JP5046935B2 - 航空機のシート - Google Patents
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Description
バージンにより教示されたコンセプトに関する困難は、シートバックレスト及びヘッドレストは背の高い乗客を収容するために所定の長さでなければならず、ヘッドレストはキャビン壁から離れた三角形空間の側部で終端する必要があるため、ベッド面の部分として三角形の面を使用すること自体が、リクライニングシート全体をキャビン壁から更に遠ざけることである。
−共に可動であるクッション部及びバックレストと、
−前記可動クッション部及びバックレストを、シートが直立した座位形態と、横になったベッド形態とのそれぞれの位置の間で移動するための機構と、
−通常に、略バックレストの前面に整合された前面と、シートが座位形態にある場合にその頂部にある端部とを有するヘッドレストと、
を備えるシートを備える。
クッション部移動機構はリンク機構であり、シートの異なる形態の間において、前記ヘッドレストの駆動手段を含むシートの全パーツを互いに同調して移動させる単一のアクチュエータの制御下にあることが可能である。好ましい実施形態では、この機構は、複数のアクチュエータを同調するようにプログラムされた制御システムの制御下にある複数のアクチュエータを含む。
−バックレスト及びシートクッション部の旋回連結部25の直下で、クッション部の後部の下側に取り付けられたスライダ24を介して、パーティションに設けられたフレーム23のランナ22;
−航空機の床27とクッション部の前部下側とに旋回可能に取り付けられた前脚部26;及び
−床27とバックレストの後部とに旋回可能に取り付けられ、その高さを約20%上昇させる後脚部28;
に支持されている。
上記から分かるように、リクライニングされたヘッドレストとキャビン壁との間に棚52の部分が存在しないようにヘッドレストをキャビン壁に近づけて配置することによって、隣接する通路の幅を最大化するように可能な限りシートユニットをキャビン壁の近くに設置することができる。同様に、それは、キャビン壁からのシートの所定の伸長及び通路の所定の幅に対して、より長いベッドを提供できる。
Claims (17)
- ベッドに変換可能な航空機のシートであって、
共に可動であるクッション部及びバックレストと、
前記可動クッション部及びバックレストを、シートが直立した座位形態と、横になったベッド形態とのそれぞれの位置の間で移動するための機構と、
通常、略バックレストの前面に整合された前面と、シートが座位形態にある場合にその頂部にある端部とを有するヘッドレストと、
を備えるシートを備え、
前記変換可能なシートは、
ヘッドレストを移動させる駆動手段であって、座位の形態とベッドの形態との位置の間でのバックレストの移動のために、バックレスト及びヘッドレストの結合長を短縮させ、バックレストがこれらの形態の何れかの位置に移動されたとき、短縮された長さを伸長する前記駆動手段と、
前記駆動手段及び前記クッション部移動機構のための動力手段と、
前記動力機構の一部として、前記ヘッドレスト駆動手段用のアクチュエータを含む少なくとも1つのアクチュエータと、
前記アクチュエータを同調させ、前記結合長が、リクライニングする間に短縮され、前記バックレストが完全にリクライニングした位置で伸長させるようにプログラムされた制御システムと、
を備える、航空機のシート。 - 請求項1に記載の航空機のシートにおいて、
前記機構及び前記制御システムは、
シートのバックレストを下降し、下降中にヘッドレストを短縮する単一のアクチュエータと、
単なるアップ/ダウン制御を含む制御システムと、
が統合された機構を含む、航空機のシート。 - 請求項1に記載の航空機のシートにおいて、
前記機構及び制御システムは、前記バックレスト及び前記ヘッドレストに対して個別のアクチュエータが設けられた統合機構を含み、
前記制御システムは電子的コントローラを含む、航空機のシート。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の航空機のシートにおいて、
前記1つのアクチュエータ又は各アクチュエータは、電気モータ及びギアボックスで駆動されるリードスクリュー装置である、航空機のシート。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の航空機のシートにおいて、
前記駆動手段は、前記ヘッドレストの頂部を前記クッション部に対して移動し、前記バックレスト及び前記ヘッドレストの結合長を短縮するように配置されている、航空機のシート。 - 請求項5に記載の航空機のシートにおいて、
前記ヘッドレストは、前記バックレストに平行に前記シートクッション部に向かって並進的に移動し、前記バックレスト及び前記ヘッドレストの短縮を達成するように配置されている、航空機のシート。 - 請求項6に記載の航空機のシートにおいて、
前記ヘッドレストを前記バックレストに連結する脚部を含み、前記脚部は入れ子式に引き込まれて、前記ヘッドレスト及び前記バックレストの結合長を短縮する、航空機のシート。 - 請求項5に記載の航空機のシートにおいて、
前記ヘッドレストは、前記ヘッドレストにある角度を付けることによって短縮移動するように前記バックレストに旋回可能に配置され、これにより、前記ヘッドレストの前面及び前記バックレストが鈍角を形成し、
前記駆動手段は、前記座位の形態からベッドの形態への下降の間及び再び戻る間に、前記鈍角を達成するように構成されている、航空機のシート。 - 請求項8に記載の航空機のシートにおいて、
前記ヘッドレストは、前記バックレストとの間に、かつ前記ヘッドレスト及び前記バックレストの前面近傍に、配置された旋回軸にて、該バックレストに旋回可能に連結されている、航空機のシート。 - 請求項8又は9に記載の航空機のシートにおいて、
前記制御システムは、前記シートがベッドの形態に完全にリクライニングしたとき、テレビを見るために前記ヘッドレストを上昇させ、シートが座位の形態とベッドの形態との間で停止したとき、前記ヘッドレストが、航空機のいかなるキャビン壁からも角度をなして離れるような適切な角度に調整するようにプログラミングされている、航空機のシート。 - 請求項1乃至10の何れかに記載のシートを組み込んだ航空機のシートユニットにおいて、
前記ユニットは、下降したベッド位置において、前記ヘッドレストを囲む棚(52)を備え、
前記棚(52)は凹部(51)を有し、前記シートが横になったベッド形態にあるときに、前記ヘッドレストが前記凹部(51)内に配置されるとともに、前記棚(52)の凹部でない部分は前記ヘッドレストの面と同じ高さである、航空機のシートユニット。 - 請求項11に記載のユニットにおいて、
前記ヘッドレストと前記凹部の面との間において、挟み込み防止(anti-entrapment)折り畳み機構が設けられている、航空機のシートユニット。 - 請求項1乃至10の何れかに記載の航空機のシートにおいて、
航空機に配置された場合に、ベッドの形態において、前記ヘッドレストの頂部は、前記航空機のキャビン壁に近接したベッドの頭部端となり、ベッド頭部を形成する、航空機のシート。 - 航空機のキャビンに配置される、請求項11又は12に記載の航空機のシートユニット。
- 航空機の機体と組み合わされてベッドに変換可能な航空機のシートであって、
前記航空機のシートは、
共に可動であるクッション部及びバックレストと、
前記可動クッション部及びバックレストを、シートが直立した座位形態と、横になったベッド形態とのそれぞれの位置の間で移動するための機構と、
通常、略バックレストの前面に整合された前面と、シートが座位形態にある場合にその頂部にある端部とを有するヘッドレストと、
を備えるシートを備え、
前記変換可能なシートは、
ヘッドレストを移動させる駆動手段であって、座位の形態とベッドの形態との位置の間でのバックレストの移動のために、バックレスト及びヘッドレストの結合長を短縮させ、バックレストがこれらの形態の何れかの位置に移動されたとき、短縮された長さを伸長する前記駆動手段を更に備え、
前記シートは、前記ヘッドレストが前記バックレスト及び前記ヘッドレストの結合長を短縮するように移動しなければ、前記ヘッドレストが前記機体のキャビン壁にぶつかることに起因して、前記バックレストが座位形態から横になった形態に移動不能な位置において、前記機体内に取り付けられる、航空機のシート。 - 請求項1に記載の航空機のシートにおいて、
前記駆動手段は手動で動作される、航空機のシート。 - 請求項1に記載の航空機のシートにおいて、
前記駆動手段及び前記クッション移動機構は共に、動力が与えられている、航空機のシート。
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