JP5119882B2 - メモリクロック設定機能を有する情報処理装置およびメモリクロック設定方法 - Google Patents

メモリクロック設定機能を有する情報処理装置およびメモリクロック設定方法 Download PDF

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Description

本発明は,メモリの動作クロックを設定する技術に関するものであり,特に,メモリコントローラに接続されるメモリバス以外のバスの帯域に合わせて,メモリの動作クロックの設定を変更するメモリクロック設定機能を有する情報処理装置およびメモリクロック設定方法に関するものである。
図5は,メモリの周辺環境の例を説明する図である。図5において,CPU500とメモリコントローラ510とを接続するバスをCPUバス600,I/Oブリッジ530とメモリコントローラ510とを接続するバスをI/Oバス610,メモリコントローラ510とメモリ520とを接続するバスをメモリバス620と呼ぶ。I/Oバス610は,I/Oブリッジ530に接続されている,グラフィックデバイス,ハードディスクドライブ,光学ドライブ等のI/Oデバイスが使用する。
CPU500からメモリ520へのアクセス,I/Oからメモリ520へのアクセスの両方が同時に発生することがあり得るので,メモリバス620の帯域は,メモリバス以外のメモリコントローラ510に接続されるバス(図5の例では,CPUバス600とI/Oバス610)の合計帯域以上であることが望ましい。
近年,メモリバス620の帯域を拡張することによって,メモリデータ転送速度を大幅に向上する技術が提供されている。例えば,同容量のメモリを同時に2枚使用することにより,メモリデータ転送速度を高速化するデュアルチャネル技術などがある。
このような技術により,メモリバス620の転送速度が,メモリコントローラ510に接続される他のバス(図5の例では,CPUバス600とI/Oバス610)の合計帯域を大幅に超えた転送速度となる可能性がある。このような場合には,メモリコントローラ510に接続される他のバスの帯域がボトルネックとなり,高速化されたメモリデータ転送速度を十分に生かすことができない。
一方で,メモリ動作の高速化(高クロック化)も進んでいるが,それはメモリ520の消費電力を増加させる一因となっている。
なお,メモリの動作クロックの制御に関する先行技術が記載された文献として,例えば特許文献1,特許文献2,特許文献3などがある。
特許文献1には,メモリが未搭載であるときに使用されないメモリクロックや,搭載メモリの種類によって使用されないメモリクロックを,停止させる技術が記載されている。この技術は,電磁干渉/電磁妨害(EMI:electro-magnetic interference )の対策として考えられた技術である。
特許文献2には,メモリベンダが決めているメモリ自体の動作仕様によらず,メモリの設定を変更しながら,データの書き込み/読み込みを実際に行い,データエラーが発生しない最も最速な設定を検出する技術が記載されている。この技術は,メモリバスの帯域が他のバスより小さい場合に必要となる技術である。
特許文献3には,システムが保証しない動作周波数のメモリが搭載されている場合や,複数の動作周波数のメモリが混在して搭載されている場合に,警告を行う技術が記載されている。
特開2000−187525号公報 特開平10−21135号公報 特開2001−117815号公報
上述したように,近年のシステムでは,メモリデータ転送速度の高速化が進んだとしても,他の部分がボトルネックとなるためにその高速化が十分に発揮できず,しかも高速化によりメモリの消費電力が増加するという事態が発生している。
本発明は,上記の問題点の解決を図り,高速化されたメモリデータ転送速度を可能な限り生かしながら,メモリの消費電力を可能な限り削減する技術を提供することを目的とする。
本発明は,上記の課題を解決するため,メモリバスの帯域がメモリコントローラに接続される他のバスの合計帯域より大きい場合に,メモリバスの帯域がメモリコントローラに接続される他のバスの合計帯域にできるだけ近い値となるように,メモリの動作クロックの設定を変更することを特徴とする。
メモリバスの帯域と,メモリコントローラに接続される他のバスの合計帯域とを取得する。メモリバスの帯域は,メモリの動作クロックとしてメモリコントローラに設定されているクロック数から,その理論値を算出することができる。他のバスの帯域も,各コントローラやブリッジの設定から理論値を算出したり,あらかじめバス帯域が分かっている場合は,その情報をI/Oブリッジ上のROM等に格納することもでき,そこからバス帯域情報を取得したりすることにより,得ることができる。
得られたメモリバスの帯域と,メモリコントローラに接続される他のバスの合計帯域とを比較する。メモリバスの帯域がメモリコントローラに接続される他のバスの合計帯域よりも大きい場合には,メモリバスの帯域がメモリコントローラに接続される他のバスの合計帯域を下回らない範囲で,メモリの動作クロックを下げるように設定変更を行う。
具体的には,本発明は,メモリと,メモリの制御を行うメモリコントローラとを備え,メモリの動作クロックの設定を変更するメモリクロック設定機能を有する情報処理装置であって,メモリコントローラとメモリとを接続するメモリバスの帯域を取得する手段と,メモリバス以外のメモリコントローラに接続されるバスの帯域を取得する手段と,メモリバス以外のメモリコントローラに接続されるバスの合計帯域と,メモリバスの帯域とを比較する手段と,メモリバスの帯域が,メモリバス以外のメモリコントローラに接続されるバスの合計帯域より大きい場合に,メモリバスの帯域がメモリバス以外のメモリコントローラに接続されるバスの合計帯域を下回らない範囲で,メモリの動作クロックが現在の動作クロックよりも遅くなるように,メモリの動作クロックの設定を変更する手段とを備えることを特徴とする。
このようなメモリクロック設定機能を有する情報処理装置において,メモリバスの帯域は,例えば,メモリコントローラに設定されたメモリの動作クロックのクロック数,またはメモリの動作クロックとして設定可能なクロック数から算出することができる。
また,メモリの動作クロックの設定を変更する処理は,情報処理装置の起動時に,情報処理装置が備える基本入出力システム格納メモリに格納される基本入出力システムの制御プログラムにより実行される。
このように,メモリの動作クロックを必要十分に下げることにより,メモリの動作クロックを最大に設定した場合と同じ論理パフォーマンスでありながら,メモリの消費電力を低減することができる。
本発明により,メモリコントローラに接続されるメモリバス以外のバスの合計帯域に合わせて,メモリバスの帯域が必要十分となるようにメモリの動作クロックを下げることができるようになるため,メモリの動作クロックを最大に設定した場合と同じ論理パフォーマンスでありながら,メモリの消費電力を低減することができる。
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。
図1は,本発明の実施の形態による情報処理装置の構成例を示す図である。情報処理装置は,CPU11,ホストブリッジ12,メモリ13,I/Oブリッジ14,グラフィック部15,BIOS ROM16,クロック発生器17を備える。
CPU11は,システムを制御するプロセッサである。
ホストブリッジ12は,CPU11,メモリ13,I/O間を接続するチップであり,チップセット(プラットフォーム)によっては,メモリコントローラ120を備える。図1に示す情報処理装置の例では,ホストブリッジ12にメモリコントローラ120が備えられている。ホストブリッジ12では,CPU11の設定等がなされる。メモリコントローラ120は,メモリ13の動作クロックや動作タイミングの設定など,メモリ13の制御を行う。
メモリ13は,情報処理装置における主記憶装置である。メモリ13は,SPD(Serial Presence Detect)130を備える。SPD130は,メモリモジュールに搭載されているメモリチップの種類や仕様等の情報(以下,メモリ情報と呼ぶ)が格納されたROMである。例えば,メモリの動作クロックとして設定可能なクロック数が,メモリベンダにより決められている場合に,その情報がSPD130に記録される。
I/Oブリッジ14は,I/Oデバイスを接続するチップである。I/Oブリッジ14は,CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor )140を備える。CMOS140は,情報を格納可能なメモリである。なお,CMOS140の代わりにフラッシュROM等の不揮発性メモリに情報を格納することも可能である。
グラフィック部15は,表示機能を有する手段である。
BIOS(Basic Input/Output System )ROM16は,ハードウェアの設定・制御を行う基本入出力システムの制御プログラムであるBIOS160が記憶されたROMである。BIOS160には,メモリクロック設定機能161が備えられている。
クロック発生器17は,クロックを発生する手段である。バスクロック170は,クロック発生器17から出力され,チップセットに入力されるクロックである。ホストブリッジ12とI/Oブリッジ14とをチップセットと呼ぶ。メモリクロック171は,メモリ13の動作クロックである。クロック発生器17からホストブリッジ12に入力されたクロックは,メモリコントローラ120でメモリ13の動作クロックとして設定されたクロック数に調整され,メモリ13に入力される。
CPUバス20は,CPU11とホストブリッジ12とを接続する。メモリバス21は,メモリコントローラ120と各メモリ13とを接続する。I/Oバス22は,I/Oデバイスとホストブリッジ12とを接続する。図1に示す情報処理装置の例では,I/Oバス22aがホストブリッジ12とI/Oブリッジ14とを接続し,I/Oバス22bがホストブリッジ12とグラフィック部15とを接続している。
LPC/SPIバス23は,BIOS ROM16が接続されているバスである。従来はLPC(Low Pin Count )バスが主流であったが,近年はSPI(Serial Peripheral Interface )バスに変わりつつある。SM(System Management )バス24は,デバイスに接続されるバスの一種で,デバイスの制御やデバイス情報の取得に用いられる。図1に示す情報処理装置の例では,SMバス24が各メモリ13のSPD130に接続され,各SPD130からメモリ情報が取得される。
図2は,メモリクロック設定機能の構成例を示す図である。メモリクロック設定機能161は,CPUバス帯域取得部162,I/Oバス帯域取得部163,メモリバス帯域取得部164,バス帯域比較部165,メモリクロック設定部166から構成される。
CPUバス帯域取得部162は,BIOS160によって設定されたCPUバス情報を,ホストブリッジ12から取得し,CPUバス帯域を算出する。CPUバス帯域は,情報処理装置に搭載されるCPU11の種類によって決まる。例えば,CPUバスクロックが800MHzであり,1クロックあたりのデータ転送量が8bitであれば,CPUバス帯域は,800×8=6400[Mb/秒]となる。
あらかじめI/Oバス帯域の情報をI/Oブリッジ14のCMOS140等に格納しておき,I/Oバス帯域取得部163は,そこからI/Oバス帯域の情報を取得する。図1に示す情報処理装置の例では,I/Oバス22a,I/Oバス22bの2つの帯域の情報を取得する。
メモリバス帯域取得部164は,BIOS160によって設定されたメモリバス21の情報を,メモリコントローラ120から取得する。また,各メモリ13のSPD130から,メモリ情報を取得する。取得するメモリ情報は,クロック数ごとの設定情報(例えば,800MHz,667MHz,533MHz時の各設定情報)などである。
メモリバス帯域は,その理論値が,メモリコントローラ120に設定されたメモリ13の動作クロックから容易に求められる。例えば,設定されたメモリ13の動作クロックが800MHzであり,1クロックあたりのデータ転送量が8bitであり,さらにデュアルチャネルであれば,メモリバス帯域の理論値は,800×8×2=12800[Mb/秒]となる。
バス帯域比較部165は,メモリバス帯域と,メモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域とを比較する。例えば,図1に示す情報処理装置の例では,CPUバス20,I/Oバス22a,I/Oバス22bの合計帯域と,メモリバス21の帯域とを比較する。
メモリクロック設定部166は,メモリコントローラ120に,メモリ13の動作クロック,動作タイミングなどの設定を行う。メモリバス帯域よりもメモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域の方が小さい場合には,SPD130のメモリ情報から得られたメモリ13の動作クロックとして設定可能なクロック数のうち,メモリバス帯域がメモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域を下回らない範囲で,現在のメモリ13の動作クロックのクロック数以下となるものを選択し,選択されたクロック数をメモリ13の動作クロックとしてメモリコントローラ120に設定する。
図3は,メモリクロック設定機能によるメモリクロック設定処理フローチャートである。情報処理装置の電源がONされ,BIOS160が起動されると,そのBIOS160の処理の過程で,図3の例に示すようなメモリクロック設定機能161によるメモリクロック設定処理が実行される。
まず,CPUバス20の情報を取得し(ステップS10),CPUバス帯域を算出する(ステップS11)。また,I/Oバス帯域の情報を取得し(ステップS12),I/Oバス帯域を算出する(ステップS13)。設定されたメモリバス21の情報を取得し(ステップS14),メモリバス帯域を算出する(ステップS15)。
メモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域(すなわち,ここではCPUバス帯域とI/Oバス帯域との合計値)と,メモリバス帯域とを比較する(ステップS16)。このとき,メモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域が,メモリバス帯域以上である場合には,メモリの動作クロックの設定変更を行う必要はない。
ステップS16において,メモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域が,メモリバス帯域より小さい場合には,メモリ情報を取得し(ステップS17),メモリ13の動作クロックとして設定可能な各クロック数により得られるメモリバス帯域を算出する(ステップS18)。メモリバス帯域がメモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域を下回らない値となるクロック数のうち,現在のメモリ13の動作クロック以下のものを選択し(ステップS19),選択されたクロック数をメモリ13の動作クロックとして設定する(ステップS20)。
以下,本実施の形態のより具体的な例を説明する。以下に説明する例のシステムでは,CPUバス帯域は6400Mb/秒,I/Oバス帯域は4096Mb/秒であるものとする。また,搭載されているメモリ13の仕様は,1GB,DDR2,定格800MHz,2枚構成(デュアルチャネル)であり,そのメモリの動作クロックは,800MHz,667MHz,533MHz,400MHzの4段階に設定することができるものとする。また,ここでは,1クロックあたりのデータ転送量が8bitであるものとする。
情報処理装置の電源がONされ,BIOS160が起動されると,そのBIOS160の処理の過程で,メモリクロック設定機能161によるメモリクロック設定処理が実行される。
まず,メモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域を求める。ここでは,CPUバス帯域とI/Oバス帯域とを取得し,それらの合計を求めると,
6400Mb/秒 + 4096Mb/秒 = 10496Mb/秒
となる。
次に,メモリバス帯域を求める。設定されているメモリ13の動作クロックは800MHzであり,1クロックで処理されるデータは8bitであり,さらにメモリ13を2枚構成でデュアルチャネル動作させているので,メモリバス帯域は,
800MHz × 8bit × 2(デュアルチャネル)
= 12800Mb/秒
となる。
メモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域とメモリバス帯域を比較すると,
10496Mb/秒 < 12800Mb/秒
であり,メモリバス帯域が,メモリバス21以外のバスの合計帯域よりも大きいので,他にメモリ13の動作クロックとして最適なクロック数があるかを調べる。
メモリ13の動作クロックとして設定可能なクロック数ごとのメモリバス帯域を求めると,
800MHz:800MHz × 8bit × 2(デュアルチャネル)
= 12800Mb/秒
667MHz:667MHz × 8bit × 2(デュアルチャネル)
= 10672Mb/秒
533MHz:533MHz × 8bit × 2(デュアルチャネル)
= 8528Mb/秒
400MHz:400MHz × 8bit × 2(デュアルチャネル)
= 6400Mb/秒
となる。メモリバス帯域がメモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域10496[Mb/秒]以上となるクロック数のうち,最もクロック数が小さいものは,メモリバス帯域が10672[Mb/秒]となる667MHzである。
よって,メモリ13の動作クロックを800MHzから667MHzに下げるように,メモリコントローラ120への設定変更を行う。メモリ13の動作クロックを667MHzに下げても,メモリバス帯域(10672[Mb/秒])はメモリコントローラ120に接続されたメモリバス21以外のバスの合計帯域(10496[Mb/秒])より大きいので,論理的にメモリデータ転送速度はメモリ13の動作クロックが800MHzである場合と変わらない。
図4は,代表的なメモリ(1GB,DDR2,定格800MHz)のメモリデータ読み出し時の消費電流を示す図である。図4において,667MHz,533MHz,400MHzの消費電流の値は,メモリ13の動作クロックを,定格の800MHzから下げた場合の値である。
図4に示すように,定格800MHz,デュアルチャネルの場合には,消費電流が3360mA(1.8V)である。クロック数を667MHzに下げた場合には,消費電流が2880mA(1.8V)となる。すなわち,定格800MHzのクロック数を667MHzに下げると,消費電流が480mA(1.8V)低減されることになる。
以上,本発明の実施の形態について説明したが,本発明はこのような実施の形態に限られるものではない。例えば,各バスの帯域の情報や,帯域を算出するための情報などは,必ずしも本実施の形態で示唆した所から取得されなければならないわけではない。各バスの帯域の情報や,帯域を算出するための情報などは,情報処理装置のプラットフォームによって異なる可能性があるため,それぞれの情報処理装置のプラットフォームに合わせて,必要な情報が取得され,各バスの帯域が得られればよい。
また,メモリバス帯域の算出に用いた1クロックあたりのデータ転送量やチャネル数(メモリの構成枚数)は,必ずしも8bitやデュアルチャネル(メモリ2枚構成)であるとは限らない。それぞれの情報処理装置に採用された技術に合わせた値を用いて,メモリバス帯域を算出すればよい。
本発明の実施の形態による情報処理装置の構成例を示す図である。 メモリクロック設定機能の構成例を示す図である。 メモリクロック設定機能によるメモリクロック設定処理フローチャートである。 代表的なメモリ(1GB,DDR2,定格800MHz)のメモリデータ読み出し時の消費電流を示す図である。 メモリの周辺環境の例を説明する図である。
符号の説明
11 CPU
12 ホストブリッジ
120 メモリコントローラ
13 メモリ
130 SPD
14 I/Oブリッジ
140 CMOS
15 グラフィック部
16 BIOS ROM
160 BIOS
161 メモリクロック設定機能
162 CPUバス帯域取得部
163 I/Oバス帯域取得部
164 メモリバス帯域取得部
165 バス帯域比較部
166 メモリクロック設定部
17 クロック発生器
170 バスクロック
171 メモリクロック
20 CPUバス
21 メモリバス
22 I/Oバス
23 LPC/SPIバス
24 SMバス

Claims (5)

  1. メモリと,前記メモリの制御を行うメモリコントローラとを備え,メモリの動作クロックの設定を変更するメモリクロック設定機能を有する情報処理装置であって,
    前記メモリコントローラと前記メモリとを接続するメモリバスの帯域を取得する手段と,
    前記メモリバス以外の前記メモリコントローラに接続されるバスの帯域を取得する手段と,
    前記メモリバス以外の前記メモリコントローラに接続されるバスの合計帯域と,前記メモリバスの帯域とを比較する手段と,
    前記メモリバスの帯域が,前記メモリバス以外の前記メモリコントローラに接続されるバスの合計帯域より大きい場合に,前記メモリバスの帯域が前記メモリバス以外の前記メモリコントローラに接続されるバスの合計帯域を下回らない範囲で,前記メモリの動作クロックが現在の動作クロックよりも遅くなるように,前記メモリの動作クロックの設定を変更する手段とを備える
    ことを特徴とするメモリクロック設定機能を有する情報処理装置。
  2. 前記メモリバスの帯域は,前記メモリコントローラに設定された前記メモリの動作クロックのクロック数,または前記メモリの動作クロックとして設定可能なクロック数から算出される
    ことを特徴とする請求項1記載のメモリクロック設定機能を有する情報処理装置。
  3. メモリと,前記メモリの制御を行うメモリコントローラとを備え,メモリの動作クロックの設定を変更するメモリクロック設定機能を有する情報処理装置によるメモリクロック設定方法であって,
    前記メモリコントローラと前記メモリとを接続するメモリバスの帯域を取得する過程と,
    前記メモリバス以外の前記メモリコントローラに接続されるバスの帯域を取得する過程と,
    前記メモリバス以外の前記メモリコントローラに接続されるバスの合計帯域と,前記メモリバスの帯域とを比較する過程と,
    前記メモリバスの帯域が,前記メモリバス以外の前記メモリコントローラに接続されるバスの合計帯域より大きい場合に,前記メモリバスの帯域が前記メモリバス以外の前記メモリコントローラに接続されるバスの合計帯域を下回らない範囲で,前記メモリの動作クロックが現在の動作クロックよりも遅くなるように,前記メモリの動作クロックの設定を変更する過程とを有する
    ことを特徴とするメモリクロック設定方法。
  4. 前記メモリバスの帯域は,前記メモリコントローラに設定された前記メモリの動作クロックのクロック数,または前記メモリの動作クロックとして設定可能なクロック数から算出される
    ことを特徴とする請求項3記載のメモリクロック設定方法。
  5. 前記情報処理装置の起動時に,前記情報処理装置が備える基本入出力システム格納メモリに格納される基本入出力システムの制御プログラムにより,前記メモリの動作クロックの設定を変更する処理を実行する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4記載のメモリクロック設定方法。
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