JP5130813B2 - 自動変速機 - Google Patents
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Description
前記2つのクラッチ(C3、C4)のうちの外径側に位置する一方のクラッチ(C3)の前記油圧サーボ(20)及び前記キャンセル油室(28)は、内径側に位置する他方のクラッチ(C4)の前記油圧サーボ(40)及びキャンセル油室(48)に対してそれぞれ外径側に配置され、
前記一方のクラッチ(C3)のキャンセル油室(28)に、前記他方のクラッチ(C4)のクラッチドラム(42)と、前記一方のクラッチ(C3)のクラッチドラム(22)との間の隙間(A)を介してオイルが供給されてなる。
前記突起を有さない前記隙間部分が、前記他方のクラッチのクラッチドラム(42)と前記一方のクラッチのクラッチドラム(22)との間に空間部分(A’)を形成してなる。
前記鍔部(22d)の外周面と前記ドラム部(22a)とに油密状に嵌合して前記ピストン(24)が配置され、
前記他方のクラッチ(C4)のクラッチドラム(42)が、前記鍔部(22d)の内周面とスプライン係合(54)すると共に前記ボス部(22c)にスナップリング(50)にて抜止め係合されて、前記一方のクラッチ(C3)のクラッチドラム(22)に回転方向及び軸方向一体に連結されてなる。
前記他方のクラッチ(C4)のキャンセル油室(48)を構成するキャンセルプレート(45)は、前記一方のクラッチ(C3)のクラッチドラム(22)のボス部(22c)にスナップリング(30)にて該キャンセル油室(48)の油圧作用方向に対して抜止め配置され、
前記一方のクラッチ(C3)のキャンセル油室(28)に配置されるリターンスプリング(26)の取付荷重(ピストン(24)が作動してなくリターンスプリング(26)が縮んでいないときの荷重)が、前記他方のクラッチ(C4)のキャンセル油室(48)に配置されるリターンスプリング(46)の作動荷重(ピストン(44)が作動してリターンスプリング(46)が縮んだ状態の荷重)に比して強い付勢力を有してなる。
ケース又は該ケースと一体の固定部材(6a)に対して回転固定された第1のサンギヤ(S1)と、前記入力軸に連結される第1のキャリヤ(CR1)と、それら回転固定された第1のサンギヤ(S1)及び入力回転が入力される前記第1のキャリヤ(CR1)によって減速回転を出力する第1のリングギヤ(R1)と、からなる減速プラネタリギヤ(DP)と、
第1のクラッチ(C1)の係合により前記第1のリングギヤ(R1)の減速回転を入力する第2のサンギヤ(S2)と、第3のクラッチ(C3)の係合により前記第1のリングギヤ(R1)の減速回転を入力し、かつ第4のクラッチ(C4)の係合により前記第1のキャリヤ(CR1)を介した前記入力軸の回転を入力し、かつ第1のブレーキ(B1)の係止により回転が固定される第3のサンギヤ(S3)と、前記第3のサンギヤ(S3)に噛合するロングピニオン(P3)及び前記第2のサンギヤ(S2)に噛合するショートピニオン(P4)を有し、第2のブレーキ(B2)の係止により回転が固定され、かつ第2のクラッチ(C2)の係合により前記入力軸(7)の回転を入力する第2のキャリヤ(CR2)と、前記ロングピニオン(P3)に噛合すると共に、出力部材(8)に回転連結される第2のリングギヤ(R2)と、からなるプラネタリギヤセット(PU)と、を備え、
前記一方のクラッチは、前記第3のクラッチ(C3)であり、
前記他方のクラッチは、前記第4のクラッチ(C4)であり、
前記第1のクラッチ(C1)を係合すると共に、前記第2のブレーキ(B2)を係止することにより前進1速段を、
前記第1のクラッチ(C1)を係合すると共に、前記第1のブレーキ(B1)を係止することにより前進2速段を、
前記第1のクラッチ(C1)と前記第3のクラッチ(C3)とを係合することにより前進3速段を、
前記第1のクラッチ(C1)と前記第4のクラッチ(C4)とを係合することにより前進4速段を、
前記第1のクラッチ(C1)と前記第2のクラッチ(C2)とを係合することにより前進5速段を、
前記第2のクラッチ(C2)と前記第4のクラッチ(C4)とを係合することにより前進6速段を、
前記第2のクラッチ(C2)と前記第3のクラッチ(C3)とを係合することにより前進7速段を、
前記第2のクラッチ(C2)を係合すると共に、前記第1のブレーキ(B1)を係止することにより前進8速段を、
前記第3のクラッチ(C3)又は前記第4のクラッチ(C4)を係合すると共に、前記第2のブレーキ(B2)を係止することにより後進段を、それぞれ達成してなる。
6a 固定部材
7 入力軸
20 油圧サーボ
21 摩擦板
22 クラッチドラム
221 内周側部材(アウタドラム)
222 外周側部材(インナドラム)
22a ドラム部
22b 底部
22c ボス部
22d 鍔部
24 ピストン
25 キャンセルプレート
26 リターンスプリング
28 キャンセル油室
30 スナップリング
40 油圧サーボ
41 摩擦板
42 クラッチドラム
44 ピストン
46 リターンスプリング
48 キャンセル油室
54 スプライン係合(スプライン係合部)
72 突起(突起部)
74 溝(油路)
A 隙間
A’ 空間部分
B 隙間(油路)
a 油孔
b 油孔
b2 開口部
c 油孔
C1 第1のクラッチ
C2 第2のクラッチ
C3 一方のクラッチ(第3のクラッチ)
C4 他方のクラッチ(第4のクラッチ)
PU プラネタリギヤセット
DP 減速プラネタリギヤ
S1 第1のサンギヤ
S2 第2のサンギヤ
S3 回転要素(第3のサンギヤ)
CR1 第1のキャリヤ
R1 第1のリングギヤ
R2 第2のリングギヤ
B1 第1のブレーキ
B2 第2のブレーキ
P3 ロングピニオン
P4 ショートピニオン
Claims (3)
- 軸方向にオーバラップしかつ径方向の異なる位置に配置される2つのクラッチを備え、前記2つのクラッチは、それぞれクラッチドラムと、該クラッチドラムの一部をシリンダとして油圧サーボを構成するピストンと、前記クラッチドラムに係合する多数の摩擦板と、前記ピストンの背面側に配置されて前記油圧サーボに作用する遠心油圧をキャンセルするキャンセル油室と、を有してなる、自動変速機において、
前記2つのクラッチのうちの外径側に位置する一方のクラッチの前記油圧サーボ及び前記キャンセル油室は、内径側に位置する他方のクラッチの前記油圧サーボ及びキャンセル油室に対してそれぞれ外径側に配置され、
前記一方のクラッチのキャンセル油室に、前記他方のクラッチのクラッチドラムと、前記一方のクラッチのクラッチドラムとの間の隙間を介してオイルが供給されてなり、
前記一方のクラッチのクラッチドラムに、前記隙間に向けて突出する複数の突起を配置すると共に、これら突起内に、前記一方のクラッチの油圧サーボに油圧を給排する油路を形成し、
前記突起を有さない前記隙間部分が、前記他方のクラッチのクラッチドラムと前記一方のクラッチのクラッチドラムとの間に空間部分を形成してなる、
ことを特徴とする自動変速機。 - 前記空間部分に、前記一方のクラッチのキャンセル油室にオイルを供給又は排出する油孔を整列して配置してなる、
請求項1記載の自動変速機。 - 駆動源からの入力回転が入力される入力軸と、
ケース又は該ケースと一体の固定部材に対して回転固定された第1のサンギヤと、前記入力軸に連結される第1のキャリヤと、それら回転固定された第1のサンギヤ及び入力回転が入力される前記第1のキャリヤによって減速回転を出力する第1のリングギヤと、からなる減速プラネタリギヤと、
第1のクラッチの係合により前記第1のリングギヤの減速回転を入力する第2のサンギヤと、第3のクラッチの係合により前記第1のリングギヤの減速回転を入力し、かつ第4のクラッチの係合により前記第1のキャリヤを介した前記入力軸の回転を入力し、かつ第1のブレーキの係止により回転が固定される第3のサンギヤと、前記第3のサンギヤに噛合するロングピニオン及び前記第2のサンギヤに噛合するショートピニオンを有し、第2のブレーキの係止により回転が固定され、かつ第2のクラッチの係合により前記入力軸の回転を入力する第2のキャリヤと、前記ロングピニオンに噛合すると共に、出力部材に回転連結される第2のリングギヤと、からなるプラネタリギヤセットと、を備え、
前記一方のクラッチは、前記第3のクラッチであり、
前記他方のクラッチは、前記第4のクラッチであり、
前記第1のクラッチを係合すると共に、前記第2のブレーキを係止することにより前進1速段を、
前記第1のクラッチを係合すると共に、前記第1のブレーキを係止することにより前進2速段を、
前記第1のクラッチと前記第3のクラッチとを係合することにより前進3速段を、
前記第1のクラッチと前記第4のクラッチとを係合することにより前進4速段を、
前記第1のクラッチと前記第2のクラッチとを係合することにより前進5速段を、
前記第2のクラッチと前記第4のクラッチとを係合することにより前進6速段を、
前記第2のクラッチと前記第3のクラッチとを係合することにより前進7速段を、
前記第2のクラッチを係合すると共に、前記第1のブレーキを係止することにより前進8速段を、
前記第3のクラッチ又は前記第4のクラッチを係合すると共に、前記第2のブレーキを係止することにより後進段を、それぞれ達成してなる、
請求項1又は2のいずれか記載の自動変速機。
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