蒸気の流れを示す図である。
符号の説明
1 ポンプ
2 ヒータ
3 エコノマイザ
4 水冷壁
5 天井壁
6 ケージ壁
7 ボイラー本体
8a 1次過熱器
8b 2次過熱器
9 過熱器止弁
10 タービン(負荷)
11a 第1のコントロール弁
11b 第2のコントロール弁
12a 第1のコントロール子弁
12b 第2のコントロール子弁
13a 第1のオリフィス
13b 第2のオリフィス
14 制御装置
15 フラッシュタンク
16 フラッシュタンクダンプ蒸気弁
17 フラッシュタンク水位コントロール弁
18 復水器
20 フラッシュタンク装置
21 第1の主配管(第1の流路)
22 第2の主配管(第1の流路)
23 第1の分岐配管(第2の流路)
24 第2の分岐配管(第2の流路)

Claims (3)

  1. フラッシュタンクと、蒸気を生成して負荷側に供給する蒸気供給系と前記フラッシュタンクとを接続する第1の流路と、を備え、ボイラー本体の圧力上昇やユニットトリップを含む非常時に、前記蒸気供給系からの蒸気を前記第1の流路を介して前記フラッシュタンクに流すフラッシュタンク装置において、
    前記蒸気供給系と前記フラッシュタンクとを接続する第2の流路を備え、通常時に前記蒸気供給系からの蒸気を前記第2の流路を介して前記フラッシュタンクに、該フラッシュタンクを予熱するための所定量だけ流すとともに、昼間運転夜間停止を含む発電ユニットの運転を一時的に停止する場合には、前記蒸気を前記フラッシュタンクの上流側の流路内に停滞させる制御装置を備える、
    ことを特徴とするフラッシュタンク装置。
  2. 前記第2の流路に、前記蒸気の流量を調整するオリフィスを備えたことを特徴とする請求項1に記載のフラッシュタンク装置。
  3. 蒸気を生成して負荷側に供給する蒸気供給系からの蒸気を、ボイラー本体の圧力上昇やユニットトリップを含む非常時に、フラッシュタンクに流す蒸気制御方法において、
    通常時に前記蒸気供給系からの蒸気を、前記負荷側に供給するとともに前記フラッシュタンクに、該フラッシュタンクを予熱するための所定量だけ流すとともに、昼間運転夜間停止を含む発電ユニットの運転を一時的に停止する場合には、前記蒸気を前記フラッシュタンクの上流側の流路内に停滞させる、
    ことを特徴とする蒸気制御方法。
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