JP4951361B2 - ダイヤフラム気化器 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載のダイヤフラム気化器、特にパワーソー、刈払い機等の手で操縦される作業機のためのダイヤフラム気化器に関するものである。
特許文献1からは、制御ダイヤフラムによって画成されている制御室と、スロットル軸により操作される加速ポンプとを備えたダイヤフラム気化器が知られている。加速ポンプはポンプ室を有し、ポンプ室は管を介して制御室と連通している。前記管は吸気通路に開口する燃料穴の領域において制御室に開口している。
加速ポンプのポンプ室はデッドスペースであり、所定の作動状態でのみ燃料が該ポンプ室に吸い込まれるか、或いは、該ポンプ室から燃料が汲み上げられる。負荷状態でコンスタントな作動であればポンプ室の容積は不変であり、ポンプ室を燃料が貫流することはない。これにより、比較的長時間作動すると、ポンプ室に気泡が集積することがある。後の加速過程の際にこの気泡が吸気通路内へ搬送されると、内燃エンジンの作動が不安定になり、排ガス値が上昇する。
欧州特許出願公開第0598990A1号明細書
本発明の課題は、長時間の作動にわたっても内燃エンジンの安定な作動を達成できるこの種のダイヤフラム気化器を提供することである。
この課題は、請求項1の構成により解決される。
加速ポンプが燃料を直接制御室または燃料穴へ搬送するのではなく、加速ポンプを介して制御挙動に介入するようにすれば、公知の加速ポンプの欠点を解消できることが明らかになった。これを達成するため、加速ポンプは制御室内に設けたアクチュエータに対し液圧を作用させる。なおアクチュエータという概念は、吸気通路に供給される燃料の量を制御する部材であれば制御室のすべての部材を表すものとする。制御室のアクチュエータに対し液圧を作用させることにより、燃料の供給量がすぐに変化する。これにより加速時の燃料濃厚化を簡単に達成できる。加速ポンプ内に集積する気泡は制御室に供給されない。これにより燃料系への空気の供給が回避されるので、安定な作動を達成できる。
本発明によれば、加速ポンプはポンプピストンを有し、ポンプピストンはポンプ室を画成し、該ポンプ室から圧力管が出ており、該圧力管を介して加速ポンプが前記アクチュエータに作用する。特に始動時に、加速ポンプが完全に燃料で充填されるのを保障するため、本発明によれば、ポンプ室は第1の吸込み管を介してパージポンプと連通し、第1の吸込み管は、ポンプピストンの操作時にポンプピストンにより閉鎖されるポンプ室の領域に開口している。内燃エンジンの始動前にパージポンプを作動させることができ、よってポンプ室を燃料で完全にパージさせることができる。加速時には、ポンプピストンの運動により第1の吸い込み管が閉じられるので、ポンプ室内にある燃料が完全にアクチュエータに作用し、パージポンプへ漏出することがないよう保障されている。
有利には、ポンプ室に、該ポンプ室を制御室と連通させている第2の吸込み管が開口し、第2の吸込み管内に、流動方向においてポンプ室に対し開口する逆止弁が配置されているのがよい。これによりポンプ室の迅速なパージと、減速過程時のポンプ室の迅速な充填とを達成できるので、次の加速過程のために加速ポンプを再び迅速に使用することができる。ポンプ室は吸込み管を介してパージポンプによりパージすることができる。減速時には第2の吸込み管を介して燃料を制御室からポンプ室内へ戻すことができる。この場合、第2の吸込み管は比較的大きな流動横断面積を持って形成されていてよいので、ポンプ室は迅速に充填される。逆止弁は、ポンプ行程時に、ポンプ室内にある全燃料が圧力管を介してアクチュエータを操作し、吸込み管を介して制御室へ漏出しないよう保障している。圧力管内には、流動方向においてポンプ室から開弁される逆止弁が配置されていてよい。これにより、ポンプ室の充填が常に吸込み管を介して行われるよう保証されている。これにより加速ポンプの特性を好適に設定することができる。
有利には、前記アクチュエータが前記吸込み弁であるのがよい。加速時には吸気通路内の絞り要素が開く。これにより吸気通路内の圧力が降下する。これによって、増量された燃料が制御室から燃料穴を介して吸気通路内へ吸い込まれる。増量した燃料の吸込みで制御室内に圧力降下が生じ、この圧力降下のために制御ダイヤフラムが変位し、公知のダイヤフラム気化器の場合には、連動装置を介して吸込み弁を開弁させる。この作用は時間的に続けて行われるので、絞り要素の開口と吸込み弁の開弁との間に時間的な遅延がある。吸込み弁が加速時に加速ポンプにより即座に開弁するので、制御室内の圧力が上昇して、増量した燃料を吸気通路へ供給できるとともに、公知のダイヤフラム気化器の場合に存在する、絞り要素の開口と吸込み弁の開弁との間の時間的な遅延が回避され、その結果減速によって生じる混合気の希薄化も加速過程時には回避される。減速時の燃料供給量の増大を回避するため、本発明によれば、加速ポンプの減速時に吸込み弁は閉弁する。
しかしながら、前記アクチュエータが前記制御ダイヤフラムであってもよい。加速ポンプが制御ダイヤフラムに作用し、制御室内の圧力が上昇するように制御ダイヤフラムが変位することにより、吸気通路に増量した燃料が供給される。有利には、加速ポンプが、吸込み弁の位置を制御ダイヤフラムの位置に対し連動させるレバーに作用するのがよい。この場合、加速ポンプはレバーを介して吸込み弁にも制御ダイヤフラムにも作用し、或いは、吸込み弁だけまたは制御ダイヤフラムだけに作用する。特に、レバーは回動可能に支持され、制御ダイヤフラムは両回動方向においてレバーの運動に連動している。制御室内の圧力が上昇すると、制御ダイヤフラムと吸込み弁とが連動しているために、吸込み弁は閉じる。これとは逆の方向での連動では、加速ポンプによりレバーを操作したときに制御ダイヤフラムは制御室の方向へ引張られ、その結果制御室内の圧力が上昇し、加速濃厚化が達成される。有利には、制御ダイヤフラムが遊びを持ってレバーの運動に連動しているのがよい。
本発明によれば、圧力管は絞り機構を介して制御室と連結している。圧力管内を支配する圧力は絞り機構を介して分解させることができる。加速時には、アクチュエータが圧力管を介して操作される。圧力管内を支配する圧力は絞り機構を介して分解せしめられ、アクチュエータは元の位置へ復帰することができる。したがって、絞り機構は加速過程後の継続的な濃厚化を阻止する。アクチュエータはばねによりホームポジションへ復帰させることができるので有利である。
本発明によれば、圧力管はノズルにより制御室内へ突出し、前記アクチュエータはノズルから出る流線により操作される。特に、ノズルは、吸込み弁の位置を制御ダイヤフラムの位置に対し連動させるレバーに作用し、レバーに、ノズル出口とオーバーラップするスプーン状部分が形成されている。この種の加速ポンプは構成が簡潔である。スプーン状部分は、流出する流線に対し十分な作用面を保障する。吸込み弁を開くために必要な力、或いは、制御ダイヤフラムを変位させて吸気通路内の混合気を濃厚化させるために必要な力は小さい。それ故、流出する流線はアクチュエータの位置調整運動を生じさせるために十分である。
合目的には、吸込み弁が、該吸込み弁の弁体と固定結合されている制御体を有しているのがよい。有利には、前記制御体が、圧力管が開口している圧力室を画成する操作ピストンとして構成されているのがよい。制御体自体を操作ピストンとして構成することにより、付加的な部材を必要としない。制御体を吸込み弁の弁体と一体に形成してもよい。制御体は特に重量体として構成されている。重量体はダイヤフラム気化器の位置補正を提供する。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1に図示したダイヤフラム気化器1は気化器ケース2を有し、該気化器ケース2により吸気通路3の一部分が案内されている。吸気通路3は内燃エンジンに通じている。内燃エンジンは特にパワーソー、研削切断機、刈払い機等の手で操縦される作業機に設けられる工具の駆動原動機である。気化器ケース2の吸気通路3内には、スロットルバルブ4がスロットル軸5により回動可能に支持されている。スロットルバルブ4の代わりに他の絞り要素を吸気通路3内に配置してもよい。吸気通路3内の流動方向57においてスロットルバルブ4の上流側には、チョークバルブ6がチョーク軸7により吸気通路3内で回動可能に支持されている。流動方向57においてチョークバルブ6とスロットルバルブ4との間に位置するように吸気通路3内にベンチュリー部8が形成され、該ベンチュリー部8の領域には主燃料穴9が吸気通路3に開口している。スロットルバルブ4の領域において主燃料穴9の下流側では副燃料穴10が吸気通路3に開口している。なお、図1に図示した、スロットルバルブ4が閉じている位置では、特に副燃料穴10はスロットルバルブ4の上流側に、副燃料穴10はスロットルバルブ4の下流側に配置されている。
主燃料穴9と副燃料穴10とは制御室13から燃料の供給を受ける。副燃料穴10は絞り12と開口部58とを介して制御室13と連通している。開口部58の流動横断面積はアイドリング調整ねじ11を介して調整することができる。制御室13は制御ダイヤフラム14により画成されている。制御ダイヤフラム14は、制御室13を、制御ダイヤフラム14の反対側に配置されている補償室18から切り離している。補償室18は補償開口部19を介して周囲と連通している。しかし、補償室18をエアフィルタの清浄側と連通させ、該清浄側を介して燃焼空気を吸気通路3内に吸い込むようにしてもよい。制御ダイヤフラム14は固定ボルト29を有し、該固定ボルト29にはレバー16が配置されている。レバー16は支持ボルト20で回動可能に支持されている。固定ボルト29と支持ボルト20との間には、レバー16に設けた圧縮ばね17が係合している。圧縮ばね17は制御ダイヤフラム14を補償室18の方向へ押圧させている。固定ボルト29とは反対側のレバーアームには、弁体28がレバー16で支持されている。弁体28は、制御室13に開口している燃料管54を閉鎖させている。弁体28は図2に図示した弁座35とともに吸込み弁15を形成している。
燃料管54は燃料ポンプ21から燃料の供給を受ける。燃料ポンプ21は気化器ケース2内に配置され、内燃エンジンのクランクケース内の変動圧によって駆動される。燃料ポンプ21は燃料タンクとの接続のために燃料供給用接続部材22を有している。燃料は、燃料供給用接続部材22と逆止弁25とを介して、ポンプダイヤフラム23により画成されているポンプ室64内へ達する。クランクケースの圧力はポンプダイヤフラム23の反対側に作用する。クランクケースへ通じる連通管の接続のため、インパルス接続部24が設けられている。燃料はポンプ室64から逆止弁26を介して燃料管54内へ達する。
ダイヤフラム気化器1の作動時には、燃料ポンプ21は燃料を燃料管54内へ搬送する。吸気管3内では燃焼空気が内燃エンジンへ向けて流動する。主燃料穴9と副燃料穴10とから燃料が吸込まれる。これにより制御室13内の圧力が降下し、制御ダイヤフラム14は制御室13の方向へ引張られる。これによりレバー16が支持ボルト20のまわりに回動し、吸込み弁15を開く。このとき、燃料管54から来る燃料が制御室13内へ流入する。制御室13内の圧力が上昇し、制御ダイヤフラム14は補償室18の方向へ変位し、吸込み弁15はばね17の力で閉じられる。レバー16は1つの回動方向でのみ固定ボルト29に連結されている。制御ダイヤフラムが制御室13の方向へ移動すると、固定ボルト29はレバー16を押し、その結果レバー16が制御ダイヤフラム14とともに移動する。制御ダイヤフラムが逆の方向へ移動すると、レバー16は固定ボルト29から離間する。復帰運動はばね17の力により行われる。
レバー16には、弁体28の支持部に隣接するように、加速ポンプ30の操作ピストン27が係合している。図2は加速ポンプ30の詳細図である。加速ポンプ30はポンプピストン31を有し、ポンプピストン31はスロットル軸5の制御エッジ34に当接している。ポンプピストン31の反対側はポンプ室32を画成している。ポンプ室32内には、圧縮ばねとして構成されたばね33が配置されている。ばね33はポンプピストン31をスロットル軸5の制御エッジ34に対して押圧させている。図2の実施形態では、制御エッジ34はスロットル軸5の平坦部として形成されている。しかし、制御エッジ34に対し他の輪郭を設けてもよい。また、制御エッジ34を、減速時にもポンプピストン31が操作されるように構成してもよい。これにより、減速過程時に混合気が制御不能なほどに濃厚化することを回避できる。図2では、ポンプピストン31は非操作位置で図示されている。この非操作位置では、ポンプピストン31は、ポンプ室32に開口する第1の吸込み管38を開放する。第1の吸込み管38はポンプ室32をパージポンプ46と連通させる。第1の吸込み管38は逆止弁48を介してポンプベローズ47に開口している。ポンプベローズ47の内部空間は逆止弁49を介して燃料タンク50と連通している。逆止弁49と50は流動方向においてポンプ室32から燃料タンク50のほうへ開口し、逆の方向において遮断する。ポンプベローズ47は手動で操作することができる。
ポンプ室32の、ポンプピストン31とは逆の側の底部65の領域では、圧力管37がポンプ室32に開口している。圧力管37はポンプ室32を圧力室39と連通させている。圧力室39は操作ピストン27によって画成されている。圧力室39はさらに逃がし穴40を介して制御室13と連通している。
操作ピストン27はレバー16に作用する。弁体28は支持ボルト55とストッパー56とを介してレバー16に遊びを持って支持されている。
内燃エンジンを始動する前に、まずパージポンプ46を何度か操作する。これにより燃料は制御室13から逃がし穴40と圧力管37とポンプ室32と吸込み管38とを介してタンク内へ搬送される。これによって制御室13内の圧力が降下し、その結果制御ダイヤフラム14が変位し、吸込み弁14を開弁させる。これにより燃料を燃料ポンプ21により燃料タンク50から制御室13内へ再搬送させることができる。燃料系をパージすることにより、燃料通路内に集積していた気泡が除去される。これにより、内燃エンジンの始動前にポンプ室32を燃料で完全に充填することが保障される。
内燃エンジンを加速させると、スロットル軸5とこれに固定されているスロットルバルブ4とが回動する。図3には、回動したスロットル軸5が図示されている。制御エッジ34が設けられているため、ポンプピストン31は矢印36の方向へポンプ室32内へ押される。その際、まずパージポンプ46に通じる吸込み管38が閉じ、その結果燃料はパージポンプ46内へ漏出しない。ポンプピストン31の運動により、ポンプ室32と圧力管37の内部の圧力が上昇する。圧力が上昇するため、操作ピストン27は圧力室39から押し出される。よって、操作ピストン27の操作は圧力管37を介して液圧で行われる。操作ピストン27はレバー16を変位させる。ストッパー56が設けられているため、弁体28はレバー16とともに変位し、その結果弁体28は弁座35から離間し、吸込み弁15を開弁させる。吸込み弁15が開弁するので、制御室13内の圧力が上昇し、吸気通路3内の混合気を濃厚にさせる。さらに、吸込み弁15が開くので、制御室13内での圧力降下が回避され、その結果更なる加速過程のために吸気通路3に対し十分な量の燃料を供給できる。
加速後、燃料が圧力室19から逃がし穴40を介して制御室13内へ流れることができるので、圧力室39内の圧力は逃がし穴40を介して降下する。加速過程後、レバー16は復帰することができる。ばね17の力のために操作ピストン27はそのホームポジションへ押し戻され、吸込み弁15が閉弁する。したがって、混合気の濃厚化は加速の際にだけ行われる。スロットルバルブ4が閉じ、スロットル軸5が図3に図示した位置から図2に図示した位置へ移動すると、ピストン31は、図3に図示した矢印36とは逆の方向へそのホームポジションへ戻る。その際、燃料は逃がし穴40と圧力管37とを介してポンプ室32内へ吸込まれる。この燃料は次の加速の際に操作ピストン27を液圧操作するために提供される。
図4には、圧力室39内に操作ピストン41を配置した加速ポンプ30の実施形態が図示されている。操作ピストン41には、圧力室39を制御室13と連通させている逃がし孔42が配置されている。気化器ケース2に設けた逃がし穴40と操作ピストン41に設けた逃がし孔42とは、加速後も混合気の濃厚化が長く行われるように校正され、特定されている。逃がし穴40と逃がし孔42を適宜構成すれば、加速挙動を設定することができる。
パージポンプ30の他の実施形態を図5に示す。なお、同一の部材には全図において同一の符号を付すことにする。図5に図示した加速ポンプ30のポンプ室32には、底部65の領域で、ポンプ室32を制御室13と連結させている第2の吸込み管44が開口している。第2の吸込み管44内には逆止弁45が配置され、逆止弁45は制御室13からポンプ室32の方向へ開き、逆の方向で閉じる。図5には図示していないパージポンプ46を操作すると、燃料が制御室13から吸込み管44を介してポンプ室32内へ吸込まれる。吸込み管44は比較的大きな径を備えていてよく、また逃がし穴40または逃がし孔42のように絞り箇所を有していないので、これによって制御室13およびポンプ室32のパージが容易になる。補助的に、圧力管37内に逆止弁43を配置してよい。逆止弁43はポンプ室32から圧力室39のほうへ開き、逆の方向で閉じる。これにより、燃料が圧力管37を介してポンプ室32内へ逆送されることがない。図5の実施形態では、減速時に燃料は第2の吸込み管44を介してポンプ室32内へ吸込まれ、圧力管37を介して吸込まれない。しかしながら、圧力管37内に逆止弁43を設けずに、燃料が吸込み管44を介しても圧力管37を介してもポンプ室32内へ逆送されるようにしてもよい。
図6に図示した加速ポンプ30の実施形態は、実質的に図2および図3に図示した実施形態に対応している。しかし、圧力室39内に、レバー16のための固定部52を有する操作ピストン51が支持されている。固定部52は操作ピストン51に設けた溝53として形成されており、操作ピストン51が圧力室39内へ進入するストローク方向においても圧力室39から出るストローク方向においてもレバー16を操作ピストン51の運動に連動させる。加速時に操作ピストン51は圧力室39から押し出されてレバー16を回動させ、その結果吸込み弁15を開かせる。減速時には、操作ピストン51が圧力室39内へ引き込まれる。固定部52が設けられているため、操作ピストン51はレバー16を連行し、よって吸込み弁15を閉鎖させる。制御ダイヤフラム14も、制御室13内へ変位可能になったときにニュートラルポジションへ変位する。これにより、減速時に付加的な燃料が吸込み通路3へ供給されないよう保障されている。減速開始時に操作ピストン51が完全に圧力室39内に配置されており、吸込み弁15が閉じている必要がある場合、加速ポンプ30が操作ピストン51またはレバー16をさらに運動させることはない。
図7は他の実施形態を示しており、この実施形態は実質的に図4の実施形態に対応している。しかしながら、レバー16は、支持ボルト20を中心としたレバー16の両回転方向における回動運動が制御ダイヤフラム14へ伝達されるように、制御ダイヤフラム14に固定されている。このためレバー16は固定ボルト59を用いて制御ダイヤフラム14に固定され、固定ボルト59にはストッパー60が配置されている。この場合、レバー16は遊びを持って制御ダイヤフラム14に配置されている。スロットル軸5が回転し、これによりポンプピストン31がポンプ室32内へ押し込まれて操作ピストン41が圧力室39から押し出されると、レバー16は図7において反時計方向で支持ボルト20のまわりに回動する。ストッパー60を介してレバー16は制御ダイヤフラム14を連行し、該制御ダイヤフラム14を制御室13の方向へ変位させる。これにより制御室13内の圧力が上昇するので、吸気通路3内の混合気が強く濃厚化される。
図8に図示した実施形態では、圧力管37はノズル61によって制御室13内へ突出している。レバー16にはスプーン状部分62が一体成形されており、該スプーン状部分62はノズル61のノズル出口63とオーバーラップしている。ポンプピストン31がポンプ室32内へ押し込まれると、燃料は圧力管37を介してノズル61により制御室13内へ圧送される。ノズル61から出る流体は流線を形成し、流線はスプーン状部分62内へ流れ、流線のインパルスによりこれをノズル61から離間させる。これにより吸込み弁15が開く。レバー16の操作に必要な力が非常に小さいので、流線は吸込み弁15を開弁させるために十分である。
図9および図10に図示した実施形態では、弁体28に重量体68が固定されている。重量体68は気化器ケース2に設けた穿孔部74内で案内されている。重量体68は、穿孔部74内へ突出している端面に、周回するように延びる溝75を有している。溝75はリング状の圧力室69を画成している。リング状の圧力室69は補償孔70を介して制御室13と連通している。補償孔70は燃料管54に隣接する位置で、重量体68に設けた中央の穿孔部72に開口している。重量体68と弁体28との間には連通通路73が形成され、連通通路73は燃料通路54および補償穴70を制御室13と連通させている。重量体68は弁座35の周囲に密封用接続部材71を有し、密封用接続部材71はリング状の圧力室69を燃料管54および穿孔部72の内部空間に対し密封させている。加速ポンプ30のポンプ室32は吸込み管44を介して制御室13と連通している。圧力管37内には逆止弁43が配置されている。
図10に図示したように、ポンプピストン31が矢印36の方向へ移動すると、圧力室69内の圧力が上昇する。圧力室69内の圧力が上昇すると、重量体68が制御室13内へ変位する。重量体68は弁体28と結合されているので弁体28を連行し、その結果吸込み弁15が開く。これにより制御室13内の圧力が上昇し、混合気の濃厚化が行われる。
重量体68は位置補正の用を成している。重量体68は、制御ダイヤフラムの重量と、燃料穴9,10と制御室13との間にある液体柱の重量とに反作用する。これにより、ダイヤフラム気化器1がどのような位置(姿勢)にあってもレバー16には同様の重量配分比が生じ、その結果位置に関係のない制御特性が得られる。同時に、重量体68は吸込み弁15のための操作ピストンの用をも成している。
重量体68は吸込み弁15の弁体28と一体に形成されていてよい。これにより必要な部品数が減少する。たとえば中実金属のような比較的高質量の材料から成っている重量体68の代わりに、たとえばプラスチックのような小密度の材料から成る同構成の制御体を設けてもよい。軽量にするため、制御体を中空に形成してもよい。
ダイヤフラム気化器の断面図である。 ダイヤフラム気化器の加速ピストンを非操作位置で示す概略図である。 図2の加速ポンプを操作位置で示す図である。 加速ピストンの1実施形態を非操作位置で示す図である。 加速ピストンの他の実施形態を非操作位置で示す図である。 加速ピストンの他の実施形態を非操作位置で示す図である。 加速ピストンの他の実施形態を非操作位置で示す図である。 加速ピストンの他の実施形態を非操作位置で示す図である。 加速ピストンの他の実施形態を非操作位置で示す図である。 図9の加速ポンプを操作位置で示す図である。
符号の説明
1 ダイヤフラム気化器
2 気化器ケース
3 吸気通路
4 スロットルバルブ
5 スロットル軸
13 制御室
14 制御ダイヤフラム
15 吸込み弁
16 レバー
17 ばね
19 圧力室
27 操作ピストン
28 弁体
30 加速ポンプ
31 ポンプピストン
32 ポンプ室
37 圧力管
39 圧力室
68 重量体

Claims (16)

  1. 少なくとも1つの燃料穴(9,10)を介して吸気通路(3)と連通している制御室(13)と、吸気通路(3)内で保持されている絞り要素の位置に依存して操作される加速ポンプ(30)とを備え、制御室(13)が制御ダイヤフラム(14)により画成され、制御室(13)に吸込み弁(15)を介して燃料管(54)が開口し、制御ダイヤフラム(14)の変位に依存して吸込み弁(15)を開弁させるようにしたダイヤフラム気化器において、
    加速ポンプ(30)が制御室(13)に設けた少なくとも1つのアクチュエータに液圧の作用を及ぼすこと、
    加速ポンプ(30)がポンプピストン(31)を有し、ポンプピストン(31)がポンプ室(32)を画成し、該ポンプ室(32)から圧力管(37)が出ており、該圧力管(37)を介して加速ポンプ(30)が前記アクチュエータに作用すること、
    圧力管(37)がノズル(61)により制御室(13)内へ突出し、前記アクチュエータがノズル(61)から出る流線により操作されること、
    を特徴とするダイヤフラム気化器。
  2. ポンプ室(32)が第1の吸込み管(38)を介してパージポンプ(46)と連通し、第1の吸込み管(38)が、ポンプピストン(31)の操作時にポンプピストン(31)により閉鎖されるポンプ室(32)の領域に開口していることを特徴とする、請求項に記載のダイヤフラム気化器。
  3. ポンプ室(32)に、該ポンプ室(32)を制御室(13)と連通させている第2の吸込み管(44)が開口し、第2の吸込み管(44)内に、流動方向においてポンプ室(32)に対し開口する逆止弁(45)が配置されていることを特徴とする、請求項またはに記載のダイヤフラム気化器。
  4. 圧力管(37)内に、流動方向においてポンプ室(32)から開弁される逆止弁(43)が配置されていることを特徴とする、請求項に記載のダイヤフラム気化器。
  5. 前記アクチュエータが前記吸込み弁(15)であることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載のダイヤフラム気化器。
  6. 吸込み弁(15)が加速ポンプ(30)の加速時に開弁することを特徴とする、請求項に記載のダイヤフラム気化器。
  7. 吸込み弁が加速ポンプ(30)の減速時に閉弁することを特徴とする、請求項またはに記載のダイヤフラム気化器。
  8. 前記アクチュエータが前記制御ダイヤフラム(14)であることを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載のダイヤフラム気化器。
  9. 加速ポンプ(30)が、吸込み弁(15)の位置を制御ダイヤフラム(14)の位置に対し連動させるレバー(16)に作用することを特徴とする、請求項1からまでのいずれか一つに記載のダイヤフラム気化器。
  10. レバー(16)が回動可能に支持され、制御ダイヤフラム(14)が両回動方向においてレバー(16)の運動に連動していることを特徴とする、請求項に記載のダイヤフラム気化器。
  11. 制御ダイヤフラム(14)が遊びを持ってレバー(16)の運動に連動していることを特徴とする、請求項10に記載のダイヤフラム気化器。
  12. 圧力管(37)が絞り機構を介して制御室(13)と連結していることを特徴とする、請求項から11までのいずれか一つに記載のダイヤフラム気化器。
  13. ノズル(61)が、吸込み弁(15)の位置を制御ダイヤフラム(14)の位置に対し連動させるレバー(16)に作用し、レバー(16)に、ノズル出口(63)とオーバーラップするスプーン状部分(62)が形成されていることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに記載のダイヤフラム気化器。
  14. 吸込み弁(15)が、該吸込み弁(15)の弁体(28)と固定結合されている制御体を有していることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか一つに記載のダイヤフラム気化器。
  15. 前記制御体が、ポンプ室(32)に連通する圧力管(37)が開口している圧力室(69)を有していることを特徴とする、請求項14に記載のダイヤフラム気化器。
  16. 前記制御体が重量体(68)として構成されていることを特徴とする、請求項14または15に記載のダイヤフラム気化器。
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