JP5083074B2 - コンテンツ処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、CD等の光ディスクに格納されているコンテンツに係る楽曲等の関連情報を所定のデータベースにおいて検索する機能を装備するコンテンツ処理装置、方法及びプログラムに関する。
CDの楽曲をWMAやMP3の圧縮ファイル形式のファイルでメモリに記録する、いわゆるリッピングの場合に、楽曲名等の関連情報をファイル名の中に含ませたり、タグとしてファイル内に格納したりして、関連情報を再生時の検索や表示に使用することは周知である。
特許文献1は、CDからハードディスクへの楽曲のリッピングにおいて、CDのTOC(Table Of Contents)情報に基づきハードディスク内のデータベースにおいて曲名等の関連情報を検索し(特許文献1の段落0056及び0059)、楽曲データと共に、検索により見付けた関連情報を楽曲データに対応付けて記録する(特許文献1の段落0060、図2のS114、及び図4)ことを開示する。
図7は従来のオーディオ装置におけるCD挿入時用ルーチン100のフローチャートである。CD挿入時用ルーチン100において、本発明についての後述の実施例のCD挿入時用ルーチン40(図2)のステップと処理内容が同一のステップについては、CD挿入時用ルーチン40のステップのステップ番号と同一のステップ番号を付けて、詳細な説明は省略し、CD挿入時用ルーチン100の主要点についてのみ述べる。
従来のCD挿入時用ルーチン100では、S42の判定が否であるとき、R43の関連情報取得ルーチンを実行せずに、直ちにCD挿入時用ルーチン100を終了するようにしている。R43の関連情報取得ルーチンとは、本発明の実施例に関連する後述の図3において説明するように、装填したCDに係る関連情報(例:アーティスト名、アルバム名及び楽曲名)を所定のデータベースから取得するルーチンである。
図8は従来のワンタッチ録音ルーチン110のフローチャートである。ワンタッチ録音ルーチン110において、本発明についての後述の実施例のワンタッチ録音ルーチン67(図4)のステップと処理内容が同一のステップについては、CD挿入時用ルーチン40のステップのステップ番号と同一のステップ番号を付けて、詳細な説明は省略し、CD挿入時用ルーチン100の主要点についてのみ述べる。
従来のワンタッチ録音ルーチン110では、S68正の後又はS69の後とS70との間にS111及びR43が挿入されていることである。すなわち、ユーザよりワンタッチ録音の指示を受け付けてから、S111において、CDに関連情報を対応付けているか否かを判定し、対応付けがなされていなければ、関連情報取得ルーチンR43を実行してから、S70のリッピングを開始するようにしている。S111において、CDにその関連情報が対応付けられていないと判定されるのは、CD挿入時用ルーチン100(図7)において、S42の判定が否となり、関連情報取得ルーチンR43を省略した場合である。
特開2002−230945号公報
ユーザは、操作部のワンタッチ録音キーを操作すれば、一々、表示部の表示を見ることなく、CDの全楽曲についてのリッピンクが開始されたものと思い込み易い。しかるに、処理対象ソースがCDになっていない期間に挿入したCDは関連情報が未取得となっており、ワンタッチ録音が指示されると、挿入中のCDの関連情報を取得するために、挿入中のCDの関連情報が複数見付かったときに、ユーザが複数の関連情報の中から該CDに対応付ける関連情報を選択する操作を行うようになっている。さらには、関連情報が1つしか見付からなかった場合でも、それが挿入中のCDの関連情報としてふさわしくない場合もあり、ユーザが「該当無し」の選択肢を含む1以上の関連情報の選択肢の中から該CDに対応付けるものを選択する操作を行うようになっている。このような場合、ユーザは、ワンタッチ録音操作のみでCDの記録が進行しているものと思い込んで、後からワンタッチ録音が進行していないことに気づき、時間を無駄にしたり、録音が失敗したりすることがある。
特許文献1は、装填中の光ディスクについて検索した関連情報を各リッピングファイルに対応付けてメモリに保存することを開示するものの、関連情報が未確定のまま、セレクタの処理対象ソースがCD以外になっている期間に、CDに係る指示があったときに、関連情報未確定に起因する問題に対処する技術についてはなんら言及していない。
本発明の目的は、複数の入力ソースから1つを処理対象ソースとして選択するようになっているコンテンツ処理装置に対して、処理対象ソースが光ディスク以外となっている場合であっても、光ディスクの関連情報を対応付け可能とし、関連情報を必要とする処理に係るユーザ指示がなされた場合に、ユーザの手間を省いて、該処理を速やかに開始させることができるようにしたコンテンツ処理装置、方法及びプログラムを提供することである。
本発明によれば、CD等の光ディスクが装填された時には、処理対象ソースが光ディスク以外であっても、該光ディスクの関連情報を所定のデータベースにおいて取得し、取得した関連情報を表示手段に直ちに表示するようにする。取得した関連情報は、単一とは限らず、複数の場合もある。典型的には、取得した関連情報と"該当無し"とを選択肢にしてユーザに表示し、これら選択肢の中から1つをユーザに直ちに選択させて、該光ディスクの関連情報を予め確定しておくことにする。そして、後からの例えばワンタッチ録音等のユーザ指示の時には、該光ディスクの関連情報についての確定操作を省いて、該ユーザ指示対応の処理を開始する。
本発明のコンテンツ処理装置は、光ディスクを含む複数の入力ソースの内から1つを処理対象ソースとして選択する選択手段、前記選択手段によって選択された前記処理対象ソースに係わる表示を行う表示手段、光ディスクの装填を検出する装填検出手段、前記装填検出手段により装填が検出された光ディスクに対しその関連情報を所定のデータベースより取得する関連情報取得手段、及び前記処理対象ソースが光ディスク以外である場合に、前記装填検出手段により光ディスクの装填が検出されたとき、前記表示手段の表示を光ディスク以外の処理対象ソースに係わる表示から光ディスクに係わる表示に切り替え、前記関連情報取得手段によって取得した装填された光ディスクの関連情報を所定時間表示させ、その後、前記表示部の表示を、装填された光ディスクに係わる表示の前に表示されていた光ディスク以外の処理対象ソースに係わる表示に切り替える処理手段、を備える。
本発明のコンテンツ処理方法は、光ディスクの装填を検出する装填検出ステップ、前記装填検出ステップにおいて装填が検出された光ディスクに対しその関連情報を所定のデータベースより取得する関連情報取得ステップ、及び前記装填検出ステップにおいて光ディスクの装填が検出されたときに、処理対象ソースとして光ディスク以外のソースが選択されている場合、前記関連情報取得ステップにおいて取得した装填された光ディスクの関連情報を所定時間表示させ、その後、装填された光ディスクに係わる表示の前に表示されていた光ディスク以外の処理対象ソースに係わる表示を行わせる処理ステップ、を備える。
本発明のプログラムは、コンテンツ処理装置が備えるコンピュータを、装填が検出された光ディスクに対しその関連情報を所定のデータベースより取得する関連情報取得手段、及び光ディスクの装填が検出されたときに、処理対象ソースとして光ディスク以外のソースが選択されている場合、前記関連情報取得手段によって取得した装填された光ディスクの関連情報を所定時間表示させ、その後、装填された光ディスクに係わる表示の前に表示されていた光ディスク以外の処理対象ソースに係わる表示を行わせる処理手段、として動作させる。
本発明によれば、光ディスクが装填された時には、セレクタが光ディスクではない場合であっても、該光ディスクの関連情報を所定のデータベースにおいて検索し、見付かった関連情報を表示手段に表示するので、ユーザは、関連情報確定の必要性を光ディスクの装填時に気付き、対応のユーザ作業を光ディスクの装填時に行うように仕向けられる。こうして、後から、関連情報を必要とする処理に係るユーザ指示(例:ワンタッチ録音)がなされた場合に、該処理は、ユーザが存在を気づき難いユーザ作業により開始を遅らされることなく、直ちに開始することになる。
図1はシステムコンポ10の構成図である。セレクタ11は、システムマイコン14からの制御信号に基づきチューナ(具体的にはラジオチューナ)13、アナログ入力端子18及びその他(図示せず)からのアナログ信号の1つを選択して、ADC(アナログ/デジタル変換器)20へ出力する。CDメカ部12は、それへ装填されたCDから読み出したデータを、デジタル信号としてDSP(Digital Signal Processor)21へ送る。ADC20は、セレクタ11からのアナログ信号をデジタル信号へ変換して、DSP21へ出力する。
表示部15は、システムマイコン14からの表示データに基づきテキスト等の情報を表示する。操作部16は、種々のキーを装備し、ユーザ操作のあったキーに係る情報をシステムマイコン14へ出力する。送受信部17は、ルータ(図示せず)を介してインターネットへ接続され、インターネットのサーバ等との間でデータを送受する。
システムマイコン14は、操作部16、送受信部17及びDSP21からデータを入力され、それらからの入力に基づき所定の処理を行うとともに、セレクタ11、表示部15、送受信部17及びDSP21へデータや制御信号を出力する。
DSP21は、外部RAM23を使用しつつ、エンコードやデコード等の種々の演算を実行する。システムコンポ10は、メモリカード用スロット24及びUSBコントローラ26を装備し、メモリカード25及びUSBメモリ27が、それぞれメモリカード用スロット24及びUSBコントローラ26へ着脱自在に装着されるようになっている。メモリカード25は、例えば、SDカードやメモリスティックである。
システムコンポ10は、さらに、内蔵メモリとしてハードディスク装置28を備えている。DSP21はハードディスク装置28との間でもデータを送受する。セレクタ22は、DSP21においてソフトウェアで実現され、処理対象ソースを決定する。処理対象ソースは、操作部16における処理対象ソースの選択の直接的なユーザ指示の他に、操作部16におけるワンタッチ録音指示等の所定のユーザ指示によって決定される。
装着中のメモリカード25及びUSBメモリ27やハードディスク装置28に格納されているMP3やWMA等のオーディオファイル(典型的には楽曲ファイル)は、そのデータをDSP21により読み出されて、デコードされ、DAC(デジタル/アナログ変換器)31へ送られる。DAC31は、デジタルのオーディオ信号をアナログのオーディオ信号へ変換する。DAC31からのアナログのオーディオ信号は、アンプ部32において増幅されてから、スピーカ33により出力される。
USBコントローラ26には、USBメモリ27に代えて、USBケーブルの親側のコネクタを接続することもできる。これにより、携帯型デジタルオーディオプレーヤ等がUSBケーブルを介してシステムコンポ10へ適宜接続される。メモリカード25、USBメモリ27、内蔵ハードディスク及び携帯型デジタルオーディオプレーヤ内蔵のフラッシュメモリ等は、それ自体がデータを読み書き自在の記録メディアとなっているか、又は記録メディアを装備しているかしており、システムコンポ10は、接続中、装着中、又は内蔵中の記録メディア間においてオーディオファイルをユーザ指示に基づき移動したり、複写したりできるようになっている。
図2はCD挿入時用ルーチン40のフローチャートである。S41では、CDがCDメカ部12へ挿入されたか否かを判定し、判定が正になりしだい、S42へ進む。S42では、セレクタ22が処理対象ソースとしてCDを選択しているか否かを判定し、判定が正であれば、R43の関連情報取得ルーチンへ進んで、R43の関連情報取得ルーチンを実行してから、CD挿入時用ルーチン40を終了する。また、S42の判定が否であれば、S46へ進む。なお、「処理対象ソース」の「処理」とは、例えば再生処理である。R43の関連情報取得ルーチンの詳細は図3で後述する。
S46では、表示部15の表示をCDに関わる表示へ切替える。S46の後、R43の関連情報取得ルーチンを実行してから、S47へ進む。S47では、R47における関連情報の表示後、所定時間が経過したか否かを判定し、判定が正になりしだい、S48へ進む。S48では、表示部15の表示をS46の実行前の表示に戻す。S48の後、CD挿入時用ルーチン40を終了する。
図3は関連情報取得ルーチンR43のフローチャートである。S55では、挿入されたCDに対し、その関連情報を関連情報用のデータベースより検索する。データベースにおける検索では、該CDの識別子が必要になるが、識別子として例えば該CDのTOC情報や、オーディオ波形認識技術による各楽曲に特有の「サウンド指紋(フィンガープリント)」を利用する。関連情報用のデータベースは、ハードディスク装置28内又はインターネットのサーバに存在する。システムコンポ10は、サーバのデータベースからは送受信部17を介して関連情報を取得する。関連情報は、例えば楽曲名、アーティスト名、アルバム名及び/又はジャンルを含む。
S56では、S55の検索において該当する関連情報が有ったか否かを判定し、判定が正であれば、S57へ進み、否であれば、S62へ進む。S56の判定が正である場合の関連情報の該当件数は、1に限定されず、2以上であることもある。データベースの検索において該当した関連情報が1以上であっても、どの関連情報も、今回挿入のCDの関連情報として不適切なことがある。したがって、該当無しも各関連情報と共に1選択肢にして、次のS57のユーザ選択による関連情報の確定処理を実施する。
S57では、該当無しも含めて、該当する全部の関連情報を選択肢にして表示部15に表示して、ユーザに1つの選択肢を選択させる。この表示では、各関連情報に対応付けて例えばジャケット写真、ディスク番号、楽曲一覧等を表示し、ユーザが複数の関連情報より所望の関連情報を選択できるようにすることが好ましい。
S58では、ユーザが選択した関連情報を取得して、その内容を表示部15に表示する。S59では、S58で取得した関連情報を挿入中のCDに対応付ける。これにより、該CDの関連情報が確定される。なお、ユーザがS57において該当無しの選択肢を選択した場合には、該CDは後述のS63と同様に、関連情報の該当無しを対応付けられる。S59の後、関連情報取得ルーチンR43の呼出し元へ戻る。
S62では、該当する関連情報無しを表示部15に表示する。S63では、挿入中のCDに関連情報の該当無しを対応付ける。S63の後、関連情報取得ルーチンR43の呼出し元へ戻る。
図4はワンタッチ録音ルーチン67のフローチャートである。ワンタッチ録音ルーチン67は、ユーザが操作部16のワンタッチ録音キーを押下した時に実施される。S68では、セレクタ22が処理対象ソースとしてCDを選択しているか否かを判定し、判定が正であれば、S70へ進み、否であれば、S69を経てS70へ進む。S69では、セレクタ22の処理対象ソースをCDへ切替える。
S70では、リッピングを開始する。該リッピングでは、CD内の各楽曲が、CD挿入時用ルーチン40の関連情報取得ルーチンR43のS59において該CDに対応付けた関連情報が、ファイル名の中に含められたり、ファイル内のタグ領域に格納されたりしたファイルでメモリに格納される。該メモリは、メモリカード25、USBメモリ27又はハードディスク装置28であり、ユーザがワンタッチ録音指示に先立ち、設定したものである。楽曲ファイルは、例えばWMAやMP3の圧縮オーディオファイルである。なお、該CDに対して、CD挿入時用ルーチン40の関連情報取得ルーチンR43のS63で、関連情報無しを対応付けたり、S57でユーザが表示部15の該当無しの選択肢を選択したりした場合には、CDの各楽曲は、関連情報無しのファイルでメモリに格納されることになる。
こうして、ワンタッチ録音ルーチン67では、ユーザがワンタッチ録音を指示した時は、その時の処理対象ソースがCD以外であっても、リッピングが速やかに開始される。従来のワンタッチ録音ルーチン110(図8)では、ユーザがワンタッチ録音を指示した時の処理対象ソースがCD以外であり、かつ該関連情報に適用する関連情報が未確定となっている場合には、リッピング開始(図8のS70)までに、該CDの関連情報を確定する処理(図8のS111否→R43)が実施され、ユーザはそれに気付かず、リッピンクが行われているものと思い込んで、後からリッピングが行われていないことに気づき、時間が無駄になったり、録音が失敗したりすることがあった。
図5はコンテンツ処理装置75の機能ブロック図である。前述のシステムコンポ10はコンテンツ処理装置75の一例である。コンテンツ処理装置75は、オーディオ装置に限定されず、ビデオ装置であってもよい。コンテンツ処理装置75は典型的には録再装置である。コンテンツ処理装置75は、セレクタ81により複数の入力ソースの内から1つを処理対象ソースとして選択する。コンテンツ処理装置75は、さらに、表示手段76、装填検出手段77、関連情報取得手段78及び処理手段79を備える。
表示手段76は、選択された処理対象ソースに係わる表示を行う。装填検出手段77は、光ディスクの装填を検出する。関連情報取得手段78は、装填検出手段77により装填が検出された光ディスクに対しその関連情報を所定のデータベース82より取得する。処理手段79は、処理対象ソースが光ディスク以外である場合に装填検出手段77により光ディスクの装填が検出されたとき、関連情報取得手段78は、データベース82より光ディスクの関連情報を取得し、表示手段76に関連情報を表示する。
入力ソースは、光ディスクの他に、例えばチューナが含まれる。光ディスクはCDに限定されず、DVDであってもよい。処理対象ソースの処理対象とは、例えば再生対象や記録対象である。セレクタ81の一例はデータベース22(図1)である。データベース82は、コンテンツ処理装置75のメモリに格納されているものであってもよいし、インターネット上のサーバに装備されているものであってもよい。
関連情報取得手段78は、該当する関連情報をデータベース82において1つだけではなく、2以上取得する場合もある。該当する関連情報が2以上である場合は、ユーザがそのどれか1つを選択して、装填中の光ディスクに対応付ける操作が典型的には必要とされる。また、取得した関連情報が1であろうが2以上であろうが、ユーザは装填中の光ディスクに対応付ける関連情報はないと判断することもある。関連情報取得手段78は、セレクタ81における検索により取得した関連情報が2以上である場合に限り、関連情報を表示手段76に表示してもよいし、データベース82における検索により関連情報が1つでも取得すれば、取得した関連情報を"該当無し"の選択肢と共に表示手段76に表示してもよい。なお、前述のシステムコンポ10の例では、該当する関連情報が見付かれば、その個数に関係なく、S57(図3)において該関連情報を"該当無し"の選択肢と共に表示部15に表示している。
関連情報は、アーティスト名、アルバム名、楽曲名及び/又はジャンル等を含む。関連情報は例えば、リッピングの際に、ファイルの名前に含められたり、ファイルのタグ領域に格納されたりして、該ファイルを再生する時の関連情報表示や所望ファイルの検索等に利用される。
コンテンツ処理装置75では、光ディスクが装填が検出されると、装填時のセレクタ81の処理対象ソースが光ディスク以外であっても、データベース82で検索した関連情報を表示手段76に表示するので、ユーザは、後で必要になるかもしれない光ディスクの関連情報に対するユーザ指示を光ディスクの装填時に済ませておくことになり、これにより、後からのユーザ指示に基づく処理であって関連情報を必要とする処理では、光ディスクの関連情報に対するユーザ指示の介在に因る問題発生を防止することができる。
好ましくは、処理手段79は、取得した関連情報を表示手段76に所定時間表示し、所定時間経過後、前処理対象ソースに係わる表示に表示手段76の表示を戻す。例えば、ユーザは、該光ディスクに対して特にリッピングして、リッピング対象の各コンテンツに関連情報を対応付けて記録したり、リッピングはせずに、再生のみを考えており、その再生時にも関連情報の表示は特に必要ないと考えていたりする場合もある。そのような場合には、煩雑な操作を強制されたくないと思うのが普通である。表示手段76への関連情報の表示にもかかわらず、ユーザが該表示に対応する操作を所定時間以上、行わなかった場合には、ユーザは光ディスクに対する関連情報の確定は不要であると考えたものと判断し、関連情報の表示を終了する。
典型的には、処理手段79は、表示手段76に関連情報を表示している期間に、装填中の光ディスクに適用する関連情報をユーザに確定させる。これにより、以降、例えば、処理対象ソースが光ディスク以外である期間に、ワンタッチ録音がユーザより指示された場合には、リッピンクが即座に開始されて、関連情報付きのファイルを作成することができる。
なお、表示手段76における該関連情報表示は、典型的には、データベース82における検索により関連情報が複数、見付かった場合にそれら複数の関連情報から1つの関連情報をユーザに確定させるための表示であるが、前述したように、データベース82で見付かった全関連情報がいずれも該装填中の光ディスクの関連情報に該当しない場合や、データベース82で単一の関連情報しか見付からなくても、該単一の関連情報が該装填中の光ディスクの関連情報に該当しない場合があり得る。したがって、表示手段76における該関連情報表示は、データベース82で見付かった関連情報が単一又は複数に関係なく、それら関連情報を"該当無し"と共に選択肢にして、表示手段76に表示し、ユーザにそれら選択肢の中から1つを選択させて、確定させることが好ましい。
典型的には、処理手段79は、関連情報取得手段78により取得した関連情報を表示手段76に表示する処理を、セレクタ81の処理対象ソースを光ディスクに切替えることにより行う。典型的なコンテンツ処理装置75では、処理対象ソースが光ディスクになっている時に、光ディスクが装填されれば、図7の従来のCD挿入時用ルーチン100のS41→S42正→R43で説明したように、関連情報検索及びユーザ選択による関連情報確定の処理が実施されるようになっているので、コンテンツ処理装置75でも、セレクタ81の処理対象ソースを光ディスクに切替える処理が、セレクタ81の処理対象ソースを光ディスクに切替えるだけで、行われ、結果、従来装置に対するコンテンツ処理装置75の追加又は変更部分を最小限に抑制することができる。
好ましくは、装填検出手段77は、光ディスクが装填されたことを、該光ディスクに管理データ領域に記録されている管理データの読込みに基づき検出する。管理データとは例えばCDのTOC情報である。TOC情報が読み込まれたならば、光ディスクとしてのCDが読込まれたと検出することができる。
図6はコンテンツ処理方法86のフローチャートである。コンテンツ処理方法86は、コンテンツ処理装置75に適用されるものであり、セレクタ81により複数の入力ソースの内から1つを処理対象ソースとして選択する。S87では、光ディスクの装填が装填されたか否かを判定し、判定が正であれば、S88へ進み、否であれば、コンテンツ処理方法86を終了する。S88では、装填された光ディスクに対しその関連情報を所定のデータベース82より取得する。
S89では、処理対象ソースが光ディスク以外であるか否かを判定し、判定が正であれば、S90へ進み、否であれば、コンテンツ処理方法86を終了する。S90では、s88において取得した関連情報を表示手段76に表示する。
S87,S88の処理は、コンテンツ処理装置75(図5)の装填検出手段77及び関連情報取得手段78の機能にそれぞれ対応している。したがって、装填検出手段77及び関連情報取得手段78の機能について述べた具体的態様はS87,S88の処理についての具体的態様としても適用可能である。S89,S90の処理はコンテンツ処理装置75の処理手段79の機能に対応している。したがって、処理手段79の機能について述べた具体的態様はS89,S90の処理についての具体的態様としても適用可能である。
本発明を適用したプログラムは、コンピュータをコンテンツ処理装置75の各手段として機能させる。本発明を適用した別のプログラムは、コンテンツ処理方法86の各ステップをコンピュータに実行させる。
本明細書は様々な範囲及びレベルの発明を開示している。それら発明は、本明細書で説明した様々な技術的範囲及び具体的レベルの各装置及び各方法だけでなく、当業者の自明の範囲内で、各装置及び各方法から独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を自明の範囲で変更したものや、さらに、各装置間及び各方法間で1つ又は複数の要素の組合せを入れ換えたものを含む。
システムコンポの構成図である。 CD挿入時用ルーチンのフローチャートである。 関連情報取得ルーチンのフローチャートである。 ワンタッチ録音ルーチンのフローチャートである。 コンテンツ処理装置の機能ブロック図である。 コンテンツ処理方法のフローチャートである。 従来のオーディオ装置におけるCD挿入時用ルーチンのフローチャートである。 従来のワンタッチ録音ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
75:コンテンツ処理装置、76:表示手段、77:装填検出手段、78:関連情報取得手段、79:処理手段、81:セレクタ、82:データベース、86:コンテンツ処理方法。

Claims (5)

  1. 光ディスクを含む複数の入力ソースの内から1つを処理対象ソースとして選択する選択手段、
    前記選択手段によって選択された前記処理対象ソースに係わる表示を行う表示手段、
    光ディスクの装填を検出する装填検出手段、
    前記装填検出手段により装填が検出された光ディスクに対しその関連情報を所定のデータベースより取得する関連情報取得手段、及び
    前記処理対象ソースがディスク以外である場合に前記装填検出手段により光ディスクの装填が検出されたとき、前記表示手段の表示を光ディスク以外の処理対象ソースに係わる表示から光ディスクに係わる表示に切り替え、前記関連情報取得手段によって取得した装填された光ディスクの関連情報を所定時間表示させ、その後、前記表示部の表示を、装填された光ディスクに係わる表示の前に表示されていた光ディスク以外の処理対象ソースに係わる表示に切り替える処理手段、
    を備えることを特徴とするコンテンツ処理装置。
  2. 前記処理手段は、前記関連情報取得手段によって取得した前記装填された光ディスクの関連情報を所定時間表示させている期間、装填中の光ディスクに適用する関連情報をユーザに確定させる表示を行うことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ処理装置。
  3. 前記処理手段は、前記関連情報取得手段によって取得した前記装填された光ディスクの関連情報が複数存在する場合は、前記表示手段に複数の前記関連情報から1つの関連情報をユーザに確定させる表示を行うことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ処理装置。
  4. ディスクの装填を検出する装填検出ステップ、
    前記装填検出ステップにおいて装填が検出された光ディスクに対しその関連情報を所定のデータベースより取得する関連情報取得ステップ、及び
    前記装填検出ステップにおいて光ディスクの装填が検出されたときに、処理対象ソースとして光ディスク以外のソースが選択されている場合、前記関連情報取得ステップにおいて取得した装填された光ディスクの関連情報を所定時間表示させ、その後、装填された光ディスクに係わる表示の前に表示されていた光ディスク以外の処理対象ソースに係わる表示を行わせる処理ステップ、
    を備えることを特徴とするコンテンツ処理方法。
  5. コンテンツ処理装置が備えるコンピュータを、
    装填が検出された光ディスクに対しその関連情報を所定のデータベースより取得する関連情報取得手段、及び
    光ディスクの装填が検出されたときに、処理対象ソースとして光ディスク以外のソースが選択されている場合、前記関連情報取得手段によって取得した装填された光ディスクの関連情報を所定時間表示させ、その後、装填された光ディスクに係わる表示の前に表示されていた光ディスク以外の処理対象ソースに係わる表示を行わせる処理手段、
    として動作させるプログラム。
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