JP5118347B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本発明は、半導体装置に関するものである。
デザインルールの縮小に伴いメモリ素子の微細化が望まれる。2次元シリコン基板平面上での微細化によるデバイスの高集積化の限界をブレークスルーする技術として、メモリ素子を縦型に(基板平面に対し垂直方向に)配置する半導体記憶装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。このような縦型のトランジスタはソース、ゲート、ドレインが縦方向に配置され、ソース・ドレイン間にはアモルファスシリコンのボディが形成されている。
このような縦型トランジスタではドレイン電圧を昇圧させたとき、ボディにはアモルファスシリコンが詰まっているため空乏層が伸び、ソースの末端からチャネルへ流れ込もうとする反転電荷がぶつかる電位障壁が低下し、トランジスタの閾値が下がりカットオフ特性が劣化するおそれがある。このような現象はDIBL(Drain Induced Barrier Lowering:ドレイン誘導障壁低下)と呼ばれる。
米国特許第6,727,544号明細書
本発明はDIBLを抑制し良好なカットオフ特性の半導体装置を提供する。
本発明の一態様による半導体装置は、基板と、前記基板表面部に形成されたソース領域と、前記基板上に形成された第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層上に形成されたゲート電極と、前記ゲート電極上に形成された第2の絶縁層と、前記ソース領域と接続され、前記第1の絶縁層、前記ゲート電極及び前記第2の絶縁層を貫き、ボイドを内包するボディ部と、前記ボディ部を囲み、前記ゲート電極との間に形成されたゲート絶縁膜と、前記ボディ部に接続されたドレイン領域と、を備えるものである。
本発明によれば、DIBLを抑制しカットオフ特性が良好になる。
以下、本発明の実施の形態による半導体装置を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)図1に本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す。半導体装置は半導体基板101、半導体基板101の表面部分に形成されたソース領域102、半導体基板101上に形成された絶縁層103、絶縁層103上に形成されたゲート電極104、ゲート電極104上に形成された絶縁層105、ボイド107を含み、絶縁層103、ゲート104電極及び絶縁層105を垂直方向に貫通しソース領域102と接続するように形成されるボディ106、ボディ106側部を囲みゲート電極104との間に形成されるゲート絶縁膜108、絶縁膜109及びボディ106上にボディ106に接続されるように形成されるドレイン領域110を備える。
絶縁層103はシリコン酸化膜103a、シリコン窒化膜103b及びシリコン酸化膜103cの積層構造である。また、絶縁層105はシリコン酸化膜105a、シリコン窒化膜105b及びシリコン酸化膜105cの積層構造である。ゲート絶縁膜108はシリコン酸化膜、ボディ106はアモルファスシリコン、絶縁膜109はシリコン酸化膜である。また、ゲート電極104はアモルファスシリコンである。
この半導体装置ではボディ106にボイド107が存在するためゲート電極104下(図1中では横方向)のボディ106が薄くなっている。これによりドレイン電圧を昇圧した場合、空乏層の伸びが制限されるため、DIBLを抑制することができ、カットオフ特性を向上させることができる。ボイド107を酸化シリコンで埋め込み、ゲート電極104下(図1中では横方向)のボディ106を薄くするようにしてもよい。
本実施形態による半導体装置の製造方法について説明する。
図2に示すように基板201上に膜厚10nmのシリコン酸化膜202、膜厚15nmのシリコン窒化膜203、膜厚60nmのシリコン酸化膜204、膜厚200nmのアモルファスシリコン205、膜厚15nmのシリコン酸化膜206、膜厚70nmのシリコン窒化膜207及び膜厚300nmのシリコン酸化膜208を順次化学気相成長法(CVD)により堆積する。なお、基板201表面部には例えばリン等の不純物の注入及び活性化によるソース領域(図示せず)が形成されている。
図3に示すように、リソグラフィ及び反応性イオンエッチング(RIE)により基板201上面を露出するホール301を形成する。ホール301の直径は例えば90nmである。
図4に示すように、ホール301内壁及びシリコン酸化膜208上面を覆うように膜厚10nmのシリコン酸化膜401、膜厚15nmのアモルファスシリコン膜402をCVDにより堆積する。
図5に示すように、ホール301底面及びシリコン酸化膜208上のアモルファスシリコン膜402をRIEにより除去しホール301側壁部にスペーサ501を形成し、スペーサ501をホール301側壁部のシリコン酸化膜401の保護材として用い、ホール301側壁部以外のシリコン酸化膜401をRIEにより除去し、基板201上面を露出する。
図6に示すように、ホール301内部にボイド(空洞)602ができるようにアモルファスシリコン膜601をCVDにより堆積し、シリコン酸化膜208上のアモルファスシリコン膜601を除去して平坦化する。CVDの際、ガスの圧力を高くする、温度を高くする等によりボイドが形成され易くなる。
図7に示すように、アモルファスシリコン膜601及びシリコン酸化膜208上にシリコン酸化膜701をCVDにより堆積し、アモルファスシリコン膜601上に配線(ドレイン)702を形成する。
このようにしてボディにボイドが存在する半導体装置が得られる。ゲート電極下のボディが薄くなり、空乏層の伸びが制限されるため、DIBLを抑制することができ、カットオフ特性が向上する。
(第2の実施形態)図8に本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す。半導体装置は半導体基板801、半導体基板801表面部分に形成されたソース領域802、半導体基板801上に形成された絶縁層803、絶縁層803上に形成されたゲート電極804、ゲート電極804上に形成された絶縁層805、ボイド807を含み、絶縁層803、ゲート電極804及び絶縁層805を垂直方向に貫通しソース領域802に接続するように形成されるボディ806、ボディ806側部を覆いゲート電極804との間に形成されるゲート絶縁膜808、絶縁層805上に形成された絶縁膜809及びボディ806上に形成されたドレイン領域810を備える。
絶縁層803はシリコン酸化膜803a、シリコン窒化膜803b及びシリコン酸化膜803cの積層構造である。また、絶縁層805はシリコン酸化膜805a、シリコン窒化膜805b及びシリコン酸化膜805cの積層構造である。ゲート絶縁膜808はシリコン酸化膜、ボディ806はアモルファスシリコン、絶縁膜809はシリコン酸化膜である。また、ゲート電極804はアモルファスシリコンである。
ボディ806からみてゲート電極804が絶縁層803及び805よりも凹んだ形状になっている。これによりボディ804内のボイド807が大きく形成され、より効果的にDIBLを抑制し、カットオフ特性を向上することができる。
次に本実施形態による半導体装置の製造方法について説明する。上記第1の実施形態による半導体装置の製造方法におけるホール301を形成する工程(図3)までは同様の工程であるため、説明を省略する。但し、ここでホール301はシリコン窒化膜203上面を露出するように形成するものとする。
図9に示すように、シリコン酸化膜及びシリコン窒化膜に比べてアモルファスシリコン膜の選択性が高い等方性のドライエッチングを行い、ホール301からみてアモルファスシリコン膜205が凹んだ形状になるよう加工を行う。
図10に示すように、ホール301内壁及びシリコン酸化膜208上面を覆うように膜厚10nmのシリコン酸化膜1001、膜厚15nmのアモルファスシリコン膜1002をCVDにより堆積する。このときシリコン酸化膜1001及びアモルファスシリコン膜1002はシリコン酸化膜204、アモルファスシリコン膜205、シリコン酸化膜206、シリコン窒化膜207及びシリコン酸化膜208の形状に応じた凹凸を有する。
図11に示すように、ホール301側壁部以外のアモルファスシリコン膜1002をRIEにより除去しホール301側壁部にスペーサ1101を形成し、このスペーサ1101をホール301側壁部のシリコン酸化膜1001の保護材として用い、ホール301側壁部以外のシリコン酸化膜1001、シリコン窒化膜203及びシリコン酸化膜202をRIEにより除去し、基板201上面を露出する。
図12に示すように、ホール301内部にボイド(空洞)1202ができるようにアモルファスシリコン膜1201をCVDにより堆積し、シリコン酸化膜208上のアモルファスシリコン1201を除去して平坦化する。CVDの際、ガスの圧力を高くする、温度を高くする等によりボイドが形成され易くなる。
図13に示すように、アモルファスシリコン膜1201及びシリコン酸化膜208上にシリコン酸化膜1301をCVDにより堆積し、アモルファスシリコン膜1201上に配線(ドレイン領域)1302を形成する。
このようにしてボディにボイドが存在する半導体装置が得られる。ゲート電極下(図中では横方向)のボディが薄くなり、空乏層の伸びが制限されるため、DIBLを抑制することができ、カットオフ特性が向上する。また、ゲートがボディからみて凹んだ形状になっているため、ボイドが形成し易く、より効果的にカットオフ特性の向上を図ることができる。
(第3の実施形態)図14に本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す。半導体装置は半導体基板1401、半導体基板1401表面部分に形成されたソース領域1402、半導体基板1401上に形成された絶縁層1403、絶縁層1403上に形成されたゲート電極1404、ゲート電極1404上に形成された絶縁層1405、ボイド1407を含み、絶縁層1403、ゲート電極1404及び絶縁層1405を垂直方向に貫通しソース領域1402と接続するように形成されるボディ1406、ボディ1406を囲みゲート電極1404との間に形成されるゲート絶縁膜1408、絶縁膜1409及びドレイン領域1410を備える。
絶縁層1403はシリコン酸化膜1403a、シリコン窒化膜1403b及びシリコン酸化膜1403cの積層構造である。また、絶縁層1405はシリコン酸化膜1405a、シリコン窒化膜1405b及びシリコン酸化膜1405cの積層構造である。また、ゲート電極1404はアモルファスシリコン膜1404bとボロンをドープしたアモルファスシリコン膜1404a及び1404cの積層構造になっている。ゲート絶縁膜1408はシリコン酸化膜、ボディ1406はアモルファスシリコン膜、絶縁膜1409はシリコン酸化膜である。
ゲート電極1404のアモルファスシリコン膜1404bはボディ1406からみてボロンをドープしたアモルファスシリコン膜1404a及び1404cよりも凹んだ形状になっている。
この半導体装置では、ボディ1406にボイド1407が存在するため、ボディがアモルファスシリコンで充填される場合よりもゲート電極1404下(図中では横方向)のボディ1406を薄くすることができる。これにより、ドレイン電圧を昇圧した場合、空乏層の伸びが制限されるため、DIBLを抑制することができ、カットオフ特性を向上させることができる。また、ゲート電極1404中央部が凹状になっているため、チャネル長を長くすることができる。また、ゲート電極1404中央部がボディからみて凹んだ形状になっているため、ボイドが大きく形成され、より効果的にカットオフ特性の向上を図ることができる。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について説明する。
図15に示すように基板1501上に膜厚10nmのシリコン酸化膜1502、膜厚15nmのシリコン窒化膜1503、膜厚60nmのシリコン酸化膜1504、膜厚20nmのボロンをドープしたアモルファスシリコン膜1505a、膜厚90nmのアモルファスシリコン膜1505b、膜厚20nmのボロンをドープしたアモルファスシリコン膜1505c、膜厚300nmのシリコン酸化膜1506、膜厚70nmのシリコン窒化膜1507及び膜厚300nmのシリコン酸化膜1508をCVDにより堆積する。基板1501表面部には例えばリン等の不純物の注入によるソース領域(図示せず)が形成されている。
図16に示すように、リソグラフィ及び反応性イオンエッチング(RIE)によりシリコン窒化膜1503上面を露出するホール1601を形成する。ホール1601の直径は例えば90nmである。
図17に示すように、ボロンをドープしたアモルファスシリコン膜1505a及び1505cに比べアモルファスシリコン膜1505bが選択性の高い等方性のドライエッチングを行い、ホール1601からみてアモルファスシリコン膜1505bがボロンをドープしたアモルファスシリコン膜1505a及び1505cより凹んだ形状を有するように加工する。
図18に示すように、ホール1601内壁及びシリコン酸化膜1508上に膜厚10nmのシリコン酸化膜1801及び膜厚15nmのアモルファスシリコン膜1802をCVDにより堆積する。
図19に示すように、ホール1601底部及びシリコン酸化膜1508上のアモルファスシリコン膜1802をRIEにより除去しホール1601側壁部にスペーサ1901を形成し、このスペーサ1901をホール1601側壁部のシリコン酸化膜1801の保護材として用い、ホール1601側壁部以外のシリコン酸化膜1801、シリコン窒化膜1503及びシリコン酸化膜1502をRIEにより除去し、基板1501上面を露出する。
図20に示すように、ホール1601内部にボイド(空洞)2002ができるようにアモルファスシリコン膜2001をCVDにより堆積し、平坦化する。CVDの際、ガスの圧力を高くする、温度を高くする等によりボイドが形成され易くなる。
図21に示すように、アモルファスシリコン膜2001及びシリコン酸化膜1508上にシリコン酸化膜2101を堆積し、アモルファスシリコン膜2001上に配線(ドレイン)2102を形成する。
このようにしてボディにボイドが存在する半導体装置が得られる。ゲート電極下(図中横方向)のボディが薄くなり、空乏層の伸びが制限されるため、DIBLを抑制することができ、カットオフ特性を向上することができる。また、ゲート電極中央部がボディからみて凹んだ形状になっているため、ボディ内にボイドが形成し易く、より効果的にカットオフ特性の向上を図ることができる。また、チャネル長を長くすることができる。
図17に示すアモルファスシリコン膜1505bの選択性が高い等方性のドライエッチングを行った後、図22に示すように、シリコン窒化膜1503、1507に比べシリコン酸化膜1504、1506の選択性が高い等方性のドライエッチングを行ってから、ゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜及びボディの形成を行っても良い。これによりゲートの側部(図中では上及び下)にもチャネルが形成されるため、チャネル長をより長くすることができ、カットオフ特性のさらなる向上を図ることができる。なお、ホール1601底部のシリコン酸化膜を除去する際、シリコン窒化膜1507が保護材となり、アモルファスシリコン膜1505a、1505cの上面の(後にゲート絶縁膜となる)シリコン酸化膜が除去されるのを防止することができる。
(第4の実施形態)図23に本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す。半導体装置は半導体基板2301、半導体基板2301表面部分に形成されたソース領域2302、半導体基板2301上に形成された絶縁層2303、絶縁層2303上に形成されたゲート電極2304、ゲート電極2304上に形成された絶縁層2305、ボイド2307を含み、絶縁層2303、ゲート電極2304及び絶縁層2305を垂直方向に貫通しソース領域2302に接続するように形成されるボディ2306、ボディ2307側部を囲みゲート電極2304との間に形成されるゲート絶縁膜2308、絶縁膜2309及びドレイン領域2310を備える。
絶縁層2303はシリコン酸化膜2303a、シリコン窒化膜2303b及びシリコン酸化膜2303cの積層構造である。また、絶縁層2305はシリコン酸化膜2305a、シリコン窒化膜2305b及びシリコン酸化膜2305cの積層構造である。ボディ2306はアモルファスシリコン、絶縁膜2309はシリコン酸化膜である。
ゲート絶縁膜2308はシリコン酸化膜2308a、電荷蓄積層としてのシリコン窒化膜2308b、シリコン酸化膜2308cの積層構造のONO膜であり、この半導体装置はMONOS型の記憶素子として動作する。
この半導体装置はボディ2306にボイド2307が存在するためゲート電極2304下(図中では横方向)のボディ2306が薄くなっている。これによりドレイン電圧を昇圧した場合、空乏層の伸びが制限され、DIBLを抑制することができるため、カットオフ特性が向上し、動作特性の良い記憶素子となる。
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法について説明する。上記第1の実施形態による半導体装置の製造方法におけるホール301を形成する工程(図3)までは同様の工程であるため、説明を省略する。
図24に示すように膜厚5nmのシリコン酸化膜2401、膜厚7nmのシリコン窒化膜2402、膜厚3nmのシリコン酸化膜2403、膜厚10nmのアモルファスシリコン膜2404をCVDにより順次堆積する。ここでシリコン酸化膜はTEOS(テトラエトキシシラン)膜としてもよい。
図25に示すように、リソグラフィ及びRIEによりホール301側壁部以外のアモルファスシリコン膜2404を除去し、ホール301側壁部にスペーサ2501を形成し、スペーサ2501を保護材とし、ホール301側壁部以外のONO膜(シリコン酸化膜2401、シリコン窒化膜2402、シリコン酸化膜2403)を除去し、基板201上面を露出する。
図26に示すように、ボイド2604を含むようにアモルファスシリコン膜2601をCVDにより堆積し、平坦化を行い、続いてシリコン酸化膜2602の堆積、アモルファスシリコン膜2601上に配線(ドレイン)2603の形成を行う。CVDの際、ガスの圧力を高くする、温度を高くする等によりボイドが形成され易くなる。
このようにしてボディにボイドを含むMONOS型記憶素子が得られる。ゲート下のボディが薄くなり、空乏層の伸びが制限されるため、DIBLを抑制することができ、カットオフ特性を向上し、動作特性の良い記憶素子となる。
(第5の実施形態)図27に本発明の第5の実施形態による半導体装置の概略構成を示す。半導体装置はソース領域2701、ソース領域2701を囲むシリコン酸化膜2702、ソース領域2701及びシリコン酸化膜2702上に形成されたシリコン窒化膜2703、シリコン窒化膜2703上に交互に積層された複数のシリコン酸化膜2704及びゲート電極2705、ソース領域2701上面に接続し、シリコン酸化膜2704及びゲート電極2705の積層構造を垂直方向に貫通するボディ2706、ボディ2706側面を覆い電荷蓄積機能を有するONO膜2708を備える。ボディ2706はボイド2707を内包する。また、ボディ2706上には図示しないドレイン領域が備えられ、この半導体装置は積層型のメモリセルアレイとして動作する。
ボディ2706にボイド2707が含まれ、ゲート電極2705下(図中横方向)のボディ2706が薄くなるため、ドレイン電圧昇圧に伴う空乏層の伸びが防止されてDIBLが抑制される。そのため、本実施形態による半導体装置は、カットオフ特性が向上し、動作特性の良いメモリセルアレイとなる。
本実施形態による半導体装置の製造方法を説明する。
図28に示すように、不純物拡散層2801及び不純物拡散層2801を囲むシリコン酸化膜2802上に膜厚20nmのシリコン窒化膜2803を堆積し、シリコン窒化膜2803上に複数のシリコン酸化膜2804及びアモルファスシリコン膜2805を交互に積層する。不純物拡散層2801は例えばリンをドープしたアモルファスシリコン膜である。
図29に示すように、リソグラフィ及びRIEによりシリコン窒化膜2803上面を露出するホール2901を形成する。
図30に示すように、ホール2901内壁を覆うようにONO膜3001及び膜厚10nmのアモルファスシリコン膜3002をCVDにより堆積する。ONO膜3001は例えば膜厚5nmのTEOS膜、膜厚7nmのシリコン窒化膜、膜厚15nmのTEOS膜を含む。ここでTEOS膜をシリコン酸化膜にしてもよい。
図31に示すように、ホール2901側壁部以外のアモルファスシリコン膜3002を除去し、スペーサ3101を形成し、このスペーサ3101を保護材としてホール2901側壁部以外のONO膜3001及びホール2901底部のシリコン窒化膜2803を除去し、不純物拡散層2801上面を露出する。
図32に示すように、ホール2901を埋め込み、内部にボイド3202を含むようにアモルファスシリコン膜3201をCVDにより堆積する。CVDの際、ガスの圧力を高くする、温度を高くする等によりボイドが形成され易くなる。
続いて、平坦化を行い、ボディとなるアモルファスシリコン膜3201上にドレイン領域を形成する。
このようにして、ボディにボイドを含むことで、ゲート電極下(図中横方向)のボディを薄くし、ドレイン電圧昇圧に伴う空乏層の伸びを防止し、DIBLが抑制され、動作特性の良いメモリセルアレイが得られる。
本実施形態によるメモリセルアレイを含む積層構造のNAND型フラッシュメモリの一例を図33に示す。ボディにボイド3304を含むメモリセルアレイ3301の上下にそれぞれ選択トランジスタとなる縦型構造のトランジスタ3302、3303を備える。トランジスタ3302、3303を上記第1乃至第3の実施形態による半導体装置のような構成にしてもよい。メモリセルアレイの各々のゲートはワード線ドライバ(図示しない)により所望の電圧が印加され、データの書き込み、消去、読み出しを行うことができる。
(第6の実施形態)図34に本発明の第6の実施形態による半導体装置の概略構成を示す。半導体装置はソース領域3401、ソース領域3401を囲むシリコン酸化膜3402、ソース領域3401及びシリコン酸化膜3402上に形成されたシリコン窒化膜3403、シリコン窒化膜3403上に交互に積層された複数のシリコン酸化膜3404及びゲート電極3405、シリコン酸化膜3404及びゲート電極3405の積層構造上に形成されたシリコン窒化膜3409、ソース領域3401上面に接続し、シリコン酸化膜3404及びゲート電極3405の積層構造及びシリコン窒化膜3409を垂直方向に貫通するボディ3406、ボディ3406側面を覆い電荷蓄積機能を有するONO膜3408を備える。ボディ3406はボイド3407を含む。
シリコン酸化膜3404及びゲート電極3405の側面は凹凸状になっており、ボディ3406及びONO膜3408はこの凹凸に応じた形状になっている。また、ボディ3406上には図示しないドレイン領域が備えられ、この半導体装置は積層型のメモリセルアレイとして動作する。
ボディ3406にボイド3407が含まれ、ゲート電極3405下(図中横方向)のボディ3406が薄くなるため、ドレイン電圧昇圧に伴う空乏層の伸びが防止されてDIBLが抑制される。そのため、本実施形態による半導体装置は、カットオフ特性が向上し、動作特性の良いメモリセルアレイとなる。また、ゲート電極3405の側部(図中では上及び下)にチャネル領域が形成されるため、チャネル長が長くなり、さらに特性が良くなる。
本実施形態による半導体装置の製造方法を説明する。
図35に示すように、不純物拡散層3501及び不純物拡散層3501を囲むシリコン酸化膜3502上に膜厚20nmのシリコン窒化膜3503を堆積し、シリコン窒化膜3503上に複数のシリコン酸化膜3504及びアモルファスシリコン膜3505を交互に積層し、その上にシリコン窒化膜3506を堆積する。不純物拡散層3501は例えばリンをドープしたアモルファスシリコン膜である。
図36に示すように、リソグラフィ及びRIEによりシリコン窒化膜3503上面を露出するホール3601を形成する。
図37に示すように、アモルファスシリコン膜及びシリコン窒化膜に比べシリコン酸化膜の選択性が高い等方性のドライエッチングを行い、ホール3601からみてシリコン酸化膜3504が凹んだ形状になるように加工を行う。
図38に示すように、ホール3601内壁及びシリコン窒化膜3506上にONO膜3801及び膜厚10nmのアモルファスシリコン膜3802をCVDにより堆積する。ONO膜3801は例えば膜厚5nmのTEOS膜、膜厚7nmのシリコン窒化膜、膜厚15nmのTEOS膜を含む。ここでTEOS膜をシリコン酸化膜にしてもよい。
図39に示すように、ホール3601側壁部以外のアモルファスシリコン膜3802を除去し、スペーサ3901を形成し、このスペーサ3901を保護材としてホール3601側壁部以外のONO膜3801及びホール3601底部のシリコン窒化膜3503を除去し、不純物拡散層3501上面を露出する。
図40に示すように、ホール3601を埋め込み、内部にボイド4002を含むようにアモルファスシリコン膜4001をCVD法で堆積し、シリコン窒化膜3506をストッパ膜として平坦化する。CVDの際、ガスの圧力を高くする、温度を高くする等によりボイドが形成され易くなる。
続いて、ボディとなるアモルファスシリコン膜4001上にドレイン領域を形成する。
このようにして、ボディにボイドを含むことで、ゲート電極下(図中横方向)のボディを薄くし、ドレイン電圧昇圧に伴う空乏層の伸びを防止し、DIBLが抑制され、さらに、ゲート電極側部(図中上部及び下部)にもチャネルが形成されることでチャネル長が長くなり、より動作特性の良いメモリセルアレイが得られる。
ここではゲート電極に対してシリコン酸化膜が凹んだ形状にしたが、図41に示すようにゲート電極4101が凹んだ形状にしてもよい。このような構成は図37に示すシリコン酸化膜の選択性が高い等方性のドライエッチングを行う工程で、アモルファスシリコン膜の選択性の高い等方性のドライエッチングを行うことで得られる。チャネル長は短くなるが、ゲート4101下(図中では横方向)にボイド4103が形成し易くなり、ボディ4102が薄くなる。これによりカットオフ特性が向上する。
(第7の実施形態)図42に本発明の第7の実施形態による半導体装置の概略構成を示す。半導体装置は半導体基板4201、半導体基板4201表面部分に形成されたソース領域4202、半導体基板4201上に形成された絶縁層4203、絶縁層4203上に形成されたゲート電極4204、ゲート電極4204上に形成された絶縁層4205、埋め込み酸化膜4207を含み、絶縁層4203、ゲート4204及び絶縁層4205を垂直方向に貫通しソース領域4202に接続するように形成されるボディ4206、ボディ4206側部を囲みゲート電極4202との間に形成されるゲート絶縁膜4208、絶縁膜4209及びドレイン領域4210を備える。
絶縁層4203はシリコン酸化膜4203a、シリコン窒化膜4203b及びシリコン酸化膜4203cの積層構造である。また、絶縁層4205はシリコン酸化膜4205a、シリコン窒化膜4205b及びシリコン酸化膜4205cの積層構造である。埋め込み酸化膜4207、ゲート絶縁膜4208はシリコン酸化膜、ボディ4206はアモルファスシリコン、絶縁膜4209はシリコン酸化膜である。また、ゲート電極4204はアモルファスシリコンである。
この半導体装置ではボディ4206に埋め込み酸化膜4207が存在するためゲート電極4204下(図42中では横)のボディ4206が薄くなっている。これによりドレイン電圧を昇圧した場合、空乏層の伸びが制限されるため、DIBLを抑制することができ、カットオフ特性を向上させることができる。
本実施形態による半導体装置の製造方法について説明する。上記第1の実施形態による半導体装置の製造方法におけるホール301側壁部にゲート絶縁膜を形成する工程(図5)までは同様の工程であるため、説明を省略する。
図43に示すようにホール301内壁に膜厚15nmのアモルファスシリコン膜4301をCVDにより堆積する。
図44に示すように膜厚300nmのシリコン酸化膜4401をホール301を埋め込むようにCVDにより堆積する。
図45に示すように、シリコン酸化膜4401をホール301内で所定の高さを有するようにエッチング除去する。
続いて、アモルファスシリコン膜の堆積、平坦化を行いボディを形成し、ボディ上にシリコン酸化膜の堆積及び配線(ドレイン領域)の形成を行う。
このようにしてボディに埋め込み酸化膜が存在する半導体装置が得られる。埋め込み酸化膜によりゲート電極下のボディが薄くなり、空乏層の伸びが制限されるため、DIBLを抑制することができ、カットオフ特性が向上する。
また、上記第3の実施形態による半導体装置の製造方法におけるホール1601内部にボイド(空洞)ができるようにアモルファスシリコン2001を堆積し、平坦化する工程(図20)を、薄い(例えば膜厚15nm)アモルファスシリコン膜の堆積、ホール内の所定の高さまでのシリコン酸化膜の形成、アモルファスシリコン膜の堆積及び平坦化を行う工程にしても良い。これにより、図46に示すような、ボディ4601に埋め込み酸化膜4602を含むことでゲート電極4603下(図中横方向)のボディが薄く、かつゲート4603中央部が凹状になっていることでチャネル長が長く、カットオフ特性が良好な縦型トランジスタを得ることができる。
図47にドレイン電圧Vdを3V、ゲート電圧Vgを0Vとし、埋め込み酸化膜の誘電率を変えた場合の電位分布のシミュレーション結果を示す。ゲート下のボディ(シリコン)の厚さは20nmとする。図47(a)が誘電率ε=1、図47(b)が誘電率ε=3.9、図47(c)が誘電率ε=11.7、図47(d)が誘電率ε=40の結果を示す。埋め込み酸化膜の誘電率の低下に伴いオフ電位領域が増加し、カットオフ特性が向上することがわかる。従って、ボディ内の埋め込み酸化膜の誘電率はより低い方が好ましい。
(第8の実施形態)図48に本発明の第8の実施形態による半導体装置の概略構成を示す。半導体装置はソース領域4801、ソース領域4801を囲むシリコン酸化膜4802、ソース領域4801及びシリコン酸化膜4802上に形成されたシリコン窒化膜4803、シリコン窒化膜4803上に交互に積層された複数のシリコン酸化膜4804及びゲート電極4805、ソース領域4801上面に接続し、シリコン酸化膜4804及びゲート電極4805の積層構造を垂直方向に貫通するボディ4806、ボディ4806側面を覆い電荷蓄積機能を有するONO膜4808を備える。ボディ4806は埋め込み酸化膜4807を含む。ボディ4806上には図示しないドレイン領域が備えられ、この半導体装置は積層型のメモリセルアレイとして動作する。
ボディ4806に埋め込み酸化膜4807が含まれ、ゲート電極4805下(図中横方向)のボディ4806が薄くなるため、ドレイン電圧昇圧に伴う空乏層の伸びが防止されてDIBLが抑制される。そのため、本実施形態による半導体装置は、カットオフ特性が向上し、動作特性の良いメモリセルアレイとなる。
本実施形態による半導体装置の製造方法を説明する。上記第5の実施形態による半導体装置の製造方法におけるホール2901側壁部以外のアモルファスシリコン膜3002を除去し、スペーサ3101を形成し、このスペーサ3101を保護材としてホール2901側壁部以外のONO膜3001及びホール2901底部のシリコン窒化膜2803を除去し、不純物拡散層2801上面を露出する工程(図31)までは同様の工程であるため、説明を省略する。
図49に示すように、ホール2901内壁に膜厚10nmのアモルファスシリコン膜4901をCVDにより堆積する。
図50に示すように、ホール2901を埋め込むようにシリコン酸化膜5001を堆積し、ホール2901内で所定の高さになるようにシリコン酸化膜5001をエッチング除去する。
続いて、アモルファスシリコン膜の堆積、シリコン酸化膜2804をストッパ膜とした平坦化処理によりボディを形成し、ボディ上にドレイン領域を形成する。
このようにして、ボディに埋め込み酸化膜を含むことで、ゲート電極下(図中横方向)のボディを薄くし、ドレイン電圧昇圧に伴う空乏層の伸びを防止し、DIBLが抑制され、カットオフ特性の良いメモリセルアレイが得られる。
また、上記第6の実施形態による半導体装置の製造方法におけるホール3601を埋め込み、内部にボイドを含むようにアモルファスシリコン膜4001をCVD法で堆積し、シリコン窒化膜3506をストッパ膜として平坦化する工程(図40)を、薄い(例えば膜厚10nm)アモルファスシリコン膜の堆積、ホール内の所定の高さまでのシリコン酸化膜の形成、アモルファスシリコン膜の堆積及び平坦化という工程にしてもよい。これにより、図51に示すような、ボディ5101に埋め込み酸化膜5102を含み、ゲート電極5103下(図中では横方向)のボディ5101が薄く、かつチャネル長が長く、カットオフ特性がさらに向上されたメモリセルアレイを得ることができる。
また、図52に示すような、ボディ5201に埋め込み酸化膜5202を含み、シリコン酸化膜5203よりゲート電極5204が凹んだ形状のメモリセルアレイにしてもよい。
(比較例)図53にボディ内に埋め込み酸化膜を含まない、つまりボディがアモルファスシリコンで埋め込まれている場合と、埋め込み酸化膜(誘電率ε=1)を含みゲート電極下のボディ(アモルファスシリコン)の厚さが20nm、30nm、40nmの場合のゲート電圧とドレイン電流の関係のシミュレーション結果を示す。図53(a)がトランジスタ構造の断面、図53(b)が結果を示す。
このシミュレーション結果から、ゲート電極下のボディ(アモルファスシリコン)が薄い方がドレイン電流が低くなることが分かる。
また、図54にドレイン電圧Vd=3V、ゲート電圧Vg=0Vとし、ボディ内に埋め込み酸化膜を含まない、つまりボディがアモルファスシリコンで埋め込まれている場合(図54(b))と、埋め込み酸化膜(誘電率ε=11.7)を含み、ゲート電極下のボディ(アモルファスシリコン)の厚さが20nmの場合(図54(a))の電位分布のシミュレーション結果を示す。
このシミュレーション結果から、埋め込み酸化膜を含むことでドレインの空乏層の伸びが抑制され、DIBLが抑制されていることが分かる。
上記実施形態による半導体装置では、ボディ内のボイド又は埋め込み酸化膜により、ゲート電極下のボディを薄くし、ドレインの空乏層の伸びに伴うDIBLを抑制してカットオフ特性を向上することができる。
上記実施形態におけるソース領域及びドレイン領域は説明の便宜上定義をしたものであり、ソース領域をドレイン領域に、ドレイン領域をソース領域にするようにしてもよい。
上述した実施形態はいずれも一例であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の概略構成図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の概略構成図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の概略構成図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 変形例による半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る半導体装置の概略構成図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る半導体装置の概略構成図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置を用いた積層構造のNAND型フラッシュメモリの概略構成図である。 本発明の第6の実施形態に係る半導体装置の概略構成図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 変形例による半導体装置の概略構成図である。 本発明の第7の実施形態に係る半導体装置の概略構成図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 変形例による半導体装置の概略構成図である。 埋め込み酸化膜の誘電率と電位分布の関係のシミュレーション結果を示す図である。 本発明の第8の実施形態に係る半導体装置の概略構成図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 同実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す一工程の縦断面図である。 変形例による半導体装置の概略構成図である。 変形例による半導体装置の概略構成図である。 比較例による半導体装置におけるゲート電圧とドレイン電流の関係のシミュ レーション結果を示す図である。 比較例による半導体装置における電位分布のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
101 半導体基板
102 ソース領域
103、105 絶縁層
104 ゲート電極
106 ボディ
107 ボイド
108 ゲート絶縁膜
110 ドレイン領域(配線)

Claims (4)

  1. 第1絶縁層に囲まれたソース領域と、
    前記第1の絶縁層及び前記ソース領域上に形成された第の絶縁層と、
    前記第の絶縁層上に交互に積層された複数の第3の絶縁層及びゲート電極と、
    前記ソース領域と接続され、前記複数の第3の絶縁層、前記ゲート電極及び前記第2の絶縁層を貫き、ボイドを内包するボディ部と、
    前記ボディ部を囲み、前記ゲート電極との間に形成された電荷蓄積機能を有する第4の絶縁層と、
    前記ボディ部上に形成されたドレイン領域と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ボディ部は、前記第3の絶縁層部分における直径が前記ゲート電極部分における直径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ボディ部は、前記ゲート電極部分における直径が前記第3の絶縁層部分における直径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記ボイドは絶縁膜によって満たされていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
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