JP5019601B2 - 蒸気タービン - Google Patents

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Description

本発明は、既設のタービンケーシングを流用して高効率化を図る蒸気タービンに関する。
図9は、従来の蒸気タービンの断面図である。タービンケーシング1は、タービンノズル10aを収納したノズルボックス2と、タービンノズル10aよりも下流段落の複数のタービンノズル10bを保持したノズルホルダ8が嵌め込まれている。ロータ4は、動翼5が植え込まれている。タービンケーシング1とロータ4の間には、ロータ4の上流側へ漏洩する蒸気をシールするパッキンケーシング3が設けられている。
タービン入口21から流入した主蒸気は、タービンノズル10aから噴出され、次に10bから噴出される。この蒸気が動翼5に衝突することにより、ロータ4が回転する。このときタービンノズル10aから噴出した蒸気の一部は、ロータ4とノズルボックス2の間隙22から、ノズルボックス2とタービンケーシング1の間隙23に漏洩し、さらに、ノズルボックス2、タービンケーシング1、ノズルホルダー8の間の間隙24に漏洩する。
また、図10は、カーチス段を有する従来の蒸気タービンの断面図である。
タービンケーシング51は、静翼66を保持する静翼ホルダ67が嵌め込まれている。ロータ54は、動翼55が植え込まれている。タービンケーシング51とロータ54の間にはロータの上流側から漏洩する蒸気をシールするためのパッキンケーシング53が設けられている。タービンノズル60の下流の第1段落に2段の動翼55a、55bと、その間に静翼66が設けられている。
タービン入口31から流入した主蒸気は、タービンノズル60から噴出して第1段落の2段の動翼55a、55bに衝突し、ロータ54は回転する。静翼66は、蒸気の向きを変えるために設けられており、ノズル機能は有していない。
すなわち、カーチス段とは、第1段落の動翼の負担を低減させるために設けられた2段の動翼と、これら2段の動翼の間に設けられ、ノズル機能を有せず蒸気の向きを変えるために設けられた静翼とからなる段落をいう(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−235304号公報
蒸気タービンをリハビリテーションするときに、図9に示した従来設計の蒸気タービンは、タービンケーシングの構造上及び材料強度上、タービン入口蒸気の流量、温度及び圧力を上げることが難しい。そのため、このようなリハビリではタービンケーシングごと蒸気タービンを更新するのが一般的であるが、コストが大きいうえに納期がかかるという問題がある。
また、図10に示した従来のカーチス段を有する蒸気タービンは、材料強度上、タービン入口蒸気の流量、温度及び圧力を上げることが難しく、効率が低下するという問題がある。
そこで本発明は、既設のタービンケーシングを流用して高効率化を図る蒸気タービンを得ることを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明においては、既設のタービンケーシングと、ロータと、前記既設のタービンケーシングと前記ロータの間に設けられ、前記ロータの上流側へ漏洩する蒸気をシールするためのパッキンケーシングと、前記既設のタービンケーシングの内側に嵌め込まれ、蒸気を噴出するノズルボックスと、前記ノズルボックスと前記パッキンケーシングの間に前記ロータの半径方向に沿ってかつ、蒸気の流れに垂直に設けられ、前記ノズルボックスと前記ロータの間から漏洩する蒸気を遮断することで、蒸気が前記ノズルボックスと前記既設のタービンケーシングとの間に漏洩することを防止する遮断板とを備えたことを特徴とする蒸気タービンを提供する。
また、上記目的を達成するために、本発明においては、既設のタービンケーシングと、ロータと、前記既設のタービンケーシングと前記ロータの間に設けられ、前記ロータの上流側へ漏洩する蒸気をシールするためのパッキンケーシングと、前記既設のタービンケーシングの内側に嵌め込まれ、蒸気を噴出するノズルボックスと、前記ノズルボックスと前記パッキンケーシングの間に前記ロータの半径方向に沿ってかつ、蒸気の流れに垂直に設けられ、前記ノズルボックスと前記ロータの間から漏洩する蒸気を遮断することで、蒸気が前記ノズルボックスと前記既設のタービンケーシングとの間に漏洩することを防止する遮断板とを備え、均直径の小さい第1段落の動翼と、前記タービンケーシングの上流部に接触するように取り付けられる内部ケーシングとを備えていることを特徴とする蒸気タービンを提供する。
本発明によれば、漏洩した蒸気を遮断する遮断板を設け、タービンケーシングに負担がかからないようにしたので、既設のタービンケーシングを流用して、蒸気タービン入口蒸気の高圧化を図り、蒸気タービンの高効率化を図ることができる。
また、本発明によれば、第1段落の動翼を平均直径の小さいものに交換し、内部ケーシングを設けたので、既設のタービンケーシングを流用して、蒸気タービン入口蒸気の高圧化を図り、蒸気タービンの高効率化を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図である。
タービンケーシング1は、タービンノズル10aを収納したノズルボックス2と、タービンノズル10aよりも下流段落の複数のタービンノズル10bを保持したノズルホルダ8が嵌め込まれている。ロータ4は、動翼5が植え込まれている。タービンケーシング1とロータ4の間には、ロータ4の上流側へ漏洩する蒸気をシールするパッキンケーシング3が設けられている。また、図1中21は、タービン入口21を示している。
遮断板6は、ノズルボックス2とパッキンケーシング3の間に蒸気の流れに対して垂直に設けられ、例えば溶接等の方法で、パッキンケーシング3に取り付けられている。遮断板6は、例えばステンレス等の材質で、円形に形成されている。
このように構成された蒸気タービンでは、タービン入口21から流入した主蒸気は、タービンノズル10aから噴出され、次に10bから噴出される。この蒸気が動翼5に衝突することにより、ロータ4が回転する。
遮断板6は、タービンノズル10aから噴出した蒸気の一部がノズルボックス2とロータ4の間隙22からタービンケーシング1に接触するのを低減し、ノズルボックス2とタービンケーシング1の間隙23に漏洩することを防止する。
これにより、入口蒸気圧力をさらに高くしても、タービンケーシング1にかかる負担が低減されるため、タービンケーシング1を交換せずに、既設のタービンケーシング1にて高圧蒸気に対応でき、タービンの高効率化を図ることができる。また、既設のタービンケーシング1を流用することにより、タービン改造の工期を短縮することができる。
なお、遮断板6はパッキンケーシング3に取り付けられているが、ノズルボックス2に取り付けてもよい。
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図である。遮断板6とノズルボックス2の間隙に、パッキン等のメカニカルシール7を設ける。メカニカルシール7以外は、図1の蒸気タービンと同じであるので、図1と同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
このメカニカルシールにより、シール性が向上し、漏洩蒸気がタービンケーシング1に接触するのをさらに低減することができる。
なお、図3は、本発明の第3の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図である。遮断板6をノズルボックス2に固定した場合には、遮断板6とパッキンケーシングの間隙にメカニカルシール7を設ける。
図4は、本発明の第4の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図である。
タービンケーシング1は、タービンノズル10aよりも下流段落のタービンノズル10bを保持したノズルホルダ38が嵌め込まれている。ノズルホルダ38の内部には、タービン第2段落後と、タービンケーシング1とノズルホルダ38とノズルボックス2との間の空間とをつなぐ蒸気通路9が設けられている。ノズルホルダ38と蒸気通路9以外は、図1の蒸気タービンと同じであるので、図1と同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
間隙24の高圧の蒸気は、蒸気通路9を介して、第2段落後に流れる。これにより、タービンケーシング1にかかる圧力がさらに低減される。蒸気通路9は、第2段落後と接続されているが、タービン第2段落以降のどこでも構わない。
なお、遮断板6はパッキンケーシング3に取り付けられているが、ノズルボックス2に取り付けてもよい。
第1から第4の実施の形態に係る遮断板6は、例えば、半リング状、四半リング状等複数枚に分割されて製作され、据付時に組み立てて円形としてもよい。
図5は、本発明の第5の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図である。
内部ケーシング11を設置するスペースをつくるために、第1段落の動翼405及びこの埋め込み部を平均直径の小さいものに交換する。ノズルボックス402をロータ404に近い位置に設置する。ノズルホルダを内部ケーシング11に交換する。この内部ケーシング11は、ノズルボックス402を覆って、タービンケーシング1の上流部に接触するように取り付けられる。内部ケーシング11とタービンケーシング1は、継ぎ手12により接続される。動翼405、ロータ404、ノズルボックス402、内部ケーシング11以外は、図9の従来の蒸気タービンと同じであるので、図9と同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第1段落の動翼405の平均直径を小さくしたので、タービン効率が向上する。また、第1段落の動翼の平均直径が、第2段落以降の動翼の平均直径に近づくので、平均直径の違いにより生じていた第1段落後の蒸気の乱流が低減できる。
さらに、内部ケーシング11を設置したので、ノズルボックス402とロータ404の間隙から漏洩した高圧蒸気が、タービンケーシング1に接触する部分が少なくなっている。
これにより、入口蒸気圧力をさらに高くしても、タービンケーシング1にかかる負担が低減されるため、タービンケーシング1を交換せずに、既設のタービンケーシング1にて高圧蒸気に対応でき、タービンの高効率化を図ることができる。また、既設のタービンケーシング1を流用することにより、タービン改造の工期を短縮することができる。
なお、交換した内部ケーシング11にタービンノズルを増設し、このタービンノズルに対応した動翼をロータ404に増設して、段落数を増加させてもよい。これにより、一段落あたりの熱落差を小さくし、蒸気タービンの効率を向上させることができる。
また、ノズルボックス402の代わりに、後述するノズルダイアフラムを設けてもよい。
さらに、この図5では、内部ケーシング11は、直接タービンケーシング1に嵌め込まれているが、後述するスラストキーにてタービンケーシング1に保持されていてもよい。
図6は、本発明の第6の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図である。内部ケーシング511とパッキンケーシング503を一体型とする。ノズルの周囲にケーシングを有するノズルボックスを廃し、ケーシングを持たないノズルダイアフラム14が取り付けられている。また、この図6では、内部ケーシング511はスラストキー13にてタービンケーシング1に保持されているが、図5のように内部ケーシング511は直接タービンケーシング1に嵌め込まれていてもよい。
内部ケーシング511とパッキンケーシング503が一体型に形成されていることにより、蒸気が直接タービンケーシング1に接触することがなくなっている。
これにより、入口蒸気圧力をさらに高くしても、タービンケーシング1にかかる負担が低減されるため、タービンケーシング1を交換せずに、既設のタービンケーシング1にて高圧蒸気に対応でき、タービンの高効率化を図ることができる。また、既設のタービンケーシング1を流用することにより、タービン改造の工期を短縮することができる。
なお、図6では、ノズルダイアフラム14が設けられているが、図5のように、ノズルボックスでもよい。
また、図6では、内部ケーシング511は、スラストキー13にてタービンケーシング1に保持されているが、図5のように、直接タービンケーシング1に嵌め込まれていてもよい。
図7は、本発明の第7の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図である。図10に示したカーチス段を有する蒸気タービンの静翼66を、タービンノズル19に交換する。静翼ホルダ67をノズルホルダ20に交換する。動翼55a及び55bを、耐高温高圧材料にて製作された動翼655a及び655bに交換する。タービンノズル19とノズルホルダ20と動翼655a及び655b以外は図10と同じであるので、図10と同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
ノズルホルダ20と動翼655bからなる新たに増やされた段落の後の圧力は、図10に示す既設のカーチス段の段落後の圧力と同等にする。
図10の静翼66は、動翼55aを通過した蒸気の向きを変えるために配置されているが、この静翼66をタービンノズル19に交換したので、タービンノズル19により蒸気が絞り込まれ、動翼55bに供給される蒸気が増速される。
また、動翼55bの後の圧力を、既設と同等にすることにより、タービンケーシング51を交換せずに、既設のタービンケーシング51にてタービンの高効率化を図ることが出来る。また、既設のタービンケーシング51を流用することにより、タービン改造の工期を短縮することができる。
なお、パッキンケーシング53に図1に示すような遮断板を取り付けてもよい。これにより、タービンノズル660とロータ54の間隙622から漏洩する蒸気が、タービンケーシング51に接触するのを低減し、入口蒸気圧力をさらに高くしても、タービンケーシング51にかかる負担が低減される。
図8は、本発明の第8の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図である。タービンノズル719と動翼755は、複数段に構成されている。タービンノズル719と動翼755以外は図7と同じであるので、図7と同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
タービンノズル719と動翼755が複数段設けられたことにより、第7の実施の形態よりもさらにタービンの高効率化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]タービンケーシングと、ロータと、前記タービンケーシングと前記ロータの間に設けられ、前記ロータの上流側へ漏洩する蒸気をシールするためのパッキンケーシングと、前記タービンケーシングの内側に嵌め込まれ、蒸気を噴出するノズルボックスと、前記ノズルボックスと前記パッキンケーシングの間に設けられ、前記ノズルボックスと前記ロータの間から漏洩する蒸気を遮断する遮断板とを備えたことを特徴とする蒸気タービン。
[2]前記タービンケーシングの内側に嵌め込まれ、第2段落以降のタービンノズルを保持するノズルホルダを備え、このノズルホルダには、第2段落よりも下流側と、前記タービンケーシングと前記ノズルホルダと前記ノズルボックスからなる空間とをつなぐ蒸気通路が設けられていることを特徴とする[1]記載の蒸気タービン。
[3]カーチス段を有する蒸気タービンにおいて、カーチス段の静翼をタービンノズルに交換したことを特徴とする蒸気タービン。
[4]前記タービンノズルとパッキンケーシングの間に設けられ、前記タービンノズルとロータの間から漏洩する蒸気を遮断する遮断板とを備えたことを特徴とする[3]に記載の蒸気タービン。
[5]前記遮断板は、分割されて製作され、据付時に組み立てられることを特徴とする[1]、[2]または[4]のいずれか1項に記載の蒸気タービン。
[6]前記遮断板は、メカニカルシールが設けられていることを特徴とする[1]、[2]、[4]または[5]のいずれか1項に記載の蒸気タービン。
[7]前記タービンノズルの下流側にタービンノズルとこのタービンノズルに対応する動翼とを増設したことを特徴とする[3]に記載の蒸気タービン。
[8]タービンケーシングと、ロータと、前記タービンケーシングと前記ロータの間に設けられ、前記ロータの上流側へ漏洩する蒸気をシールするためのパッキンケーシングと、前記タービンケーシングの内側に嵌め込まれ、蒸気を噴出するノズルボックスとを備え、第1段落の動翼を平均直径の小さいものに交換し、ノズルホルダを、前記タービンケーシングの上流部に接触するように取り付けられる内部ケーシングに交換したことを特徴とする蒸気タービン。
[9]前記内部ケーシングと前記パッキンケーシングは、一体型に形成されていることを特徴とする[8]記載の蒸気タービン。
[10]前記ノズルボックスをノズルダイアフラムに交換したことを特徴とする請求項[8]または[9]に記載の蒸気タービン。
[11]前記内部ケーシングにタービンノズルを増設し、このタービンノズルに対応する動翼をロータに増設したことを特徴とする[8]〜[10]のいずれか1項に記載の蒸気タービン。
本発明の第1の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図。 本発明の第2の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図。 本発明の第3の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図。 本発明の第4の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図。 本発明の第5の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図。 本発明の第6の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図。 本発明の第7の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図。 本発明の第8の実施の形態に係る蒸気タービンの断面図。 従来の蒸気タービンの断面図。 従来のカーチス段を有する蒸気タービンの断面図。
符号の説明
1…タービンケーシング、2…ノズルボックス、3…パッキンケーシング、4…ロータ、5…動翼、6…遮断板、7…メカニカルシール、8…ノズルホルダー、9…蒸気通路、10a…タービンノズル、10b…ノズル、11…内部ケーシング、12…継ぎ手、13…スラストキー、14…ノズルダイアフラム、15…タービンケーシング、16…静翼、17…静翼ホルダー、18a…動翼、18b…動翼、19…タービンノズル、20…ノズルホルダー、21…タービン入口、22…間隙、23…間隙、31…タービン入口、38…ノズルホルダー、51…タービンケーシング、53…パッキンケーシング、54…ロータ、55…動翼、55a…動翼、55b…動翼、60…タービンノズル、66…静翼、67…静翼ホルダー、402…ノズルボックス、404…ロータ、405…動翼、503…パッキンケーシング、511…内部ケーシング、660…タービンノズル、622…間隙、655…動翼、655a…動翼、655b…動翼、719…タービンノズル、755…動翼。

Claims (8)

  1. 既設のタービンケーシングと、
    ロータと、
    前記既設のタービンケーシングと前記ロータの間に設けられ、前記ロータの上流側へ漏洩する蒸気をシールするためのパッキンケーシングと、
    前記既設のタービンケーシングの内側に嵌め込まれ、蒸気を噴出するノズルボックスと、
    前記ノズルボックスと前記パッキンケーシングの間に前記ロータの半径方向に沿って、かつ、蒸気の流れに垂直に設けられ、前記ノズルボックスと前記ロータの間から漏洩する蒸気を遮断することで、蒸気が前記ノズルボックスと前記既設のタービンケーシングとの間に漏洩することを防止する遮断板とを備えたことを特徴とする蒸気タービン。
  2. 前記既設のタービンケーシングの内側に嵌め込まれ、第2段落以降のタービンノズルを保持するノズルホルダを備え、
    このノズルホルダには、第2段落よりも下流側と、前記既設のタービンケーシングと前記ノズルホルダと前記ノズルボックスからなる空間とをつなぐ蒸気通路が設けられていることを特徴とする請求項1記載の蒸気タービン。
  3. 前記遮断板は、それ自体が分割されて製作され、据付時に組み立てられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蒸気タービン。
  4. 前記遮断板は、メカニカルシールが設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蒸気タービン。
  5. 既設のタービンケーシングと、
    ロータと、
    前記既設のタービンケーシングと前記ロータの間に設けられ、前記ロータの上流側へ漏洩する蒸気をシールするためのパッキンケーシングと、
    前記既設のタービンケーシングの内側に嵌め込まれ、蒸気を噴出するノズルボックスと、
    前記ノズルボックスと前記パッキンケーシングの間に前記ロータの半径方向に沿って、かつ、蒸気の流れに垂直に設けられ、前記ノズルボックスと前記ロータの間から漏洩する蒸気を遮断することで、蒸気が前記ノズルボックスと前記既設のタービンケーシングとの間に漏洩することを防止する遮断板と、
    均直径の小さい第1段落の動翼と、
    既設のタービンケーシングの上流部に接触するように取り付けられる内部ケーシングとを備えていることを特徴とする蒸気タービン。
  6. 前記内部ケーシングと前記パッキンケーシングは、一体型に形成されていることを特徴とする請求項5記載の蒸気タービン。
  7. 前記ノズルボックスの代わりにノズルダイアフラムを用いたことを特徴とする請求項または請求項6に記載の蒸気タービン。
  8. 前記内部ケーシングにタービンノズルに設け、このタービンノズルに対応する動翼をロータに設けたことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の蒸気タービン。
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