JP5075076B2 - 刈取作業機 - Google Patents
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Description
そして、刈取部が次回の作業行程の作業開始位置に向かう姿勢になってから、次回の作業行程の作業開始位置に向けて走行するときに、その途中で刈取作業に備えて刈取部を下降させ且つ駆動状態にさせることがあるが、刈取部が駆動状態に切り換わったことにより刈取作業状態であると判断されて副変速装置が高速変速状態から標準変速状態に切り換えられて走行速度が遅くなり、作業開始位置に至るまで高速で走行したいにもかかわらず、刈取部が駆動状態に切り換わった位置から作業開始位置に至るまでの間は低速で走行することになり、それだけ作業能率が低下するおそれがある。
その第1特徴構成は、
前記刈取部にて搬送される刈取穀稈の存否を検出する穀稈存否検出手段と、前記刈取部が前記駆動状態であるか否かを検出する刈取駆動状態検出手段とが備えられ、
前記制御手段が、
前記穀稈存否検出手段にて刈取穀稈の存在が検出され且つ前記刈取駆動状態検出手段にて前記駆動状態であることが検出される刈取作業判別条件が成立すると刈取作業状態であると判別し、前記刈取作業判別条件が成立していないと非刈取作業状態であると判別するように構成され、且つ、
前記副変速装置を前記高速変速状態に切り換えている場合に前記刈取作業状態であると判別すると、前記副変速装置を前記高速変速状態から前記標準変速状態に切り換えるように前記変速操作手段の作動を制御する高速作業牽制処理を実行するように構成されている点にある。
前記制御手段が、前記モード切換手段にて前記高速作業牽制モードが指令されると、前記副変速装置を前記高速変速状態に切り換えている場合に前記刈取非作業状態であると判別する状態から前記刈取作業状態であると判別する状態に切り換わると、前記高速作業牽制処理を実行するように構成され、且つ、前記モード切換手段にて前記報知処理モードが指令されると、前記副変速装置を前記高速変速状態に切り換えている場合に前記刈取非作業状態であると判別する状態から前記刈取作業状態であると判別する状態に切り換わると、前記副変速装置を前記高速変速状態に維持し且つ前記副変速装置が前記高速変速状態であることを報知手段にて報知する報知処理を実行するように構成されている点にある。
前記刈取部への動力伝達を断続自在な刈取クラッチを前記刈取部が設定高さより下降すると入り状態に切り換えることにより前記駆動状態に切り換え、且つ、前記刈取部を前記設定高さより上昇すると前記刈取クラッチを切り状態に切り換えることにより前記非駆動状態に切り換えるように、前記刈取部の昇降操作に伴って入切操作するクラッチ切り換え手段が設けられている点にある。
図1に示すように、左右のクローラ走行装置1、1で支持された走行機体の前部に横軸芯P1周りに昇降自在に刈取部4が支持され、走行機体の前部の右側に運転部5が備えられ、運転部5の運転座席6の下側にエンジン7が備えられ、走行機体の後部の左側に脱穀装置8が備えられ、走行機体の後部の右側にグレンタンク9が備えられて、刈取作業機としてのコンバインが構成されている。
図3に示すように、走行用変速装置11の油圧ポンプ11Pの斜板を操作する主変速用の油圧シリンダC2と、その主変速用の油圧シリンダC2に作動油を給排操作する制御弁31とが備えられ、運転部5に備えられた変速レバー32と制御弁31とが機械的に連係されて、変速レバー32を中立位置Nに操作すると、油圧ポンプ11Pの斜板が中立用変速位置に操作され、変速レバー32を中立位置Nから前進F側に操作すると、油圧ポンプ11Pの斜板が前進高速側の変速位置に操作され、変速レバー32を中立位置Nから後進R側に操作すると、油圧ポンプ11Pの斜板が後進高速側の変速位置に操作されるように構成されている。従って、変速レバー32を中立位置から前進側並びに後進側に操作することにより、走行用変速装置11の出力が前進方向並びに後進方向に無段変速自在に構成されている。従って、前記油圧ポンプ11Pの斜板の位置を変更することにより走行用変速装置11の出力を変速する構成が、変速レバー32の操作に基づいて車速を前進方向並びに後進方向に無段変速自在な主変速装置に対応する。
先ず、モード切換スイッチ37にて前記高速作業牽制モードが指令されているか前記報知処理モードが指令されているかを判断する(ステップ1)。前記高速作業牽制モードが指令されていれば、株元センサS3にて刈取穀稈の存在が検出されていない場合、あるいは、株元センサS3にて刈取穀稈の存在が検出されているが刈取回転速度センサS2にて刈取部4の駆動軸の回転速度が設定速度以上であって刈取部が回転中であると判別していない場合には、刈取作業判別条件が成立していないので、非刈取作業状態であると判別して(ステップ2,3)、副変速スイッチ35による切り換え指令に従って副変速装置40の変速状態を切り換える。つまり、副変速装置40の変速状態が高速変速状態であるときに副変速スイッチ35による切り換え指令があれば副変速装置40の変速状態を標準変速状態に切り換え、副変速装置40の変速状態が標準変速状態であるときに副変速スイッチ35による切り換え指令があれば副変速装置40の変速状態を高速変速状態に切り換える(ステップ4〜7)。
以下、別実施形態を列記する。
20 刈取クラッチ
35 切換指令手段
37 モード切換手段
40 副変速装置
100 報知手段
C3 変速操作手段
CK クラッチ切り換え手段
H 制御手段
S2 刈取駆動状態検出手段
S3 穀稈存否検出手段
SW1,SW2 昇降指令手段
Claims (5)
- 駆動状態と非駆動状態とに切り換え自在な刈取部を備えた走行機体の走行用変速状態を刈取作業用の標準変速状態とそれよりも高速で移動走行に適した高速変速状態とに切り換え自在な副変速装置と、前記副変速装置の変速状態の切り換えを指令する人為操作式の切換指令手段と、前記副変速装置の変速状態を切り換え操作する変速操作手段と、前記切換指令手段の指令に基づいて前記変速操作手段の作動を制御する制御手段とが設けられている刈取作業機であって、
前記刈取部にて搬送される刈取穀稈の存否を検出する穀稈存否検出手段と、前記刈取部が前記駆動状態であるか否かを検出する刈取駆動状態検出手段とが備えられ、
前記制御手段が、
前記穀稈存否検出手段にて刈取穀稈の存在が検出され且つ前記刈取駆動状態検出手段にて前記駆動状態であることが検出される刈取作業判別条件が成立すると刈取作業状態であると判別し、前記刈取作業判別条件が成立していないと非刈取作業状態であると判別するように構成され、且つ、
前記副変速装置を前記高速変速状態に切り換えている場合に前記刈取作業状態であると判別すると、前記副変速装置を前記高速変速状態から前記標準変速状態に切り換えるように前記変速操作手段の作動を制御する高速作業牽制処理を実行するように構成されている刈取作業機。 - 前記制御手段が、前記刈取作業状態であると判別する状態においては、前記切換指令手段の指令により前記副変速装置を切り換えることを行わないように構成されている請求項1記載の刈取作業機。
- 高速作業牽制モードを指令する状態と報知処理モードを指令する状態とに切り換え自在なモード切換手段が設けられ、
前記制御手段が、
前記モード切換手段にて前記高速作業牽制モードが指令されると、前記副変速装置を前記高速変速状態に切り換えている場合に前記刈取非作業状態であると判別する状態から前記刈取作業状態であると判別する状態に切り換わると、前記高速作業牽制処理を実行するように構成され、且つ、
前記モード切換手段にて前記報知処理モードが指令されると、前記副変速装置を前記高速変速状態に切り換えている場合に前記刈取非作業状態であると判別する状態から前記刈取作業状態であると判別する状態に切り換わると、前記副変速装置を前記高速変速状態に維持し且つ前記副変速装置が前記高速変速状態であることを報知手段にて報知する報知処理を実行するように構成されている請求項1又は2記載の刈取作業機。 - 前記制御手段が、
前記モード切換手段にて前記報知処理モードが指令されると、前記刈取作業状態であると判別する状態において前記切換指令手段にて前記標準変速状態から前記高速変速状態への切り換えが指令されると、前記副変速装置を前記高速変速状態に切り換え且つ前記副変速装置の変速状態が前記高速変速状態であることを報知手段にて報知する報知処理を実行するように構成されている請求項3記載の刈取作業機。 - 前記刈取部が手動操作式の昇降指令手段の指令に基づいて駆動昇降自在に設けられ、
前記刈取部への動力伝達を断続自在な刈取クラッチを前記刈取部が設定高さより下降すると入り状態に切り換えることにより前記駆動状態に切り換え、且つ、前記刈取部が前記設定高さより上昇すると前記刈取クラッチを切り状態に切り換えることにより前記非駆動状態に切り換えるように、前記刈取部の昇降操作に伴って入切操作するクラッチ切り換え手段が設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の刈取作業機。
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JP2008251173A JP5075076B2 (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | 刈取作業機 |
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