JP4982175B2 - Dust collector and vacuum cleaner - Google Patents
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本発明は、空気とともに吸い込んだ塵埃を旋回させて、塵埃を空気から遠心分離する遠心分離部を有する集塵装置およびこれを備えた電気掃除機に関する。 The present invention relates to a dust collecting apparatus having a centrifugal separator that rotates dust sucked together with air and centrifuges dust from the air, and a vacuum cleaner including the dust collecting apparatus.
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体内には、電動送風機の吸込側に連通する集塵装置が配設され、この集塵装置は、内部に集塵部を区画するカップ状の本体部の上部に、塵埃分離部を設けて構成されている。この塵埃分離部は、空気とともに塵埃を吸い込む吸込口を前部に備え、この吸込口に連続して平面視略円形状の遠心分離部が形成され、この遠心分離部の上部に通気口が設けられている。そして、この通気口にはフィルタが設けられ、この通気口は、蓋体を閉じた状態でこの蓋体の内部を介して集塵部へと連通している(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上述の電気掃除機では、吸込口から電動送風機の吸込側に至る風路が複雑に屈折しているため、風路抵抗が大きくなるとともに、吸い込んだ空気が全てフィルタを通過して電動送風機へと吸い込まれるため、このフィルタが目詰まりしやすく、この目詰まりにより吸込風量が低減するなど、吸込効率を向上することが容易でないという問題点を有している。 However, in the above-described electric vacuum cleaner, since the air passage from the suction port to the suction side of the electric blower is refracted in a complicated manner, the air passage resistance increases, and all the sucked air passes through the filter and the electric blower. Since the air is sucked into the filter, the filter is likely to be clogged, and there is a problem that it is not easy to improve the suction efficiency.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、遠心分離部で塵埃を確実に分離しつつ吸込効率を向上した電気掃除機を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the vacuum cleaner which improved suction efficiency, separating a dust reliably in a centrifuge part.
本発明は、空気とともに塵埃を吸い込む吸込口を備え、この吸込口から吸い込んだ塵埃を空気とともに旋回させて、塵埃を空気から遠心分離する遠心分離部と、この遠心分離部の下方に位置し、この遠心分離部にて分離された塵埃を捕集する集塵部と、これら遠心分離部と集塵部との間に位置し、下流側の端部に、遠心分離部と集塵部とを連通する第1連通口を備えた隔壁部と、この隔壁部の下流側の少なくとも頂部を含む位置に集塵部側へと突設され、遠心分離部の外周縁部の一部を区画する側壁部と、この側壁部に設けられた第2連通口と、この第2連通口に設けられたフィルタとを具備したものである。 The present invention is provided with a suction port for sucking dust together with air, swirling the dust sucked from the suction port together with air, and a centrifugal separation unit that centrifuges the dust from the air, and is located below the centrifugal separation unit, A dust collecting unit that collects the dust separated by the centrifugal separation unit, and a centrifugal separation unit and a dust collecting unit that are located between the centrifugal separation unit and the dust collection unit and at the downstream end. a partition wall portion having a first communication port for communicating, projecting into the dust collecting portion at a position including at least the top portion of the downstream side of the partition wall, a side wall which partitions a portion of the outer periphery of the centrifuging unit Part, the 2nd communication port provided in this side wall part, and the filter provided in this 2nd communication port.
本発明によれば、隔壁部に設けられ遠心分離部と集塵部とを連通する第1連通口とは別個に、隔壁部の下流側の頂部を含む位置に集塵部側へと突出し遠心分離部の外周縁部の一部を区画する側壁部に第2連通口を設け、この第2連通口にフィルタを設けることで、遠心分離部に吸い込んだ空気が、塵埃とともに第1連通口から集塵部へと流入する部分と、塵埃を殆ど含まずに第2連通口からフィルタを通過する部分とに分離されるので、塵埃を空気から確実に分離しつつ吸込仕事率の低下を防止できる。 According to the present invention, separately from the first communication port for communicating the centrifugation unit and the dust collecting portion provided in the partition wall, and the projecting distal to the dust collecting portion at a position including a top portion of the downstream side of the partition wall A second communication port is provided in the side wall portion that defines a part of the outer peripheral edge of the separation unit, and a filter is provided in the second communication port, so that the air sucked into the centrifugal separation unit is collected together with dust from the first communication port. Since it is separated into a part that flows into the dust collecting part and a part that passes through the filter from the second communication port without containing most of the dust, it is possible to prevent the reduction of the suction work rate while reliably separating the dust from the air. .
以下、本発明の一実施の形態の構成を図1ないし図6を参照して説明する。 The configuration of an embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
図4ないし図6において、1は掃除機本体で、この掃除機本体1は、電動送風機2を収容した本体ケース3と、この本体ケース3に後部が回動可能に軸支された上下方向に開閉可能な蓋体4と、電動送風機2の上流側に位置し本体ケース3に着脱可能な集塵装置としての集塵容器5とを備え、電動送風機2の駆動にて生じる吸込風とともに吸い込んだ塵埃を集塵容器5で遠心分離して集塵する、いわゆるサイクロン式の電気掃除機であり、被掃除面としての床面上を走行可能である。
4 to 6,
本体ケース3には、電動送風機2の下方に、図示しない商用交流電源から電動送風機2などへと給電可能にする図示しない電源コードを巻回したコードリール7が収容されている。また、本体ケース3の前部には、皿状の載置部8が設けられている。この載置部8は、集塵容器5が着脱可能に載置され、蓋体4を閉じた際にこの蓋体4との間で集塵容器5を挟持固定可能な部分である。
The
蓋体4は、前部に管部11が設けられ、この管部11の先端部である前部が、空気を吸引するホース接続口12となり、管部11の基端部である後部が、載置部8に固定される集塵容器5の吸込側に連通する接続開口13となっている。
The
ホース接続口12には、可撓性を有し湾曲可能な細長略円筒状の集塵ホース15の基端部が連通接続されている。この集塵ホース15の先端部には、電動送風機2の動作モードなどが選択可能な手元操作部16が設けられている。この手元操作部16には、作業者が把持する把持部17が突設され、この把持部17には、電動送風機2などを複数の動作モードに設定する複数の操作スイッチ18が設けられている。
The
また、手元操作部16の先端には、伸縮可能な細長略円筒状の延長管21が着脱可能に連通接続されている。さらに、この延長管21の先端には、例えば室内の床面の絨毯などの上に載置され、絨毯などの上の塵埃を吸い込む床ブラシである吸込口体22が着脱可能に連通接続されている。
In addition, a telescopic elongated
そして、集塵容器5は、図1ないし図3に示すように、装置本体としての集塵容器本体25を備え、この集塵容器本体25の上部に、略円形状の吸込口26を前端部の中央に有する平面視略円形状の風路形成体27が着脱可能に設けられ、集塵容器本体25の下部に集塵装置蓋部としての底蓋28が開閉可能に軸支されている。そして、集塵容器5には、集塵容器本体25と風路形成体27との間に分離部としてのサイクロン分離部である遠心分離部31が区画され、この遠心分離部31の下方でかつ集塵容器本体25内に、遠心分離部31で分離された塵埃の一部である粗塵を捕集する第1集塵部としての集塵部32と負圧室部33とが区画され、集塵部32の後方に、遠心分離部31で分離された塵埃の残りである細塵を捕集する第2集塵部としてのプリーツフィルタ部34が着脱可能に設けられ、かつ、このプリーツフィルタ部34の下方に、プリーツフィルタ部34から除去された細塵が収容される第3集塵部としての細塵集塵部35が形成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
集塵容器本体25は、集塵容器5の前部から両側部に亘る外郭を形成する壁部36と、この壁部36の上部を閉塞して傾斜状に連続する傾斜壁部としての上壁部37と、この上壁部37の下方にて壁部36の内部に連続して設けられた区画壁部としての隔壁38とを備えている。
The dust collecting
壁部36の前部には、集塵容器5の把持用の把手部41が設けられている。また、壁部36の下端部は、集塵部32および細塵集塵部35の下部に連通し底蓋28により開閉可能な廃棄開口42となっている。この廃棄開口42は、集塵部32および細塵集塵部35に収容された塵埃を集塵容器5の外部へと廃棄可能とするものである。
A
上壁部37は、遠心分離部31の底面を形成するもので、前側に向けて下方へと傾斜して形成されている。また、この上壁部37には、風路形成体27の外形に沿って形成された平面視円形状の隔壁部としての円形部43と、この円形部43の後部に連続する側壁部44とが形成されている。
The
この円形部43には、略中央部に円形状の通気開口45が穿設されており、この通気開口45の前方に、吸込口26に対向する流入面部46が形成され、この流入面部46から通気開口45の図1に示す右回り方向へと、通気開口45側よりも周縁側が低くなるように傾斜した傾斜部47が形成され、この傾斜部47の流入面部46と反対側の端部である図1に示す右側に、第1連通口としての連通開口48が穿設されている。
The
通気開口45には、第1塵埃分離手段としての塵埃分離部51が設けられている。この塵埃分離部51は、截頭円筒状に形成された枠体52と、この枠体52の開口部52aに設けられた第1塵埃分離体としてのネットフィルタ53とを有している。そして、開口部52aと通気開口45とを介して、遠心分離部31と負圧室部33とが連通されている。
The
流入面部46は、上壁部37全体の傾斜に沿って形成されており、円形部43の前方から図1に示す左側前方に亘って略扇形状に形成されている。
The
傾斜部47は、円形部43の前側寄りの一側部から円形部43の後部および円形部43の前側寄りの他側部に亘って、上壁部37から集塵部32側へと周縁部が突出するように形成されている。また、この傾斜部47は、遠心分離部31の上流側である一側から遠心分離部31の下流側である他側へと、集塵部32側への突出量が大きくなるように、換言すれば、一側から他側へと傾斜角度が大きくなるように形成されている。
The
連通開口48は、遠心分離部31の下流側を集塵部32と連通し、上壁部37の傾斜最下端に位置して、遠心分離部31の下流端部を構成するものである。また、この連通開口48は、流入面部46の傾斜部47と反対側の端部、すなわち通気開口45の前方に位置する端部から上方へと傾斜状に突設された傾斜板58と、傾斜部47の流入面部46と反対側の端部、すなわち通気開口45の図1に示す右側に集塵部32内へと下方に傾斜状に突設された図示しない導入板との間に区画されている。
The communication opening 48 communicates the downstream side of the
また、側壁部44は、円形部43の傾斜部47に対応する部分、すなわち、遠心分離部31を形成する円形部43の頂部を含む前側寄りの一側部から後部を経由して前側寄りの他側部に亘って帯状に連続して形成されており、吸込口26の開口方向に交差するように、すなわち上下方向に沿って面状に形成されて、プリーツフィルタ部34の上流側に対向している。したがって、この側壁部44は、一側から他側へと上下方向の寸法が大きくなるように形成されている。そして、この側壁部44には、第2連通口としての通気口61が開口形成され、この通気口61には、フィルタとしての第2塵埃分離体であるネットフィルタ62が設けられている。
Further, the
通気口61は、遠心分離部31と負圧室部33すなわちプリーツフィルタ部34とを連通するもので、側壁部44にて、円形部43の頂部を含む通気開口45の後側寄りの一側部から後部および後側寄りの他側部に亘って横長に形成され、左右方向の中央部にリブ61aが上下方向に沿って形成されている。そして、この通気口61は、図4に示すように、吸込口26と電動送風機2の吸込側である円形状の吸気口63とを平面視で結ぶ直線L上に位置している。換言すれば、吸込口26と通気口61と吸気口63とは、平面視で一直線上に配設されている。
The
ネットフィルタ62は、通気口61全体に設けられている。
The
吸気口63は、掃除機本体1の載置部8の後方に設けられた図示しない本体隔壁に穿設されており、電動送風機2とともに、掃除機本体1の左右方向の中心に対して一側へと偏位している。
The
また、図1ないし図3に戻って、隔壁38は、上壁部37の下方に若干離間された位置から後方へと延設された延設部65を有し、この延設部65の後端部から第1連続壁部としての傾斜壁66が下方へと傾斜状に延設され、この傾斜壁66の下端部から第2連続壁部としての下壁部67が下方へと延設されている。
Returning to FIGS. 1 to 3, the
延設部65は、集塵部32と負圧室部33との間に位置し、連通開口48と連通しない一側寄りの位置に、後方に向けて下方に若干傾斜状に形成されている。
The extending
傾斜壁66は、集塵部32とプリーツフィルタ部34との間に位置するもので、プリーツフィルタ部34に対向するように傾斜状に形成され、集塵部32の下流側を、負圧室部33を介してプリーツフィルタ部34に連通する第1連通口としての開口71が格子状に多数開口形成され、これら開口71のそれぞれに第3塵埃分離体としてのネットフィルタ72が設けられている。
The
下壁部67は、集塵部32と細塵集塵部35との間に位置するもので、下端部が底蓋28に当接することで、集塵部32と細塵集塵部35とを区画している。また、この下壁部67の後方には、壁部36の内部の左右両側に亘って連続した長手状の後壁部74が設けられ、この後壁部74の上部には、プリーツフィルタ部34の下部を載置する載置段部75が水平状に設けられている。そして、この載置段部75と、壁部36の後端部両側、および、上壁部37の後端部により、横長の排気口81が区画されている。この排気口81は、負圧室部33の後部である下流側に連通するとともに、集塵容器5を本体ケース3に取り付けた状態で、電動送風機2の吸気口63に臨むように対向する。
The
後壁部74は、壁部36の内部の左右両側に亘って連続した長手状に形成されている。
The
一方、風路形成体27は、吸込口26を形成する略円形状の突出管部85が前端部に位置し、この突出管部85の後端部に、平面視で右回り方向に渦巻状に形成された渦巻部86が連続して形成され、かつ、この渦巻部86の中央部に、平面視円形状の収容突出部87が形成されている。
On the other hand, in the air
突出管部85は、集塵容器5を本体ケース3に取り付けた状態で蓋体4の管部11の下流側と気密に接続され、接続開口13を介してホース接続口12に連通する部分である。
The protruding
渦巻部86は、断面が上側に突出した円弧状であり、集塵容器本体25の上壁部37の円形部43との間に、風路としての周回風路部88を区画するものである。
The
収容突出部87は、塵埃分離部51の枠体52の上端部が嵌合するように形成されている。
The
また、底蓋28は、前端部が集塵容器本体25の壁部36の両側部に回動可能に軸支されている。そして、この底蓋28は、集塵容器5の把手部41に設けられたボタン89の操作により開くことが可能となっている。
The front end of the
プリーツフィルタ部34は、第4塵埃分離体であるプリーツフィルタ体91と、このプリーツフィルタ体91を保持する図示しない枠体とを有し、排気口81を閉塞するように取り付けられる。
The
プリーツフィルタ体91は、上下方向に沿うプリーツ山部とプリーツ谷部とが掃除機本体1の左右方向に交互に連続するように形成されたもので、枠体から前方へと突出し、プリーツフィルタ部34を排気口81に取り付けた状態で前端下部が集塵容器本体25の載置段部75上に載置されるように構成されている。また、このプリーツフィルタ体91の後部には、除塵手段94が設けられている。
The
ここで、除塵手段94は、掃除機本体1の左右方向に往復移動可能に設けられた突起95を有し、この突起95がプリーツフィルタ体91のプリーツ山部に浅く係合し、左右に往復移動されることで突起95がプリーツ山部を乗り越えつつ移動することにより、プリーツフィルタ体91に振動を与えてプリーツフィルタ体91に付着した塵埃を細塵集塵部35へと落下させるように構成されている。
Here, the
なお、突起95は、例えば電動送風機2の駆動を停止させた時に所定時間往復移動されるように制御される。
The
また、枠体は、プリーツフィルタ部34を排気口81に取り付けた状態で下端部が集塵容器本体25の載置段部75上に載置されるように構成されている。
Further, the frame body is configured such that the lower end portion is placed on the placing
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。 Next, the operation of the above embodiment will be described.
まず、蓋体4を上方に回動させて開け、風路形成体27を上壁部37上に取り付けるとともにプリーツフィルタ部34を排気口81に取り付けた集塵容器5を載置部8に載置した状態で、蓋体4を下方に回動させ、この蓋体4と載置部8との間に集塵容器5を挟持する。
First, the
このとき、集塵容器5の吸込口26が、蓋体4の管部11の接続開口13に気密に接続され、かつ、集塵容器5の排気口81およびこの排気口81に取り付けられたプリーツフィルタ部34が、電動送風機2の吸気口63に対向する。
At this time, the
次いで、ホース接続口12に、集塵ホース15、延長管21および吸込口体22を順次連通接続するとともに、本体ケース3から図示しない電源コードを導出して、商用交流電源に接続し、把持部17を把持した状態で所望の操作スイッチ18を操作して、電動送風機2を所望の動作モードで駆動させる。
Next, the
この状態で、作業者は吸込口体22を床面上に接地して前後に走行させて、先端側から床面上の塵埃を空気とともに吸い込む。
In this state, the operator touches the
吸い込まれた空気は吸込風となり、吸込口体22、延長管21、集塵ホース15、ホース接続口12および接続開口13を経由して、集塵容器5の吸込口26から遠心分離部31へと吸い込まれる。
The sucked air becomes a suction air and passes from the
この吸込風は、大部分の塵埃とともに塵埃分離部51の周囲に旋回する旋回風W2と、吸込口26から円形部43の流入面部46を介して後方へと傾斜状に一直線状に進む、すなわち直進する直進風W1とに分離される。
The suction air is a turning air W2 along with most of the dust swirling around the
このとき、旋回風W2は、一部が開口部52aを通過して負圧室部33へと流入し、この通過の際にネットフィルタ53により塵埃を捕集されるとともに、さらに残りの部分は、傾斜部47に沿って大部分の塵埃とともに連通開口48から集塵部32内へと吸い込まれる。
At this time, a part of the swirling wind W2 passes through the
この集塵部32へ流入した旋回風W2に含まれる塵埃のうち、比較的大きい粗塵は、そのまま集塵部32内へと落下して捕集され、比較的小さい細塵は、旋回風W2が開口71を通過して負圧室部33へと流入する際にネットフィルタ72により捕集される。
Of the dust contained in the swirling air W2 that has flowed into the
一方、直進風W1には、殆ど塵埃が含まれていないものの、わずかに含まれる塵埃が側壁部44の通気口61を通過する際にネットフィルタ62に捕集される。
On the other hand, although the straight wind W1 contains almost no dust, a slight amount of dust is collected by the
そして、旋回風W2は、負圧室部33を経由してプリーツフィルタ部34のプリーツフィルタ体91を通過し、この通過の際に、このプリーツフィルタ体91に、各ネットフィルタ53,62により捕集されなかった微細塵が捕集される。
Then, the swirl wind W2 passes through the
同様に、直進風W1は、そのままプリーツフィルタ部34のプリーツフィルタ体91を通過し、この通過の際に、このプリーツフィルタ体91に、ネットフィルタ62により捕集されなかった微細塵が捕集される。
Similarly, the straight wind W1 passes through the
プリーツフィルタ体91を通過した旋回風W2と直進風W1とは、ともに排気口81から集塵容器5の外部へと排気された後、吸気口63から電動送風機2へと吸い込まれ、この電動送風機2を通過して排気風となり、本体ケース3に穿設された図示しない排気孔を介して掃除機本体1の外部へと排気される。
Both the swirling wind W2 and the straight wind W1 that have passed through the
掃除が終了し、作業者が操作スイッチ18を操作して電動送風機2の駆動を停止させると、プリーツフィルタ部34に取り付けられた除塵手段94の突起95が左右方向に往復移動することで、この突起95がプリーツフィルタ体91に付着した微細塵をこのプリーツフィルタ体91から細塵集塵部35へと落下させる。
When the cleaning is finished and the operator operates the
この後、作業者は、蓋体4を上方へ回動させて開き、集塵容器5を本体ケース3から取り外した後、例えばごみ箱などの上でボタン89を押すことで底蓋28を開き、廃棄開口42から、集塵部32内の塵埃および細塵集塵部35内の塵埃を廃棄する。
Thereafter, the operator opens the
また、風路形成体27を集塵容器本体25から取り外し、各ネットフィルタ53,62などを掃除する。
Further, the air
そして、風路形成体27および底蓋28を元の状態に戻した後、再度本体ケース3に取り付けて使用する。
And after returning the air
上述したように、上記一実施の形態では、円形部43に設けられ遠心分離部31と集塵部32とを連通する連通開口48とは別個に、円形部43の下流側の頂部を含む位置に集塵部32側へと突出した側壁部44に通気口61を設け、この通気口61にネットフィルタ62を設ける構成とした。
As described above, in the above-described embodiment, the position including the top on the downstream side of the
このため、吸込口26から遠心分離部31に吸い込んだ吸込風が、塵埃とともに周回風路部88に沿って旋回して連通開口48へと吸い込まれる旋回風W2と、殆ど塵埃を含まず通気口61へと抜ける直進風W1とに分離される。
Thus, suction air sucked through the
この結果、旋回風W2により、塵埃を遠心分離部31にて確実に遠心分離して集塵部32に捕集できるとともに、旋回風W2とは別個に直進風W1が電動送風機2の吸気口63へと吸い込まれるので、吸込仕事率の低下を防止できる。
As a result, the turning air by W2, it is possible to collect the
すなわち、直進風W1には塵埃が殆ど含まれないから、ネットフィルタ62は目詰まりしにくいので、直進風W1側の風路抵抗が大きくなりにくく風量が低下しにくいため、この直進風W1が電動送風機2へと吸い込まれることで、吸込効率の低下を防止できる。
That is, since the straight wind W1 contains almost no dust, since the
また、通気口61を例えば遠心分離部31の上流寄りの位置などに形成した場合には、吸込口26から吸い込んだ吸込風の殆どが直進風W1となってしまい、遠心分離部31での塵埃の分離効率が良好でなく、通気口61を例えば遠心分離部31の下流側寄りの位置などに形成した場合には、直進風W1が形成されなくなってしまうため、円形部43の下流側の少なくとも頂部を含む位置に設けた側壁部44に通気口61を形成することで、旋回風W2と直進風W1との風量をバランスよく設定できる。
Further, when the
さらに、吸込口26と吸気口63とを平面視で結ぶ直線L上に通気口61を形成するので、吸込口26から吸い込まれた空気がそのまま直進して通気口61を介して吸気口63へと吸い込まれやすくなり、吸込効率の低下を、より効果的に防止できる。
Further, since the
そして、側壁部44に連続する円形部43の傾斜部47を、通気開口45側よりも周縁部側を下方へと傾斜させることで、旋回風W2に含まれる塵埃が、傾斜部47の周縁部側を通過しやすくなるとともに、傾斜部47の傾斜角度を、遠心分離部31の上流側よりも下流側で大きくすることで、周回風路部88の風路面積が上流側よりも下流側で大きくなるので、旋回風W2の風量を連通開口48まで確保でき、遠心分離部31での塵埃の分離効率を、より向上できる。
Then, the
なお、上記一実施の形態において、傾斜部47の少なくとも通気口61に対応する部分を、通気開口45側よりも周縁部側を下方へと傾斜させずに、通気口61へと直線状に連続するように形成してもよい。この場合には、傾斜部47に沿って直進する直進風W1の風量が増加するため、吸込効率を、より向上できる。
In the above-described embodiment, at least a portion of the
また、集塵容器5の細部は、上記構成に限定されるものではない。
Moreover, the detail of the
さらに、電気掃除機の細部は、上記構成に限定されるものではなく、電気掃除機としては、キャニスタ型に限らず、例えば自走式(走行補助式)や自律走行式(ロボット式)の電気掃除機などでもよく、また、例えば吸込口体22が掃除機本体1の下面に直接形成されたアップライト型、あるいはハンディ型などであっても対応させて用いることができる。
Furthermore, the details of the vacuum cleaner are not limited to the above configuration, and the vacuum cleaner is not limited to the canister type, for example, self-propelled (running assist type) or autonomous running type (robot type) electric A vacuum cleaner or the like may be used, and for example, an upright type or a handy type in which the
1 掃除機本体
2 電動送風機
5 集塵装置としての集塵容器
26 吸込口
31 遠心分離部
32 集塵部
43 隔壁部としての円形部
44 側壁部
48 第1連通口としての連通開口
61 第2連通口としての通気口
62 フィルタとしてのネットフィルタ
DESCRIPTION OF
26 Suction port
31 Centrifuge
32 Dust collector
43 Circular part as bulkhead
44 Side wall
48 Communication opening as the first communication port
61 Vent as second communication port
62 Net filter as filter
Claims (3)
この遠心分離部の下方に位置し、この遠心分離部にて分離された塵埃を捕集する集塵部と、
これら遠心分離部と集塵部との間に位置し、下流側の端部に、前記遠心分離部と前記集塵部とを連通する第1連通口を備えた隔壁部と、
この隔壁部の下流側の少なくとも頂部を含む位置に前記集塵部側へと突設され、前記遠心分離部の外周縁部の一部を区画する側壁部と、
この側壁部に設けられた第2連通口と、
この第2連通口に設けられたフィルタと
を具備したことを特徴とした集塵装置。 A centrifuge unit that has a suction port for sucking dust together with air, rotates the dust sucked from the suction port together with air, and centrifuges the dust from the air;
A dust collecting unit that is located below the centrifugal separator and collects the dust separated by the centrifugal separator,
A partition wall portion located between the centrifugal separation portion and the dust collection portion, and having a first communication port communicating with the centrifugal separation portion and the dust collection portion at the downstream end,
The partition wall portion projecting into the dust collecting portion at a position including at least the top portion of the downstream side of a side wall portion which partitions a portion of the outer periphery of the centrifugal separator unit,
A second communication port provided in the side wall,
And a filter provided at the second communication port.
ことを特徴とした請求項1記載の集塵装置。 The dust collector according to claim 1, wherein the second communication port is located on a straight line connecting the suction port and the suction side of the electric blower in a plan view.
前記電動送風機の吸込側に下流側が連通する請求項1または2記載の集塵装置と
を具備したことを特徴とした電気掃除機。 A vacuum cleaner body containing an electric blower,
A vacuum cleaner comprising: the dust collecting device according to claim 1, wherein a downstream side communicates with a suction side of the electric blower.
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