JP5133738B2 - ユニット式建物及び補強部材 - Google Patents

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本発明は、ユニット式建物及び補強部材に関する。
従来、柱なしの建物ユニットが複数並んで大空間を形成するユニット式建物が知られている。このユニット式建物により大空間を形成するにあたり、隣り合う柱なし建物ユニット同士を補強梁で連結補強する。この従来例の補強梁は梁本体の側面に水平に延びた連結プレートを取り付け、この連結プレートを下階建物ユニットの柱の頂部と連結することで建物ユニット間を補強している(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−240359
しかし、従来例では、1方向、例えば前後方向、にのみ並んだ建物ユニットを補強梁で補強する構成であり、隣り合う2つの建物ユニットにのみ補強が施されている構成とされる。
このため、直交する2方向、つまり、前後左右に配置された建物ユニットにより連続する大空間を形成することができないという問題がある。
本発明の目的は、前後左右に配置される建物ユニットを一体に補強するユニット式建物及び補強部材を提供することである。
本発明のユニット式建物1は、上梁11、下梁12及び柱10から略直方体状に形成され平面四角形の上面部と下面部とを有する骨組みを備え、且つ、1本の柱が省略された建物ユニット3を前後左右に少なくとも4個ずつ各々階用に配置し、これらの下階用の建物ユニット3の上にそれぞれ上梁11、下梁12及び柱10から略直方体状に形成され平面四角形の上面部と下面部とを有する骨組みを備えた上階用の建物ユニットを配置するユニット式建物1であって、前記4個の下階用の建物ユニット3を前後方向と左右方向とに交差する隙間が形成されるように離し置きして大空間を形成し、これらの下階用の建物ユニット3と前記上階用の建物ユニット5との間を補強部材20で補強し、前記補強部材20は、前記下階用の建物ユニット3の互いに寄せ集まった上面部の角部頂部と接合する平面部21と、前記平面部21に直交して一体形成され前記下階用の建物ユニット3の互いに寄せ集まった4箇所の上面部の角部側面にそれぞれ接合する下方垂直片部22と、前記平面部21に直交して一体形成され前記上階用の建物ユニット5の互いに寄せ集まった4箇所の下面部の角部側面にそれぞれ接合する上方垂直片部23とを有し、前記下方垂直片部22は前記下階用の建物ユニット3の上梁11の側面と接合され、前記上方垂直片部23は前記上階用の建物ユニット5の下梁12の側面と接合されることを特徴とする。
この発明によれば、大空間居室Rを形成する下階建物ユニット3とこの上に設けられる上階建物ユニット5との間に補強部材20を用いることにより前後左右に補強することができるので、これらの建物ユニット3,5を一体に連結固定できる。このため、柱10を省略した建物ユニット3により構成されるユニット式建物1の補強を確実にすることができる。
しかも、梁11,12と補強部材20とが一体に連結固定されるので、長いスパンで補強することができる。
本発明では、前記補強部材20は前記平面部21、前記下方垂直片部22及び前記上方垂直片部23の端縁を接合する補強片24を備えた構成が好ましい。
この発明によれば、補強部材20の端縁に形成されるスペースS1,S2を補強片で閉塞することで、より大きな補強効果を得ることができる。
本発明の補強部材20は、上梁11、下梁12及び柱10から略直方体状に形成され平面四角形の上面部と下面部とを有する骨組み13を備え、且つ、1本の柱10が省略された建物ユニットを前後左右に少なくとも4個ずつ各々下階用に配置し、これらの下階用の建物ユニットの上にそれぞれ上梁11、下梁12及び柱10から略直方体状に形成され平面四角形の上面部と下面部とを有する骨組みを備えた上階用の建物ユニット5を配置し、前記4個の下階用の建物ユニット5を前後方向と左右方向とに交差する隙間が形成されるように離し置きして大空間が形成されたユニット式建物において、前記下階用の建物ユニット3と前記上階用の建物ユニット5との間を連結補強する補強部材20であって、前記下階用の建物ユニット3の互いに寄せ集まった上面部の角部頂部と接合する平面部21と、前記平面部21に直交して一体形成され前記下階用の建物ユニット3の互いに寄せ集まった4箇所の上面部の角部側面に接合する下方垂直片部22と、前記平面部21に直交して一体形成され上階用の建物ユニット5の互いに寄せ集まった4箇所の下面部の角部側面に接合する上方垂直片部23とを有し、前記下方垂直片部は前記下階用の建物ユニットの上梁の側面と接合され、前記上方垂直片部は前記上階用の建物ユニットの下梁の側面と接合されることを特徴とする。
この発明によれば、大空間居室Rを形成する下階建物ユニット3とこの上に設けられる上階建物ユニット5との間に補強部材20を用いることにより前後左右に補強することができるので、これらの建物ユニット3,5を一体に連結固定できる。このため、柱10を省略した建物ユニット3により構成されるユニット式建物1の補強を確実にすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5には本発明の一実施形態のユニット式建物1が示されている。
図1は、本発明に係るユニット式建物の第1実施形態を示す全体図である。図2は、前記実施形態のユニット式建物を示す全体縦断面図である。
図1,2に示すように、本実施形態のユニット式建物1は、基礎2の上に設けられた例えば4個の下階建物ユニット3からなる下階部4と、下階部4の下階建物ユニット3の上に載置された4個の上階建物ユニット5からなる上階部6と、この上階部6の上方に設けられる屋根部7とを備えて構成されている。なお、屋根部7は、小屋枠7Aとこの小屋枠7Aに支持される屋根パネル7Bとを含み構成され、ユニット式建物1の外周側壁には外壁材8が設けられている。
以上の下階建物ユニット3は、図3に示す構成とされている。
図3は前記実施形態の柱省略部を有する建物ユニットを示す全体斜視図である。図3に示すように、下階建物ユニット3は、3本の柱10と、これらの柱10の上端間同士を結合する4本の上梁11と、各柱10の下端間同士を結合する4本の下梁12とを含む骨組み13を有し、この骨組み13が略直方体状に形成されている。
そして、上梁11は各2本の長辺上梁11A及び短辺上梁11Bで構成され、下梁12は各2本の長辺下梁12A及び短辺下梁12Bで構成されている。2本の長辺上梁11A間、及び2本の長辺下梁12A間には、図示しないが、複数本の天井小梁、複数本の根太がそれぞれ架け渡されている。また、柱10と上梁11及び下梁12とは、仕口14を介して接続されている。さらに、1本の柱10が省略された部位が柱省略コーナ部Aとされている。
なお、各下階建物ユニット3において、柱省略コーナ部Aには、輸送時や組み立て時等に下階建物ユニット3が変形しないように、仮柱10Aを設けてもよい。また、下階建物ユニット3において、前記上階建物ユニット5と同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化している。
また、上階建物ユニット5は、下階建物ユニット3の柱10が省略されず、4本の柱10と、これらの柱10の上端間同士を結合する4本の前記上梁11と、各柱10の下端間同士を結合する4本の前記下梁12とを含む図示しない骨組みを有している。
図4は、前記実施形態のユニット式建物の下階部を示す全体斜視図である。これらの4個の下階建物ユニット3は、図2、図4に示すように、それぞれ柱省略コーナ部A同士を突き合わせて配置されている。
そのため、下階部4の中央に柱10の省略部が集中する構成となるので、4個の下階建物ユニット3を合計した広さの大空間居室Rが形成されるようになっている。この大空間居室Rは、内装面材9により内側を覆われている。
なお、一方向に隣り合う2個の下階建物ユニット3は、構造は同じであるが鏡像の関係になっており、これらと向かい合う2個の下階建物ユニット3は、上記一方向に隣り合う下階建物ユニット3が180度向きを変えて配置された状態である。
また、上階建物ユニット5は、これらの下階建物ユニット3の上に配置されている。そして、4個の下階建物ユニット3の向かい合う柱省略コーナ部Aの上梁11の仕口14と、この仕口14と上下に対向する4個の上階建物ユニット5の下梁12の仕口14との間に補強部材20が設けられている。この補強部材20は、柱省略コーナ部Aに臨むそれぞれの下階建物ユニット3を補強するために設けられたものであり、8個の上記仕口14を連結固定している。
図5は、前記実施形態の補強部材20を示す全体斜視図である。図5に示したように、補強部材20は下階建物ユニット3の仕口14の上面と上階建物ユニット5の仕口14の下面とに上下から挟み込まれるように当接する平面部21と、下階建物ユニット3の仕口14の側面に当接する下方垂直片部22と、上階建物ユニット5の仕口14の側面に当接する上方垂直片部23とを有している。これらの平面部21は、1枚の鋼板から形成され、この鋼板の両面に垂直片部22,23が溶接で固定されている。
また、下方垂直片部22と上方垂直片部23とは井桁状に形成され、これらは平面部21を中心に対称な形状である。さらに、平面部21、下方垂直片部22及び上方垂直片部23は、仕口14と当接する面に係合孔25を有している。
さらに、下方垂直片部22は下階建物ユニット3の上梁11の梁成と同じ高さ寸法に形成され、上方垂直片部23は上階建物ユニット5の下梁12の梁成と同じ高さ寸法に形成されている。平面部21は、直交する下方垂直片部22若しくは直交する上方垂直片部23によって区切られる四隅の面積が、それぞれ当接する仕口14の上面若しくは下面の面積と同じ面積に形成されている。
そして、柱省略コーナ部Aの仕口14には係合孔25に対応して図示しない係合孔が形成されている。
すなわち、これらの係合孔25に図示しないボルトを挿通し、このボルトの反対側から図示しないナットを螺合することで補強部材20と仕口14とが連結固定されるようになっている。
また、補強部材20には、仕口14と当接しない空隙のうち、平面部21と下方垂直片部22とに4面で囲まれる4つのスペースS1及び平面部21と上方垂直片部23とに4面で囲まれる4つのスペースS2に側方より当接する4つの補強片24が設けられている。また、補強片24は、平面部21、下方垂直片部22及び上方垂直片部23の厚さ方向側面に当接し接合されることで補強部材20と一体となっている。
次に、図2及び図4から図7を参照しながら、以上のようなユニット式建物1の構築方法を説明する。
まず、図2に示すように、基礎2の上に、柱省略コーナ部Aを有する4個の下階建物ユニット3の各柱省略コーナ部A同士を突き合わせるとともに、4個の下階建物ユニット3のうち2個ずつを、一方向に隣合わせて配置し、アンカーボルト等で固定する。
次いで、図4、図5に示すように、補強部材20は下階建物ユニット3の各柱省略コーナ部A同士を突き合わせて配置された4個の下階建物ユニット3の柱省略コーナ部Aの仕口14の間に下方垂直片部22が差込まれ、仕口14の上面に平面部21が上から当接している。
図6は、図4におけるVI−VI線に沿った断面図である。この際、図5、図6に示したように、係合孔25と柱省略コーナ部Aの仕口14の上面及び側面に設けられた図示しない係合孔とにボルト17を挿通し、このボルト17の反対側よりナット18を螺合することにより、4個の下階建物ユニット3と補強部材20とを一体に連結固定する。
図7は、前記実施形態のユニット式建物の補強箇所を示す上面断面図である。図5から図7に示したように、上階建物ユニット5は、下階建物ユニット3の上に配置される。このとき、柱省略コーナ部Aの仕口14が上方垂直片部23を外側から挟み込み、仕口14の下面が平面部21の上に当接するように配置される。
そして、係合孔25と柱省略コーナ部Aの仕口14の下面及び側面に設けられた図示しない係合孔とにボルト17を挿通し、このボルト17の反対側よりナット18を螺合することにより、4個の下階建物ユニット3と4個の上階建物ユニット5と補強部材20とを一体に連結固定している。
その後、図2に示したように、上階部6の上階建物ユニット5の上方に、小屋枠7Aを介して屋根パネル7B等を設けて屋根部7を構成し、ユニット式建物1の外周側壁には外壁材8を設けてユニット式建物1を完成させる。
以上のような本実施の形態によれば、次のような効果が得られる。
(1)4個の下階建物ユニット3の向かい合う柱省略コーナ部Aの上側の仕口14と、4個の上階建物ユニット5の向かい合う柱省略コーナ部Aの下側の仕口14との間に補強部材20が設けられている。この補強部材20は、柱省略コーナ部Aに臨むそれぞれの下階建物ユニット3を補強するために設けられたものであり、8個の上記仕口14を連結固定している。
このため、大空間居室Rを形成する下階建物ユニット3とこの上に設けられる上階建物ユニット5との間に補強部材20を用いることにより前後左右に補強することができるので、これらの建物ユニット3,5を一体に連結固定できる。このため、柱10を省略した建物ユニット3により構成されるユニット式建物1の補強を確実にすることができる。
(2)下階建物ユニット3の柱省略コーナ部Aの仕口14の間に下方垂直片部22が挟まれ、仕口14の上面に平面部21が上から当接するように差込まれ、上階建物ユニット5の柱省略コーナ部Aの仕口14が上方垂直片部23を外側から挟み込み、仕口14の下面が平面部21の上に当接するように配置される。
係合孔25と柱省略コーナ部Aの仕口14の上面、下面及び側面に設けられた図示しない係合孔とにボルト17を挿通し、このボルト17の反対側よりナット18を螺合することにより、下階建物ユニット3と上階建物ユニット5と補強部材20とを一体に連結固定している。
このため、梁11,12と補強部材20とが一体に連結固定されるので、長いスパンで補強することができる。
(3)補強部材20には、仕口14と当接しない空隙、すなわち、平面部21と下方垂直片部22とに4面で囲まれる4つのスペースS1及び平面部21と上方垂直片部23とに4面で囲まれる4つのスペースS2に側方より当接する4つの補強片24が設けられている。また、補強片24は、平面部21、下方垂直片部22及び上方垂直片部23の厚さ方向側面に当接し接合されることで補強部材20と一体となっている。
このため、補強部材20の端縁に形成されるスペースS1,S2を補強片24で閉塞することで、補強部材20の剛性を高めることができ、より大きな補強効果を得ることができる。
(4)補強部材20は仕口14同士が対向する側面と下階建物ユニット3の仕口14の上面と上階建物ユニット5の仕口14の下面とに当接している。この補強部材20は、下階建物ユニット3の仕口14の上面と上階建物ユニット5の仕口14の下面とに上下から挟み込まれるように当接する平面部21と、下階建物ユニット3の仕口14の側面に当接する下方垂直片部22と、上階建物ユニット5の仕口14の側面に当接する上方垂直片部23とを有している。
このため、上記(1)と同様の作用効果を達成する補強部材を提供できる。
なお、本発明は前述の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。本実施形態では、2階建てのユニット式建物1であったがこれに限らず、3階以上のユニット式建物であってもよい。
本実施形態では、4個の建物ユニット3により下階部4を形成したが、これに限らず、5個以上の建物ユニットから下階部4を形成してもよい。例えば、4個の柱10を省略した下階建物ユニット3で構成する大空間居室Rの他に柱10を省略しない上階建物ユニット5と同様のものを1個以上組み合わせて下階部4を形成してもよい。
本実施形態では、下方垂直片部22及び上方垂直片部23が形成する井桁の中心が略正方形、つまり井桁を形成する前後左右の隙間間隔が略等しくなっているが、これに限らない。例えば、任意に隙間間隔を設けて配置された建物ユニット3の間を補強するような場合、対向する下方垂直片部22若しくは上方垂直片部23の隙間を当該隙間間隔に対応させた補強部材20であってもよい。すなわち、井桁の前後左右の隙間間隔が異なる形状であってもよく、対向するそれぞれの仕口14に当接し、固定できる形状であればいずれでもよい。
本発明は、個人住宅用に利用できる他、アパート等共同住宅にも利用することができる。
本発明に係るユニット式建物の第1実施形態を示す全体図。 前記実施形態のユニット式建物を示す全体縦断面図。 前記実施形態の柱省略部を有する建物ユニットを示す全体斜視図。 前記実施形態のユニット式建物の下階部を示す全体斜視図。 前記実施形態の補強部材を示す全体斜視図。 図4におけるVI−VI線に沿った断面図。 前記実施形態のユニット式建物の補強箇所を示す上面断面図。
符号の説明
1…ユニット式建物
3…下階建物ユニット
5…上階建物ユニット
10…柱
11…上梁
12…下梁
14…仕口(角部)
20…補強部材
21…平面部
22…下方垂直片部
23…上方垂直片部
24…補強片
R…大空間居室

Claims (3)

  1. 上梁、下梁及び柱から略直方体状に形成され平面四角形の上面部と下面部とを有する骨組みを備え、且つ、1本の柱が省略された建物ユニットを前後左右に少なくとも4個ずつ各々下階用配置し、これらの下階用の建物ユニットの上にそれぞれ上梁、下梁及び柱から略直方体状に形成され平面四角形の上面部と下面部とを有する骨組みを備えた上階用の建物ユニットを配置するユニット式建物であって、
    前記4個の下階用の建物ユニット前後方向と左右方向とに交差する隙間が形成されるように離し置きして大空間を形成し、これらの下階用の建物ユニットと前記上階用の建物ユニットとの間を補強部材で補強し、
    前記補強部材は、前記下階用の建物ユニットの互いに寄せ集まった上面部の角部頂部と接合する平面部と、前記平面部に直交して一体形成され前記下階用の建物ユニットの互いに寄せ集まった4箇所の上面部の角部側面にそれぞれ接合する下方垂直片部と、前記平面部に直交して一体形成され前記上階用の建物ユニットの互いに寄せ集まった4箇所の下面部の角部側面にそれぞれ接合する上方垂直片部とを有し、
    前記下方垂直片部は前記下階用の建物ユニットの上梁の側面と接合され、前記上方垂直片部は前記上階用の建物ユニットの下梁の側面と接合されることを特徴とするユニット式建物。
  2. 請求項1に記載のユニット式建物であって、前記補強部材は前記水平面部、前記下方垂直片部及び前記上方垂直片部の端縁を接合する補強片を備えたことを特徴とするユニット式建物。
  3. 上梁、下梁及び柱から略直方体状に形成され平面四角形の上面部と下面部とを有する骨組みを備え、且つ、1本の柱が省略された建物ユニットを前後左右に少なくとも4個ずつ各々下階用配置し、これらの下階用の建物ユニットの上にそれぞれ上梁、下梁及び柱から略直方体状に形成され平面四角形の上面部と下面部とを有する骨組みを備えた上階用の建物ユニットを配置し、前記4個の下階用の建物ユニットを前後方向と左右方向とに交差する隙間が形成されるように離し置きして大空間が形成されたユニット式建物において、前記下階用の建物ユニットと前記上階用の建物ユニットとの間を連結補強する補強部材であって、
    前記下階用の建物ユニットの互いに寄せ集まった上面部の角部頂部と接合する平面部と、前記平面部に直交して一体形成され前記下階用の建物ユニットの互いに寄せ集まった4箇所の上面部の角部側面にそれぞれ接合する下方垂直片部と、前記平面部に直交して一体形成され前記上階用の建物ユニットの互いに寄せ集まった4箇所の下面部の角部側面にそれぞれ接合する上方垂直片部とを有し、
    前記下方垂直片部は前記下階用の建物ユニットの上梁の側面と接合され、前記上方垂直片部は前記上階用の建物ユニットの下梁の側面と接合されることを特徴とする補強部材。
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