JP4962060B2 - パリティエラー復旧回路 - Google Patents

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Description

この発明は、RAMに格納されたデータにパリティエラーが発生したとき、そのエラーを復旧するパリティエラー復旧回路に関するものである。
RAMに格納されたプログラムあるいはその他のデータは、種々のデータ破壊要因により稀にソフトエラーが発生することがある。そこで、このようなエラーを事前に検出して、システムの誤動作を防止するためにRAMの書き込み及び読み出し装置にパリティチェック機能を備え、パリティエラーが検出された場合にはファームウェアによる復旧作業を行なうようにしたものがある。しかし、ファームウェア(firm ware)による復旧作業は、処理時間が長くなるため、パリティチェック機能を利用しながらさらに効率的にエラーを復旧することが必要となっている。
従来、RAMに格納されたプログラムデータに発生するソフトエラーを復旧するために、パリティチェック機能を備えたエラー復旧回路が提案されている。このデータ復旧回路の動作を説明すると、RAMには例えば1バイト毎に1ビットのパリティビットを設け、データを書き込み動作時には8ビットのデータと1ビットのパリティビットを加え、9ビットを一組とし例えば1の数が偶数となるように書き込まれる。
データの読み出し動作時には、9ビットずつの一組のデータの1の数が偶数であるか否かをチェックする。そして、ソフトエラーによりRAMのデータが破壊されると、通常1組のデータのうち1ビットのみのデータが反転して1の数が奇数となるため、エラーフラグが生成される。また、エラーが発生したとき、当該エラーが発生しているアドレスをラッチする。
そして、ファームウェアによる割り込み処理に基づいて、エラー状況が確認され、破壊されたデータを含むプログラムデータの原データがフラッシュメモリ等の外部メモリから読み出されて再書き込み処理される。
特許文献1には、SRAM上の全プログラムエリアに対し、定期的にパリティエラーの検出処理を行い、パリティエラーが検出されたとき、データの再書き込みを行う情報制御装置が開示されている。
特開2000−132461号公報
上記のような従来のエラー復旧回路では、パリティチェックによりRAMに格納されているプログラムデータにエラーが検出された場合には、割り込みハンドラによる割り込み処理により、外部メモリからすべてのプログラムデータの原データを読み出してRAMに再書き込みする必要がある。従って、復旧処理に時間を要するという問題点がある。
また、データにECCコードを付加してエラー訂正を行う方法もあるが、エラー訂正回路を搭載するために回路規模が増大するとともに、アクセス時間も増大する。
この発明の目的は、外部メモリからのデータの再書き込みを行うことなく、かつ回路規模を増大させることなくパリティエラーが発生したデータを復旧し得るデータ復旧回路を提供することにある。
上記目的は、記憶領域内の実使用領域に、パリティビットを付加した実データを書き込み、記憶領域内のコピー領域にパリティビットを付加したバックアップデータを書き込むとともに、前記実データとバックアップデータの書き込み処理を並行して行う書き込み処理回路と、前記実使用領域と前記コピー領域から前記実データとバックアップデータを並行して読み出してパリティチェックを行い、パリティエラーとなった実データを復旧可能としたバックアップデータ出力する読み出し処理回路とを備え、前記書き込み処理回路には、前記実データを偶パリティで前記実使用領域に書き込む第一のパリティ発生回路と、前記バックアップデータを奇パリティで前記コピー領域に書き込み、前記実データを偶パリティで該コピー領域に上書きする第二のパリティ発生回路とを備え、前記読み出し処理回路は、前記実データのパリティエラーを検出する偶パリティチェッカーと、前記コピー領域から読み出されたデータがバックアップデータか否かを検出する奇パリティチェッカーとを備えたパリティエラー復旧回路により達成される。
本発明によれば、外部メモリからのデータの再書き込みを行うことなく、かつ回路規模を増大させることなくパリティエラーが発生したデータを復旧し得るデータ復旧回路を提供することができる。
(第一の実施の形態)
以下、この発明を具体化した第一の実施の形態を図面に従って説明する。図1は、プログラムデータをRAMに書き込むための書き込み処理回路の構成を示す。RAM0〜RAM3はプログラムデータあるいはその他のデータを書き込み可能とした4つの記憶領域であり、一旦プログラムデータを格納した領域は殆ど書き換えを行なわない領域となる。
この実施の形態は、上記のような記憶領域のうち、RAM0を実使用領域としてプログラムデータにパリティビットを付加して書き込み、当面は空き領域であるRAM3をコピー領域として、プログラムデータと同一のバックアップデータを同じくパリティビットを付加して書き込み可能としている。
書き込み動作時には、書き込み制御部であるCPUから書き込み制御信号WC0がRAM0に入力される。この書き込み制御信号WC0は、RAMに対する書き込み動作を制御するために必要となる複数の信号である。また、RAM0に入力される書き込み制御信号WC0はセレクタ1aにも入力される。
前記セレクタ1aには、CPUから出力される書き込み制御信号WC3が入力される。この書き込み制御信号WC3は、RAM3にプログラムデータを書き込む場合にCPUから出力される信号である。
また、前記セレクタ1aにはバックアップ制御信号BUがCPUから出力される。セレクタ1aは、バックアップ制御信号BUがHレベルとなると、書き込み制御信号WC0を選択してRAM3に出力し、バックアップ制御信号BUがLレベルとなると、書き込み制御信号WC3を選択してRAM3に出力する。
RAM0に書き込むプログラムデータとしてCPUから供給される書き込みデータWDは、パリティ発生回路(第一のパリティ発生回路)2に入力される。パリティ発生回路2は例えば8ビットの書き込みデータWDに対し1ビットのパリティビットを付加し、1の数が偶数となる偶パリティの9ビットの書き込みデータWDpeを生成してRAM0に供給する。また、パリティ発生回路2で生成された書き込みデータWDpeは、逆パリティ生成部(第二のパリティ発生回路)3に入力される。
逆パリティ生成部3の具体的構成を説明すると、書き込みデータWDpeは分割部4に入力されて、パリティビットPbと書き込みデータWDに分離される。パリティビットPbはEOR回路5に入力され、そのEOR回路5には前記バックアップ制御信号BUが入力される。そして、分割部4から出力された書き込みデータWDとEOR回路5の出力信号とが合成部6で合成されて、9ビットの書き込みデータWDpとしてRAM3に供給される。
バックアップ制御信号BUがHレベルとなって制御信号WC0がRAM3に供給されるときには、パリティビットPbが0であればEOR回路5で1に反転され、パリティビットPbが1であれば0に反転される。従って、パリティ発生回路2で偶パリティの書き込みデータWDpeが生成されていると、RAM3に書き込まれる書き込みデータWDpは、1の数が奇数となる奇パリティのデータとなる。
一方、バックアップ制御信号BUがLレベルとなって制御信号WC3がRAM3に供給されるときには、パリティビットPbは逆パリティ生成部3で反転されることはなく、RAM3には偶パリティの書き込みデータWDpeが書き込まれる。
図2は、前記パリティ発生回路2の具体的構成を示す。前記書き込みデータWDは、8ビットのデータD0〜D7のうち、データD0,D1がEOR回路7aに入力され、データD2〜D4がEOR回路7bに入力され、データD5〜D7がEOR回路7cに入力される。
また、EOR回路7a〜7cの出力信号がEOR回路7dに入力され、そのEOR回路7dの出力信号と書き込みデータWDが合成されて9ビットの書き込みデータWDpeが生成される。
このような構成により、書き込みデータD0〜D7の1の数が奇数となる場合にはEOR回路7dの出力信号が1となり、書き込みデータD0〜D7の1の数が偶数となる場合にはEOR回路7dの出力信号が0となる。従って、パリティ発生回路2から出力される書き込みデータWDpeは偶パリティとなる。
前記CPUから出力されるアドレス信号ADRはRAM0,RAM3に供給され、RAM0,RAM3では対応するアドレスに対し、書き込み動作あるいは読み出し動作が行われる。
上記のような書き込み処理回路の動作を説明すると、CPUから出力されるバックアップ制御信号BUがHレベルとなると、書き込み制御信号WC0がRAM0,RAM3に並行して供給され、RAM0にはパリティ発生回路2で生成された偶パリティの書き込みデータWDpeがアドレス信号ADRで選択されたアドレスに順次書き込まれる。
同時に、RAM3はRAM0のコピー領域として使用されて、逆パリティ生成部3で生成された奇パリティの書き込みデータWDpがバックアップデータとしてアドレス信号ADRで選択されたアドレスに順次書き込まれる。
また、バックアップ制御信号BUがLレベルの場合には、RAM3には書き込み制御信号WC3が入力されるため、RAM3を実使用領域として使用して、RAM0とは異なるプログラムデータあるいはその他のデータを偶パリティで上書き可能となる。
図3は、読み出し処理回路を示す。CPUから供給される読み出し制御信号RC0は、RAM0に入力されるとともに、セレクタ1bに入力される。また、CPUから供給される読み出し制御信号RC3が前記セレクタ1bに入力される。読み出し制御信号RC0,RC3は、RAM0,3からデータを読み出すために必要となる複数の制御信号である。
前記セレクタ1bにはバックアップ制御信号BUが入力される。そして、バックアップ制御信号BUがHレベルであれば、セレクタ1bから読み出し制御信号RC0がRAM3に出力され、Lレベルであれば、セレクタ1bから読み出し制御信号RC3がRAM3に出力される。
RAM0から読み出される読み出しデータRD0と、RAM3から読み出される読み出しデータRD3はセレクタ1cに入力される。セレクタ1cにはCPUから供給される選択信号SLが入力される。そして、選択信号SLがHレベルとなるとセレクタ1cからRAM3の読み出しデータRD3が出力され、選択信号SLがLレベルとなるとセレクタ1cからRAM0の読み出しデータRD0が出力される。
前記セレクタ1cの出力信号は偶パリティチェッカー8に出力されるとともに、パリティビットを除いたデータが読み出しデータRDとしてCPUに出力される。偶パリティチェッカー8は、セレクタ1cから出力される読み出しデータが偶パリティであれば、Hレベルの信号を出力し、奇パリティであればLレベルの信号を出力する。
偶パリティチェッカー8の出力信号はインバータ回路9に入力される。そして、偶パリティチェッカー8の出力信号がLレベルとなると、すなわちRAM0の出力信号にパリティエラーが発生していると、インバータ回路9からHレベルの割り込みフラグFが出力される。
前記インバータ回路9の出力信号は、フリップフロップ回路10aに入力されるとともに、AND回路11aに入力される。フリップフロップ回路10aは、入力信号を僅かに遅延させた出力信号を出力し、その出力信号の反転信号が前記AND回路11aに入力される。従って、インバータ回路9の出力信号がLレベルからHレベルに遷移するとき、AND回路11aの入力信号がフリップフロップ回路10aによる遅延時間に相当する時間に限ってともにHレベルとなり、AND回路11aの出力信号がその時間でHレベルとなる。
前記AND回路11aの出力信号はアドレス保持レジスタ12にイネーブル信号ENとして出力される。また、アドレス保持レジスタ12にはアドレス信号ADRがフリップフロップ回路10bを介してデータとして入力される。そして、イネーブル信号ENがHレベルとなると、アドレス保持レジスタ12は入力されているアドレス信号ADRをラッチする。なお、図3においてアドレス保持レジスタ12はアドレス信号の全ビットをラッチするものである。また、フリップフロップ回路10aはパリティエラー発生フラグを示し、本フリップフロップ回路がクリアされるまで、次のエラーが生じてもアドレス保持レジスタ12は更新されない。
このような構成により、RAM0の読み出しデータRD0にパリティエラーが発生すると、当該エラーが発生しているアドレスがアドレス保持レジスタ12にラッチされる。
前記RAM3の読み出しデータRD3は、奇パリティチェッカー13に入力される。奇パリティチェッカー13は、RAM3から出力される読み出しデータが奇パリティであれば、Hレベルの信号を出力し、偶パリティであればLレベルの信号をAND回路11bに出力する。
前記AND回路11bには前記選択信号SLの反転信号と、前記偶パリティチェッカー8の出力信号の反転信号が入力される。すると、RAM3に奇パリティのバックアップデータが書き込まれ、奇パリティチェッカー13の出力信号がHレベルで、セレクタ1cでRAM0が選択され、偶パリティチェッカー8の出力信号がLレベルとなってRAM0の出力信号にパリティエラーが発生していると、AND回路11bの出力信号がHレベルとなる。
フリップフロップ回路10c及びAND回路11cは、前記フリップフロップ回路10a及びAND回路11aと同様に動作する。従って、AND回路11bの出力信号がLレベルからHレベルに遷移するとき、AND回路11cからHレベルのイネーブル信号ENがバックアップデータ格納レジスタ14に出力される。
前記バックアップデータ格納レジスタ14には、前記RAM3の読み出しデータRD3のうちパリティビットを除いたデータが入力され、Hレベルのイネーブル信号ENの入力よりそのデータを格納する。従って、RAM0の出力信号にパリティエラーが発生し、かつRAM3から出力される読み出しデータが奇パリティであれば、パリティエラーが発生したRAM0のアドレスと同一のアドレスでRAM3から読み出されたバックアップデータがバックアップデータ格納レジスタ14に格納される。
なお、フリップフロップ回路10cはバックアップデータ保持フラグを示し、本フリップフロップ回路がクリアされるまで、次のバックアップ許可が生じてもバックアップデータ格納レジスタ14は更新されない。
前記割り込みフラグFは割り込みハンドラに入力される。割り込みハンドラは、割り込みフラグFがHレベルであると、アドレス保持レジスタ12に格納されているアドレスとバックアップデータ格納レジスタ14に格納されているデータとをCPUに出力して、パリティエラーが発生している読み出しデータRDをバックアップする。
図4は、前記偶パリティチェッカー8の具体的構成を示す。9ビットの読み出しデータRD0は、EOR回路15a〜15cに3ビットずつ入力され、各EOR回路15a〜15cの出力信号がENOR回路16に入力され、ENOR回路16から偶パリティチェッカー8の出力信号が出力される。このような構成により、読み出しデータRD0が偶パリティであるとき、Hレベルの出力信号を出力し、奇パリティであるときLレベルの出力信号を出力する。
図5は、前記奇パリティチェッカー13の具体的構成を示す。9ビットの読み出しデータRD3は、EOR回路15d〜15fに3ビットずつ入力され、各EOR回路15d〜15fの出力信号がEOR回路15gに入力され、EOR回路15gから奇パリティチェッカー13の出力信号が出力される。このような構成により、読み出しデータRD3が奇パリティであるとき、Hレベルの出力信号を出力し、偶パリティであるときLレベルの出力信号を出力する。
上記のような読み出し処理回路の動作を説明する。前記書き込み処理回路によりRAM0には実使用領域として偶パリティのプログラムデータが書き込まれ、RAM3にはコピー領域として奇パリティのバックアップデータが書き込まれている状態で、選択信号SLがLレベルであり、バックアップ信号BUがHレベルである場合を説明する。
この状態で、CPUにより供給されるアドレス信号ADRに基づいてRAM0からプログラムデータが読み出されるとき、セレクタ1cから読み出しデータRD0が偶パリティチェッカー8に供給される。そして、読み出しデータRD0が偶パリティであるか否かが偶パリティチェッカー8で判定されて、読み出しデータRD0にパリティエラーが発生していないか否かが判定される。
また、RAM3にもアドレス信号ADRが供給され、当該アドレスに対応する読み出しデータRD3が読み出されて奇パリティチェッカー13に入力され、その奇パリティチェッカー13で読み出しデータRD3が奇パリティであるか否かが判定される。
読み出しデータRD0にパリティエラーが発生していると、当該エラーが発生しているアドレスがアドレス保持レジスタ12に保持される。また、RAM3の当該アドレスに格納されているバックアップデータがバックアップデータ格納レジスタ14に保持される。そして、アドレス保持レジスタ12に保持されたアドレスと、バックアップデータ格納レジスタ14に保持されたバックアップデータとに基づいて、割り込みハンドラによりCPUへのバックアップ動作が行われる。
また、読み出しデータRD3が奇パリティでない場合には、奇パリティチェッカー13の出力信号がLレベルとなってバックアップデータ格納レジスタ14にはバックアップデータが格納されない。
また、RAM3が実使用領域として使用されてプログラムデータが書き込まれていると、CPUから選択信号SLがHレベルとなるとともにバックアップ信号BUがLレベルとなる。
すると、RAM3には読み出し制御信号RC3が入力され、その読み出し制御信号RC3とアドレス信号ADRに基づいてRAM3から読み出された読み出しデータRD3は、セレクタ1cから読み出しデータRDとして出力される。
上記のように構成されたパリティエラー復旧回路では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)複数の記憶領域を備えたRAM0〜RAM3において、RAM0を実使用領域としてプログラムデータを書き込むとき、空き領域であるRAM3をコピー領域としてプログラムデータと同一のバックアップデータを並行して書き込む。そして、RAM0からのプログラムデータの読み出し動作時にエラーが発生した場合には、コピー領域に格納されているバックアップデータを使用してエラーを復旧することができる。従って、ファームウェアによるプログラムデータの再書き込みを行う必要がないので、復旧処理を速やかに行うことができる。
(2)バックアップデータを格納したコピー領域にはバックアップデータ以外の他のデータを上書きして実使用領域として使用することもできる。
(3)実使用領域であるRAM0にはプログラムデータを偶パリティで書き込み、読み出し動作時には偶パリティチェッカー8でパリティエラーを検出することができる。また、コピー領域であるRAM3にはバックアップデータを奇パリティで書き込んで、奇パリティチェッカーでバックアップデータであることを検出することができる。そして、偶パリティチェッカー8でパリティエラーを検出すると、当該エラーが発生したアドレスをアドレス保持レジスタ12に格納し、RAM3から読み出された当該アドレスのバックアップデータをバックアップデータ格納レジスタ14に格納することができる。
(4)偶パリティチェッカー8でパリティエラーを検出したとき、偶パリティチェッカー8から出力される割り込みフラグFと、アドレス保持レジスタ12に格納されたアドレスと、バックアップデータ格納レジスタ14に格納されたデータによりエラーを復旧することができる。
(5)ECCコードを使用したデータ復旧回路に比して、回路規模の増大を抑制することができる。
(第二の実施の形態)
図6は、第二の実施の形態の書き込み処理回路を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態の書き込み処理回路にインバータ回路17を追加したものであり、その他の構成は第一の実施の形態と同様である。第一の実施の形態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
RAM0にプログラムデータを書き込むとき、コピー領域で使用するRAM3にはアドレス信号ADRをインバータ回路17で反転させて入力する。
すると、RAM0へのプログラムデータの書き込みに並行して、RAM3にバックアップデータを書き込むとき、RAM0に下位アドレスから順にデータを書き込むと、RAM3には上位アドレスから順にデータが書き込まれる。
このような構成により、RAM3へのバックアップデータの書き込み後に、RAM3を実使用領域として使用してデータを上書きする際に、下位アドレスから順に上書きすると、全アドレスにデータが上書きされなければ、上位アドレスにバックアップデータが残る。従って、RAM3を実使用領域として使用しても、RAM0で発生したパリティエラーをRAM3のバックアップデータで復旧できる可能性を高くすることができる。
(第三の実施の形態)
図7及び図8は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態は、実使用領域へのプログラムデータの書き込みに並行して、複数のコピー領域に同一のバックアップデータを書き込む構成としたものである。
図7は、この実施の形態の書き込み処理回路を示す。第一の実施の形態では、RAM3をコピー領域として使用したが、この実施の形態ではRAM3に加えてRAM2もコピー領域として使用する場合を示す。
RAM0に入力されるアドレス信号ADRは、RAM3に加えRAM2に供給される。また、逆パリティ生成部3の出力信号WDpはRAM3とともにRAM2にも書き込みデータとして出力される。
また、RAM0の書き込み制御信号WC0はセレクタ1dに入力され、そのセレクタ1dにはRAM2の書き込み制御信号WC2が入力される。また、セレクタ1dにはバックアップ信号BUが入力され、バックアップ信号BUがHレベルとなると、書き込み制御信号WC0がRAM2に出力され、バックアップ信号BUがLレベルとなると、書き込み制御信号WC2がRAM2に出力される。その他の構成は、前記第一の実施の形態と同様である。
上記のような構成により、バックアップ信号BUがHレベルとなると、RAM0の書き込み制御信号WC0がRAM3,RAM2に入力される。そして、RAM0に偶パリティのプログラムデータが書き込まれ、並行してRAM3,RAM2に奇パリティのバックアップデータが書き込まれる。従って、セレクタ1a,1d及び逆パリティ生成部3がRAM3,RAM2にバックアップデータを並行して書き込む並行処理部として動作する。
また、バックアップ信号BUがLレベルであれば、RAM3には書き込み制御信号WC3が入力され、RAM2には書き込み制御信号WC2が入力されて、実使用領域としてそれぞれプログラムデータを書き込み可能となる。
図8は、この実施の形態の読み出し処理回路を示す。第一の実施の形態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
アドレス信号ADRは、RAM0〜RAM3にそれぞれ入力される。RAM0に入力される読み出し制御信号RC0は、セレクタ1bに加えてセレクタ1eに入力され、そのセレクタ1eにはRAM2の読み出し制御信号RC2が入力される。そして、セレクタ1eはバックアップ信号BUがHレベルとなると、読み出し制御信号RC0をRAM2に出力し、バックアップ信号BUがLレベルとなると、読み出し制御信号RC2をRAM2に出力する。
RAM0,RAM3,RAM2の読み出しデータRD0,RD3,RD2はセレクタ1fに入力され、セレクタ1fはCPUから供給される選択信号SL2,SL3により読み出しデータRD0,RD3,RD2のいずれかを選択して偶パリティチェッカー8に出力する。
すなわち、選択信号SL2,SL3がともにLレベルであれば、読み出しデータRD0が選択されて偶パリティチェッカー8に出力され、選択信号SL3がHレベルで選択信号SL2がLレベルであれば、読み出しデータRD3が出力され、選択信号SL3がLレベルで選択信号SL2がHレベルであれば、読み出しデータRD2が出力される。
奇パリティチェッカー13の出力信号が入力されるAND回路11bには、前記偶パリティチェッカー8の出力信号の反転信号と、前記選択信号SL3の反転信号が入力される。そして、AND回路11bの出力信号がOR回路19に出力される。
RAM2の読み出しデータRD2は奇パリティチェッカー18に出力され、その奇パリティチェッカー18の出力信号がAND回路11dに入力される。AND回路11dには、前記偶パリティチェッカー8の出力信号の反転信号と、前記選択信号SL2の反転信号が入力される。そして、AND回路11dの出力信号がOR回路19に出力される。そして、OR回路19の出力信号がフリップフロップ回路10c及びAND回路11cに出力される。
RAM3の読み出しデータRD3からパリティビットを除いたデータと、RAM2の読み出しデータRD2からパリティビットを除いたデータはセレクタ(選択部)1gに入力される。セレクタ1gは、前記AND回路11bの出力信号がHレベルとなると、読み出しデータRD3からパリティビットを除いたデータをバックアップデータ格納レジスタ14に出力し、前記AND回路11bの出力信号がLレベルとなると、読み出しデータRD2からパリティビットを除いたデータをバックアップデータ格納レジスタ14に出力する。その他の構成は、前記第一の実施の形態と同様である。
上記のような読み出し処理回路の動作を説明する。前記書き込み処理回路によりRAM0には実使用領域として偶パリティのプログラムデータが書き込まれ、RAM3,RAM2にはコピー領域として奇パリティのバックアップデータが書き込まれている状態で、選択信号SL2,SL3がLレベルであり、バックアップ信号BUがHレベルである場合を説明する。
この状態で、CPUにより供給されるアドレス信号ADRに基づいてRAM0からプログラムデータが読み出されるとき、RAM0から読み出された読み出しデータRD0がセレクタ1fで選択されて偶パリティチェッカー8に出力される。そして、偶パリティチェッカー8で読み出しデータRD0が偶パリティであるか否かが判定されて、読み出しデータRD0にパリティエラーが発生していないか否かが判定される。
また、RAM3,RAM2にもアドレス信号ADRが供給され、当該アドレスに対応する読み出しデータRD3,RD2が奇パリティであるか否かが奇パリティチェッカー13,18で判定される。
読み出しデータRD0にパリティエラーが発生していると、当該エラーが発生しているアドレスがアドレス保持レジスタ12に保持される。また、RAM3,RAM2に奇パリティのバックアップデータが書き込まれていると、AND回路11b,11dの出力信号がHレベルとなり、読み出しデータRD3からパリティビットを除いたデータがセレクタ1gから出力されて、バックアップデータ格納レジスタ14に格納される。
RAM3にバックアップデータ以外のデータが偶パリティで上書きされていれば、AND回路11bの出力信号はLレベルであるので、RAM2の読み出しデータRD2からパリティビットを除いたデータがセレクタ1gから出力されて、バックアップデータ格納レジスタ14に格納される。
そして、アドレス保持レジスタ12に保持されたアドレスと、バックアップデータ格納レジスタ14に保持されたバックアップデータとに基づいて、割り込みハンドラによりCPUへのバックアップ動作が行われる。
また、RAM3,RAM2がともに実使用領域として使用されてプログラムデータが書き込まれていて、RAM3,RAM2のいずれかからプログラムデータを読み出す場合には、CPUから出力される選択信号SL2,SL3のいずれかがHレベルとなるとともにバックアップ信号BUがLレベルとなる。
すると、RAM3,RAM2には読み出し制御信号RC3,RC2が入力され、その読み出し制御信号RC3,RC2とアドレス信号ADRに基づいてRAM3,RAM2から読み出された読み出しデータRD3,RD2のいずれかがセレクタ1fで選択される。そして、選択された読み出しデータからパリティビットを除いたデータが読み出しデータRDとして出力される。
この実施の形態は、第一の実施の形態で得られた作用効果に加えて次に示す作用効果を得ることができる。
(1)複数のコピー領域であるRAM3,RAM2に並行してバックアップデータを書き込むので、RAM3,RAM2のいずれかにプログラムデータを上書きして実使用領域として使用しても、残りのコピー領域からバックアップデータを読み出して、RAM0の読み出しデータRD0のエラーを復旧することができる。
(第四の実施の形態)
図9は、第四の実施の形態を示す。この実施の形態は、実使用領域からのデータの読み出し動作時にパリティエラーが発生したとき、エラーが発生した読み出しデータをコピー領域から読み出したバックアップデータに差し替えて出力する構成とした読み出し処理回路を示すものである。前記第一の実施の形態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。また、この実施の形態の書き込み処理回路は、前記第一の実施の形態と同一である。
偶パリティチェッカー8の出力信号の反転信号は、AND回路11e,11fに入力される。奇パリティチェッカー13の出力信号は、AND回路11eに入力されるとともに、その反転信号がAND回路11fに入力される。
セレクタ1cから出力される読み出しデータのうちパリティビットを除いたデータと、RAM3から読み出される読み出しデータRD3のうちパリティビットを除いたデータはセレクタ1hに入力される。また、セレクタ1hは前記AND回路11eの出力信号に基づいて出力するデータを選択する。
そして、セレクタ1hはAND回路11eの出力信号がLレベルとなるとセレクタ1cの出力信号を読み出しデータRDとして出力し、AND回路11eの出力信号がHレベルとなると読み出しデータRD3からパリティビットを除いたデータを読み出しデータRDとして出力する。従って、AND回路11e,11f及びセレクタ1hはパリティエラーが発生した読み出しデータRD0をバックアップデータに差し替える差し替え回路として動作する。
前記AND回路11fの出力信号は、割り込みフラグFとして出力されるとともに、フリップフロップ回路10a及びAND回路11aに出力される。
このような構成の読み出し処理回路では、RAM0からセレクタ1cを介して偶パリティチェッカー8に偶パリティの読み出しデータRD0が出力されると、偶パリティチェッカー8の出力信号はHレベルとなる。
すると、AND回路11eの出力信号はLレベルとなるため、読み出しデータRD0からパリティビットを除いたデータが読み出しデータRDとして出力される。
また、偶パリティチェッカー8に奇パリティの読み出しデータRD0が出力されると、偶パリティチェッカー8の出力信号はLレベルとなる。また、RAM3に奇パリティのバックアップデータが格納されていると、奇パリティチェッカー13の出力信号はHレベルとなる。
すると、AND回路11eの出力信号はHレベルとなり、読み出しデータRD3からパリティビットを除いたデータがセレクタ1hから読み出しデータとして出力される。
また、RAM3が実使用領域として使用されて、RAM3から実データを読み出すとき、バックアップ信号BUはLレベルとなり、RAM3では読み出し制御信号RC3に基づいて読み出し動作が行われる。また、選択信号SLはHレベルとなる。
すると、RAM3の読み出しデータRD3はセレクタ1cを介して偶パリティチェッカー8に出力され、偶パリティチェッカー8の出力信号がHレベルとなる。そして、AND回路11eの出力信号はLレベルとなるため、読み出しデータRD3からパリティビットを除いたデータがセレクタ1hから読み出しデータRDとして出力される。
この実施の形態は、第一の実施の形態で得られた作用効果(1)(2)に加えて、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)実使用領域であるRAM0から読み出したデータにパリティエラーが発生した場合には、当該エラーが発生したデータをコピー領域に書き込まれているバックアップデータに差し替えて出力することができる。従って、パリティエラーを直ちに復旧することができる。
(第五の実施の形態)
図10は、第五の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第四の実施の形態の読み出し処理回路にバックアップデータを格納するレジスタと、バックアップ処理を行ったアドレスを格納するレジスタとを備え、そのアドレス及びバックアップデータに基づいて、ファームウェアにより任意のタイミングで実使用領域のエラーデータを正しいデータに書き戻す機能を備えたものである。また、この実施の形態の書き込み処理回路は、前記第一の実施の形態と同一である。前記第一及び第四の実施の形態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
図10において、AND回路11e,11fは第四の実施の形態と同一構成であり、AND回路11bは第一の実施の形態と同一構成である。また、フリップフロップ回路10c、AND回路11c、バックアップデータ格納レジスタ14も第一の実施の形態と同一構成である。
前記AND回路11cの出力信号は、バックアップアドレス格納レジスタ20にイネーブル信号として入力される。また、バックアップアドレス格納レジスタ20にはフリップフロップ回路10bから出力されるアドレス信号ADRが入力される。
従って、バックアップデータ格納レジスタ14にバックアップデータが格納されると同時に、バックアップアドレス格納レジスタ20にはバックアップ処理を行ったアドレスが格納される。その他の構成は、第四の実施の形態と同様である。
このように構成された読み出し処理回路では、RAM0からセレクタ1cを介して偶パリティチェッカー8に偶パリティの読み出しデータRD0が出力されると、第四の実施の形態と同様に、読み出しデータRD0からパリティビットを除いたデータが読み出しデータRDとして出力される。
また、偶パリティチェッカー8に奇パリティの読み出しデータRD0が出力され、RAM3に奇パリティのバックアップデータが格納されていると、読み出しデータRD3からパリティビットを除いたデータがセレクタ1hから読み出しデータRDとして出力される。
このとき、バックアップデータ格納レジスタ14には読み出しデータRDが格納され、バックアップアドレス格納レジスタ20にはRAM3に格納されているバックアップデータを読み出しデータRDとして出力したアドレスが格納される。
また、RAM3が実使用領域として使用されて、RAM3から実データを読み出すとき、バックアップ信号BUはLレベルとなり、RAM3では読み出し制御信号RC3に基づいて読み出し動作が行われる。また、選択信号SLはHレベルとなる。
すると、RAM3の読み出しデータRD3はセレクタ1cを介して偶パリティチェッカー8に出力され、偶パリティチェッカー8の出力信号がHレベルとなる。そして、AND回路11eの出力信号はLレベルとなるため、読み出しデータRD3からパリティビットを除いたデータがセレクタ1hから読み出しデータRDとして出力される。
この実施の形態は、第四の実施の形態で得られた作用効果に加えて、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)パリティエラーが発生したアドレスと、パリティエラーが発生したデータを差し替えたバックアップデータをそれぞれレジスタに格納しているので、そのアドレス及びバックアップデータを使用して、ファームウェアにより任意のタイミングで実使用領域のエラーデータを正しいデータに書き戻すことができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・実使用領域に奇パリティで書き込み、コピー領域に偶パリティで書き込んでもよい。
・実使用領域に格納するデータは、プログラムデータ以外のデータでもよい。
・第三〜第五の実施の形態において、第二の実施の形態に示すように、バックアップデータをRAM3あるいはRAM2の上位ビットから書き込むようにしてもよい。
(付記1)記憶領域内の実使用領域に、パリティビットを付加した実データを書き込み、記憶領域内のコピー領域にパリティビットを付加したバックアップデータを書き込むとともに、前記実データとバックアップデータの書き込み処理を並行して行う書き込み処理回路と、
前記実使用領域と前記コピー領域から前記実データとバックアップデータを並行して読み出してパリティチェックを行い、パリティエラーとなった実データを復旧可能としたバックアップデータ出力する読み出し処理回路と
を備え、
前記書き込み処理回路には、
前記実データを偶パリティで前記実使用領域に書き込む第一のパリティ発生回路と、
前記バックアップデータを奇パリティで前記コピー領域に書き込み、前記実データを偶パリティで該コピー領域に上書きする第二のパリティ発生回路と
を備え、
前記読み出し処理回路は、
前記実データのパリティエラーを検出する偶パリティチェッカーと、
前記コピー領域から読み出されたデータがバックアップデータか否かを検出する奇パリティチェッカーと
を備えたことを特徴とするパリティエラー復旧回路。
(付記2)前記書き込み処理回路は、複数のコピー領域に前記バックアップデータを並行して書き込む並行処理部を備え、
前記読み出し処理回路は、前記各コピー領域から読み出されたバックアップデータのいずれかを選択して出力する選択部を備えたことを特徴とする付記1記載のパリティエラー復旧回路。
(付記3)前記読み出し処理回路は、パリティエラーが検出された実データに差し替えて前記バックアップデータを出力する差し替え回路を備えたことを特徴とする付記1記載のパリティエラー復旧回路。
(付記4)前記読み出し処理回路は、
パリティエラーが検出された実データのアドレスを格納するアドレス保持レジスタと、
パリティエラーが検出された実データのバックアップデータを保持するバックアップデータ格納レジスタと
を備えたことを特徴とする付記1記載のパリティエラー復旧回路。
(付記5)前記読み出し処理回路は、
パリティエラーが検出された実データに差し替えて前記バックアップデータを出力する差し替え回路と、
パリティエラーが検出された実データのバックアップデータを保持するバックアップデータ格納レジスタと、
前記バックアップデータが格納されているアドレスを保持するバックアップアドレス格納レジスタと
を備えたことを特徴とする付記3記載のパリティエラー復旧回路。
(付記6)前記書き込み回路は、前記実データを前記実使用領域の下位アドレスから順次書き込み、前記バックアップデータを前記コピー領域の上位アドレスから順次書き込むことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載のパリティエラー復旧回路。
第一の実施の形態の書き込み処理回路を示すブロック図である。 パリティ発生回路を示す回路図である。 第一の実施の形態の読み出し処理回路を示すブロック図である。 偶パリティチェッカーを示す回路図である。 奇パリティチェッカーを示す回路図である。 第二の実施の形態の書き込み処理回路を示すブロック図である。 第三の実施の形態の書き込み処理回路を示すブロック図である。 第三の実施の形態の読み出し処理回路を示すブロック図である。 第四の実施の形態の読み出し処理回路を示すブロック図である。 第五の実施の形態の読み出し処理回路を示すブロック図である。
符号の説明
2 第一のパリティ発生回路
3 第二のパリティ発生回路(逆パリティ生成部)
8 偶パリティチェッカー
13,18 奇パリティチェッカー
14 バックアップデータ格納レジスタ
20 バックアップアドレス格納レジスタ
RAM0 実使用領域
RAM2,RAM3 コピー領域

Claims (5)

  1. 記憶領域内の実使用領域に、パリティビットを付加した実データを書き込み、記憶領域内のコピー領域にパリティビットを付加したバックアップデータを書き込むとともに、前記実データとバックアップデータの書き込み処理を並行して行う書き込み処理回路と、
    前記実使用領域と前記コピー領域から前記実データとバックアップデータを並行して読み出してパリティチェックを行い、パリティエラーとなった実データを復旧可能としたバックアップデータを出力する読み出し処理回路と
    を備え、
    前記書き込み処理回路には、
    前記実データを偶パリティで前記実使用領域に書き込む第一のパリティ発生回路と、
    前記バックアップデータを奇パリティで前記コピー領域に書き込み、前記実データを偶パリティで該コピー領域に上書きする第二のパリティ発生回路と
    を備え、
    前記読み出し処理回路は、
    前記実データのパリティエラーを検出する偶パリティチェッカーと、
    前記コピー領域から読み出されたデータがバックアップデータか否かを検出する奇パリティチェッカーと
    を備えたことを特徴とするパリティエラー復旧回路。
  2. 前記書き込み処理回路は、複数のコピー領域に前記バックアップデータを並行して書き込む並行処理部を備え、
    前記読み出し処理回路は、前記各コピー領域から読み出されたバックアップデータのいずれかを選択して出力する選択部を備えたことを特徴とする請求項1記載のパリティエラー復旧回路。
  3. 前記読み出し処理回路は、パリティエラーが検出された実データに差し替えて前記バックアップデータを出力する差し替え回路を備えたことを特徴とする請求項1記載のパリティエラー復旧回路。
  4. 前記読み出し処理回路は、
    パリティエラーが検出された実データのアドレスを格納するアドレス保持レジスタと、
    パリティエラーが検出された実データのバックアップデータを保持するバックアップデータ格納レジスタと
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のパリティエラー復旧回路。
  5. 前記読み出し処理回路は、
    パリティエラーが検出された実データに差し替えて前記バックアップデータを出力する差し替え回路と、
    パリティエラーが検出された実データのバックアップデータを保持するバックアップデータ格納レジスタと、
    前記バックアップデータが格納されているアドレスを保持するバックアップアドレス格納レジスタと
    を備えたことを特徴とする請求項3記載のパリティエラー復旧回路。
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