JP4952098B2 - 保型性を有する自立可能な包装体 - Google Patents
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Description
この種の包装体は、内容物を収容することで、包装体の底部が膨らみ、底部が平面形状の自立面を形成することにより、包装体が自立可能に構成されている。よって、包装体を立てた状態とすることができるため、販売時の陳列に便利であり、また、消費者が購入後において、立てた状態で保管することができるために、他の容器に移し替える手間が不要であり、消費者にとっても利便性に優れた包装体である。
さらには、使用時に包装体10上方のフィルムの少なくとも一部分を切除して注出部Gを形成した場合にも、表面1と背面2のフィルムが互いにくっついて閉塞してしまうようなことがなく、常に注出部Gが自然と開口kを形成するため、高い注出性を奏することが可能である。
本発明に係る包装体10の形成方法の一例としては、例えば、図2(a)に示すように、フィルムFの裏面に、横長形状からなる保型テープ7を貼り合せ、又は熱融着により取付けた後、図2(b)に示すように、凸型Aと凹型Bとの間に、フィルムFの裏面が前記凸型Aと対向する位置に挿入し、前記保型テープ7を、それぞれの金型A、Bで、挟んで冷却することにより、図2(c)に示すように、保型テープ7が金型Cの形状に沿った、外方へと凸形状をなして、フィルムFと一体に成形されるものである。
特に、平面形状の保型テープを貼ったものにくらべ、保型テープの凸形状の頂点部分を円弧面Rに形成することにより、さらに高い剛性を持たせることが可能である。
さらに、上方の開口kをシールして上シール部1sを形成し、図6に示すような、保型性を有する自立可能な包装体10を形成することが可能である。
前記フィルムFとしては、主にプラスチックを主体とする積層フィルムが用いられ、簡単な構成では、基材フィルム層にシーラント層を積層した構成の積層フィルムが用いられるが、袋に充填される内容物や、内容物充填後の加熱処理の有無などの使用条件、或いは、水蒸気その他のガスバリヤー性、遮光性、各種の機械的強度など必要とされる性能に応じて、更に上記基材フィルム層とシーラント層との間などに水蒸気その他のガスバリヤー層や、遮光層、強度向上層などを積層した構成の積層フィルムを使用することができる。上記基材フィルム層や水蒸気その他のガスバリヤー層や、遮光層、強度向上層、シーラント層などは、それぞれを単独の層で形成してもよいが、複数の層を積層して形成してもよい。
これらは単独で使用してもよく、また、複数を組み合わせて積層して使用することもできる。
これらのうち、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着層を設けたフィルムは、不透明であるため遮光層を兼ねることもできる。
前記強度向上層としては、前記基材フィルムの何れかを適宜追加積層してもよく、二軸延伸高密度ポリエチレンフィルムなどを防湿層を兼ねて積層することもできる。
前記基材フィルム層と、ガスバリヤー層、遮光層、強度向上層との積層には、公知のドライラミネーション法(サンドイッチラミネーション法)を用いることができる。
シーラント層の積層は、上記の樹脂をフィルム状に製膜し、ドライラミネーション法または押し出しラミネーション法で積層する方法、或いは、上記の樹脂を押し出しコートして積層する方法などを採ることができる。ただし、内容物がシーラント層に浸透しやすいものの場合は、ドライラミネーション法で積層することが好ましい。
2 背面
3 底部(底部)
7 保型テープ(凸形状を有する保型テープ)
9 自立面
10 保型性を有する自立可能な包装体(包装体)
1s 上シール部
1S 横シール部
A 凸型
B 凹型
C 金型
F フィルム
G 注出部
k 開口
T テーパー
P 注出部材
Q 注出口
Claims (5)
- 側面視において表面と底部と背面とが三角形状を形成し、前記表面と前記背面の左右両側辺および上辺がシールされた包装体において、
前記包装体の上シール部の下方で、且つ、少なくとも前記表面または前記背面に保型テープを貼着するとともに、前記包装体の前記保型テープが貼着された箇所を凹凸形状の金型によりプレスして、前記包装体の外方へと凸形状を形成し、
前記包装体の上シール部の一部分を切除して注出部を形成することを特徴とする、保型性を有する自立可能な包装体。 - 前記保型テープを前記表面または前記背面の未シール部に貼着したことを特徴とする、請求項1記載の保型性を有する自立可能な包装体。
- 前記凸形状の頂点部分が、円弧面を有するかまぼこ形状であることを特徴とする、請求項1乃至2記載の保型性を有する自立可能な包装体。
- 前記包装体の上シール部の少なくとも一部に、細長形状の未シール部を形成するとともに、該細長形状の未シール部の外周縁をシールしてなる注出部を形成したことを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1項に記載の保型性を有する自立可能な包装体。
- 前記包装体は、正面視において、包装体の左右側面が上方へ向けて、内方へとテーパーを有することを特徴とする、請求項1乃至4の何れか1項に記載の保型性を有する自立可能な包装体。
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