JP5020295B2 - 移動体通信用デバイス試験システム及び試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体通信用デバイス試験システム及び試験方法に関し、特に、基地局との間でRF(Radio Frequency)信号を送受する移動体通信機器に用いられかつベースバンド信号で変調したRF信号を生成するRFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)の試験を行うための移動体通信用デバイス試験システム及びその試験方法に関する。
移動体通信機器に用いられる通信用デバイスを試験するために、移動体端末用デバイス試験システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。従来は、エラーが付加された信号を、通信用デバイスに送信し、それに対する通信用デバイスの動作を確認することにより、通信用デバイスを評価していた。
ここで、移動体通信機器に用いられる通信用デバイスとして、RFICが考えられる。RFICは、BBIC(Baseband Integrated Circuit)から受信したベースバンド信号を受けて、このベースバンド信号により搬送波を変調し、基地局と通信するためのRF信号として送出するとともに、基地局からのRF信号を受けて、ベースバンド信号を復調してBBICに送出する機能を有する。また、BBICは、送信すべきデータをベースバンド信号としてRFICに送出し、RFICから受けたベースバンド信号を受信データとして処理する機能を有する。ここで、BBICとRFICとの間の通信は、所定のインタフェースにより、デジタル信号でベースバンド信号や制御信号をやりとりするようになっている。
特開2008−17131号公報
BBICとRFICとの間のインタフェースにおけるエラーは複数存在する。そして、これらの複数のエラーは互いに影響しあう可能性がある。このため、RFICの評価を行う際には、適切な手順でエラーを付加していく必要がある。もし、不適切な手順でエラーを付加すると、生成されたエラー付加信号の状態が、試験者が所望するものと異なってしまい、適切な評価が行えない可能性がある。
そこで、前記課題を解決するために、本発明は、移動体通信機器に用いられる通信用デバイスのエラーを適切な手順で付加することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明に係る移動体通信用デバイス試験システムは、基地局との間でRF(Radio Frequency)信号を送受する移動体通信機器に用いられかつベースバンド信号で変調したRF信号を生成する通信用デバイス(92)のエラー付加試験を行う移動体通信用デバイス試験システム(91)であって、ペイロードデータのペイロード長が入力され、フレームカウントを計数して、前記ペイロード長及び前記計数したフレームカウントが含まれたヘッダを生成して出力するヘッダ生成部(11)と、前記ヘッダ生成部の出力する前記ヘッダを、前記ペイロードデータに付加して出力するヘッダ付加部(12)と、SOF(Start Of Frame)を、前記ヘッダ付加部の出力するデータに付加して出力するSOF付加部(13)と、前記ヘッダ生成部の出力する前記ヘッダに含まれる情報を取得してCRC(Cyclic Redundancy Check)を算出し、算出したCRCを前記SOF付加部の出力するデータに付加して出力するCRC付加部(14)と、EOT(End Of Transmission)若しくはEOF(End Of Frame)を、前記CRC付加部の出力するデータのうちの予め定められた位置に付加して出力するEOT若しくはEOF付加部(15)と、前記EOT若しくはEOF付加部の出力するデータを、8bitのコードから10bitのコードに変換して出力する8B10B変換部(16)と、前記8B10B変換部の出力するデータを前記通信用デバイスに出力するデータ出力部(76−2)と、を備え、前記ヘッダ生成部の計数するフレームカウントを任意の数だけ増加又は減少するフレームカウントエラー生成部(21)か、或いは、前記CRC付加部の算出するCRCをビット反転するCRCエラー付加部(24)か、或いは、前記EOT若しくはEOF付加部の前記予め定められた位置とは異なる位置にEOT若しくはEOFを付加するか、又は、EOT若しくはEOFとは異なるコードを前記EOT若しくはEOF付加部の前記予め定められた位置に付加するフレーム長エラー付加部(25)か、或いは、前記8B10B変換部が変換した10bitのコードの少なくとも1つを、RD(Running Disparity)値が反転している10bitのコードに置換するRDS(Running Digital Sum)エラー付加部(26)か、或いは、前記8B10B変換部の出力するデータに、8B10B変換テーブルに格納された10bitのコードとは異なる10bitのコードを付加する10bitエラー付加部(28)を、さらに備えることを特徴とする。
ヘッダ生成時にフレームカウントエラー生成部がフレームカウントエラーを付加し、CRC付加時にCRCエラー付加部がCRCエラーを付加し、EOT若しくはEOF付加時にフレーム長エラー付加部がフレーム長エラーを付加し、8B10B変換時にRDSエラー付加部がRDSエラーを付加し、8B10B変換後に10bitエラー付加部が10bitエラーを付加する。このように、フレームの生成の際にエラーを付加するため、フレームカウントエラー、CRCエラー、フレーム長エラー、RDSエラー及び10bitエラーが識別可能な状態で、少なくともいずれかのエラーを付加することができる。したがって、本願発明に係る移動体通信用デバイス試験システムは、移動体通信機器に用いられる通信用デバイスのエラーを適切な手順で付加することができる。
上記目的を達成するために、本願発明に係る移動体通信用デバイス試験方法は、基地局との間でRF(Radio Frequency)信号を送受する移動体通信機器に用いられかつベースバンド信号で変調したRF信号を生成する通信用デバイス(92)のエラー付加試験を行う移動体通信用デバイス試験方法であって、ペイロードデータのペイロード長が入力され、フレームカウントを計数して、前記ペイロード長及び前記計数したフレームカウントが含まれたヘッダを生成して出力するヘッダ生成手順(S111)と、前記ヘッダ生成手順で出力した前記ヘッダを、前記ペイロードデータに付加して出力するヘッダ付加手順(S112)と、SOF(Start Of Frame)を、前記ヘッダ付加手順で出力したデータに付加して出力するSOF付加手順(S113)と、前記ヘッダ生成手順で出力した前記ヘッダに含まれる情報を取得してCRC(Cyclic Redundancy Check)を算出し、算出したCRCを前記SOF付加手順で出力したデータに付加して出力するCRC付加手順(S114)と、EOT(End Of Transmission)若しくはEOF(End Of Frame)を、前記CRC付加手順で出力したデータのうちの予め定められた位置に付加して出力するEOT若しくはEOF付加手順(S115)と、前記EOT若しくはEOF付加手順で出力したデータを、8bitのコードから10bitのコードに変換して出力する8B10B変換手順(S116)と、を順に有し、前記ヘッダ生成手順において、計数したフレームカウントを任意の数だけ増加又は減少するか、或いは、前記CRC付加手順において、算出したCRCをビット反転して前記SOF付加手順で出力したデータに付加して出力するか、或いは、前記EOT若しくはEOF付加手順において、前記予め定められた位置とは異なる位置にEOT若しくはEOFを付加するか、又は、EOT若しくはEOFとは異なるコードを前記予め定められた位置に付加するか、或いは、前記8B10B変換手順において、変換した10bitのコードの少なくとも1つを、RD(Running Disparity)値が反転している10bitのコードに置換するか、或いは、前記8B10B変換手順の後に、前記8B10B変換手順で出力したデータに、8B10B変換テーブルに格納された10bitのコードとは異なる10bitのコードを付加する10bitエラー付加手順(S128)をさらに有する、ことを特徴とする。
ヘッダ生成手順においてフレームカウントエラーを付加し、CRC付加手順においてCRCエラーを付加し、EOT若しくはEOF付加手順においてフレーム長エラーを付加し、8B10B変換手順においてRDSエラーを付加し、10bitエラー付加手順において10bitエラーを付加する。このように、フレームの生成の際にエラーを付加するため、フレームカウントエラー、CRCエラー、フレーム長エラー、RDSエラー及び10bitエラーが識別可能な状態で、少なくともいずれかのエラーを付加することができる。したがって、本願発明に係る移動体通信用デバイス試験方法は、移動体通信機器に用いられる通信用デバイスのエラーを適切な手順で付加することができる。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、本願発明に係る移動体通信用デバイス試験システム及び移動体通信用デバイス試験方法は、移動体通信機器に用いられる通信用デバイスのエラーを適切な手順で付加することができる。
本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験システムの概略構成図である。 試験実行部の概略構成図である。 フレームの一例であり、(a)はフレーム構造を示し、(b)はヘッダ構造の第1例を示し、(c)はヘッダ構造の第2例を示す。 データ生成部の概略構成図である。 本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験方法の概略を示す流れ図である。 本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験方法の具体例を示す流れ図である。 5B6B変換テーブルの一例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図1は、本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験システムの概略構成図である。本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験システム91は、通信用デバイス92の試験を行う。通信用デバイス92は、基地局との間でRF信号を送受する移動体通信機器に用いられる。移動体通信機器は、例えば携帯電話である。移動体通信機器は、基地局との間でRF信号を送受するために、同相成分及び直交成分を有するベースバンド信号を生成するBBICと、BBICとの間でベースバンド信号の送受を行い、ベースバンド信号で変調したRF信号を生成するRFICを備える。通信用デバイス92は、RFICに相当し、ベースバンド信号で変調したRF信号を生成するとともにRF信号を復調してベースバンド信号を生成することで、基地局との間でRF信号を送受する。
移動体通信用デバイス試験システム91は、通信用デバイス92に対して行う試験シーケンスを作成するシーケンス作成装置81と、シーケンス作成装置81の作成した試験シーケンスを実行する試験装置82を備える。試験装置82は、エラーが付加された信号を通信用デバイス92に送信することで、通信用デバイス92のエラー付加試験を行う。そして、試験装置82は、通信用デバイス92から受信した信号を解析してエラーを検出する。これにより、通信用デバイス92の評価を行うことができる。
シーケンス作成装置81は、シーケンス作成部71と、シーケンス作成部71の作成する試験シーケンスを表示する表示部72と、シーケンス作成部71を操作する操作部73と、を備える。試験装置82は、シーケンス作成装置81の作成した試験シーケンスを記憶するシーケンス記憶部74と、ペイロードデータ記憶部75と、シーケンス記憶部74の記憶する試験シーケンスに従って試験を実行する試験実行部76と、表示部77と、操作部78と、を備える。シーケンス作成装置81と試験装置82は、ROM、RAM、CPU、HDD、インタフェース等を含むコンピュータにより構成され、これらは独立したコンピュータであってもよいし、一体となっていてもよい。
ペイロードデータ記憶部75は、ベースバンド信号であるIQデータを記憶する。シーケンス記憶部74は、シーケンス作成装置81から出力された試験シーケンスを記憶する。試験実行部76は、シーケンス記憶部74に記憶されている試験シーケンスに従って、ベースバンド信号の含まれている送信フレームを通信用デバイス92に送信し、通信用デバイス92の生成するRF信号を受信して、通信用デバイス92の試験を実行する。
言い換えると、試験装置82は、BBICの動作を模擬する疑似BBICとして動作し、通信用デバイス92との間で通信や制御を行う。それと共に、試験装置82は、基地局の動作を模擬する疑似基地局として動作し、通信用デバイス92との間でRF信号を送受する。そして、これらの動作の中で、通信用デバイス92の試験を実施する。
図2は、試験実行部の概略構成図である。試験実行部76は、データ生成部76−1と、データ出力部76−2と、内部管理情報付加部76−3と、出力データ記憶部76−4と、試験結果解析部76−5と、RF信号処理部76−6と、カウンタ76−7と、時刻情報生成部76−8と、データ入力部76−9と、データ解析部76−10と、内部管理情報付加部76−11と、入力データ記憶部76−12と、を備える。
データ生成部76−1は、シーケンス記憶部74に記憶されている試験シーケンスと、ペイロードデータ記憶部75に記憶されているペイロードデータが入力され、フレームを生成する。図3は、フレームの一例であり、(a)はフレーム構造を示し、(b)はヘッダ構造の第1例を示し、(c)はヘッダ構造の第2例を示す。ここで、BBICとRFICとの間のインタフェースでは、単一のフレームでなるシングルフレーム構成と、複数のフレームが連続してバースト状になるマルチフレーム構成との2種類のフレーム構成が採用されている。
図3(a)に示すフレームは、シングルフレームであり、SOF(Start Of Frame)と、ヘッダと、ペイロードと、CRC(Cyclic Redundancy Check)と、EOT(End Of Transmission)と、で構成される。フレームがマルチフレームの場合、末尾のフレームを除き、EOTに代えてEOF(End Of Frame)となる。ヘッダには、再送識別子、フレームカウント、ペイロードタイプ、フレームタイプが含まれる。ここで、フレームカウントはフレームの順番号を示し、ペイロードタイプはペイロードの種別を示し、この種別によりペイロード長(ペイロードの有効バイト長)が確定する。フレームタイプはフレームの種別を示す。ヘッダのフォーマットタイプは限定しない。例えば、図3(b)に示すような8bitのフォーマット1であってもよいし、図3(c)に示すような16bitのフォーマット2であってもよい。
データ出力部76−2は、フレームを通信用デバイス92に出力する。フレームのペイロードは、通信用デバイス92の制御信号や、通信用デバイス92がRF信号に変調するベースバンド信号を含む。これにより、試験実行部76はBBICとして擬似する。このため、エラーが生じるような試験シーケンスを作成することで、エラーを付加した信号を通信用デバイス92に受信させることができる。
内部管理情報付加部76−3は、時刻情報生成部76−8を参照して、いつどのようなデータがデータ出力部76−2から出力されたのかなどのログを生成する。ログには、いつどのようなエラーが付加されたのか、1つのフレームに幾つのエラーが付加されたかも含まれる。出力データ記憶部76−4は、内部管理情報付加部76−3からのログを記憶する。
データ入力部76−9は、通信用デバイス92からフレームが入力される。フレームのペイロードは、通信用デバイス92の制御信号や、通信用デバイス92から送信するベースバンド信号を含む。これにより、試験実行部76はBBICとして擬似する。このため、データ入力部76−9に入力されたフレームを解析することで、通信用デバイス92で発生する信号に含まれるエラーを検出することができる。
データ解析部76−10は、データ入力部76−9に入力されたデータを解析し、エラーを検出する。内部管理情報付加部76−11は、時刻情報生成部76−8を参照して、いつどのようなデータがデータ入力部76−9に入力されたのかなどのログを生成する。ログには、いつどのようなエラーが検出されたのか、1つのフレームに幾つのエラーが検出されたかも含まれる。入力データ記憶部76−12は、内部管理情報付加部76−11からのログを記憶する。
RF信号処理部76−6は、シーケンス記憶部74の記憶する試験シーケンスに従って、通信用デバイス92との間でRF信号を送受信する。これにより、試験実行部76は基地局として擬似する。
試験結果解析部76−5は、シーケンス記憶部74の記憶する試験シーケンス、RF信号処理部76−6の送受信するデータ、出力データ記憶部76−4に記憶されているログ及び入力データ記憶部76−12に記憶されているログを解析する。これにより、図1に示す通信用デバイス92の動作を確認し、通信用デバイス92の評価を行うことができる。
図4は、データ生成部の概略構成図である。データ生成部76−1は、ヘッダ生成部11と、ヘッダ付加部12と、SOF付加部13と、CRC付加部14と、EOT若しくはEOF付加部15と、8B10B変換部16と、を備える。これにより、データ生成部76−1は、入力された試験シーケンスに従ったフレームを生成し、データ出力部(図2に示す符号76−2)に出力する。
さらに、データ生成部76−1は、フレームカウントエラー生成部21と、CRCエラー付加部24と、フレーム長エラー付加部25と、RDS(Running Digital Sum)エラー付加部26と、10bitエラー付加部28と、を備え、本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験方法を実行する。
図5は、本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験方法の概略を示す流れ図である。
移動体通信用デバイス試験方法は、ヘッダ生成手順S111と、ヘッダ付加手順S112と、SOF付加手順S113と、CRC付加手順S114と、EOT若しくはEOF付加手順S115と、8B10B変換手順S116と、データ出力手順S107と、順に有する。そして、ヘッダ生成手順S111においてフレームカウントエラーを付加するか、CRC付加手順S114においてCRCエラーを付加するか、EOT若しくはEOF付加手順S115においてフレーム長エラーを付加するか、8B10B変換手順S116においてRDSエラーを付加するか、或いは、8B10B変換手順S116の後に10bitエラー付加手順S128を実行することを特徴とする。
図1に示す本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験システム91が図4に示すデータ生成部76−1を備え、本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験方法を実行することで、入力された試験シーケンスに従ったエラーをフレーム単位で任意に発生させることができる。エラーの付加は、入力された試験シーケンスによって定められたフレーム送出シーケンスの中で、指定のフレームに指定のエラーを付加する。
図6は、本実施形態に係る移動体通信用デバイス試験方法の具体例を示す流れ図である。
まず、ヘッダ生成手順S111を実行する。このとき、図4に示すヘッダ生成部11は、ペイロードデータのペイロード長が入力され、フレームカウントを計数して、ペイロード長及び計数したフレームカウントが含まれたヘッダを生成して出力する。ペイロードデータのペイロード長は、例えば、入力される試験シーケンスから取得してもよいし、入力されるペイロードデータから取得してもよい。フレームカウントの計数は、例えば、図6に示すカウンタ11−3が、0、1、2、3、……、7、0、1、2、……のように、予め定められた範囲でフレームカウントを1ずつ計数する。そして、ヘッダにフレームカウントを付加する。なお、フレームカウンタの初期値は0に限らず、他の値であってもよい。
フレームカウントエラーを付加する場合、ヘッダ生成手順S111において当該エラーを付加する。この場合、図4に示すフレームカウントエラー生成部21は、ヘッダ生成部11の計数するフレームカウントを任意の数だけ増加又は減少する。例えば、図6に示すように、カウンタ11−3と並列にフレームカウントエラー生成部21を設ける。フレームカウントエラー生成部21は、1つのフレームに対して、「1」に1以上6以下の数「X」を加えた「1+X」を計数する。セレクタ回路11−2は、フレームカウントエラー生成部21からの出力を選択する。カウントラッチ11−1は、セレクタ11−2からの出力値を保持する。これにより、ヘッダに付加するフレームカウントをフレームごとに予め定められた数とは異なる数にすることができる。従って、フレームカウントエラー生成部21は、フレームカウントエラーを付加することができる。
次に、ヘッダ付加手順S112を実行する。このとき、図4に示すヘッダ付加部12は、ヘッダ生成部11の出力するヘッダを、ペイロードデータに付加して出力する。ここで、ヘッダのフォーマットタイプは試験シーケンスによって定められる。ヘッダをペイロードデータの前に付加する際は、ヘッダのフォーマットタイプを判定してヘッダのサイズを判定する。
次に、SOF付加手順S113を実行する。このとき、図4に示すSOF付加部13は、フォーマットタイプを判定し、ヘッダ付加部12の出力するデータのうちのフォーマットタイプに応じた位置にSOFを付加する。
次に、CRC付加手順S114を実行する。このとき、図4に示すCRC付加部14は、ヘッダ生成部11の出力するヘッダに含まれる情報を取得してCRCを算出し、算出したCRCをSOF付加部13の出力するデータに付加して出力する。CRCは、例えば、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) CRC−16規格に従って算出する。
ヘッダ生成部11の出力するヘッダに含まれる情報を取得する場合、例えば、図6に示すように、ヘッダのフォーマットタイプを判定し、フォーマット1であればペイロード長参照テーブルを参照して固定値のペイロード長を取得し、フォーマット2であればペイロード長を算出する。フォーマット2の場合、ヘッダの下位8bitがペイロード長を示すので、ヘッダの下位8bitからペイロード長を読み出すことができる。また、ペイロード長は試験シーケンスに記述されている場合は、試験シーケンスから取得してもよい。
CRCエラーを付加する場合、CRC付加手順S114において当該エラーを付加する。この場合、図4に示すCRCエラー付加部24は、CRC付加部14の算出するCRCをビット反転させる。そして、CRC付加部14は、CRCエラー付加部24がビット反転させたCRCをSOF付加部13の出力するデータに付加して出力する。これにより、SOF付加部13から出力されたデータに、CRC付加部14の算出したCRCとは異なる値をCRCとして付加することができる。したがって、CRCエラー付加部24は、CRCエラーを付加することができる。
次に、EOT若しくはEOF付加手順S115を実行する。このとき、図4に示すEOT若しくはEOF付加部15は、EOT若しくはEOFを、CRC付加部14の出力するデータのうちの予め定められた位置に付加して出力する。予め定められた位置とは、ヘッダとペイロードデータのペイロード長によって定まる位置である。マルチフレームの場合、フレームバースト転送の最後のフレームの末尾に図3(a)に示すEOTを付加し、それ以外のフレームの末尾にはEOFを付加する。
フレーム長エラーを付加する場合、EOT若しくはEOF付加手順S115において当該エラーを付加する。フレーム長エラーは、EOT若しくはEOFが規定外の位置に付加されている場合、又は、EOT若しくはEOFが完全に欠落している場合に生じるエラーである。
この場合、図4に示すフレーム長エラー付加部25は、EOT若しくはEOF付加部15の予め定められた位置とは異なる位置にEOT若しくはEOFを付加して出力する。又は、フレーム長エラー付加部25は、EOT若しくはEOFとは異なるコードをEOT若しくはEOF付加部15の前記予め定められた位置に付加する。又は、フレーム長エラー付加部25は、EOT若しくはEOFを、CRC付加部14の出力するデータに付加しないで出力する。
次に、8B10B変換手順S116を実行する。このとき、図4に示す8B10B変換部16は、予め定められた符号変換テーブルを参照して、EOT若しくはEOF付加部15の出力するデータを、8bitのコードから10bitのコードに変換して出力する。8B10B変換部16は、予め定められた符号変換テーブルとして、5B6B変換テーブルと、3B4B変換テーブルと、Kコード変換テーブルを備える。Kコードは、例えば、SOFやEOF及びEOTなどの制御信号である。8B10B変換部16は、8bitのコードがKコードの場合は(S116−1)、Kコード変換テーブルを参照して8bitのKコードを10bitのKコードに変換する(S116−2)。8B10B変換部16は、8bitのコードがKコードでなければ(S116−1)、8bitのコードを前方3bitと後方5bitに分割する(S116−3)。そして、8B10B変換部16は、5B6B変換テーブルを参照して8bitのうちの5bitを6bitに変換し(S116−5)、3B4B変換テーブルを参照して8bitのうちの3bitを4bitに変換する(S116−4)。
図7に、5B6B変換テーブルの一例を示す。6bitのコードのうちの「0」と「1」の数の異なるコードは、「0」の数が「1」の数よりも多い「RD(Running Disparity)+」のコードと、「0」の数が「1」の数よりも少ない「RD(Running Disparity)−」のコードの2種類のコードが用意されている。5bitのコードから6bitのコードに変換する際、図4に示す8B10B変換部16は、「0」と「1」のDC(直流)バランスが保たれるように、6bitのコードの「RD+」と「RD−」のいずれかを選択する。3bitのコードから4bitのコードへの変換、及び、Kコードの変換についても同様である。これによって、10bitのコードの「1」を「+1」、「0」を「−1」としたときのビットごとの合計値であるRDSは±2以下となる。
RDSエラーを付加する場合、8B10B変換手順S116において当該エラーを付加する。RDSエラーは、10bitのコードの「0」と「1」のDCバランスが崩れている場合に生じるエラーである。この場合、図4に示すRDSエラー付加部26は、8B10B変換部16が変換した10bitのコードの少なくとも1つを、「RD+」と「RD−」で表されるRD(Running Disparity)値が反転している10bitのコードに置換する。すなわち、フィードバックしているRD値を基に強制的に誤ったRD値を与える。10bitのコードの少なくとも1つは、フレームのペイロードの先頭の10bitのコードであることが好ましい。これにより、他のエラーを発生させることなく、RDSエラーを付加することができる。
例えば、RDSエラー付加部26は、正しいRD値をフィードバックし、これをリファレンスとして強制的にRD値を制御する。正しいRD値が「RD−」であれば、誤ったRD値「RD+」を与える。これにより、RDSエラーを発生させる。さらに次のコードに対してはRD値をあるべき値に戻し、2コード連続でエラーを発生させないようにする。
次に、データ出力手順S107を実行する。このとき、図4に示すデータ出力部76−2は、8B10B変換部16の出力するデータを通信用デバイス(図1に示す符号92)に出力する。
10bitエラーを付加する場合、8B10B変換手順S116とデータ出力手順S107の間に、10bitエラー付加手順S128を実行する。10bitエラーは、8B10B変換テーブルに格納されていないコードが含まれている場合に生じるエラーである。10bitエラーは、物理層のエラーを示し、8B10Bコーディングエラーとは異なる。
この場合、図4に示す10bitエラー付加部28は、8B10B変換部16の出力するデータに、8B10B変換テーブルに格納された10bitのコードとは異なる10bitのコードを付加する。8B10B変換テーブルに格納された10bitのコードとは異なる10bitのコードは、5B6B変換テーブル、3B4B変換テーブル及びKコード変換テーブルのいずれにも格納されていないコードであり、例えば、「0011110001」である。
ここで、10bitエラーの付加によってRDSエラーが生じないように、付加する10bitのコードは、適切なRD値とする。例えば、10bitのコードを付加時のRD値が「RD−」であれば、符号「0」が「1」よりも少ない10bitのコード「001111−0001」とする。一方、10bitのコードを付加時のRD値が「RD+」であれば、符号「0」が「1」よりも多い10bitのコード「110000−1110」とする。
誤った10bitのコードを付加する場合、フレーム内の付加する位置によってはエラーの検出が困難となる場合がある。そこで、誤った10bitのコードは、ペイロードの先頭に付加することが好ましい。これにより、他のエラーを発生させることなく、10bitエラーを付加することができる。
<RDSの詳細>
RDSはRunning Digital Sumの略称であり、8B10Bエンコーディングされた10bitデータの「0」と「1」のDCバランスを、「1」を+1、「0」を−1としたときのビットごとの合計値を示し、エラーがない場合は−2≦RDS≦+2となる。またRDは、Running Disparityの略称であり、「0」と「1」の差をコードごとに符号化したものである。「RD+」は、「1」の方が「0」よりも多いか、又は、「1」と「0」の数が等しい状態を示す。一方、「RD−」は、「1」よりも「0」の方が多いか、又は、「1」と「0」の数が等しい状態を示す。
8bitのコードは8bitのデータを示し、10bitのコードは10bitのデータを示す。8B10B変換は、8bitのコードを10bitのコードにエンコードすることにより、「0」と「1」のDCバランスを保ち、通信用デバイス92のデジタル信号の受信部においてCDR(Clock Data Recovery)を容易にするためのものである。
以下、Hex表示の8bitのコード「SOF」「10h」「11h」「12h」「13h」「EOT」を8B10B変換する場合の具体例を示す。RD値が不定ではエンコードが開始できないため、初期値を「RD−」としてエンコードを開始する。
まず、SOFを8B10B変換する。SOFはKコードなので、Kコード変換テーブルを参照する。現在すなわち初期値のRD値は「RD−」であるので、SOFは、「RD−」の10bitのコード「0011111010」にエンコードされる。
「RD−」を使用したので、SOFを8B10B変換後のRD値は「RD+」となる。
次に、「10h」を8B10B変換する。Hex表示の「10h」をバイナリー表記すると、「00010000」となる。8bitのコード「00010000」は、3bitのコード「000」と5bitのコード「10000」に分けられる。
そして、5B6B変換テーブルを参照して、まずは5bitのコード「10000」が6bitのコードにエンコードされる。このとき、RD値は「RD+」であるので、「RD+」の6bitのコード「100100」にエンコードされる。「RD+」を使用したので、5B6B変換後のRD値は「RD−」となる。
そして、3B4B変換テーブルを参照して、3bitのコード「000」が4bitのコードにエンコードされる。このとき、RD値は「RD−」であるので、「RD−」の4bitのコード「1011」にエンコードされる。「RD−」を使用したので、3B4B変換後のRD値は「RD+」となる。
従って、8bitの「10h」は、10bitのコード「1001001011」にエンコードされる。
Hex表示の8bitのコード「11h」「12h」「13h」についても同様に8B10B変換を行う。「13h」を変換後のRD値は「RD−」となる。
次に、EOTを8B10B変換する。EOTはKコードなので、Kコード変換テーブルを参照する。現在のRD値は「RD−」であるので、8bitのEOTは、「RD−」の10bitのコード「0011110110」にエンコードされる。
Hex表示の8bitのコード「SOF」「10h」「11h」「12h」「13h」「EOT」を8B10B変換した後の10bitのコードは、「0011111010」「1001001011」「1000110100」「0100111011」「1100100100」「0011110110」となる。このときのRDSは−2≦RDS≦+2となる。したがって、この場合は、RDSエラーは生じていない。
では、8bitのコード「10h」の5B6Bエンコード時に、RD値「RD+」が反転している「RD−」の10bitのコードに置換する場合を考える。この場合、5bitのコード「10000」は「RD−」の6bitのコード「011011」にエンコードされる。「RD−」を使用したので、5B6B変換後のRD値は「RD+」となる。
次のコードである3B4B変換時には、RD値をあるべき値に戻す。このため、5B6B変換後のRD値を「RD−」に戻す。そして、前述のとおり、3bitのコード「000」を、「RD−」の4bitのコード「1011」にエンコードする。
従って、8bitの「10h」は、10bitのコード「0110111011」にエンコードされる。
この場合、Hex表示の8bitのコード「SOF」「10h」「11h」「12h」「13h」「EOT」を8B10B変換した後の10bitのコードは、「0011111010」「0110111011」「1000110100」「0100111011」「1100100100」「0011110110」となる。このときのRDSは2よりも大きな値である+4となるので、RDSエラーが生じる。したがって、10bitのコードのうちの1つを、RD値が反転している10bitのコードに置換することで、RDSエラーを生じさせることができる。
本発明は、RFICの試験を行うことができるので、情報通信産業に適用することができる。
11:ヘッダ生成部
11−1:カウントラッチ
11−2:セレクタ回路
11−3:カウンタ
12:ヘッダ付加部
13:SOF付加部
14:CRC付加部
15:EOT若しくはEOF付加部
16:8B10B変換部
21:フレームカウントエラー生成部
24:CRCエラー付加部
25:フレーム長エラー付加部
26:RDSエラー付加部
28:10bitエラー付加部
71:シーケンス作成部
72:表示部
73:操作部
74:シーケンス記憶部
75:ペイロードデータ記憶部
76:試験実行部
76−1:データ生成部
76−2:データ出力部
76−3:内部管理情報付加部
76−4:出力データ記憶部
76−5:試験結果解析部
76−6:RF信号処理部
76−7:カウンタ
76−8:時刻情報生成部
76−9:データ入力部
76−10:データ解析部
76−11:内部管理情報付加部
76−12:入力データ記憶部
77:表示部
78:操作部
81:シーケンス作成装置
82:試験装置
91:移動体通信用デバイス試験システム
92:通信用デバイス

Claims (2)

  1. 基地局との間でRF(Radio Frequency)信号を送受する移動体通信機器に用いられかつベースバンド信号で変調したRF信号を生成する通信用デバイス(92)のエラー付加試験を行う移動体通信用デバイス試験システム(91)であって、
    ペイロードデータのペイロード長が入力され、フレームカウントを計数して、前記ペイロード長及び前記計数したフレームカウントが含まれたヘッダを生成して出力するヘッダ生成部(11)と、
    前記ヘッダ生成部の出力する前記ヘッダを、前記ペイロードデータに付加して出力するヘッダ付加部(12)と、
    SOF(Start Of Frame)を、前記ヘッダ付加部の出力するデータに付加して出力するSOF付加部(13)と、
    前記ヘッダ生成部の出力する前記ヘッダに含まれる情報を取得してCRC(Cyclic Redundancy Check)を算出し、算出したCRCを前記SOF付加部の出力するデータに付加して出力するCRC付加部(14)と、
    EOT(End Of Transmission)若しくはEOF(End Of Frame)を、前記CRC付加部の出力するデータのうちの予め定められた位置に付加して出力するEOT若しくはEOF付加部(15)と、
    前記EOT若しくはEOF付加部の出力するデータを、8bitのコードから10bitのコードに変換して出力する8B10B変換部(16)と、
    前記8B10B変換部の出力するデータを前記通信用デバイスに出力するデータ出力部(76−2)と、を備え、
    前記ヘッダ生成部の計数するフレームカウントを任意の数だけ増加又は減少するフレームカウントエラー生成部(21)か、或いは、
    前記CRC付加部の算出するCRCをビット反転するCRCエラー付加部(24)か、或いは、
    前記EOT若しくはEOF付加部の前記予め定められた位置とは異なる位置にEOT若しくはEOFを付加するか、又は、EOT若しくはEOFとは異なるコードを前記EOT若しくはEOF付加部の前記予め定められた位置に付加するフレーム長エラー付加部(25)か、或いは、
    前記8B10B変換部が変換した10bitのコードの少なくとも1つを、RD(Running Disparity)値が反転している10bitのコードに置換するRDS(Running Digital Sum)エラー付加部(26)か、或いは、
    前記8B10B変換部の出力するデータに、8B10B変換テーブルに格納された10bitのコードとは異なる10bitのコードを付加する10bitエラー付加部(28)を、
    さらに備えることを特徴とする移動体通信用デバイス試験システム。
  2. 基地局との間でRF(Radio Frequency)信号を送受する移動体通信機器に用いられかつベースバンド信号で変調したRF信号を生成する通信用デバイス(92)のエラー付加試験を行う移動体通信用デバイス試験方法であって、
    ペイロードデータのペイロード長が入力され、フレームカウントを計数して、前記ペイロード長及び前記計数したフレームカウントが含まれたヘッダを生成して出力するヘッダ生成手順(S111)と、
    前記ヘッダ生成手順で出力した前記ヘッダを、前記ペイロードデータに付加して出力するヘッダ付加手順(S112)と、
    SOF(Start Of Frame)を、前記ヘッダ付加手順で出力したデータに付加して出力するSOF付加手順(S113)と、
    前記ヘッダ生成手順で出力した前記ヘッダに含まれる情報を取得してCRC(Cyclic Redundancy Check)を算出し、算出したCRCを前記SOF付加手順で出力したデータに付加して出力するCRC付加手順(S114)と、
    EOT(End Of Transmission)若しくはEOF(End Of Frame)を、前記CRC付加手順で出力したデータのうちの予め定められた位置に付加して出力するEOT若しくはEOF付加手順(S115)と、
    前記EOT若しくはEOF付加手順で出力したデータを、8bitのコードから10bitのコードに変換して出力する8B10B変換手順(S116)と、順に有し、
    前記ヘッダ生成手順において、計数したフレームカウントを任意の数だけ増加又は減少するか、或いは、
    前記CRC付加手順において、算出したCRCをビット反転して前記SOF付加手順で出力したデータに付加して出力するか、或いは、
    前記EOT若しくはEOF付加手順において、前記予め定められた位置とは異なる位置にEOT若しくはEOFを付加するか、又は、EOT若しくはEOFとは異なるコードを前記予め定められた位置に付加するか、或いは、
    前記8B10B変換手順において、変換した10bitのコードの少なくとも1つを、RD(Running Disparity)値が反転している10bitのコードに置換するか、或いは、
    前記8B10B変換手順の後に、前記8B10B変換手順で出力したデータに、8B10B変換テーブルに格納された10bitのコードとは異なる10bitのコードを付加する10bitエラー付加手順(S128)をさらに有する、
    ことを特徴とする移動体通信用デバイス試験方法。
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