JP5043412B2 - 測定用端子 - Google Patents

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Description

本発明は、電線接続部や電線等の電気的接続箇所の抵抗を測定するのに適する測定用端子、電気的接続箇所の抵抗を正確で効率的に測定できる抵抗測定装置および抵抗測定方法に関するものである。
多くの鉄塔を経由して延線される送電線の接続では、一般的には、電線を鉄塔に引留クランプを用いて引き留める方式により行なわれている。しかしながら、引留クランプは電線が挿入された圧縮接続部および羽子板部の面接触接続部を備えており、このような電気的接続部は経年変化によって劣化して電気抵抗が増大する傾向にあって、その結果、電気抵抗の大きい電気的接続部で異常な発熱を生じる等の虞がある。そのため、このような事態を事前に予知して適切に対処する手段として、電気的接続部の抵抗を実際に測定して、得られた抵抗値のデータによって、その劣化状態を判定または判断することが行われている。
図10は電線接続箇所の一例を示す図であり、電線70は引留クランプ10に圧縮接続されて張架され、架線用金具50と碍子60とを介して、鉄塔等の構造物(図示せず)に引き留められた状況を示す外観図である。
図10における電線を圧縮接続するための引留クランプ10は、主要な構成部材として、クランプ本体部10a、ソケット部10b、クレビス部10cを備え、クランプ本体部10aとソケット部10bとの2つの部材は、羽子板状の平面接触部位を含んで断面凹凸形状に組み合わせる接合方式による羽子板状接続部10hを介し、ボルト等の締結部材(b1,b2)をそれらの内部に貫通させることによって一体的に締め付けられて電気的に接続されている。また、クレビス部10cはクランプ本体部10の本線圧縮接続部A1の中に挿入されて、クランプ本体部10a・クレビス部10c・電線(本線70H)の三つの部材が一体化されて接続と張力が得られるように、本線圧縮接続部A1の外周側から断面6角のダイスにて圧縮されて、電気的機械的な接続固定がなされている。
この圧縮接続型の引留クランプ10に引き留められる電線70は、電線本線(径間側電線)70Hとジャンパ線70Jとに切断されて分離されており、引留クランプ10のクランプ本体10a内の本線圧縮接続部A1と、ソケット10b内のジャンパ線圧縮接続部B1とに別々に挿入されて圧縮接続され、「電線本線70H+引留クランプ10+ジャンパ線70J」のように3つの導電部材が組み合わされ、一体的に結合接続されている。
図10に示す引留クランプ10により鉄塔に引き留められた電線圧縮固定型の引留構造においては、クランプ本体部10aとソケット部10bとの羽子板状接続部10h、クランプ本体10aと電線70Hとの本線圧縮接続部A1、ソケット10bとジャンパ線70Jとの圧縮接続部B1、という3箇所の電気的接続部(箇所)がある。
そのような電気的接続箇所では、経年の変化や劣化によって電気抵抗が増大して、異常な発熱等を引き起こすことがあり、それを防止するために、対象となる電気的接続箇所の抵抗を実測して、抵抗値のデータを得て、それらを分析して、電気的接続部の劣化状態を判定または判断することが行われている。
なお、本発明に関連した技術文献としては、つぎのようなものがある。
実用新案登録 第2564499号公報 旭電機技報 AEW 第21号 第1〜18頁 ・実架線ジョイント部の電気抵抗実測及び低抵抗測定装置の開発 ・電線接続部発熱の実態調査結果と発熱防止対策 旭電機技報 AEW 第22号 第23〜27頁 ・新型低抵抗測定装置「Mr.Low−II」の開発
電気的接続部(箇所)の抵抗測定は、従来から、直流電圧降下法(4端子測定法)等によりなされているので、まずこの4端子測定法について、図11を参照して説明する。
図11は、鉄塔に据え付けられた引留クランプ10を備える電気的接続部において、引留クランプ10の抵抗を、4端子測定法を用いた測定器M1によって測定する状況を説明するための図である。
引留クランプ10を介して接続される電線(70H,70J)において、引留クランプ10の両側の電線圧縮部(A1,B1)の口元から少し離れた位置には、引留クランプ10に直流電流を通電させるための測定用端子(T1,T2:電流印加用端子)が配設される。また、引留クランプ10の電線圧縮部(A1,B1)の口元に近接した位置には、通電された直流電流による引留クランプ10の電圧降下を測定するための測定用端子(t1,t2:電圧測定用端子)が配設される。
このような電気的接続部の抵抗測定においては、これらの測定に用いられる測定用端子(T1,T2,t1,t2)と、その測定用端子を備える測定装置においては、つぎのような性能が求められ、また問題点がある。
<測定用端子について>
・鉄塔上の宙乗り作業で扱い易いものであり、小型、軽量、強い挾持力があって、取り付け作業性に優れたものとする。
・電気抵抗測定を精度良く行なうためには、挾持点の狭い接触面による部分または点接触ではなく、しかも撚線状の被測定物であっても、確実な電気的接続が得られるように、被測定物に測定用端子が広い面で接触することができるものとする。
・送電線の種々の形状やサイズ、圧縮クランプの太さや形状に対して、順応性が高く、一台の端子で適切な挾持が得られるものとする。
○従来の測定用端子の問題点
従来の測定用端子では、バインド線を測定箇所(被測定物)に巻回してそれを固定するときに、その測定箇所(被測定物)に巻き付ける回数・長さ・寸法・大きさ・形状などに応じて、バインド線の長さを調整したものを多種類準備しておき、適応するバインド線を選択して、それぞれの場面で交換して用いる必要があったし、さらに、ねじ部材に連結された巻上部位を回してバインド線の巻上げや緩めを行っていた。したがって、取り付け(巻上げ)や取り外しの作業に多くの時間や労力がかかり、作業効率性やコスト上の問題があった。
<測定用装置(方法)について>
・先に述べたような測定用端子を付属している小型・軽量の測定用装置を備えて、鉄塔上の宙乗り作業による測定でも扱い易く、測定の作業性において優れていること。
・形状や大きさなどが異なる様々な測定箇所に対応可能な測定用端子を備えて、多くの測定データを効率よく取得できること。
○従来の測定用装置(方法)の問題点
4端子測定法を用いて、鉄塔に据え付けられた引留クランプなどの電気的接続部における抵抗を測定するには、従来の方式では4つの測定用端子を電気的接続部(引留クランプ)の圧縮部口元および近傍の所定箇所に設置して測定することとなる。そのとき、引留クランプ自体(全体)の抵抗を測定するだけであるなら、従来の4つの測定用端子を固定的に設置することによって測定は可能である。しかしながら、このとき、引留クランプ全体の抵抗を測定するだけではなく、引留クランプの中で個々の部位における抵抗データを求めて、どこがより劣化が進んでいるかを正確に特定することが求められている。
図10に示したように、引留クランプ10においては、劣化(発熱)の虞のある箇所としては、「クランプ本体10aと電線70Hとの本線圧縮接続部A1」、「クランプ本体部10aとソケット部10bとが面接触で接続する羽子板状接続部10h」、「ソケット10bとジャンパ線70Jとのジャンパ線圧縮接続部B1」という3箇所の電気的接続部があるので、引留クランプ10の各部位それぞれの抵抗を測定するには、「本線圧縮接続部A1、羽子板状接続部10h、ジャンパ線圧縮接続部B1」のそれぞれの抵抗測定箇所毎に2つの測定用端子を付け替えてから抵抗測定を行う必要があった。したがって、測定作業の手間や効率性に問題があった。
本発明は従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、電線・引留クランプ・スリーブなどの電気的接続箇所への適応性と取り付け作業性をさらに向上させた測定用端子を提供すること、また、それらの電気的接続箇所において電気抵抗を測定するにあたって、所望される複数個所の測定を、より効率的により正確に測定できる抵抗測定装置および方法を提供すること、をその目的としている。
(1)(測定用端子)
棒状または撚線状の被測定物の側面に当接する脚部と、この脚部の当接側と反対側から前記被測定物の軸方向と直交方向に突出する柱状部と、からなる脚部材と、
前記柱状部に螺合して前記柱状部の軸方向をねじ軸とするねじ部材と、
前記ねじ部材に対してねじ軸回りに回動自在で、ねじ軸方向の前記被測定物から分離方向の動きに連動され、前記被測定物の軸をはさんだ両側に一対のフックが突設され、またリード線が接続される、導電性のフック部材と、
前記被測定物に巻回されてその両端が前記フックに係合される、導電性で可撓性のバインド線と、を備える測定用端子であって、
前記バインド線は、その一方端部側において前記フックの一方に掛止点固定で掛け止められる固定式掛止部と、その他方端部側において前記フックの他方に掛止点フリーで掛け止められる自在式掛止部と、備え、
前記フックの一方は、前記バインド線の自在式掛止部を掛止点フリーで掛止するためのフック側自在式掛止手段を備える。
(2)(1)の測定用端子において、
前記フックのフック側自在式掛止手段は、前記バインド線の端部側を巻き付けるための巻付部と、前記バインド線のさらに端部側を曲げ止めるための掛止部とを備える。
(3)(抵抗測定装置)
直流電圧降下方式の4端子測定手段によって被測定物の抵抗を測定するための抵抗測定装置であって、
直流電流を発生させて前記被測定物に通電するために配設される2つの電流印加用端子と、
前記直流電流が通電された前記被測定物の電圧降下を測定するために、前記被測定物の所定箇所に配設される3個以上の電圧測定用端子と、を備え、
前記3個以上の電圧測定用端子の中から所望する2つを選択して切り替えて接続させ、それらを実測用の2個の電圧測定用端子として設定する端子切替手段を備える。
(4)(3)の抵抗測定装置において、
前記電流印加用端子および/または電圧測定用端子は、請求項1または2に記載の測定用端子により構成される。
(5)(抵抗測定方法)
直流電圧降下法の4端子測定法によって被測定物の抵抗を測定するための抵抗測定方法であって、
抵抗が測定される被測定物の両側から直流電流を通電するために、2個の電流印加用端子を配設するステップと、
前記直流電流が通電される前記被測定物の電圧降下を測定するために、前記被測定物の所定箇所に3個以上の電圧測定用端子を配設するステップと、
前記3個以上の電圧測定用端子の中から所望する2つを選択して切り替えて接続し、それらを実測用の2個の電圧測定用端子として設定するステップと、
前記被測定物に通電して、前記2個の電流印加用端子と2個の電圧測定用端子とを用いて、前記被測定物の所定箇所の抵抗を測定するステップとを、備える。
(6)(5)の抵抗測定方法において、
前記電流印加用端子および/または電圧測定用端子は、請求項1または2に記載の測定用端子が用いられる。
・測定用端子について
本発明の測定用端子によれば、バインド線の取り付けについては、従来の掛止点固定式による掛け止め方式から、掛止点フリーの自在式掛け止め方式にし、切欠き部位に引っ掛けるだけで掛け止めることができるので、バインド線のサイズはフリーとなり、従来のようにバインド線の長さを調整したものを多種類準備する必要がなく、一本のバインド線で、あらゆるサイズ・大きさ・断面形状などを有する測定箇所(被測定物)において、適用することが可能となった。
また、本発明の測定用端子では、締め上げ開始時にバインド線の弛みがない状態で最初のセッティング(初期設定)ができるので、締め上げストロークが短く、また、切欠き部位に掛かったバインド線を外すだけで簡単に外すことができるので、締め上げ(巻上げ)やバインド線外しの作業が大変に容易で、早く簡単に行うことができる。
・抵抗測定装置(方法)について
4端子測定法を用いて、鉄塔に据え付けられた引留クランプなどの電気的接続部における抵抗を測定するにあたり、従来の方式では、測定用装置が備える4つの測定用端子のうちの2つの電圧測定用端子を、抵抗測定箇所毎に付け替えしなければならなかった。しかしながら、本発明の抵抗測定装置では、3つ以上の電圧測定用端子を所定の箇所に予め設置しておいて、これらの電圧測定用端子を2つずつ順々に切り替えて、測定する箇所を変更してゆく方式としたので、測定が希望される複数の箇所における抵抗測定を、正確で作業効率良く実施することができる。
以下、本発明による「測定用端子、抵抗測定装置、および抵抗測定方法」の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
図1は、本発明による測定用端子の一実施形態にかかる測定用端子T10の構造を説明するための縦断面図であり、図2は、図1の測定用端子T10の外観図であり、図3は、図1の測定用端子T10の分解斜視図である。図4は、本発明による測定用端子の一実施形態にかかる測定用端子T20の外観図であり、図5は、測定用端子T20の構造説明図である。
まず、図1〜3において、撚線状の送電線または棒状の圧縮クランプ等の被測定物80の側面に、脚部材22の脚部24が当接される。この脚部24は、当接側の四隅に突起(24a,24a,24a,24a)がそれぞれ設けられるとともに中央に直交して溝(24b,24b)が設けられ、四隅の突起(24a,24a,24a,24a)で、被測定物80の側面に安定して当接し得るような構造とされる。また、この脚部24から当接側と反対側に、被測定物80の軸方向と直交方向に柱状部26が突出される。この柱状部26の軸中心には逆ねじで雌ねじ26aが刻設されるとともに、外周面に先端部にまで至らない切欠平面部26bが設けられる。この脚部24と柱状部26とからなる脚部材22は、軽量化のために例えばジュラコン等の樹脂で成形されている。
また、この柱状部26の雌ねじ26aに、逆ねじのねじ部材28が螺合される。このねじ部材28の螺入方向後部に、柱状部26の外径寸法またはそれより僅かに小径の鍔部28aが設けられ、ねじ部材28の後端部28bはヘッド部材40に嵌入・連結等の手段によって結合・固定される。
ここでは、ねじ部材28の後端部28bは円柱形状をなして、円周側の外面よりピン部材P1を挿通(貫通、嵌入)させるためのピン穴28Pを備えている。また、円柱形状のヘッド部材40は下面から内部にその後端部28bを受け入れて固定する(嵌め込む)ためのねじ部材固定部40a(図1参照)を備えるとともに、同じく円周側の外面よりピン部材P1を挿通させるためのピン穴40Pを備えている。
このような部材の構造によって、ねじ部材28の後端部28bはねじ部材固定部40aに嵌め込まれるとともに、ピン部材P1を、ヘッド部材40のピン穴40Pから後端部28bのピン穴28Pを挿通させることによって、ヘッド部材40とねじ部材28とピン部材P1とは一体的に固定されており、ヘッド部材40とねじ部材28とは同体として回動動作を行うことができる。
そして、ねじ部材28が螺合された柱状部26に、筒状の連動部材30が嵌合される。この連動部材30の一端部は狭搾部30aが設けられており、ねじ部材28の後端部が突出できるが、鍔部28aは通り抜けできないように構成される。
また、連動部材30の他端部に、鍔部30bが設けられるとともに、他端部の側壁の一部を切り欠いて切欠部30cが設けられる。そして、この切欠部30cが、柱状部26の切欠平面部26bに当接する係合部材32により塞がれる。連動部材30は、例えばアルミ合金で形成される。
さらに、連動部材30にフック部材34が挿通嵌合される。このフック部材34は、鍔部30bにより一方向の移動規制がなされ、また、被測定物80の軸をはさんだ両側面に先端に膨大部を有するフック(f1,f2)が突設される。しかも、リード線36を接続するためのリード線接続部34Aが設けられる。このフック部材34は、導電性を備えており、例えば、アルミ合金に無電解Niめっきをし、さらに銅めっきをし、その上に銀めっきをして構成されるとよい。そして、フック部材34から突出する連動部材30の先端部側の外周には、抜け止め用のゴム管38が熱収縮によって被せられる。
本発明の測定用端子T10に用いられるバインド線46は、可撓性・導電性・高張力性を有するスチールワイヤなどの材料から形成されている。図3に示すように、バインド線46は、「46A(フリーに掛止される端部)−46C(中間部)−46B(固定用のリング部R1を有する端部)」からなる。両側の端部では、フック部材34のフックf1とフックf2とに掛止または係合されることによって、引き止められて固定されるような手段が形成されている。また、バインド線46Cの中間部は、被測定物80に適宜な回数だけ巻き付け得るような長さに設定されている。
ここでのバインド線46については、図1〜3に示すように、バインド線46の一方端部側(図の左側)において、一方のフックf2(左側)に対して掛止点固定で掛け止められる固定式掛止部46Bすなわちリング(輪)形状の掛止部(輪部)R1を備えており、かつ、他方端部側(右側)においては、もうひとつのフックf1(右側)に対して、掛止点フリーで掛け止められる自在式掛止部46Aと、備えている。
そして、フックf1(右側)においては、バインド線46の自在式掛止部46Aを、掛止点フリーで掛止するためのフック側自在式掛止手段を備えて構成されており、具体的な構成としては、バインド線46の右側の端部側を巻き付けるための巻付部m1と、巻き付けられたそのバインド線46の端部側を曲げ止めるための切欠き溝形状のワイヤガイド部g1とを備えている。
このような構成において、ねじ部材28を柱状部26内に最もねじ込んだ位置にしておく。そして、バインド線46の左側端部における固定式掛止部46Bであるリング部R1をフックf2に通してそこに掛け止めておき、その次に、バインド線46の中央部を被測定物80に適宜な回数だけ巻き付け、その後に、バインド線46の右側の端部46Aをフックf1の巻付部m1に巻き付けていき、巻き付けられたそのバインド線46のより端部46Aをフックf1の切欠き部g1(溝部)に曲げ止めて係止させる。
ここで、脚部24については、被測定物80の側面(上面)に四方から均等的に支持する突起(24a,24a,24a,24a)によって安定して当接する構成となっており、巻き付けられたバインド線46は脚部24の溝24bの内部に収まることとなる。
この状態から、ねじ部材28に固定されているヘッド部材40を回動させれば、ねじ部材28の被測定物80からの分離方向の移動に伴なって連動部材30が分離方向に移動し、この移動によってフック部材34も分離方向に移動する。この結果、バインド線46が適宜に引っ張られて被測定物80の外周に密接するとともに、被測定物80から本発明の測定用端子の外れ、離脱、自重落下などが防止される。なお、連動部材30と脚部材22との分離方向の移動は、切欠平面部26bと係合部材32によって規制され、分離されることはない。
本発明による測定用端子T10にあっては、被測定物80にバインド線46を1ターン以上巻き付けるならば、被測定物80の外周全周で広い接触面が得られるとともに、撚線状の被測定物80でもその断面形状が変形するようなことがなく、精度良く電気抵抗測定を行ない得る。また、被測定物80にバインド線46を巻き付けて接触を得るので、棒状の被測定物80の断面形状が円形や六角形またはこれ以外のいかなる形状であっても、確実な接触面を得ることができる。
上記の一実施形態において、フック(f1とf2)は先端に膨大部を有するアーム状をなし、バインド線46の片端46Bにはフックf2に係合する輪(リング部R1)が設けられているが、このような構成に限られず、フックf2にバインド線46の片方の端部46Bが係合できれば、いかなる構造であっても良い。
また、バインド線46がフック部材34を経由してリード線36に良好に電気的導通すれば良く、フック部材34の材質等は上記の実施形態に限られるものでない。さらに、脚部24の形状は、被測定物80の側面に安定して当接できる構成であれば、いかなる形状のものであっても良い。
次に、図4と図5を参照して、本発明の測定用端子の他の実施形態について説明する。図4(1)〜(3)および図5(1)〜(3)は、本発明による測定用端子T20を示すものであり、それぞれ(1)正面図、(2)上面図、(3)右側面である。この図4および図5においては、図1〜図3と同一または均等な部材については同一の符号を付け、重複する説明を省略する。
図4における測定用端子T20では、バインド線が省略されている。また、測定用端子T20のリード線36は、図4(1)と図4(2)に明らかなように、図1〜3のものとはその止着する手段が異なっている。すなわち、フック部材35のリード線接続部35Aにおいて、リード線36の端部寄りの絶縁部分はコード固定板ck1とビス(n1,n2)とによって固定し、リード線36の導体の端部36tは、圧着端子(at1, at2)とビス(n3,n4)によって、フック部材35の側面に固定されている。
また、図4(2)に示されるように、この測定用端子T20では、バインド線抜け止め部材(nt1)を設けたところにも特徴がある。このバインド線抜け止め部材(nt1)は、フック部材35の側面とフックf2とに、バインド線の巻付部m2を跨いで梁を渡した構成となっているもので、バインド線の巻付部m2にバインド線46Bのリング部R1を通して中に入れたとき、バインド線46Bのリング部R1がフックf2から外れたり落下したりすることを防止することができる。ここでのバインド線抜け止め部材(nt1)は、スプリング材料から構成されており、バインド線46Bが巻付部m2の中に一旦挿通されたら、巻付部m2の口を塞いで、バインド線46Bが抜け難くする構造のものであり、スプリング材料は弾性力に富んでいるので、バインド線が挿入しやすく外れ難い構造とすることができる。
図5(1)における測定用端子T20は被測定物に取り付けられた状況を示す正面図である。ここでは、バインド線46がすでに被測定物に巻かれており、ねじ部材28に固定されているヘッド部材40を回動させて、ねじ部材28の被測定物80からの分離方向の移動させるに伴って、連動部材30が分離方向(上方向)に移動された状態を示している。また、図5(3)の側面図においては、ここで使われる銅撚り線などワイヤ線からなるバインド線46について、その端部を止着するためのワイヤガイドg1(ガイド用の切欠き状の溝)と、バインド線径(φ=3mm)について、より詳細に記載している。
さらに、図5(2)の上面図においては、バインド線46の抜け止めまたは落下防止のために設定配置されるスプリング部材(nt1)と、バインド線46Bの端部を止着するためのワイヤガイドg1(ガイド用の切欠き状溝)と、が明確に示されている。
図6(1)(2)は、本発明による測定用端子において、バインド線の落下防止(外れ防止)構造の例を改めて示すための外観斜視図である。
図6(1)は、図4と図5における測定用端子T20と同様に、スプリングSP1を用いてバインド線の出入路を塞いだ構造である。スプリングSP1では出入路を塞ぐ(閉じる)方向に弾性が掛かるように設定してあって、バインド線を挿入するときにはスプリングSP1を横方向にずらしてフックf2との間に隙間を生じさせるが、バインド線を挿入したあとは自然に弾性で閉じるようになる構造である。スプリングSP1によって端子使用時はバインド線の出入路が塞いで隙間をなくした状態であるので、このような機構によって、バインド線の落下や外れを防止することができる。
図6(2)では、突出部材tb1を突き出して、機械的にバインド線の出入路を塞いだ例である。この突出部材tb1は、バインド線を挿入するときは連動する操作レバーtb2によって図の左方向へ移動されて隠れてしまい、フックf2との隙間は開かれた状態となる。また、この突出部材tb1は、バインド線が挿入されたあとには、操作レバーtb2によって今度は図の右方向へ移動されて、フックf2との隙間は閉じられる。端子使用時にはこの突出部材tb1によってバインド線の出入路が塞がれて隙間をなくしている状態となっているので、バインド線が落下したり外れたりすることはない。
図7は、本発明による測定用端子において、バインド線の掛け止め構造の一例を外観斜視によって示す図である。図7における円板状のフックf1は、バインド線を案内するワイヤガイドg1(ガイド溝)が設けられていて上下に2分割されているので、2つの耳部を備えるような形状となっている。そして、ワイヤガイドg1の上下の端部には、切り欠き部(k1,k2)が設けられており、これによって、バインド線は挿入しやすく、さらに引き留めしやすい構造としている。ここで、バインド線は、巻付部m1において複数回巻き付けられた後に、上の切り欠き部k1から通って、ワイヤガイドg1を上下に通り、下の切り欠き部k2で曲げて掛止させることができ、このような上下の切り欠き部(k1,k2)を有するバインド線の掛け止め構造は、外れや抜けを防止する効果が大変に大きい。
図8と図9とは、本発明による抵抗測定装置および方法の一実施形態を説明するための図である。
図8は、本発明による抵抗測定装置TSS100の構成図であって、測定用端子としての電流印加用端子(T1,T6)と電圧測定用端子(T2,T3,T4,T5)とを備え、これらの測定用端子(T1〜T6)に、測定ケーブルSC1、測定ケーブルコネクタ(C1〜C6)、切換スイッチボックスKSBl、接続ケーブルCC1、抵抗実測手段(Mr.Low:登録商標)ML2からなる構成部材が一体的に接続されている。
この抵抗測定装置TSS100では、電流印加用端子は固定型の2端子「T1,T6」であり、電圧測定用端子は切替型の4端子「T2,T3,T4,T5」が配設されている。ここでの測定ケーブルSC1としては、これらの電流印加用2端子(T1,T6)と電圧測定用4端子(T2,T3,T4,T5)とをあわせた6端子に適応するように、6心ケーブルを用いている。
切換スイッチボックスKSBlでは、固定型である電流印加用の2端子(T1,T6)と接続する2つの固定式接続手段と、電圧測定用の4端子から2つ選んで切り替えて接続する2つの切替式接続手段と、を備えている。そして、切換スイッチボックスKSBlの切替式の接続手段としては、電圧測定用端子の「T2,T3,T4」の中から一つを選んで切り替える」<+側ロータリースイッチ手段>と、電圧測定用端子の「T3,T4,T5」から一つを選んで切り替える」<−側ロータリースイッチ手段>とを備えている。
また、この切換スイッチボックスKSBlは、4心ものの接続ケーブルCC1、測定ケーブルコネクタ(C3〜C6)を経由して、抵抗実測手段(Mr.Low:登録商標)である抵抗測定装置ML2に接続され、それぞれの抵抗値が測定される。
図8の切換スイッチボックスKSBlでは、電圧測定用の4端子から2つの端子を選んで切り替えて接続する切替式接続手段を備えており、より具体的に、「ロータリースイッチの組み合わせと測定箇所」との関係の一例を示せば、図8の下の表のとおりであり、測定したい箇所(部位)を特定した精密な抵抗測定が可能である。
・測定用端子(T2)と測定用端子(T5)と接続することにより、引留クランプ10の全体の抵抗が測定できる。
・測定用端子(T2)と測定用端子(T3)と接続することにより、引留クランプ10の本線側圧縮部の抵抗が測定できる。
・測定用端子(T3)と測定用端子(T4)と接続することにより、引留クランプ10の羽子板部の抵抗が測定できる。
・測定用端子(T4)と測定用端子(T5)と接続することにより、引留クランプ10のジャンパ側圧縮部の抵抗が測定できる。
つぎの図9は、図8に示した抵抗測定装置TSS100について、より具体的な構成例を示すための説明図である。抵抗測定装置TSS100は、図9に示す「測定用端子(T1〜T6)−測定ケーブル(SC1)−切換スイッチボックス(KSBl)−接続ケーブル(CC1)−抵抗測定装置(Mr.Low-2:ML2)」のように、各構成部材が一体的に接続されて構成されている。
図9の測定用端子(T1〜T6)のうちの3つの測定用端子(T1,T2,T3)を接続する測定ケーブルSC1については、「T1,T2,T3」を3本束(赤)として、測定用端子(T1,T2,T3)に近い側の接続ケーブルは、熱収縮チューブを用いて、T1用は「赤」、T2用は「黒」、T3用は「青」として色分けしている。これによって、端子の種別が視覚的に大変分かりやすく、鉄塔上の現場でも使いやすくなる。またここで、測定用端子T3については「プラグ(12)+レセプタクル(11)」による接続ケーブル上にコネクタ接続部(*1)が形成されており、この部位に、他の測定用端子を接続することができる。
また、図9の測定用端子(T1〜T6)のうちの3つの測定用端子(T4,T5,T6)を接続する測定ケーブルSC1については、「T4,T5,T6」を3本束(黒)とし、測定用端子(T4,T5,T6)に近い側の接続ケーブルは、熱収縮チューブを用いて、T4用は「青」、T5用は「黒」、T6用は「赤」として色分けしている。またここでも、測定用端子T4については「プラグ(12)+レセプタクル(11)」による接続ケーブル上にコネクタ接続部(*1)が形成されており、この部位に、他の測定用端子を接続することができる。
本発明による測定用端子の一実施形態にかかる測定用端子T10の構造を説明するための縦断面図である。 図1の測定用端子T10の外観図である。 図1の測定用端子T10の分解斜視図である。 本発明による測定用端子の別の実施形態にかかる測定用端子T20の外観図である。 図4の測定用端子T20の構成を示す図である。 本発明による測定用端子(T10またはT20)において、バインド線の落下防止機構の例を示す外観斜視図である。 本発明による測定用端子(T10またはT20)において、バインド線の掛け止め構造の例を示す外観斜視図である。 本発明による抵抗測定装置の一実施形態(TSS100)の構成を説明するための図である。 図8の抵抗測定装置(TSS100)の構成をより詳しく説明するための図である。 本発明に適用される電線接続箇所の一例を示す図である。 図10のような引留クランプを含む電線接続箇所において抵抗測定を行うときの状況を説明する図である。
符号の説明
T10、T20 測定用端子
34 フック部材
46 バインド線
46A 掛止点フリーで掛け止められる自在式掛止部
46B 固定式掛止部(リング(輪)形状の掛止部)
80 被測定物
f1,f2 フック
m1、m2 バインド線の巻付部
g1 ワイヤガイド(バインド線の切欠き溝状のガイド溝)
nt1 バインド線の抜け止め部材
TSS100 抵抗測定装置
T1,T6 電流印加用端子 (測定用端子)
T2,T3,T4,T5 電圧測定用端子 (測定用端子)
SC1 測定ケーブルSC1
C1〜C6 測定ケーブルコネクタ
SBl 切換スイッチボックス
CC1 接続ケーブル、
ML2 抵抗測定装置(Mr.Low:(登録商標))

Claims (1)

  1. 棒状または撚線状の被測定物の側面に当接する脚部と、この脚部の当接側と反対側から前記被測定物の軸方向と直交方向に突出する柱状部と、からなる脚部材と、
    前記柱状部に螺合して前記柱状部の軸方向をねじ軸とするねじ部材と、
    前記ねじ部材に対してねじ軸回りに回動自在で、ねじ軸方向の前記被測定物から分離方向の動きに連動され、前記被測定物の軸をはさんだ両側に一対のフックが突設され、またリード線が接続される、導電性のフック部材と、
    前記被測定物に巻回されてその両端が前記フックに係合される、導電性で可撓性のバインド線と、を備える測定用端子であって、
    前記バインド線は、その一方端部側において前記フックの一方に掛止点固定で掛け止められる固定式掛止部と、その他方端部側において前記フックの他方に掛止点フリーで掛け止められる自在式掛止部と、備え、
    前記フックの方は、前記バインド線の自在式掛止部を掛止点フリーで掛止するためのフック側自在式掛止手段を備え、
    前記フック側自在式掛止手段は、前記バインド線の前記自在式掛止部を巻き付けるための巻付部と、前記自在式掛止部のさらに端部側を曲げ止めるための掛止部とを備える、ことを特徴とする測定用端子。
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