JP4996939B2 - 事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラム - Google Patents

事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4996939B2
JP4996939B2 JP2007039730A JP2007039730A JP4996939B2 JP 4996939 B2 JP4996939 B2 JP 4996939B2 JP 2007039730 A JP2007039730 A JP 2007039730A JP 2007039730 A JP2007039730 A JP 2007039730A JP 4996939 B2 JP4996939 B2 JP 4996939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accident
relay
point
voltage
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007039730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008206309A (ja
Inventor
眞稔 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007039730A priority Critical patent/JP4996939B2/ja
Publication of JP2008206309A publication Critical patent/JP2008206309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4996939B2 publication Critical patent/JP4996939B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications
    • Y04S10/52Outage or fault management, e.g. fault detection or location

Landscapes

  • Locating Faults (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

本発明は、送電線事故発生時の事故点の特定を、故障点標定装置を設置せずに、リレー応動シミュレータを用いて行う、事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラムに関する。
送電線には、系統事故の波及を防ぐために送電線保護リレーが設置されており、送電線短絡・地絡事故の発生時には、この保護リレーが瞬時に動作し、送電線両端に設置された開閉器を開いて事故を除去する。しかし、遮断される送電線は何十kmもの長さであることが一般的であり、その長い送電線中で事故点の特定するのは容易なことではない。例えば、山間部などでの架設が多い高圧送電線でこのような事故が発生すると、ヘリコプターで上空から事故の痕跡(アーク痕など)を探さなければならなかったり、膨大な労力と費用を要していた。
そこで、通常は、特開2002−243788号公報に開示されるように、フォールト・ロケータ(FL:fault locator、故障点標定装置)と呼ばれる装置を送電線に設置し、短絡および地絡事故発生時の電圧および電流データと事前に整定された送電線インピーダンスとから、設置個所から事故点までの距離を算出することで事故点の標定を行っている。
また、特開平8−289456号公報に開示されているように、保護リレーの整定について、様々な系統条件下での保護リレー整定値を算出する電力系統保護リレー整定計算システムが開発されている。
特開2002−243788号公報 特開平8−289456号公報
しかしながら、特許文献1のフォールト・ロケータは、一般に高額な装置であり、また送電線毎に設置する必要があり、コストがかかるという問題点があった。また、系統構成の変化に伴い、その都度インピーダンス等のオペレータが設定したデータを見直す作業が必要となり、手間がかかる点も問題となっていた。
また、特許文献2の電力系統保護リレー整定計算システムでは、各保護リレーの整定値を計算するものであり、事故点を特定することまではできなかった。
そこで、本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、フォールト・ロケータのような事故点標定用の装置を設置せずに、電力系統および保護リレーを模擬するリレー応動シミュレータを用いて事故点の推定を行う、事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法そのシステム、及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明においては、オペレータの指示により、系統状態入力設定手段にて発電機出力、負荷電力、調相設備量、開閉器の入切状態、リレーの整定値等の系統状態データを設定するステップと、リレー動作判定手段にて、前記系統状態入力設定手段で設定した前記系統状態データに基づいて潮流計算を行い、事故条件ファイルから読み込んだ事故条件に沿ってリレー動作を模擬したリレー動作結果をリレー動作結果ファイルに格納するステップと、事故探索ルール入力設定手段にて事故点推定のための事故探索ルールを設定するステップと、事故点探索手段にて、前記事故探索ルールに従って作成された事故条件について、前記リレー動作結果ファイルに格納されたリレー動作結果と、実事故時リレー動作結果ファイルに格納された実事故時リレー動作結果とを、前記事故条件を変更しながら比較することにより事故点を検出するステップとからなることを特徴とする。
電力系統および保護リレーを模擬するリレー応動シミュレータにおいて、リレー応動シミュレータの計算結果と、事故発生時の実際のリレー動作結果を比較することにより事故点を推定できるようになり、事故点標定用の装置を設置しなくても、オフラインで容易に事故点を特定することが可能である。
以下、本発明に係る事故点推定機能付きリレー応動シミュレータの実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るリレー応動シミュレータの機能構成を示す図である。リレー応動シミュレータは、CRT表示装置50と、電子計算機のプログラムとして実現される設定手段100、リレー動作判定手段110、事故点探索ルール入力手段120、事故点探索手段130と、設備データベース1、系統状態ファイル2、リレー動作結果ファイル3、事故条件ファイル4、事故点検索ルールファイル5、実事故時リレー動作結果ファイル6、事故点探索結果ファイル7で構成される。
CRT表示装置50は必要により表示部を備えた入力装置である。
ここで、設備データベース1は、送電線の長さやインピーダンスといった電力系統を構成する各電力設備の定数と電力系統の接続状態、開閉器と保護リレーの装置情報および電力設備との関連付け情報を格納する。系統状態ファイル2は、発電機出力、負荷電力、調相設備量、開閉器の入切状態、リレーの整定値や使用/不使用設定などのデータを格納する。
リレー動作結果ファイル3は、事故発生時刻、事故により動作したリレーの動作時刻、リレーにより開閉した開閉器の開閉時刻、リレー動作判定に用いられた電流、電圧などの入力値、リレーの使用/不使用設定などの補足情報を格納する。
事故条件ファイル4は、事故が発生する設備IDと事故の様相、事故の継続時間、事故時のアーク抵抗値および送電線事故の場合事故発生地点情報として送電端からの距離あるいは送電端と受電端を結ぶ送電線全長に対する送電端からの距離の割合などの情報を格納する。
事故点探索ルールファイル5は、事故点探索ルールを格納する。実事故時リレー動作結果ファイル6は、リレー動作結果ファイルと同じ構成で実系統において実際に事故が発生した際に採取されたデータを格納する。事故点探索結果ファイル7は、事故点探索の結果として事故発生設備と事故様相,送電線内の送電端から距離など事故点を特定する情報を格納する。
次に、リレー応動シミュレータの動作について説明する。
まず、系統状態入力設定手段100は、オペレータによりCRT表示装置50から入力された指示に従い、系統状態ファイル2に、任意の発電機出力、負荷電力、調相設備量、開閉器の入切状態、リレーの整定値や使用/不使用設定などのデータを格納する。
次に、リレー動作判定手段110が動作する。図2は、リレー動作判定手段110の処理の流れをフローチャートで示したものである。ステップS1で設備データベース1,系統状態ファイル2を読み込み、ステップS2では読み込んだデータについて、すべての系統状態をノード・ブランチ番号に対応した並びに編集し、ノードブランチモデルを作成する。ステップS3では、例えばニュートンラプソン法(NR)により潮流計算を実行して解を求める。(この潮流計算の結果はステップS5、S6で実施する故障計算において、故障点の故障前電圧及びブランチの負荷電流として説明するが、負荷電流を無視できる場合にはステップS3は割愛してもよい。その場合、故障計算における故障前電圧は定格電圧、負荷電流は0として扱うことになる。)ステップS4では事故条件ファイル4より事故条件を読み込み、ステップS5で対称座標法を用いた故障計算を実行し事故発生時に各電力設備に流れる故障電流などの電気量を求める。ステップS6では電力系統内に設置された各リレーの動作判定を行い、ステップS7では最短時間断面にて動作するリレーを抽出し、この抽出されたリレーを動作済として、このリレーの動作時刻まで時間を進める。ステップS8では、動作可能なリレーがあるか否かを判定し、ステップS5、S6、S7は、ステップS8で動作可能なリレーが無いと判定されるまで繰り返される。ステップS9では、リレー動作結果ファイル3に事故発生時刻、事故により動作した全てのリレーの動作時刻、リレーにより開閉した開閉器の開閉時刻、リレー動作判定に用いられた電流、電圧などの入力値、リレーの使用/不使用設定などの補足情報を格納し処理を終了する。
次に、事故点を推定する動作について、保護リレーが動作した送電線短絡事故を例に説明する。まず、事故点探索ルール入力設定手段120は、オペレータによりCRT表示装置50から入力された指示により、事故点探索ルール情報を事故点探索ルールファイル5に格納する。事故点探索ルールとして、例えば、送電線IDと送電端など探索開始点および10mなどの探索刻み幅を格納する。
次に、事故点探索手段130が動作する。図3は、事故点探索手段130の処理の流れをフローチャートで示したものである。ステップS10では、事故点探索ルールファイル5と実事故時リレー動作結果ファイル6を読み込み、ステップS11では探索開始点に事故を設定して事故条件ファイル4を作成する。ここで、リレー動作判定手段110が起動する。リレー動作判定手段110よりリレー動作結果ファイル3にリレー動作結果が格納されると、ステップS12ではリレー動作結果ファイル3を読込み、ステップS13にて実事故時リレー動作結果ファイル6の内容と比較する。ステップS14では、事故点検出と判断する否か、または事故点探索ルール事故条件の変更が可能か否かを判定する。ステップS11、S12、S13は、ステップS14で事故点検出と判断されるか事故条件の変更ができなくなるまで事故条件を変更しながら繰り返す。事故条件の変更とは、例えば事故点を受電端よりに探索刻み幅10m分移動するということであり、この場合、事故点が受電端に到達したか越えた時点で事故条件は変更できなくなったと判断される。
ここで、図4は、ステップS14で事故点検出と判定する方法を示す図である。母線Aと母線Bの間に敷設された長さLabの送電線ABにおいて母線Aを送電端,母線Bを受電端とし、送電線の単位長あたりのインピーダンスをdZとすると、送電線ABの送電端から受電端までの線路インピーダンスはdZ×Labとなる。送電線AB上の任意の地点tにおける送電端からの距離をL(t)とすれば、送電端から地点tまでの線路インピーダンスZ(t)はdZ×L(t)となるため、送電端から地点tまでの線路インピーダンスZ(t)がわかれば、送電端からtまでの距離L(t)は容易に求められる。
一方、保護リレーは設置箇所で事故発生時の送電線の電圧と電流を観測しキルヒホッフの法則等を用いて事故点が動作責務(保護範囲)内か否かを判定する。
従って、母線Aに保護リレーが設置されている場合に、tを事故点としてシミュレーション計算した結果得られた保護リレーが観測する事故電流および電圧が、実事故時開閉器の遮断動作を実施した保護リレーで観測された事故電流および電圧と一致あるいは所定の許容誤差範囲の値となった場合、シミュレータ上で保護リレーが検出したと実事故で保護リレーが動作したときの事故点は同一と判断することができる。これにより地点tを事故点と検出する。
このように事故点が検出されると、図3のステップS14では、ステップS15に進み、ステップS11にて作成した事故条件ファイルの内容を事故探索結果として事故探索結果ファイル7に格納して終了する。また、事故条件変更不可となった場合、ステップS15へ進み、事故探索結果無しを実行探索結果ファイル7に格納して終了する。
このように、本実施の形態によれば、事故点標定用の装置を設置しなくても、実事故発生時に動作したリレー装置から採取した電圧および電流値をオフラインで解析して、容易に事故点を推定することができる。
また、図4の変形例として、開閉器の遮断動作を行った保護リレーで観測した電圧、電流値だけでなく、開閉器の遮断動作を実施していない保護リレーで観測した電圧、電流値も同時に比較することにより、各リレーが検出した事故点間の中間地点を求め、推定した事故点を補正することもできる。保護リレー近傍で事故が発生した場合、観測する電圧が非常に小さくなることから、計算されるインピーダンス精度が悪くなり、事故点推定の誤差が大きくなることが考えられるが、遠方のリレーが観測した電圧、電流値からもインピーダンスを推定することにより、事故点の推定精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るリレー応動シミュレータの機能構成を示す図 リレー動作判定手段の処理の流れを示すフローチャート 事故点探索手段の処理の流れを示すフローチャート 事故点探索方法を説明する図
符号の説明
1… 設備データベース
2…系統状態ファイル
3…リレー動作結果ファイル
4…事故条件ファイル
5…事故点検索ルールファイル
6…実事故時リレー動作結果ファイル
7…事故点探索結果ファイル
50…CRT表示装置
100…系統状態入力設定手段
110…リレー動作判定手段
120…事故点探索ルール入力設定手段
130…事故点探索手段

Claims (9)

  1. オペレータの指示により、系統状態入力設定手段にて発電機出力、負荷電力、調相設備量、開閉器の入切状態、リレーの整定値等の系統状態データを設定するステップと、
    リレー動作判定手段にて、前記系統状態入力設定手段で設定した前記系統状態データに基づいて潮流計算を行い、事故条件ファイルから読み込んだ事故条件に沿ってリレー動作を模擬したリレー動作結果をリレー動作結果ファイルに格納するステップと、
    事故探索ルール入力設定手段にて事故点推定のための事故探索ルールを設定するステップと、
    事故点探索手段にて、前記事故探索ルールに従って作成された事故条件について、前記リレー動作結果ファイルに格納されたリレー動作結果と、実事故時リレー動作結果ファイルに格納された実事故時リレー動作結果とを、前記事故条件を変更しながら比較することにより事故点を検出するステップと、からなる事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法。
  2. 請求項1記載の事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法において、前記事故点探索手段は、送電線上の地点tについて送電端からtまでの距離を求めるステップと、地点tを事故点と仮定して事故電流、電圧をシミュレーション計算するステップと、前記シミュレーション計算した事故電流、電圧を、実事故時に動作した保護リレーで観測された事故電流、電圧と比較し、一致あるいは所定の許容誤差範囲内となった場合に、地点tを事故点と判定するステップとからなる事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法。
  3. 請求項2記載の事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法において、前記事故点探索手段は、前記シミュレーション計算した事故電流、電圧を、実事故時に動作した保護リレーの電流、電圧だけで無く、動作しなかった保護リレーの電流、電圧とも比較するようにした事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法。
  4. オペレータの指示により、発電機出力、負荷電力、調相設備量、開閉器の入切状態、リレーの整定値等の系統状態データを設定する系統状態入力設定手段、
    前記系統状態入力設定手段で設定した前記系統状態データに基づいて潮流計算を行い、事故条件ファイルから読み込んだ事故条件に沿ってリレー動作を模擬したリレー動作結果をリレー動作結果ファイルに格納するリレー動作判定手段と、
    事故点推定のための事故探索ルールを設定する事故探索ルール入力設定手段と、
    前記事故探索ルールに従って作成された事故条件について、前記リレー動作結果ファイルに格納されたリレー動作結果と、実事故時リレー動作結果ファイルに格納された実事故時リレー動作結果とを、前記事故条件を変更しながら比較することにより事故点を検出する事故点探索手段とからなる事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションシステム。
  5. 請求項4記載の事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションシステムにおいて、前記事故点探索手段は、送電線上の地点tについて送電端からtまでの距離を求め、地点tを事故点と仮定して事故電流、電圧をシミュレーション計算し、前記シミュレーション計算した事故電流、電圧を、実事故時に動作した保護リレーで観測された事故電流、電圧と比較し、一致あるいは所定の許容誤差範囲内となった場合に、地点tを事故点と判定する事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションシステム。
  6. 請求項5記載の事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションシステムにおいて、前記事故点探索手段は、前記シミュレーション計算した事故電流、電圧を、実事故時に動作した保護リレーの電流、電圧だけで無く、動作しなかった保護リレーの電流、電圧とも比較するようにした事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションシステム。
  7. オペレータの指示により、系統状態入力設定手段にて発電機出力、負荷電力、調相設備量、開閉器の入切状態、リレーの整定値等の系統状態データを設定するステップと、
    リレー動作判定手段にて、前記系統状態入力設定手段で設定した前記系統状態データに基づいて潮流計算を行い、事故条件ファイルから読み込んだ事故条件に沿ってリレー動作を模擬したリレー動作結果をリレー動作結果ファイルに格納するステップと、
    事故探索ルール入力設定手段にて事故点推定のための事故探索ルールを設定するステップと、
    事故点探索手段にて、前記事故探索ルールに従って作成された事故条件について、前記リレー動作結果ファイルに格納されたリレー動作結果と、実事故時リレー動作結果ファイルに格納された実事故時リレー動作結果とを、前記事故条件を変更しながら比較することにより事故点を検出するステップと、からなるとからなることを特徴とする事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションプログラム。
  8. 請求項7記載の事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションプログラムにおいて、前記事故点探索手段は、送電線上の地点tについて送電端からtまでの距離を求めるステップと、地点tを事故点と仮定して事故電流、電圧をシミュレーション計算するステップと、前記シミュレーション計算した事故電流、電圧を、実事故時に動作した保護リレーで観測された事故電流、電圧と比較し、一致あるいは所定の許容誤差範囲内となった場合に、地点tを事故点と判定するステップとからなる事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションプログラム。
  9. 請求項8記載の事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションプログラムにおいて、前記事故点探索手段は、前記シミュレーション計算した事故電流、電圧を、実事故時に動作した保護リレーの電流、電圧だけで無く、動作しなかった保護リレーの電流、電圧とも比較するようにした事故点推定機能付きリレー応動シミュレーションプログラム。
JP2007039730A 2007-02-20 2007-02-20 事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラム Active JP4996939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039730A JP4996939B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039730A JP4996939B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008206309A JP2008206309A (ja) 2008-09-04
JP4996939B2 true JP4996939B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=39783199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039730A Active JP4996939B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4996939B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3105016B2 (ja) * 1991-03-27 2000-10-30 東北電力株式会社 電力系統事故判定装置
JPH06261445A (ja) * 1993-03-03 1994-09-16 Mitsubishi Electric Corp 電力系統の事故区間判定装置
JPH0779524A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Koichi Tsuji マトリックス演算を使った系統保護装置
JP2001041995A (ja) * 1999-07-28 2001-02-16 Kansai Electric Power Co Inc:The 地絡標定装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008206309A (ja) 2008-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007116893A (ja) 非接地配電系統における零相電流の位相差及び大きさの比較による故障区間検出装置及び方法
EP2720332B1 (en) Online protection coordination for distribution management system
EP2192416A1 (en) Method and apparatus for detecting a phase-to-earth fault
KR20090010536A (ko) 순간 전압 강하 평가를 위한 취약 지역 결정 시스템, 방법,및 상기 방법을 실행시키기 위한 컴퓨터 판독 가능한프로그램을 기록한 매체
EP3208623B1 (en) High impedance arc fault detection
EP3291399B1 (en) Protection apparatus
EP3639336B1 (en) Method for detecting fault in power transmission line and protection system using the same
JP4996939B2 (ja) 事故点推定機能付きリレー応動シミュレーション方法、そのシステム、及びそのプログラム
CN106300302A (zh) 一种配电网保护方法
KR100782354B1 (ko) 순간 전압 강하 평가를 위한 취약 지역 결정 시스템, 방법,및 상기 방법을 실행시키기 위한 컴퓨터 판독 가능한프로그램을 기록한 매체
CN100582797C (zh) 用于识别故障相的方法与系统
JP2011259533A (ja) 保護継電器整定値の自動最適化システム
JP2010164514A (ja) 故障点標定装置
Hasan et al. A simulation testbed for cascade analysis
CN103236682A (zh) 一种简易快速的电力系统继电保护动作仿真方法
Thute et al. Line distance protection in the presence of SCFCL
EP2083493B1 (de) Überlastrelais und Verfahren zum Betreiben eines solchen Überlastrelais
US10871513B2 (en) Differential protection method in an electrical power supply system and protective apparatus for carrying out a differential protection method
EP2092623A1 (en) A method and an apparatus for protecting a bus in a three-phase electrical power system
Gerten et al. Fast Evaluation of the Transient Voltage Stability of Highly Reliable Automotive Power Supply Systems
JP3577540B2 (ja) 電力系統事故設備推定方法
JP3455818B2 (ja) 電力系統の監視保護方法と、そのプログラム
JPH08265957A (ja) マトリックス演算形系統保護装置
Glazirin et al. On methods of investigation of power generator differential protection behavior in automatic mode
Idin et al. Time-current characteristic measurement of overcurrent relay in power system using multilayer perceptron network

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110714

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120514

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4996939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3