JP5010342B2 - 糊液供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば収容された糊液を糊液供給ポンプで壁紙糊付機に供給する糊液供給装置に関するものである。
現在、建築物の内装施工における壁装材の室内壁面への貼付は、現場で専用の壁紙糊付機を用いてシート状の壁装材に連続的に糊を塗布しながら行うのが一般的となっている。このような壁紙糊付機の一般的な構成は、内部に複数のローラが配置された上部構体及び下部構体から構成される糊付機本体を支持脚部上に載置し、上下構体の間に挟み込んだシート状壁装材(以下、クロスと記す)をローラで搬送しながら、下部構体の糊桶から糊をローラで糊上げ、壁装材裏面に転写塗布していくものである。
従来から壁紙糊付機には手動式と自動式とがある。即ち、下部構体上に原反ロールから繰り出したクロスを先端部が本体前方に垂れる状態で載置して上部構体を閉じて下部構体と上部構体の所定ローラ間にクロスを挟み込んだ状態にしておく。
手動式装置ではクロス先端を持って前方へ引っ張ることにより、クロスを上下で挟んでいるローラの一部を追従回転させると共に他のローラをギアを介して連動回転させてクロスを糊付機本体の後方から前方へ搬送させながら、途中で糊桶内の糊液をその回転によって引き上げているローラの頂点上で、このローラから糊が裏面に転写され、糊塗布済み状態で前方から送り出されてくる。また、自動式装置では、所定のローラの軸を電動モータ等の駆動源に連結して回転させることによって、他のローラもギアを介して連動回転するものである。
このような壁紙糊付機では、効率的で均一な糊付けを行えるという点では、自動式の壁紙糊付機の使用が好まれる。しかしながら、糊付機は現場へ搬送してそこで組立てられ、使用後は分解して再び持ち帰って収納しておくものであるため、小型で軽量であることが望まれるが、自動壁紙糊付機は、モータ等の駆動部及びそのコントローラ部とを備える分、手動式のものより大型化し、重量も増えてしまう。従って、軽量である手動式の壁紙糊付機も未だ需要がある。
また、自動壁紙糊付機において、糊付機本体の小型軽量化を目的とし、糊桶を小さくし、小さくしたことで頻繁に糊液の供給を行わないように、糊液供給ポンプを備えた自動壁紙糊付機が実用化されるに至っている(例えば、特許文献1参照)。
尚、糊付機本体の糊桶を小型化したために、糊液供給ポンプは糊液供給容器から糊液を供給する。この糊液供給容器としては、電動ドリルの回動軸に撹拌羽根を取付けた撹拌装置や容器の回転と容器の内側に差し入れた撹拌具の揺動との相対運動によって撹拌混合する混合装置で糊液を調整するのが主流であった。
特開2002−102779号公報
糊液供給ポンプを備えた自動壁紙糊付機では、糊液供給ポンプを駆動する電源及びその制御は自動壁紙糊付機のコントローラに付属された糊液供給ポンプ用コントローラでなされていた。これは、従来の自動壁紙糊付機の駆動モータや壁紙糊付機に付属して配されるスリッターの駆動モータが48Vの直流電力で駆動されるものであったため、糊液を供給するポンプの駆動においても低電圧で都合がよかったためである。
しかしながら、既存の糊液供給手段を備えない壁紙糊付機に取付け可能な糊液供給システムを想定した場合や、自動壁紙糊付機においても糊付機本体の駆動モータや付属するスリッターの出力を向上させるため、100Vの交流電力で駆動することを想定した場合には、糊液供給ポンプの駆動は、万が一の漏電事故を想定して二次電源を用いた低電圧の直流電力に変換した場合がよい。
また通常、糊液を調整する場所は水場の近くで行われ、調整された糊液を糊付機が設置してある現場へ搬送して糊液を供給しているが、調整された糊液を移し替えるのではなく、ポンプを浸漬させている糊液供給容器と、糊液を調整する容器とを同一の形状のものとし、ポンプを新たに調整した糊液を保持した容器に移し替えることで行っている。
本発明は、糊液供給ポンプへの駆動電力の供給を安全に行うことのできる糊液供給装置を得ることを目的とする。また、調整した糊液の移し替えも容易な糊液供給装置を得ることを別の目的とする。更に、昼休みや翌日に容器内の糊液を持ち越す際にも良好な糊液供給装置を得ることを別の目的とする。
請求項1に記載された発明に係る糊液供給装置は、調整した糊液を収容する糊液供給容器本体と、前記容器本体の上部開口縁に掛止される中皿部と、前記糊液を送給する糊液供給ポンプと、糊液供給ポンプへの電力供給を制御するコントローラとを備えた糊液供給装置であって、
前記中皿部には、中央領域と周囲の環状領域とを区画する環状隔壁が形成され、
前記コントローラは、区画された前記中央領域の半分より大きな平面領域を占めると共に環状隔壁の一部の内周壁に略合致する部分外壁を備え、この略合致する部分外壁を前記中央領域の内周壁に沿わせて着脱可能に固定されていることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明に係る糊液供給容器は、請求項1に記載された糊液供給ポンプが糊液供給容器内部に浸漬される水中ポンプであり、
前記中皿部には、前記環状領域にポンプの糊液吐出口に連結された糊液供給ホースが挿通される挿通孔を備えていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明に係る糊液供給容器は、請求項2に記載の中皿部を糊液供給容器本体の上部開口縁に掛止した状態で覆う上蓋部を更に備え、
該上蓋部で上部開口を覆った際に、前記環状隔壁の全周の上端縁が上蓋部裏面と係合して中央領域と環状領域とを隔離する高さ位置に設けられており、
前記中央領域の直上の上蓋部には、外気と連通する連通孔を備えていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明に係る糊液供給容器は、請求項1〜3の何れか1項に記載の糊液供給容器本体を固定する台車を更に備え、
前記台車は、該台車の外周囲に沿って形成され、内側に前記容器を載置する台車立ち上がり枠と、該台車立ち上がり枠に一部分が固定され、前記容器の底面外周壁を緊締して固体する係着バンドと、を備えたことを特徴とするものである。
本発明は、糊液供給ポンプへの駆動電力の供給を安全に行うことができる。また、調整した糊液の移し替えも容易であり、昼休みや翌日に容器内の糊液を持ち越す際にも良好な糊液供給容器を得ることができるという効果がある。
本発明においては、調整した糊液を収容する糊液供給容器本体と、前記容器本体の上部開口縁に掛止される中皿部と、前記糊液を送給する糊液供給ポンプと、糊液供給ポンプへの電力供給を制御するコントローラとを備えた糊液供給装置であって、
前記中皿部には、中央領域と周囲の環状領域とを区画する環状隔壁が形成され、
前記コントローラは、区画された前記中央領域の半分より大きな平面領域を占めると共に環状隔壁の一部の内周壁に略合致する部分外壁を備え、この略合致する部分外壁を前記中央領域の内周壁に沿わせて着脱可能に固定されている。このため、糊液供給ポンプへの駆動電力の供給を安全に行うことができる。
即ち、本発明の糊液供給容器は、容器の開口縁に掛止される中皿部に、外部からの交流電力を直流に変換して糊液供給ポンプを駆動するコントローラを設置するものであるため、既存の糊液供給手段を備えない壁紙糊付機に取付け可能な糊液供給システムや、自動壁紙糊付機において糊付機本体の駆動モータや付属するスリッターの出力を向上させることを目的に100Vの交流電力で駆動する場合でも、糊液を供給するポンプは二次電源を用いた低電圧の直流電力を供給することができるため、糊液供給ポンプへの駆動電力の供給を安全に行うことができる。
本発明の糊液供給ポンプとしては、ポンプ吐出口に連結したホースによって壁紙糊付機の糊桶に糊液を供給するものであればよく、液位検知センサからの検知信号に応じてポンプの駆動をON/OFFするものであるならば、何ら制限はないが、糊液の粘度が高いため、容積ポンプが好ましい。また、駆動源により糊液をノズルに供給するものであればその様式は問わない。例えば、糊液を保持した糊液容器内部に本体を投入して汲み出す浸漬式ポンプや、糊液容器の外部に配置され容器下部から分岐した液送管の途中に配される液送ポンプ等を用いることができる。また、容積ポンプの形式についても、歯車のかみ合わせをつかうギアポンプ、ねじ型の回転子で輸送するねじポンプ、ケーシングに偏心して取り付けられた回転子に取り付けられた可動ベーンで液体を輸送するベーンポンプ、ダイヤフラムの容積変化で流体を輸送するダイヤフラムポンプ、ピストンの往復運動で流体を輸送するピストンポンプ等の液送ポンプが使用される。
好ましい態様としては、糊液供給ポンプが水中ポンプであるものでは、容器本体を2つ以上用意し、一方の容器で新たな糊液を調整した後に、ポンプで糊液を供給している容器本体に注ぎ入れて継ぎ足すことなく、糊液供給ポンプを中皿部ごと新たな糊液を収容した容器本体に積み替えることが容易に行えるため、作業性が向上する利点がある。
本発明の中皿部にはコントローラを設置する領域があればよく、具体的には、中央領域と周囲の環状領域とを区画する環状隔壁が形成されている。これにより、中皿部の環状領域を有効に使用することができる。特に、糊液供給ホースが糊液供給ポンプに付属しているため、このホースを周囲に巻いて保持することができる。
また、中皿部としては、容器本体の上部開口縁に掛止されるものであればよく、容器本体の開口の略全面を覆うものが好ましい。特に、上部開口縁に吊下して掛止されるものであれば、中皿部が安定して容器内に保持でき、蓋をした場合にも中皿上部を収納スペースとして利用できるため、好ましい。また、開口の全面を覆うと、ポンプの糊液吐出口に連結された糊液供給ホースが容器外に導出されず、開口以外にポンプからの吐出口を容器本体に設けなければならず、市販の容器本体を使用できなくなるため、好ましくない。従って、中皿部としては、好ましくは、ポンプの糊液吐出口に連結された糊液供給ホースが挿通される挿通孔を備える。挿通孔は糊液供給ポンプが挿通可能な大きさであればよく、ホースと糊液供給ポンプとを着脱しやすくするため、外周方向に切欠いた切欠孔であればよい。
本発明の糊供給容器本体としては、糊液を収容できるものであればよい。好ましくは、容器本体で糊液の調整が可能であればよい。容器本体を2つ以上用意し、新たな糊液を容器本体に注ぎ入れることなく、糊液供給ポンプを新たな糊液を収容した容器本体に積み替えることにより、作業性が向上するためである。そのため、糊供給容器本体としては、市販の容器を利用することができる。好ましい例としては「レギュレーター(商品名、ヤヨイ化学工業社製、商品番号343−508)」等が挙げられる。
本発明のコントローラは、糊液供給ポンプへの電力供給を制御し、区画された中央領域の半分より大きな平面領域を占めると共に環状隔壁の一部の内周壁に略合致する部分外壁を備え、この略合致する部分外壁を前記中央領域の内周壁に沿わせて着脱可能に固定されるものであればよい。例えば、区画された中央領域が円形のものであれば、円形の直径よりも短い弦で切り取った形状とし、コントローラがない領域部分は不使用時には外部電源コード等を保持する空間として利用することができる。尚、この中央領域は矩形でもよいし角丸四角形状等でもよい。
また、このコントローラは、好ましくは、外部からの交流電力を直流電力に変換して糊液供給ポンプに供給するコンバータ手段が備わっているものが挙げられる。これにより、既存の糊液供給手段を備えない壁紙糊付機に取付け可能な糊液供給システムとして、100Vの外部電源を利用することができるし、自動壁紙糊付機においても糊付機本体の駆動モータや付属するスリッターの出力を向上させるため、100Vの交流電力で駆動する場合には、糊液供給ポンプの駆動は、万が一の漏電事故を想定して二次電源を用い、50Vより低い低電圧の直流電力に変換することができる。
また、万が一の糊液への浸漬事故に対処できるように、好ましくは、防水処置を施す。例えば、内部の結線やコンバータ部分にはモールド処理をしたり、外部からの電力供給端子、糊液供給ポンプへの給電端子、糊付機の糊桶内の糊量を計測するセンサ等からの信号供給端子等には防水シールド構造として、糊液による短絡を防止する。
本発明の糊液供給容器には、好ましい態様として、中皿部を糊液供給容器本体の上部開口縁に掛止した状態で覆う上蓋部を更に備える。これにより、昼休みや翌日に容器内の糊液を持ち越す際にも調整された糊液に塵やゴミが入り難く、糊液も不用意に乾燥することがない。
また、より好ましい態様としては、この上蓋部で上部開口を覆った際に、前記環状隔壁の全周の上端縁が上蓋部裏面と係合して中央領域と環状領域とを隔離する高さ位置に設けられたものでは、環状隔壁内部の中央領域をその周囲の挿通孔を含む環状領域に対して隔離することができる。尚、隔離性をより高めるために、上蓋部の裏面に環状隔壁の上端縁部に係合する係合片を環状隔壁に向かって突設させたり、より密閉性を高めるために環状隔壁の上端縁部に接触するゴム弾性部材でパッキンを配してもよい。
更に好ましい態様としては、中央領域の直上の上蓋部には、外気と連通する換気口を備える。これにより、昼休みや翌日に容器内の糊液を持ち越す際にも容器内部の糊液からの水分が結露するような高い湿度環境でも、コントローラが収容されている中央領域は外気と連通しているため、乾燥状態を保つ。
本発明の糊液供給容器は前述の通り、容器本体で糊液の調整が可能であり、2つの容器本体の一方で新たな糊液を調整し、糊液供給ポンプを中皿部ごと新たな糊液を収容した容器本体に積み替えるという作業性を高めた使用を行うことができる。糊液の調整については、一般的に壁紙を施工する内装作業現場ではなく、工事現場で水が確保できる水場で行われる。
その水場と内装作業現場とが近ければ問題はないが、遠く隔たった場合には作業者が水場で調整した糊液を運搬する必要がある。調整された糊液は、ペースト糊に対して希釈水が定まっているためおよそ30kg以上にもなり、この重量を搬送するには、手押し台車で運搬することが行われていた。しかしながら、内装作業現場までは平坦な廊下だけとは限らず、段差や作業工具、建築資材等の障害物を超える場合もあった。その都度、台車から糊容器を降ろし、障害物を越えさせた上で搬送することは作業性を著しく阻害するものであった。
本発明では、糊液供給容器本体を固定する台車を更に備え、台車は、該台車の外周囲に沿って形成され、内側に前記容器を載置する台車立ち上がり枠と、該台車立ち上がり枠に一部分が固定され、前記容器の底面外周壁を緊締して固体する係着バンドとを備える。これにより、平坦な廊下での搬送時は台車に固定した糊液供給容器本体を押して搬送することができ、障害物で容器本体を持ち上げざるを得ない場合には容器本体を持ち上げることにより固定された台車も持ち上がり、作業性が向上する。
1.糊付機全体構成
図1は本発明の糊液供給装置が取り付けられる壁紙糊付機の側方全体構成例を示す説明図である。図1に示す通り、壁紙糊付機は、糊付機本体1と、この糊付機本体1を載置する台座部2と、糊付機本体1を所定高さで支持するために台座部2の左右両端下部にそれぞれ前後に二本一対で配される前脚31と後脚32とで構成される脚部3とからなる。
一対の後脚32には、クロス受けブラケット33が回動自在に配されており、クロス受けブラケット33の先端部には、原反ロールRの中心に通されたクロス芯棒34が軸支されている。原反ロールRから繰り出される壁装材(クロス)Cは、後脚32の折り畳み部35に横架された第1テンションバー36に当接して引き込み口での引き込み荷重が与えられる。
糊付機本体1は、糊桶6を主とする下部構体4とその上に本体左右前方に備わった一対のヒンジ45を中心に開閉可能に載置される上部構体5とによって構成される。各ローラの回転に伴って糊付機本体1の後面側から前方へ搬送されてくるクロス裏面に回転しながら当接して連続的に糊を塗布する糊付けローラ41は、下部構体4の左右両側壁面の軸支板にできるだけ糊桶6内に沈みこむ配置となるように軸支されている。また、糊桶6内の糊を回転によって掻き上げて糊付けローラ41に転写する糊上げローラ61は、糊桶6の両側側面に、中心より後面側寄りの位置で軸支されている。
糊付けローラ41は、糊付機本体1に着脱自在に取付けられる駆動源である電動モータを備えたコントローラ(図示せず)の回転軸に連結されている。糊桶6の側板に軸止された糊付けローラ41の回転軸は、下部構体4に配置される下部ピンチローラ42、ドクターローラ43、均しローラ44及び上部構体5に配置される検尺ローラとして用いられる上部ピンチローラ51、押さえローラ52、ドライブローラ53のうちの所定ローラの回転軸とギアを介して連動される。
糊付けローラ41の回転に伴って、ギアを介して回転運動が伝達された他のローラも回転し、上下部構体間に挟み込まれているクロスCを後方から前方へ搬送し、その途中で糊付けローラ41上を搬送される際に糊桶6から引き上げられた糊がクロス裏面に転写塗布される。また、本実施例の糊付機本体1の後面側には、スリッター7を備える。
糊付けローラ41及び糊上げローラ61を始めとする各ローラの長手方向の長さは糊桶6の長手方向長さに準ずる。即ち、糊桶6内に配される糊上げローラ61の長さは糊桶6の長手方向長さよりも短くなければならない。しかも、糊桶6内の糊液の移動を容易にするために、糊桶6の両端側壁と糊上げローラ61の両ローラ端面との間には25mm程度の間隙が各々形成されている。従って、糊上げローラ61の長さが定まり、糊上げローラ61の長さよりも長い糊付けローラ41では糊がクロスに転写されないため、糊付けローラ41の長さも定まる。そのため、糊付機本体1の両側部には上方から糊桶内に至る間隙が形成されている。
この間隙の少なくとも一方に糊液供給ノズルアタッチメント8が配されている。尚、糊付機本体1の両側部に形成された間隙の各々に2つの糊液供給ノズルアタッチメント8を配してもよいが、ポンプからの給液管であるホースの取り回しやポンプの制御の問題があり、1つのノズルで糊液の供給が充分にまかなえるのであれば、2つのノズルは不要である。
2.糊液供給装置の構成及び取付け1
図2は本発明の糊液供給装置を含む図1の壁紙糊付機本体の側方内部構成を示す説明図である。図3は図1の壁紙糊付機に装着した糊液供給ノズルアタッチメントと糊液供給ホースとの結合を示す説明図である。図4は糊液供給装置の糊供給容器の構成を示す説明図である。図5は糊液供給装置の収納時の構成を示す説明図である。
本実施例は既存の糊液供給手段を備えない壁紙糊付機に取付け可能なノズルアタッチメントを含む糊液供給装置を説明する。図2に示す通り、糊付機本体1の上部構体5に取付けられた糊液供給ノズルアタッチメント8のノズル本体81はホース89を介して糊液供給ポンプ101の吐出口に連通されている。糊液供給ポンプ101は、ベーンポンプであり、糊液を貯留する40Lのプラスチック製バケツ様の容器(商品名:レギュレータ、ヤヨイ化学工業社製)である糊液貯留容器102の内部にポンプ本体を投入する投込み式の水中ポンプである。
壁紙糊付機用糊液供給ノズルアタッチメント8は、図3に示す通り、互いに着脱可能なノズル本体81と、その固定具91とで構成されている。ノズル固定具91は糊付機本体1の上部構体5の両側壁部を連結する前後のフレーム55,56に下面側から当接する台座部材92とこの台座部材92の一端縁から立ち上がった立ち上がり部材93とからなる断面L字状の部材である。台座部材92にはノズル本体81の先端部が挿入される矩形状の穿設孔94が形成されている。
固定具91の立ち上がり部材93は上部構体5の取手孔57に合致する取手孔97が形成され、上部構体5の取手孔57の上辺に形成されたネジ穴58と合致するネジ穴98が形成されており、上部構体5の取手孔57の上辺に装着された内側の肉厚片59をネジと共に取り外し、この肉厚片59の代わりに立ち上がり部材93の取手孔97を上部構体5の取手孔57に合わせて装着し、合致したネジ穴58,98にネジで固定する。
上部構体5に取付けられたノズル固定具91の穿設孔94にノズル本体81の先端部を装着し、ノズル本体81の取手孔97側に突設された掛止片82を取手孔97の上縁に引っ掛けることによりノズル本体81をノズル固定具91に固定する。ノズル本体81の後端部は、上部接続口として回動自在にノズル本体81に装着されたエルボ管88を介して糊液供給ポンプからの給液管としてのホース89が装着されている。
ノズル本体81には、糊液を糊桶6内に供給するノズル吐出口83に並設して一対の検知電極84,85が配置されている。ノズル吐出口83の下端壁に設置された第1の検知電極84と、糊付けローラ41を跨いで設置された第2の検知電極85である。各々の電極はノズル本体81の上面に形成されたコネクタ端子86に接続した検知信号導線87によって図2,図4,図5に示したポンプ用のコントローラ100に接続されている。
尚、ポンプ用のコントローラ100は外部電源から電源コード112により得た100Vの交流電力を48Vの直流電力に変換するコンバータを搭載しており、糊液供給ポンプ101の駆動は48Vの直流電力で行う。また、コントローラ100自体の内部の結線やコンバータ部分にはモールド処理を行い、外部からの100V電力供給端子、糊液供給ポンプへの給電端子、糊付機の糊桶内の糊量を計測するセンサ等からの信号供給端子等には防水シールド構造として、糊液による短絡を防止した。これにより万が一、ポンプ101からの漏電事故においても、作業者や機器の安全性が確保される。
2つの検知電極84,85に接続した検知信号導線87はホース89内部を通って一旦ポンプ101本体内に入り、ポンプ駆動電力用に2芯と検知信号用に2芯とを同軸にしたポンプ駆動電力供給導線109で糊液貯留容器102の中皿部106中央に配されたポンプ用コントローラ100に接続した。詳しくは、図3に示す通り、エルボ管88のホース89と連結する部分の外側に検知信号導線87を通す溝90を形成し、検知信号導線87を溝90内に嵌めた後にエルボ管88のホースと連結するタケノコ式のジョイント部分に防水用収縮チューブ99で、検知信号導線87を一旦被覆した後、ホース89に取り付けた。尚、検知信号導線は2芯の被覆線であるため、ジョイント部分に当接する被覆層を剥いで2芯を露出させた上で、防水用収縮チューブ99を被覆した。防水用収縮チューブ99はドライヤー等で温めることにより、径が縮径してピッタリとジョイント部を覆う。
検知信号導線87の糊液供給ポンプ101側の取付け構造についても工夫した。検知信号導線87は、上部接続口のエルボ管88と同様にホース内壁とポンプ吐出口外壁のタケノコ式のジョイント部分との間を通してホース外に出した。このジョイント部分においても、ジョイント部に当接する被覆層を剥いで2芯を露出させた上でホース89を取付けた。尚、本実施例の糊液供給ポンプ101は、水中ポンプであり、ジョイント部からの液漏れはさほど問題がないため、防水用収縮チューブは装着しなかった。
一旦ホース外に出された検知信号導線87はホースの電力供給導線109と電力供給導線とポンプ101本体のポンプ駆動電力供給導線109が入る取付け口との透き間に配されるブッシング111の側部からポンプ101本体内へ導入した。尚、ブッシング111はブッシングカバーでポンプ本体方向へ押圧することにより、止水効果を得る。
ブッシング111は、塩ビ成形時にクロロプレンゴムをインサート成形して作製して軟質塩ビとクロロプレンゴムとの2重構造とした。クロロプレンゴムをインサートした理由はクロロプレンゴムで反発弾性を確保し、軟質塩ビで止水を確保するためであり、検知信号導線87を塩ビ成形時フランジ脇から出す事により止水構造を確保する構成とした。
以上の構成により、糊液供給ノズルアタッチメント8と糊液供給ポンプ101とコントローラ100とは供給電源を兼ねた導線とホースとで繋がっているようになり、電極と導通する導線が表に出ないため、取り回しが容易となり、導線の引っ掛けによる破損の心配が少なくなった。
図2,図4に示す通り、中皿部106には、中央部に蝶ネジで固定されたコントローラ100を取り巻くように立ち上がって周囲の領域と区画する円形の環状隔壁108が形成され、その環状隔壁108の周辺領域の一部には糊液供給ポンプ101からのホース89及びポンプ駆動電力供給導線109とが通過する貫通孔110が形成されている。
コントローラ100は円形の環状障壁108の直径よりも短い弦で切り取った形状であり、図5に示す通り、コントローラ100がない環状領域部分は不使用時には外部電源コード112を保持する空間として利用することができる。このコントローラ100は、外部電源コードからの100V交流電力を48V直流電力に変換して糊液供給ポンプ101に供給するコンバータ手段が備わっている。これにより、糊液供給ポンプ101が漏電事故を起こしても安全性を確保できる。尚、コントローラ100は、内部の結線やコンバータ部分にはモールド処理をし、電源コード112との端子や糊液供給ポンプ101との端子にを防水シールド構造として防水処置を施した。
また、糊液貯留容器102の中皿部106はこれを装着したまま上蓋部114を被せて、容器102本体側壁上部に対向して形成された取手107を立ち上げて掛止できる。この上蓋部114にはコントローラ100に容器102内部の湿度が悪影響を与えないために、上蓋部114の取手側面に互いに対向して4つの換気口115を設けた。更に、取手107を立ち上げた場合に前述の台車103を載せられるように、立ち上がり枠104に取手部分に相当する切欠を設けてもよい。
図5に示す通り、糊液貯留容器102は移動可能なように3つ以上のキャスターを備えた台車103に取付けられている。具体的には、貯留容器102は台車103の外周囲に沿って形成された立ち上がり枠104と、この立ち上がり枠104に一部分が固定された係着バンド105とによって固着される。詳しくは、立ち上がり枠104の内側に貯留容器102を載置し、容器102の底面外周壁を係着バンド105で緊締して台車103上に取付けられる。これにより、障害物で容器本体を持ち上げざるを得ない場合には容器本体を持ち上げることにより固定された台車も持ち上がり、作業性が向上する。
また、本実施例では、コントローラ100による糊液供給ポンプ101の動作制御についても工夫を行った。先ず、ポンプ動作時、粘度により糊タンク内の供給口水位が上下が激しいため、ポンプ動作に一定の(1秒程度)タイムラグを施した。また、ポンプにオーバーヒート防止のためコントローラ側に連続5分の使用で自動停止する機能を追加した。
3.糊液供給装置の取付け2
図6は別の糊液供給装置の要部の構成を示す説明図である。前述の取付け1に示した実施例では既存の糊液供給手段を備えない壁紙糊付機に取付け可能な糊液供給システムでの構成を説明したが、本実施例では、糊液供給ポンプのコントローラを壁紙糊付機とは別にした壁紙糊付機との取付けの構成のある。尚、図1に示した番号と同一のものは同一又は相当のものを示す。
図6に示す壁紙糊付機は、糊付機本体1の背面側中央部に糊桶6の上部に至る貫通孔75を備え、この貫通孔75に糊液供給ホース89の吐出口に一方の口を連結したエルボ供給管74の他方の口を挿入して、糊液を糊桶6内部に供給する。また、図示はしていないが、糊桶の下面の一部には、糊桶内部に汲上げられた糊液が予め定められた釣合量を越えて貯留した際に傾かせる天秤竿部材と、この天秤竿部材が傾いたことを検知する液位検知センサとを備える。
エルボ供給管74のホース89との取付け構造は、図3と同様に、ホース89内壁とエルボ供給管74のジョイント部外壁のタケノコ式のジョイント部分との間を通してホース外に導出した。尚、漏水防止のため、図3と同様に、防水用収縮チューブ99を被覆した。即ち、ホース89と連結する部分の外側に検知信号導線87を通した後にエルボ供給管74のホースと連結するタケノコ式のジョイント部分に防水用収縮チューブ99で、検知信号導線87を一旦被覆した後、ホース89に取り付けた。防水用収縮チューブ99はドライヤー等で温めることにより、径が縮径してピッタリとジョイント部を覆う。
導出された信号検知導線87は貫通孔75にエルボ供給管74を挿入した際に、貫通孔75上部のコネクタ73に結合する端子72に装着される。端子72とコネクタ73との結合により、天秤竿部材が傾いたことを検知する液位検知センサの検知信号が検知信号導線87に伝達されてコントローラ100に至ることになる。
以上説明したように本発明の糊液供給装置は、中皿部に中央領域と周囲の環状領域とを区画する環状隔壁の内側の環状領域にコントローラを配したために、糊液供給ポンプへの駆動電力の供給を安全に行うことのでき、調整した糊液の移し替えも容易になる。
本発明の糊液供給装置が取り付けられる壁紙糊付機の側方全体構成例を示す説明図である。 本図1の壁紙糊付機に装着した糊液供給ノズルアタッチメントと糊液供給ホースとの結合を示す説明図である。 図1の壁紙糊付機に装着した糊液供給ノズルアタッチメントと糊液供給ホースとの結合を示す説明図である。 糊液供給装置の糊供給容器の構成を示す説明図である。 糊液供給装置の収納時の構成を示す説明図である。 別の糊液供給装置の要部の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 …糊付機本体、
2 …台座部、
3 …脚部、
31 …前脚、
32 …後脚、
33 …クロス受けブラケット、
34 …クロス芯棒、
35 …折り畳み部、
36 …第1テンションバー、
4 …下部構体、
41 …糊付けローラ、
42 …下部ピンチローラ、
43 …ドクターローラ、
44 …均しローラ、
45 …ヒンジ、
5 …上部構体、
51 …上部ピンチローラ(検尺ローラ)、
52 …押さえローラ、
53 …ドライブローラ、
55 …前フレーム、
56 …後フレーム、
57 …取手孔、
58 …ネジ穴、
59 …肉厚片、
6 …糊桶、
61 …糊上げローラ、
7 …スリッター、
R …原反ロール、
C …壁装材(クロス)、
8 …糊液供給ノズルアタッチメント、
81 …ノズル本体、
82 …掛止片、
83 …ノズル吐出口、
84 …第1の検知電極、
85 …第2の検知電極、
86 …コネクタ端子、
87 …検知信号導線、
88 …エルボ管(上部接続口)、
89 …ホース(給液管)、
90 …溝、
91 …ノズル固定具、
92 …台座部材、
93 …立ち上がり部材、
97 …取手孔、
98 …ネジ穴、
99 …防水用収縮チューブ、
100…コントローラ(ポンプコントローラ)、
101…糊液供給ポンプ、
102…糊液貯留容器、
103…台車、
104…立ち上がり枠、
105…係着バンド、
106…中皿部、
107…取手、
108…環状隔壁、
109…ポンプ駆動電力供給導線、
110…貫通孔、
111…ブッシング、
112…電源コード、
113…ブッシングカバー、
114…上蓋部、
115…換気口、

Claims (4)

  1. 調整した糊液を収容する糊液供給容器本体と、前記容器本体の上部開口縁に掛止される中皿部と、前記糊液を送給する糊液供給ポンプと、糊液供給ポンプへの電力供給を制御するコントローラとを備えた糊液供給装置であって、
    前記中皿部には、中央領域と周囲の環状領域とを区画する環状隔壁が形成され、
    前記コントローラは、区画された前記中央領域の半分より大きな平面領域を占めると共に環状隔壁の一部の内周壁に略合致する部分外壁を備え、この略合致する部分外壁を前記中央領域の内周壁に沿わせて着脱可能に固定されていることを特徴とする糊液供給装置。
  2. 前記糊液供給ポンプが糊液供給容器内部に浸漬される水中ポンプであり、
    前記中皿部には、前記環状領域にポンプの糊液吐出口に連結された糊液供給ホースが挿通される挿通孔を備えていることを特徴とする請求項1に記載の糊液供給装置。
  3. 前記中皿部を糊液供給容器本体の上部開口縁に掛止した状態で覆う上蓋部を更に備え、
    該上蓋部で上部開口を覆った際に、前記環状隔壁の全周の上端縁が上蓋部裏面と係合して中央領域と環状領域とを隔離する高さ位置に設けられており、
    前記中央領域の直上の上蓋部には、外気と連通する連通孔を備えていることを特徴とする請求項2に記載の糊液供給装置。
  4. 前記糊液供給容器本体を固定する台車を更に備え、
    前記台車は、該台車の外周囲に沿って形成され、内側に前記容器を載置する台車立ち上がり枠と、該台車立ち上がり枠に一部分が固定され、前記容器の底面外周壁を緊締して固体する係着バンドと、を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の糊液供給装置。
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