JP5086788B2 - ヒートポンプ式空気調和装置 - Google Patents

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本発明は、冷媒回路切換弁を備え、冷凍サイクルを冷房サイクルと暖房サイクルとに切り換えできるヒートポンプ式空気調和装置に関するものである。
圧縮機、冷媒回路切換弁、室外熱交換器、室外ファン等を備えた室外ユニットと、室内熱交換器、室内電動膨張弁、室内ファン等を備えた室内ユニットとが冷媒ガス管および冷媒液管を介して接続されるヒートポンプ式空気調和装置にあっては、冷媒ガス管および冷媒液管の配管長さが益々長くなる傾向にある。特に、ビル用の空調に供されるマルチ形ヒートポンプ式空気調和装置では、その傾向が顕著であり、これに伴って冷凍サイクル内に充填される冷媒量も増大されることになる。
このようなヒートポンプ式空気調和装置おいては、室内ユニット(室内熱交換器)および冷媒ガス管中に多量の液冷媒が溜まり込んだ状態あるいは分布された状態で停止されている場合がある。この状態でヒートポンプ式空気調和装置を冷房起動すると、圧縮機の吸入作用によって室内ユニット(室内熱交換器)および冷媒ガス管中に溜まり込んでいた液冷媒が冷媒ガス管を経てそのまま室外ユニット側に戻り、いわゆる液バックを起こしてしまうことになる。この液冷媒が圧縮機まで戻ると、液圧縮を発生して圧縮機の故障、損傷等の原因となる。
そこで、上記した冷房起動時における液バックを防止するために、室内電動膨張弁の弁開度を全閉付近の開度に調整して起動ポンプダウン運転を実行し、その後、冷媒過熱度の目標値をポンプダウン運転時の圧縮機への吸入過熱度付近の値から徐々に減少させ、最終目標過熱度の値に設定するようにしたものが特許文献1により提案されている。
特開2000−329415号公報
しかしながら、起動ポンプダウン方式による液バック防止は、室内ユニット(室内熱交換器)および冷媒ガス管中に溜まり込んでいた液冷媒を徐々に吸入側に戻し、吸入アキュームレータ内に溜め込むものであるため、多量の液冷媒が戻ることを想定して、大きな容量を持つアキュームレータを設置する必要がある。特に、冷媒配管長が長く、冷媒充填量が多くなる傾向にあるビル用のマルチ形ヒートポンプ式空気調和装置では、それに伴ってアキュームレータの大容量化が不可欠となる。
このことは、単にアキュームレータ単体の大型化、それに伴うコストアップ要因となるだけではなく、アキュームレータを収容する室外ユニットの大型化、重量増大をもたらす結果、運搬、設置に際してエレベータへの搭載や設置スペースの確保にも支障を来たすことになる等の問題を含んでいる。このため、液バックからの圧縮機の保護と、アキュームレータの小型化または削除による室外ユニットの小型コンパクト化とを同時に満たすことが可能な解決策の提供が求められている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、冷房起動時における液バックを回避することができるとともに、アキュームレータの小型化ないしは削除が可能で室外ユニットを小型コンパクト化することができるヒートポンプ式空気調和装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のヒートポンプ式空気調和装置は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるヒートポンプ式空気調和装置は、少なくとも圧縮機、冷媒回路切換弁、および室外熱交換器を備えた室外ユニットと、少なくとも室内熱交換器、室内電動膨張弁および室内ファンを備えた室内ユニットとを冷媒ガス管および冷媒液管を介して接続するとともに、前記圧縮機、前記冷媒回路切換弁、前記室外熱交換器、前記室内電動膨張弁、前記室内熱交換器、前記冷媒ガス管および前記冷媒液管によって冷凍サイクルを構成し、該冷凍サイクルには、その高圧液配管と前記圧縮機への吸入配管との間に、冷媒の吐出温度等に応じて開閉されるバイパス弁を介して液冷媒の一部をバイパスする液バイパス配管が設けられているヒートポンプ式空気調和装置において、冷房起動時、前記冷媒回路切換弁により前記冷凍サイクルを暖房サイクルとするとともに、前記室内電動膨張弁を開、前記室内ファンを停止の状態として起動し、規定条件が満たされたとき、前記冷凍サイクルを冷房サイクルに切り換えて冷房運転を開始する冷媒追い出し制御部を備え、該冷媒追い出し制御部は、冷房起動時における冷媒追い出し制御時に、前記バイパス弁を開閉する温度設定値を低下させることを特徴とする。
本発明によれば、冷房起動時、冷媒回路切換弁により冷凍サイクルを暖房サイクルとするとともに、室内電動膨張弁を開、室内ファンを停止の状態として起動し、規定条件が満たされたとき、冷凍サイクルを冷房サイクルに切り換えて冷房運転を開始するようにしているため、冷房起動時に室内ユニット(室内熱交換器)および冷媒ガス管中に溜まり込んでいた液冷媒を、暖房サイクルによって冷媒を循環させながら室内ユニット(室内熱交換器)および冷媒ガス管側から冷媒液管および室外ユニット側へと追い出す(押し込む)ことができる。これにより、冷房起動直後における液バックを回避し、液バックから圧縮機を保護することができる。また、冷房サイクルによる起動ポンプダウン方式に比べ、大容量のアキュームレータを必要としない分、アキュームレータの小型化ないしは削除およびアキュームレータを収容する室外ユニットのコンパクト化、ならびにそれに伴う運搬、設置の容易化、コストダウン等を実現することができる。更に、冷房起動時における冷媒追い出し制御時に、液バイパス配管に設けられているバイパス弁を開閉する温度設定値を低下させるようにしているため、暖房サイクルで起動すると通常の冷房起動時に比べて冷媒の吐出温度が上昇し易くなるが、バイパス弁を開閉する温度設定値を下げ、液冷媒の一部を吸入配管へとバイパスさせることによって、その冷却効果で冷媒の吐出温度上昇を抑制することができる。これにより、冷媒吐出温度が異常上昇することによる徒な保護装置の作動を未然に抑止することができる。
さらに、本発明のヒートポンプ式空気調和装置は、上記のヒートポンプ式空気調和装置において、前記冷媒追い出し制御部は、冷媒の高低圧、吐出温度、吸入過熱度、もしくは時間等のいずれかが規定条件を満たしたとき、前記冷凍サイクルを冷房サイクルに切り換えることを特徴とする。
本発明によれば、冷房起動時の暖房サイクルによる冷媒追い出し制御時に、冷媒の高低圧、吐出温度、吸入過熱度、もしくは時間等のいずれかが規定条件を満たしたとき、冷凍サイクルを冷房サイクルに切り換えるようにしているため、あらかじめ規定されている液冷媒の追い出し(押し込み)完了の条件が満たされると、直ちに冷房サイクルに切り換えて冷房運転を開始することができる。これによって、冷房起動直後の液バックを回避しながら、冷房の立ち上がり遅れを最少化することができる。
さらに、本発明のヒートポンプ式空気調和装置は、上述のいずれかのヒートポンプ式空気調和装置において、前記冷媒追い出し制御部は、少なくとも電源投入後1回目の冷房起動時または室外運転モードが暖房から冷房に切り換った後の1回目の冷房起動時に冷媒追い出し制御を実施することを特徴とする。
冷房起動時の液バックは、起動の度に常に発生するわけではなく、また、圧縮機に悪影響を及ぼすことのない軽微なものであれば、特段問題になるわけではない。さらに、液バック回避のための運転が冷房の立ち上がり遅れを来たすことは可能な限り避けなければならない。本発明によれば、少なくとも電源投入後1回目の冷房起動時または室外運転モードが暖房から冷房に切り換った後の1回目の冷房起動時に冷媒追い出し制御を実施するようにしているため、特に冷房起動時において大量液バックのリスクが想定される電源投入後1回目または暖房から冷房に切り換った後の1回目の冷房起動時には、必ず液バック回避のための冷媒追い出し制御を実施することができる。これにより、液バック回避運転による冷房の立ち上がり遅れをミニマム化することができるとともに、最悪条件での信頼性向上を図ることができる。
本発明によると、冷房起動時に室内ユニットおよび冷媒ガス管中に溜まり込んでいた液冷媒を、暖房サイクルによって冷媒を循環させながら室内ユニットおよび冷媒ガス管側から冷媒液管および室外ユニット側へと追い出すことができる。このため、冷房起動直後における液バックを回避し、液バックから圧縮機を保護することができるとともに、冷房サイクルによる起動ポンプダウン方式に比べて、大容量のアキュームレータを必要としない分、アキュームレータの小型化ないしは削除およびアキュームレータを収容する室外ユニットのコンパクト化、ならびにそれに伴う運搬、設置の容易化、コストダウン等を実現することができる。また、暖房サイクルで起動すると通常の冷房起動時に比べて冷媒の吐出温度が上昇し易くなるが、バイパス弁を開閉する温度設定値を下げ、液冷媒の一部を吸入配管へとバイパスさせることによって、その冷却効果で冷媒の吐出温度上昇を抑制することができるため、冷媒吐出温度が異常上昇することによる徒な保護装置の作動を未然に抑止することができる。
以下に、本発明にかかる一実施形態について、図1ないし図3を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態にかかるヒートポンプ式空気調和装置の冷凍サイクル図が示されている。なお、本実施形態では、マルチ形のヒートポンプ式空気調和装置1を例に説明する。ヒートポンプ式空気調和装置1は、1台の室外ユニット2と、この室外ユニット2から導出される冷媒ガス管4および冷媒液管5と、この冷媒ガス管4と冷媒液管5との間に分岐器6を介して並列に接続される複数台の室内ユニット7A,7Bとから構成されている。
室外ユニット2は、冷媒を圧縮するインバータ駆動の圧縮機21と、冷媒ガス中から潤滑油を分離する油分離器22と、冷媒の循環方向を切り換える冷媒回路切換弁(四方弁)23と、冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器24と、室外熱交換器24と一体的に構成される過冷却コイル25と、暖房用の室外電動膨張弁(EEVH)26と、液冷媒を貯留するレシーバ27と、液冷媒に過冷却を与える過冷却熱交換器28と、過冷却熱交換器28に分流される冷媒量を制御する過冷却電動膨張弁(EEVSC)29と、圧縮機21に吸入される冷媒ガス中から液分を分離し、液冷媒を貯留する比較的小型のアキュームレータ30と、ガス側操作弁31と、液側操作弁32とを備え、これらが公知の如く吐出配管33A、ガス配管33B、液配管33C、ガス配管33D、吸入配管33E、および過冷却用の分岐配管33F等の冷媒配管を介して接続され、室外側冷媒回路34を構成している。
また、室外ユニット2には、室外熱交換器24に外気を送風する室外ファン35が設けられるとともに、室外ユニット2内の室外側冷媒回路34には、室外電動膨張弁(EEVH)26とレシーバ27との間の高圧液配管33Cと、圧縮機21への冷媒吸入配管33Eとの間に、高圧液冷媒を圧縮機21の吸入側へとバイパスする液バイパス配管36が設けられている。この液バイパス配管36には、圧縮機21から吐出される冷媒の吐出温度等に応じて開閉されるバイパス弁37と、高圧液冷媒を減圧する固定絞り38とが設けられている。さらに、アキュームレータ30の底部と圧縮機21の吸入配管33Eとの間には、液冷媒を微量ずつ圧縮機21側に戻す液戻し配管39が設けられている。
冷媒ガス管4および冷媒液管5は、室外ユニット2のガス側操作弁31および液側操作弁32に接続される冷媒配管であり、現場での据え付け施工時に、室外ユニット2とそれに接続される室内ユニット7A,7Bとの間の距離に応じてその長さが決められる。冷媒ガス管4および冷媒液管5の途中には、適宜数の分岐器6が設けられ、この分岐器6を介してそれぞれ適宜台数の室内ユニット7A,7Bが接続される。これにより、密閉された1系統の冷凍サイクル3が構成されることになる。室内ユニット7A,7Bは、冷媒と室内空気とを熱交換させて室内の空調に供するための室内熱交換器71と、冷房用の室内電動膨張弁(EEVC)72と、室内熱交換器71を通して室内空気を循環させる室内ファン73とを備えており、室内側の分岐ガス配管4Aおよび分岐液配管5Aを介して分岐器6に接続される。
上記したマルチ形ヒートポンプ式空気調和装置1において、冷房運転は、以下により行われる。
圧縮機21により圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、吐出配管33Aに吐出され、油分離器22で冷媒中に含まれる潤滑油が分離された後、冷媒回路切換弁23によりガス配管33B側に循環され、室外熱交換器24で室外ファン35により送風される外気と熱交換されて凝縮液化される。この液冷媒は、過冷却コイル25で冷却された後、室外電動膨張弁26を通過し、レシーバ27に一旦貯留されて循環量が調整される。レシーバ27からの液冷媒は、液配管33Cを経て過冷却熱交換器28を通過する過程で、過冷却用分岐配管33Fに一部分流され、過冷却電動膨張弁(EEVSC)29で断熱膨張された冷媒と熱交換されて冷却され、所定の過冷却度が付与された後、液側操作弁32を経て室外ユニット2から冷媒液管5へと導出される。冷媒液管5に導出された液冷媒は、分岐器6により各室内ユニット7A,7Bの分岐液配管5A,5Bへと分流される。
分岐液配管5A,5Bに分流された液冷媒は、各室内ユニット7A,7Bに流入し、室内電動膨張弁(EEVC)72により断熱膨張され、気液二相流となって室内熱交換器71に流入される。室内熱交換器71では、室内ファン73により循環される室内空気と冷媒とが熱交換され、室内空気は冷却されて室内の冷房に供される。一方、冷媒はガス化され、分岐ガス配管4A,4Bを経て分岐器6に至り、他の室内ユニット7A,7Bからの冷媒ガスと冷媒ガス管4で合流される。冷媒ガス管4で合流された冷媒ガスは、再び室外ユニット2に戻り、ガス側操作弁31、ガス配管33D、冷媒回路切換弁23を経て吸入配管33Eに至り、分岐配管33Fからの冷媒ガスと合流後、アキュームレータ30に導入される。アキュームレータ30では、冷媒ガス中に含まれている液分が分離されてガス分のみが圧縮機21へと吸入され、この冷媒が圧縮機21において再び圧縮される。以上のサイクルを繰り返すことによって、冷房運転が行われる。
一方、暖房運転は、以下により行われる。
圧縮機21により圧縮された高温高圧の冷媒ガスは、吐出配管33Aに吐出され、油分離器22で冷媒中に含まれる潤滑油が分離された後、冷媒回路切換弁23によりガス配管33D側に循環される。この冷媒は、ガス側操作弁31、冷媒ガス管4を経て室外ユニット2から導出され、更に、分岐器6、室内側の分岐ガス配管4A,4Bを経て室内ユニット7A,7Bに導入される。室内ユニット7A,7Bに導入された高温高圧の冷媒ガスは、室内熱交換器71で室内ファン73により循環される室内空気と熱交換され、室内空気は加熱されて室内の暖房に供される。ここで凝縮液化された液冷媒は、室内電動膨張弁(EEVC)72、分岐液配管5A,5Bを経て分岐器6に至り、他の室内ユニット7A,7Bからの冷媒と合流後、冷媒液管5を経て室外ユニット2に戻る。なお、暖房時、室内ユニット7A,7Bでは、凝縮器として機能する室内熱交換器71の出口における冷媒の過冷却度が一定値となるよう、室内電動膨張弁(EEVC)72の開度が制御される。
室外ユニット2に戻った冷媒は、液側操作弁32、液配管33Cを経て過冷却熱交換器28に至り、冷房時の場合と同様に過冷却が付与された後、レシーバ27に流入して貯留され、循環量が調整される。この液冷媒は、液配管33Cを介して室外電動膨張弁(EEVH)26に至り、ここで断熱膨張され、過冷却コイル25を経て室外熱交換器24に流入する。室外熱交換器24では、室外ファン35により送風される外気と冷媒とが熱交換され、冷媒は外気から吸熱して蒸発気化される。この冷媒は、室外熱交換器24からガス配管33B、冷媒回路切換弁23、吸入配管33Eを経て過冷却用分岐配管33Fからの冷媒と合流し、アキュームレータ30に導入される。アキュームレータ30では、冷媒ガス中に含まれている液分が分離されてガス分のみが圧縮機21へと吸入され、この冷媒は圧縮機21で再び圧縮される。以上のサイクルを繰り返すことによって、暖房運転が行われる。
また、上記した冷房運転および暖房運転の間、圧縮機21から吐出される冷媒の吐出温度あるいは圧縮機21のドーム下温度を検出し、それらの温度が設定値を超えたとき、液バイパス管36に設けられているバイパス弁37を開として、高圧液冷媒の一部を液バイパス管36および固定絞り38を介して圧縮機21の冷媒吸入配管33Eにバイパスさせるようにしている。これによって、圧縮機21および冷媒を冷却し、冷媒吐出温度の異常上昇を抑制して保護装置が徒に作動しないようにしている。
上記構成のマルチ形ヒートポンプ式空気調和装置1において、冷房運転の起動時、室内ユニット(室内熱交換器71)7A,7B、分岐ガス配管4A,4Bおよび冷媒ガス管4中に多量の液冷媒が溜まり込みあるいは分布している可能性がある。つまり、電源投入後1回目の冷房起動時は、冷媒の溜まり込みあるいは分布状態が不明であり、また、室外運転モードが暖房から冷房に切り換った後の1回目の冷房起動時は、液冷媒が溜め込まれている可能性が高く、このまま冷房起動すると、その液冷媒が室外ユニット2、さらには圧縮機21へと戻り、圧縮機21が液バックした液冷媒を圧縮する要因となる。
そこで、本実施形態では、冷房起動時における液バックを回避するため、室外側の制御装置40に、冷房起動時、冷媒回路切換弁23により冷凍サイクル3を暖房サイクルとするとともに、室内ユニット7A,7Bの室内電動膨張弁72を開、室内ファン73を停止の状態として起動し、これによって、室内ユニット7A,7B(室内熱交換器71)、分岐ガス配管4A,4Bおよび冷媒ガス管4中に溜まり込んでいる液冷媒を、分岐ガス配管4A,4Bおよび冷媒ガス管4を経て冷媒液管5および室外ユニット2側へと追い出し(押し込み)、あらかじめ規定されている条件が満たされたとき、冷凍サイクル3を冷房サイクルに切り換えて冷房運転を開始する冷媒追い出し制御部41を設けている。
この冷媒追い出し制御部41は、冷房起動時の暖房サイクルによる冷媒追い出し制御時に、液バイパス管36に設けられているバイパス弁37を開閉するための温度設定値をそれ以外の時の設定値よりも低下させ、通常運転時よりも低い温度で高圧液冷媒の一部を液バイパス管36および固定絞り38を経て圧縮機21への吸入配管33Eにバイパスさせることができるようにしている。具体的には、通常運転時は圧縮機21の吐出管温度Tdが設定温度A以上、圧縮機21のドーム下温度Tcが設定温度B以上のいずれかを満たしたときに、バイパス弁37がオンされるのに対して、上記冷媒追い出し制御時には、吐出管温度Tdが設定温度C(<設定温度A)以上、ドーム下過熱度TcSHが設定値D以上のすべてを満たしたときにオンされる構成とされている。なお、バイパス弁37は、上記各設定温度AないしDに対してそれぞれ或るヒステリシスを持ってオフされるようになっている。
また、冷媒追い出し制御部41は、下記のいずれかの条件が満たされたときに、冷媒追い出し制御が終了されるようになっている。
(1)高圧圧力HPが、設定圧EMPa以上
(2)低圧圧力LPが、設定圧FMPa以上
(3)吐出管温度Tdが、設定温度G以上
(4)圧縮機21が起動後、所定時間H秒を経過以降で高圧圧力HPが設定圧IMPaを検知したとき
(5)圧縮機21が起動後、所定時間J秒を経過したとき
(6)油戻し制御実施中
(7)吸入過熱度SHが、設定値K以下を所定時間L秒継続したとき(室外熱交換器24からの液バックを想定)
(8)室外運転モードが冷房以外となったとき
(9)移設ポンプダウン制御時
ただし、上記(1)、(2)、(3)、(7)の4条件は、圧縮機21が起動後、所定時間M秒経過以降に有効とする。
さらに、上記の冷媒追い出し制御は、冷房起動時に毎回実施する必要はなく、本実施形態では、下記条件のいずれかで本制御が実施される構成とされている。つまり、冷房起動時の液バックは、起動の度に常に発生するわけではなく、また、圧縮機21に悪影響を及ぼすことのないような軽微なものであれば、特段問題にならない。従って、ここでは、冷媒追い出し制御部41は下記のいずれかで本制御を実施するようにしている。
(1)電源投入後1回目の冷房起動時
(2)室外運転モードが暖房から冷房に切り換った後の1回目の冷房起動時
ただし、高低圧差が設定圧NMPa以上で、かつ低圧圧力LPが設定圧OMPa以下の場合には、高低圧差が確保されており、冷媒ガス管4に液冷媒が分布していないため、本制御は行わないこととする。
なお、本実施形態において、上記制御のために設けられる温度センサや圧力センサ等の各種センサ類は図示省略されているものとする。また、室外側の制御装置40と各室内ユニット7A,7B間の制御信号およびセンサ検知信号の送受信は、それぞれ室内ユニット7A,7Bに設けられている室内コントローラ74との間で行われるものとする。
以下に、上記構成を有するマルチ形ヒートポンプ式空気調和装置1の動作を説明する。
まず、図2を参照して、停止状態から冷房起動(電源投入後1回目の冷房起動)する際の動作を説明する。
電源投入後に、冷房運転指令が出力されると、室外運転モードが停止から冷房モードとなり、起動前ポンプダウン制御フラグ、冷媒追い出し制御フラグ、および冷房起動制御フラグがオンされるとともに、冷媒回路切換弁(四方弁)23がオンされて冷凍サイクル3が暖房サイクルに切り換えられる。同時に、圧縮機21がオンされて規定のポンプダウン周波数(Fk)で回転されるとともに、室外ファン35が定格回転数で回転、室外電動膨張弁(EEVH)26が全開、室内電動膨張弁(EEVC)72が強制指令開度、室内ファン73が停止、バイパス弁37を開閉する温度設定値が規定値に低下される等によりそれぞれが動作される。
これによって、冷房起動時の冷媒追い出し制御が開始される。本制御時、冷凍サイクル3が暖房サイクルとされるため、圧縮機21から吐出された高圧の冷媒ガスは、冷媒回路切換弁23によってガス配管33D側に循環され、室内ユニット7A,7Bへと繋がる冷媒ガス管4、分岐ガス配管4A,4Bを経て室内ユニット7A,7Bの室内熱交換器71へと導入されることになる。この際、室内電動膨張弁(EEVC)72が開とされているため、冷媒ガス管4、分岐ガス配管4A,4Bおよび室内ユニット7A,7B(室内熱交換器71)内に溜まり込んでいた液冷媒は、高圧冷媒ガスによって室内電動膨張弁(EEVC)72を通過し、分岐液配管5A,5B、冷媒液管5を経て室外ユニット2側へと追い出される。
そして、上記した冷媒の追い出し制御の終了条件が満たされると、冷媒追い出し制御が終了され、冷媒追い出し制御フラグがオフされるとともに、冷媒回路切換弁(四方弁)23がオフされて冷凍サイクル3が冷房サイクルに切り換えられる。同時に、室内ファン73がリモコン設定のファン速度とされるとともに、室内電動膨張弁(EEVC)72の開度が強制開度指令とされて、引き続き所定の冷房起動ポンプダウン運転が実行される。その後、冷房起動ポンプダウン運転の終了条件が満たされると、通常の冷房起動制御へと移行され、冷房運転が開始されることになる。
次に、図3を参照して、室外運転モードが暖房から冷房に切り換った後、最初に冷房起動する際の動作を説明する。
室外運転モードが暖房から冷房に切り換ると、同時に室内運転モードも暖房から冷房へと切り換る。この際、圧縮機21は停止、室外電動膨張弁(EEVH)26は全閉、室外ファン35は停止、室内電動膨張弁(EEVC)72は全閉とされる。一方、冷媒回路切換弁(四方弁)23はオンのままで冷凍サイクル3を暖房サイクルに維持するとともに、室内ファン73はリモコン設定のファン速度を維持する。
そして、冷房運転指令が出力されると、圧縮機21がオンされて規定のポンプダウン周波数(Fk)で回転されるとともに、室外ファン35が定格回転数で回転、室外電動膨張弁(EEVH)26が全開、室内電動膨張弁(EEVC)72が強制指令開度、室内ファン73が停止、バイパス弁37を開閉する温度設定値が規定値に低下される等によりそれぞれが動作される。以下、上記と同様に、冷媒の追い出し制御、冷房起動ポンプダウン運転が順次実施された後、通常の冷房起動制御へと移行され、冷房運転が開始されることになる。
しかして、本実施形態によると、以下の効果を奏する。
冷房起動時、室内ユニット(室内熱交換器71)7A,7B、分岐ガス配管4A,4Bおよび冷媒ガス管4内に溜まり込んでいた液冷媒を、暖房サイクルによって高圧の冷媒を循環させながら室内ユニット(室内熱交換器71)7A,7B、分岐ガス配管4A,4Bおよび冷媒ガス管4側から冷媒液管5および室外ユニット2側へと追い出す(押し込む)ことができる。このため、冷房起動直後に圧縮機21の吸入作用によって、室内ユニット7A,7Bおよび冷媒ガス管4内に溜まり込んでいた液冷媒が、液状のままで室外ユニット2の圧縮機21へと戻る、いわゆる液バック現象を回避し、液バックから圧縮機21を保護することができる。
また、冷房起動時に冷房起動ポンプダウン運転によって、室内ユニット7A,7Bおよび冷媒ガス管4内に溜まり込んでいた液冷媒を室外ユニット2側に吸引してアキュームレータ30内に溜め込む方式ではないため、大容量のアキュームレータ30を必要としない分、アキュームレータ30を小型化ないしは削除することができる。これにより、アキュームレータ30を収容する室外ユニット2の小型コンパクト化、ならびにそれに伴っての運搬性、据え付け性の向上とコストダウンとを実現することができる。
また、冷房起動時の冷媒追い出し制御時に、液バイパス配管36に設けられているバイパス弁37を開閉するための温度設定値を下げるようにしている。このため、暖房サイクルで起動すると通常の冷房起動時に比べて冷媒の吐出温度が上昇し易くなるが、バイパス弁37の温度設定値を下げ、液冷媒の一部を吸入配管33Eにバイパスすることにより圧縮機21および圧縮冷媒を冷却し、冷媒の吐出温度上昇を抑制することができる。これによって、冷媒吐出温度が異常上昇することによる徒な保護装置の作動を未然に抑止することができる。
また、上記の冷媒追い出し制御時、上記した終了条件、すなわち冷媒の高低圧、吐出温度、吸入過熱度、もしくは時間等のいずれかが規定されている条件を満たしたとき、冷凍サイクルを冷房サイクルに切り換えるようにしているため、あらかじめ規定されている冷媒の追い出し(押し込み)完了の条件が満たされると、直ちに冷房サイクルに切り換えて冷房運転を開始することができる。このため、冷房起動直後における液バックを回避しながら、冷房の立ち上がり遅れを最少化することができる。
さらに、冷媒追い出し制御を液バックのリスクが高い、電源投入後1回目の冷房起動時または室外運転モードが暖房から冷房に切り換った後の1回目の冷房起動時に実施するようにしているため、冷房起動時において大量の液バックのリスクが想定される電源投入後1回目または暖房から冷房に切り換った後の1回目の冷房起動時には、必ず液バック回避のための冷媒追い出し制御を実施することができる。これにより、液バック回避運転による冷房の立ち上がり遅れをミニマム化することができるとともに、最悪条件での信頼性向上を図ることができる。
また、冷媒追い出し制御を実施後、引き続き冷房起動ポンプダウン運転を行うようにしているため、冷媒ガス管4等から確実に液冷媒を抜くことができ、冷房起動時の液バックを完全に解消し、圧縮機保護の信頼性を向上させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、マルチ形のヒートポンプ式空気調和装置1を例に説明したが、必ずしもマルチ形である必要はなく、室内ユニットが1台のシングル形のヒートポンプ式空気調和装置にも適用できることはもちろんである。また、室外ユニット2が1台の例について説明したが、これに限らず、室外ユニット2が複数台並設される室外マルチタイプのヒートポンプ式空気調和装置であってもよい。さらに、室外ユニット2については、圧縮機21あるいは室外熱交換器24および室外ファン35がそれぞれ複数台並設されるものでもよい。
また、上記実施形態では、冷房起動時に冷媒追い出し制御を実施後、さらに冷房起動ポンプダウン運転を実施して確実に冷媒ガス管4から液冷媒を抜くようにしているが、冷媒追い出し制御を実施したときは、冷房起動ポンプダウン運転を行わず、冷房起動ポンプダウン運転は、冷媒追い出し制御を行わないで冷房起動する場合だけ実施するように構成することも可能である。また、電源投入後1回目の冷房起動時および室外運転モードが暖房から冷房に切り換った後の1回目の冷房起動時以外にも必要に応じて上記の冷媒追い出し制御を実施してもよい。
本発明の一実施形態に係るヒートポンプ式空気調和装置の冷凍サイクル図である。 図1に示すヒートポンプ式空気調和装置の冷房起動時における冷媒追い出し制御のシーケンス図(停止→冷房)である。 図1に示すヒートポンプ式空気調和装置の冷房起動時における冷媒追い出し制御のシーケンス図(暖房→冷房)である。
1 ヒートポンプ式空気調和装置
2 室外ユニット
3 冷凍サイクル
4 冷媒ガス管
5 冷媒液管
7A,7B 室内ユニット
21 圧縮機
23 冷媒回路切換弁(四方弁)
24 室外熱交換器
33C 液配管
33E 吸入配管
36 液バイパス配管
37 バイパス弁
41 冷媒追い出し制御部
71 室内熱交換器
72 室内電動膨張弁(EEVC)
73 室内ファン

Claims (3)

  1. 少なくとも圧縮機、冷媒回路切換弁、および室外熱交換器を備えた室外ユニットと、少なくとも室内熱交換器、室内電動膨張弁および室内ファンを備えた室内ユニットとを冷媒ガス管および冷媒液管を介して接続するとともに、
    前記圧縮機、前記冷媒回路切換弁、前記室外熱交換器、前記室内電動膨張弁、前記室内熱交換器、前記冷媒ガス管および前記冷媒液管によって冷凍サイクルを構成し、
    該冷凍サイクルには、その高圧液配管と前記圧縮機への吸入配管との間に、冷媒の吐出温度等に応じて開閉されるバイパス弁を介して液冷媒の一部をバイパスする液バイパス配管が設けられているヒートポンプ式空気調和装置において、
    冷房起動時、前記冷媒回路切換弁により前記冷凍サイクルを暖房サイクルとするとともに、前記室内電動膨張弁を開、前記室内ファンを停止の状態として起動し、規定条件が満たされたとき、前記冷凍サイクルを冷房サイクルに切り換えて冷房運転を開始する冷媒追い出し制御部を備え、
    該冷媒追い出し制御部は、冷房起動時における冷媒追い出し制御時に、前記バイパス弁を開閉する温度設定値を低下させることを特徴とするヒートポンプ式空気調和装置。
  2. 前記冷媒追い出し制御部は、冷媒の高低圧、吐出温度、吸入過熱度、もしくは時間等のいずれかが規定条件を満たしたとき、前記冷凍サイクルを冷房サイクルに切り換えることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式空気調和装置。
  3. 前記冷媒追い出し制御部は、少なくとも電源投入後1回目の冷房起動時または室外運転モードが暖房から冷房に切り換った後の1回目の冷房起動時に冷媒追い出し制御を実施することを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ式空気調和装置。
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