JP5034192B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5034192B2 JP5034192B2 JP2005257738A JP2005257738A JP5034192B2 JP 5034192 B2 JP5034192 B2 JP 5034192B2 JP 2005257738 A JP2005257738 A JP 2005257738A JP 2005257738 A JP2005257738 A JP 2005257738A JP 5034192 B2 JP5034192 B2 JP 5034192B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jackpot
- big hit
- special
- game
- counter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
請求項1記載の遊技機は1)始動口〜11)計数更新手段を備えたところに特徴を有している。
1)始動口は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球可能なものである。図2の符号18は遊技盤の一例であり、特別図柄始動口24は始動口の一例である。
2)装置は遊技盤に設けられたものであり、遊技球が入球可能な開放状態および遊技球が入球不能な閉鎖状態に相互に切換えられるものである。図2のメイン大入賞口27および図2のサブ大入賞口33は装置の一例である。
3)始動球検出器は遊技球が始動口内に入球したことを検出するものであり、図3の特別図柄始動センサ25は始動球検出器の一例である。
4)大当り乱数更新手段は一定の時間間隔で大当り乱数値を更新するものである。図7のステップS41〜ステップS43は大当り乱数更新手段の一例であり、ステップS41〜ステップS43の大当り乱数更新手段が更新する通常大当りカウンタRoは大当り乱数値に相当する。
5)種分け乱数更新手段は一定の時間間隔で種分け乱数値を更新するものである。図7のステップS44〜ステップS46は種分け乱数更新手段の一例であり、ステップS44〜ステップS46の種分け乱数更新手段が更新する特別大当りカウンタRsは種分け乱数値に相当する。
6)乱数取得手段は始動球検出器が遊技球を検出したことを契機として大当り乱数値および種分け乱数値を取得するものであり、図8のステップS62は乱数取得手段の一例である。
7)大当り判定手段は大当り乱数値の取得結果を予め決められた大当り値と比較することに基づいて大当りであるか否かを判定するものである。図10のステップS82は大当り判定手段の一例であり、ステップS82の大当り判定手段が利用する通常大当り値は大当り値に相当する。
8)大当り種分け手段は大当り判定手段が大当りを判定したことを条件として、種分け乱数値の取得結果を予め決められた種分け値と比較することに基づいて第1の大当りと第2の大当りと第3の大当りを種分けするものである。図10のステップS87およびステップS88は大当り種分け手段の一例である。これらステップS87およびステップS88の大当り種分け手段は第1の大当りとして通常大当りを種分けし、第2の大当りとして特別大当り2を種分けし、第3の大当りとして特別大当り2を種分けするものであり、ステップS87の大当り種分け手段が使用する特別大当り値1およびステップS88の大当り種分け手段が使用する特別大当り値2はいずれも種分け値に相当する。この大当り種分け手段は計数値が限度値に更新された状態(11)参照)で第2の大当りおよび第3の大当りを種分けしたときにはこの種分け結果を第1の大当りに変更する制御を行う。例えば図10のステップS87で第2の大当りとして特別大当り1が判定されたときには天井カウンタNtが限度値「0」であることを条件にステップS89で判定結果が第1の大当りである通常大当りに変更され、図10のステップS88で第3の大当りとして特別大当り2が判定されたときには天井カウンタNtが限度値「0」であることを条件にステップS89で判定結果が第1の大当りである通常大当りに変更される。
9)図柄表示手段は大当り種分け手段が第1の大当りおよび第3の大当りを種分けしたときには図柄表示器に識別図柄を予め決められた大当りの態様で表示し、大当り種分け手段が第2の大当りを種分けしたときには図柄表示器に識別図柄を大当りの態様とは相違する特定の態様で表示するものであり、図3の図柄制御回路80は図柄表示手段の一例を示し、図3の装飾図柄表示器40は図柄表示器の一例である。図36は図3の図柄制御回路80が装飾図柄表示器40に表示する識別図柄の一例であり、同種の数字が横3列に並んだ態様は大当りの態様に相当し、同種の数字が左右両列に並んで中列に異種の数字が表示された外れリーチの態様は特定の態様に相当する。
10)大当り遊技手段は大当り種分け手段が第1の大当りおよび第3の大当りを種分けしたときには装置を開放する第1の大当り遊技を行い、大当り種分け手段が第2の大当りを種分けしたときには装置を第1の大当り遊技に比べて短い時間だけ開放する第2の大当り遊技を行うものである。図4のステップS12〜ステップS14は大当り遊技手段の一例である。この大当り遊技手段は第1の大当りが判定されたときにはステップS12の通常大当り遊技処理で第1の大当り遊技として通常大当り遊技を行い、第2の大当りが判定されたときにはステップS13の特別大当り遊技処理1で第2の大当り遊技として特別大当り遊技1を行い、第3の大当りが判定されたときにはステップS14の特別大当り遊技処理2で第1の大当り遊技として特別大当り遊技2を行うものであり、通常大当り遊技および特別大当り遊技2は遊技内容が相互に同一に設定されたものである。
11)計数更新手段は大当り種分け手段が第1の大当りを種分けしたときには計数値を初期設定し、計数値が限度値に更新されていない状態で大当り種分け手段が第2の大当りおよび第3の大当りを種分けしたときには計数値を更新するものである。図10のステップS90およびステップS98は計数更新手段の一例であり、ステップS90の計数更新手段は第1の大当りとして通常大当りが判定されたときには天井カウンタNtを「0」に初期設定する。ステップS98の計数更新手段は天井カウンタNtが限度値「0」に減算されてない状態で第2の大当りとして特別大当り1が判定されたときには天井カウンタNtを減算し、天井カウンタNtが限度値「0」に減算されてない状態で第3の大当りとして特別大当り2が判定されたときにも天井カウンタNtを減算する。この計数更新手段は大当り種分け手段が第2の大当りの種分け結果および第3の大当りの種分け結果を第1の大当りに変更したときには計数値を初期設定する制御を行う。例えばステップS90の計数更新手段は特別大当り1の判定結果が通常大当りに変更されたときには天井カウンタNtを「0」に初期設定し、特別大当り2の判定結果が通常大当りに変更されたときにも天井カウンタNtを「0」に初期設定する。
遊技球が始動口内に入賞したときには大当りであるか否かの判定処理が行われ、大当りであることが判定されたときには判定結果が第1の大当りと第2の大当りと第3の大当りに種分けされる。第1の大当りが種分けされたときには識別図柄が大当りの態様で表示され、第1の大当り遊技が実行される。第2の大当りが種分けされたときには識別図柄が大当りの態様とは相違する特定の態様で表示され、第2の大当り遊技が実行される。この第2の大当り遊技は第1の大当り遊技に比べて短い時間で行われるので、遊技者は第2の大当り遊技が実行されたことに気付き難く、単に識別図柄が大当りの態様にならなかった印象を持つ。第3の大当りが種分けされたときには識別図柄が大当りの態様で表示され、第1の大当り遊技が実行される。従って、遊技者は第3の大当りが種分けされたことを識別図柄の態様および大当り遊技の内容から知ることができない。
<請求項1記載の遊技機の効果>
特定の態様が大当りの態様を挟むことなく続けて設定回数だけ出現した状態では計数値が限度値に到達しており、識別図柄が大当りの直前のリーチの態様になることで大当りの態様に発展することが内部処理の上で確定している。このため、遊技者にとっては識別図柄がリーチの態様になることで大当りの態様に発展することを不安なく期待できる新たな趣向性が得られる。しかも、計数値が限度値に到達するまでの待機期間内で第3の大当りが種分けされたときには識別図柄が大当りの態様になって第1の大当り遊技が実行されるので、遊技者にとっては第1の大当り遊技が短い間隔で発生することを期待する新たな趣向性が得られる。さらに、大当りであるか否かを大当り乱数値の取得結果に基づいて判定し、第1の大当り〜第3の大当りを種分け乱数値の取得結果に基づいて種分けしているので、大当りであるか否かを判定した上で第1の大当り〜第3の大当りを種分けする複雑な処理を行っているにも拘らず大当り乱数値の計測範囲および種分け乱数値の計測範囲をそれぞれに調整することで実質的な大当りである第1の大当りの発生確率を要求値に簡単に設定することができる。このため、大当りであるか否かを判定した上で第1の大当り〜第3の大当りを種分けする処理を1種類の乱数によって全て判定する場合に比べて第1の大当りの発生確率の調整処理が容易になるので、例えば第1の大当りの発生確率が互いに相違する機種を簡単に製造することができる。
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が左側辺部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の前面には下端部に位置して横長な長方形状の下皿板3が固定されており、下皿板3の前面には上面が開口する下皿4が固定されている。この下皿板3の上方には上皿板5が配置されている。この上皿板5は前枠2に装着されたものであり、上皿板5の前面には上面が開口する上皿6が固定されている。
2.電気的構成の説明
図3のメイン制御回路50はゲーム内容を制御する最上位の制御手段であり、CPU51とROM52とRAM53を有している。このメイン制御回路50のROM52には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU51はRAM53をワークエリアとしてROM52の制御プログラムおよび制御データに基いて制御動作を実行する。このメイン制御回路50は大当り乱数更新手段と種分け乱数更新手段と乱数取得手段と大当り判定手段と大当り種分け手段と大当り遊技手段と計数更新手段に相当するものである。
3.遊技機能の説明
3−1.特別図柄遊技機能
遊技者が上皿6内に遊技球を投入して発射ハンドル8を回動操作すると、遊技盤18内に遊技球が発射され、障害釘23に当りながら落下する。この遊技球が特別図柄始動口24内に入賞すると、賞球払出装置から設定個数の遊技球が上皿6内に賞品球として払出され、しかも、特別図柄遊技が開始される。この特別図柄遊技は特別図柄表示器39に特別図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、特別図柄の変動停止時の態様には、図11に示すように、通常大当りと特別大当り1と特別大当り2と外れの4種類が設定されている。
3−2.大当り遊技機能
特別図柄表示器39に特別図柄が通常大当りの態様で停止表示されたときには通常大当り遊技が開始される。この通常大当り遊技はメイン大入賞口27を開放し、メイン大入賞口27内に遊技球が入賞することを許容する遊技者有利の状態を発生させるものであり、メイン大入賞口27は上限値「10個」の遊技球が入賞する個数条件または開放時間が上限値「30sec」に達する時間条件が満足されるまで開放状態に保持される。このメイン大入賞口27の個数条件および時間条件を基準とする開閉動作は大当りラウンドと称されるものであり、通常大当り遊技では大当りラウンドが「16回」だけ繰返される。
3−3.特別図柄遊技保留機能
特別図柄遊技を即座に開始できない特別図柄遊技中および大当り遊技中に遊技球が特別図柄始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留される。この特別図柄遊技の保留回数には上限値が設定されており、保留回数が上限値に到達した状態で遊技球が特別図柄始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留されない。この特別図柄遊技が保留されない遊技球の入賞を無効な入賞と称し、特別図柄遊技が保留される入賞を有効な入賞と称する。
3−4.装飾図柄遊技機能(図柄遊技機能)
遊技球が特別図柄始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技に連動して装飾図柄遊技が開始される。この装飾図柄遊技はビデオデータを再生することに基いて装飾図柄表示器40に動画面を表示し、両スピーカ14から動画面の表示内容に応じた遊技音を出力し、複数の電飾LED17を動画面の表示内容に応じて発光させることで組成されるものであり、装飾図柄遊技の概略は次の通りである。
4.メイン制御回路50の内部処理
4−1.メイン処理
メイン制御回路50のCPU51は電源が投入されると、図4のステップS1の電源投入処理でRAM53の全データを初期設定し、ステップS2でタイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU51がタイマ回路55からのパルス信号を受信することに基いてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU51はステップS2でタイマ割込フラグのオンを検出したときにはステップS3へ移行し、タイマ割込フラグをオフする。
4−2.入力処理
図5はステップS4の入力処理の詳細を示すものであり、CPU51は図5のステップS21で出力回路54からの特別図柄始動信号の出力状態を判断する。ここで特別図柄始動信号がないことを検出したときにはステップS22で始動信号フラグをオフし、特別図柄始動信号があることを検出したときにはステップS23で始動信号フラグをオンする。即ち、遊技球が特別図柄始動口24内に入賞したときには出力回路54から特別図柄始動信号が出力され、始動信号フラグがオンされる。
4−3.賞球コマンド処理
図6は図4のステップS5の賞球コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU51はステップS31で始動信号フラグの設定状態を判断する。ここで始動信号フラグがオンされていることを判断したときにはステップS32へ移行し、払出制御回路60に賞球コマンド1を送信する。この払出制御回路60は賞球コマンド1を受信したときにはモータ回路64に駆動信号1を出力し、モータ回路64はステッピングモータ65を駆動信号1に応じた量だけ回転操作することに基づいて「1個」の賞球を払出す。
4−4.カウンタ更新処理
図7は図4のステップS6のカウンタ更新処理の詳細を示すものであり、CPU51は図7のステップS41で通常大当りカウンタRoの計測値に「1」を加算し、ステップS42で通常大当りカウンタRoの加算結果を上限値「13」と比較する。ここで通常大当りカウンタRoの加算結果が上限値「13」であることを判断したときにはステップS43へ移行し、通常大当りカウンタNoに「0」をセットする。即ち、通常大当りカウンタRoは「0」から「12」に加算された後に「0」に戻して加算される。
4−5.データ取得処理
図8は図4のステップS7のデータ取得処理の詳細を示すものであり、CPU51は図8のステップS61で始動信号フラグの設定状態を判断する。例えば遊技球が特別図柄始動口24内に入賞したときには図5のスイッチ入力処理で始動信号フラグがオンされているので、CPU51は図8のステップS61で始動信号フラグのオンを判断する。そして、ステップS62へ移行し、通常大当りカウンタRoの計測値と特別大当りカウンタRsの計測値と変動パターンカウンタRhの計測値を取得する。
4−6.大当り判定処理
図10は図4のステップS8の大当り判定処理の詳細を示すものである。この大当り判定処理はメイン制御フラグが大当り判定処理にセットされていることが判断された場合に図4のステップS7のデータ取得処理の直後に実行されるものであり、CPU51は図10のステップS81で保留データエリア1に通常大当りカウンタRo〜変動パターンカウンタRhが格納されているか否かを判断する。ここで保留データエリア1に通常大当りカウンタRo〜変動パターンカウンタRhが格納されていることを検出したときにはステップS82へ移行し、ROM52から1個の通常大当り値「7」を検出する。そして、保留データエリア1から通常大当りカウンタRoの取得結果を検出し、通常大当りカウンタRoの検出結果を通常大当り値「7」と比較する。
4−7.変動パターン設定処理
図12は図4のステップS9の変動パターン設定処理の詳細を示すものである。この変動パターン設定処理はメイン制御フラグが変動パターン設定処理にセットされていることが判断された場合に図4のステップS7のデータ取得処理の直後に実行されるものであり、CPU51は図12のステップS111で通常大当りフラグの設定状態および特別大当りフラグ2の設定状態を判断する。ここで通常大当りフラグおよび特別大当りフラグ2のいずれかがオンされていることを検出したときには直前の大当り判定処理で通常大当りおよび特別大当り2のいずれかが判定されたと判断し、ステップS112へ移行する。
4−8.特別図柄変動開始処理
図14は図4のステップS10の特別図柄変動開始処理の詳細を示すものである。この特別図柄変動開始処理はメイン制御フラグが特別図柄変動開始処理にセットされていることが判断された場合に図4のステップS7のデータ取得処理の直後に実行されるものであり、CPU51は図14のステップS131でLED回路58に特別図柄変動開始信号を出力することに基づいて特別図柄の変動表示を開始する。この特別図柄の変動表示は特別図柄を「通常大当りの態様」→「特別大当り1の態様」→「特別大当り2の態様」→「外れの態様」→「通常大当りの態様」・・・の順序で循環的に表示するものであり、特別図柄表示器33を利用して行われる。
4−9.特別図柄変動停止処理
図15は図4のステップS11の特別図柄変動停止処理の詳細を示すものである。この特別図柄変動停止処理はメイン制御フラグが特別図柄変動停止処理にセットされていることが判断された場合に図4のステップS7のデータ取得処理の直後に実行されるものであり、CPU51は図15のステップS411で変動時間タイマThの計測値から単位時間「4msec」を減算することに基いて特別図柄の残り変動時間および装飾図柄の残り変動時間を更新する。そして、ステップS142へ移行し、変動時間タイマThの減算結果を「0」と比較する。
4−10.通常大当り遊技処理
図16は図4のステップS12の通常大当り遊技処理の詳細を示すものである。この通常大当り遊技処理はメイン制御フラグが通常大当り遊技処理にセットされていることが判断された場合に図4のステップS7のデータ取得処理の直後に実行されるものであり、 CPU51はステップS161で通常大当り遊技開始フラグの設定状態を判断する。この通常大当り遊技開始フラグはステップS162の通常大当り遊技開始処理を実行することに基いてオンされるものであり、CPU51はステップS162の通常大当り遊技開始処理を実行する前にはステップS161で通常大当り遊技開始フラグのオフを判断してステップS162の通常大当り遊技開始処理へ移行する。
4−11.特別大当り遊技処理1
図19は図4のステップS13の特別大当り遊技処理1の詳細を示すものである。この特別大当り遊技処理1はメイン制御フラグが特別大当り遊技処理1にセットされていることが判断された場合に図4のステップS7のデータ取得処理の直後に実行されるものであり、CPU51はステップS211で特別大当り遊技開始フラグ1の設定状態を判断する。この特別大当り遊技開始フラグ1はステップS212の特別大当り遊技開始処理1を実行することに基いてオンされるものであり、CPU51はステップS212の特別大当り遊技開始処理1を実行する前にはステップS211で特別大当り遊技開始フラグ1のオフを判断してステップS212の特別大当り遊技開始処理1へ移行する。
4−12.特別大当り遊技処理2
図22は図4のステップS14の特別大当り遊技処理2の詳細を示すものである。この特別大当り遊技処理2はメイン制御フラグが特別大当り遊技処理2にセットされていることが判断された場合に図4のステップS7のデータ取得処理の直後に実行されるものであり、CPU51は図22のステップS261で特別大当り遊技開始フラグ2の設定状態を判断する。この特別大当り遊技開始フラグ2はステップS262の特別大当り遊技開始処理2を実行することに基いてオンされるものであり、CPU51はステップS262の特別大当り遊技開始処理2を実行する前にはステップS261で特別大当り遊技開始フラグ2のオフを判断してステップS262の特別大当り遊技開始処理1へ移行する。
5.演出制御回路70の内部処理
5−1.メイン処理
演出制御回路70のCPU71は電源が投入されると、図25のステップS401の電源投入処理でRAM73の全データを初期設定する。そして、ステップS402へ移行し、タイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU71がタイマ回路74からのパルス信号を受信することに基いてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU71はステップS402でタイマ割込フラグのオンを判断したときにはステップS403へ移行する。このステップS403でタイマ割込フラグをオフし、ステップS404のカウンタ更新処理1〜ステップS406のコマンド処理を順に実行する。
5−2.INT割込処理
演出制御回路70のCPU71はメイン制御回路50からのストローブ信号(INT信号)を受信すると、INT割込処理を起動する。このストローブ信号はメイン制御回路50がコマンドと共に送信するものであり、CPU71はINT割込処理を起動したときには図26のステップS411でコマンドを受信し、ステップS412でコマンドの受信結果をRAM73に記録する。そして、ステップS413へ移行し、コマンド処理フラグをコマンドの受信結果に応じてセットする。このコマンド処理フラグはコマンド待ち処理に初期設定されるものであり、図27はメイン制御回路50から送信されるコマンドの種類とコマンド処理フラグの設定内容との関係を示している。
5−3.カウンタ更新処理1
図28は図25のステップS404のカウンタ更新処理1の詳細を示すものであり、CPU71は図28のステップS421で図柄カウンタRzの計測値に「1」を加算する。この図柄カウンタRzは装飾図柄の左列の図柄要素,中列の図柄要素,右列の図柄要素を「1〜8」の図柄要素群の中から選択するものであり、3桁のカウンタから構成されている。この図柄カウンタRzの1桁目は、図29に示すように、「0」から「7」に加算された後に「0」に戻して循環的に加算され、2桁目は1桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」ずつ加算され、3桁目は2桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」ずつ加算される。
5−3.カウンタ更新処理2
図30は図25のステップS405のカウンタ更新処理2の詳細を示すものであり、CPU71は図30のステップS431で大当り図柄カウンタRbの計測値に「1」を加算する。そして、ステップS432へ移行し、大当り図柄カウンタRbの加算結果を最大値「8」と比較する。ここで「Rb=8」を判断したときにはステップS433へ移行し、大当り図柄カウンタRbに「0」をセットする。即ち、大当り図柄カウンタRbは初期値「0」から上限値「7」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
5−5.コマンド処理
図31は図25のステップS406のコマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS406のコマンド処理では図31のステップS441のコマンド待ち処理〜ステップS445の装飾図柄変動停止コマンド処理をコマンド処理フラグの設定状態に基いて択一的に行う。
5−5−1.コマンド待ち処理
CPU71はコマンド処理フラグがコマンド待ち処理にセットされていることを検出すると、図31のステップS441のコマンド待ち処理を経て図25のステップS402に復帰する。このコマンド待ち処理はメイン制御回路50からのコマンドを待つ処理であり、実質的な処理動作が行われない。
5−5−2.当落コマンド処理
CPU71はコマンド処理フラグが当落コマンド処理にセットされていることを判断すると、図32のステップS451でRAM73からコマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS452へ移行し、コマンドの検出結果を通常大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの受信結果が通常大当りコマンドであることを判断したときにはステップS453へ移行し、大当り図柄カウンタRbの計測値を取得する。この大当り図柄カウンタRbの取得結果に「1」を加算し、装飾図柄の各列を大当り図柄カウンタRbの加算結果に設定する。例えば大当り図柄カウンタRbの取得結果が「6」であるときには「6」に「1」が加算され、装飾図柄が大当りの組合せである大当り図柄「777」に設定される。即ち、メイン制御回路50が通常大当りを判定したときには装飾図柄が大当りの組合せに設定される。
5−5−3.変動パターンコマンド処理
CPU71はコマンド処理フラグが変動パターンコマンド処理にセットされていることを判断すると、図33のステップS471でRAM73から変動パターンコマンドの受信結果を検出し、ステップS472へ移行する。
5−5−4.装飾図柄変動開始コマンド処理
CPU71はコマンド処理フラグが装飾図柄変動開始コマンド処理にセットされていることを判断すると、図31のステップS444で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100にスタートコマンドを送信し、コマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
5−5−5.装飾図柄変動停止コマンド処理
CPU71はコマンド処理フラグが装飾図柄変動停止コマンド処理にセットされていることを検出すると、図31のステップS445で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100にストップコマンドを送信し、コマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
6.図柄制御回路80の内部処理
図柄制御回路80のVDP84は、図36の(a)に示すように、ビデオデータの再生画面上で装飾図柄の左列と中列と右列を同時に変動開始し、図36の(b)に示すように、左列を最初に停止表示する。この左列の次に右列を停止表示し、最後に中列を停止表示する。これら各列の停止表示は演出制御回路70の設定結果で行われるものであり、メイン制御回路50が通常大当りを判定したときには、図36の(d)に示すように、装飾図柄が大当りの組合せで停止表示され、メイン制御回路50が特別大当り1を判定したときには、図36の(e)に示すように、装飾図柄が外れリーチの組合せで停止表示される。また、メイン制御回路50が特別大当り2を判定したときには、図36の(d)に示すように、装飾図柄が大当りの組合せで停止表示され、メイン制御回路50が外れを判定したときには、図36の(g)に示すように、装飾図柄が外れの組合せで停止表示される。
外れリーチの組合せが大当りの組合せを挟むことなく続けて「20回」だけ出現した状態では天井カウンタNtが「0」に減算されており、装飾図柄がリーチの組合せになることで大当りの組合せに発展することが内部処理の上で確定している。このため、遊技者にとっては装飾図柄がリーチの組合せになることで大当りの組合せに発展することを不安なく期待できる新たな趣向性が得られる。しかも、天井カウンタNtが「0」に減算されるまでの期間内で特別大当り2が判定されたときには大当りの組合せが発生して通常大当り遊技が実行されるので、遊技者にとっては通常大当り遊技が短い間隔で発生することを期待する新たな趣向性が得られる。
図39は図38のステップS8の大当り判定処理の詳細を示すものであり、メイン制御回路50のCPU51はステップS87で特別大当りカウンタRsの検出結果を15個の特別大当り値1「0〜14」と比較する。ここで特別大当りカウンタRsの検出結果が15個の特別大当り値1「0〜14」のいずれとも相違していることを判断したときにはステップS89へ移行し、通常大当りフラグをオンする。そして、ステップS90で天井カウンタNtを「20」に初期設定し、ステップS91で特別図柄を図40の通常大当りの態様に設定する。
外れリーチの組合せが大当りの組合せを挟むことなく続けて「20回」だけ出現した状態では天井カウンタNtが限度値「0」に到達しており、装飾図柄がリーチの組合せになることで大当りの組合せに発展することが内部処理の上で確定している。このため、遊技者にとっては装飾図柄がリーチの組合せになることで大当りの組合せに発展することを不安なく期待できる新たな趣向性が得られる。
Claims (1)
- 遊技盤に設けられ、遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤に設けられ、遊技球が入球可能な開放状態および遊技球が入球不能な閉鎖状態に相互に切換えられる装置と、
遊技球が前記始動口内に入球したことを検出する始動球検出器と、
一定の時間間隔で大当り乱数値を更新する大当り乱数更新手段と、
一定の時間間隔で種分け乱数値を更新する種分け乱数更新手段と、
前記始動球検出器が遊技球を検出したことを契機として前記大当り乱数値および前記種分け乱数値を取得する乱数取得手段と、
前記大当り乱数値の取得結果を予め決められた大当り値と比較することに基づいて大当りであるか否かを判定する大当り判定手段と、
前記大当り判定手段が大当りを判定したことを条件として、前記種分け乱数値の取得結果を予め決められた種分け値と比較することに基づいて第1の大当りと第2の大当りと第3の大当りを種分けする大当り種分け手段と、
前記大当り種分け手段が前記第1の大当りおよび前記第3の大当りを種分けしたときには図柄表示器に識別図柄を予め決められた大当りの態様で表示し、前記大当り種分け手段が前記第2の大当りを種分けしたときには前記図柄表示器に識別図柄を前記大当りの態様とは相違する特定の態様で表示する図柄表示手段と、
前記大当り種分け手段が前記第1の大当りおよび前記第3の大当りを種分けしたときには前記装置を開放する第1の大当り遊技を行い、前記大当り種分け手段が前記第2の大当りを種分けしたときには前記装置を前記第1の大当り遊技に比べて短い時間だけ開放する第2の大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
前記大当り種分け手段が前記第1の大当りを種分けしたときには計数値を初期設定し、当該計数値が限度値に更新されていない状態で前記大当り種分け手段が前記第2の大当りおよび前記第3の大当りを種分けしたときには当該計数値を更新する計数更新手段とを備え、
前記大当り種分け手段は、前記計数値が前記限度値に更新された状態で前記第2の大当りおよび前記第3の大当りを種分けしたときにはこの種分け結果を前記第1の大当りに変更する制御を行い、
前記計数更新手段は、前記大当り種分け手段が前記第2の大当りの種分け結果および前記第3の大当りの種分け結果を前記第1の大当りに変更したときには前記計数値を初期設定する制御を行うことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005257738A JP5034192B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005257738A JP5034192B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012110511A Division JP2012148161A (ja) | 2012-05-14 | 2012-05-14 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007068698A JP2007068698A (ja) | 2007-03-22 |
JP5034192B2 true JP5034192B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=37930682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005257738A Expired - Fee Related JP5034192B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5034192B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022006347A (ja) * | 2020-06-24 | 2022-01-13 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2022006348A (ja) * | 2020-06-24 | 2022-01-13 | 株式会社三共 | 遊技機 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5853241B2 (ja) * | 2010-06-23 | 2016-02-09 | 株式会社高尾 | 弾球遊技機 |
JP6448718B2 (ja) * | 2017-07-13 | 2019-01-09 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11267306A (ja) * | 1998-03-24 | 1999-10-05 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2000254303A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-19 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP4447899B2 (ja) * | 2003-12-09 | 2010-04-07 | 株式会社平和 | 遊技機 |
-
2005
- 2005-09-06 JP JP2005257738A patent/JP5034192B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022006347A (ja) * | 2020-06-24 | 2022-01-13 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2022006348A (ja) * | 2020-06-24 | 2022-01-13 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP7299860B2 (ja) | 2020-06-24 | 2023-06-28 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP7299861B2 (ja) | 2020-06-24 | 2023-06-28 | 株式会社三共 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007068698A (ja) | 2007-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5763608B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4415114B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6586676B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004350997A (ja) | 遊技機 | |
JP2005168976A (ja) | 遊技機 | |
JP2008104631A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP5034192B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6203925B2 (ja) | 遊技機 | |
JPH06134102A (ja) | 遊技機 | |
JP2003251019A (ja) | 遊技機 | |
JP5018010B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP4893865B1 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP6016980B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6053049B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5625030B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4826859B1 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2007117180A (ja) | 遊技機 | |
JP2012148161A (ja) | 遊技機 | |
JP4269284B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6216431B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004350998A (ja) | 遊技機 | |
JP2006255078A (ja) | 遊技機 | |
JP4465502B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6280169B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6182623B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080604 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110622 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120321 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120514 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120605 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120618 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R255 | Notification of exclusion from application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R2525 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |