JP5089272B2 - 天井下地材吊持装置 - Google Patents

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本発明は、コ字状の吊り金具を梁又は桁用H形鋼の下部フランジの一方側フランジ部に嵌め込み、この吊り金具の下横片のネジ孔にねじ込んだ天井下地材吊りボルトの上端を前記一方側フランジ部の下面に押し付けて、吊り金具を取り付けるようにした天井下地材吊持装置に関する。
図7の(a) は従来一般に使用されている天井下地材吊持装置を示したもので、この装置の施工にあたっては、同図の(b) に示すような上横片2と下横片3と4縦片とからなるコ字状の吊り金具1を使用し、この吊り金具1を、梁又は桁用H形鋼5の下部フランジ2Fの一方側フランジ部2Faに嵌め込み、この吊り金具1の下横片3のネジ孔3oにねじ込んだ天井下地材吊りボルト6の上端を前記一方側フランジ部2Faの下面に押し付けて、吊り金具1を取り付けるようにしたものである。尚、H形鋼5は、上部フランジ1Fと下部フランジ2FとウェブWとからなる。
上記のように吊り金具1によって梁又は桁用H形鋼5の下部フランジ2Fに取り付けた天井下地材吊りボルト6の下端部に野縁受け用ハンガー7をナット8により取り付けて、これら野縁受け用ハンガー7間に野縁9を支持するための野縁受け10を橋架し、この野縁受け10に複数の天井板取付用野縁9を夫々クリップ(図示省略)によって取り付け、しかしてこのような天井下地材の野縁9に天井板Sを釘打ちにより取り付けるようになっている。
ところで、上記のような従来の天井下地材吊持装置では、吊り金具1のネジ孔3oにねじ込んで上端を梁又は桁用H形鋼5のフランジ部2Fa下面に押し付けた吊りボルト6のねじ込みが緩くなっていると、地震の際に吊りボルト6がガタついて、吊り金具1がフランジ部2Faの取付位置からズレ動いて外れてしまう、という不都合があった。そこで、本発明は、吊り金具1がフランジ部2Faから外れるのを防止することができる天井下地材吊持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、上横片2と下横片3と縦片4とからなるコ字状の吊り金具1を、梁又は桁用H形鋼5の下部フランジ2Fの一方側フランジ部2Faに嵌め込み、下横片3のネジ孔3oにねじ込んだ天井下地材吊りボルト6の上端を前記一方側フランジ部2Faの下面29に押し付けて、前記吊り金具1を前記一方側フランジ部2Faに取り付けるようにした天井下地材吊持装置において、基端部にボルト挿通孔12を設けた帯板状の吊り金具ズレ止め部材11を前記下部フランジ2Fの下面29側に配置して、その基端部のボルト挿通孔12を、前記吊り金具1のネジ孔3oにねじ込まれた前記吊りボルト6の上端部に挿嵌させ、この吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに固定するに当って、前記帯板状吊り金具ズレ止め部材11には少なくとも先端部側に、ズレ止め部材幅方向に細長いスリット15をズレ止め部材長さ方向一定ピッチで設けてなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の天井下地材吊持装置において、前記吊りボルト6の上端部に基端部を挿通させた吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbの端面18に当接するように折り曲げ、更にその上面19側に当接するように折り曲げて固定するようにしたことを特徴とする。
請求項は、請求項に記載の天井下地材吊持装置において、上板部21と下板部22と両板部をつなぐ連結板部23とでコ字状に形成されると共に上板部21にネジ孔24を設け且つ下板部22に引き起しタブ25を設けたコ字状の取付枠20を、前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに嵌め込んで、上板部21のネジ孔24に上方よりねじ込んだボルト26の下端を他方側フランジ部2Fbの上面19に押し付け固定した状態で、前記吊りボルト6の上端部に基端部を挿嵌させた吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を前記コ字状取付枠20の下板部22に下側から重ね合わせ、下板部22から下方に突出する引き起しタブ25をズレ止め部材11側のスリット15に挿通して、このズレ止め部材11に重合するように折り曲げてなることを特徴とする。
請求項は、請求項に記載の天井下地材吊持装置において、上板部21と下板部22と両板部をつなぐ連結板部23とでコ字状に形成されると共に上板部21にネジ孔24を設け且つ下板部22に上方側に引き起こした引き起しタブ25aを設けたコ字状の取付枠20を、前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに嵌め込んで、上板部21のネジ孔24に上方よりねじ込んだボルト26の下端を他方側フランジ部2Fbの上面19に当て付けると共に、前記吊りボルト6の上端部に基端部を挿嵌させた吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbの下面に当て付け、且つ下板部22から上方側に引き起こした引き起しタブ25の先端部を吊り金具ズレ止め部材11の該先端部側のスリット15に係嵌させて、この状態でボルト26を更にねじ込むようにしたことを特徴とする。
請求項は、請求項1〜の何れかに記載の天井下地材吊持装置において、前記帯板状吊り金具ズレ止め部材11の基端部側にはその両側縁部を直角に折曲することにより形成される補強壁14,14を設けてなることを特徴とする。
請求項は、請求項の何れかに記載の天井下地材吊持装置において、前記帯板状吊り金具ズレ止め部材11の下面側には前記スリット15の両側でズレ止め部材長手方向に連続して延びる隆起部16,16を夫々突設し、各隆起部16には隆起部幅方向に長い切欠部17をズレ止め部材長さ方向一定ピッチで設けてなることを特徴とする。
請求項は、請求項の何れかに記載の天井下地材吊持装置において、吊り金具ズレ止め部材11の先端部には、このズレ止め部材11に設けられたスリット15に挿通可能な吊り金具ズレ止め部材継足用タブ13を設けてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の天井下地材吊持装置によれば、基端部にボルト挿通孔12を有する帯板状の吊り金具ズレ止め部材11を下部フランジ2Fの下面29側に配置して、その基端部のボルト挿通孔12を、吊り金具1のネジ孔3oにねじ込まれた吊りボルト6の上端部に挿通させ、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに固定するようにしたから、地震等の際に吊り金具1がフランジ部2Faから外れるのを確実に防止することができる。
又、本発明によれば、帯板状吊り金具ズレ止め部材11には少なくとも先端部側に、ズレ止め部材幅方向に細長いスリット15をズレ止め部材長さ方向一定ピッチで設けているから、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側の折り曲げ作業が容易となる。
請求項2に係る発明によれば、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbの端面18に当接するように折り曲げ、更にその上面19側に当接するように折り曲げることによって、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに簡単に固定することができる。
請求項に係る発明によれば、コ字状の取付枠20を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに嵌め込んで、上板部21のネジ孔24に上方よりねじ込んだボルト26の下端を他方側フランジ部2Fbの上面19に押し付け固定した状態で、吊りボルト6の上端部に基端部を挿嵌させた吊り金具ズレ止め部材11の先端部側をコ字状取付枠20の下板部22に下側から重ね合わせ、下板部22から下方に突出する引き起しタブ25をズレ止め部材11側のスリット15に挿通して、このズレ止め部材11に重合するように折り曲げることによって、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに対し的確且つ強固に固定することができる。
請求項に係る発明によれば、上板部21と下板部22と両板部をつなぐ連結板部23とでコ字状に形成されると共に上板部21にネジ孔24を設け且つ下板部22に上方側に引き起こした引き起しタブ25aを設けたコ字状の取付枠20を、前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに嵌め込んで、上板部21のネジ孔24に上方よりねじ込んだボルト26の下端を他方側フランジ部2Fbの上面19に当て付けると共に、前記吊りボルト6の上端部に基端部を挿嵌させた吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbの下面に当て付け、且つ下板部22から上方側に引き起こした引き起しタブ25の先端部を吊り金具ズレ止め部材11の該先端部側のスリット15に係嵌させて、この状態でボルト26を更にねじ込むことによって、下板部22から上方側に引き起こした引き起しタブ25の先端部25aは、強力に他方側フランジ部2Fbの下面に当て付けられ、該先端部25aは、吊り金具ズレ止め部材11の該先端部側のスリット15に堅固に係嵌され、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに対し的確且つ強固に固定することができる。
請求項に係る発明によれば、吊り金具ズレ止め部材11の基端部側に両側縁部を直角に折曲することにより形成される補強壁14,14を設けることによって、ズレ止め部材11の基端部にボルト挿通孔12を形成したことによる強度低下を補足して強化することができる。
請求項に係る発明によれば、帯板状吊り金具ズレ止め部材11の下面側にはスリット15の両側でズレ止め部材長手方向に連続して延びる隆起部16,16を夫々突設し、各隆起部16には隆起部幅方向に長い切欠部17をズレ止め部材長さ方向一定ピッチで設けているから、スリット15を設けたことによる吊り金具ズレ止め部材11の強度低下を両側の隆起部16,16で補うことができると共に、各隆起部16に設けた隆起部幅方向に長い切欠部17によって、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側の折り曲げ作業を容易に行なうことができる。
請求項に係る発明によれば、吊り金具ズレ止め部材11の先端部に、このズレ止め部材11のスリット15に挿通可能な吊り金具ズレ止め部材継足用タブ13を設けたから、一つのズレ止め部材11のタブ13を他のズレ止め部材11の所要のスリット15に挿通して、タブ13側とは反対側に折り返すことにより、ズレ止め部材11を継ぎ足して長くすることができる。
以下に本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は吊り金具ズレ止め部材の取付状態を示す拡大正面図、図2の(a) は吊り金具ズレ止め部材の正面図、(b) は吊り金具ズレ止め部材の平面図、(c) は補強壁を形成する前の状態の吊り金具ズレ止め部材の平面図であり、図3の(a) は吊り金具ズレ止め部材の斜視図、(b) は図2の(a) のX−X線拡大断面図、(c) は図2の(a) のY−Y線拡大断面図、(d) は図2の(a) のZ−Z線拡大断面図である。これらの図において、11が吊り金具ズレ止め部材を示す。
この吊り金具ズレ止め部材11は、例えば厚さ1.2mmの鋼板を、幅24mm、長さ250mmの帯板状に形成したもので、基端部には吊りボルト6の外径(例えば11mm)より僅かに大きい内径(例えば12mm)のボルト挿通孔12が設けられ、また吊り金具ズレ止め部材11の先端部には、後記スリット15の長さより若干幅の狭いズレ止め部材継足用タブ13が設けられている。また、ズレ止め部材11の基端部側には、全長の例えば1/3又は1/4の長さにわたってその両側縁部を直角に折曲することにより形成される補強壁14,14が設けられている。図3の(b) に示すように、ボルト挿通孔12の内周には雌ねじ12aが切られている。この補強壁14,14は、ズレ止め部材11の基端部にボルト挿通孔12を形成したことによる強度低下を補足して強化するためのものである。
また図2の(b) 及び図3の(a)に示すように、吊り金具ズレ止め部材11には、補強壁14の設けられた基端部側を除いた範囲にわたって、ズレ止め部材11の幅方向に細長い多数のスリット15がズレ止め部材11の長さ方向に一定ピッチで形成されている。また図2の(b) 及び図3の(b) 〜(c) に示すように、吊り金具ズレ止め部材11にはその基端部側の補強壁14を除いた範囲において、スリット15の両側でズレ止め部材長手方向に連続して延びる隆起部16が突設され、各隆起部16には隣り合うスリット15,15の中間に相当する位置(図2の(b) 参照)に、隆起部16の幅方向に長い切欠部17が形成されている。
上記隆起部16は、吊り金具ズレ止め部材11を補強するためのものであり、また上記スリット15及び切欠部17は、吊り金具ズレ止め部材11の所要箇所を折り曲げる時にその折り曲げ作業を容易にするためのものである。
尚、吊り金具ズレ止め部材11の基端部側に補強壁14,14を形成するには、図2の(c) に示すように全体が平板状を成している吊り金具ズレ止め部材11を、プレス加工によって基端部側の補強壁形成用折り目Gに沿って折り曲げればよい。
上記のような構成される吊り金具ズレ止め部材11を有する天井下地材吊持装置の施工にあたっては、図6の(b) に示すような上横片2と下横片3と4縦片とからなるコ字状の吊り金具1を使用し、この吊り金具1を、図1 に示すように、梁又は桁用H形鋼5の下部フランジ2Fの一方側フランジ部2Faに嵌め込み、この吊り金具1の下横片3のネジ孔3oに下方よりねじ込んだ天井下地材吊りボルト6の上端部に、下部フランジ2Fの下面側に配置した吊り金具ズレ止め部材11の基端部のボルト挿通孔12を挿嵌させる。
こうして天井下地材吊りボルト6の上端部に吊り金具ズレ止め部材11のボルト挿通孔12を挿嵌させたならば、図6の(a) に示すように、吊りボルト6を回転させて、その上端を一方側フランジ部2Faの下面に押し付けることにより、吊り金具1を下部フランジ2Fの一方側フランジ部2Faに取り付ける。この後、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を引っ張りながら、この先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbの端面18に当接するように上向きに折り曲げ(図1の(イ)参照)、更にその上面19側に当接するように折り曲げる図1の(ロ)参照)ことによって、図1の実線図示のように吊り金具ズレ止め部材11の他端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに固定する。
尚、吊り金具ズレ止め部材11の長さがH形鋼5のフランジ幅に対し長い時には、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を適当な長さのところで切断すればよい。図1にはその切断線をCLで示す。
その後は、図7に示すように、天井下地材吊りボルト6の下端部に野縁受け用ハンガー7をナット8により取り付けて、これら野縁受け用ハンガー7間に野縁9を支持するための野縁受け10を橋架し、この野縁受け10に複数の天井板取付用野縁9を夫々クリップ(図示省略)によって取り付け、しかしてこの天井下地材の野縁9に天井板Sを釘打ちによって取り付る。
以上説明したように、吊り金具ズレ止め部材11の基端部のボルト挿通孔を吊り金具1の下横片3のネジ孔3oにねじ込まれる吊りボルト6の上端部に挿嵌させた状態で、この吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに固定することによって、地震等の際に吊りボルト6がガタついてフランジ部2Faから外れるのを防止することができる。
図1に示す実施形態では、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに固定するのに、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を図1の(イ)及び(ロ)で示すように折り曲げているが、図4及び図5には他の固定手段を示している。即ち、図4に示す固定手段は、上板部21と下板部22と両板部21,22をつなぐ連結板部23とでコ字状に形成されると共に上板部21にネジ孔24を設け且つ下板部22には下方へ一体突出可能な引き起しタブ25を設けてなるコ字状の取付枠20を、前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに嵌め込んで、上板部21のネジ孔24に上方よりねじ込んだボルト26の下端を他方側フランジ部2Fbの上面19に押し付け固定した状態で、前記吊りボルト6の上端部に基端部を挿通させた吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を前記コ字状取付枠20の下板部22に下側から重ね合わせ、下板部22の切り起しタブ25を吊り金具ズレ止め部材11側のスリット15に挿通して、ズレ止め部材11の先端部側下面に重合するように折り曲げればよい。
この図4の(a) は吊り金具ズレ止め部材11の取付状態を示す正面図、(b) は(a) のV−V線断面図、(c) はコ字状取付枠20の展開平面図である。図4の(c) の展開平面図から分かるように、上板部21、下板部22及び連結板部23の夫々に、折り曲げ用の補強側縁部21a,22a,23aが設けられ、また下板部22にはその一端から突出するタブ25と中間部の切り起こし用タブ25とが設けられており、しかしてこの展開平面図状態からプレス加工により折り目J,Kに沿って折り曲げることにより、(a) ,(b) に示すようなコ字状取付枠20を形成すると共に、上板部21、下板部22及び連結板部23に夫々補強側縁部21a,22a,23aを突出形成し、また各タブ25を下板部22に対して90°引き起こして下板部22の下面から下方へ直角に突出させる。そして特に(a) から分かるように、下板部22の補強側縁部21aと連結板部23の補強側縁部20aとの互いの内隅部にはアール部Rが形成される。
上記のようなコ字状取付枠20を使用して吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに固定するには、コ字状の取付枠20を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに嵌め込んで、上板部21のネジ孔24に上方よりねじ込んだボルト26の下端を他方側フランジ部2Fbの上面19に押し付け固定した状態で、天井下地材吊りボルト6の上端部に基端部を挿通させた吊り金具ズレ止め部材11の先端部側をコ字状取付枠20の下板部22に下側から重ね合わせ、そして下板部22から下方に突出するように引き起したタブ25(図4の(a) ,(b) の仮想線図示)をズレ止め部材11側のスリット15に挿通した後、このタブ25を下板部22に重合するように折り曲げることによって、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに対して的確且つ強固に固定することができる。
このコ字状取付枠20を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに嵌め込む場合、図4の(a) に示すように下板部22の補強側縁部22aと連結板部23補強側縁部23aとの内隅部に形成されたアール部Rに他方側フランジ部2Fbの下端縁を当て付けると、ボルト26を締め付ける際に、コ字状取付枠20が上方へ引っ張られると同時に、そのアール部Rによってコ字状取付枠20の連結板部23が他方側フランジ部2Fbの端面18から離れる方へ引っ張られるために、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側がコ字状取付枠20で引っ張られることになって、このズレ止め部材11は、ガタつくようなことがなく、常に緊張状態に的確且つ強固に取り付け保持されることになる。
また、図5に示す固定手段は、上板部21と下板部22と両板部21,22をつなぐ連結板部23とでコ字状に形成されると共に上板部21にネジ孔24を設け且つ下板部22には上方側に引き起こされた引き起しタブ25aを設けてなるコ字状の取付枠20を、前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに嵌め込んで、上板部21のネジ孔24に上方よりねじ込んだボルト26の下端を他方側フランジ部2Fbの上面19に当て付けると共に、前記吊りボルト6の上端部に基端部を挿嵌させた吊り金具ズレ止め部材11の先端部側11aを前記下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbの下面に当て付け、且つ下板部22から上方側に引き起こした引き起しタブ25aの先端部25a1 を吊り金具ズレ止め部材11の該先端部側11aのスリット15に係嵌させて、この状態でボルト26を更にねじ込むことによって、下板部22から上方側に引き起こした引き起しタブ25aの先端部25a1 は、強力に他方側フランジ部2Fbの下面に当て付けられ、該先端部25a1 は、吊り金具ズレ止め部材11の該先端部側11aのスリット15に堅固に係嵌され、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側11aを下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに対し的確且つ強固に固定することができる。
この図5の(a) は吊り金具ズレ止め部材11の取付状態を示す正面図、(b) は(a) のV−V線断面図、(c) はコ字状取付枠20の展開平面図である。図5の(c) の展開平面図から分かるように、上板部21、下板部22及び連結板部23の夫々に、折り曲げ用の補強側縁部21a,22a,23aが設けられ、また下板部22にはその中間部に切り起こし用タブ25aが設けられており、しかしてこの展開平面図状態からプレス加工により折り目J,Kに沿って折り曲げることにより、(a) ,(b) に示すようなコ字状取付枠20を形成すると共に、上板部21、下板部22及び連結板部23に夫々補強側縁部21a,22a,23aを突出形成し、またタブ25aを下板部22に対して80°上向きに引き起こして下板部22の上面から上方に斜め方向に突出させる。そして特に(a) から分かるように、下板部22の補強側縁部21aと連結板部23の補強側縁部20aとの互いの内隅部にはアール部Rが形成される。
このコ字状取付枠20を下部フランジ2Fの他方側フランジ部2Fbに嵌め込む場合、図5の(a) に示すように下板部22の補強側縁部22aと連結板部23補強側縁部23aとの内隅部に形成されたアール部Rに他方側フランジ部2Fbの下端縁を当て付けると、ボルト26を締め付ける際に、コ字状取付枠20が上方へ引っ張られると同時に、前記タブ25aの先端部25a1 が下板部22に強く当接して該タブ25aの先端部25a1 がスリット15と係嵌状態で、図中右方向に変移するように下向きに押圧され、これによって吊り金具ズレ止め部材11の先端部側11aがコ字状取付枠20で引っ張られることになって、このズレ止め部材11は、ガタつくようなことがなく、常に緊張状態に的確且つ強固に取り付け保持されることになる。
図6は、吊り金具ズレ止め部材11の長さが短い場合に、ズレ止め部材継足用タブ13によって吊り金具ズレ止め部材11を継ぎ足して、長さを長くする方法を示したもので、(a) は一つの吊り金具ズレ止め部材11の中間所要箇所を切断する状態を示し、その切断線をCLで示す。(b) は(a) に示すように切断した吊り金具ズレ止め部材11の基端部をもう一つの吊り金具ズレ止め部材11の先端部につないだ状態を示す。この場合、前記一つの吊り金具ズレ止め部材11の先端部にあるタブ13を直角に折り曲げ、(a) に示すように切断したもう一つの吊り金具ズレ止め部材11の所要のスリット15に対し下側から上向きに挿通し、その挿通したタブ13を図示のように後ろ向きに折り曲げればよい。
本発明に係る吊り金具ズレ止め部材11は、H形鋼5の種々のフランジ幅に対応する種々の長さのものを製作することができるが、上記のようにタブ13を利用すれば、短い長さのものを、必要な長さの吊り金具ズレ止め部材11に作り直すことができると共に、短い長さのものでも、長さの長い吊り金具ズレ止め部材11として使用できる。
また、この吊り金具ズレ止め部材11は、帯板状吊り金具ズレ止め部材11の下面側に、スリット15の両側でズレ止め部材長手方向に連続して延びる隆起部16,16を夫々突設し、各隆起部16には隆起部幅方向に長い切欠部17をズレ止め部材長さ方向一定ピッチで設けているから、スリット15を設けたことによる吊り金具ズレ止め部材11の強度低下を両側の隆起部16,16で補うことができると共に、各隆起部16に設けた隆起部幅方向に長い切欠部17によって、吊り金具ズレ止め部材11の先端部側の折り曲げ作業を容易に行なうことができる。
吊り金具ズレ止め部材の取付状態を示す拡大正面図である。 (a) は吊り金具ズレ止め部材の正面図、(b) は吊り金具ズレ止め部材の平面図、(c) は補強壁を形成する前の状態の吊り金具ズレ止め部材の平面図である。 (a) は吊り金具ズレ止め部材の斜視図、(b) は図2の(a) のX−X線拡大断面図、(c) は図2の(a) のY−Y線拡大断面図、(d) は図2の(a) のZ−Z線拡大断面図である。 (a) は吊り金具ズレ止め部材11の取付状態を示す正面図、(b) は(a) のV−V線断面図、(c) はコ字状取付枠20の展開平面図である。 図4に示す吊り金具ズレ止め部材の取付状態の変形例を示すもので、(a) は吊り金具ズレ止め部材11の取付状態を示す正面図、(b) は(a) のV−V線断面図、(c) はコ字状取付枠20の展開平面図である。 (a) ,(b) はズレ止め部材継足用のタブにより吊り金具ズレ止め部材11継ぎ足して、長さを長くする方法を示す斜視図である。 (a) は従来使用されている天井下地材吊持装置を示す説明図、(b) はコ字状吊り金具を示す斜視図である。
符号の説明
1 コ字状吊り金具
2 上横片
3 下横片
4 縦片
5 梁又は桁用H形鋼
6 天井下地材吊りボルト
11 吊り金具ズレ止め部材
12 ボルト挿通孔
13 ズレ止め部材継足用タブ
14 補強壁
15 スリット
16 隆起部
17 切欠部
25 引き起しタブ
25a 引き起しタブ

Claims (7)

  1. 上横片と下横片と縦片とからなるコ字状の吊り金具を、梁又は桁用H形鋼の下部フランジの一方側フランジ部に嵌め込み、下横片のネジ孔にねじ込んだ天井下地材吊りボルトの上端を前記一方側フランジ部の下面に押し付けて、前記吊り金具を前記一方側フランジ部に取り付けるようにした天井下地材吊持装置において、
    基端部にボルト挿通孔を設けた帯板状の吊り金具ズレ止め部材を前記下部フランジの下面側に配置して、その基端部のボルト挿通孔を、前記吊り金具のネジ孔にねじ込まれた前記吊りボルトの上端部に挿嵌させ、この吊り金具ズレ止め部材の先端部側を前記下部フランジの他方側フランジ部に固定するに当って、前記帯板状吊り金具ズレ止め部材には少なくとも先端部側に、ズレ止め部材幅方向に細長いスリットをズレ止め部材長さ方向一定ピッチで設けてなることを特徴とする天井下地材吊持装置。
  2. 前記吊りボルトの上端部に基端部を挿通させた吊り金具ズレ止め部材の先端部側を前記下部フランジの他方側フランジ部の端面に当接するように折り曲げ、更にその上面側に当接するように折り曲げて固定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の天井下地材吊持装置。
  3. 上板部と下板部と両板部をつなぐ連結板部とでコ字状に形成されると共に上板部にネジ孔を設け且つ下板部に引き起しタブを設けたコ字状の取付枠を、前記下部フランジの他方側フランジ部に嵌め込んで、上板部のネジ孔に上方よりねじ込んだボルトの下端を他方側フランジ部の上面に押し付け固定した状態で、前記吊りボルトの上端部に基端部を挿通させた吊り金具ズレ止め部材の先端部側を前記コ字状取付枠の下板部に下側から重ね合わせ、下板部から下方に突出する引き起しタブをズレ止め部材側のスリットに挿通して、このズレ止め部材に重合するように折り曲げてなることを特徴とする請求項に記載の天井下地材吊持装置。
  4. 上板部と下板部と両板部をつなぐ連結板部とでコ字状に形成されると共に上板部にネジ孔を設け且つ下板部に上方側に引き起こした引き起しタブを設けたコ字状の取付枠を、前記下部フランジの他方側フランジ部に嵌め込んで、上板部のネジ孔に上方よりねじ込んだボルトの下端を他方側フランジ部の上面に当て付けると共に、前記吊りボルトの上端部に基端部を挿嵌させた吊り金具ズレ止め部材の先端部側を前記下部フランジの他方側フランジ部の下面に当て付け、且つ下板部から上方側に引き起こした前記引き起しタブの先端部を吊り金具ズレ止め部材の該先端部側のスリットに係嵌させて、この状態でボルトを更にねじ込むようにしたことを特徴とする請求項に記載の天井下地材吊持装置。
  5. 前記帯板状吊り金具ズレ止め部材の基端部側にはその両側縁部を直角に折曲することにより形成される補強壁を設けてなることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の天井下地材吊持装置。
  6. 前記帯板状吊り金具ズレ止め部材の下面側には前記スリットの両側でズレ止め部材長手方向に連続して延びる隆起部を夫々突設し、各隆起部には隆起部幅方向に長い切欠部をズレ止め部材長さ方向一定ピッチで設けてなることを特徴とする請求項の何れかに記載の天井下地材吊持装置。
  7. 吊り金具ズレ止め部材の先端部には、このズレ止め部材に設けられたスリットに挿通可能な吊り金具ズレ止め部材継足用タブを設けてなる請求項の何れかに記載の天井下地材吊持装置。
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