JP5054110B2 - 変換器回路の動作方法及びこの方法を実行するための装置 - Google Patents
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Description
Pd=(uTCf,d・uGCf,d)/kd
基準アクチブ電力値Prefは自由に調節可能であり、LCLフィルタ3の出力に与えられる目的としているアクチブ電力の設定点である。さらに、ヒステリシス無効電力値dQは第2のヒステリシス制御装置17により差無効電力値Qdiffから形成され、差無効電力値Qdiffは評価された無効電力値Qとダンピング無効電力値Qdを基準無効電力値Qrefから減算して形成され、ここでダンピング無効電力値Qdは、フィルタキャパシタンス電圧uTCf,dのパーク−クラーク変換のローパス濾波されたd成分をフィルタ出力電流ifg1、ifg2、ifg3の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧uGCf,dのパーク−クラーク変換のq成分により負の乗算をし、それを調節可能な減衰係数kdにより割算して次式により特に示されているように形成される。
Qd=(uTCf,d・uGCf,q)/kd
基準アクチブ電力値Qrefは自由に調節可能であり、LCLフィルタ3の出力に与えられる目的としている無効電力の設定点である。
/x=xα+jxβ
ここで/xは複素変数であり、xαは変数/xの空間ベクトル変換のα成分であり、xβは変数/xの空間ベクトル変換のβ成分である。変数について既に述べたおよび以下述べる全ての空間ベクトル変換は前述の式にしたがって生成される。
ここで/xは複素変数であり、xdは変数/xのパーク−クラーク変換のd成分であり、xqは変数/xのパーク−クラーク変換のq成分である。有効にパーク−クラーク変換は複素変数/xの基本波だけでなく、生じる複素変数/xの全ての高調波を含んでいる利点を有している。
ωR=(1/(Lfg・Cf))1/2
その後、図5によれば、フィルタ出力電流iCf1、iCf2、iCf3の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧〜uCf,αβの空間ベクトル変換のα成分とβ成分がパーク−クラーク変換を受け、その結果フィルタ出力電流iCf1、iCf2、iCf3の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧uGCf,dのパーク−クラーク変換の前記d成分と、フィルタ出力電流iCf1、iCf2、iCf3の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧uGCf,qのパーク−クラーク変換の前記q成分がその後発生される。図5によれば、既に詳細に説明した式はその後、フィルタキャパシタンス電圧uTCf,dのパーク−クラーク変換のローパス濾波されたd成分をフィルタ出力電流ifg1、ifg2、ifg3の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧uGCf,dのパーク−クラーク変換のd成分により乗算し、それを調節可能な減衰係数kdにより割算してダンピングアクチブ電力値Pdを形成し、フィルタキャパシタンス電圧uTCf,dのパーク−クラーク変換のローパス濾波されたd成分をフィルタ出力電流ifg1、ifg2、ifg3の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧uGCf,qのパーク−クラーク変換のq成分により負の乗算をし、それを調節可能な減衰係数kdにより割算してダンピング無効電力値Qdを形成するために使用される。
P=ω・(ΨLα・ifgβ−ΨLβ・ifgα)
Q=ω・(ΨLα・ifgα+ΨLβ・ifgβ)
前述した評価されたアクチブ電力値Pと評価された無効電力値Qを形成する目的で、図1に示されている制御装置4はそれぞれの場合に前述の関係式に基づいて評価されたアクチブ電力値Pと評価された無効電力値Qを計算するために使用される第3の計算装置10を有している。
さらに、フィルタ出力磁束ΨLβの空間ベクトル変換のβ成分は、次式により特に示されているように、評価されたフィルタキャパシタンス磁束ΨCfβの空間ベクトル変換のβ成分と、フィルタ出力電流ifgβの空間ベクトル変換のβ成分から形成される。
フィルタ出力磁束ΨLαの空間ベクトル変換のα成分とフィルタ出力磁束ΨLβの空間ベクトル変換のβ成分とを形成する目的で、図1に示されている制御装置4はそれぞれの場合前述の関係式に基づいてフィルタ出力磁束ΨLαの空間ベクトル変換のα成分とフィルタ出力磁束ΨLβの空間ベクトル変換のβ成分とを計算するために使用される第4の計算装置11を有している。
ΨCfα=∫uCαdt−Lfi・ifiα
したがって、評価されたフィルタキャパシタンス磁束ΨCfβの空間ベクトル変換のβ成分は、変換器装置1へ接続されているキャパシタンスエネルギ記憶装置19の現在のDC電圧値udcと、付勢信号Sと、相接続電流ifiβの空間ベクトル変換のβ成分から形成され、uCβαは変換器装置1の相接続電圧のβ成分であり、前記β成分は現在のDC電圧値udcと付勢信号から形成される。
ΨCfβ=∫uCβdt−Lfi・ifiβ
評価されたフィルタキャパシタンス磁束ΨCfαの空間ベクトル変換のα成分と評価されたフィルタ出力磁束ΨCfβの空間ベクトル変換のβ成分とを形成する目的で、図1に示されている制御装置4はそれぞれの場合前述の関係式に基づいて評価されたフィルタキャパシタンス磁束ΨCfαの空間ベクトル変換のα成分と評価されたフィルタ出力磁束ΨCfβの空間ベクトル変換のβ成分とを計算するために使用される第5の計算装置12を有する。
QCf=ω(ΨCfα・iCfα+ΨCfβ・iCfβ)
図1に示されている評価されたフィルタキャパシタンス無効電力値QCfを形成する目的で、制御装置4は前述の式に基づいて評価されたフィルタキャパシタンス無効電力値QCfを計算するために使用される第6の計算装置13を有する。
Qh=ω・(ΨLα・i* hα−ΨLβ・i* hβ)
図3はフィルタ出力電流ifg1、ifg2、ifg3に対する共通の時間プロフィールを示している。前述した本発明によるアクチブ減衰の動作モードを説明するため、図4はフィルタ出力電流ifg1、ifg2、ifg3の時間プロフィールを示し、それにおいてフィルタ出力電流ifg1、ifg2、ifg3中の不所望な振動はアクチブに減衰され、それによってこれらの歪は大きく減少される。さらに、前述した本発明の方法による高調波の付加的なアクチブな減少は高調波の減少に改良を与える。
Claims (18)
- 多数の付勢可能な電力半導体スイッチを有する変換器装置(1)と、変換器装置(1)の各相接続(2)に接続されているLCLフィルタ(3)とを有している変換器回路の動作方法において、
前記付勢可能な電力半導体スイッチはヒステリシスアクチブ電力値(dp)、ヒステリシス無効電力値(dQ)、選択された磁束セクタ(θn)から形成される付勢信号Sにより付勢され、
前記ヒステリシスアクチブ電力値(dp)は第1のヒステリシス制御装置(16)により差アクチブ電力値(Pdiff)から形成され、
前記差アクチブ電力値(Pdiff)は評価されたアクチブ電力値(P)とダンピングアクチブ電力値(Pd)を基準アクチブ電力値(Pref)から減算して形成され、ここでダンピングアクチブ電力値(Pd)はフィルタキャパシタンス電圧(uTCf,d)のパーク−クラーク変換のローパス濾波されたd成分をフィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧(uGCf,d)のパーク−クラーク変換のd成分により乗算し、それを調節可能な減衰係数(kd)により割算して形成され、
前記ヒステリシス無効電力値(dQ)は第2のヒステリシス制御装置(17)により差無効電力値(Qdiff)から形成され、前記差無効電力値(Qdiff)は評価された無効電力値(Q)とダンピング無効電力値(Qd)を基準無効電力値(Qref)から減算して形成され、ここでダンピング無効電力値(Qd)はフィルタキャパシタンス電圧(uTCf,d)のパーク−クラーク変換のローパス濾波されたd成分をフィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧(uGCf,q)のパーク−クラーク変換のq成分により負の乗算をし、それを調節可能な減衰係数(kd)により割算して形成されることを特徴とする方法。 - フィルタキャパシタンス電圧(uTCf,d)のパーク−クラーク変換のローパス濾波されたd成分と、フィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧(uGCf,d)のパーク−クラーク変換のd成分と、フィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧(uGCf,q)のパーク−クラーク変換のq成分とはフィルタキャパシタンス電流(iCf1、iCf2、iCf3)から形成されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 評価されたアクチブ電力値(P)と評価された無効電力値(Q)はそれぞれフィルタ出力電流(ifgα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力電流(ifgβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、フィルタ出力磁束(ΨLα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力磁束(ΨLβ)の空間ベクトル変換のβ成分とから形成されることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
- フィルタ出力磁束(ΨLα)の空間ベクトル変換のα成分は評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力電流(ifgα)の空間ベクトル変換のα成分とから形成され、フィルタ出力磁束(ΨLβ)の空間ベクトル変換のβ成分は評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、フィルタ出力電流(ifgβ)の空間ベクトル変換のβ成分とから形成されることを特徴とする請求項3記載の方法。
- 評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfα)の空間ベクトル変換のα成分は変換器装置(1)へ接続されているキャパシタンスエネルギ記憶装置(19)の現在のDC電圧値(udc)と、付勢信号(S)と、相接続電流(ifiα)の空間ベクトル変換のα成分とから形成され、評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfβ)の空間ベクトル変換のβ成分は、変換器装置(1)へ接続されているキャパシタンスエネルギ記憶装置(19)の現在のDC電圧値(udc)と、付勢信号(S)と、相接続電流(ifiβ)の空間ベクトル変換のβ成分とから形成されることを特徴とする請求項4記載の方法。
- 差無効電力値(Qdiff)は補償無効電力値(Qcomp)を付加的に加算することにより形成され、ここで補償無効電力値(Qcomp)は評価されたフィルタキャパシタンス無効電力値(QCf)をローパス濾波することにより形成されることを特徴とする請求項4または5記載の方法。
- 評価されたフィルタキャパシタンス無効電力値(QCf)はフィルタキャパシタンス電流(iCfα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタキャパシタンス電流(iCfβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfα)の空間ベクトル変換のα成分と、評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfβ)の空間ベクトル変換のβ成分とから形成されることを特徴とする請求項6記載の方法。
- 差アクチブ電力値(Pdiff)は付加的にフィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に対する少なくとも1つの補償高調波アクチブ電力値(Ph)を付加することにより形成され、差無効電力値(Qdiff)は付加的にフィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に対する少なくとも1つの補償高調波無効電力値(Qh)を付加することにより形成されることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項記載の方法。
- 補償高調波アクチブ電力値(Ph)と、補償高調波無効電力値(Qh)はそれぞれ、フィルタ出力電流(ifgα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力電流(ifgβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、フィルタ出力磁束(ΨLα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力磁束(ΨLβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、フィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波の基本波角度(ωt)から形成されることを特徴とする請求項8記載の方法。
- 変換器回路は多数の付勢可能な電力半導体スイッチを有する変換器装置(1)と、変換器装置(1)の各相接続(2)に接続されているLCLフィルタ(3)と、制御装置(4)とを有している変換器回路の動作方法を実行するための装置において、
制御装置(4)はヒステリシスアクチブ電力値(dp)、ヒステリシス無効電力値(dQ)、選択された磁束セクタ(θn)を生成するために使用され、付勢信号(S)を形成するための付勢回路(5)を介して付勢可能な電力半導体スイッチに接続されており、
制御装置(4)はさらに、
ヒステリシスアクチブ電力値(dp)、ヒステリシス無効電力値(dQ)、選択された磁束セクタ(θn)を形成し、ヒステリシスアクチブ電力値(dp)を差アクチブ電力値(Pdiff)から形成する第1のヒステリシステム制御装置(16)と、ヒステリシス無効電力値(dQ)を差無効電力値(Qdiff)から形成する第2のヒステリシス制御装置(17)と、選択された磁束セクタ(θn)を形成するためのベクトル割当て装置(18)とを有している第1の計算装置(6)と、
評価されたアクチブ電力値(P)とダンピングアクチブ電力値(Pd)を基準アクチブ電力値(Pref)から減算して差アクチブ電力値(Pdiff)を形成するための第1の合計装置(7)と、
評価された無効電力値(Q)とダンピング無効電力値(Qd)を基準無効電力値(Qref)から減算して差無効電力値(Qdiff)を形成するための第2の合計装置(8)と、
ダンピングアクチブ電力値(Pd)とダンピング無効電力値(Qd)を形成するための第2の計算装置(9)を具備し、
前記ダンピングアクチブ電力値(Pd)はフィルタキャパシタンス電圧(uTCf,d)のパーク−クラーク変換のローパス濾波されたd成分をフィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧(uGCf,d)のパーク−クラーク変換のd成分により乗算し、それを調節可能な減衰係数(kd)により割算して形成され、前記ダンピング無効電力値(Qd)はフィルタキャパシタンス電圧(uTCf,d)のパーク−クラーク変換のローパス濾波されたd成分をフィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧(uGCf,q)のパーク−クラーク変換のq成分により負の乗算をし、それを調節可能な減衰係数(kd)により割算して形成されることを特徴とする装置。 - 第2の計算装置(9)はフィルタキャパシタンス電圧(uTCf,d)のパーク−クラーク変換のローパス濾波されたd成分、フィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧(uGCf,d)のパーク−クラーク変換のd成分、フィルタキャパシタンス電流(iCf1、iCf2、iCf3)からフィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波に関して濾波されているフィルタキャパシタンス電圧(uGCf,q)のパーク−クラーク変換のq成分を形成することを特徴とする請求項10記載の装置。
- 制御装置(4)は、評価されたアクチブ電力値(P)と評価された無効電力値(Q)をそれぞれフィルタ出力電流(ifgα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力電流(ifgβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、フィルタ出力磁束(ΨLα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力磁束(ΨLβ)の空間ベクトル変換のβ成分とから形成するための第3の計算装置(10)を有することを特徴とする請求項10または11記載の装置。
- 制御装置(4)はフィルタ出力磁束(ΨLα)の空間ベクトル変換のα成分とフィルタ出力磁束(ΨLβ)の空間ベクトル変換のβ成分とを形成するための第4の計算装置(11)を有し、ここでフィルタ出力磁束(ΨLα)の空間ベクトル変換のα成分は評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力電流(ifgα)の空間ベクトル変換のα成分から形成され、フィルタ出力磁束(ΨLβ)の空間ベクトル変換のβ成分は評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、フィルタ出力電流(ifgβ)の空間ベクトル変換のβ成分から形成されることを特徴とする請求項12記載の装置。
- 制御装置(4)は評価されたフィルタ出力磁束(ΨCfα)の空間ベクトル変換のα成分と評価されたフィルタ出力磁束(ΨCfβ)の空間ベクトル変換のβ成分とを形成するための第5の計算装置(12)を有し、それにおいて評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfα)の空間ベクトル変換のα成分は変換器装置(1)へ接続されているキャパシタンスエネルギ記憶装置(19)の現在のDC電圧値(udc)と、付勢信号(S)と、相接続電流(ifiα)の空間ベクトル変換のα成分とから形成され、評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfβ)の空間ベクトル変換のβ成分は、変換器装置(1)へ接続されているキャパシタンスエネルギ記憶装置(19)の現在のDC電圧値(udc)と、付勢信号(S)と、相接続電流(ifiβ)の空間ベクトル変換のβ成分から形成されることを特徴とする請求項13記載の装置。
- 第2の合計装置(8)には差無効電力値(Qdiff)を形成する目的で補償無効電力値(Qcomp)が付加的に供給され、ここで補償無効電力値(Qcomp)はローパスフィルタ(15)を使用して、評価されたフィルタキャパシタンス無効電力値(QCf)のローパス濾波により形成されることを特徴とする請求項13または14記載の装置。
- 制御装置(4)は評価されたフィルタキャパシタンス無効電力値(QCf)をフィルタキャパシタンス電流(iCfα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタキャパシタンス電流(iCfβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfα)の空間ベクトル変換のα成分と、評価されたフィルタキャパシタンス磁束(ΨCfβ)の空間ベクトル変換のβ成分とから形成するための第6の計算装置(13)を有することを特徴とする請求項15記載の装置。
- 第1の合計装置(7)には差アクチブ電力値(Pdiff)を形成する目的で付加的にフィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波の少なくとも1つの補償高調波アクチブ電力値(Ph)が供給され、第2の合計装置(7)には差無効電力値(Qdiff)を形成する目的で付加的にフィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波の少なくとも1つの補償高調波無効電力値(Qh)が供給されることを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項記載の装置。
- 制御装置(4)は補償高調波アクチブ電力値(Ph)と、補償高調波無効電力値(Qh)をそれぞれ、フィルタ出力電流(ifgα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力電流(ifgβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、フィルタ出力磁束(ΨLα)の空間ベクトル変換のα成分と、フィルタ出力磁束(ΨLβ)の空間ベクトル変換のβ成分と、フィルタ出力電流(ifg1、ifg2、ifg3)の基本波の基本波角度(ωt)から形成するための第7の計算装置(14)を有していることを特徴とする請求項17記載の装置。
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