JP5068112B2 - 列車搭載映像情報配信表示システムおよびその表示切替方法 - Google Patents

列車搭載映像情報配信表示システムおよびその表示切替方法 Download PDF

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本発明は、列車客室内の乗客に映像情報を提供する列車搭載映像情報配信表示システムおよびその表示切替方法に関するものである。
近年、人々の生活パターンや行動パターンの多様化により、マスメディア等による広告は、これらの多様化した人々に対して多大な影響を与えている。また、近時においては、インターネットの普及により、人々は新たな情報を得ることに渇望しているため、例えば、列車内に掲示または表示される広告映像は、広告としての効果が大いに期待されている。特に、列車内は閉鎖された空間であり、乗客の行動が制約されるため、広告としての効果が特に大きいと考えられており、その需要が急速に拡大している。
従来より、列車内に表示する広告映像を取り扱った種々の公報が存在している。例えば、下記特許文献1には、列車客室内の乗客に対する多種多様な映像情報の提供を、操作員等の人的な作業に頼ることなく、簡便な構成で確実に行うことができる列車搭載映像情報配信表示システムを提供するため、キロ程表示、ドア開/ドア閉表示、緊急メッセージ表示、リアルタイム情報表示などの割込み表示情報の有無および優先度に応じて、新しい割込みに係る情報を表示するか否かの表示制御を行う技術が開示されている。
特開2002−127905号公報
しかしながら、上記特許文献1を含む従来技術では、リアルタイムに変更される情報は広告としての効果が期待されていない割込み情報であるのに対し、広告としての効果が期待される映像情報に関して言えば、予め記憶装置に記憶された映像情報が繰り返し表示されるだけであり、列車内の乗客に対する注目度が時間の経過とともに低下し、広告としての効果が薄れるという課題があった。
一方、広告の効果を高めるため、映像情報を数多く準備して放映するといった手法も考えられるが、映像情報を追加するごとに、当該映像情報と割込み情報との間の優先度の設定/再設定を行わなければならないため、映像情報の追加や更新が頻繁に行われる場合には、映像情報の準備等に要する労力(コスト)が増大し、保守性およびサービス性が低下するという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、列車内に放映する広告映像の広告としての効果を充分に高めることができ、保守性およびサービス性の低下を抑制することができる列車搭載映像情報配信表示システムおよびその表示切替方法の提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかる列車搭載映像情報配信表示システムは、複数の映像情報を列車内の表示装置に広告映像として表示する列車搭載映像情報配信表示システムであって、前記複数の映像情報から1以上の映像情報を抽出して前記表示装置に表示させる表示番組を決定する表示番組決定部と、前記映像情報と、前記表示番組の決定に必要な参照情報と、を保持する映像情報等蓄積部と、前記表示番組決定部によって決定された表示番組を前記映像情報等蓄積部から受領して保持する表示番組格納部と、前記表示番組格納部に格納された表示番組を逐次読み出して前記表示装置に配信する配信制御部と、を備え、前記表示番組には、前記列車の走行区間内の所定の区間を指定するための区分け情報に基づいて決定された1以上の映像情報が含まれ、前記所定の区間において、当該決定された1以上の映像情報が繰り返し表示されることを特徴とする。
本発明にかかる列車搭載映像情報配信表示システムによれば、列車の走行区間内の所定の区間を指定するための区分け情報に基づいて決定された1以上の映像情報が含まれる表示番組が逐次読み出されて表示装置に配信されることにより、当該所定の区間において、当該決定された1以上の映像情報が繰り返し表示されるようになるので、列車内に放映する広告映像の広告としての効果を充分に高めることができ、保守性およびサービス性の低下を抑制することができるという効果を奏する。
以下に、本発明の好適な実施の形態にかかる列車搭載映像情報配信表示システムおよびその表示切替方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
(システムの構成)
まず、本発明の実施の形態1にかかる列車搭載映像情報配信表示システムの構成について、図1および図2を参照して説明する。ここで、図1は、本発明の実施の形態1にかかる列車搭載映像情報配信表示システムの概略イメージを示す説明図であり、図2は、本発明の実施の形態1にかかる列車搭載映像情報配信表示システム全体のシステム構成を示す図である。
本実施の形態にかかる列車搭載映像情報配信表示システムは、複数の車両(1号車〜n号車)で構成される列車を対象としており、列車側には、列車情報装置10、映像情報配信装置20、表示装置40、および送受信装置50等を備え、地上側には、地上局51を構成する情報処理装置53および送受信装置55を備えて構成される。
列車情報装置10は、列車を識別するための列車番号を含む列車識別情報10a、始発駅からのキロ程、列車の走行エリアを示すエリア番号を含む列車位置情報10b、停車駅情報や到着予想時刻を含む列車運行情報10c、到着時刻、乗客人数を含む列車現況情報10d、ドア開閉指令、停止指令等を含む列車指令情報10e、および温度情報、気圧情報、天候情報を含む気象情報10fの処理を行う。先頭車の列車情報装置10は、主幹制御器(マスコン)等の各種制御操作装置(図示省略)と接続され、上記各種情報の入出力処理を行うとともに、各車両に搭載された列車情報装置10は、各車両間に設けられた伝送路28を介して相互に接続され、互いに同一動作をするなどして列車情報を共有している。なお、上記列車識別情報10a、列車位置情報10b、列車運行情報10c、列車現況情報10d、列車指令情報10e、および気象情報10fを含む列車関連の各情報を総称して呼ぶ際には、「列車情報」と称する。
映像情報配信装置20は、例えば先頭車両(1号車)に搭載されており、同車両の列車情報装置10(10A)と接続して列車情報を入力し、必要な映像情報を出力する。なお、映像情報配信装置20の詳細については、後述する。映像情報配信装置20と各車両に設けられた表示装置40との間には、分岐装置31および増幅装置33が設けられ、また、後尾車両の後端部には終端装置32が設けられており、これらの各装置は伝送路30を介して接続されている。伝送路30は、映像情報Gを含む映像情報配信装置20からの出力信号(以下「映像情報等配信信号」という)を各車両へ伝送する。分岐装置31は、伝送路30に流れる信号を各車両に設けられた表示装置40に分岐させる。終端装置32は、伝送路30に流れる映像情報等配信信号が伝送路30の終端で反射するのを防止する。増幅装置33は、伝送路30に流れる映像情報等配信信号の減衰を防止する。なお、表示装置40は、図示のように各車両ごとにそれぞれ複数台設けられている。送受信装置50は、列車情報装置10(10A)に接続され、地上局51側からの情報を無線で入力し、映像情報配信装置20に出力する。なお、送受信装置50は、直接、映像情報配信装置20に接続されていてもよい。この場合、列車情報装置10側で必要となる情報は、映像情報配信装置20を介して伝達される。
(映像情報配信装置20の構成)
図3は、図2に示す映像情報配信装置20の構成を中心として示したブロック図である。図3において、映像情報配信装置20は、表示番組を自動的に決定する表示番組決定部21、表示番組のソースとなる映像情報や、表示番組の決定に必要な参照情報(参照テーブル)、列車の走行位置、走行区間の把握に必要な路線情報等が格納される映像情報等蓄積部24、表示番組決定部21によって決定された表示番組が格納される表示番組格納部25、および表示番組格納部25に格納された表示番組の各車両内に設けられた表示装置40への配信を制御する配信制御部22を備えている。
なお、以下の説明では、表示番組決定部21が表示番組を決定する際に必要な映像情報および参照情報は、映像情報等蓄積部24に格納される一方で、表示番組を決定する際に必要な列車情報は、列車情報装置10から取得するものとして説明するが、無論、これらの実施態様に限定されるものではない。例えば、列車情報を映像情報等蓄積部24に随時格納するようにしてもよい。これとは逆に、表示番組となる映像情報を送受信装置50を介して地上局51から受信するようにしてもよい。なお、このような実施態様の場合には、地上局51から受信した映像情報を一時的に格納するための表示番組格納部25とは異なる記憶部(メモリ)を有していることが好ましい。また、映像情報としては、アナログデータを前提に説明するが、ディジタルデータの場合も本発明を適用できることは言うまでもない。
(システムの動作)
つぎに、実施の形態1にかかる列車搭載映像情報配信表示システムの動作について、図2〜図6の各図面を参照して説明する。なお、図4は、本実施の形態の列車搭載映像情報配信表示システムにおける表示番組決定フローおよび放映映像表示フローを示すフローチャートであり、図5は、上述した参照情報の一つである番組表の一例を示す図であり、図6は、図5に示す番組表に基づいて行われるエリア判別の概念を説明するための図である。
例えば、図5の番組表のように、表示順番(X)と広告映像名とは予め対応づけられ、また広告映像名は、エリア判別コードにも対応付けされている。つまり、ある広告映像は、他の広告映像との間で表示順番が設定されるとともに、エリア判別コードで指定された走行区間において、当該映像が繰り返し表示されることになる。また、エリア判別コードで規定されるエリアの概念は、例えば図6に示すとおりである。図6の例では、「○○駅」と「△△駅」との間が「エリア番号01」として設定されている。
図4に戻り、同図の表示番組決定フローでは、まず、表示番組決定部21は、表示の順番を示す変数X(図5参照)を初期値(図4の例ではX=1)に設定し(ステップS101)、列車が走行している現在の走行エリアを確認する(ステップS102)。つぎに、表示番組決定部21は、表示順番(No.X)に対応する該当映像とエリア判別コードとを比較し、これらの一致・不一致を判定する(ステップS103)。表示順番とエリア判別コードとが一致している場合には(ステップS103、Yes)、該当映像が表示対象広告であるとして、表示番組格納部25に格納する(ステップS201)。一方、表示順番とエリア判別コードとが不一致の場合には(ステップS103、No)、Xの値をインクリメントし(X=MAXの場合にはX=1)(ステップS104)、ステップS102〜ステップS104の処理を繰り返す。
一方、配信制御部22は、表示番組決定部21に対して広告映像が表示番組格納部25に格納されているかを確認し、広告映像が格納されている場合には、これを取得して(ステップS301)、当該映像を表示する(ステップS302)とともに、これらステップS301およびステップS302の処理を繰り返して実行する。なお、図4のフローでは、配信制御部22は、広告映像が表示番組格納部25に格納されているか否かについて、表示番組決定部21に確認するようにしているが、表示番組決定部21に確認することなく、表示番組格納部25に格納されている映像を常時取得して繰り返し表示するようにしてもよい。このような制御処理の場合、放送映像表示フローの処理は、表示番組決定フローとは独立に実行される。
上述した図4の処理フローが実行されるとき、一例として示した図5の番組表では、以下の処理が実行される。まず、「○○駅」と「△△駅」との間である「エリア01」内では、「A社」→「B社」→「A社」→「B社」・・・のように、A社とB社の広告映像が繰り返し実行される。また、「△△駅」と「□○駅」との間である「エリア02」内では、「C社」→「C社」→「C社」→・・・のように、C社の広告映像が繰り返し実行される。以下、同様に、「□○駅」と「○●駅」との間である「エリア03」内では、「D社」の広告映像が繰り返し実行され、「○●駅」と「●×駅」との間である「エリア04」内では、E社とF社の広告映像が繰り返し実行される。
なお、図5の番組表におけるエリア判別コードについては、各社の広告映像の内容に何ら影響を及ぼすことなく任意に設定することができ、また、地上局側から列車側に遠隔伝送することにより任意に変更することができるので、システムの保守性およびサービス性を向上させることが可能となる。さらに、例えばスポンサー側から、広告映像の表示区間の変更要望があった場合でも、該当する広告映像に対応して付されているエリア判別コードを変更するだけでよいので、スポンサー側のニーズに迅速に対応することも可能となる。
また、図4の表示番組決定フローの処理にも示されているように、表示番組格納部25に格納される映像情報は、表示エリアが変更された時点で、新たな表示エリアに対応する映像情報が自動的に格納されることになるので、複雑な制御処理を行うことなく、新たな番組表を簡易に作成することができる。
また、図4の表示番組決定フローの処理にも示されているように、配信制御部22は、表示番組決定部21の処理とは関係なく、表示番組格納部25に格納されている映像情報(放映映像)を取得して放映することができる。このため、配信制御部22は、表示番組格納部25に出力されている出力中の映像、すなわち全出力が完了していない出力途中の映像情報を取得して放映することが可能となる。その結果、列車が走行してエリアが変化した場合でも、表示番組決定部21は、新たなエリア判別コードに対応する広告映像を表示番組格納部25に出力しつつ、配信制御部22は、表示番組格納部25に記憶されている情報を取り出して映像表示を行うように動作するので、エリアの切り替わりにおいても、映像が不自然に途切れることなく、広告映像の表示を継続的に行わせることができる。
ところで、上記の手法では、例えば「エリア01」として設定された「○○駅」と「△△駅」との区間では、A社とB社の広告映像が繰り返し実行されることになるが、駅間の距離と両社の広告映像の放映時間との関係によって、多少の空き時間が生ずることになる。図7は、この空き時間を利用して他の広告映像を放映する場合の一例を示す図である。
図7において、エリア01内の空き時間は、列車情報装置10を通じて取得した列車の到着予想時刻を用いて算出することができる。表示番組決定部21は、この空き時間を利用し、例えば「エリア01」という地域に関連のある広告映像を放映することができる。なお、この手法は、上記特許文献1のような割り込み処理や優先処理を行うという考え方ではなく、表示番組を予め作成するという考え方に基づいている。したがって、表示させる時間位置は、放映時間の最後である必要はなく、繰り返し放映されるA社およびB社の放映時間中における各社映像の放映終了後に組み入れるようにしてもよい。なお、放映時間の空き時間は、エリア区間の距離や各社広告映像の放映時間によって変化するので、組み入れる広告映像については、例えば放映時間の短いもの、中程度のもの、長いもの等などの幾つかのものを用意しておくことにより、放映時間を有効に活用した表示番組の作成が可能となる。
また、この実施の形態では、エリア番号に1対1に対応するエリア判別コードに基づいて表示番組を決定するようにしている。ここで、走行エリアを指定するエリア番号については、種々の決め方が考えられ、その詳細については、以下の実施の形態において説明する。なお、エリア番号を設定するのは、多数ある「広告映像」をどの走行区間で表示させるのかの「区分け」を決定するためである。以後、この区分けに必要な情報(「区分け情報」)を「ステータス」として呼称する。
以上説明したように、この実施の形態の列車搭載映像情報配信表示システムによれば、配信制御部22は、列車の走行区間内の所定の区間を指定するための区分け情報に基づいて決定された1以上の映像情報が含まれる表示番組を逐次読み出して表示装置40に配信するようにしているので、当該所定の区間において、当該決定された1以上の映像情報が繰り返し表示されるようになり、列車内に放映する広告映像の広告としての効果を充分に高めることができ、保守性およびサービス性の低下を抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、広告映像の切替を「キロ程」の情報に基づいて行う実施態様について説明する。すなわち、この実施の形態では、上記「ステータス」として「キロ程」を用いる実施態様を示すものである。
図8は、エリア番号をキロ程のみを用いて判別する場合の判別表の一例を示す図である。この判別表も、上述した参照情報の一つである。図8によれば、例えば「0〜10km」のキロ程の区間がエリア番号「01」に設定されており、以下「10〜14km」のキロ程の区間がエリア番号「02」に設定され、「14〜24km」のキロ程の区間がエリア番号「03」に設定され、「24〜31km」のキロ程の区間がエリア番号「04」に設定されている。
エリア番号をキロ程のみを用いて判別する場合の利点は、例えば新幹線のような長距離列車に対して有効である。長距離列車の場合には、停車駅も少ないので、キロ程を用いて判別することにより、処理を簡素化することができる。なお、図8に示す例では、駅間のキロ程を単位とする判別表を使用しているが、駅間のキロ程である必要はなく、例えば全営業キロを20km単位に区分した判別表に基づいて、判別するようにしてもよい。
実施の形態3.
実施の形態2の列車搭載映像情報配信表示システムでは、広告映像の切替を行うための「ステータス」として、「キロ程」を用いる実施態様について示したが、実施の形態3では、「ステータス」として、「後方駅(直前の停車駅)」および「次駅(次の停車駅)」の情報を用いる実施態様を示すものである。なお、本実施の形態が、実施の形態1,2の各実施態様と併用可能であることは言うまでもない。
図9は、エリア番号を後方駅、次駅の情報を用いて判別する場合の判別表の一例を示す図である。この判別表も、上述した参照情報の一つである。図9によれば、例えば「○○駅」と「△△」駅との間がエリア番号「01」に設定されており、以下「△△駅」と「□○」駅との間がエリア番号「02」に設定され、「□○駅」と「○◆」駅との間がエリア番号「03」に設定され、「○◆駅」と「●×」駅との間がエリア番号「04」に設定されている。
エリア番号を後方駅、次駅の情報を用いて判別する場合の利点は、例えば特急、急行、快速列車(以下「特急等列車」という)のように停車しない駅がある場合に有効である。
本実施の形態のような判別表を持つことにより、例えば非停車駅のみに関係のある広告映像がある場合に、この広告映像をスキップさせることができる。このような停車駅には関係のない広告映像をスキップさせることにより、限られた時間および空間の中で、手持ちの広告映像を有効に活用することができる。また、このような判別表を一律に持つとともに、特急等列車や各駅停車の列車ごとに、それぞれの判別表を用いるようにすれば、広告映像自体、ひいてはシステムの形態を特急等列車や各駅停車の列車とで区別する必要がなくなるので、システムの保守性およびサービス性を向上させることができる。
実施の形態4.
実施の形態3の列車搭載映像情報配信表示システムでは、広告映像の切替を行うための「ステータス」として、「後方駅(直前の停車駅)」および「次駅(次の停車駅)」の情報を用いる実施態様について示したが、実施の形態4では、「ステータス」として、乗客人数を用いる実施態様を示すものである。なお、本実施の形態が、実施の形態1〜3の各実施態様と併用可能であることは言うまでもない。
また、図10は、「乗客人数」の情報をステータスとして用いた判別表の一例を示す図である。この判別表も、上述した参照情報の一つである。なお、乗客人数の情報は、列車情報装置10を通じて取得することができる。図10によれば、例えば乗客人数が「20人以下」の場合には区分番号が「01」に設定されており、以下「20〜50人」の場合には区分番号が「02」に設定され、「50〜80人」の場合には区分番号が「03」に設定され、「80〜100人」の場合には区分番号が「04」に設定され、「100〜120人」の場合には区分番号が「05」に設定され、「120人以上」の場合には区分番号が「06」に設定されている。
乗客人数の情報を用いて判別した区分情報は、例えば空き時間に挿入する広告映像を選択するための情報として使用することができる。例えば乗客人数が一定以上、一定以下の人数の場合には広告を見る人の数が適度な数字であり、広告の見やすさとも相まって、広告として効果が期待できる。このため、空き時間に挿入する広告映像の中でも、広告料の高いものを優先的に表示(広告料の高いものを優先的に表示させるための番組表を作成)するといった運用を行うことができる。
本実施の形態のような判別表を持つことにより、多様化するユーザのニーズに的確に対応することができ、広告映像の持つ固有の効果を、なお一層高めることが可能となる。
実施の形態5.
実施の形態4の列車搭載映像情報配信表示システムでは、「ステータス」として、乗客人数を用いる実施態様について示したが、実施の形態5では、「ステータス」として、「気温」の情報を用いる実施態様を示すものである。なお、本実施の形態が、実施の形態1〜4の各実施態様と併用可能であることは言うまでもない。
図11は、「気温」の情報ステータスとして用いた判別表の一例を示す図である。この判別表も、上述した参照情報の一つである。なお、気温の情報は、列車情報装置10を通じて取得することができる。図11によれば、例えば気温が「−10℃以下」の場合には区分番号が「01」に設定されており、以下「−10〜0℃」の場合には区分番号が「02」に設定され、「0〜10℃」の場合には区分番号が「03」に設定され、「10〜20℃」の場合には区分番号が「04」に設定され、「20〜30℃」の場合には区分番号が「05」に設定され、「30℃以上」の場合には区分番号が「06」に設定されている。
気温の情報を用いて判別した区分情報は、例えば空き時間に挿入する広告映像を選択するための情報として、使用することができる。例えば気温が高い場合には、空き時間を利用する広告映像として冷房機器や冷菓子に関する広告を挿入することができる。逆に、気温が低い場合には、暖房機器や麺類などの食品情報に関する広告を挿入することができる。
本実施の形態のような判別表を持つことにより、限られた時間および空間の中で、手持ちの広告映像を有効に活用することができる。また、映像情報等蓄積部24の記憶容量の範囲内であれば、季節の切り替わりごとに映像情報を組み替えるといった保守サービスを行う必要がなくなるので、システムの保守性およびサービス性の向上が可能となる。
なお、この実施の形態では、「ステータス」として「気温」の情報を用いる実施態様について示したが、「気温」以外にも、例えば「湿度(高/中/低)」、「天候(雨天/晴天)」、「乗車率(大/中/小)」、「時刻(朝/昼/夕)」、「号車(女性専用車/それ以外、弱冷車/それ以外、禁煙車/喫煙車、複数号車単位(例えば1〜5号車/6〜10号車/10〜15号車)、「曜日(平日/土休日)」、「列車種別(特急/普通)」、「行先(都市部/郊外)」等の情報を「ステータス」として用いるようにしてもよい。このような情報を、上記実施の形態と併用することにより、多様化するユーザニーズに対する的確な対応が可能となる。
以上のように、本発明にかかる列車搭載映像情報配信表示システムおよびその表示切替方法は、列車内に放映する広告映像の広告としての効果を充分に高めることができる発明として有用である。
本発明の実施の形態1にかかる列車搭載映像情報配信表示システムの概略イメージを示す説明図である。 本発明の実施の形態1にかかる列車搭載映像情報配信表示システム全体のシステム構成を示す図である。 図2に示す映像情報配信装置の構成を中心として示したブロック図である。 本実施の形態の列車搭載映像情報配信表示システムにおける表示番組決定フローおよび放映映像表示フローを示すフローチャートである。 上述した参照情報の一つである番組表の一例を示す図である。 図5に示す番組表に基づいて行われるエリア判別の概念を説明するための図である。 空き時間を利用して他の広告映像を放映する場合の一例を示す図である。 エリア番号をキロ程のみを用いて判別する場合の判別表の一例を示す図である。 エリア番号を後方駅、次駅の情報を用いて判別する場合の判別表の一例を示す図である。 「乗客人数」の情報をステータスとして用いた判別表の一例を示す図である。 「気温」の情報ステータスとして用いた判別表の一例を示す図である。
符号の説明
10 列車情報装置
10a 列車識別情報
10b 列車位置情報
10c 列車運行情報
10d 列車現況情報
10e 列車指令情報
10f 気象情報
20 映像情報配信装置
21 表示番組決定部
22 配信制御部
24 映像情報等蓄積部
25 表示番組格納部
28,30 伝送路
31 分岐装置
32 終端装置
33 増幅装置
40 表示装置
50,55 送受信装置
51 地上局
53 情報処理装置

Claims (11)

  1. 複数の映像情報を列車内の表示装置に広告映像として表示する列車搭載映像情報配信表示システムであって、
    前記複数の映像情報と、前記表示装置に表示させる表示番組の決定に必要な参照テーブルと、を保持する映像情報等蓄積部と、
    前記参照テーブルに基づいて前記複数の映像情報から1以上の映像情報を抽出して前記表示番組を決定する表示番組決定部と、
    前記表示番組決定部によって決定された表示番組を前記映像情報等蓄積部から受領して保持する表示番組格納部と、
    前記表示番組格納部に格納された表示番組を逐次読み出して前記表示装置に配信する配信制御部と、
    を備え、
    前記表示番組には、前記列車の走行区間内の所定の区間を指定するための区分け情報に基づいて決定された1以上の映像情報が含まれ、
    前記配信制御部は、前記所定の区間において、前記決定された1以上の映像情報を繰り返し表示させる
    ことを特徴とする列車搭載映像情報配信表示システム。
  2. 前記参照テーブルには、前記所定の区間を識別するためのエリア番号に1対1で対応するエリア判別コードと、該エリア番号で識別される区間内において表示する映像情報と、該映像情報の表示順序と、の対応関係が規定されていることを特徴とする請求項1に記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  3. 前記エリア番号が、キロ程の情報に基づいて定められることを特徴とする請求項2に記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  4. 前記エリア番号が、停車駅の情報に基づいて定められることを特徴とする請求項2に記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  5. 前記所定の区間にて繰り返し表示される映像情報の放映時間内における空き時間を利用して、前記エリア判別コードで指定する前記複数の映像情報とは異なる種別の映像情報を表示することを特徴とする請求項2〜4の何れか一つに記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  6. 前記空き時間を利用して放映する映像情報は、乗客人数の情報に基づいて前記エリア判別コードが付与されることを特徴とする請求項5に記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  7. 前記空き時間を利用して放映する映像情報は、気温の情報に基づいて前記エリア判別コードが付与されることを特徴とする請求項5に記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  8. 前記映像情報等蓄積部に蓄積される複数の映像情報は、外部の装置から伝送された情報であることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  9. 前記映像情報等蓄積部に蓄積される参照テーブルは、外部の装置から伝送されたテーブルであることを特徴とする請求項1〜8の何れか一つに記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  10. 前記参照テーブル、外部の装置を通じて変更処理されることを特徴とする請求項9に記載の列車搭載映像情報配信表示システム。
  11. 所定の映像情報を表示する表示装置と、
    前記表示装置に広告映像として表示する複数の映像情報および該複数の映像情報から抽出された1以上の映像情報を含む表示番組の決定に必要な参照テーブルを保持する映像情報等蓄積部と、
    を備えた列車搭載映像情報配信表示システムの表示切替方法であって、
    前記参照テーブルには、前記列車の走行区間内の所定の区間を指定するための区分け情報が含まれており、
    前記区分け情報に基づいて前記複数の映像情報から1以上の映像情報を抽出して前記表示装置に表示させる表示番組を決定する表示番組決定ステップと、
    前記表示番組決定ステップによって決定された表示番組を前記表示装置に配信する配信制御ステップと、
    前記配信制御ステップにより配信された表示番組を前記所定の区間において繰り返し表示する表示ステップと、
    を含むことを特徴とする列車搭載映像情報配信表示システムの表示切替方法。
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