JP5081857B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、魚等の被調理物を調理庫内に入れて上・下ヒータにより焼き上げる加熱調理器に関するものである。
従来のこの種の加熱調理器においては、調理庫内に出し入れ自在に配置された受け皿に焼き網を載置し、該焼き網の上に魚等の被加熱物を載せ、それらを調理庫に収納して該調理庫の上下に設けた上・下ヒータにより加熱し、被加熱物を焼き上げるのが一般的である。
このような加熱調理器においては、調理中に魚等の被加熱物から出る脂が受け皿に溜まり、調理庫内の温度が上昇すると溜まった脂による発煙や発火する恐れがあるため、それらを防ぐ目的で、受け皿に水を入れることが行われている。
しかし、上記のように、受け皿に水を入れるものでは、水が上・下ヒータによって熱せられて蒸発し、調理庫内に充満して焼き魚を湿っぽくし、味を低下させる問題がある。
そこで、特許文献1に示すように、器体の下面と外側面に夫々吸気口と該吸気口に連なる冷却ファンを設け、該冷却ファンを駆動することによって、吸気口から受皿の下面に冷却空気を流通させ、受皿に溜まった脂の温度が発火点以下の温度に保持されるようにし、受皿に水を張らなくても調理できるようにしたものがある。
一方、近年は、健康志向の高まりから脱脂,減塩を目的として、調理庫内で過熱水蒸気を発生させ、該過熱水蒸気によって被調理物を加熱することが行われており、それらは特許文献2から4に記載されている。
特許文献2に記載されたものは、調理室内に焼き網を載せる受け皿を収納し、該受け皿の後部側に水を入れる蒸気供給手段と、蒸気供給手段に入れた水を加熱する貯水部加熱手段を設け、調理室の後部の外側に調理室内に熱風を送風して循環させる第2の加熱手段を設け、前記蒸気供給手段によって発生した蒸気を第2の加熱手段によって更に加熱して過熱水蒸気にし、該過熱水蒸気と高温の空気を調理室に送り込んで調理物を加熱調理するものである。
また、特許文献3に記載されたものは、受け皿に水を貯留し、該受け皿の下に設けたスチームヒータで受皿の水を加熱して蒸気を発生させ、発生した蒸気をロースター庫内の上下ヒータの加熱によって過熱水蒸気とし、該過熱水蒸気を食品に当てて該食品に含まれる塩分や油脂分を効率よく除去しながら加熱調理を行うロースターである。
さらに、特許文献4に記載されたものは、水を入れた受皿と焼き網との間に小孔群を有する蒸気抑制板を載置し、該蒸気抑制板によって下から熱を反射して過熱効率を高めるとともに、受皿内の水に対しては遮熱効果が働くようにし、水蒸気を蒸気抑制板に設けられた小孔群を介して徐々に排出することにより、調理物を水蒸気の影響を受けにくくして良好な状態に焼き上がるグリル調理器である。
特開平9−164080号公報 特開2008−307077号公報 特開2007−20612号公報 特開平2−13728号公報
近年の加熱調理器においては、上記したように、被加熱物の脱脂や減塩を目的として、調理庫内で発生した水蒸気をさらに加熱して過熱水蒸気とし、該過熱水蒸気によって調理物を加熱する調理方法が好まれている。
しかし、上記した特許文献1に記載された魚焼き器は、受皿に水を入れないで魚を焼くため、焼き上がった魚が湿っぽくなることはないが、脱脂,減塩の効果はほとんど期待できない。
また、特許文献2に記載された加熱調理器は、受け皿後部の蒸気供給手段で発生した水蒸気を、調理室の後部外側に設けた循環式の第2の加熱手段で加熱し、過熱水蒸気として加熱室内に循環させるため、受け皿後部の蒸気供給手段で発生した水蒸気によって第2の加熱手段で生成した過熱水蒸気や高温空気が冷やされてしまい、非効率である。
また、特許文献3に記載されたロースターは、受け皿の外側底面に設けたスチームヒータによって受け皿内の水を加熱し、そこで発生した蒸気を魚焼き用の上下ヒータによってさらに加熱して過熱水蒸気としているため、空気に比べて軽い過熱水蒸気はロースター庫内の上部に上昇し、食品を効率よく加熱することができないまま、ロースター庫の上部に設けられた開口より排気ダクトに排出され、非効率である。
さらに、特許文献4に記載されたグリル調理器は、蒸気抑制板によって調理物は水蒸気の影響を受けにくくなるため、脱脂,減塩の効果はほとんど期待できない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、加熱調理器の本体内に配置された調理庫と、該調理庫内の上下に設けられ被加熱物を加熱する上・下ヒータと、該上・下ヒータの間に配置され前記被加熱物を載せる焼き網と、該焼き網を載置し前記下ヒータの下方に配置した受け皿と、前記調理庫の前面側下部に開口した吸気口と、前記調理庫の後方上部に開口した排気口と、前記吸気口から前記調理庫内に外気を吸い込み前記排気口から強制的に排気を行う排気手段と、を備えた加熱調理器において、前記受け皿の略中心部より前面側に前記下ヒータの真下に位置するように水を溜めるスチーム皿を設けたものである。
請求項2では、前記スチーム皿は、複数の凸部を有し、該凸部は前記下ヒータの配置方向と同じ方向で該下ヒータの真下に配置したものである。
請求項3では、前記スチーム皿の上面にスチーム蓋を設け、該スチーム蓋には、前記スチーム皿に設けられた凸部と凸部との間に位置するように凹部を設け、該凹部の周囲にスチーム孔を設けたものである。
請求項4では、前記スチーム皿は前記受け皿より取り外しができるように前記受け皿とは別体に設けたものである。
本発明の請求項1によれば、調理庫内に設けられ被加熱物を加熱する下ヒータを利用してスチーム皿の水を効率よく加熱し、過熱水蒸気を発生させるため、被加熱物の脱脂,減塩を効率よく行うことができるとともに、調理物を湿っぽくしたり、味を低下させることなく焼き上げることができる。
また、受け皿の略中心部より前面側において、下ヒータの真下に位置するように水を溜めるスチーム皿を設けたので、スチーム皿を専用に加熱するヒータを別途設ける必要がなく、現行の調理庫内のスペースを確保したまま、最低限のコストで過熱水蒸気の発生機構を提供することができる。
さらに、受け皿の略中心部より前面側に水を溜めるスチーム皿を設けたので、使用者はスチーム皿を調理庫から少し出すだけで水を入れることができ、水入れ作業が容易である。
請求項2によれば、スチーム皿に設けた複数の凸部が下ヒータの配置方向と同じ方向に配置され、かつ、下ヒータの真下に位置しているため、スチーム皿の水に下ヒータからの熱を効率よく伝えることができる。
請求項3によれば、スチーム蓋にスチーム皿に設けられた凸部と凸部との間に位置するように凹部を設け、該凹部の周囲にスチーム孔を設けたので、下ヒータからの熱を効率よくスチーム皿の水に伝えるとともに、焼き網に載せた被加熱物から出る脂がスチーム皿に入りにくくなり、スチーム用の水が汚れにくくなる。
請求項4によれば、スチーム皿のみを受け皿から取り外して容易に洗うことができるとともに、水を入れる作業が簡単にできる。
本発明に係る加熱調理器をシステムキッチンに収納した状態の斜視図である。 図1のA−A(オーブン)断面図を示す説明図である。 本発明のスチーム皿と下ヒータの位置関係を示す説明図である。 同スチーム皿とスチーム蓋の斜視図を示す説明図である。 同スチーム皿を設けた受け皿にフタと焼網を載置した状態の斜視図である。 図2のB−B断面図を示す断面図である。
以下、本発明の実施例を上記した図1から図6に従って説明する。
尚、本実施例は、システムキッチンに嵌め込むビルトイン型でなく、キッチンに載置する据置型の加熱調理器であっても差し支えない。
図において、加熱調理器の本体2は、システムキッチン1の上面から落とし込んで設置され、設置後は本体2の後述するオーブン(ロースター)4と操作部パネル5がシステムキッチン1の前面部から操作できるようになっている。
調理を行う際の調理鍋(図示せず)は、本体2の上面に配置された耐熱ガラス等からなるプレート3上に載置され、プレート3の周囲端面は、プレート枠14によって保護されている。
プレート3には載置部6が描かれており、該載置部6に調理鍋を載置することにより調理可能となる。載置部6は、プレート3の上面手前の右に載置部右6a、左に載置部左6bが配置され、これら両載置部6a,6b間の奥(中央後部)に載置部中央6cが配置されている。そして、プレート3を挟んで各載置部6の下に位置するように、本体2内の上部に調理鍋を加熱するための加熱コイルユニット25が設置されている。
本体2の内部には、上記した発熱部品である加熱コイルユニット25や、電子部品およびこれらの発熱部品を冷却するための冷却ファン(いずれも図示せず)が配置されている。
本体2の後部上面には、前記冷却ファンの駆動によって外気を吸引する吸気口7と、発熱部品である加熱コイルユニット25や電子部品を冷却した後の廃熱を本体2外に排出する排気口8が設けられている。なお、排気口8からは、後述するオーブン4の廃熱も同時に排出される。
オーブン4は魚や肉,ピザ等を焼くためのもので、本体2の前面部の左側若しくは右側に配置されている。本実施例では、本体2の左側に配置されている。なお、オーブンは、呼び名としてロースター、グリルと呼ぶこともある。
次にオーブン4の詳細について説明する。
調理庫26は、前面が開口した箱型をしており、内部の上部と下部にはシーズヒータ等の発熱体よりなる上・下ヒータ27(上ヒータ27a,下ヒータ27b)が設置されている。
また、調理庫26の前面開口部は、後述する受け皿31の前面に着脱自在に連結されるドア32によって塞がれており、該ドア32の表側にハンドル11が取り付けられ、裏側に受け皿31が取り付けられている。
調理庫26の後方上部には、本体2の後部上面に開口した排気口8に連なる排気通路35が設けられ、該排気通路35の入り口側には調理庫26内で発生する煙や臭いを浄化する空気浄化用の触媒34と、触媒34を加熱するための触媒ヒータ37が配置され、途中には煙や臭いを強制的に排気口8を通して本体2外に排出するための排気手段36が設けられている。なお、排気手段36は、排気ファン36aと排気モータ36bとで構成されている。
調理庫26の前面側下部とドア32との間には空気取入口43が設けられ、前記排気手段36が駆動すると、空気取入口43から調理庫26に外気が流入する。
受け皿31は、調理庫26内にその前面開口部から出し入れ自在に収納されており、前面左右に、ドア32を取り付けるための引掛部31aが設けられ、中に焼き網33が載置され、その上に魚等の被加熱物30を載せる。
また、受け皿31の略中心部31bより前面側には水を溜めるスチーム皿41が絞り加工により一体に設けられている。該スチーム皿41は、受け皿31の脂受け面31cとは前後の関係になるように区画され、かつ、下ヒータ27bの真下に位置するように設けられている。
なお、スチーム皿41は、受け皿31と一体に設けなくともよく、受け皿31の略中心部31bより前面側にスチーム皿41と同一形状の収納部を一体に絞込み、その収納部に別体に形成したスチーム皿41を取り外し可能に収納してもよい。
スチーム皿41は、受け皿31の脂受け面31cよりも高い位置に設けられており、これによって、スチーム皿41の水面を上ヒータ27aに近づけ、該上ヒータ27aの熱を効率よく水面に伝えられる構造としている。
また、本実施例では、スチーム皿41に給水した水に上ヒータ27aからの熱を伝え易くするために上ヒータ27aの方向と同じ方向(図では前後方向,左右方向でもよい)に複数の凸部41aを設けており、該凸部41aを上ヒータ27aの真下に配置している。
また、上ヒータ27aからの熱をさらに効率よくスチーム皿41の水に伝えられるようにするためと、被加熱物から出る脂がスチーム皿41に入りにくいようにするために、スチーム皿41の上面にスチーム蓋42を取り外し自在に設けている。
スチーム蓋42には、スチーム皿41の凸部41aと凸部41aとの間に位置するように凹部42aを設け、該凹部42aの周囲にスチーム皿41から発生する水蒸気を調理庫26内に放出させるためのスチーム孔42bを長さ方向に沿って複数個設けている。
スチーム孔42bは、上ヒータ27aの幅よりも小さい径とし、スチーム皿41にスチーム蓋42をセットして調理庫26内に収納した状態で、上ヒータ27aの真下に位置するよう設けられている。これによって、スチーム蓋42をスチーム皿41にセットした時、スチーム皿41の凸部41aとスチーム蓋42の凹部42aとの狭い隙間に給水した水を挟み込み、水と凸部41a及び凹部42aとの接触面積を増大させ、上ヒータ27aの熱を効率よく水に伝えられるようにするとともに、焼き網33に載せた被調理物30から出る脂がスチーム皿41に入らないようにしている。
調理庫26の側壁には、庫内温度を制御するための温度センサー40が設けられており、本体2内に設けた制御回路(図示せず)に信号を送り、自動調理を可能としている。なお、その詳細については、説明を省略する。
本実施例は、以上の構成からなり、次に動作について被加熱物30として鳥肉を焼く場合の動作例を説明する。
まず、ドア32のハンドル11を手前に引いて受け皿31とともにスチーム皿41を前面に露出させ、該スチーム皿41に水約50ccを供給し、スチーム蓋42を用いる場合には該スチーム蓋42を施し、焼き網33の上に下ごしらえをした鶏肉を載せ、ドア32を閉じて自動調理運転を開始する。なお、受け皿31には水は入れないで使用するが、水を入れても調理は可能である。
加熱は、加熱開始から主に下ヒータ27bによって鶏肉とスチーム皿41内の水を加熱する。加熱が行われると、鶏肉から脂が溶け出し始めるが、一般に言われている肉の脂類が溶け出す温度は、鶏肉は30〜32℃、豚肉は33〜46℃、牛肉が40〜50℃であり、肉の熱変成の温度は60〜70℃から始まる。
よって、鶏肉の温度が肉の熱変成の温度を過ぎた後、今度は上ヒータ27aによる加熱が主となって焼き上げる。
また、調理時に鶏肉から発生する煙や臭は、排気手段36によって触媒34を通して排気出口29から排気通路35を通って排気口8より本体2外に排出する。
次に、鶏肉を焼いた場合の過熱水蒸気調理の動作を具体的に説明する。
調理スタート時は、下ヒータ27bを最大定格1200Wで通電し、調理庫26及び鶏肉を温めると同時にスチーム蓋42も加熱され、スチーム皿41の水も加熱される。
加熱開始から数分で鶏肉の温度は脂が溶け始める温度に到達し、同時にスチーム皿41内の水も下ヒータ27bの加熱により蒸気が発生し始める。
発生した水蒸気はスチーム蓋42のスチーム孔42bを通り、各々のスチーム孔42bの真上にある高温に加熱された下ヒータ27bに直接当たることで、100℃以上の過熱水蒸気に加熱される。
過熱水蒸気は、排気手段36の作用により空気取入口43から取り入れた外気の流れに乗って、調理庫26の後方上部にある排気出口29に向かう中で、鶏肉の下面を前から奥へと、そして下面から上面へと向かって鶏肉の全体を過熱水蒸気で包んでいく。
そして、鶏肉全体を包んだ過熱水蒸気は、鶏肉の表面全体で凝縮水滴になることによって発生する凝縮潜熱により、鶏肉を効率良く加熱する。
また、鶏肉の周囲を一定の湿度で保持することで、鶏肉の表面で発生する凝縮潜熱による加熱が和らぎ、表面だけが著しく加熱されることなく鶏肉の内部も加熱されるようになる。
そのため、鶏肉の表面と内部の温度差が緩和され、鶏肉の全体の温度を上昇させる。
鶏肉の温度が上昇し、鶏肉に含まれる脂が溶ける温度に上昇すると脂が溶解し、さらに鶏肉の温度が上昇すると、肉の熱変成温度、つまり、たんぱく質が加熱によって凝固が始まる温度に達し、たんぱく質の凝固によって鶏肉全体が縮み、鶏肉の内部で溶けた油が表面に流出する。表面に流出した油は鶏肉の表面に付着している水滴と一緒に受け皿33に滴下して鶏肉から余分な脂は排除される。
調理は、その後、鶏肉全体が加熱されるまで、下ヒータ27bを主体にして加熱を続け、加熱が完了した後に上ヒータ27aを入れ、焼き色等を調整したところで自動調理が終了となる。
その際、スチーム皿41内に供給された水はほとんど使いきり、発生する蒸気は少なく、もしくは出なくなった状態となるので、調理後の食品が湿っぽくなることはない。
なお、上記した本実施例においては、上ヒータ27aからの熱を効率よくスチーム皿41の水に伝えるためと、焼き網33に載せた被調理物30から出る脂がスチーム皿41に入らないようにするために、スチーム皿41の上面にスチーム蓋42を設けているが、スチーム蓋42はなくともスチームを皿41からは加熱水蒸気を発生する。
また、スチーム皿41に入れる水は、被加熱物30の種類等によって50〜100cc給水するようにするのがよい。
上記した本実施例によれば、調理庫26内に設けられ被加熱物を加熱する下ヒータ27bを利用してスチーム皿41の水を効率よく加熱し、過熱水蒸気を発生させるため、被加熱物の脱脂,減塩を効率よく行うことができるとともに、調理物を湿っぽくしたり、味を低下させることなく焼き上げることができる。
また、受け皿31の略中心部31bより前面側において、下ヒータ27bの真下に位置するように水を溜めるスチーム皿41を設けたので、スチーム皿41を専用に加熱するヒータを別途設ける必要がなく、現行の調理庫26内のスペースを確保したまま、最低限のコストで過熱水蒸気の発生機構を提供することができる。
さらに、受け皿31の略中心部より前面側に水を溜めるスチーム皿41を設けたので、使用者はスチーム皿41を調理庫26から少し出すだけで水を入れることができ、水入れ作業が容易である。
また、スチーム皿41に設けた複数の凸部41aが下ヒータ27bの配置方向と同じ方向に配置され、かつ、下ヒータ27bの真下に位置しているため、スチーム皿41の水に下ヒータ27bからの熱を効率よく伝えることができる。
さらに、スチーム蓋42にスチーム皿41に設けられた凸部41aと凸部41aとの間に位置するように凹部42aを設け、該凹42aの周囲に蒸気孔42bを設けたので、調理物から出る脂がスチーム皿41に入りにくくなり、スチーム用の水が汚れにくいものである。
また、スチーム皿41を受け皿31と別体に構成した場合には、スチーム皿41のみを受け皿31から取り外して容易に洗うことができるとともに、水を入れる作業が簡単にできる。
1 システムキッチン
2 本体
3 プレート
4 オーブン
27a 上ヒータ
27b 下ヒータ
31 受け皿
33 焼き網
36 排気手段
41 スチーム皿
41a 凸部
42 スチーム蓋
42a 凹部
42b 蒸気孔

Claims (4)

  1. 加熱調理器の本体内に配置された調理庫と、
    該調理庫内の上下に設けられ被加熱物を加熱する上・下ヒータと、
    該上・下ヒータの間に配置され前記被加熱物を載せる焼き網と、
    該焼き網を載置し前記下ヒータの下方に配置した受け皿と、
    前記調理庫の前面側下部に開口した吸気口と、
    前記調理庫の後方上部に開口した排気口と、
    前記吸気口から前記調理庫内に吸い込んだ外気を前記排気口から強制的に排気させる排気手段と、
    を備えた加熱調理器において、
    前記受け皿の略中心部より前面側に前記下ヒータの真下に位置するように水を溜めるスチーム皿を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記スチーム皿は、複数の凸部を有し、該凸部は前記下ヒータの配置方向と同じ方向で該下ヒータの真下に配置したことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記スチーム皿の上面にスチーム蓋を設け、該スチーム蓋には、前記スチーム皿に設けられた凸部と凸部との間に位置するように凹部を設け、該凹部の周囲にスチーム孔を設けたことを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記スチーム皿は前記受け皿より取り外しができるように、前記受け皿とは別体に設けたことを特徴とする請求項1から3記載の加熱調理器。
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