JP5078443B2 - 自動車高圧配管用高張力鋼管 - Google Patents
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そこで本願出願人は先に、特定の成分比に調製された低合金高張力鋼の焼鈍マルテンサイト鋼(AM鋼)、もしくはベイニテックフェライト鋼(BF鋼)に対して特定の固溶化処理を施した後、さらに特定のオーステンパー処理を施したTRIP鋼(低合金変体誘起塑性型強度鋼板)製の電縫鋼管または溶接鋼管を開発し、低合金でありながらも抗張力800〜1800N/mm2の特性を確保し、かつ直噴ガソリンエンジンにおける12〜20MPaを超える、内圧繰返し疲労限応力をも確保し得る自動車高圧配管用抗張力鋼管として、特願2006−117298号(2006−4−20出願)において既に提案している。
その一例として帯状鋼板の片面にNi、Coおよびこれらを基とする合金からなる第1めっき層を形成し、該第1めっき層上に当該第1めっき層より融点の低い金属からなる第2めっき層を形成した後、得られためっき層を内側になるようにして造管した高耐食性溶接管(例えば、特許文献3参照)、溶接管のビード部を含む内周面に予めSn、Sn−Zn、Sn−Ni、Ni−P、Ni−Bのうち1種類からなる第1めっき層を施し、前記ビード部を含まない第1めっき層上に、Ni、Coおよびそれらの基合金の1種類を第2めっき層として形成した高耐食性溶接管(例えば、特許文献4参照)、あるいは燃料用配管を含む鋼板製部品用の耐食性鋼板として、その内面にNi、Coおよびこれらを基とする合金のうち1種類からなる厚さ0.5〜10μmの第1めっき層を施し、該第1めっき層の上にそれより融点の低い金属からなる厚さ0.5〜10μmの第2めっき層を、第1、第2めっき層の全厚みが1〜15μmとなるように形成し、さらに前記第1めっき層と第2めっき層を有する鋼板を、600〜1200℃で5秒間〜15分間加熱処理することによって、該第1めっき層と第2めっき層との間において拡散層を形成した鋼板と、該鋼板の製造方法(例えば、特許文献5参照)などが開示されている。
すなわち、特許文献3および4に開示される「耐食性溶接管およびその製造方法」並びに特許文献5に提案される「燃料との接触部を有する鋼板製部品を製作するための鋼板及びその鋼板の製造法」によれば、造管用素材となる帯状鋼板の片面にNi、Co、Snおよびこれらを基とする合金からなる第1めっき層を施し、該第1めっき層上に融点の異なる金属からなる第2めっき層を形成した後、該めっき層が内側すなわち燃料と接触する部分となるようにして、ロールフォーミング、張り出し加工等により管体や所望の形態に成形し、電気抵抗溶接やシーム溶接した後、所定の温度で加熱処理して燃料配管や燃料タンク等の部品が製造されるが、この加熱処理によって融点の低い金属、もしくは第1、第2めっき層間における拡散層によって鋼素地の露出部分、クラック、溶接によるピンホール、溜まり、剥離等が覆われ、優れた耐食性が確保されると同時に、曲げや端末成形性に優れた溶接管や各種部品を得ることができるなど、優れた効果が確認されている。しかしながら、前記特許文献3乃至5によって施されるめっき層は、融点の異なる金属によって少なくとも二層のめっき層を施すことが必須の要件となるため、めっき層形成時における工程が増えると共にコストが嵩むという不都合があった。また、燃料管やブレーキ配管などの形成後に施される熱処理によって被覆される部分は、融点の低い金属層となるために高温の燃料や、高圧でかつ圧力変動の激しい流体による繰り返しの接触によって、健全なめっき層が損なわれることも危惧され、早急に解決を望まれる新たな課題が残されていた。なお、炭素鋼鋼管からなる外管の内側に、ステンレス鋼管からなる内管を内装した燃料用高圧配管も知られているが、内管となるステンレス鋼の酸化を防ぐために、熱処理を施す際には水素炉を使用することが必須の要件となり、装置上高価につくというマイナス要因があり、また、水素炉や真空炉を使用しない単なる無酸化炉もしくは露点の高い還元炉の場合には内管の内表面や内管、外管の嵌合隙間に酸化物が発生し、内圧変動によって内管、さらには外管にも及ぶ内圧疲労破壊の一因になることが懸念される。
なお、前記TRIP鋼(AM鋼やBF鋼)としては、例えば特許第3253068号、特開2002−302734号公報、特開2006−207021号公報等に開示されているものを含むことはいうまでもない。
得られた電縫鋼管の中から1本を取り出し、内周部分を除いた露出部分にマスキングを施した後、電気めっき法によって該電縫鋼管の内周面にNiめっきを施したが、この際、用いられるめっき液の組成としては、硫酸ニッケル:250g/L、塩化ニッケル:40g/L、ホウ酸:40g/L、トップレオナNL1(奥野製薬製):15g/L、トップレオナNL2(奥野製薬製):0.75g/L、ニッケルキャリアー(奥野製薬製):3.0g/Lであり、めっき液温度:55℃、めっき液pH:4.3、電流密度:3A/dm2、電極としてPt線を用いて処理時間が5分の電気Niめっきを施し、本発明による自動車高圧配管用高張力鋼管を得た。
得られた該高張力鋼管の内周面には、膜厚3μmのNiめっき層が均一な状態で生成されていることが確認された。なお、電極として用いたPt線に代えてNi、Ta、Ti、Ti−Ptなどの不溶性電極を用いることも可能である。
得られた該高張力鋼管の内周面には、膜厚8μmのNiめっき層が均一な状態で生成されていることが確認された。なお、得られた該高張力鋼管を実施例1と同一の条件で耐食性試験並びに曲げ試験に供した結果、実施例1と同様の優れた成果が確認された。
得られた該高張力鋼管の内周面には、膜厚3μmのNi/Pめっき層が均一な状態で生成されていることが認められた。なお、本実施例による自動車高圧配管用高張力鋼管を、実施例1と同一の条件で耐食性試験並びに曲げ試験に供した結果、実施例1と同様の優れた成果が確認された。
[比較例1]
[比較例2]
[比較例3]
得られた該高張力鋼管の内周面には実施例1と同様に膜厚3μmのNiめっき層が均一な状態で生成されていることが認められた。なお、得られた該高張力鋼管を、実施例1と同一の条件で耐食性試験並びに曲げ試験に供した結果、該高張力鋼管の内周面に形成されたNiめっき層は、健全な状態で維持され実施例1と同様の優れた成果が確認された。
一方、上記の熱処理後に造管され、Niめっきが未処理の溶接鋼管について、実施例1と同様の拡管試験並びに折り曲げ試験に供した結果、拡管試験では1.4D(1.2D以上)を示し、折り曲げ試験では実施例1と同様、溶接部に特段の密着異常は認められなかった。
また、本実施例においては鋼板状態で熱処理が施され、造管後にはオーステンパー処理は施されなかったため、接合熱影響を受ける部分に若干の残留オーステナイトの消滅が見られたが、再熱処理を施すことによって容易に補われて実施例1に劣らぬ結果が併せて確認された。
Claims (9)
- 固溶化処理後にオーステンパー処理が施された低合金高張力鋼のAM鋼(焼鈍マルテンサイト鋼:C0.1〜0.6wt%、Si1.5wt%、Mn1.5wt%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼)、もしくはBF鋼(ベイニテックフェライト鋼:C0.1〜0.6wt%、Si1.5wt%、Mn1.5wt%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼)からなる鋼板を、固溶化処理後にオーステンパー処理が施されたTRIP鋼板(低合金変態誘起塑性型強度鋼板)製の電縫鋼管または溶接鋼管であって、その内周面にNiめっきが施されていることを特徴とする自動車高圧配管用高張力鋼管。
- 前記Niめっきが純Niめっき、Ni/Pめっき、Ni合金めっきのいずれかの電気Niめっきであることを特徴とする請求項1に記載の自動車高圧配管用高張力鋼管。
- 前記NiめっきがNi/PめっきもしくはNi/Bの化学Niめっきであることを特徴とする請求項1に記載の自動車高圧配管用高張力鋼管。
- 前記Niめっきの膜厚が1〜10μmであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動車高圧配管用高張力鋼管。
- 前記AM鋼に対する固溶化処理が、950℃に加熱保持した後急冷する熱処理であり、前記BF鋼に対する固溶化処理が950℃に加熱保持した後、オーステンパー処理温度まで急冷する熱処理であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自動車高圧配管用高張力鋼管。
- 前記AM鋼に対するオーステンパー処理が、780℃に60〜3000秒間保持後325〜475℃まで急冷した後、該温度域で60〜3000秒間保持する熱処理であり、前記BF鋼に対するオーステンパー処理が、325〜475℃の温度域に加熱保持する熱処理であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の自動車高圧配管用高張力鋼管。
- 前記低合金高張力鋼のAM鋼またはBF鋼からなるTRIP鋼板(低合金変態誘起塑性型強度鋼板)が、圧延のまま、もしくは通常の軟化熱処理が施された鋼板であって、かつ残留オーステナイトを5〜25wt%保有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の自動車高圧配管用高張力鋼管。
- 前記TRIP鋼製の電縫鋼管または溶接鋼管の肉厚が2.5mm以下、外径が12.7mm以下であり、残留オーステナイトが5〜25wt%、抗張力が800〜1800N/mm2であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の自動車高圧配管用高張力鋼管。
- 前記TRIP鋼製の電縫鋼管または溶接鋼管が、成形加工による管体の成形を介して、その接合端部が高周波誘導溶接、高周波抵抗溶接、低周波抵抗溶接、直流抵抗溶接、TIG溶接、プラズマ溶接、レーザー溶接のいずれかによって接合されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の自動車高圧配管用高張力鋼管。
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