JP5036976B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、飛び性能に優れたゴルフボールに関するものである。
ゴルフボールにおいて、打ち出されたボールが大きな飛距離を得るためには、ボール自体に備わる高反発性と、ボール表面に配置されたディンプルによる飛行時の空気抵抗の低減が重要であることはよく知られており、空気抵抗低減を目的として、ディンプルを可及的に高密度に且つ均等にボール表面に配列する方法が種々提案されている。
ここで、通常用いられるディンプルの形状は、平面視円形の窪みである。このような円形ディンプルを用いるため、円形ディンプルを高密度に配置しようとして、例えば隣り合った2つの円形ディンプルを区画する陸部の幅を零近くまで小さくしたとしても、配置されたディンプルの3個又は4個に囲まれた部分には、一定の広さを有する三角形又は四角形状の一定の大きさを有する陸部が形成されたことになる。一方、ボール球面上には、ディンプルをできるだけ均等に配置することが不可欠であるため、円形ディンプルの配置密度はある程度妥協する必要があった。
この様な背景のもとで、ディンプルを密度高く、均等に配置することを目的とし、直径が異なる2〜10種類のディンプルを、ボール球面を正8面体或いは正20面体に見立てて配置することが行われている。
しかしながら、円形ディンプルを用いる限り、球面の面積全体に対する総ディンプル面積の占有率は75%前後(又は陸部面積の占有率は25%前後)が実用上限度である。
一方、上記ディンプルとは異なり、滑らかな球面上に格子上に延びる突起(lattice members)を突設して六角形小区域に区分することにより陸部面積の低減を図ったゴルフボールが米国特許第6,290,615号明細書(特許文献1)によって提案されている。
しかし、格子状突起で区分された六角形小区域はボール中心と一致する中心を持った球面であり、ディンプルではないため空気抵抗低減の効果において不利である。
米国特許第6,290,615号明細書
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、ディンプル効果による空気力学的性能を向上させて、ボールの飛距離増大を図ることができるゴルフボールを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、任意のディンプルを中心とし、その周囲に複数のディンプルが隣接するように表面に多数のディンプルを配置したゴルフボールにおいて、互いに隣接したディンプルの間には、ディンプルの周縁部の一部である細長く延びる縁部要素を配設し、陸部を設けるためのスペースを実質上無くしてディンプルを密に配置することにより、空気力学的性能を向上させると共に、ゴルフボールを分割金型にて製造する際、該分割金型のパーティングラインに一致するボールの赤道及びその近傍において、縁部要素が赤道方向に沿って連続的に連結してなり、該縁部要素の一部が赤道を交差するように縁部要素を配置することにより、飛びのシンメトリー性においてより有利にすることができることを知見したものである。
従って、本発明は、下記のゴルフボールを提供する。
〔1〕各多角形ディンプルは各多角形ディンプルを中心とする場合、その周囲に複数の多角形ディンプルが隣接するように表面に多数の多角形ディンプルを配置したゴルフボールにおいて、互いに隣接する多角形ディンプルの間には、該多角形ディンプルの一辺同士が平行になるように縁部要素が配設されるものであり、ユニット5角形を基本単位とする球面12面体配置により、多角形ディンプルがボール表面上に配置されるようにし、ゴルフボールを分割金型にて製造する際、該分割金型のパーティングラインに一致するボールの赤道上に、ユニット五角形の辺の中点が位置するように、ユニット五角形を配置し、且つユニット5角形内には5角形のディンプルが主体として配置されると共にボールの赤道及びその近傍において、縁部要素が赤道方向に沿って連続的に連結してなり、かつ該縁部要素の一部が赤道を交差してなり、これらの赤道上及び赤道を交差する縁部要素が均等にバランスよく配置され、且つディンプルの底部の最深部が赤道を越えてはみ出していないことを特徴とするゴルフボール。
〔2〕縁部要素が互いに交差する連結部、及び赤道方向に沿って連なる縁部要素を除いた実質上総ての縁部要素の横断面形状が同一である〔1〕記載のゴルフボール。
〔3〕縁部要素の横断面形状が円弧状に形成された〔1〕又は〔2〕記載のゴルフボール。
〔4〕球面12面体のユニット5角形の中央に5角形状のディンプルが1個配置されるとともに、該ディンプルの周囲に7角形ディンプルが5個配置されてなる〔1〕記載のゴルフボール。
〔5〕球面12面体のユニットのユニット5角形の中心位置に、該ユニット5角形とほぼ相似する5角形領域が複数の縁部要素によって区画され、更に該5角形領域内に、複数の縁部要素の区画によって4角形のディンプルが5個配置されてなる〔1〕記載のゴルフボール。
本発明のゴルフボールによれば、ディンプル効果による空気力学的性能を向上させて、打撃後の飛距離を増大させることができる。
発明を実施するための最良の形態及び実施例
以下、本発明のゴルフボールについて、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明における第1実施例を示したゴルフボール1の平面図であり、図2はボール表面の一部を示す説明図、図3は図1における部分拡大図である。
本発明の一実施例に係るゴルフボール1においては、図1に示されるように、任意のディンプルD1,D2を中心として、その周囲に複数のディンプルが隣接するように多数のディンプルがボール表面1aに配置されている。具体的には、図1の上で、任意のディンプルとして、例えば、球面12面体のユニット5角形Tの中央に位置された5角形状の1個のディンプルD1(以下、「中央ディンプル」とする。)と、該ディンプルD1の周囲に5個の7角形ディンプルD2,D2,D2,D2,D2が配置されている。中央ディンプルD1と該ディンプルに隣接した7角形ディンプルD2との間には、ディンプルD1又はディンプルD2の周縁部Pの一部をなす縁部要素pが形成されている。即ち、ディンプルDnの周縁部Pは、縁部要素pを構成単位とし、該縁部要素pの複数からなる。一方、2分割金型のパーティングラインに通常一致するボールの赤道L及びその近傍において、図1中の点線lで示されるように、この部分に位置する縁部要素pが周方向に連なっており、かつこの周方向の連なりの道のりにおいて、赤道Lに対して一方の半球側及び他方の半球側に向きを変える縁部要素pの部分を有するものである。
縁部要素pは、図2中の1点鎖線で示したゴルフボール1の外周面1a及び該外周面の延長線Xの位置からボールの中心に向かって距離hだけ隔てた基準線Y(2点鎖線で示した同心円)の間に形成される。距離hは通常0.02〜0.2mmである。距離hは縁部要素pの高さに相当する。縁部要素pと基準線Yとの交差面における幅wについては0.2〜3.0mmであることが好ましい。
縁部要素pの横断面形状については、特に制限されるものではないが、空気抵抗の低減のため、例えば、多角形のように尖った形状よりも丸味を帯びた形状の方が良く、特に円弧状がより好ましい縁部要素pの横断面形状が円弧状の場合、この形状の曲率半径rは0.2〜2.0mmとすることが好ましい。縁部要素pの頂上を通る線XからディンプルDnの最深部eまでの距離dは、0.1〜0.4mmの範囲であることが好ましい。ディンプルDnの底部の形状については、通常、ゴルフボールに用いられているディンプルと同様の円弧状又はこれに準じた凹形状とすることが好ましく、本発明の目的を損なわない限り、平坦な形状にすることもできる。
縁部要素pの基準線Yにおける両端位置は、縁部要素pが曲率半径rによって凸状に形成される場合、該凸形状とディンプルDnの主要部をなす凹形状との変曲点に相当する。
縁部要素pの横断面形状については、できるだけ多くの部分の形状が同一形状であることが好ましく、縁部要素pの総数の少なくとも70%が断面形状が同一であることが好ましい。具体的には、図3に示す5角形ディンプルD1において、5個の縁部要素pが交差する連結部q、及び図1に示す点線で示す赤道L付近において、赤道方向に沿って連なる縁部要素p及びその近接部分を除いた実質的に総ての縁部要素pの断面形状が同一であることが好ましい。
上記ゴルフボール1におけるディンプルDnの配置については、特に制限されるものではないが、図1では、球面12面体配置を適用し、その構成単位であるユニット5角形Tを1点鎖線で示し、同ユニット5角形内に多角形ディンプルDnを均等に配置した。具体的に説明すると、ユニット5角形Tの中央位置に、このユニット5角形Tと実質的に相似する5角形状の中央ディンプルD1を、その各辺がユニット5角形Tの各辺と平行整列するように配置した。そして、中央ディンプルD1の周囲には、5個の7角形ディンプルD2を配置してこれらのディンプルの集合により花弁状のディンプル模様をボール表面に表示した。また、中央ディンプルD1とこれに隣接する各7角形ディンプルD2との間には、共通した縁部要素pが介在している。一方、ユニット5角形Tの5つの角の部分には、これら角に各々内接する5角形ディンプルD3を配置すると共に、ユニット5角形T内において、上記ディンプルD3の周囲には、中央ディンプルD1とほぼ同形状である別の5角形ディンプルD4が計3個配置している。従って、1個のユニット5角形T内には、中央ディンプルD1が1個、7角形ディンプルD2が5個、5角形ディンプルD3が5個、別の5角形ディンプルD4が15個の合計26個のディンプルが配置されている。
ディンプル全体に占める5角形ディンプルの比率は、50%以上が好ましく、70%以上がより好ましい。上限値としては、ディンプルの均等配置の観点から約90%であることが望ましい。
図4は、図1に示した実施例のゴルフボール1を2分割金型の下型10を示した斜視図である。この金型10におけるパーティングライン12は、図1中の点線で示した縁部要素pの連なりと一致する。具体的には、図1においては、赤道Lに沿って存在する6個のユニット5角形Tのうち1個だけが便宜上1点鎖線によって表示されており、該ユニット5角形Tにおいて、パーティングライン12と一致する縁部要素pの連なり(点線部分)は、一方の半球側において、赤道と平行に延びる部分と、傾斜して延びる部分と、赤道上に延びる部分とが連なっている。そして、このユニット5角形Tの両隣のユニット5角形内においては、縁部要素pの連なり(点線部分)は他方の半球側において、赤道と平行に延びる部分と、傾斜して延びる部分と、赤道上に延びる部分とが連なっており、赤道方向の全体としては、赤道Lに対して、一方の半球及び他方の半球に延びる部分は均等にバランスよく形成されている。なお、縁部要素pの赤道方向への連なりにおいて、縁部要素p同士の連結部qは赤道上に位置される。
なお、図1のユニット5角形T内において、一半球側から他半球側へと赤道を越えてはみ出したディンプルDnとしては、2個の5角形ディンプルD3及び1個の7角形ディンプルD2が相当するが、これらのディンプルDnの底部の最深部eまでもが赤道Lを越えてはみ出さないことが条件である。もし、ディンプルDnの底部の最深部eが赤道を越えてはみ出した場合、当該ゴルフボールを図4に示す金型にて射出成形すると脱型が困難になる。このような問題を防止するためには、赤道Lを越えて他半球側へと延びる縁部要素pについては、赤道Lを中心として±10°の範囲の区域内に配置することが好ましい。
図4において、金型のパーティングライン12上にカバー樹脂材料の射出用ゲート13が設けられている。この実施例において、ゲート13は等間隔に赤道Lの上に計6個設けられているが、これに制限されることなく、赤道Lから外れた部分にも6〜10個の範囲でゲートを設けることができる。上下2分割金型内を用いてカバー樹脂が該金型内に均一に流入する観点から、ゲート13は、赤道Lに対して対称にしてバランス良く配設することが好ましい。ゲート13の断面形状については、特に制限はないが、円形状の場合、直径0.5〜1.0mmの範囲が好ましい。ゲート13の断面形状は、円形状以外にも、縁部要素pの位置に、該縁部要素に沿って長方形状に設けることができる。この場合、ゲート13の断面積は円形断面ゲートの断面積と同じになるように調整することができる。
金型のパーティングライン12における凹部12a,凸部12b及び傾斜した境界部分12cの各々の屈曲した接合部分には、丸味を与えることにより金型の耐久性を向上させることができ、数値で示すと0.2〜2.0mmの曲率半径の丸味を有することが好ましい。
上記ゴルフボール1については、カバー成形後、金型のパーティングライン12に沿って通常バリが発生するのでバリ取り研磨を行う必要がある。この場合、研磨手段によって必要以上にディンプルDnの周縁部又は縁部要素pが研磨されることを防止するため、パーティングラインLと一致して周方向に延びる縁部要素pの連なり、即ち、図1の点線と一致して周方向に延びる縁部要素p及びこの近傍の縁部要素pの高さ(図2参照)を他の部分より0.005〜0.1mm高く成形することが望ましい。
本発明において、ディンプルの平面形状は、3角形、4角形、5角形、6角形、7角形、その他の多角形形状等を単独または適宜組み合わせて使用することができる。ボールの外周面に配置するに当たっては、実施例に示したように球面12面体の配置を適用することとする。
金型を作製するに当たっては、三次元CADCAMを利用した工作機械にボールエンドミルを用いて図4に示すように金型を直接掘り出して形成したり、また上記工作機械にボールエンドミルを用い、反転用オス型マスターとして球状面にディンプルを掘り出し、これを反転して金型を作製することができる。
上記ゴルフボールを成形する金型は、3次元CADCAMを利用した工作機械を利用すると製作が容易である。3次元CADCAMにより作られたプログラムを読み込んだNC工作機械を用いて金型を直接掘り出す方法により、金型を安価に製作することができる。その際、工具はボールエンドミルを使用することが好ましい。先端部に形成された刃の部分が、回転軸よりも球状に拡大した回転時の軌跡、または回転時の仮想形状が球状を呈するボールエンドミルを使用すると、特に切削加工が困難なパーティングライン近傍または赤道近傍のディンプル型付け突起を加工する際、該突起の奥底部分の切削が可能となる。このため、X,Y,Z軸とボールエンドミル等の工具を回転する軸を有した3軸加工機をゴルフボール金型の工作機械として用いることができる。この場合、切削刃の半径が0.5〜1.5mmの程度であるならば、上記パーティングライン近傍の突起の加工に当たり、たとえ突起の形状が複雑であっても有利に使用することができる。
図5は、本発明の第2実施例を示すゴルフボール1’の平面図である。このゴルフボール1’は、第1実施例と同様、球面12面体配置を適用し、その構成単位は1点鎖線で示したユニット5角形Tである。このゴルフボール1’のディンプル配置について説明すると、図6に示されるように、ユニット5角形Tの中心位置に、該ユニット5角形とほぼ相似する5角形領域Aを、10個の縁部要素pによって区画し、更に5個の縁部要素pによって均等な4角形のディンプルa1を5個配置したものである。そして、ユニット5角形Tの各辺の内側に沿って15個の5角形ディンプルa2が配置されると共に、上記5角形領域Aと上記15個の5角形ディンプルa2との間の領域には、やや変形した2種類の5角形ディンプルa3,a3’が10個配置されている。従って、1個のユニット5角形T内には、4角形ディンプルa1が5個、5角形ディンプルa2が15個、別種の5角形ディンプルa3,a3’が10個の合計30個のディンプルが配置されている。
また、図5において、ボールの赤道L及びその近傍における縁部要素pは、一方の半球及び他方の半球に向きを変えながら赤道方向に沿って連なっており、第1実施例と同様の特徴を有している。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない限り、その構成を適宜変更することができる。また、ボール構造に関しては、特に制限されるものではないが、ワンピースゴルフボール、ツーピースゴルフボール、3層構造以上のマルチピースゴルフボール等のソリッドゴルフボールとしても、糸巻きゴルフボールとしてもよく、あらゆる種類のゴルフボールに適用可能である。例えば、弾性ソリッドコアとカバーとを具備し、それらの間に1層又は複数層の中間層を配置した多層構造を好適に採用することができる。なお、ボール重量、直径等のボール規格はゴルフ規則に従って適宜設定することができる。
本発明の第1実施例のゴルフボールを示す平面図である。 図1のボール表面の一部を示す説明図である。 図1のゴルフボールの表面に形成されたディンプルを示す部分拡大図である。 図1のゴルフボールを製造するために用いられる金型(下型)を示す斜視図である。 本発明の第2実施例のゴルフボールを示す平面図である。 図5中のユニット5角形内のディンプルの配置を示した部分拡大図である。
符号の説明
1 ゴルフボール
1a ボール表面
Dn 任意のディンプル
P ディンプルの周縁部
p 縁部要素
L ボールの赤道

Claims (5)

  1. 各多角形ディンプルは各多角形ディンプルを中心とする場合、その周囲に複数の多角形ディンプルが隣接するように表面に多数の多角形ディンプルを配置したゴルフボールにおいて、互いに隣接する多角形ディンプルの間には、該多角形ディンプルの一辺同士が平行になるように縁部要素が配設されるものであり、ユニット5角形を基本単位とする球面12面体配置により、多角形ディンプルがボール表面上に配置されるようにし、ゴルフボールを分割金型にて製造する際、該分割金型のパーティングラインに一致するボールの赤道上に、ユニット五角形の辺の中点が位置するように、ユニット五角形を配置し、且つユニット5角形内には5角形のディンプルが主体として配置されると共にボールの赤道及びその近傍において、縁部要素が赤道方向に沿って連続的に連結してなり、かつ該縁部要素の一部が赤道を交差してなり、これらの赤道上及び赤道を交差する縁部要素が均等にバランスよく配置され、且つディンプルの底部の最深部が赤道を越えてはみ出していないことを特徴とするゴルフボール。
  2. 縁部要素が互いに交差する連結部、及び赤道方向に沿って連なる縁部要素を除いた実質上総ての縁部要素の横断面形状が同一である請求項1記載のゴルフボール。
  3. 縁部要素の横断面形状が円弧状に形成された請求項1又は2記載のゴルフボール。
  4. 球面12面体のユニット5角形の中央に5角形状のディンプルが1個配置されるとともに、該ディンプルの周囲に7角形ディンプルが5個配置されてなる請求項1記載のゴルフボール。
  5. 球面12面体のユニットのユニット5角形の中心位置に、該ユニット5角形とほぼ相似する5角形領域が複数の縁部要素によって区画され、更に該5角形領域内に、複数の縁部要素の区画によって4角形のディンプルが5個配置されてなる請求項1記載のゴルフボール。
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