JP5122369B2 - ガラス溶解炉用の燃焼装置 - Google Patents
ガラス溶解炉用の燃焼装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5122369B2 JP5122369B2 JP2008132228A JP2008132228A JP5122369B2 JP 5122369 B2 JP5122369 B2 JP 5122369B2 JP 2008132228 A JP2008132228 A JP 2008132228A JP 2008132228 A JP2008132228 A JP 2008132228A JP 5122369 B2 JP5122369 B2 JP 5122369B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- ejection
- oxygen
- glass melting
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/235—Heating the glass
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Description
そして、燃料噴出孔から噴出されたガス燃料を一次空気吐出口から吐出された一次燃焼用空気にて燃焼させ、更に、そのガス燃料の未燃分を二次空気吐出口から吐出された二次燃焼用空気にて燃焼させて、ガラス溶解槽の上部空間に設定火炎形成方向に沿って火炎を形成するように構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
即ち、ガラス原料の種類によっては、ガラス溶解槽の溶解ガラス上面近傍を酸化雰囲気にするのが好ましい場合や還元雰囲気にするのが好ましい場合がある。
そして、溶解ガラス上面近傍を酸化雰囲気にするには、火炎を溶解ガラスの上面と間隔をあけて形成することになり、溶解ガラス上面近傍を還元雰囲気にするには、火炎を溶解ガラスの上面に近接させて形成することになり、火炎の形成高さを変更調節できることが望まれる。
そこで、ガラス原料の流動方向に沿う方向における原料供給側の位置では、浮遊しているガラス原料に当たらないように、火炎を上方寄りに形成するのが好ましく、一方、ガラス原料の流動方向に沿う方向における溶解ガラス取り出し側の位置では、ガラス溶解槽を効率良く加熱するために、火炎を下方寄りに形成するのが好ましいものであり、火炎の形成高さを変更調節できることが望まれる。
ちなみに、浮遊しているガラス原料に火炎が当たると、火炎が乱れて炉内の温度分布が変動するので、ガラス溶解槽を適切に加熱し難いものとなる。
又、炉内の温度分布を小さくするには、火炎の横幅を広くするのが好ましく、火炎の横幅を変更調節できることが望まれる。
しかしながら、従来の燃焼装置では、燃料噴出部及び酸素含有ガス吐出部を炉体の壁部に設けた状態で、燃料噴出部からのガス燃料の噴出量を同一にした状態では、火炎の形成状態を変更調節できないので、上述の如き要望に応えることができないものであった。
第1特徴構成は、前記燃料噴出部が、上下方向に間隔を隔てて位置する上下の噴出孔と、それら上下の噴出孔の中間の高さで且つそれら上下の噴出孔の両横側方に振り分け位置する左右の噴出孔とを備えるように構成され、
前記燃料噴出部における前記複数の噴出孔から分配して噴出されるガス燃料の分配率を変更調節する分配率調節手段が設けられている点にある。
又、燃料噴出部に供給されるガス燃料のうちの大部分を下部の噴出孔から噴出させ、残りを上部及び左右の噴出孔から噴出させる分配率、あるいは、燃料噴出部に供給されるガス燃料の全てを下部の噴出孔から噴出させる分配率に調節すると、下部の噴出孔により主たる火炎が形成されるので、主たる火炎を下方寄りに形成することができる。
又、燃料噴出部に供給されるガス燃料のうちの大部分を左右の噴出孔から噴出させ、残りを上下の噴出孔から噴出させる分配率、あるいは、燃料噴出部に供給されるガス燃料の全てを左右の噴出孔から噴出させる分配率に調節すると、左右の噴出孔により主たる火炎が形成されるので、横幅が広い主たる火炎を形成することができる。
従って、燃料噴出部からのガス燃料の噴出量を同一にした状態でも火炎の形成状態を変更調節し得るガラス溶解炉用の燃焼装置を提供することができるようになった。
前記酸素含有ガス吐出部が、前記燃料噴出部における前記複数の噴出孔にて囲まれる位置に形成した酸素含有ガス吐出口にて構成されている点にある。
又、酸素含有ガス吐出部を燃料噴出部における複数の噴出孔の夫々に対応して各別に設けた複数の酸素含有ガス吐出口にて構成する場合、ガス燃料用の前記分配率調節手段にてガス燃料の分配率が変更調節されるのに対応して、複数の酸素含有ガス吐出口から分配して吐出される酸素含有ガスの分配率を変更調節するための酸素含有ガス用の分配率調節手段が必要となるが、上述のように、酸素含有ガス吐出部を燃料噴出部における複数の噴出孔にて囲まれる位置に形成した酸素含有ガス吐出口にて構成することにより、前述の如き酸素含有ガス用の分配率調節手段が不要となる。
従って、装置価格の低廉化を図りながら、燃料噴出部からのガス燃料の噴出量を同一にした状態でも火炎の形成状態を変更調節できるようにすることができるようになった。
前記燃料噴出部及び前記酸素含有ガス吐出部が、前記炉体の壁部に組付自在な一つのユニット状体として構成されている点にある。
ちなみに、燃料噴出部と酸素含有ガス吐出部とを別体に構成する場合、燃料噴出部と酸素含有ガス吐出部とを別々に炉体の壁部に設けることになるので、設置作業が複雑なものとなる。
従って、燃焼装置の設置作業の簡略化を図りながら、燃料噴出部からのガス燃料の噴出量を同一にした状態でも火炎の形成状態を変更調節できるようにすることができるようになった。
前記ガラス溶解槽が、原料供給側から溶解ガラス取り出し側に向けてガラス原料を流動させるように構成され、
前記燃料噴出部と前記酸素含有ガス吐出部との組が、前記ガラス溶解槽におけるガラス原料の流動方向に沿って並置されている点にある。
つまり、燃料噴出部と酸素含有ガス吐出部との組毎に、炉体の壁部に設置した状態で、主たる火炎の形成高さを変更することができるので、燃料噴出部と酸素含有ガス吐出部との組をガラス原料の流動方向に沿って並置するに当たっては、組毎に設置高さを適切に定めて設けるのではなく、例えば、全ての組を同高さに設ける等により設置作業の簡略化を図っても、上述のように、ガラス溶解槽の上部空間におけるガラス原料流動方向の全域において、適切な高さに火炎を形成することができるのである。
従って、燃焼装置の設置作業の簡略化を図りながら、原料供給側から溶解ガラス取り出し側に向けて流動するガラス原料を適切且つ効率良く加熱することができるようになった。
図1及び図2に示すように、ガラス溶解炉用の燃焼装置(以下、単に燃焼装置と記載する場合がある)は、炉体1の内部におけるガラス溶解槽2の上部空間に向けてガス燃料を溶解ガラスの上面に沿う設定火炎形成方向に沿って噴出する燃料噴出部Fと、ガラス溶解槽2の上部空間に向けてガス燃料を燃焼させるための燃焼用酸素含有ガスとしての純酸素ガスを前記設定火炎形成方向に沿って吐出する酸素含有ガス吐出部Sとが、炉体1の壁部1wに設けられて構成されている。
この実施形態では、前記燃料噴出部F及び前記酸素含有ガス吐出部Sが、前記炉体1の壁部1wに組付自在な一つのユニット状体としての噴出ユニットNに構成されている。
尚、以下の説明では、前記燃料噴出部Fにおける上下並びに左右からなる複数の噴出孔3を夫々の位置を区別して説明する場合、上方の噴出孔3を上部噴出孔3uと記載し、下方の噴出孔3を下部噴出孔3sと記載し、各噴出孔3からのガス燃料の噴出方向に沿うガス燃料噴出方向視において左横側方の噴出孔3を左横噴出孔3hと記載し、ガス燃料噴出方向視において右横側方の噴出孔3を右横噴出孔3mと記載する。
このガラス溶解炉は、平面視で矩形状の炉体1内の下部に、平面視で矩形状のガラス溶解槽2が設けられて構成されている。
矩形状のガラス溶解槽2の四辺の側部のうちの一側部を区画する炉体1の壁部1wに、ガラス原料を投入する投入口1iが設けられ、その投入口1iが設けられた側部に対向する側部を区画する炉体1の壁部1wに、その壁部1wの外部に設けられた取り出し槽5に向けて溶解ガラスを取り出す取り出し口1eが設けられている。
そして、投入口1iからガラス溶解槽2に投入されたガラス原料を取り出し口1eに向けて流動させながら溶解させて、連続してガラス溶解処理を行う連続式に構成されている。
つまり、前記ガラス溶解槽2が、原料供給側から溶解ガラス取り出し側に向けてガラス原料を流動させるように構成されていることになる。
尚、左右夫々の壁部1wに並置された複数の噴出ユニットNは、全て同一の高さに設けられている。
つまり、前記燃料噴出部Fと前記酸素含有ガス吐出部Sとの組が、前記ガラス溶解槽2におけるガラス原料流動方向に沿って並置されていることになる。
又、前記火炎形成方向がガラス原料流動方向に直交し且つ水平方向に沿う方向に設定されている。
この噴出ユニットNは、前記燃料噴出部Fの上部噴出孔3u、下部噴出孔3s、左横噴出孔3h及び右横噴出孔3m、並びに、酸素含有ガス吐出部Sの酸素含有ガス吐出口4が形成されたバーナタイル6と、上部噴出孔3u、下部噴出孔3s、左横噴出孔3h、右横噴出孔3mにそれぞれガス燃料を供給する上部燃料供給口7u、下部燃料供給口7s、左横燃料供給口7h、右横燃料供給口7m、及び、酸素含有ガス吐出口4に酸素ガスを供給する酸素含有ガス供給口8を備えた供給口集合部9と、上部噴出孔3u、下部噴出孔3s、左横噴出孔3h、右横噴出孔3m、酸素含有ガス吐出口4のそれぞれに上部燃料供給口7u、下部燃料供給口7s、左横燃料供給口7h、右横燃料供給口7m、酸素含有ガス供給口8のそれぞれを連通接続する接続部10とを一体的に組み付けて構成されている。
又、左横噴出孔3h及び右横噴出孔3mは夫々2個ずつバーナタイル6に形成され、2個の左横噴出孔3h及び2個の右横噴出孔3mの夫々は、バーナタイル6の後面と前面とにわたって貫通する状態で、夫々の軸心が互いに平行となる形態で水平方向に並ぶようにバーナタイル6に形成されている。
又、酸素含有ガス吐出口4は、長手方向が水平方向に沿う長円状の横断面形状となる形態にて、バーナタイル6の後面と前面とにわたって貫通する状態でバーナタイル6に形成されている。
前記燃料供給路12にはガス燃料の供給を断続する燃料断続弁13が設けられ、各ユニット用燃料分岐路12nには、前記噴出ユニットNへのガス燃料の供給量を調節するユニット用燃料調節弁14が設けられている。
更に、上部用分岐路12uには前記3個の上部噴出孔3uへのガス燃料の供給量を調節する上部用燃料調節弁15uが設けられ、下部用分岐路12sには前記3個の下部噴出孔3sへのガス燃料の供給量を調節する下部用燃料調節弁15sが設けられ、左横用分岐路12hには前記2個の左横噴出孔3hへのガス燃料の供給量を調節する左横用燃料調節弁15hが設けられ、右横用分岐路12mには前記2個の右横噴出孔3mへのガス燃料の供給量を調節する右横用燃料調節弁15mが設けられている。
つまり、前記上部用燃料調節弁15u、下部用燃料調節弁15s、左横用燃料調節弁15h及び右横用燃料調節弁15mにより、前記分配率調節手段Vが構成される。
そして、純酸素供給路17には純酸素ガスの供給を断続する酸素断続弁18が設けられ、各ユニット用酸素分岐路17nには、各噴出ユニットNへの純酸素ガスの供給量を調節するユニット用酸素調節弁19が設けられている。
操作部21には、図示を省略するが、燃焼装置の運転開始及び停止を指令する運転スイッチの他に、8個の噴出ユニットN夫々に対応して、主たる火炎(以下、主炎と記載する場合がある)の形成状態を上方寄り形成状態、幅広形成状態、下方寄り形成状態、左寄り形成状態及び右寄り形成状態のうちから択一的に指令する火炎形成状態指令スイッチ等が設けられている。
そこで、炉体1の左右夫々の壁部1wに設けられた4基の噴出ユニットN夫々の主炎の形成状態を、前記操作部21の火炎形成状態指令スイッチにより、前記投入口1iの側から1番目の噴出ユニットNを上方寄り形成状態に、2番目の噴出ユニットNを幅広形成状態に、3番目及び4番目の噴出ユニットNを下方寄り形成状態に夫々設定する。
又、ガラス溶解槽2におけるガラス原料流動方向の中間部分においては、横幅の広い主炎Fmが形成され、ガラス溶解槽2におけるガラス原料流動方向の下流側の部分においては、ガラス溶解槽2の上面に近接するように下方寄りに主炎Fmが形成されるので、温度分布を小さくしながら効率良くガラス溶解槽2を加熱することができる。
運転制御部20は、前記操作部21の運転スイッチにより運転開始が指令されると、各噴出ユニットNに対して設けられたイグナイタ(図示省略)を作動させた状態で、前記燃料断続弁13を開弁し、各噴出ユニットNへのガス燃料の供給量が予め設定した設定燃料供給量になるように各ユニット用燃料分岐路12nの前記ユニット用燃料調節弁14の作動を制御し、並びに、前記酸素断続弁18を開弁し、各噴出ユニットNへの純酸素ガスの供給量が前記設定燃料供給量に対応して予め設定された設定酸素供給量になるように各ユニット用酸素分岐路17nのユニット用酸素調節弁19の作動を制御して、燃焼装置の運転を開始する。
例えば、上方寄り形成状態が指令されている場合は、前記ユニット用燃料供給路12nを通して供給されるガス燃料を、前記主炎上方寄り形成用の設定分配率にて前記上部用分岐路12u、前記下部用分岐路12s、前記左横用分岐路12h、前記右横用分岐路12mに分配して通流させるように、前記上部用燃料調節弁15u、前記下部用燃料調節弁15s、前記左横用燃料調節弁15h及び前記右横用燃料調節弁15m夫々の作動を制御する。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 上部噴出孔3u及び下部噴出孔3sの配置形態は、上記の実施形態において例示した鉛直方向に沿って並ぶ配置形態に限定されるものではなく、鉛直方向に対して左側に傾斜する上下方向や、鉛直方向に対して右側に傾斜する上下方向に沿って並ぶ配置形態でも良い。
又、左横噴出孔3h及び右横噴出孔3mの配置形態は、上記の実施形態において例示した水平方向に沿って並ぶ配置形態に限定されるものではなく、水平方向に対して左側が上位となる横方向や、水平方向に対して右側が上位となる横方向に沿って並ぶ配置形態でも良い。
例えば、燃料噴出部Fにおける上部噴出孔3u、下部噴出孔3s、左横噴出孔3h及び右横噴出孔3mにて囲まれる位置に形成した酸素含有ガス吐出口にて構成する場合、その酸素含有ガス吐出口の個数は1個に限定されるものではなく、複数個設けても良い。
又、燃料噴出部Fにおける上部噴出孔3u、下部噴出孔3s、左横噴出孔3h及び右横噴出孔3mの夫々に対応して各別に設けた複数の酸素含有ガス吐出口にて構成しても良い。
即ち、上記の実施形態においては、平面視で矩形状のガラス溶解槽2を囲む炉体1の四壁部1wにおける対向する一対の壁部1wのうちの一方に投入口1iを設け且つ他方に取り出し口1eを設けて、ガラス原料を直線状に流動させるように構成して、そのガラス原料流動方向に沿うガラス原料流動方向視において、左右両側の炉体1の壁部1wの夫々に、複数の噴出ユニットNをガラス原料流動方向に沿って並置する形態としたが、そのガラス原料流動方向視における左右両側の炉体1の壁部1wのうちの一方に、複数の噴出ユニットNをガラス原料流動方向に沿って並置する形態でも良い。
即ち、投入口1iを設けた壁部1wの水平方向における投入口1i側の端部に連なる壁部1wに、複数(実施形態では3基)の噴出ユニットNを水平方向に並置し、投入口1iを設けた壁部1w及びその壁部1wに対向する壁部1w夫々における取り出し口1e側の部分に、噴出ユニットNを1基ずつ両壁部1wで水平方向に位置をずらした状態で設ける形態としても良い。
この場合、例えば、投入口1i側の3基の噴出ユニットNにおける主炎の形成状態を上方寄り形成状態に設定し、取り出し口1e側の2基の噴出ユニットNにおける主炎の形成状態を下方寄り形成状態に設定する。
例えば、炉体1の壁部1wの右側に隣接して設置される噴出ユニットNについては、右寄り形成状態に設定し、炉体1の壁部1wの左側に隣接して設置される噴出ユニットNについては、左寄り形成状態に設定することにより、火炎が壁部1wに接触しないようして、炉体1の耐久性を向上するようにしても良い。
1w 壁部
2 ガラス溶解槽
3 噴出孔
4 酸素含有ガス吐出口
F 燃料噴出部
N ユニット状体
S 酸素含有ガス吐出部
V 分配率調節手段
Claims (4)
- 炉体の内部におけるガラス溶解槽の上部空間に向けてガス燃料を溶解ガラスの上面に沿う設定火炎形成方向に沿って噴出する燃料噴出部と、前記ガラス溶解槽の上部空間に向けて前記ガス燃料を燃焼させるための燃焼用酸素含有ガスを前記設定火炎形成方向に沿って吐出する酸素含有ガス吐出部とが、前記炉体の壁部に設けられたガラス溶解炉用の燃焼装置であって、
前記燃料噴出部が、上下方向に間隔を隔てて位置する上下の噴出孔と、それら上下の噴出孔の中間の高さで且つそれら上下の噴出孔の両横側方に振り分け位置する左右の噴出孔とを備えるように構成され、
前記燃料噴出部における前記複数の噴出孔から分配して噴出されるガス燃料の分配率を変更調節する分配率調節手段が設けられているガラス溶解炉用の燃焼装置。 - 前記酸素含有ガス吐出部が、前記燃料噴出部における前記複数の噴出孔にて囲まれる位置に形成した酸素含有ガス吐出口にて構成されている請求項1記載のガラス溶解炉用の燃焼装置。
- 前記燃料噴出部及び前記酸素含有ガス吐出部が、前記炉体の壁部に組付自在な一つのユニット状体として構成されている請求項1又は2記載のガラス溶解炉用の燃焼装置。
- 前記ガラス溶解槽が、原料供給側から溶解ガラス取り出し側に向けてガラス原料を流動させるように構成され、
前記燃料噴出部と前記酸素含有ガス吐出部との組が、前記ガラス溶解槽におけるガラス原料の流動方向に沿って並置されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラス溶解炉用の燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008132228A JP5122369B2 (ja) | 2008-05-20 | 2008-05-20 | ガラス溶解炉用の燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008132228A JP5122369B2 (ja) | 2008-05-20 | 2008-05-20 | ガラス溶解炉用の燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009281616A JP2009281616A (ja) | 2009-12-03 |
JP5122369B2 true JP5122369B2 (ja) | 2013-01-16 |
Family
ID=41452257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008132228A Active JP5122369B2 (ja) | 2008-05-20 | 2008-05-20 | ガラス溶解炉用の燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5122369B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8592060B2 (en) | 2010-12-21 | 2013-11-26 | HGST Netherlands B.V. | Perpendicular magnetic recording media having low medium noise and systems using the same |
JP5892809B2 (ja) * | 2012-02-20 | 2016-03-23 | 大阪瓦斯株式会社 | 加熱炉用の燃焼装置 |
JP5959224B2 (ja) * | 2012-02-20 | 2016-08-02 | 大阪瓦斯株式会社 | ガラス溶解炉用の燃焼装置 |
CN104341088B (zh) * | 2014-11-14 | 2017-04-26 | 秦皇岛玻璃工业研究设计院 | 全氧燃烧喷枪用喷嘴砖、制作方法及由其构成的喷枪和熔窑 |
JP6494329B2 (ja) * | 2015-03-02 | 2019-04-03 | 大阪瓦斯株式会社 | 加熱炉 |
US9689612B2 (en) * | 2015-05-26 | 2017-06-27 | Air Products And Chemicals, Inc. | Selective oxy-fuel burner and method for a rotary furnace |
US9657945B2 (en) * | 2015-05-26 | 2017-05-23 | Air Products And Chemicals, Inc. | Selective oxy-fuel boost burner system and method for a regenerative furnace |
CN111056732B (zh) * | 2019-12-09 | 2022-07-01 | 彩虹(合肥)液晶玻璃有限公司 | 一种环形燃烧器及玻璃卸料装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3761969B2 (ja) * | 1996-03-28 | 2006-03-29 | 旭テクノグラス株式会社 | バーナタイルの火炎放射角度可変構造 |
-
2008
- 2008-05-20 JP JP2008132228A patent/JP5122369B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009281616A (ja) | 2009-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5122369B2 (ja) | ガラス溶解炉用の燃焼装置 | |
JP5959224B2 (ja) | ガラス溶解炉用の燃焼装置 | |
CN102287810A (zh) | 燃烧装置 | |
JP5892809B2 (ja) | 加熱炉用の燃焼装置 | |
JP5421728B2 (ja) | 溶解炉用の燃焼装置及び溶解炉 | |
US9822970B2 (en) | Combustion device for melting furnace, and melting furnace | |
JP4836399B2 (ja) | 加熱炉用の燃焼装置 | |
JP2002286225A (ja) | 加熱炉用燃焼装置の運転方法及び運転装置 | |
JP2007139380A (ja) | 加熱炉用の燃焼装置 | |
JP4046633B2 (ja) | 加熱炉用の燃焼装置 | |
JP4201731B2 (ja) | 加熱炉用の燃焼装置 | |
JP4194624B2 (ja) | 加熱炉用の燃焼装置 | |
JP6121024B1 (ja) | 溶解炉用の燃焼装置、及びそれを備えた溶解炉 | |
JP6494329B2 (ja) | 加熱炉 | |
JP4139525B2 (ja) | 加熱炉用の燃焼装置 | |
JP6868985B2 (ja) | 溶解炉 | |
JP2003269709A (ja) | 加熱炉用の燃焼装置 | |
JP3153019B2 (ja) | 燃焼式溶解炉 | |
JPH09137922A (ja) | 低NOxガス燃焼装置 | |
SU672216A1 (ru) | Фурма дл продувки металла газокислородной смесью | |
KR100414174B1 (ko) | 유리용융로 | |
JP2021009020A (ja) | ガス供給用マニホールド | |
KR200172489Y1 (ko) | 유리용융로용 버너조립체 | |
JP2007010206A (ja) | 蓄熱式バーナ | |
JPH05180571A (ja) | 焼結機の点火装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120927 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121024 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5122369 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |