JP5045300B2 - 広角レンズ及びこの広角レンズを有する撮像装置 - Google Patents

広角レンズ及びこの広角レンズを有する撮像装置 Download PDF

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    • G02B9/62Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having six components only

Description

本発明は、広角レンズ及びこの広角レンズを有する撮像装置に関する。
監視用途の電子撮像素子用光学系には、視界が極めて広く、かつ、高い解像力を有する光学系が要求される(例えば、特許文献1〜6参照)。監視用途のレンズとは、具体的には一般撮像レンズ(一般カメラ用レンズ)、屋内外の安全性を確保するセキュリティ用レンズ、移動体機器、すなわち車載用の車外及び車内の映像情報取得用レンズやロボットの眼用レンズ、航空機の安全性確保用レンズ、天測用レンズなどを含む。
特公2992547号公報 特開2002−72085号公報 特開2003−232998号公報 特開2004−29282号公報 特開2005−195624号公報 特開2006−119368号公報
これらに用いられるレンズには、広い画角、先鋭な解像力、輝度差に対応できるゴーストの少なさなどが要求されており、この様な用途のための広角レンズは、空気界面が少なく、シンプルでかつ収差が良く補正されていなければならないという課題がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、広い画角、良好な収差補正、輝度差に対応できるゴーストの少なさを実現可能な広角レンズ、及び、この広角レンズを有する撮像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係る広角レンズは、物体側より順に、像側に凹面を向けた1枚の負メニスカスレンズからなる前第1レンズ群、像側に凹面を向けた1枚の負レンズからなる前第2レンズ群、及び、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する前第3レンズ群からなる前群と、負レンズ及び正レンズの順で貼り合わされ、全体として正の屈折力を有する接合レンズからなる後第1レンズ群、並びに、正の屈折力を有する後第2レンズ群からなる後群とから構成される。そして、この広角レンズは、全系の焦点距離をfとし、前第1レンズ群の焦点距離をf1とし、前第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前第1レンズ群及び前記前第2レンズ群の合成焦点距離をf12とし、後第2レンズ群の焦点距離をf6としたとき、次式
0.741 ≦ f2/f1 < 1.95
−0.36 < f12/f6 < −0.21
−1.38 < f12/f < −0.95
3.50 < f6/f < 5.20
を満足する。
このような本発明に係る広角レンズは、前第3レンズ群の焦点距離をf3としたとき、次式
2.00 < f3/f < 3.59
を満足することが好ましい。
また、このような本発明に係る広角レンズは、後第1レンズ群を構成する負レンズの基準波長に対する屈折率をn4とし、後第1レンズ群を構成する正レンズの基準波長に対する屈折率をn5としたとき、次式
1.05 < n4/n5 < 1.15
を満足することが好ましい。
また、このような本発明に係る広角レンズは、後第1レンズ群を構成する負レンズのアッベ数をν4とし、後第1レンズ群を構成する正レンズのアッベ数をν5としたとき、次式
2.30 < ν5/ν4 < 3.05
を満足することが好ましい。
さらに、このような本発明に係る広角レンズは、レンズより物体側と、レンズ最終面と撮像面の中間の少なくとも一方に、光学素子(例えば、実施形態における平行平面部材F1等)を有することが好ましい。
また、前記課題を解決するために本発明に係る撮像装置は、上述の広角レンズのいずれかを含む撮像光学系と、この撮像光学系により結像された物体の像を検出して電気信号に変換する撮像部(例えば、実施形態における撮像素子72)と、撮像部から出力された電気信号を処理して物体の画像を出力する画像処理部とから構成される。
このような本発明に係る撮像装置において、画像処理部が、撮像部で検出された像の撮像光学系による歪みを補正して画像を出力するように構成されることが好ましい。また、画像処理部が、撮像部で検出された像の撮像光学系による倍率色収差を補正して画像を出力するように構成されることが好ましい。
また、このような本発明に係る撮像装置は、画像処理手段から出力される画像を記憶する画像記憶部を有し、画像記憶部が、この画像に加えて、当該画像が撮影された時刻、当該画像の撮影方向、当該画像が撮影された時の位置座標、物体の距離情報、当該撮像装置の機種のうち少なくとも一つを記憶するように構成されることが好ましい。
さらに、このような本発明に係る撮像装置において、画像処理手段が、撮像光学系及び撮像部から得られる像の電気信号と、他の撮像装置から得られる像の電気信号とから、視差を利用して少なくとも特定の場所の距離情報を取得するように構成されることが好ましい。
本発明に係る広角レンズを以上のように構成すると、極めて小型で広い視野を有し、さらに視野全域に渡って良好なる収差補正と、ゴーストを少なくすることができ、またこのような広角レンズを有する撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1を用いて本実施例に係る広角レンズWLの構成について説明する。なお、この図1に示す広角レンズWLは、後述する第1実施例(広角レンズWL1)に対応している。この広角レンズWLは、物体側より順に、前群GF及び後群GBから構成される。前群GFは、物体側より順に、像側に凹面を向けた1枚の負メニスカスレンズL1からなる前第1レンズ群GF1と、像側に凹面を向けた1枚の負レンズL2からなる前第2レンズ群GF2と、物体側に凸面を向け、全体として正の屈折力を有する前第3レンズ群GF3とから構成される。なお、この前第3レンズ群GF3は、図1に示す広角レンズWL(第1実施例に係る広角レンズWL1)においては、1枚の正レンズ(両凸レンズ)L3で構成した場合について示しているが、後述する実施例で示すように2枚のレンズが貼り合わされ、全体として正の屈折力を有する接合レンズで構成することもできる。また、後群GBは、物体側より順に、負レンズL4及び正レンズL5がこの順で張り合わされた接合レンズL6からなり、全体として正の屈折力を有する後第1レンズ群GB1と、1枚の正レンズ(両凸レンズ)L7からなる後第2レンズ群GB2とから構成される。また、この広角レンズWLは、前群GFと後群GBとの間に開口絞りSが設けられている。
前群GFを構成する前第1レンズ群GF1及び前第2レンズ群GF2は、広い入射角からの入射光線を少しずつ光軸に沿った小さい角度に変換して絞り位置(開口絞りS)を通過させる働きを有している。そして、大きい入射角からの光線ほど、これらのレンズ群GF1,GF2の周辺部を通るので、これにより正方向に発生してしまう子午像面湾曲を極力少なくするために、前第1レンズ群GF1及び前第2レンズ群GF2を構成するレンズのいずれもが、像側に凹面を向けて配置されることが必要である(図1においては、第2面及び第4面が凹面であって、像側を向いている)。そのため、少なくとも最も物体側に位置する前第1レンズ群GF1を構成するレンズについては、特に入射角が大きくなるため、物体側に凸面を向けたメニスカス形状とすることが必要である(図1においては、凹メニスカスレンズL1で構成している)。また、前第3レンズ群GF3は、物体側に凸面を向け、全体として正の屈折力を有するレンズから構成され、負の屈折力を有する前第1及び前第2レンズ群GF1,GF2で発散された光線を収斂させる働きを有している。
一方、後群GBは、2群の正レンズより構成される。この後群GBを構成する後第1レンズ群GB1は、負レンズL4及び正レンズL5を貼り合わせた接合レンズL6であり、負レンズL4が正レンズL5に比べて高分散の透過部材を用いることで、後群GBの中では唯一の発散作用を生み出している。そして、最も像側に位置する後第2レンズ群GB2は、正レンズL7であって、光線を収斂させてこの広角レンズ全体の明るさを維持するための働きを有している。
それではこのような構成の広角レンズWLが、入射角が60度以上で、明るさ(Fナンバー)が1.8に達するための条件について説明する。まず、この広角レンズWLにおける全系の焦点距離をfとし、前第1レンズ群GF1の焦点距離をf1とし、前第2レンズ群GF2の焦点距離をf2とし、これらの前第1及び前第2レンズ群GF1,GF2の合成焦点距離をf12とし、後第2レンズ群GB2の焦点距離をf6としたとき、次の条件式(1)〜(4)を満足するように構成される。
0.60 < f2/f1 < 1.95 (1)
−0.36 < f12/f6 < −0.21 (2)
−1.38 < f12/f < −0.95 (3)
3.50 < f6/f < 5.20 (4)
条件式(1)は、前群GFを構成する2つの発散作用を持つレンズ、すなわち、前第1レンズ群GF1及び前第2レンズ群GF2の焦点距離比を規定したものである。この条件式(1)の上限を超えると、前第1レンズ群GF1の発散作用が相対的に強くなり、それに応じて周辺光の発散作用が極めて強くなるため、子午像面湾曲が正に強く働きすぎ、これを補正しようとしても非点収差を適切に補正することができなくなる。反対に条件式(1)の下限を超えると、前第1レンズ群GF1の発散作用が相対的に弱くなり、この場合はこの広角レンズWLの最終面(図1における第12面)から像面IMまでの距離、すなわち、バックフォーカスが不足してしまう。
条件式(2)は、前第1レンズ群GF1及び前第2レンズGF2の合成焦点距離f12の、後第2レンズ群GB2の焦点距離f6に対する相対的な値を規定したものである。この場合、合成焦点距離f12は負であり、歪曲収差に大きな影響を与えるが、歪曲収差の大小は画像の周辺の照度の大小に関係することが知られている。そのため、条件式(2)の下限を超えた場合は、合成焦点距離f12の相対的な発散力が弱くなるために負の歪曲収差量が減少し、結果的に周辺光の像面照度が小さくなって、画角が十分に維持できなくなる。反対に条件式(2)の上限を超えた場合は、合成焦点距離f12の相対的な発散力が強くなるために負の歪曲収差量が増加し、周辺光の像面照度は維持されるが、強い発散作用による子午像面湾曲が正に強く働きすぎて、結果的に画角が十分に維持できなくなる。
条件式(3)は、前第1レンズ群GF1及び前第2レンズ群GF2の合成焦点距離f12の、全系の焦点距離fに対する相対的な値を規定したものである。この場合も、合成焦点距離f12は負であり、f12/fは必ず負の値となる。そして、この条件式(3)の下限を超えた場合は、合成焦点距離f12の相対的な発散力が弱くなるために、広角レンズWLの最終面から像面IMまでの距離、すなわち、バックフォーカスが不足し、画角を広く維持できず、子午像面湾曲が負になって補正不足に陥る。反対に条件式(3)の上限を超えた場合は、合成焦点距離f12の相対的な発散力が強くなるために、子午像面湾曲が正になって補正過剰に陥ると共に、球面収差が正に補正過剰になって補正されない。
条件式(4)は、この広角レンズWLの明るさに寄与している。後第2レンズ群GB2の正の焦点距離f6を全系の焦点距離fに対する相対的な値として規定したとき、この条件式(4)の上限を超えると、後第2レンズ群GB2の屈折力が減るので、広角レンズWLの明るさが不足する。反対に条件式(4)の下限を超えると、後第2レンズ群GB2の屈折力が増すので、広角レンズWLの明るさは明るくなるが、周辺光のコマ収差が悪化して補正されない。
また、本実施例に係る広角レンズWLは、上述の条件式(1)〜(4)に加えて、前群GFを構成する前第3レンズ群GF3の焦点距離をf3としたとき、次の条件式(5)を満足することが好ましい。
2.00 < f3/f < 3.59 (5)
条件式(5)は、全系のペツバール和を適正に保つために欠かせない条件である。この条件式(5)の下限を超えた場合は、前第3レンズ群GF3の収斂パワーが強くなりすぎるため、ペツバール和が正に大きくなりすぎ、すなわち、ペツバール和が補正不足気味となって、負の像面湾曲が発生し、補正することができない。反対に条件式(5)の上限を超えた場合は、前第3レンズ群GF3の収斂パワーが弱くなりすぎて、ペツバール和が負に大きくなりすぎ、すなわち、ペツバール和が補正過剰気味となって、正の像面湾曲が発生し、補正することができない。
また、本実施例に係る広角レンズWLは、上述の条件式に加えて、後群GBの後第1レンズ群GB1を構成する接合レンズL6のうち、負レンズL4の基準波長(本実施例ではd線を基準波長とする)に対する屈折率をn4とし、正レンズL5の基準波長に対する屈折率をn5としたとき、次の条件式(6)を満足することが好ましい。
1.05 < n4/n5 < 1.15 (6)
このような構成の広角レンズWLは、開口絞りSから像面IMの間には2つの正レンズ成分(後第1レンズ群GB1及び後第2レンズ群GB2)だけが並ぶので、内コマ傾向になることが避けられない。そこで、後群GBの後第1レンズ群GB1として負レンズL4及び正レンズL5の接合レンズL6を配置し、負レンズL4の屈折率n4を正レンズL5の屈折率n5に比べて高くすることで、接合面(図1においては第9面)に発散作用を持たせ、これによりコマ収差を補正している。しかし、条件式(6)の上限を超えると、接合面の発散作用が強くなりすぎて正のコマ収差が顕著となる。反対に、条件式(6)の下限を超えると、接合面の発散作用が弱くなりすぎて負のコマ収差を補正できなくなる。
さらに、本実施例に係る広角レンズWLは、上述の接合レンズL6のうち、負レンズL4のアッベ数をν4とし、正レンズL5のアッベ数をν5としたとき、次の条件式(7)を満足することが好ましい。
2.30 < ν5/ν4 < 3.05 (7)
上述のように、このような構成の広角レンズWLは、開口絞りSから像面IMの間に、2つの正レンズ成分だけが並ぶので、色収差が補正不足になる傾向がある。特に、開口絞りSより物体側においては、負のレンズ成分が支配的なために、倍率色収差が発生し、基準波長より短い波長の光線の像高が相対的に低い傾向が顕著である。これを解消させるために、前群GFを構成する前第3レンズ群GF3(正レンズL3)の分散が大きくなる材料を選択する必要があるが、結果として、軸上の色収差が補正不足、すなわち、基準波長より短い波長の光線が、この広角レンズWLに近い側に像を結び、倍率の色収差は、基準波長より短い波長の光線が相対的に低い傾向が依然として残る状況となる。そこで、後群GBを構成する後第1レンズ群GB1の接合レンズL6の材料の分散を適切に(条件式(7)を満足するように)選ぶことにより、軸上の色収差及び倍率の色収差を共に適切に補正することができる。しかし、この条件式(7)の上限を超えると、正レンズL5に比べて負レンズL4の分散が大きくなりすぎ、色消し補正過剰になる。反対に、条件式(7)の下限を超えると、正レンズL5に比べて負レンズL4の分散が十分大きくないために色消しが補正不足になる。
本実施例に係る広角レンズWLを以上のように構成すると、少ないレンズ枚数で構成することができるため、極めて小型で広い視野を持ち、その上で、視野全域に渡って良好なる収差補正がなされ、かつ、ゴーストを少なくすることができる。
図19は、第1実施例(広角レンズWL1)と同じ広角レンズの物体側に、レンズ保護用の平行平面部材F1を、レンズ最終面と像面IMの間に、平行平面部材であるローパスフィルタ、波長選択フィルタF2を付加した例である。
図20は、図19と同様、第1実施例(広角レンズWL1)と同じ広角レンズであるが、レンズの物体側の保護用部材F3は面がわずかに曲率を持つものである。レンズ最終面と像面IMの間の平行平面部材F4は、レンズの内面反射またはレンズと撮像面との反射の影響を避けるために傾斜させた例である。このように広角レンズの焦点距離fに対して|10f|以上の緩い屈折力の部材を付けた場合は、焦点距離も収差特性もわずかしか変化しない。
それでは、次に、このような広角レンズWLを用いた撮像装置について説明する。図2は、上述の広角レンズWLを備えて画像の撮影を行う撮像装置70である。この撮像装置70は、上述の広角レンズWLを備え、図示しない被写体の像を結像する撮像光学系71と、この撮像光学系71により結像された像を検出し電気信号として出力する撮像素子72と、撮像素子72より出力された電気信号から被写体の画像を生成し、表示装置74に出力する画像処理部73とから構成される。一般的に、広角レンズは、本来射出瞳が像面に極めて近くなりがちである。しかしながら、本実施例に係る広角レンズWLは、開口絞りSより像側に2群の正レンズを配置する構成なので、射出瞳の位置が像面IMより物体側に離れている。それ故に、この広角レンズWLは、射出瞳に制約のある撮像装置70のレンズ系(撮像光学系71)として優れている。
上述のように、本実施例に係る広角レンズWLは画像歪みに対して大変優れた性能を有しているが、撮像光学系71全体として、図3に示すように、例えば被写体の矩形状の面80を撮像すると、歪んだ像81が得られることがある。このような場合は、撮像光学系71による歪み量を予め計算により求めるか、または測定して歪み補正テーブル(図示せず)に記憶しておき、画像処理部73において、撮像素子72から出力された電気信号に対して、この歪み補正テーブルの情報により歪み補正を行い、表示装置74に歪みが補正された画像81′として表示するとこにより、正確な画像を出力することができる。同様に、図4に示すように、撮像光学系71による倍率色収差のある像82が得られる場合も、画像処理部73において色素画素毎に、画像処理による補正を行うことにより、表示装置73に倍率色収差の補正された画像82′を出力することができる。
なお、この撮像装置70に画像処理部73で生成された被写体の画像を記憶する画像記憶部75を設けることも可能である。この際、画像処理部73は、撮像された画像に対して、画像の形状を修正するための特段の画像処理を加えずに画像記憶部75に記憶させることも可能であることは言うまでもない。特に法令上、証拠能力上から未処理のデータを記憶させる方が望ましい装置では、一定制限下での画像処理部73を経た画像記憶部75が必要であり、場合によっては撮像素子(撮像部)72の直後に画像記憶部75が分岐されてもかまわない。いずれの場合でも、撮像素子72で検出された画像に加えて、撮影時刻、方向(方位)、撮影時のこの撮像装置70の座標(例えば、GPS等により取得する)、被写体の距離情報、撮像装置70の機種のうち少なくとも1つをこの画像記憶部75に記憶するように構成することができる。例えば、被写体との距離を測定する場合は、図5に示すように、1台又は2台以上の撮像装置70を用意し(図5においては、2台の本撮像装置70(それぞれを70a,70bとする)を用いた場合を示す)、視差を利用して被写体との距離情報を取得することができる。図5において、点Oに被写体(被測定物体)があり、2台の撮影装置70a,70bの視差がθに設定されている場合、基線長Lと撮影距離Rの関係は、次式(8)で定まるため、基線長Lが既知であれば撮影距離Rを求めることができる。
R×θ = L (8)
それでは、以上のように構成された広角レンズWLの具体的な実施例について以下に示す。
図1は第1実施例に係る広角レンズWL1のレンズ構成を示している。本実施例において、前群GFを構成する前第1レンズ群GF1は、像側に凹面(第2面)を向けた1枚の負メニスカスレンズL1で構成されており、前第2レンズ群GF2は、像側に凹面(第4面)を向けた1枚の負メニスカスレンズ(負レンズ)L2で構成されており、前第3レンズ群GF3は、物体側に凸面(第5面)を向けた1枚の両凸レンズ(正レンズ)L3で構成されている。また、後群GBを構成する後第1レンズ群GB1は、負メニスカスレンズ(負レンズ)L4と両凸レンズ(正レンズ)L5とが張り合わされた接合レンズL6で構成されており、後第2レンズ群GB2は、1枚の両凸レンズ(正レンズ)L7で構成されている。また、前群GFと後群GBとの間には開口絞りS1が配置されている。
下の表1に、本第1実施例における各レンズの諸元を示す。この表1における面番号1〜12は、第1実施例に係る広角レンズWL1に関するものであり、それぞれ図1における符号1〜12に対応する。また、表1におけるrはレンズ面の曲率半径を、dはレンズ面の間隔を、νはアッベ数を、ndは基準波長(d線)に対する屈折率を、fは全系の焦点距離を、f1は前第1レンズ群GF1の焦点距離を、f2は前第2レンズ群GF2の焦点距離を、f3は前第3レンズ群GF3の焦点距離を、f12は前第1及び第2レンズ群GF1,GF2の合成焦点距離を、F6は後第2レンズ群GB2の焦点距離を、FNoはFナンバーを、ωは光線の最大入射角(以下の表においては2ωの値として示す)を、Ymaxは最大像高を、それぞれ示している。なお、以下の全ての諸元値において掲載されている曲率半径r、面間隔d、各焦点距離f,f1,f2,f12,f3,f6その他の長さの単位は、特に特記のない場合一般に「mm」が使われるが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、単位は「mm」に限定されることなく、他の適当な単位を用いることもできる。また、これらの符号の説明は、以降の実施例においても同様である。また、基準波長をd線に限らず、紫外線や赤外線をも含めた他の波長にすることも問題ではない。
(表1)
f=10
f1=-36.14147
f2=-24.76507
f3=35.28969
f12=-12.90120
f6=37.18672
FNo=2
2ω=155度
Ymax=12.494

面番号 r d ν n(d)
1.0000000
1 59.61733 5.11843 40.766 1.8636320 L1
2 19.67182 5.46183 1.0000000
3 38.11564 4.98634 40.766 1.8636320 L2
4 12.86968 9.39515 1.0000000
5 42.74427 14.83475 17.984 1.9040130 L3
6 -105.04955 4.90516 1.0000000
7 ∞ 0.42654 1.0000000 S1
8 554.40139 3.83882 17.984 1.9040130 L4
9 14.33586 14.92874 49.599 1.7579420 L5
10 -28.51705 0.42654 1.0000000
11 34.70800 9.70419 20.881 1.8870400 L7
12 -577.51010 21.11575 1.0000000

(条件対応値)
(1)f2/f1=1.459
(2)f12/f6=-0.347
(3)f12/f=-1.290
(4)f6/f=3.719
(5)f3/f=3.529
(6)n4/n5=1.083
(7)ν5/ν4=2.758
このように、本第1実施例では、上記条件式(1)〜(7)は全て満たされていることが分かる。
また、図6は、第1実施例における光学系の諸収差図(球面収差図、像面湾曲図、歪曲収差図及びコマ収差図)である。これらの諸収差図において、球面収差図の縦軸の最高値はH(入射光線の高さ)、像面湾曲図及び歪曲収差図の縦線の最高値はω、コマ収差図の横軸の最大値はHである。また、歪曲収差の表記は、等距離射影レンズ(y=f*θ[ラジアン](θは入射角)を基準にしている。さらに、像面湾曲図において、太線はサジタル像面を示し、細線はメリディオナル像面を示す。なお、寸法の単位は「mm」であり、焦点距離を10mmに正規化してある。なお、これらの諸収差図の説明は以降の実施例においても同様である。各収差図から明らかなように、本第1実施例では諸収差が良好に補正され、良好な光学性能が確保されていることが分かる。
図7に第2実施例に係る広角レンズWL2の構成を示す。本実施例において、前群GFを構成する前第1レンズ群GF1は、像側に凹面(第2面)を向けた1枚の負メニスカスレンズL11で構成されており、前第2レンズ群GF2は、像側に凹面(第4面)を向けた1枚の負メニスカスレンズ(負レンズ)L12で構成されており、前第3レンズ群GF3は、物体側に凸面(第5面)を向けた両凸レンズL13と両凹レンズL14とが張り合わされた接合レンズL15として構成されている。また、後群GBを構成する後第1レンズ群GB1は、両凹レンズ(負レンズ)L16と両凸レンズ(正レンズ)L17とが張り合わされた接合レンズL18で構成されており、後第2レンズ群GB2は、1枚の正メニスカスレンズ(正レンズ)L19で構成されている。また、前群GFと後群GBとの間には開口絞りS11が配置されている。
下の表2に、本第2実施例における各レンズの諸元を示す。この表2における面番号1〜13は、この第2実施例に係る広角レンズWL2に関するものであり、それぞれ図7における符号1〜13に対応する。
(表2)
f=10
f1=-39.29294
f2=-29.56078
f3=33.67936
f12=-13.71508
f6=39.04457
FNo=2
2ω=150度
Ymax=12.50

面番号 r d ν n(d)
1.0000000
1 65.09584 5.21740 40.806 1.8636790 L11
2 21.47854 12.95977 1.0000000
3 34.12160 4.34783 50.346 1.7066870 L12
4 12.27371 9.04696 1.0000000
5 44.71569 12.17392 17.984 1.9040130 L13
6 -29.53316 5.21740 64.199 1.5088390 L14
7 177.83059 0.43478 1.0000000
8 ∞ 2.17392 1.0000000 S11
9 -498.34767 4.34783 17.984 1.9040130 L16
10 13.53040 13.52147 46.570 1.7999300 L17
11 -28.75281 0.86957 1.0000000
12 32.05316 8.69566 40.806 1.8636790 L19
13 566.27068 19.68928 1.0000000

(条件対応値)
(1)f2/f1=0.752
(2)f12/f6=-0.351
(3)f12/f=-1.372
(4)f6/f=3.904
(5)f3/f=3.368
(6)n4/n5=1.058
(7)ν5/ν4=2.590
このように、本第2実施例では、上記条件式(1)〜(7)は全て満たされていることが分かる。また、図8は第2実施例における光学系の諸収差図であり、これらの諸収差図から明らかなように、本第2実施例では諸収差が良好に補正され、良好な光学性能が確保されていることが分かる。
図9に第3実施例に係る広角レンズWL3の構成を示す。本実施例において、前群GFを構成する前第1レンズ群GF1は、像側に凹面(第2面)を向けた1枚の負メニスカスレンズL21で構成されており、前第2レンズ群GF2は、像側に凹面(第4面)を向けた1枚の平凹レンズ(負レンズ)L22で構成されており、前第3レンズ群GF3は、物体側に凸面(第5面)を向けた両凸レンズL23で構成されている。また、後群GBを構成する後第1レンズ群GB1は、平凹レンズ(負レンズ)L24と両凸レンズ(正レンズ)L25とが張り合わされた接合レンズL26で構成されており、後第2レンズ群GB2は、1枚の平凸レンズ(正レンズ)L27で構成されている。また、前群GFと後群GBとの間には開口絞りS21が配置されている。
下の表3に、本第3実施例における各レンズの諸元を示す。この表3における面番号1〜12は、この第3実施例に係る広角レンズWL3に関するものであり、それぞれ図9における符号1〜12に対応する。
(表3)
f=10
f1=-42.88445
f2=-23.33378
f3=26.87862
f12=-12.83144
f6=39.33183
FNo=2
2ω=150度
Ymax=12.49490

面番号 r d ν n(d)
1.0000000
1 48.96976 5.27549 40.766 1.8829970 L21
2 20.27548 11.03457 1.0000000
3 ∞ 4.39624 64.103 1.5168000 L22
4 12.05890 9.67174 1.0000000
5 46.09022 13.62836 20.881 1.9228600 L23
6 -46.09022 2.63775 1.0000000
7 ∞ 2.85756 1.0000000 S21
8 ∞ 3.95662 17.984 1.9459440 L24
9 15.21540 15.38685 53.868 1.7129950 L25
10 -27.60270 0.43962 1.0000000
11 34.72989 10.99061 40.766 1.8829970 L27
12 ∞ 18.57039 1.0000000

(条件対応値)
(1)f2/f1=1.838
(2)f12/f6=-0.326
(3)f12/f=-1.283
(4)f6/f=3.933
(5)f3/f=2.688
(6)n4/n5=1.136
(7)ν5/ν4=2.995
このように、本第3実施例では、上記条件式(1)〜(7)は全て満たされていることが分かる。また、図10は第3実施例における光学系の諸収差図であり、これらの諸収差図から明らかなように、本第3実施例では諸収差が良好に補正され、良好な光学性能が確保されていることが分かる。
図11に第4実施例に係る広角レンズWL4の構成を示す。本実施例において、前群GFを構成する前第1レンズ群GF1は、像側に凹面(第2面)を向けた1枚の負メニスカスレンズL31で構成されており、前第2レンズ群GF2は、像側に凹面(第4面)を向けた1枚の負メニスカスレンズ(負レンズ)L32で構成されており、前第3レンズ群GF3は、物体側に凸面(第6面)を向けた両凸レンズL33で構成されている。また、後群GBを構成する後第1レンズ群GB1は、両凹レンズ(負レンズ)L34と両凸レンズ(正レンズ)L35とが張り合わされた接合レンズL36で構成されており、後第2レンズ群GB2は、1枚の平凸レンズ(正レンズ)L37で構成されている。また、前群GFと後群GBとの間には開口絞りS32が配置され、これに加えて、前第2レンズ群GF2と前第3レンズ群GF3との間にも開口絞りS31が配置されている。
下の表4に、本第4実施例における各レンズの諸元を示す。この表4における面番号1〜13は、この第4実施例に係る広角レンズWL4に関するものであり、それぞれ図11における符号1〜13に対応する。
(表4)
f=10
f1=-29.09093
f2=-33.18054
f3=25.37716
f12=-12.08375
f6=44.33998
FNo=2
2ω=148度
Ymax=12.4652

面番号 r d ν n(d)
1.0000000
1 62.26376 5.26332 49.599 1.7724990 L31
2 15.90444 14.91274 1.0000000
3 63.02606 4.38610 64.119 1.5168000 L32
4 13.16049 5.87737 1.0000000
5 ∞ 0.92108 1.0000000 S31
6 39.16568 15.13204 23.778 1.8466600 L33
7 -39.16568 0.43861 1.0000000
8 ∞ 3.07027 1.0000000 S32
9 -99.87062 4.38610 18.897 1.9228600 L34
10 14.74168 13.72849 49.599 1.7724990 L35
11 -27.63638 0.87722 1.0000000
12 35.64934 8.77220 46.571 1.8040000 L37
13 ∞ 20.91381 1.0000000

(条件対応値)
(1)f2/f1=0.876
(2)f12/f6=-0.273
(3)f12/f=-1.208
(4)f6/f=4.434
(5)f3/f=2.538
(6)n4/n5=1.085
(7)ν5/ν4=2.625
このように、本第4実施例では、上記条件式(1)〜(7)は全て満たされていることが分かる。また、図12は第4実施例における光学系の諸収差図であり、これらの諸収差図から明らかなように、本第4実施例では諸収差が良好に補正され、良好な光学性能が確保されていることが分かる。
図13に第5実施例に係る広角レンズWL5の構成を示す。本実施例において、前群GFを構成する前第1レンズ群GF1は、像側に凹面(第2面)を向けた1枚の負メニスカスレンズL41で構成されており、前第2レンズ群GF2は、像側に凹面(第4面)を向けた1枚の負メニスカスレンズ(負レンズ)L42で構成されており、前第3レンズ群GF3は、物体側に凸面(第5面)を向けた両凸レンズL43で構成されている。また、後群GBを構成する後第1レンズ群GB1は、平凹レンズ(負レンズ)L44と両凸レンズ(正レンズ)L45とが張り合わされた接合レンズL46で構成されており、後第2レンズ群GB2は、1枚の平凸レンズ(正レンズ)L47で構成されている。また、前群GFと後群GBとの間には開口絞りS41が配置されている。
なお、この第5実施例において、後第1レンズ群GB1を構成する両凸レンズL45の像側の面(面番号10)は、非球面形状に形成されている。ここで、非球面形状は、この非球面の光軸に垂直な方向の高さをyとし、高さyにおける各非球面の頂点の接平面から各非球面までの光軸に沿った距離(サグ量)をS(y)とし、基準球面の曲率半径(頂点曲率半径)をrとし、円錐係数をκとし、n次の非球面係数をCnとしたとき、以下の数式(9)で表わされる。またこのとき、近軸曲率半径Rは以下の数式(10)で表される。
S(y)=(y2/r)/{1+(1−κ・y2/r2)1/2}
+C2・y2+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C10・y10+・・・ (9)
R=1/(1/r+2C2) (10)
下の表5に、本第5実施例における各レンズの諸元を示す。この表5における面番号1〜12は、この第5実施例に係る広角レンズWL5に関するものであり、それぞれ図13における符号1〜12に対応する。なお、以下の実施例において、非球面形状に形成されたレンズ面には、表中の面番号の右側に*印を付している。
(表5)
f=10
f1=-31.64823
f2=-23.45118
f3=20.65386
f12=-10.07219
f6=43.25192
FNo=2
2ω=150度
Ymax=12.48

面番号 r d ν n(d)
1.0000000
1 58.87350 5.17346 53.868 1.7003940 L41
2 15.52039 16.81376 1.0000000
3 627.27880 4.31122 64.140 1.5083850 L42
4 11.67276 6.46683 1.0000000
5 28.05962 16.38264 25.426 1.7788280 L43
6 -28.05962 0.43112 1.0000000
7 ∞ 2.15561 1.0000000 S41
8 ∞ 4.31122 25.426 1.7788280 L44
9 14.00909 13.36478 60.077 1.6295190 L45
10* -37.86187 0.86224 1.0000000
11 34.08571 8.62244 46.571 1.7880740 L47
12 ∞ 18.10719 1.0000000

(非球面データ)
第10面
κ=1.0000 C2=0.00000 C4=5.50000×10-6
C6=0.00000 C8=0.00000 C10=0.00000

(条件対応値)
(1)f2/f1=0.741
(2)f12/f6=-0.233
(3)f12/f=-1.007
(4)f6/f=4.325
(5)f3/f=2.065
(6)n4/n5=1.092
(7)ν5/ν4=2.363
このように、本第5実施例では、上記条件式(1)〜(7)は全て満たされていることが分かる。また、図14は第5実施例における光学系の諸収差図であり、これらの諸収差図から明らかなように、本第5実施例では諸収差が良好に補正され、良好な光学性能が確保されていることが分かる。
図15に第6実施例に係る広角レンズWL6の構成を示す。本実施例において、前群GFを構成する前第1レンズ群GF1は、像側に凹面(第2面)を向けた1枚の負メニスカスレンズL51で構成されており、前第2レンズ群GF2は、像側に凹面(第4面)を向けた1枚の負メニスカスレンズ(負レンズ)L52で構成されており、前第3レンズ群GF3は、物体側に凸面(第5面)を向けた両凸レンズL53で構成されている。また、後群GBを構成する後第1レンズ群GB1は、平凹レンズ(負レンズ)L54と両凸レンズ(正レンズ)L55とが張り合わされた接合レンズL56で構成されており、後第2レンズ群GB2は、1枚の平凸レンズ(正レンズ)L57で構成されている。また、前群GFと後群GBとの間には開口絞りS51が配置されている。
下の表6に、本第6実施例における各レンズの諸元を示す。この表6における面番号1〜12は、この第6実施例に係る広角レンズWL6に関するものであり、それぞれ図15における符号1〜12に対応する。
(表6)
f=10
f1=-27.72580
f2=-31.12291
f3=24.81446
f12=-11.31402
f6=50.33504
FNo=2
2ω=150度
Ymax=12.480

面番号 r d ν n(d)
1.0000000
1 63.29116 5.21748 46.571 1.7880740 L51
2 15.65243 14.89999 1.0000000
3 78.71576 4.34790 64.140 1.5083850 L52
4 12.92904 6.86592 1.0000000
5 36.33690 16.81893 23.778 1.8172260 L53
6 -36.33690 0.43479 1.0000000
7 ∞ 2.17395 1.0000000 S51
8 ∞ 4.34790 23.778 1.8172260 L54
9 13.60496 13.41992 55.535 1.6847340 L55
10 -30.06466 0.86958 1.0000000
11 39.66773 8.69579 46.571 1.7880740 L57
12 ∞ 19.73552 1.0000000

(条件対応値)
(1)f2/f1=1.123
(2)f12/f6=-0.225
(3)f12/f=-1.131
(4)f6/f=5.033
(5)f3/f=2.481
(6)n4/n5=1.079
(7)ν5/ν4=2.336
このように、本第6実施例では、上記条件式(1)〜(7)は全て満たされていることが分かる。また、図16は第6実施例における光学系の諸収差図であり、これらの諸収差図から明らかなように、本第6実施例では諸収差が良好に補正され、良好な光学性能が確保されていることが分かる。
図17に第7実施例に係る広角レンズWL7の構成を示す。本実施例において、前群GFを構成する前第1レンズ群GF1は、像側に凹面(第2面)を向けた1枚の負メニスカスレンズL61で構成されており、前第2レンズ群GF2は、像側に凹面(第4面)を向けた1枚の負メニスカスレンズ(負レンズ)L62で構成されており、前第3レンズ群GF3は、物体側に凸面(第5面)を向けた両凸レンズL63で構成されている。また、後群GBを構成する後第1レンズ群GB1は、両凹レンズ(負レンズ)L64と両凸レンズ(正レンズ)L65とが張り合わされた接合レンズL66で構成されており、後第2レンズ群GB2は、1枚の平凸レンズ(正レンズ)L67で構成されている。また、前群GFと後群GBとの間には開口絞りS61が配置されている。
下の表7に、本第7実施例における各レンズの諸元を示す。この表7における面番号1〜12は、この第7実施例に係る広角レンズWL7に関するものであり、それぞれ図17における符号1〜12に対応する。
(表7)
f=10
f1=-28.58207
f2=-39.85925
f3=27.74794
f12=-13.21773
f6=42.59732
FNo=2
2ω=149度
Ymax=12.480

面番号 r d ν n(d)
1.0000000
1 58.18103 5.26949 46.571 1.7880740 L61
2 15.80846 14.57226 1.0000000
3 46.01637 4.39124 64.140 1.5083850 L62
4 13.75841 6.80642 1.0000000
5 47.16319 15.54853 18.897 1.8836720 L63
6 -47.16319 0.43912 1.0000000
7 ∞ 3.07387 1.0000000 S61
8 -74.63330 4.39124 18.897 1.8836720 L64
9 14.05702 13.54532 46.571 1.7880740 L65
10 -27.19315 0.87825 1.0000000
11 34.24825 8.78248 46.571 1.7880740 L67
12 ∞ 21.02102 1.0000000

(条件対応値)
(1)f2/f1=1.389
(2)f12/f6=-0.311
(3)f12/f=-1.336
(4)f6/f=4.303
(5)f3/f=2.864
(6)n4/n5=1.053
(7)ν5/ν4=2.465
このように、本第7実施例では、上記条件式(1)〜(7)は全て満たされていることが分かる。また、図18は第7実施例における光学系の諸収差図であり、これらの諸収差図から明らかなように、本第7実施例では諸収差が良好に補正され、良好な光学性能が確保されていることが分かる。
本発明の第1実施例に係る広角レンズのレンズ構成図である。 本発明の撮像装置の構成を示すブロック図である。 上記撮像装置による画像歪みの補正について説明するための説明図である。 上記撮像装置による倍率色収差の補正について説明するための説明図である。 被写体の距離情報の取得方法を説明するための説明図である。 第1実施例における諸収差図である。 本発明の第2実施例に係る広角レンズのレンズ構成図である。 第2実施例における諸収差図である。 本発明の第3実施例に係る広角レンズのレンズ構成図である。 第3実施例における諸収差図である。 本発明の第4実施例に係る広角レンズのレンズ構成図である。 第4実施例における諸収差図である。 本発明の第5実施例に係る広角レンズのレンズ構成図である。 第5実施例における諸収差図である。 本発明の第6実施例に係る広角レンズのレンズ構成図である。 第6実施例における諸収差図である。 本発明の第7実施例に係る広角レンズのレンズ構成図である。 第7実施例における諸収差図である。 第1実施例の変形例に係る広角レンズのレンズ構成図である。 第1実施例の変形例に係る広角レンズのレンズ構成図である。
符号の説明
WL 広角レンズ GF 前群 GF1 前第1レンズ群
GF2 前第2レンズ群 GF3 前第3レンズ群
L1 負メニスカスレンズ L2 負レンズ
GB 後群 GB1 後第1レンズ群 GB2 後第2レンズ群
L4 負レンズ L5 正レンズ L6 接合レンズ
70 撮像装置 71 撮像光学系 72 撮像素子(撮像部)
73 画像処理部 74 表示装置 75 画像記憶部
F1 平行平面部材(光学素子)

Claims (10)

  1. 物体側より順に、
    像側に凹面を向けた1枚の負メニスカスレンズからなる前第1レンズ群、像側に凹面を向けた1枚の負レンズからなる前第2レンズ群、及び、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有する前第3レンズ群からなる前群と、
    負レンズ及び正レンズの順で貼り合わされ、全体として正の屈折力を有する接合レンズからなる後第1レンズ群、並びに、正の屈折力を有する後第2レンズ群からなる後群とから構成され、
    全系の焦点距離をfとし、前記前第1レンズ群の焦点距離をf1とし、前記前第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記前第1レンズ群及び前記前第2レンズ群の合成焦点距離をf12とし、前記後第2レンズ群の焦点距離をf6としたとき、次式
    0.741 ≦ f2/f1 < 1.95
    −0.36 < f12/f6 < −0.21
    −1.38 < f12/f < −0.95
    3.50 < f6/f < 5.20
    を満足する広角レンズ。
  2. 前記前第3レンズ群の焦点距離をf3としたとき、次式
    2.00 < f3/f < 3.59
    を満足する請求項1に記載の広角レンズ。
  3. 前記後第1レンズ群を構成する前記負レンズの基準波長に対する屈折率をn4とし、前記後第1レンズ群を構成する前記正レンズの基準波長に対する屈折率をn5としたとき、次式
    1.05 < n4/n5 < 1.15
    を満足する請求項1又は2に記載の広角レンズ。
  4. 前記後第1レンズ群を構成する前記負レンズのアッベ数をν4とし、前記後第1レンズ群を構成する前記正レンズのアッベ数をν5としたとき、次式
    2.30 < ν5/ν4 < 3.05
    を満足する請求項1〜3のいずれか一項に記載の広角レンズ。
  5. レンズより物体側と、レンズ最終面と撮像面の中間の少なくとも一方に、光学素子を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の広角レンズ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の広角レンズを含む撮像光学系と、
    前記撮像光学系により結像された物体の像を検出して電気信号に変換する撮像部と、
    前記撮像部から出力された電気信号を処理して前記物体の画像を出力する画像処理部とから構成される撮像装置。
  7. 前記画像処理部が、前記撮像部で検出された前記像の前記撮像光学系による歪みを補正して前記画像を出力するように構成された請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記画像処理部が、前記撮像部で検出された前記像の前記撮像光学系による倍率色収差を補正して前記画像を出力するように構成された請求項6または7に記載の撮像装置。
  9. 前記画像処理手段から出力される前記画像を記憶する画像記憶部を有し、
    前記画像記憶部が、前記画像に加えて、当該画像が撮影された時刻、当該画像の撮影方向、当該画像が撮影された時の位置座標、前記物体の距離情報、当該撮像装置の機種のうち少なくとも一つを記憶するように構成された請求項6〜8のいずれか一項に記載の撮像装置。
  10. 前記画像処理手段が、前記撮像光学系及び前記撮像部から得られる前記像の電気信号と、他の撮像装置から得られる前記像の電気信号とから、視差を利用して少なくとも特定の場所の距離情報を取得するように構成された請求項6〜9のいずれか一項に記載の撮像装置。
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