JP4975827B2 - 移動通信システムにおける順方向共有制御チャンネルを送受信する装置及び方法 - Google Patents

移動通信システムにおける順方向共有制御チャンネルを送受信する装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は移動通信システムに関するもので、特に多重アンテナ技術を支援する移動通信システムにおける順方向共有制御チャンネル(Forward Shared Control Channel:以下、“F-SCCH”と称する)を送信及び受信する方法及び装置に関する。
移動通信システムは、音声中心のサービスを越えて、データサービス及びマルチメディアサービスを提供するために高速、高品質の無線パケットデータ通信システムに発展している。
最近、3GPP(3rd Generation Partnership Project)によって提案された高速ダウンリンクパケットアクセス(High Speed Downlink Packet Access:以下、“HSDPA”と称する)及び高速アップリンクパケットアクセス(High Speed Uplink Packet Access:以下、“HSUPA”と称する)、3GPP2によって提案された高レートパケットデータ(High Rate Packet Data:以下、“HRPD”と称する)、そしてIEEEによって提案された802.16のような多様な移動通信標準が、高速、高品質の無線パケットデータ送信サービスを支援するように開発されている。
上記したHSDPA、HSUPA、及びHRPDのように、第3世代無線パケットデータ通信システムは、送信効率を改善するために適応変調及び符号化(Adaptive Modulation and Coding:以下、“AMC”と称する)方法とチャンネル感度(sensitive)スケジューリング方法のような技術を使用する。
このAMC方法を使用すると、送信装置は、チャンネル状態によって送信データの量を調整することができる。すなわち、チャンネル状態が悪い場合に、送信装置は、受信誤り確率を所望のレベルに低下させるために送信データの量を減少する。チャンネル状態が良好な場合には、送信装置は、送信誤り確率を所望のレベルに向上させるために送信データの量を増加し、それによって効率的な情報送信を保証する。
また、送信装置は、チャンネル感度スケジューリングリソース管理方法を使用して、それぞれのユーザーの中で優れたチャンネル状態を有するユーザーに選択的にサービスすることによって、送信装置が一つのユーザーにチャンネルを割り当て、サービスする場合に比べて、システム容量の増加に役立つ。このようなシステム容量の増加は、‘多重ユーザーダイバシティ(multi-user diversity)利得’と呼ばれる。
要するに、ACM方法とチャンネル感度スケジューリング方法は、受信装置からフィードバックされた部分的なチャンネル状態情報に基づいて判定された最も効率的な時点で、送信装置が適切な変調及び符号化技術を適用する方法である。
ACM方法とチャンネル感度スケジューリング方法を実現するために、受信装置は、チャンネル状態情報を送信装置にフィードバックしなければならない。この受信装置によってフィードバックされるチャンネル状態情報は、チャンネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator:CQI)と呼ばれる。
最近、第2世代及び第3世代移動通信システムで使用される多重接続方式である符号分割多重接続(Code Division Multiple Access:以下、“CDMA”と称する)を次世代システムで直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:以下、“OFDMA”と称する)に取り替えようとする研究が活発に進行されている。
これに関連して、3GPPと3GPP2は、現在、OFDMAを使用する進化したシステムに対する標準化が論議されている。CDMAを採用するシステムに比べて、OFDMAを使用する進化したシステムは、システム容量の増加を期待することができる。
OFDMA方式が容量増大をもたらすいくつかの原因のうちの一つは、OFDMA方式が周波数ドメインでスケジューリング(以下、‘周波数ドメインスケジューリング’と称する)を遂行することができることである。すなわち、容量利得が、時間の経過によって変化する特性を用いるチャンネル感度スケジューリング方法を通じて獲得されるが、より高い容量利得は、チャンネルが周波数によって変化する特性を用いて獲得されることができる。
しかしながら、周波数ドメインスケジューリングを支援するために、送信装置は、各周波数別にチャンネル状態情報を以前に獲得しなければならない。このとき、各周波数別にCQIフィードバックが必要であるため、受信装置及び送信装置は、CQIフィードバックの送受信によるシグナリングロードの増加する困難さが発生する。
次世代システムにおいて、多重送受信アンテナを用いる多重入力多重出力(Multiple Input Multiple Output:以下、“MIMO”と称する)技術の導入が活発に研究されている。MIMO技術は、多重送受信アンテナを用いて複数のデータストリームを、同一のリソースを用いて同時に送信する技術である。このMIMO技術は、チャンネル状態が良いときに変調次数(modulation order)を増加するより、複数の低い変調次数のデータストリームを送信することが同じ誤り確率で送信スループット(throughput)を増加できる方法であると知られている。MIMO技術において、個別データストリームが送信される次元(dimension)は階層(layer)と呼ばれ、各階層のチャンネル状態によってAMCを区別して適用する方法は、全体システム容量を増加させる。
一例として、PARC(Per Antenna Rate Control)は、送信アンテナごとに相互に異なるデータストリームを送信する技術であり、この技術において、階層はそれぞれの送信アンテナである。このとき、複数の送信アンテナは、各々相互に異なるチャンネルを経験するようになり、PARC技術は、良好なチャンネル状態を有する送信アンテナを通じてより多くのデータが送信されるようにAMCを適用し、悪いチャンネル状態を有する送信アンテナを通じて送信されるデータ量を減少させる。
他の例として、PCBRC(Per Common Basis Rate Control)があり、このPCBRC技術では、階層は、固定された送信ビームである。したがって、PCBRC技術は、良好なチャンネル状態を有する送信ビームを通じてより多くのデータを送信し、悪いチャンネル状態を有する送信ビームを通じて送信されるデータ量を減少する。
MIMOが多重アンテナを用いて実現される場合に、プリコーディング方法は、チャンネル状態によって適応的に送信ビームを形成するために使用される。ここで、使用される用語‘プリコーディング(precoding)’は、送信アンテナを通じて信号を送信する以前ステップで送信装置が送信信号を予め歪める動作を意味する。プリコーディングが線形結合によって実現される場合に、プリコーディングプロセスは、<数式1>のように示される。
Figure 0004975827
<数式1>において、‘s’は、K×1ベクトルであり、所望する送信信号を意味し、‘x’は、M×1ベクトルであり、実際の送信信号を意味する。さらに、‘K’は、MIMOによって同一のリソースを通じて同時に伝送されるシンボルの数を意味し、‘M’は、送信アンテナの数を意味する。また、‘E’は、N×K行列であり、プリコーディングを意味する。すなわち、<数式1>は、M個の送信アンテナを有するMIMO送信装置がK個の信号ストリームを同時に伝送する場合に適用されるプリコーディング方式Eを示す。
プリコーディング行列Eは、MIMO送信チャンネルによって適応的に判定される。しかしながら、MIMO送信チャンネルに関する情報がない場合に、送信装置は、受信装置によって報告されたフィードバック情報によってプリコーディングを遂行する。このために、有限個のプリコーディング行列Eを含むプリコーディングコードブック(codebook)は、送信器と受信器との間で予め設定し、保存しなければならない。したがって、受信装置は、現在のチャンネル状態を考慮して、予め格納されたプリコーディングコードブックから現在のチャンネル状態で最適のプリコーディング行列Eを選択し、この選択されたプリコーディング行列Eに関する情報を送信装置にフィードバックしなければならない。その後、送信装置は、プリコーディング行列Eに対して受信されたフィードバック情報に基づいて、プリコーディングを適用してMIMO伝送を遂行する。
<数式1>の送信信号を考慮すると、MIMOチャンネルHを経た後に受信装置で受信された信号は、下記の<数式2>によって定義される。
Figure 0004975827
<数式2>において、‘y’及び‘z’は、N×1ベクトルであり、各々N個の受信アンテナに受信された信号及び雑音を意味し、‘H’はN×M行列であり、MIMOチャンネルを意味する。受信された信号は、受信結合プロセスを経て各階層の送信信号ストリームに対するSINR(Signal-to-Interference and Noise Ratio)を改善させ得る。受信結合プロセスを経た後に、信号rは、<数式3>によって定義される。
Figure 0004975827
<数式3>において、‘W’は、N×N行列であり、受信結合プロセスを意味し、‘r’はN×1信号ベクトルである。各階層の送信信号ストリームをより良く受信するために、干渉除去(cancellation)及び/又はML(Maximum Likelihood)受信のような受信技術も使用されることができる。
シングルコードワード(Single-CodeWord:SCW)方式とマルチコードワード(Multi-CodeWord:MCW)方式は、MIMO技術によって伝送された複数の信号ストリームが生成される数個の符号化されたパケットによって区別できる。
SCW方式において、1個のコードワードは、階層の数に関係なく、MIMO技術によって作られた複数の階層を通じて伝送され、MCW方式は、MIMO技術によって作られた複数の階層各々に相互に異なる1個のコードワードを伝送する。
MCW方式は、受信側が干渉除去のような受信プロセスを通って追加的な利得を獲得できるという長所を有する。これは、それぞれのコードワードに適用されるCRC(Cyclic Redundancy Check)を用いて、受信装置が各コードワードの復号に成功/失敗を判定できるためである。しかしながら、送信コードワードの数を増加させることによって、MCW方式は、CRCを適用するために線形的に増加する追加的なリソースを消費し、受信装置の複雑度も増加する。
デュアルコードワード(Dual CodeWord:DCW)方式は、上記のような欠点を補完しつつ、MCW方式のレート改善効果を得るための折衷案である。DCW方式において、最大2個のコードワードは、階層の数に関係なく、MIMO技術によって作られた複数の階層を通じて送信される。
図1は、本発明が適用されるSCW MIMO送受信装置の一例を示すブロック構成図である。
図1を参照すると、所望の送信データストリームは、チャンネル符号化及び変調器101を経て一つの符号化されたパケット信号ストリームに変換される。MIMO送信の場合、この信号ストリームは、デマルチプレクサ(DEMUX)103でK個の信号ストリームに逆多重化される。逆多重化されたK個の信号ストリームは、プリコーダ105によってその関連送信アンテナを介して伝送されるM個の信号ストリームに再形成される。このプロセスは、K個の信号ストリームが相互に異なる送信ビームを通じて伝送されるように提供される。
プリコーディングされたM個の信号ストリームは、各々送信処理器107a〜107mによって送信アンテナ109a〜109mを介して伝送される。送信処理器107a〜107mは、CDMA及び/又はOFDMA信号を生成するプロセスだけでなく、各関連アンテナで遂行されるフィルタリング及び/又はRF(Radio Frequency)処理プロセスを含む。
送信された信号は、N個の受信アンテナ111a〜111nで受信され、これら受信アンテナを通じて受信された信号は、各々受信処理器113a〜113nによって基底帯域信号に復元される。受信処理された信号が受信結合器115によってK個の信号ストリームに変換された後に、このK個の信号ストリームは、マルチプレクサ(MUX)117で多重化され、所望する一つの送信信号ストリームに復元される。最後に、復元された信号ストリームは、復調及びチャンネル復号器119によって所望の送信データストリームに復元される。
上述したように、SCW MIMO方式では、送信装置が、一つのチャンネル符号化及び変調器101を用いて複数の送信信号ストリームを生成するため、一つのCQIフィードバックのみを受信する必要がある。しかしながら、MIMO送信信号ストリームの数、すなわち信号ストリームが送信されるMIMO階層の数Kは、チャンネル状態に従って調整されなければならない。ここで、信号ストリームが送信されるMIMO送信階層の数Kは、‘ランク(Rank)’と称する。したがって、SCW MIMOフィードバック情報は、MIMO送信階層のチャンネル状態を代表する一つのCQIと、チャンネル状態によって要求される送信階層の数であるランクとから構成される。
図2は、本発明が適用されるDCW MIMO送受信装置の一例を示すブロック構成図である。
図2を参照すると、DCW MIMO方式では、SCW MIMO方式と異なり、2個の相互に異なる符号化されたパケット信号ストリームがMIMO階層を通じて送信される。
所望する送信データストリームは、2個のデータストリームにDEMUX201で逆多重化され、逆多重化されたデータストリームは、各々相互に異なるチャンネル符号化及び変調器201-1,201-2を経た後に変調信号ストリームに変換される。以後の送信プロセスは、SCW MIMO方式と同様であり、変調信号ストリームは、プリコーダ205でプリコーディングプロセスを経て、各送信アンテナ別に送信処理器207a〜207mで送信処理された後に、M個の送信アンテナ209a〜209mを通じて送信される信号に変換される。
DCW MIMO受信プロセスも、信号の受信直後のいくつかのステップはSCW MIMO受信プロセスと同一である。特に、一例として、図2の受信装置は干渉キャンセラ(interference canceller)219を使用するが、他のタイプの受信方法も使用されることができる。
N個の受信アンテナ211a〜211nを通じて受信された信号は、受信処理器213a〜213nと受信結合器215の順に通った後に、対応する階層に関連した送信信号に復元される。この復元された信号は、相互間の干渉を含んでいる。DCW MIMOにおいて、送信信号が各階層別に相互に異なる符号化及び変調を経たため、受信器は、信号が他の階層に及ぼす干渉をなくすために、特定階層の最初に復元された信号を除去する。
この干渉キャンセラ219の使用は、MIMO階層のチャンネル容量を改善させ、DCW MIMO送信を通じてより多くのデータを送信可能にする。次に、干渉除去に基づいた受信プロセスについて説明する。一つの変調信号ストリームが復調及びチャンネル復号器217を通じて成功的に復元された場合に、受信プロセスは、干渉キャンセラ219で復元された信号を用いて干渉を除去する。干渉の除去された信号ストリーム223は、復調及びチャンネル復号器217に伝達され、2番目の変調信号ストリームを復元する。最後に、復元された2個のデータストリームは、MUX221で多重化された後に、所望する一つの送信データストリームに復元される。
MCW MIMO送受信装置は、DCW MIMOの送受信装置の構成と大きな差異はない。MCW MIMOを支援する送信装置は、プリコーディングを通じて作られたMIMO階層別に相互に異なるコードワードを送信し、MCW MIMOを支援する受信装置は、各階層別に復調及びチャンネル復号化を遂行しつつ、最初に復元された信号ストリーム順に、この最初に復元された信号ストリームによる干渉を除去し、干渉がすべて除去されるまで干渉除去、復調及びチャンネル復号化を反復遂行する。MCW MIMOの動作が、DCW MIMOの動作を拡張することによって簡単に類推できるので、簡略化のために、ここではその詳細な説明を省略する。
下記に、ダウンリンク(DL)制御チャンネルについて説明する。DL制御チャンネルは、端末(又はユーザー端末(UE))が基地局から送信された信号を復元するために必要な制御情報を含むチャンネルである。一般に、DL制御チャンネルは、次のような情報を含む。
1.UE ID(IDentification):UE IDは、端末がその自体に送信される信号の有無を判定することによる情報である。一般的に、特定のUE IDによるCRCはDL制御情報に挿入されるため、端末が成功的に復元されたDL制御情報を有すると、該当制御情報は該当端末に対する情報として認識する。
2.DLリソースブロック(Resource Block:RB)割り当て情報:端末が成功的にDL制御情報を復元すると、DL RB情報に基づいて、リソースブロックを通じてその実際データが送信されるかを判定する。
3.伝送フォーマット(Transport Format:TF):TFは、送信信号の変調及び符号化方式を表す。AMCを使用すると、端末は、復調及びチャンネル復号化プロセスを遂行するためにTF情報を有しなければならない。
4.ハイブリッド自動再送要求(Hybrid Automatic Repeat Request:HARQ)関連情報:HARQは、受信器が送信パケットの受信に成功/失敗を示す情報を送信器に送信する動作である。送信器は、受信器がパケットの受信に成功した場合には他のパケットを送信し、受信器がパケットの受信に失敗した場合には以前パケットを再送信する。ここで、用語‘HARQ関連情報’は、送信信号が初期送信信号であるか、あるいは再送信信号であるかを示すHARQに関連した情報を意味する。これに基づき、端末は、この受信されたパケットを以前に受信されたパケットと結合して復号するか、あるいは新たに復号動作を遂行するかを判定する。
MIMO送信において、上記した4つの情報以外に、追加的な情報は、DL制御チャンネルを通じて送信されることができる。例えば、プリコーディングが適用される場合に、追加情報は、適用されるプリコーディング方式を示す情報を端末に提供する必要があるため、プリコーディング情報となり得る。
したがって、プリコーディングが適用されるSCW MIMO送信において、必要なDL制御チャンネル情報は、上記のUE ID、DL RB、TF、及びHARQ関連情報だけでなく、プリコーディング情報も含まなければならない。
プリコーディングが適用されたDCW MIMO送信の場合には送信コードワードが2個であるため、コードワードの各々に対応するTFとHARQ関連情報が送信されなければならない。すなわち、プリコーディングが適用されるDCW MIMO送信に必要なDL制御チャンネル情報は、UE ID、DL RB、TF#1(第1のコードワードのTF)、TF#2(第2のコードワードのTF)、HARQ関連情報#1(第1のコードワードのHARQ関連情報)、HARQ関連情報#2(第2のコードワードのHARQ関連情報)、及びプリコーディング情報を含む。
ここで、プリコーディング行列が適用されるかを示す情報であるプリコーディング情報は、プリコーディングを通じて構成された階層間のコードワードマッピング情報、及び送信コードワードを含む。
以下に、プリコーディングが適用されたMIMO送信に対するDL制御チャンネルを構成する方法について説明する。
図3は、本発明が適用されるSCW MIMO用DL制御チャンネル情報を示す。
図3を参照すると、DL制御チャンネル情報は、UE ID301、DL RB303、プリコーディング情報305、TF307、及びHARQ関連情報309を含むことを確認することができる。ここで、各情報の順序は意味がない。予め定義された同期化したHARQが、再送信時点及び再送信に要求されるリソースに適用されると、HARQ関連情報309は省略され得る。
図4は、本発明が適用されるDCW MIMO用DL制御チャンネル情報を示す。
図4を参照すると、DL制御チャンネル情報は、UE ID401、DL RB403、プリコーディング情報405、TF#1 407-1、HARQ関連情報#1 409-1、TF#2 407-2、及びHARQ関連情報#2 409-2を含むことが確認できる。同様に、各情報の順序は意味がなく、同期化したHARQが適用されると、HARQ関連情報409-1,409-2は省略できる。
図4に示すように、コードワードの数に対応する数のTF及びHARQ関連情報が獲得される場合に、一般的なMCW MIMO用DL制御チャンネル情報が構成されることができる。
DCW MIMO送信を遂行するように送信器と受信器との間で約束されている状況でも、アクティブ化された階層の数が1であると、1個のコードワードのみが伝送される。このようにMIMOチャンネルの状態に従ってアクティブ化された階層の数を適応的に調節する技術は、‘ランク適応技術’と呼ばれる。SINRが低いか、あるいはチャンネル間の相関度が高い場合には、M個の階層が構成可能であっても、信号ストリームが実際に送信される階層の数は、M個より低く設定されなければならない。ここで、信号ストリームが実際に送信される階層を‘アクティブ階層'と称し、アクティブ階層の数は‘送信階層’又は‘ランク’と称する。
DCW MIMO送信方式は、送信ランク(以下、簡単に‘ランク’とする)が2以上である場合(Rank≧2)には、条件なしに2個のコードワードを送信する。しかしながら、ランクが1である場合(Rank=1)には、DCW MIMO方式は、1個のコードワードのみを送信する。このように、ランクが1である場合には、SCW MIMOとDCW MIMOは、動作の面で相互に同一であり、プリコーディングが適用された場合には、適応ビーム成形(Adaptive Beamforming)方式と見なされる。
図4に示すDCW MIMO用DL制御チャンネル情報のうち、TF#2 407-2及びHARQ関連情報#2 409-2は、ランクが1である場合には不必要な情報である。しかしながら、従来の移動通信システムは、DCW MIMOのランク-1送信(すなわち、Rank=1送信)に対しても不必要な情報、すなわちTF#2 407-2、HARQ関連情報#2 409-2を送信するチャンネル構造を有する。
したがって、MIMOシステムでDCW MIMOのためのダウンリンク制御チャンネルの構成を、ランクの変更に対応するように定義する必要がある。
したがって、本発明の目的は、上記した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、パケットデータ移動通信システムにおける順方向共有制御チャンネルを送受信する装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数のアンテナでパケットデータを送信する移動通信システムにおいて、順方向共有制御チャンネルを構成して送受信する装置及び方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、送信階層(又はランク)を適応的に制御するMIMOシステムにおける順方向共有制御チャンネルを構成する装置及び方法を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、ランク適応技術が適用されるMIMOシステムにおいて、ランクによってDCW MIMO用制御チャンネル情報の量を最適化して構成されるダウンリンク制御チャンネルを送受信する装置及び方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の一態様によれば、多重アンテナを使用してデータ信号を伝送する移動通信システムにおいて、伝送されるデータ信号を復元するために必要な制御信号を含むダウンリンク共有制御チャンネルを送信する方法であって、伝送データ信号が伝送される前に2個以上のコードワードで符号化されるか否かを判定するステップと、判定結果によって、プリコーディングコードブックの1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックの第1のエレメントインデックスと、2個以上のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックの第2のエレメントインデックスのうちの一つを選択するステップと、プリコーディング情報に選択されたエレメントインデックスを含めることによって制御チャンネルを生成するステップと、生成された制御チャンネルを特定のリソースブロックにマッピングして特定の受信装置に伝送するステップとを有することを特徴とする。
本発明の他の態様によれば、多重アンテナを用いてデータ信号を伝送する移動通信システムにおいて、データ信号を復元するための制御信号を含むダウンリンク共有制御チャンネルを受信する方法であって、1個のコードワードで符号化されたデータ信号のための第1の制御チャンネルと2個以上のコードワードで符号化されたデータ信号のための第2の制御チャンネルのうちの一つを受信し、受信された制御チャンネルから誤りを検出するステップと、誤り検出結果、成功的に受信された制御チャンネルに含まれた制御情報を検出するステップと、検出された制御情報に基づいて端末に割り当てられたダウンリンクリソースブロックでデータを受信して復号するステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の他の態様によれば、移動通信システムにおける多重アンテナを用いてパケットを送信する装置であって、制御チャンネルを介して、パケットが伝送されるための特定のリソースブロックを選択するスケジューラと、伝送データ信号が伝送される前に2個以上のコードワードで符号化されるか否かを判定し、プリコーディングコードブックで1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックの第1のエレメントインデックスと、2個以上のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックの第2のエレメントインデックスのうちの一つを選択し、プリコーディング情報に選択されたエレメントインデックスを含めることによって制御チャンネルを生成する制御チャンネル生成器と、スケジューラによって選択された特定のリソースブロックに生成された制御チャンネルをマッピングするマッパとを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の他の態様によれば、移動通信システムにおける多重アンテナを用いてパケットを受信する装置であって、少なくとも一つの符号化コードワードを通じてパケットがプリコーディングされたか否かを示す拡張制御情報を含み、パケットに対する第1のプリコーディング情報を含む第1の制御チャンネルと、拡張情報の存在有無によって第1の制御チャンネルと異なる第2のプリコーディング情報を含む第2の制御チャンネルのうちの一つを受信する制御チャンネル受信器と、受信された第1の制御チャンネルと第2の制御チャンネルのうちの一つから得られた第1のプリコーディング情報と第2のプリコーディング情報のうちの一つを用いて受信結合係数を獲得する受信結合係数計算器と、受信結合係数計算器から提供された受信結合係数によって特定のリソースブロックで伝送されるパケットを復号し、復号されたパケットから伝送データを獲得するデータ処理器とを含むことを特徴とする。
本発明は、MIMOシステムでブラインド検出ベース方式と、区別された符号化ベース方式を提案するものであり、ランクによって必要な伝送リソースを消費することによってDCW MIMO用DL制御チャンネルを構成する。また、本発明の実施形態は、構成された制御チャンネルに含まれる制御情報の量を最適化する効果を有する。
その結果、ダウンリンク制御チャンネルを構成することにおいて、本発明の実施形態は、少なくとも1個のコードワードを使用する場合に、コードワードの使用による制御チャンネルの構成に使用されるリソースの不必要な消費を防止することができる。
本発明が適用されるSCW MIMO送受信装置の一例を示すブロック構成図である。 本発明が適用されるDCW MIMO送受信装置の一例を示すブロック構成図である。 本発明が適用されるSCW MIMOにおけるDL制御チャンネルの構成を示す図である。 本発明が適用されるDCW MIMOにおけるDL制御チャンネルの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態によって提案されるブラインド検出に基づいてDL制御チャンネルの構成を示す図である。 本発明の実施形態によるDL制御チャンネルの受信を示すフローチャートである。 本発明の実施形態によって区別される符号化に基づいてDL制御チャンネルの構成を示す図である。 図7の実施形態によるDL制御チャンネルの受信を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による送信装置を示すブロック構成図である。 本発明の実施形態による受信装置を示すブロック構成図である。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
図面において、同一の構成要素に対しては、できるだけ同一の参照符号及び参照番号を使用する。また、本発明に関連した公知の機能または構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断された場合に、その詳細な説明を省略する。
本発明は、パケットデータを送信する移動通信システムにおいて、ダウンリンク(DL)共有制御チャンネルを送受信する方式を提供する。特に、本発明は、ランク適応技術が適用されるMIMOシステムで、設定されるランクによってDCW MIMO用DL制御チャンネル情報の量を最適化して制御チャンネルを構成する方式を提供する。
本発明は、従来のDCW MIMOでランク-1送信(すなわち、Rank=1送信)が遂行される場合、すなわち1個のコードワードのみが送信される場合には、TF#2とHARQ関連情報#2が不要であるにもかかわらず、ランク≧2(Rank≧2)送信を考慮して獲得されたリソースを消費する従来の問題を解決するために、送信ランク(以下、‘ランク’)によって必要なリソースを用いてDCW MIMO用DL制御チャンネルを構成する方式の2つの実施形態を提供する。
第1の実施形態によれば、本発明は、1個のコードワードのみがブラインド(blind)検出ベース方式で送信される場合に、プリコーディングコードブックのうち、ランク-1送信専用プリコーディングのみで構成されたサブコードブックのエレメントインデックスを使用してプリコーディング情報を示す。また、第1の実施形態は、2個のコードワードが送信される場合にランク≧2送信専用プリコーディングのみで構成されたサブコードブックのエレメントインデックスを用いてプリコーディング情報を示すことによって、不必要なリソースの消費を防止する。
第2の実施形態によれば、本発明は、1個のコードワードのみが区別される符号化ベース方式で送信される場合に、ランク-1送信専用プリコーディングだけで構成されたサブコードブックのエレメントインデックスを用いてプリコーディング情報パート1を示す。また、第2の実施形態は、2個のコードワードが送信される場合にランク≧2送信専用プリコーディングのみで構成されたサブコードブックのエレメントインデックスを用いてプリコーディング情報パート1及びパート2の結合部分を示す。
<第1の実施形態>
図5は、本発明の第1の実施形態によって提案されたブラインド検出が考慮されたDCW MIMO用DL制御チャンネル情報を示す。ここで、用語‘ブラインド検出’は、基地局が複数のDL制御チャンネル情報フォーマットの一つを用いてDL制御チャンネル情報を送信すると、端末が、どのフォーマットのDL制御チャンネル情報が送信されるかを示す事前情報なしに、DL制御チャンネル情報を受信する動作を意味する。
図5を参照すると、ランク-1送信のDCW MIMO用DL制御チャンネルフォーマット510とランク≧2送信のDCW MIMO用DL制御チャンネルフォーマット520とを示す。すなわち、参照番号510は1個のコードワードが送信される場合に使用されるフォーマットを、参照番号520は2個のコードワードが送信される場合に使用されるフォーマットを、それぞれ示す。この場合、端末は、ランク-1/ ランク≧2送信に基づいた2つのフォーマットの中でどのフォーマットのDL制御チャンネルが送信されるかを判定することができない。
したがって、端末は、2つのフォーマットに対する受信を共に試みるべきである。これに関連して、ブラインド検出は、受信器が色々なフォーマットで受信を試みるべきであり、受信複雑度が増加するという短所を有する。しかしながら、ブラインド検出に基づいたDL制御チャンネル送信は、リソースの消費量がそれぞれのフォーマットに最適化されるという長所を有する。
つまり、1個のコードワードが送信される場合に使用されるフォーマット510は、UE ID501、DL RB503、ランク-1伝送用プリコーディング情報505、TF#1 507-1、及びHARQ関連情報#1 509-1を含む。
すべての可能なプリコーディング方法がリスト化され、固有のインデックスが付けられたプリコーディングコードブックは、フィードバック又はDL制御チャンネルで要求し、あるいは適用するプリコーディング方法を通知するためのガイドとして使用される。
例えば、全部C個のプリコーディング方法がプリコーディングコードブックに定義されていると仮定すれば、その中で、C個のプリコーディング方法はランク-1送信専用プリコーディング方法であり、残り(C−C)のプリコーディング方法はランク≧2送信専用プリコーディング方法である。
したがって、フォーマット510のランク-1伝送用プリコーディング情報505は、C個のランク-1伝送専用プリコーディングのうちの一つを示し、表示するために
Figure 0004975827
ビットが必要である。ここで、
Figure 0004975827
は天井演算子(ceiling operator)である。
2個のコードワードが送信される場合に使用されるフォーマット520は、UE ID501、DL RB503、ランク≧2伝送用プリコーディング情報511、TF#1 507-1、HARQ関連情報#1 509-1、TF#2 507-2、及びHARQ関連情報#2 509-2を含む。
ランク≧2伝送用プリコーディング情報511は、(C−C)個のランク≧2伝送専用プリコーディングのうちの一つを示し、表示のために
Figure 0004975827
ビットが必要である。
図4のプリコーディング情報405は、C個のプリコーディングの一つを示すために
Figure 0004975827
ビットが必要であると、2個のコードワードが送信される場合に使用されるフォーマット520で、情報の最大量は、図5のプリコーディング情報511の構造で消費される。
すなわち、
Figure 0004975827
であるため、図4の情報に比べて図5の情報は、同一の情報量を必要とし、あるいは少ない情報を必要とすることが確認できる。
したがって、本発明は、同一の情報量又は少ない情報量を有するDCW MIMOでのランク-1伝送又はランク≧2伝送を示し、受信器の受信複雑度を低下させる。
図6は、本発明の実施形態によって提案されるブラインド検出を考慮したDCW MIMO用DL制御チャンネル情報の受信を示すフローチャートである。
図6を参照すると、端末が、ステップ601でDL制御信号の受信を開始する場合に、ステップ603で、特定のDL制御信号リソースブロック(RB)で第1のDL制御信号の受信を試みる。ここで、用語‘RB’は、一つの副搬送波グループを意味し、このRBは、X個の連続的な副搬送波とY個の連続的なOFDMシンボルで構成され、そのサイズはX*Yである。
また、ここで、用語‘第1のDL制御信号’は、図5に示すように、1個のコードワードが送信される場合に使用されるフォーマット510を有するDL制御信号を意味する。
その後、端末は、ステップ605で、CRCチェックを通じて第1のDL制御信号が成功的に受信されたか否かを判定する。ステップ605の判定結果、第1のDL制御信号が成功的に受信された場合に、端末は、ステップ607で、受信された情報に基づいて端末に割り当てられたDL RBでデータ受信を始める。
しかしながら、ステップ605の判定結果、第1のDL制御信号が成功的に受信されていない場合には、端末は、ステップ609で、第2のDL制御信号の受信を試みる。ここで、用語‘第2のDL制御信号’は、図5に示すように、2個のコードワードが送信される場合に使用するフォーマット520を有するDL制御信号を意味する。すなわち、本発明は、ブラインド検出を考慮してDL制御信号が設計されたため、端末が第1のDL制御信号の受信を試みてから、その受信に失敗すると、第2のDL制御信号の受信を試みることを特徴とする。
次に、端末は、ステップ611で、CRCチェックを通じて第2のDL制御信号が成功的に受信されたか否かを判定する。ステップ611の判定結果、第2のDL制御信号が成功的に受信された場合には、端末は、ステップ607に進行し、受信された情報に基づいて端末に割り当てられたDL RBでデータ受信を始める。
しかしながら、ステップ611の判定結果、第2のDL制御信号が成功的に受信されていない場合には、端末は、ステップ613で、他のDL制御信号RBに移動し、ステップ603の第1のDL制御信号に対する受信試みから上記のプロセスを反復する。
図6では、端末が第1のDL制御信号の受信後に第2のDL制御信号を受信するが、その順序は変更されることがある。
したがって、第1の実施形態によれば、本発明は、ブラインド検出ベース方式で1個のコードワードのみが送信される場合に、プリコーディングコードブックのランク-1伝送専用プリコーディングのみで構成されたサブコードブックのエレメントインデックスを用いてプリコーディング情報を示し、2個のコードワードが送信される場合にはランク≧2伝送専用プリコーディングのみで構成されるサブコードブックのエレメントインデックスを用いてプリコーディング情報を示し、それによって不必要なリソースの消費を防止する。
<第2の実施形態>
図7は、本発明の第2の実施形態によって提案される区別された符号化を考慮したDCW MIMO用DL制御チャンネル情報を示す。
区別された符号化を考慮した場合に、端末は、最初のコードワードを復元するための制御情報710(以下、“第1のDL制御信号”とする)をまず受信し、その制御情報に基づいて2番目のコードワードを復元するために使用される拡張制御情報720(以下、“第2のDL制御信号”とする)が別途に存在するか否かを判定する。第2のDL制御信号720が存在すると、端末は、拡張制御情報、すなわち第2のDL制御信号720を受信する。したがって、端末は、ブラインド検出に基づいた端末に比べて、制御チャンネルの受信に対する複雑度を低下させることができる。
図7を参照すると、第1のDL制御信号710は、最初のコードワードを復元するための制御情報であるUE ID711、DL RB703、拡張情報713、プリコーディング情報パート1 715、TF#1 707-1、及びHARQ関連情報#1 709-1で構成される。一個のコードワードのみが送信された場合には、データ受信は、第1のDL制御信号710の情報だけで可能である。
第2のDL制御信号720は、2番目のコードワードを復元するための制御情報であるUE ID717、プリコーディング情報パート2 719、TF#2 707-2、及びHARQ関連情報#2 709-2で構成される。2個のコードワードが送信された場合には、第1のDL制御信号710だけでなく第2のDL制御信号720の情報もデータ受信のために必要である。
送信装置は、拡張情報713を用いて、1個のコードワードだけが送信されるか、あるいは2個のコードワードが送信されるかを示す情報を提供することができる。1個のコードワードのみが送信されると、拡張情報は、第2のDL制御信号の受信が必要ないこと(すなわち、拡張情報がないこと)を示し、2個のコードワードが送信されると、拡張情報は、第2のDL制御信号の受信のために必要であること(すなわち、拡張情報があること)を示す。
拡張情報がない場合に、プリコーディング情報パート1は、ランク-1伝送用プリコーディング情報を示す。このような場合、ブラインド検出の例で説明したように、プリコーディング情報パート1は、C個のランク-1伝送専用プリコーディングのうちの一つを表示するために
Figure 0004975827
ビットが必要である。
しかしながら、拡張情報がある場合に、プリコーディング情報パート1とプリコーディング情報パート2との結合部分は、ランク≧2伝送専用プリコーディングのうちの一つを表示する。
Figure 0004975827
ビットが既にプリコーディング情報パート1に割り当てられ、
Figure 0004975827
ビットが(C−C)個のランク≧2伝送専用プリコーディングのうちの一つを表示する必要があるため、
Figure 0004975827
ビットはプリコーディング情報パート2に必要である。
拡張情報に基づいて、プリコーディング情報パート1は、拡張情報がない場合にランク-1伝送専用プリコーディング情報として使用され、拡張情報がある場合にはランク≧2伝送専用プリコーディング情報の一部として使用され、残りの情報はプリコーディング情報パート2から獲得される。
例えば、プリコーディング情報パート1が2ビットを有し、プリコーディング情報パート2は3ビットを有し、ランク≧2伝送専用プリコーディング情報が、プリコーディング情報パート1のための2ビットの最上位ビット(Most Significant Bit:以下、“MSB”と称する)とプリコーディング情報パート2のための3ビットの最下位ビット(Least Significant Bit:以下、“LSB”と称する)とを含む総5ビットで表されると仮定する。
情報‘01’がプリコーディング情報パート1に書き込まれると、拡張がある場合には、ランク-1伝送専用プリコーディングの中でインデックスが01であるプリコーディングが使用される。また、拡張がある場合に、プリコーディング情報パート2が追加的に受信されて情報‘111’が書き込まれると、ランク≧2伝送専用プリコーディング情報は情報‘01111’として分析されることができ、ランク≧2伝送専用プリコーディングの中でインデックスが01111であるプリコーディングを使用していることを意味する。
第2のDL制御信号720は、UE ID717を含んでおり、このUE IDがCRCの形態で挿入されると、CRC#2は、第1のDL制御信号710のUE ID711のCRC#1より少ないビット数のみを使用するか、あるいは省略することができる。このような設定は、区別される符号化方式がCRC#2のためのリソースを追加に消費しなければならないという短所を減少又は防止するための方案である。
これは、第1のDL制御信号710と第2のDL制御信号720の受信誤りが相互に独立的に発生しないと、CRC#2のビットが減少できるためである。
図8は、本発明の第2の実施形態による区別される符号化を考慮したDCW MIMO用DL制御チャンネル情報の受信を示すフローチャートである。
図8を参照すると、端末は、ステップ801でDL制御信号の受信を開始すると、ステップ803で、第1のDL制御信号RBで第1のDL制御信号の受信を試みる。端末は、ステップ805で、CRC#1チェックを通じて第1のDL制御信号が成功的に受信されたか否かを判定する。ステップ805で、CRC#1チェックを通じて第1のDL制御信号が成功的に受信されていないと判定された場合には、端末は、ステップ807で、他のDL制御信号RBに移動し、ステップ803の第1のDL制御信号の受信試みから再開始する。
しかしながら、ステップ805で、第1のDL制御信号が成功的に受信されたと判定される場合に、端末は、ステップ809で、拡張情報に基づいて拡張が存在するか、すなわち第2のDL制御信号が存在するか否かを判定する。
ステップ809で、拡張情報がないと判定された場合に、端末は、ステップ811で、受信された制御信号に含まれたプリコーディング情報パート1によってランク-1伝送専用プリコーディング方式として使用されるかを認識し、ステップ813に進行して割り当てられたDL RBでデータ受信を始める。
しかしながら、ステップ809で拡張情報があると判定された場合には、端末は、ステップ815で、第2のDL制御信号の受信を試みる。以後、CRC#2が第2のDL制御信号に定義されると、端末は、ステップ817で、CRC#2チェックを通じて第2のDL制御信号が成功的に受信されたか否かを判定する。ステップ817で、第2のDL制御信号が成功的に受信されたと判定される場合に、端末は、ステップ819で、第1のDL制御信号のプリコーディング情報パート1と第2のDL制御信号のプリコーディング情報パート2とを結合し、ランク≧2伝送専用プリコーディング方式として使用されるかを認識する。その後、端末は、ステップ813に進行して割り当てられたDL RBでデータ受信を始める。
しかしながら、ステップ817で、第2のDL制御信号が成功的に受信されていないと判定された場合に、端末は、ステップ807で、他のDL制御信号RBに移動し、ステップ803の第1のDL制御信号の受信試みから再開始する。
したがって、第2の実施形態によれば、本発明は、1個のコードワードのみが区別された符号化ベース方式で送信された場合に、プリコーディング情報パート1がランク-1伝送専用プリコーディングのみで構成されたサブコードブックのエレメントインデックスを使用して表し、2個のコードワードが送信される場合にはプリコーディング情報パート1とパート2との結合された部分をランク≧2伝送専用プリコーディングのみで構成されたサブコードブックのエレメントインデックスを使用して示す。
図9は、本発明の実施形態による送信装置を示すブロック構成図である。
図9を参照すると、スケジューラ901は、ユーザー情報ビットストリームをどのRBに送信するかを判定する。スケジューラ901は、フィードバック受信器910からフィードバックされた信号の中で各ユーザーのチャンネル状態に関連した情報を受信及び分析し、その分析結果によって、送信に適合したRBを選択する。この場合、フィードバック受信器910は、プリコーディングに関連したフィードバック情報を受信し、プリコーディング方式判定器911に伝送する。TF判定器913は、判定されたプリコーディング方式とチャンネル状態に基づいて各信号ストリームに対するTFを判定する。
DEMUX902は、DCW MIMO送信のために各ユーザー情報信号に対して逆多重化を遂行する。この逆多重化された信号ストリームは、DCW MIMO送信によって関連する各チャンネル符号化及び変調器903-1,903-2を経るようになる。チャンネル符号化及び変調は、TF判定器913によって判定された命令に従って遂行される。変調信号ストリームは、プリコーディング方式判定器911から命令を受信したプリコーダ904によってプリコーディングされ、プリコーディングされた信号ストリームは、シンボル-リソースマッパ905によってスケジューラ901によって判定されたRBに配置される。
順方向共有制御チャンネル信号生成器(以下、簡単に‘制御チャンネル信号生成器’)914は、スケジューラ901によって選択された受信端末の識別子、割り当てられたRB、使用されたプリコーディング方式、TFなどに基づいて制御信号を生成する。制御チャンネル信号生成器914は、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態で提案される方案によって制御チャンネルを構成する。
すなわち、本発明の第1の実施形態によると、制御チャンネル信号生成器914は、一つの符号化コードワードを用いて所望の送信ユーザービットストリームをプリコーディングしたか否かを示す第1のプリコーディング情報、及び/又は少なくとも一つの区別される符号化コードワードを用いてパケットをプリコーディングしたか否かを示す第2のプリコーディング情報のうち、一つの符号化情報を選択し、この選択された符号化情報を用いて制御チャンネルを構成する。
本発明の第2の実施形態によると、制御チャンネル信号生成器914は、少なくとも一つの符号化コードワードを用いてパケットがプリコーディングしたか否かを示す拡張情報を含む制御チャンネルを生成する。すなわち、制御チャンネル信号生成器914は、少なくとも一つの符号化コードワードを用いてパケットをプリコーディングしたか否かを示す拡張情報と、パケットをプリコーディングした第1のプリコーディング情報を含む第1の制御チャンネルとを生成する。その上、拡張情報に関しては、制御チャンネル信号生成器914は、第1の符号化情報と異なる第2のプリコーディング情報を含む第2の制御チャンネルを構成する。
シンボル-リソースマッパ905は、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態によって構成された制御信号、及び特定のリソースに割り当てられたプリコーディングされたシンボルストリームとをマッピングする。このように特定の伝送リソースにマッピングされた信号は、送信処理器906a〜906mによって多重送信アンテナ907a〜907mを介して送信される。
図10は、本発明の実施形態による受信装置を示すブロック構成図である。
図10を参照すると、受信アンテナ1001a〜1001nで受信された信号は、受信処理器1002a〜1002nを通じてデータ信号と制御信号を受信する。
順方向共有制御チャンネル信号受信器1010は、本発明の第1の実施形態及び第2の実施形態によって生成された制御信号を受信し、プリコーディング情報、TFのような制御情報を復元する。すなわち、第1の実施形態によると、順方向共有制御チャンネル信号受信器1010は、受信された第1のDL制御信号に対してCRCを確認し、第1のDL制御信号が正常に受信されると、データ信号を受信する。一方、第1のDL制御信号が正常に受信されていないと、順方向共有制御チャンネル信号受信器1010は、第2のDL制御信号を受信する。
この場合、受信された制御信号が第1のDL制御信号に対応するか、あるいは第2のDL制御信号に対応するかの判定は、制御信号のプリコーディング情報によって実現可能である。しかしながら、第2の実施形態によると、順方向共有制御チャンネル信号受信器1010は、受信された第1のDL制御信号の拡張情報により、第2のDL制御信号のプリコーディング情報パート2をさらに受信しなければならないか否かを判定する。
受信結合係数計算器1011は、復元されたプリコーディング情報と受信チャンネル状態に基づいて受信結合係数を求め、これを受信結合器1003に伝送してDCW MIMO送信信号ストリームを復元する。
TF判定器1012は、受信されたTF情報を復調及びチャンネル復号器1004に伝達する。復調及びチャンネル復号器1004は、提供されたTF情報を用いて受信されたデータ信号に対して復調及びチャンネル復号化動作を遂行する。
データストリームが復調及びチャンネル復号器1004によって成功的に復元された場合に、干渉キャンセラ1005は、受信性能を改善するためのブロックであって、上記復元された信号に対して干渉を除去する。このような場合、干渉キャンセラ1005は、復調及びチャンネル復号器1004による動作を遂行しつつ、復元された信号ストリーム順に信号ストリームによる干渉がすべて除去されるまで干渉除去、復調及びチャンネル復号化を繰り返して遂行する。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲を外れない限り、様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
101・・・チャンネル符号化及び変調器
103・・・DEMUX
105・・・プリコーダ
107a〜107m・・・送信処理器
109a〜109m・・・送信アンテナ
111a〜111n・・・受信アンテナ
113a〜113n・・・受信処理器
115・・・受信結合器
117・・・MUX
119・・・復調及びチャンネル復号器

Claims (24)

  1. 多重アンテナを使用してデータ信号を伝送する移動通信システムにおいて、前記伝送されるデータ信号を復元するために必要な制御信号を含むダウンリンク共有制御チャンネルを送信する方法であって、
    制御チャンネル生成器で前記伝送データ信号が伝送される前に1個のコードワードで符号化されるか、または2個以上のコードワードで符号化されるか否かを判定するステップと、
    前記制御チャンネル生成器で前記判定結果によって、プリコーディングコードブックの1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックの第1のエレメントインデックスと、2個以上のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックの第2のエレメントインデックスのうちの一つを選択するステップと、
    前記制御チャンネル生成器でプリコーディング情報に前記選択されたエレメントインデックスを含めることによって制御チャンネルを生成するステップと、
    マッパで前記生成された制御チャンネルを特定のリソースブロックにマッピングして特定の受信装置に伝送するステップと、を有し、
    前記制御チャンネルの構成情報は、前記一個のコードワードで符号化され伝送される場合と、2個以上のコードワードで符号化され伝送される場合とが相異である
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記制御チャンネルは、
    前記伝送データ信号が伝送される前に1個のコードワードで符号化された場合に、前記特定の受信装置の識別子情報、パケットが伝送されるダウンリンクリソースブロック情報、前記パケットの伝送フォーマット(TF)情報、及び前記パケットの再伝送回数を示す情報をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のエレメントインデックスを表示するために要求されるビット数が、下記の数式によって計算される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
    Figure 0004975827
    ここで、
    Figure 0004975827
    は天井演算子を表し、Cは1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックのエレメント数を表す。
  4. 前記ダウンリンク共有制御チャンネルは、
    前記伝送データ信号が伝送される前に2個以上のコードワードで符号化された場合に、前記特定の受信装置の識別子情報、前記パケットが伝送されるダウンリンクリソースブロック情報、前記コードワードに対応する2個以上のパケットの伝送フォーマット(TF)情報、及び前記コードワードに対応する2個以上のパケットの再伝送回数を示す情報をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のエレメントインデックスを表示するために要求されるビット数は、下記の数式によって計算される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
    Figure 0004975827
    ここで、
    Figure 0004975827
    は天井演算子を、Cはすべての可能なプリコーディングで構成されたプリコーディングコードブックのエレメント数を、Cは1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックのエレメント数を、それぞれ表す。
  6. 前記制御チャンネルを生成するステップは、
    前記伝送データ信号が伝送される前に2個以上のコードワードで符号化された場合に、第1のプリコーディング情報パート及び第1のコードワードに対応する制御信号を含む第1のダウンリンク共有制御チャンネルと、第2のプリコーディング情報パート及び第2のコードワードに対応する制御信号を含む第2のダウンリンク共有制御チャンネルをすべて生成し、
    前記第1のダウンリンク共有制御チャンネルは、第2の制御チャンネルを介して伝送される制御信号が存在することを示す拡張情報をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記制御チャンネルを生成するステップは、
    前記第1のプリコーディングパートを第2のプリコーディングパートと結合し、その結合結果によって前記第2のエレメントインデックスを表す
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2のプリコーディングパートで要求されるビット数は、下記の数式によって計算される
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
    Figure 0004975827
    ここで、
    Figure 0004975827
    は天井演算子を、Cはすべての可能なプリコーディングで構成されたプリコーディングコードブックのエレメント数を、Cは1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックのエレメント数を、それぞれ表す。
  9. 多重アンテナを用いてデータ信号を伝送する移動通信システムにおいて、前記データ信号を復元するための制御信号を含むダウンリンク共有制御チャンネルを受信する方法であって、
    制御チャンネル受信器で1個のコードワードで符号化されたデータ信号のための第1の制御チャンネルを受信して誤りを検出するステップと、
    前記第1の制御チャンネルで誤りが発生した場合、制御チャンネル受信器で2個以上のコードワードで符号化されたデータ信号のための第2の制御チャンネルを受信し、前記受信された制御チャンネルから誤りを検出するステップと、
    前記制御チャンネル受信器で前記誤り検出結果によって誤りが発生せずに成功的に受信された制御チャンネルに含まれた制御情報を検出するステップと、
    データ処理部で前記検出された制御情報に基づいて端末に割り当てられたダウンリンクリソースブロックでデータを受信して復号するステップと、を有する
    ことを特徴とする方法。
  10. 前記制御情報を検出するステップは、
    前記第1の制御チャンネルが成功的に受信された場合に、前記第1の制御チャンネルに含まれたプリコーディング情報を、1個のコードワード専用プリコーディングから構成されたサブコードブックの第1のエレメントインデックスで認識する
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記制御情報を検出するステップは、
    前記第2の制御チャンネルが成功的に受信された場合に、前記第2の制御チャンネルに含まれたプリコーディング情報を、2個以上のコードワード専用プリコーディングから構成されたサブコードブックの第2のエレメントインデックスで認識する
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 多重アンテナを使用してデータ信号を伝送する移動通信システムにおいて、前記データ信号を復元するための制御情報を含むダウンリンク共有制御チャンネルを受信する方法であって、
    制御チャンネル受信器で前記データ信号のための第1の制御チャンネルを受信するステップと、
    前記制御チャンネル受信器で制御情報が2個以上の符号語で符号化されたデータに対応するか否かを示す拡張情報が第1の制御チャンネルに含まれているか否かを判定するステップと、
    前記制御チャンネル受信器で前記拡張情報が第1の制御チャンネルに含まれていない場合に、前記第1の制御チャンネルに含まれた制御情報を検出するステップと、
    データ処理部で前記検出された制御情報に基づいて端末に割り当てられたダウンリンクリソースブロックでデータを受信し、1個のコードワードを用いて前記受信されたデータを復号するステップと、を有する
    ことを特徴とする方法。
  13. 前記制御情報を検出するステップは、
    前記第1の制御チャンネルが成功的に受信された場合に、前記第1の制御チャンネルに含まれた第1のプリコーディングパートに含まれた情報を、1個のコードワード専用プリコーディングから構成されたサブコードブックの第1のエレメントインデックスで認識する
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 前記拡張情報が前記第1の制御チャンネルに含まれている場合に、第2の制御チャンネルを受信するステップと、
    前記第1の制御チャンネル及び第2の制御チャンネルに含まれた制御情報を検出するステップと、
    前記検出された制御情報に基づいて端末に割り当てられたダウンリンクリソースブロックでデータを受信し、2個以上のコードワードを用いて前記受信されたデータを復号するステップと、を有する
    ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. 前記制御情報を検出するステップは、
    前記第1の制御チャンネルに含まれた第1のプリコーディングパート及び第2の制御チャンネルに含まれた第2のプリコーディングパートを結合することによって獲得された情報を、2個以上のコードワード専用プリコーディングから構成されたサブコードブックの第2のエレメントインデックスで認識する
    ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 移動通信システムにおける多重アンテナを用いてパケットを送信する装置であって、
    制御チャンネルを介して、前記パケットが伝送されるための特定のリソースブロックを選択するスケジューラと、
    前記伝送データ信号が伝送される前に1個のコードワードで符号化されるか、または2個以上のコードワードで符号化されるか否かを判定し、プリコーディングコードブックで1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックの第1のエレメントインデックスと、2個以上のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックの第2のエレメントインデックスのうちの一つを選択し、前記プリコーディング情報に前記選択されたエレメントインデックスを含めることによって制御チャンネルを生成する制御チャンネル生成器と、
    前記スケジューラによって選択された前記特定のリソースブロックに生成された制御チャンネルをマッピングするマッパと、を含み、
    前記制御チャンネルの構成情報は、前記一個のコードワードで符号化され伝送される場合と、2個以上のコードワードで符号化され伝送される場合とが相異である
    ことを特徴とするパケット送信装置。
  17. 前記制御チャンネル生成器は、下記の数式によって、前記第1のエレメントインデックスを表すために要求されるビット数を計算する
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
    Figure 0004975827
    ここで、
    Figure 0004975827
    は天井演算子を表し、Cは1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックのエレメント数を表す。
  18. 前記制御チャンネル生成器は、下記の数式によって、前記第2のエレメントインデックスを表すために要求されるビット数を計算す
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
    Figure 0004975827
    ここで、
    Figure 0004975827
    は天井演算子を、Cはすべての可能なプリコーディングで構成されたプリコーディングコードブックのエレメント数を、Cは1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックのエレメント数を、それぞれ表す。
  19. 前記制御チャンネル生成器は、
    前記伝送データ信号が伝送される前に2個以上のコードワードで符号化された場合に、第1のプリコーディング情報パート及び第1のコードワードに対応する制御信号を含む第1のダウンリンク共有制御チャンネルと、第2のプリコーディング情報パート及び第2のコードワードに対応する制御信号を含む第2のダウンリンク共有制御チャンネルをすべて生成し、
    前記第1のダウンリンク共有制御チャンネルは、第2の制御チャンネルを介して伝送される制御信号が存在することを示す拡張情報をさらに含む
    ことを特徴とする請求項16に記載の装置。
  20. 前記制御チャンネル生成器は、
    前記第1のプリコーディングパート及び第2のプリコーディングパートを結合し、前記結合結果によって第2のエレメントインデックスを表す
    ことを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記制御チャンネル生成器は、
    前記第2のプリコーディングパートで要求されるビット数を下記の数式を用いて計算する
    ことを特徴とする請求項20に記載の装置。
    Figure 0004975827
    ここで、
    Figure 0004975827
    は天井演算子を、Cはすべての可能なプリコーディングで構成されたプリコーディングコードブックのエレメント数を、Cは1個のコードワード専用プリコーディングで構成されたサブコードブックのエレメント数を、それぞれ表す。
  22. 移動通信システムにおける多重アンテナを用いてパケットを受信する装置であって、
    少なくとも二つ以上の符号化コードワードを通じて前記パケットがプリコーディングされたか否かを示す拡張制御情報を含み、前記パケットに対する第1のプリコーディング情報を含む第1の制御チャンネルと、前記拡張情報の存在有無によって前記第1の制御チャンネルと異なる第2のプリコーディング情報を含む第2の制御チャンネルのうちの一つを受信する制御チャンネル受信器と、
    前記受信された第1の制御チャンネルと第2の制御チャンネルのうちの一つから得られた前記第1のプリコーディング情報と第2のプリコーディング情報のうちの一つを用いて受信結合係数を獲得する受信結合係数計算器と、
    前記受信結合係数計算器から提供された受信結合係数によって特定のリソースブロックで伝送されるパケットを復号し、前記復号されたパケットから伝送データを獲得するデータ処理器と、を含む
    ことを特徴とする装置。
  23. 前記制御チャンネル受信器は、
    前記拡張情報の存在を検出すると、前記受信結合係数計算器が前記第1の制御チャンネルのプリコーディング情報を前記第2の制御チャンネルのプリコーディング情報と結合し、前記結合結果によって前記パケットを復号するための符号化コードワードを生成させる
    ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. 前記データ処理器は、
    前記制御チャンネル受信器から前記第1の制御チャンネルと第2の制御チャンネルのうちの一つに含まれている、前記パケットを受信する特定の受信装置の識別子情報、前記パケットが伝送される前記特定のリソースブロックに関する情報、前記パケットの伝送フォーマット(TF)情報、及び前記パケットの再伝送回数を示す情報を確認し、前記生成された符号化コードワードを用いて前記パケットを復号する
    ことを特徴とする請求項22に記載の装置。
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