JP5122493B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、電気かみそりや脱毛器等の除毛装置を洗浄する洗浄装置に関する。
従来より、この種の洗浄装置として、電気かみそりのヘッド部を受容する受け皿に洗浄液をポンプにより循環供給してヘッド部を洗浄するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ポンプは、ヘッド部の洗浄中、洗浄液を貯留したタンクから洗浄液を受け皿に送り込み、送り込んだ洗浄液を受け皿の排出口からタンクに回収する。なお、受け皿内が洗浄液に満たされた状態であっても、ポンプによる洗浄液の供給が継続され、所定の水位を超えた受け皿内の洗浄液は、受け皿に連通されたオーバーフロー部から排出されてタンクへと回収される。
特許第3652393号公報
しかしながら、上述のような従来の洗浄装置においては、洗浄液の回収に伴って、ヘッド部から洗い出された毛屑や皮脂等が受け皿の排出口に沈着することがあり、洗浄液の循環効率の悪化を招来する。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、排出口周辺に沈着した汚れを取り除くことにより、洗浄液を効果的に循環させることが可能な洗浄装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、除毛装置のヘッド部を受容する受け皿を有し、前記受け皿に洗浄液を循環供給して前記ヘッド部を洗浄する洗浄装置において、洗浄液を貯留するタンクと、前記タンク内の洗浄液を前記受け皿に供給するための供給路と、前記受け皿の排出口から洗浄液を排出するための排出路と、前記受け皿に連通され、該受け皿内の洗浄液の水位を一定に保つための経路を有したオーバーフロー部と、前記タンク内の洗浄液を前記供給路を介して前記受け皿に送り込み、前記送り込まれた洗浄液を前記オーバーフロー部及び排出路を介して前記タンクに回収するポンプと、少なくとも前記排出路を含む経路内の洗浄液の流れを遮断する水流調整手段とを備え、前記ヘッド部の洗浄時に前記水流調整手段による遮断動作を行い、これにより通常とは逆方向の洗浄液の流れを前記排出路内に生じさせ、その洗浄液の流れによって前記排出口周辺に沈着した汚れを剥離するするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、前記水流調整手段として前記ポンプが用いられ、前記受け皿に洗浄液が溜まっている状態において前記ポンプを少なくとも一回以上、停止又は逆回転させるものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の発明において、前記受け皿の排出口からポンプに至る経路を構成する管路の管路抵抗は、前記オーバーフロー部からポンプに至る経路を構成する管路のそれよりも大きいものである。
請求項4の発明は、請求項2に記載の発明において、前記オーバーフロー部の出口は、前記受け皿の排出口よりも上方に配置されているものである。
請求項5の発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記排出路内には空気溜まりが設けられ、前記空気溜まりに溜まった空気が、洗浄液の逆流に伴って前記排出口から放出されるものである。
請求項1の発明によれば、洗浄液の逆流により排出口周辺に沈着した汚れを剥離し、受け皿内の洗浄液中に拡散してから回収するので、剥離した汚れを排出口からスムーズに排出でき、さらに汚れを洗浄液中に浮遊させてオーバーフロー部からも排出できる。従って、洗浄液の循環を効果的に行うことが可能となり、ひいては、ヘッド部から洗い出された毛屑や皮脂等の回収効率が向上する。
請求項2の発明によれば、ポンプの停止又は逆回転により洗浄液を逆流させるので、仕切弁のような別器具を排出路に設ける必要がなくなる。
請求項3の発明によれば、双方の管路間における圧力損失の差異により、受け皿の排出口からポンプへと流れる洗浄液の水圧を、オーバーフロー部からポンプに流れる洗浄液の水圧よりも小さくすることができるので、ポンプを停止又は逆回転させたときに洗浄液が排出路内を逆流し易くなり、排出口から汚れを確実に取り除くことできる。
請求項4の発明によれば、オーバーフロー部の出口と受け皿の排出口との水頭差により、排出口からポンプへと流れる洗浄液の水圧を、オーバーフロー部からポンプに流れる洗浄液の水圧よりも小さくすることができるので、請求項3と同様の効果が得られる。
請求項5の発明によれば、排出口から放出される空気によって、洗浄液中の汚れを浮遊させる効果が高まるので、オーバーフロー部から汚れを排出し易くなる。
本発明の一実施形態に係る洗浄装置の斜視図。 上記洗浄装置の側断面図。 図2のI―I線断面図。 (a)は上記洗浄装置のタンクの正面構成図、(b)は(a)のII−II線断面図。 上記洗浄装置のポンプの断面図。 上記洗浄装置の開閉弁の側面図。 上記洗浄装置の洗浄液の流れを示す説明図。 上記洗浄装置の洗浄液の逆流作用を示す説明図。 上記実施形態の変形例における、図8に相当する説明図。
本発明の一実施形態に係る洗浄装置について図1乃至図9を参照して説明する。図1は洗浄装置1の立体視した構成を示し、図2は洗浄装置1の側断面構成を示し、図3は図2におけるI―I断面構成を示す。図1は洗浄装置1に洗浄対象である電気かみそり2を装着する前の状態、図2、図3は洗浄装置1に電気かみそり2を装着した後の状態を示す。図1乃至図3に示すように、洗浄装置1は、除毛装置の一種である電気かみそり2のヘッド部21を洗浄するものであって、ヘッド部21を下向きにした電気かみそり2を挿入するための開口3aを有した筐体3と、開口3aを通じて挿入されたヘッド部21を受容する受け皿4とを備える。
また、洗浄装置1は、洗浄液を貯留するタンク5と、受け皿4内の洗浄液の水位を一定に保つための経路を有したオーバーフロー部6と、タンク5内の洗浄液を受け皿4に循環供給するポンプ7と、洗浄液を濾過するフィルタ8aを有したカートリッジ8と、タンク5内の気圧を制御するための開閉弁9と、洗浄液を循環するための循環経路とを備える。この循環経路は、タンク5内の洗浄液を受け皿4に供給する経路10(供給路)と、受け皿4から排出される洗浄液をカートリッジ8に導く経路11(排出路)と、オーバーフロー部6から排出される洗浄液をカートリッジ8に導く経路12と、カートリッジ8から排出された洗浄液をポンプ7に導く経路13と、ポンプ7から送出される洗浄液をタンク5に導く経路14で構成される。タンク5には、気密経路15を介して開閉弁9が接続されている。以下、各構成部品について説明する。
筐体3は、その後部に電気かみそり2の把持部22と当接するスタンド部31を有し、開口3aから挿入される電気かみそり2を受け皿4と共に保持する。スタンド部31の前面には、本装置1に電気かみそり2が装着されたことを検知する接点部材31aが設けられている。接点部材31aは、把持部22背面に設けられた端子22aとの接触により電気かみそり2の装着を検知するものであり、このような検知機能に併せて、電気かみそり2に各種制御信号や駆動電力を出力する機能を有している。筐体3の前部上方は、洗浄後にヘッド部21を乾燥させるためのファン16を収容している。筐体3前面には、ファン16用の通気窓32や、洗浄動作を実行するための動作ボタン33、動作状態を表示するランプ34等が設けられている。筐体3の後面側は、タンク5を着装する着装部となっており、タンク5の各口51、52、53と連結される連結口35、36、37を有している。連結口35は経路10と繋がっており、連結口36は経路14と繋がっており、連結口37は気密経路15と繋がっている。
受け皿4は、ヘッド部21の形状に沿うような凹形状とされており、後部壁に経路10と繋がった供給口41を、底部壁に経路11と繋がった排出口42を有している。受け皿4の底部壁背面側にはヒータ17が設けられており、ヒータ17は、ファン16と連動してヘッド部21の乾燥を行う。受け皿4の前方にはオーバーフロー部6が設けられており、本実施形態においては受け皿4とオーバーフロー部6とが一体形成されている。オーバーフロー部6の入口は受け皿4と繋がっており、出口は経路12と繋がっている。経路12は、オーバーフロー部6の出口から、受け皿4後部に設けられた中継口43を介してカートリッジ8に至る。
タンク5は、筐体3後面側に着脱自在に設けられ、吐出口51、流入口52、通気口53を前面に有している。タンク5を筐体3に装着したとき、吐出口51は、連結口35に連結されて経路10により受け皿4の供給口41と繋がり、流入口52は、連結口36に連結されて経路14によりポンプ7の送出口71と繋がり、通気口53は、連結口37に連結されて気密経路15により開閉弁9と繋がる。また、吐出口51、流入口52、通気口53は、タンク5内に充填される洗浄液の液面よりも上方に設けられており、通気口53は、流入口52及び通気口53よりも上方に配置されている。タンク5の内部は、図4に示すように、吐出口51に連通される吐出室54と、流入口52及び通気口53に連通される流入室55とに仕切部材56により区画されており、吐出室54と流入室55とは充填される洗浄液の液面よりも下方位置で相互に連通されている。タンク5の上面には注ぎ口が設けられ、注ぎ口は着脱自在なキャップ57により封止される。
カートリッジ8は、フィルタ8aを内部に収容した略箱状体であり、上面に流入口81を有し、前面に流出口82を有している。カートリッジ8は、筐体3下部後方に着脱自在に設けられる。カートリッジ8を筐体3に装着したとき、流入口81は、経路11により排出口42と繋がると共に経路12によりオーバーフロー部6の出口と繋がり、流出口82は、経路13によりポンプ7の吸入口72と繋がる。
ポンプ7は、液体及び気体を給送可能なものであり、カートリッジ8側から洗浄液及び空気を経路13により吸入し、吸入した洗浄液及び空気を経路14によりタンク5に送出することにより、タンク5と受け皿4との間で洗浄液を循環させる。ポンプ7は、筐体3の下部前方に収容されている。ポンプ7は、図5に示すように、ダイヤフラム式ポンプで構成され、モータ73と、モータ73の出力軸73aに係合する偏芯軸74と、ポンプ室75を画成するダイヤフラム76及び弁部77と、偏芯軸74とダイヤフラム76とを連結する連結アーム78等を有している。モータ73が回転すると偏芯軸74が偏心運動し、この偏心運動により連結アーム78を介してダイヤフラム76が往復動されるので、吸入口72から洗浄液及び空気が吸い込まれて送出口71へと送出される。
開閉弁9は、図6に示すように、ソレノイドバルブで構成され、気密経路15と繋がった配管91aを有した台部91と、台部91に固定された電磁石92と、台部91に対して回動自在な長尺板状の鉄片93と、鉄片93の先端に設けられたシール部材94とを有している。上記構成により、電磁石92が通電状態のときには、鉄片93が電磁石92に吸着されて配管91aの出口がシール部材94により閉じられ、無通電状態のときには、鉄片93が自重により電磁石92から離反して配管91aの出口が開かれる。開閉弁9は、タンク5の吐出口51から洗浄液を吐出させるときには閉状態とされ、それ以外は開状態とされる。
本実施形態の洗浄装置1は、ヘッド部21の洗浄時に洗浄液の流れを遮断することで、通常とは逆方向の洗浄液流れを経路11内に生じさせ、その洗浄液の流れによって排出口42周辺に沈着した汚れを剥離する。ポンプ7は、上記洗浄液の流れを遮断する水流調整手段として用いられ、受け皿4に洗浄液が溜まっている状態、すなわち受け皿4に洗浄液がオーバーフロー部6まで満たされている状態において、少なくとも一回以上停止するようになっている。遮断動作は、ポンプ7の逆回転によって行われてもよい。
また、洗浄液が経路11内を逆流し易くするための構成として、受け皿4の排出口42からポンプ7に至る経路(経路11、13)を構成する管路の管路抵抗は、オーバーフロー部6からポンプ7に至る経路(経路12、13)を構成する管路のそれよりも大きくされている。すなわち、上記双方の経路においては、カートリッジ8からポンプ7に至る経路13が共通であるため、経路11を構成する管路の管路抵抗が、経路12を構成する管路のそれよりも大きくされている。管路抵抗の差異は、例えば、経路11の管路内径を経路12の管路内径よりも小さく設定することにより設けられる。上記の管路構成によれば、双方の管路間における圧力損失の差異により、排出口42からポンプ7へと流れる洗浄液の水圧を、オーバーフロー部6からポンプ7に流れる洗浄液の水圧よりも小さくでき、洗浄液が経路11内を逆流し易くなる。また、オーバーフロー部6の出口は、受け皿4の排出口42よりも上方に設けられている。上記の配置構成によれば、オーバーフロー部6の出口と受け皿4の排出口42との水頭差により、排出口42からポンプ7へと流れる洗浄液の水圧を、オーバーフロー部6からポンプ7に流れる洗浄液の水圧よりもさらに小さくすることができ、洗浄液が経路11内を逆流し易くなる。ここで、経路11内には、空気溜まり11aが設けられており、空気溜まり11aに溜まった空気が洗浄液の逆流に伴って排出口42から放出されるようになっている。
次に、上記のように構成された洗浄装置1の洗浄動作について図7を参照して説明する。図7は洗浄時における洗浄液の流れを模式的に示す。ここでは、洗浄装置1に電気かみそり2が装着され、受け皿4内には洗浄液が無いものとする。動作ボタン33(図1参照)が押下されると、開閉弁9が閉じられてタンク5内部は気密状態となる。その後、ポンプ7が作動し、経路13を介してカートリッジ8側から空気を吸入し、吸入した空気を経路14を介してタンク5の流入室55内に送出する。送出された空気によって流入室55内の洗浄液の水面が押し下げられて吐出室54の水面が上昇し、タンク5内の洗浄液が経路10を通って受け皿4に送り込まれる。受け皿4に送り込まれる洗浄液の量は、受け皿4の排出口42から排出される洗浄液の量よりも多くなるよう設定されており、受け皿4内が洗浄液で満たされる。
受け皿4内の洗浄液の水位が所定レベル(例えば、オーバーフロー部6の入口レベル)まで達すると、接点部材31aから電気かみそり2に駆動信号が伝送され、ヘッド部21に内蔵されているモータが駆動する。これにより、ヘッド部21から毛屑や皮脂等が洗い出される。毛屑や皮脂等を含んだ洗浄液は、排出口42から経路11を通ってカートリッジ8に流れ込み、また所定の水位を超えた受け皿4内の洗浄液は、オーバーフロー部6から経路12を通ってカートリッジ8に流れ込む。カートリッジ8に入った洗浄液は、フィルター8aで濾過されて毛屑や皮脂等が取り除かれる。ポンプ7は、カートリッジ8から洗浄液を経路13を介して吸入し、経路14を介してタンクへと送り込む。この後、ポンプ7による洗浄液の循環が継続して行われる。
ヘッド部21の洗浄が所定時間行われると、接点部材31aから電気かみそり2に停止信号が伝送され、ヘッド部21内蔵のモータが停止する。併せて、開閉弁9が開かれてポンプ7内部は大気開放状態となる。これにより、流入室55内の洗浄液の液面が上昇して吐出室54の液面は低下し、受け皿4への洗浄液の供給が停止される。ポンプ7はその後も洗浄液の給送を継続し、受け皿4内の洗浄液をタンク5に回収する。受け皿4内に洗浄液が無くなるとポンプ7が停止し、その後にファン16及びヒータ17が作動してヘッド部21の乾燥が行われる。
次に、洗浄時のポンプ停止による洗浄液の逆流現象について図8を参照して説明する。図8はこのときの洗浄液の流れを模式的に示す。ポンプ7は、タンク5内の洗浄液を受け皿4に循環供給しているときに所定時間停止する。ポンプ7が停止すると、洗浄液の流れが遮断されてポンプ7の吸入側の水圧が急激に上昇する。この上昇圧力は、圧力波となって経路13を通ってカートリッジ8側に伝播される。洗浄液の循環供給時において、経路11内に作用する水圧は、経路12内に作用する水圧に比べて低いため、カートリッジ8の流入口まで達した圧力波は、経路11側から開放され、これに伴って洗浄液が排出口42内を逆流して排出口42から放出される。このとき、空気溜まり11aに溜まった空気は、洗浄液と共に排出口42から放出される。
このように本実施形態に係る洗浄装置1によれば、洗浄液の逆流により排出口42周辺に沈着した汚れを剥離し、受け皿4内の洗浄液中に拡散してから回収するので、剥離した汚れを排出口42からスムーズに排出でき、さらに汚れを洗浄液中に浮遊させてオーバーフロー部6からも排出できる。従って、洗浄液の循環を効果的に行うことが可能となり、ひいては、ヘッド部21から洗い出された毛屑や皮脂等の回収効率が向上する。
また、ポンプ7の停止又は逆回転により洗浄液を逆流させるので、仕切弁のような別器具を経路11、13等に設ける必要がなくなる。また、排出口42から放出される空気によって、洗浄液中の汚れを浮遊させる効果が高まるので、オーバーフロー部6から汚れを排出し易くなる。
次に、上記実施形態の洗浄装置における変形例について図9を参照して説明する。図9に示す洗浄装置1は、ポンプ7に代わる水流調整手段として、経路13に電動開閉式の仕切弁18を有している。仕切弁18は、洗浄液の循環供給時において閉作動を行って経路11内を通る洗浄液を逆流させる。ここで、仕切弁18は、経路11に設けられていてもよい。本変形例についても、上記同様の効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、受け皿4とポンプ7の間にカートリッジ8が設けられていないものであってもよいし、ポンプ7又はタンク5が、洗浄液濾過用のフィルタを有したものであってもよい。また、受け皿4とポンプ7との間にタンク5を有する洗浄装置において、受け皿4からの洗浄液をタンク5に導く排出路内で洗浄液を逆流させるような構成であってもよい。
1 洗浄装置
2 電気かみそり(除毛装置)
21 ヘッド部
4 受け皿
42 排出口
5 タンク(水流調整手段)
6 オーバーフロー部
7 ポンプ
10 経路(供給路)
11 経路(排出路)
18 仕切弁(水流調整手段)

Claims (5)

  1. 除毛装置のヘッド部を受容する受け皿を有し、前記受け皿に洗浄液を循環供給して前記ヘッド部を洗浄する洗浄装置において、
    洗浄液を貯留するタンクと、
    前記タンク内の洗浄液を前記受け皿に供給するための供給路と、
    前記受け皿の排出口から洗浄液を排出するための排出路と、
    前記受け皿に連通され、該受け皿内の洗浄液の水位を一定に保つための経路を有したオーバーフロー部と、
    前記タンク内の洗浄液を前記供給路を介して前記受け皿に送り込み、前記送り込まれた洗浄液を前記オーバーフロー部及び排出路を介して前記タンクに回収するポンプと、
    少なくとも前記排出路を含む経路内の洗浄液の流れを遮断する水流調整手段とを備え、
    前記ヘッド部の洗浄時に前記水流調整手段による遮断動作を行い、これにより通常とは逆方向の洗浄液の流れを前記排出路内に生じさせ、その洗浄液の流れによって前記排出口周辺に沈着した汚れを剥離することを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記水流調整手段として前記ポンプが用いられ、
    前記受け皿に洗浄液が溜まっている状態において前記ポンプを少なくとも一回以上、停止又は逆回転させることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記受け皿の排出口からポンプに至る経路を構成する管路の管路抵抗は、前記オーバーフロー部からポンプに至る経路を構成する管路のそれよりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記オーバーフロー部の出口は、前記受け皿の排出口よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の洗浄装置。
  5. 前記排出路内には空気溜まりが設けられ、
    前記空気溜まりに溜まった空気が、洗浄液の逆流に伴って前記排出口から放出されることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の洗浄装置。
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