JP5103989B2 - マイクロインジェクション用針の製造装置および製造方法 - Google Patents
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Description
前記研磨板に対するマイクロインジェクション用針の相対位置を前記研磨板と平行方向および垂直方向に変化させるステージの動作を制御するステージ制御部と、
前記研磨板に対するマイクロインジェクション用針の相対位置を検出する顕微鏡と、
前記顕微鏡によって前記研磨板とマイクロインジェクション用針とが接触する前記垂直方向の接触位置を検出する前記研磨板上の領域である接触領域と、
マイクロインジェクション用針を前記研磨板で研磨する前記研磨板上の領域を液体で満たした研磨領域と
を備えたことを特徴とするマイクロインジェクション用針の製造装置。
前記垂直方向の接触位置を検出する以前に、マイクロインジェクション用針の先端と前記顕微鏡に接続されたカメラの画像座標系の中心とを前記研磨板の垂直上方の任意の地点で合わせることによって前記相対位置の初期値を取得することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。
マイクロインジェクション用針を前記接触領域で前記研磨板に接触させたうえで、マイクロインジェクション用針の針先を前記接触領域上方に向けて所定の上昇量だけ移動させ、前記研磨領域上方に平行移動させた後に、前記上昇量と同じ距離を下降させることによって、前記研磨領域における研磨を行うことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。
前記保持部をマイクロインジェクション用針の軸中心まわりに回転させる機構を備え、
前記ステージ制御部は、
前記研磨領域においてマイクロインジェクション用針における所定の一面の研磨を終了したならば、前記保持部を所定角度だけ回転させたうえで、前記相対位置の初期値取得、前記接触領域における接触および前記研磨領域における研磨を繰り返すことを特徴とする付記6に記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。
前記研磨領域における研磨を終了したならば、前記洗浄領域までマイクロインジェクション用針の針先を移動させ、前記洗浄領域に満たされた液体中で針先を往復動作させることを特徴とする付記2〜8のいずれか一つに記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。
前記研磨板に対するマイクロインジェクション用針の相対位置を前記研磨板と平行方向および垂直方向に変化させるステージの動作を制御するステージ制御工程と、
前記研磨板に対するマイクロインジェクション用針の相対位置を検出する顕微鏡によって前記研磨板とマイクロインジェクション用針とが接触する前記垂直方向の接触位置を検出する接触工程と、
前記接触工程で検出した前記垂直方向の接触位置に基づき、前記研磨板上の領域を液体で満たした研磨領域でマイクロインジェクション用針を研磨する研磨工程と
を含んだことを特徴とするマイクロインジェクション用針の製造方法。
前記垂直方向の接触位置を検出する以前に、マイクロインジェクション用針の先端と前記顕微鏡に接続されたカメラの画像座標系の中心とを前記研磨板の垂直上方の任意の地点で合わせることによって前記相対位置の初期値を取得することを特徴とする付記10〜13のいずれか一つに記載のマイクロインジェクション用針の製造方法。
マイクロインジェクション用針を前記接触領域で前記研磨板に接触させたうえで、マイクロインジェクション用針の針先を前記接触領域上方に向けて所定の上昇量だけ移動させ、前記研磨領域上方に平行移動させた後に、前記上昇量と同じ距離を下降させることによって、前記研磨領域における研磨を行うことを特徴とする付記10〜14のいずれか一つに記載のマイクロインジェクション用針の製造方法。
前記保持部をマイクロインジェクション用針の軸中心まわりに回転させる機構を備え、
前記ステージ制御工程は、
前記研磨領域においてマイクロインジェクション用針における所定の一面の研磨を終了したならば、前記保持部を所定角度だけ回転させたうえで、前記相対位置の初期値取得、前記接触領域における接触および前記研磨領域における研磨を繰り返すことを特徴とする付記15に記載のマイクロインジェクション用針の製造方法。
前記研磨領域における研磨を終了したならば、前記洗浄領域までマイクロインジェクション用針の針先を移動させ、前記洗浄領域に満たされた液体中で針先を往復動作させることを特徴とする付記11〜17のいずれか一つに記載のマイクロインジェクション用針の製造方法。
10 台座部
11 研磨板
12 X軸ステージ
13 Y軸ステージ
14a 研磨領域用堤防
14b 洗浄領域用堤防
15 水槽
16a 研磨領域用凹み
16b 洗浄領域用凹み
20 保持部
21 Z軸ステージ
22 Y軸周り回転ステージ
23 針軸周り回転ステージ
24 ホルダー
25 ポンプ装置
30 監視部
31 顕微鏡
32 CCDカメラ
100 マイクロインジェクション用針
Claims (9)
- 保持部に固定されたマイクロインジェクション用針を研磨板で研磨することによって製造するマイクロインジェクション用針の製造装置であって、
前記研磨板に対するマイクロインジェクション用針の相対位置を前記研磨板と平行方向および垂直方向に変化させるステージの動作を制御するステージ制御部と、
マイクロインジェクション用針を前記研磨板で研磨する前記研磨板上の領域を液体で満たした研磨領域と、
前記研磨領域におけるマイクロインジェクション用針の研磨中において、研磨領域を満たした液体の毛細管上昇圧よりも高い圧力の気体をマイクロインジェクション用針の内部に対して送り込むポンプ装置と
を備えたことを特徴とするマイクロインジェクション用針の製造装置。 - 前記研磨領域において研磨されたマイクロインジェクション用針を洗浄する前記研磨板上の領域を液体で満たした洗浄領域をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。
- 前記研磨板に対するマイクロインジェクション用針の相対位置を検出する顕微鏡と、
前記顕微鏡によって前記研磨板とマイクロインジェクション用針とが接触する前記垂直方向の接触位置を検出する前記研磨板上の領域である接触領域とをさらに備え、
前記接触領域、前記研磨領域および前記洗浄領域は、前記研磨板の上面を壁面で包囲して液体を満たした水槽内に配置されたことを特徴とする請求項2に記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。 - 前記研磨領域および前記洗浄領域は、それぞれが、前記研磨板の上面を堤防で包囲して液体を満たした領域であることを特徴とする請求項2に記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。
- 前記ステージ制御部は、
前記垂直方向の接触位置を検出する以前に、マイクロインジェクション用針の先端と前記顕微鏡に接続されたカメラの画像座標系の中心とを前記研磨板の垂直上方の任意の地点で合わせることによって前記相対位置の初期値を取得することを特徴とする請求項3に記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。 - 前記ステージ制御部は、
マイクロインジェクション用針を前記接触領域で前記研磨板に接触させたうえで、マイクロインジェクション用針の針先を前記接触領域上方に向けて所定の上昇量だけ移動させ、前記研磨領域上方に平行移動させた後に、前記上昇量と同じ距離を下降させることによって、前記研磨領域における研磨を行うことを特徴とする請求項3または5に記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。 - 前記ステージは、
前記保持部をマイクロインジェクション用針の軸中心まわりに回転させる機構を備え、
前記ステージ制御部は、
前記研磨領域においてマイクロインジェクション用針における所定の一面の研磨を終了したならば、前記保持部を所定角度だけ回転させたうえで、前記相対位置の初期値取得、前記接触領域における接触および前記研磨領域における研磨を繰り返すことを特徴とする請求項6に記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。 - 前記ステージ制御部は、
前記研磨領域における研磨を終了したならば、前記洗浄領域までマイクロインジェクション用針の針先を移動させ、前記洗浄領域に満たされた液体中で針先を往復動作させることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一つに記載のマイクロインジェクション用針の製造装置。 - 保持部に固定されたマイクロインジェクション用針を研磨板で研磨することによって製造するマイクロインジェクション用針の製造方法であって、
前記研磨板に対するマイクロインジェクション用針の相対位置を前記研磨板と平行方向および垂直方向に変化させるステージの動作を制御するステージ制御工程と、
前記研磨板上の領域を液体で満たした研磨領域でマイクロインジェクション用針を研磨するとともに、研磨領域を満たした液体の毛細管上昇圧よりも高い圧力の気体をマイクロインジェクション用針の内部に対してポンプ装置により送り込む研磨工程と
を含んだことを特徴とするマイクロインジェクション用針の製造方法。
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