JP5031421B2 - データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ処理技術に関し、特に、連携した文章データ及び画像データの処理技術に関する。
本発明に関し、例えば特許文献1には、文章を文節単位に解析して表現の異なる文節候補を文節毎に表示し、任意の文節において文節候補の選択が行われると、他の文節における文節候補のうち当該選択に係る文節候補と関連付けがされているものを強調表示することで、表現の統一された文章の作成を容易に行えるようにするという技術が開示されている。
また、例えば特許文献2には、感情を表現する所定の画像と感情を要素値とする感情ベクトルとを関連付けた画像データベースを用意しておき、入力文章に含まれている感情を表す単語についての感情ベクトルを辞書検索に基づいて算出し、この算出結果に最も近い感情ベクトルに関連付けられている画像を当該画像データベースから選択して表示することで、入力文章に表されている感情をきめこまかく豊かに表現できるようにするという技術が開示されている。
また、例えば非特許文献1には、生体認証の技術的、制度的な取り組みについての記事が掲載されており、この記事では、顔認証を行うために顔画像から目、鼻、口などといった局所の部分画像を、照合のために抽出する技術が紹介されている。
特開2002−297581号公報 特開2005−208892号公報 「生体認証大ブレーク―可能性と課題―」,日経バイト2005年10月号,日本,日経BP社,2005年9月22日,第269号,p.28−47
昨今、インターネット上のウェブサイトとして急激に増加しているもののひとつに、ブログ(Blog)がある。ブログは、元々はウェブログ(Weblog)の略であり、作成者の個人的な体験や特定の記事に関する話題などといった情報を日記のように時系列で公開するウェブサイトである。
ブログ作成用のツールとして、文章と共に画像を公開する機能を有しているものがある。しかし、この文章の作成技術や画像の作成技術、写真の撮影技術などはブログ作成者のスキルに依存するものである。このため、ブログ作成者がこのようなスキルを有していないと、多くの人に閲覧されるような人気の高いブログの作成は容易なものではなく、トラックバック等の閲覧者からのレスポンスを得ることも余り期待できない。
本発明は上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、閲覧者の興味を引くような、ユニークなブログの作成を支援することである。
本発明の態様のひとつであるデータ処理装置は、入力された文章データ及び画像データを格納する格納手段と、予め用意されているキーワードと該キーワードが表現している感情を示している感情情報とが予め対応付けられて格納されているデータベースと、前記データベースに格納されているキーワードが、前記文章データで表されている文章を構成している各文に含まれているか否かを判定する判定手段と、前記文章を構成している各文に込められている感情の分析結果として、前記判定手段が該文に含まれていると判定したキーワードについて前記データベースにおいて対応付けられている感情情報で示されている感情を出力する感情分析手段と、前記文章を構成している各文を、前記感情分析手段による感情の分析結果に従って分類する分類手段と、前記画像データで表されている画像を、前記感情分析手段による分析結果に基づいて変化させる画像変化手段と、前記分類手段により分類された文と前記画像変化手段により変化させた画像とを前記感情分析手段による分析結果に従って関連付ける関連付け手段と、予め用意されているキーワードと予め用意されている複数の文章とが予め対応付けられて格納されているアシスト文章データベースと、前記アシスト文章データベースに格納されているキーワードが、前記文章データで表されている文章に含まれているか否かを判定するアシスト文章キーワード判定手段と、前記アシスト文章キーワード判定手段が前記文章データで表されている文章に含まれていると判定したキーワードについて前記アシスト文章データベースにおいて対応付けられている文章を複数読み出して出力するアシスト文章出力手段と、前記アシスト文章出力手段により出力された複数の文章に対する選択の指示を取得する選択指示取得手段と、前記選択指示取得手段により取得された指示により選択されている文章を、前記アシスト文章キーワード判定手段が前記キーワードの有無の判定を行った文章に追加することで該文章を変更して出力する文章アシスト手段と、を有することを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
なお、上述した本発明に係るデータ処理装置において、前記画像変化手段は、前記画像の明度、コントラスト、彩度、及び該画像を表示する際の表示サイズのうちの少なくとも1つ以上を変化させることで該画像を変化させるように構成してもよい。
また、前述した本発明に係るデータ処理装置において、前記画像変化手段は、前記画像に別の画像を合成することで該画像を変化させるように構成してもよい。
また、前述した本発明に係るデータ処理装置において、前記判定手段が前記キーワードの有無の判定を行った文を、前記感情分析手段による分析結果に基づいて変更して出力する文変更手段を更に有するように構成してもよい。
なお、このとき、前記文変更手段は、前記感情に予め対応付けられている所定の語句を前記文に追加することで該文を変更するように構成してもよい。
また、前述した本発明に係るデータ処理装置において、前記画像データは、人物の顔を撮影して得られた顔画像の画像データであり、前記画像変化手段は、前記顔画像に表されている人物の顔の形態を変形させる、ように構成してもよい。
なお、このとき、前記画像変化手段は、前記顔画像に表されている人物の顔における目及び口のうちの少なくともどちらか一方の形態を変形させるように構成してもよい。
あるいは、このとき、前記画像変化手段は、更に、前記顔画像における前記人物の顔以外の領域である背景領域の明度を変化させるように構成してもよい。
また、本発明の別の態様のひとつであるデータ処理方法は、データ処理装置によって行われるデータ処理の方法であって、前記データ処理装置の有する格納手段が、入力された文章データ及び画像データを格納し、予め用意されているキーワードと該キーワードが表現している感情を示している感情情報とが予め対応付けられて格納されているデータベースに格納されている該キーワードが、前記文章データで表されている文章を構成している各文に含まれているか否かを、前記データ処理装置の有する判定手段が判定し、前記データ処理装置の有する感情分析手段が、前記文章を構成している各文に込められている感情の分析結果として、前記判定手段が該文に含まれていると判定したキーワードについて前記データベースにおいて対応付けられている感情情報で示されている感情を出力し、前記データ処理装置の有する分類手段が、前記文章を構成している各文を、前記感情分析手段による感情の分析結果に従って分類し、前記データ処理装置の有する画像変化手段が、前記画像データで表されている画像を、前記感情分析手段による分析結果に基づいて変化させ、前記データ処理装置の有する出力手段が、前記分類手段により分類された文と前記画像変化手段により変化させた画像とを前記感情分析手段による分析結果に従って関連付け、予め用意されているキーワードと予め用意されている複数の文章とが予め対応付けられて格納されているアシスト文章データベースに格納されているキーワードが、前記文章データで表されている文章に含まれているか否かを、前記データ処理装置の有するアシスト文章キーワード判定手段が判定し、前記アシスト文章キーワード判定手段が前記文章データで表されている文章に含まれていると判定したキーワードについて前記アシスト文章データベースにおいて対応付けられている文章を、前記データ処理装置の有するアシスト文章出力手段が複数読み出して出力し、前記データ処理装置の有する選択指示取得手段が、前記アシスト文章出力手段により出力された複数の文章に対する選択の指示を取得し、前記データ処理装置の有する文章アシスト手段が、前記選択指示取得手段により取得された指示により選択されている文章を、前記アシスト文章キーワード判定手段が前記キーワードの有無の判定を行った文章に追加することで該文章を変更して出力する、ことを特徴とするものであり、この特徴によって前述した課題を解決する。
また、本発明の更なる別の態様のひとつであるプログラムは、入力された文章データ及び画像データをコンピュータが有している記憶部に格納する格納処理と、予め用意されているキーワードと該キーワードが表現している感情を示している感情情報とが予め対応付けられて格納されているデータベースに格納されている該キーワードが、前記文章データで表されている文章を構成している各文に含まれているか否かを判定する判定処理と、前記文章を構成している各文に込められている感情の分析結果として、前記判定処理によって該文に含まれていると判定されたキーワードについて前記データベースにおいて対応付けられている感情情報で示されている感情を出力する感情分析処理と、前記文章を構成している各文を、前記感情分析処理による感情の分析結果に従って分類する分類処理と、前記画像データで表されている画像を、前記感情分析処理による分析結果に基づいて変化させる画像変化処理と、前記分類処理により分類された文と前記画像変化処理により変化させた画像とを前記感情分析処理による分析結果に従って関連付ける関連付け処理と、予め用意されているキーワードと予め用意されている複数の文章とが予め対応付けられて格納されているアシスト文章データベースに格納されているキーワードが、前記文章データで表されている文章に含まれているか否かを判定するアシスト文章キーワード判定処理と、前記アシスト文章キーワード判定処理によって前記文章データで表されている文章に含まれていると判定されたキーワードについて前記アシスト文章データベースにおいて対応付けられている文章を複数読み出して出力するアシスト文章出力処理と、前記アシスト文章出力処理により出力された複数の文章に対する選択の指示を取得する選択指示取得処理と、前記選択指示取得処理により取得された指示により選択されている文章を、前記アシスト文章キーワード判定処理による前記キーワードの有無の判定が行われた文章に追加することで該文章を変更して出力する文章アシスト処理と、をコンピュータに行わせるためのプログラムであり、このプログラムをコンピュータに実行させることによっても、前述した課題は解決される。
本発明によれば、以上のようにすることにより、閲覧者の興味を引くような、ユニークなブログの作成の支援が可能になるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を実施するデータ処理装置であるブログサイトサーバを含む通信ネットワークの構成を示している。
図1において、インターネット35は通信ネットワークである。図1においては、インターネット35には、ブログサービスを提供するコンピュータであるブログサイトサーバ51と、PC(パーソナルコンピュータ)32及び34とが接続されている。ここで、PC32はブログの作成者が操作するコンピュータであり、PC34はブログの閲覧者が操作するコンピュータである。
なお、ブログサイトサーバ51並びにPC32及び34はいずれもごく標準的な構成のコンピュータであり、制御プログラムの実行によってコンピュータ全体の動作制御を司るMPU(演算処理装置)、このMPUが必要に応じてワークメモリとして使用するメインメモリ、マウスやキーボードなどといったユーザからの各種の指示を取得するための入力部、他の機器と直接に、若しくはインターネット35を介して各種データの授受を管理するインタフェースユニット、及び、各種のプログラムやデータを記憶しておく例えばハードディスク装置なとの補助記憶装置を有している。
PC32にはカメラ10が接続されている。このカメラ10は、いわゆるデジタルカメラであり、被写体の撮影を行うと、当該被写体についての画像を表現している画像データを記録する。
ここで図2について説明する。同図はカメラ10の機能構成を示している。
図2において、撮像部11は、撮像レンズや撮像素子を備えており、撮像素子の受光面に結像させた被写体像を撮像する。撮像により得られた画像を表現している画像信号は画像処理及び制御処理部12に入力され、当該画像に対する各種の画像処理が行われる。なお、画像処理及び制御処理部12は単一の集積回路であり、カメラ10の各構成要素全体の動作制御も行う。
合焦制御部13は、撮像された画像のコントラスト情報などに基づいて撮像部11を制御し、撮像レンズを駆動して被写体像を撮像素子の受光面上で合焦させる。
指示取得部14は、カメラ10の使用者からの各種の指示を取得する各種の操作スイッチ群である。
記録部15は、撮像された画像に対して画像処理及び制御処理部12が画像圧縮処理を施して得られた画像データの記録を行う。
時計部16は日時の計時を行う。
関連付け処理部17は、記録部15に記録された画像データで表現されている画像の撮像日時を時計部16から取得し、この日時を撮影時刻情報として当該画像データに関連付けて記録部15にまとめて記録する。また、撮影被写体として人物の顔の撮影を行う指示を指示取得部14が受け取っていた場合には、画像処理及び制御処理部12によって行われる、撮像した顔画像における顔位置並びに目部、鼻部、及び口部の抽出処理の結果を示す位置情報を、顔位置情報として当該画像データに関連付けて記録部15にまとめて記録する。
なお、カメラ10にGPS(全地球測位システム:Global Positioning System )情報取得部を備えて画像の撮像時の場所情報を取得するようにし、関連付け処理部17がこの撮像場所情報を当該画像データに関連付けて記録部15にまとめて記録するようにしておいてもよい。
インタフェース部18は、PC32との間で行われる各種のデータの授受を管理する。
カメラ10は以上の構成を有している。
次に図3について説明する。同図は、ブログサイトサーバ51の機能構成を示している。なお、同図に示されている各機能は、ブログサイトサーバ51であるコンピュータで実現されるものであり、このコンピュータでは、補助記憶装置に予め格納しておいた所定のプログラムをMPUが読み出して実行することによって、これらの各機能を実現する。
ブログの作成者がPC32に入力した文章を表している文章データは、インターネット35を介してブログサイトサーバ51へ送られる。また、カメラ10で撮像された画像についての画像データも、関連付け処理部17により関連付けられた各種のデータと共に、PC32及びインターネット35を介してブログサイトサーバ51へ送られる。ブログサイトサーバ51では、インターネット35を介して送られてくる文章データ及び画像データをアクセス受け付け部52が受け取って記録処理部53へと渡す。
記録処理部53は、ブログサイトサーバ51に入力されたこの文章データ及び画像データをハードディスク等の補助記憶装置に記録して格納する。従って、ブログ作成者がPC32を操作して文章データ及び画像データのブログサイトサーバ51への送信を行う度に、ブログサイトサーバ51には文章データ及び画像データが蓄積されていく。
一方、ブログの閲覧者がPC34を操作してブログの閲覧要求を行うと、この要求はインターネット35を介してブログサイトサーバ51へ送られる。ブログサイトサーバ51では、この閲覧要求をアクセス受け付け部52が受け取ると、格納しておいた文章データ及び画像データを記録処理部53が読み出し、画像処理部56を介して表示制御部57に渡す。表示制御部57は、文章データで表されている文章と画像データで表されている画像とを所定の表示様式に組み込んでウェブログページデータを作成し、インターネット35を介してPC34へ送付する。PC34では、受け取ったウェブログページデータに従った様式で文章及び画像を表示して閲覧者に提示する。
データベース58は、ブログサイトサーバ51であるコンピュータの補助記憶装置に構築されている。このデータベース58には、キーワードデータベースとアシスト文章データベースとが蓄積されている。このうちアシスト文章データベースについては後述する。
キーワードデータベースは、予め用意されているキーワードと、そのキーワードが表現している感情を示している感情情報とが予め対応付けられて格納されている。
なお、以下の説明では、キーワードとして「気持ちよい」と「痛い」とが予め用意されており、キーワードデータベースにおいて、「気持ちよい」と感情情報「嬉しい」とが予め対応付けられており、「痛い」と感情情報「悲しい」とが予め対応付けられてそれぞれ格納されているものとする。
文章処理部54は、キーワードデータベースに格納されているキーワードが、記録処理部53により記録された文章データで表されている文章を構成している各文に含まれているか否かを判定すると共に、この判定において文に含まれていると判定したキーワードについてキーワードデータベースにおいて対応付けられている感情情報で示されている感情を、当該文に込められている感情の分析結果として出力する。
例えば、記録処理部53により記録された文章データで表されている文章が、「今日はよい天気で気持ちよい。乾燥した天気が続いて、のどが痛い。」であったとする。このとき、文章処理部54は、キーワードデータベースに格納されているキーワードとして、当該文章における第一文「今日はよい天気で気持ちよい。」から「気持ちよい」を見つけ出し、第二文「乾燥した天気が続いて、のどが痛い。」から「痛い」を見つけ出す。ここで、前述したように、キーワードデータベースにおいて、「気持ちよい」には感情情報「嬉しい」が対応付けられており、「痛い」には感情情報「悲しい」が対応付けられている。従って、文章処理部54は、「嬉しい」を当該第一文についての感情の分析結果として出力し、「悲しい」を当該第二文についての感情の分析結果として出力する。
分類処理部55は、記録処理部53により記録された文章データで表されている文章を構成している各文を、文章処理部54による感情の分析結果に従って分類する。従って、分類処理部55は、上述した例では、「嬉しい」なるグループに当該第一文を分類し、「悲しい」なるグループに当該第二文を分類する。
このように、本実施形態に係るブログサイトサーバ51では、ブログの文章を、各文に込められている感情に応じて分類することで、複数のブログを作成し提供することを可能にしている。従って、閲覧者のうち、悲しいブログの閲覧を所望する者に対しては、希望通りの「悲しい」グループに分類されている文のみを提供することができるようになり、また、嬉しいブログの閲覧を所望する者に対しても、希望通りの「嬉しい」グループに分類されている文のみを提供することができるようになる。また、閲覧者が全てのブログの閲覧を希望するのであれば、各グループに分類されている文を全て提供することも、もちろん可能である。
なお、上述した例では、説明を簡単にするために、感情情報を「嬉しい」と「悲しい」とのみに限定して各文の分類を行うようにしていたが、例えば「悔しい」や「怒った」など、感情情報を更に増やして分類を行うようにしてもよい。
画像処理部56は、記録処理部53により記録された画像データで表されている画像に対して画像処理を施し、文章処理部54による感情の分析結果に基づいて変化させる。この画像処理部56により行われる画像処理は、画像の明度、コントラスト、及び彩度を変化させる処理や、画像を表示する際の表示サイズを変化させる処理、画像に別の画像を合成させる処理などがある。また、処理対象の画像が人物の顔を撮影して得られた顔画像である場合には、画像処理部56により行われる画像処理は、顔画像に表されている人物の顔の形態を変形させる処理や、顔画像における人物の顔以外の領域である背景領域の明度を変化させる処理などがある。これらの処理については後述する。
表示制御部57は、記録処理部53により記録された画像データで表されている画像に対して画像処理部56が画像処理を施した場合には、分類処理部55により分類された文と、画像処理部56が変化させた画像とを、文章処理部54による分析結果に従って関連付けた上で所定の表示様式に組み込んでウェブログページデータを該分析結果毎に作成して出力し、インターネット35を介してPC34へ送付する。PC34では、受け取ったウェブログページデータに従った様式で文章及び画像を表示して閲覧者に提示する。
アシスト文章処理部59は、文章作成の苦手なブログ作成者のために、文章の作成を支援するための処理である、文章作成アシスト処理を行うものであり、ブログ作成者からの文章作成アシスト要求に応じて機能する。
アシスト文章処理部59は、データベース58に蓄積されているアシスト文章データベースを使用する。アシスト文章データベースには、予め用意されているキーワードと予め用意されている複数の文章とが予め対応付けられて格納されている。
アシスト文章処理部59は、まず、アシスト文章データベースに格納されているキーワードが、記録処理部53により記録された文章データで表されている文章に含まれているか否かを判定する。そして、この判定により当該文章に含まれていると判定したキーワードについてアシスト文章データベースにおいて対応付けられている文章を複数読み出して表示制御部57へ渡す。表示制御部57は、これらの文章の一覧表示画面データを作成し、インターネット35を介してブログ作成者のPC32へ送付する。
ブログ作成者は、PC32により表示される文章の一覧表示画面を参照し、この一覧から文章を選択する指示をPC32に対して行う。この指示はPC32からインターネット35を介してブログサイトサーバ51へと送られる。
ブログサイトサーバ51では、この選択指示をアクセス受け付け部52が取得してアシスト文章処理部59に渡す。アシスト文章処理部59は、この指示により選択されている文章を、文章処理部54がキーワードの有無の判定を行った文章に追加することでその文章を変更して表示制御部57へ出力する。表示制御部57は、この変更後の文章をアシスト文章処理部59から受け取った場合には、この変更後の文章と画像データで表されている画像とを所定の表示様式に組み込んでウェブログページデータを作成し、インターネット35を介してPC34へ送付する。PC34では、受け取ったウェブログページデータに従った様式で文章及び画像を表示して閲覧者に提示する。
ブログサイトサーバ51は、以上の機能を有している。
以下、ブログサイトサーバ51であるコンピュータが上述した機能を提供するために当該コンピュータのMPUで実行される各種制御処理について説明する。
まず図4について説明する。同図は、ブログ作成処理の処理内容をフローチャートで示したものである。
図4において、まず、S110では、PC32から送られてくる文章データ及び画像データを入力データとして取得し、両者を対応付けて補助記憶装置に格納する処理が行われる。
S111では、補助記憶装置に格納した文章データを読み出し、その文章データで表されている文章のうちの最初の文を選択する処理が行われる。
S112では、補助記憶装置に構築されているデータベース58のうちのキーワードデータベースを参照する処理が行われる。この処理により、このキーワードデータベースには、キーワードとして「気持ちよい」と「痛い」とが用意されており、その各々が感情情報「嬉しい」と「悲しい」とに対応付けられていることをMPUは認識する。
S113では、現在選択中の文に、感情情報「嬉しい」に対応付けられているキーワード(本実施形態においては「気持ちよい」)が含まれているか否かを判定する処理が行われる。ここで、「嬉しい」に対応付けられているキーワードが含まれていると判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS121からS123の処理を実行し、その後はS115に処理を進める。一方、「嬉しい」に対応付けられているキーワードが含まれていないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS114に処理を進める。
S114では、現在選択中の文に、感情情報「悲しい」に対応付けられているキーワード(本実施形態においては「痛い」)が含まれているか否かを判定する処理が行われる。ここで、「悲しい」に対応付けられているキーワードが含まれていると判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS124からS126の処理を実行し、その後はS115に処理を進める。一方、「悲しい」に対応付けられているキーワードが含まれていないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS114に処理を進める。
S115では、終了判定処理、すなわち、現在選択中の文が、補助記憶装置に格納した文章データで表されている文章のうちの最後の文であったか否かを判定する処理が行われる。ここで、現在選択中の文が当該最後の文であると判定されたとき(判定結果がYesのとき)は、このブログ作成処理を終了する。一方、現在選択中の文が当該最後の文ではないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)は、S116に処理を進める。
S116では、補助記憶装置に格納した文章データで表されている文章において、現在選択中であった文に続く次の文を選択する処理が行われ、その後はS113へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
これより説明するS121からS123にかけての処理は、選択中の文に込められている感情が「嬉しい」と判定されたときの処理である。
まず、S121では、文強調処理が行われる。この処理は、現在選択中の文に対し、当該文に込められていると判定された感情「嬉しい」が強調されるように変更する処理である。具体的には、例えば、現在選択中の文に対し、検出されたキーワード「気持ちよい」の直前に、「とても」や「非常に」などの語句を挿入する処理を行う。また、現在選択中の文の先頭や末尾に、笑顔を表している顔文字を追加する処理を行うようにしてもよい。
S122では、S121の処理による変更が施された文を、当該文に込められていると判定された感情「嬉しい」のグループに分類して補助記憶装置に格納する処理が行われる。
S123では、補助記憶装置に格納した画像データで表されている画像に対し、感情「嬉しい」が強調されるような変化を施す画像処理(+)が行われる。この画像処理の詳細は後述する。この処理の後は、前述したS114に処理を進める。
これより説明するS124からS126にかけての処理は、選択中の文に込められている感情が「悲しい」と判定されたときの処理である。
まず、S124では、文強調処理が行われる。この処理は、現在選択中の文に対し、当該文に込められていると判定された感情「悲しい」が強調されるように変更する処理である。具体的には、例えば、現在選択中の文に対し、検出されたキーワード「痛い」の直前に、「とても」や「非常に」などの語句を挿入する処理を行う。また、現在選択中の文の先頭や末尾に、泣き顔を表している顔文字を追加する処理を行うようにしてもよい。
S125では、S124の処理による変更が施された文を、当該文に込められていると判定された感情「悲しい」のグループに分類して補助記憶装置に格納する処理が行われる。
S126では、補助記憶装置に格納した画像データで表されている画像に対し、感情「悲しい」が強調されるような変化を施す画像処理(−)が行われる。この画像処理の詳細は後述する。この処理の後は、前述したS114に処理を進める。
以上までの処理がブログ作成処理である。
次に図5について説明する。同図は、図4に示したブログ作成処理におけるS123及びS126の処理として行われる画像処理の第一の例の処理内容をフローチャートで示したものである。
図5において、まず、S131では、「+」の画像処理を行うか否か、すなわち、感情「嬉しい」が強調されるような変化を施す画像処理(図4のS123の処理としての画像処理)を行うか否かを判定する処理が行われる。ここで、「+」の画像処理を行うと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS132に処理を進める。一方、「−」の画像処理、すなわち、感情「悲しい」が強調されるような変化を施す画像処理(図4のS126の処理としての画像処理)を行うと判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS136に処理を進める。
S132、S133、及びS134では、感情「嬉しい」が強調されるような変化を施す画像処理として、補助記憶装置に格納した画像データで表されている画像に対し、明度を高める画像処理、コントラストを高める画像処理、及び彩度を高める画像処理がそれぞれ行われる。また、続くS135では、この画像に対し、例えば、太陽や花弁、花束などといった、感情「嬉しい」を強調する別の画像を挿入して合成する画像処理が行われる。そして、このS135の処理を終えた後には、処理後の画像を補助記憶装置に格納した上で、図4のブログ作成処理へと処理を戻す。
一方、S136、S137、及びS138では、感情「悲しい」が強調されるような変化を施す画像処理として、補助記憶装置に格納した画像データで表されている画像に対し、明度を下げる画像処理、コントラストを下げる画像処理、及び彩度を下げる画像処理がそれぞれ行われる。また、続くS139では、この画像の画素数を間引く、若しくはこの画像のついての表示サイズの設定情報を変更する等して、当該画像が表示されるときの表示サイズが小さくなるようにする画像処理が行われる。そして、このS139の処理を終えた後には、処理後の画像を補助記憶装置に格納した上で、図4のブログ作成処理へと処理を戻す。
以上までの処理が画像処理の第一の例である。
以上の図4及び図5の処理を実行する度に、ブログサイトサーバ51には、込められている感情が強調された文章データ及び画像データが、当該感情によって分類されて蓄積されていく。ここで、ブログの閲覧者がPC34を操作し、感情の分類を指定してブログの閲覧要求を行うと、ブログサイトサーバ51では、感情に応じて分類して格納しておいた文章データ及び画像データが読み出され、この文章データで表されている文章(感情が強調されているもの)と画像データで表されている画像(感情が強調されているもの)とを所定の表示様式に組み込んでウェブログページデータを作成してPC34へ送付する。PC34では、受け取ったウェブログページデータに従った様式で文章及び画像を表示して閲覧者に提示する。
ここで図6A、図6B、及び図6Cについて説明する。図6Aは、カメラ10によって撮影された元の画像の例を示しており、図6B及び図6Cは、上述した図4及び図5の処理の実行によって作成されたウェブログページのPC34での表示画面例である。ここで、図6Bは、「嬉しい」感情の強調がされたウェブログページについてのものであり、図6Cは、「嬉しい」感情の強調がされたウェブログページについてのものである。
図6Bの表示例では、前述した第一文「今日はよい天気で気持ちよい。」におけるキーワード「気持ちよい」の直前に強調語句「とても」が挿入された文が表示されている。更に、図6Bの表示例では、図6Aに示した木の画像に対し、明度、コントラスト、及び彩度をそれぞれ高める画像処理と、太陽の画像を合成する画像処理とが施された結果、明るく、くっきりした、楽しい印象の画像が表示される。
また、図6Cの表示例では、前述した第二文「乾燥した天気が続いて、のどが痛い。」におけるキーワード「痛い」の直前に強調語句「非常に」が挿入された文が表示されている。更に、図6Cの表示例では、図6Aに示した木の画像に対し、明度、コントラスト、彩度をそれぞれ下げる画像処理と、当該画像が表示されるときの表示サイズが小さくなるようにする画像処理とが施された結果、暗く、ぼやけた印象である、小さな画像が表示される。
このように、図4及び図5の処理がブログサイトサーバ51で行われることにより、元の文章を構成する各文に込められている感情に応じて各文が分類され、更に、その感情が強調される処理を各文とその文章に対応付けられている画像とに対して施したものがブログとして公開されるので、ブログ閲覧者の興味を引くことができるようになる。
なお、図5の処理において、感情「嬉しい」が強調されるような変化を施す画像処理として、この画像の画素数を補間等により増やす、若しくはこの画像のついての表示サイズの設定情報を変更する等して、当該画像が表示されるときの表示サイズが大きくなるようにする画像処理を行うようにしてもよい。
次に図7について説明する。同図は、図4に示したブログ作成処理におけるS123及びS126の処理として行われる画像処理の第二の例の処理内容をフローチャートで示したものである。なお、この処理は、元の文章に関連付けられている画像が人物の顔画像である場合に好適な画像処理である。
まず、S151において、補助記憶装置に格納した画像データに関連付けられている、当該画像データで表されている顔画像の目部、鼻部、及び口部の抽出処理の結果を示す位置情報を取得する処理が行われる。
S152では、「+」の画像処理を行うか否か、すなわち、感情「嬉しい」が強調されるような変化を施す画像処理(図4のS123の処理としての画像処理)を行うか否かを判定する処理が行われる。ここで、「+」の画像処理を行うと判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS153に処理を進める。一方、「−」の画像処理、すなわち、感情「悲しい」が強調されるような変化を施す画像処理(図4のS126の処理としての画像処理)を行うと判定されたとき(判定結果がNoのとき)にはS155に処理を進める。
S153では、感情「嬉しい」が強調されるような変化を施す画像処理として、画像データで表されている顔画像における口部に対し、図8Aに示すように、口の形態を変形させてその口元を上げる画像処理を行い、笑顔の表情の顔画像とする処理が行われる。そして、続くS154において、当該顔画像における顔以外の領域である背景領域の明度を高める画像処理が行われる。その後、このS154の処理を終えた後には、処理後の画像を補助記憶装置に格納した上で、図4のブログ作成処理へと処理を戻す。
なお、S154において顔の明度を変化させないのは、顔の明度を高め過ぎることにより顔の表情が不明確になってしまうことを避けるためである。
S155では、感情「悲しい」が強調されるような変化を施す画像処理として、画像データで表されている顔画像における口部に対し、図8Bに示すように、口の形態を変形させてその口元を下げる画像処理が行われる。そして、続くS156において、当該顔画像における目部に対し、図8Bに示すように、目の形態を変形させて細目にすると共に、その周囲を顔の皮膚部の色彩で塗りつぶす画像処理が行われる。更に、続くS157において、図8Bに示すように、予め用意しておいた涙の画像を、顔画像における目部の下方に合成する画像処理が行われる。そして、続くS158において、当該顔画像における顔以外の領域である背景領域の明度を下げる画像処理が行われる。その後、このS158の処理を終えた後には、処理後の画像を補助記憶装置に格納した上で、図4のブログ作成処理へと処理を戻す。
なお、S158において顔の明度を変化させないのは、顔の明度を下げ過ぎることにより顔の表情が不明確になってしまうことを避けるためである。
以上の図4及び図7の処理を実行する度に、ブログサイトサーバ51には、込められている感情が強調された文章データ及び画像データが、当該感情によって分類されて蓄積されていく。ここで、ブログの閲覧者がPC34を操作し、感情の分類を指定してブログの閲覧要求を行うと、ブログサイトサーバ51では、感情に応じて分類して格納しておいた文章データ及び画像データが読み出され、この文章データで表されている文章(感情が強調されているもの)と画像データで表されている顔画像(感情が強調されているもの)とを所定の表示様式に組み込んでウェブログページデータを作成してPC34へ送付する。PC34では、受け取ったウェブログページデータに従った様式で文章及び顔画像を表示して閲覧者に提示する。
このように、図4及び図7の処理がブログサイトサーバ51で行われることにより、元の文章を構成する各文に込められている感情に応じて各文が分類され、更に、その感情が強調される処理を各文とその文章に対応付けられている顔画像とに対して施したものがブログとして公開されるので、ブログ閲覧者の興味を引くことができるようになる。
次に図9について説明する。同図は、文章作成アシスト処理の処理内容をフローチャートで示したものである。なお、この処理は、ブログ作成者がPC32を操作して行う文章作成アシスト要求をブログサイトサーバ51が取得することにより、図4に示したブログ作成処理におけるS110の処理に代えて実行される処理である。
図9において、まずS161では、PC32から送られてくる画像データを入力データとして取得し、補助記憶装置に格納する処理が行われる。
続くS162では、当該画像データと共にPC32から送られてくる文章データを入力データとして取得する処理が行われる。
S163では、S162の処理で取得した文章データで表されている文章のうちの最初の文を選択する処理が行われる。
S164では、補助記憶装置に構築されているデータベース58のうちのアシスト文章データベースを参照する処理が行われる。
S165では、現在選択中の文に、アシスト文章データベースに格納されているキーワードが含まれているか否かを判定する処理が行われる。ここで、当該キーワードが含まれていると判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS166に処理を進める。一方、当該キーワードが含まれていると判定されたとき(判定結果がYesのとき)にはS170に処理を進める。
S166では、S165の判定処理により、現在選択中の文に含まれていると判定されたキーワードについてアシスト文章データベースにおいて対応付けられている文章(アシスト文章)を全て読み出す処理が行われる。そして、続くS167において、読み出された全てのアシスト文章の一覧表示画面データを作成して、PC32へ送付する処理が行われる。
ここで図10A及び図10Bについて説明する。これらの図は、上述したS166の処理の実行によって作成された一覧表示画面データのPC32での表示画面例である。
ここで、図10Aの画面には、キーワード「気持ちよい」についてアシスト文章データベースにおいて対応付けられている、「空が青い。」、「暖かかった。」、及び「太陽がキラキラ。」の3つのアシスト文章が一覧表示されている。また、図10Bの画面には、キーワード「痛い」についてアシスト文章データベースにおいて対応付けられている、「咳がひどい。」、「火事になる。」、及び「さんざんだ。」の3つのアシスト文章が一覧表示されている。
また、図10A及び図10Bに示されている矢印は、一覧表示されているアシスト文章に対して選択を行うためのカーソルである。
ブログ作成者は、PC32により表示されるアシスト文章の一覧表示画面を参照しながらカーソルを移動させるための操作を行い、この一覧からアシスト文章を選択する指示をPC32に対して行う。この指示はPC32からブログサイトサーバ51へと送られる。
図9の説明へ戻る。S168では、PC32から送られてきたアシスト文章の選択指示を取得する処理が行われる。そして、続くS169において、選択指示されたアシスト文章を、現在選択中の文に追加してその文を変更する処理が行われ、その後はS170に処理を進める。
図10Aの例では、アシスト文章「太陽がキラキラ。」がカーソルにより選択されている。従って、上述したS169の処理により、現在選択中の文「今日はよい天気で気持ちよい。」に続けてアシスト文章「太陽がキラキラ。」が追加される。また、図10Bの例では、アシスト文章「さんざんだ。」がカーソルにより選択されている。従って、上述したS169の処理により、現在選択中の文「乾燥した天気が続いて、のどが痛い。」に続けてアシスト文章「さんざんだ。」が追加される。
S170では、終了判定処理、すなわち、現在選択中の文が、S162の処理により取得した文章データで表されている文章のうちの最後の文であったか否かを判定する処理が行われる。ここで、現在選択中の文が当該最後の文であると判定されたとき(判定結果がYesのとき)は、S172に処理を進める。一方、現在選択中の文が当該最後の文ではないと判定されたとき(判定結果がNoのとき)は、S171に処理を進める。
S171では、S162の処理により取得した文章データで表されている文章において、現在選択中であった文に続く次の文を選択する処理が行われ、その後はS165へと処理を戻して上述した処理が繰り返される。
S172では、以上までの処理により変更された文章を表している文章データを、S161の処理により格納した画像データと対応付けて補助記憶装置に格納する処理が行われる。この後は、図4に示したブログ作成処理へと処理を戻す。
以上までの処理が文章作成アシスト処理である。この処理がブログサイトサーバ51で行われることにより、文章に豊かさが加わり、文章の表現力が増す。こうして作成された文章がブログとして公開されるので、ブログ閲覧者の興味を引くことができるようになる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した各実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
本発明を実施するデータ処理装置であるブログサイトサーバを含む通信ネットワークの構成を示す図である。 図1に示したカメラの機能構成を示す図である。 図1に示したブログサイトサーバの機能構成を示す図である。 ブログ作成処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 画像処理の第一の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 図1に示したカメラによって撮影された元の画像の例を示す図である。 図4及び図5の処理の実行によって作成されたウェブログページの表示画面例(その1)を示す図である。 図4及び図5の処理の実行によって作成されたウェブログページの表示画面例(その2)を示す図である。 画像処理の第二の例の処理内容をフローチャートで示した図である。 顔画像に対する画像処理の第一の例を示す図である。 顔画像に対する画像処理の第二の例を示す図である。 文章作成アシスト処理の処理内容をフローチャートで示した図である。 アシスト文章の一覧表示画面の表示例(その1)を示す図である。 アシスト文章の一覧表示画面の表示例(その2)を示す図である。
符号の説明
10 カメラ
11 撮像部
12 画像処理及び制御処理部
13 合焦制御部
14 指示取得部
15 記録部
16 時計部
17 関連付け処理部
18 インタフェース部
32、34 PC
35 インターネット
51 ブログサイトサーバ
52 アクセス受け付け部
53 記録処理部
54 文章処理部
55 分類処理部
56 画像処理部
57 表示制御部
58 データベース
59 アシスト文章処理部

Claims (10)

  1. 入力された文章データ及び画像データを格納する格納手段と、
    予め用意されているキーワードと該キーワードが表現している感情を示している感情情報とが予め対応付けられて格納されているデータベースと、
    前記データベースに格納されているキーワードが、前記文章データで表されている文章を構成している各文に含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記文章を構成している各文に込められている感情の分析結果として、前記判定手段が該文に含まれていると判定したキーワードについて前記データベースにおいて対応付けられている感情情報で示されている感情を出力する感情分析手段と、
    前記文章を構成している各文を、前記感情分析手段による感情の分析結果に従って分類する分類手段と、
    前記画像データで表されている画像を、前記感情分析手段による分析結果に基づいて変化させる画像変化手段と、
    前記分類手段により分類された文と前記画像変化手段により変化させた画像とを前記感情分析手段による分析結果に従って関連付ける関連付け手段と、
    予め用意されているキーワードと予め用意されている複数の文章とが予め対応付けられて格納されているアシスト文章データベースと、
    前記アシスト文章データベースに格納されているキーワードが、前記文章データで表されている文章に含まれているか否かを判定するアシスト文章キーワード判定手段と、
    前記アシスト文章キーワード判定手段が前記文章データで表されている文章に含まれていると判定したキーワードについて前記アシスト文章データベースにおいて対応付けられている文章を複数読み出して出力するアシスト文章出力手段と、
    前記アシスト文章出力手段により出力された複数の文章に対する選択の指示を取得する選択指示取得手段と、
    前記選択指示取得手段により取得された指示により選択されている文章を、前記アシスト文章キーワード判定手段が前記キーワードの有無の判定を行った文章に追加することで該文章を変更して出力する文章アシスト手段と、
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記画像変化手段は、前記画像の明度、コントラスト、彩度、及び該画像を表示する際の表示サイズのうちの少なくとも1つ以上を変化させることで該画像を変化させることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記画像変化手段は、前記画像に別の画像を合成することで該画像を変化させることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記判定手段が前記キーワードの有無の判定を行った文を、前記感情分析手段による分析結果に基づいて変更して出力する文変更手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  5. 前記文変更手段は、前記感情に予め対応付けられている所定の語句を前記文に追加することで該文を変更することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記画像データは、人物の顔を撮影して得られた顔画像の画像データであり、
    前記画像変化手段は、前記顔画像に表されている人物の顔の形態を変形させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  7. 前記画像変化手段は、前記顔画像に表されている人物の顔における目及び口のうちの少なくともどちらか一方の形態を変形させることを特徴とする請求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 前記画像変化手段は、更に、前記顔画像における前記人物の顔以外の領域である背景領域の明度を変化させることを特徴とする請求項6に記載のデータ処理装置。
  9. データ処理装置によって行われるデータ処理の方法であって、
    前記データ処理装置の有する格納手段が、入力された文章データ及び画像データを格納し、
    予め用意されているキーワードと該キーワードが表現している感情を示している感情情報とが予め対応付けられて格納されているデータベースに格納されている該キーワードが、前記文章データで表されている文章を構成している各文に含まれているか否かを、前記データ処理装置の有する判定手段が判定し、
    前記データ処理装置の有する感情分析手段が、前記文章を構成している各文に込められている感情の分析結果として、前記判定手段が該文に含まれていると判定したキーワードについて前記データベースにおいて対応付けられている感情情報で示されている感情を出力し、
    前記データ処理装置の有する分類手段が、前記文章を構成している各文を、前記感情分析手段による感情の分析結果に従って分類し、
    前記データ処理装置の有する画像変化手段が、前記画像データで表されている画像を、前記感情分析手段による分析結果に基づいて変化させ、
    前記データ処理装置の有する出力手段が、前記分類手段により分類された文と前記画像変化手段により変化させた画像とを前記感情分析手段による分析結果に従って関連付け
    予め用意されているキーワードと予め用意されている複数の文章とが予め対応付けられて格納されているアシスト文章データベースに格納されているキーワードが、前記文章データで表されている文章に含まれているか否かを、前記データ処理装置の有するアシスト文章キーワード判定手段が判定し、
    前記アシスト文章キーワード判定手段が前記文章データで表されている文章に含まれていると判定したキーワードについて前記アシスト文章データベースにおいて対応付けられている文章を、前記データ処理装置の有するアシスト文章出力手段が複数読み出して出力し、
    前記データ処理装置の有する選択指示取得手段が、前記アシスト文章出力手段により出力された複数の文章に対する選択の指示を取得し、
    前記データ処理装置の有する文章アシスト手段が、前記選択指示取得手段により取得された指示により選択されている文章を、前記アシスト文章キーワード判定手段が前記キーワードの有無の判定を行った文章に追加することで該文章を変更して出力する、
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  10. 入力された文章データ及び画像データをコンピュータが有している記憶部に格納する格納処理と、
    予め用意されているキーワードと該キーワードが表現している感情を示している感情情報とが予め対応付けられて格納されているデータベースに格納されている該キーワードが、前記文章データで表されている文章を構成している各文に含まれているか否かを判定する判定処理と、
    前記文章を構成している各文に込められている感情の分析結果として、前記判定処理によって該文に含まれていると判定されたキーワードについて前記データベースにおいて対応付けられている感情情報で示されている感情を出力する感情分析処理と、
    前記文章を構成している各文を、前記感情分析処理による感情の分析結果に従って分類する分類処理と、
    前記画像データで表されている画像を、前記感情分析処理による分析結果に基づいて変化させる画像変化処理と、
    前記分類処理により分類された文と前記画像変化処理により変化させた画像とを前記感情分析処理による分析結果に従って関連付ける関連付け処理と、
    予め用意されているキーワードと予め用意されている複数の文章とが予め対応付けられて格納されているアシスト文章データベースに格納されているキーワードが、前記文章データで表されている文章に含まれているか否かを判定するアシスト文章キーワード判定処理と、
    前記アシスト文章キーワード判定処理によって前記文章データで表されている文章に含まれていると判定されたキーワードについて前記アシスト文章データベースにおいて対応付けられている文章を複数読み出して出力するアシスト文章出力処理と、
    前記アシスト文章出力処理により出力された複数の文章に対する選択の指示を取得する選択指示取得処理と、
    前記選択指示取得処理により取得された指示により選択されている文章を、前記アシスト文章キーワード判定処理による前記キーワードの有無の判定が行われた文章に追加することで該文章を変更して出力する文章アシスト処理と、
    をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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