JP5092366B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
そのため、ICタグから発信される識別情報を乗せた電波を遊技機本体の表側から受信しようとしても、制御用ボックス内の主基板等が障害となって受信することができなかった。従って、ICタグから発信される識別情報を乗せた電波を受信するには、遊技機本体を開く必要があった。
次に、請求項2に記載したように、制御用ボックスは、少なくとも一部が透明部材で構成され、ICタグは、遊技機本体を前記島に対して開けたとき、前記制御用ボックスの外側から、透明部材を通して視認可能であることが好ましい。
従って、この請求項5に記載の遊技機では、例えば主基板上に制御用のチップが配置されていても、これらのチップが高周波による誤作動を起こすことを防止できる。
マークが設けられる具体的な場所としては、無線通信経路が遊技域にある場合は、請求項7に記載したように、遊技機本体を構成するセル板にマークが設けられていることが好ましい。また、無線通信経路が前面枠を通る位置にある場合は、請求項8に記載したように、遊技機本体を構成する前面枠にマークが設けられていることが好ましい。
また、本発明の遊技機の遊技機本体は、無線通信経路上に通信妨害部材が配置されない形状であればよく、そのため、請求項11に記載したように、通信妨害部材のうち、無線通信経路上に位置する部分に、孔が形成されていてもよい。
<1.パチンコ機の全体構造>
本実施形態のパチンコ機の全体構造について説明する。
<2.制御用ボックス5>
本実施形態では、図3に示すように、パチンコ機本体3は、遊技盤34を備えるとともに、この遊技盤34に平行に配置された背面板36を備えている。パチンコ機1を制御するコンピュータを備える制御用ボックス5は、その背面板36の背面側(パチンコ機1の外側)に取り付けられる。
<3.パチンコ機本体>
パチンコ機本体3は、図3に示すように、表側から、外部ガラス板30、内部ガラス板32、遊技盤34、背面板36が、所定間隔ずつ空けて配置されている。
<4.トランスポンダ>
本実施形態の図4に示すトランスポンダ72は、RFID(Radio Freqency IDentification)を記憶するメモリとアンテナとを有するICタグを備えるもので、本実施形態では、このRFIDを、制御用ボックス5が正当なものか否かを識別する識別情報として利用している。
<5.実施形態に係るパチンコ機の特徴>
本実施形態のパチンコ機1は、パチンコ機本体3の表側から、パチンコ機本体3を通り、且つ、制御用ボックス5に収納された主基板60、背面板36、パチンコ機本体3内に備えられたパチンコ機具備基板を通らずに、トランスポンダ72に至る無線通信経路9を有している。そのため、本実施形態のパチンコ機1では、パチンコ機本体3の背面に取り付けられた制御用ボックス5内のトランスポンダ72と、パチンコ機本体3の表側から通信することができる。つまり、本実施形態のパチンコ機1では、パチンコ機本体3の背面に取り付けられた制御用ボックス5内のトランスポンダ72から発信された識別情報を乗せた電波を、パチンコ機本体3を開けなくても、パチンコ機本体3の表側で受信することができる。
従って、本実施形態のパチンコ機1では、通信不良などでパチンコ機本体3の表側で識別情報を乗せた電波を受信できなくても、パチンコ機本体3を開ければ、制御用ボックス5内のトランスポンダ72を目で直接確認することができる。また、ICタグリーダをトランスポンダ72に向ければ、識別信号を乗せた電波をトランスポンダ72から直接(パチンコ機本体3を介さず)受信することもできる。
この遮蔽材54は、トランスポンダ72との通信に必要な電波は通過させるが、トランスポンダ72が送受信する電波に比べ周波数が高い携帯電話その他の高周波の電波は遮断する。
さらに、本実施形態のパチンコ機1では、無線通信経路9をパチンコ機1の表側から分かりやすく表示するため、無線通信経路9と遊技盤34の表側面との交点に、マークMが設けられている。
<6.実施形態と発明特定事項との対応関係>
パチンコ機1は本発明の遊技機に相当し、パチンコ機本体3は遊技機本体に相当する。
<7.その他の実施形態>
《7.1.制御用ボックス5》
上記実施形態では、制御用ボックス5を、全体が透明な材料で形成したが、トランスポンダ72や、チップ62を外部から視認できる位置だけ(すなわち一部だけ)が透明に形成されていてもよい。
《7.2.トランスポンダ72》
上記実施形態では、主基板60と副基板70とをL字状に配置しているが、背面が傾斜しているパチンコ機1でこれを用いると、トランスポンダ72とパチンコ機本体30との間に副基板70や主基板60が位置してしまうことがある。
さらに、図8に示すように、副基板70を備えていないときは、トランスポンダ72を主基板60の周辺部に取り付けてもよい。
《7.3.背面板36》
背面板36の通信孔36aには、プラスチックその他の材料を嵌め込んでも良い。
《7.4.マークM》
上記実施形態では、無線通信経路9を示す手段としてマークを用いたが、図9に示すように、遊技盤34の無線通信経路9が通過する部分34aaを透明な材料で形成してもよい。このようにすれば、パチンコ機1の表側からトランスポンダ72の位置が分かるので、マークMを付けた場合と、同様の効果を奏し、ICタグリーダで簡単にトランスポンダ72と通信することができる。
さらに、上記実施形態では、パチンコ機について説明したが、制御用ボックスを背面側に備える遊技機であれば、どのようなものにも適用される。
Claims (12)
- ROMに記憶された制御用プログラムに基づいて制御される遊技機において、
島に対して開閉可能に取り付けられる遊技機本体と、
識別情報が記憶されたICタグと、
前記ROMが取り付けられた主基板と、
前記ICタグ及び前記主基板を収納し、前記遊技機本体の背面に取り付けられる制御用ボックスと、
を備え、
前記遊技機本体は、
前記遊技機本体の表側の予め定められた位置から、前記遊技機本体を透過し、前記遊技機本体の裏側の前記ICタグに至る無線通信経路を有する
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記制御用ボックスは、少なくとも一部が透明部材で構成され、
前記ICタグは、前記遊技機本体を前記島に対して開けたとき、前記制御用ボックスの外側から、前記透明部材を通して視認可能であることを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は2記載の遊技機において、
前記制御用ボックスは、前記遊技機本体の表側面と略直交する副基板を収容し、
前記ICタグは、前記副基板における一方の面に取り付けられるとともに、前記主基板は、前記副基板から見て前記一方の側とは反対側に配置されることを特徴とする遊技機。 - 請求項3に記載の遊技機において、
前記主基板と前記副基板とは、略L字状に配置されることを特徴とする遊技機。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊技機において、
前記無線通信経路は前記遊技機本体を直線状に透過する経路であることを特徴とする遊技機。 - 請求項1〜5のいずれかに記載された遊技機において、
前記遊技機本体は、
前記無線通信経路と前記遊技機本体の表側面との交点に、マークを有することを特徴とする遊技機。 - 請求項6に記載された遊技機において、
前記遊技機本体はセル板を備え、
前記マークは前記セル板に設けられていることを特徴とする遊技機。 - 請求項6に記載された遊技機において、
前記遊技機は前面枠を備え、
前記マークは前記前面枠に設けられていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1〜8のいずれかに記載された遊技機において、
前記遊技機本体は、
前記無線通信経路上に位置する部分が透明部材で形成されていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1〜9のいずれかに記載された遊技機において、
前記遊技機本体は通信妨害部材を備え、
前記無線通信経路は、前記通信妨害部材を通らないことを特徴とする遊技機。 - 請求項10に記載された遊技機において、
前記通信妨害部材のうち、前記無線通信経路上に位置する部分に、孔が形成されていることを特徴とする遊技機。 - 請求項1〜11のいずれかに記載された遊技機において、
前記遊技機本体は、前記遊技機本体具備基板を備え、
前記無線通信経路は、前記遊技機本体具備基板を通らないことを特徴とする遊技機。
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