JP4945812B2 - プリンタの洗浄機構 - Google Patents
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Description
また、特許文献2に示されるワイヤドットプリンタでは、電源投入の際に、キャリアを通常の印字領域外に一旦退避させ、ワイヤを駆動する電磁駆動手段を動作させ、予備印字を行わせることで、印刷された文字等が正常か否かを目視判定することも行われている。
そして、このようなヘッドに対する異物付着という現象を解決するために、印字ヘッド交換ということになり、ユーザーに高額な負担を発生させるという問題が生じていた。
印字ヘッド1が搭載されたキャリッジ2は、キャリッジシャフト3上にて矢印A−B方向に移動自在に支持されるとともに、ヨークASSY(後述する)に連結されたキャリッジベルト4によって、矢印A−B方向に駆動させられるように構成されている。そして、このようなキャリッジ2の駆動によって、図示しない信号線を通じた印字指令に基づき、印字ヘッド1が用紙に対して所定のドットマトリックス印字を行うものである。
また、前記印字ヘッド1の下方位置には、該印字ヘッド1との間に挿入された用紙を裏側から支持するプラテン5が設けられている。
なお、図4において、符号Dは、印字ヘッド1の印字ワイヤ7に付着した異物(ゴミ、インク粕)を示している。
この印字ヘッド洗浄槽10は、キャリッジシャフト3に沿ってキャリッジ2が矢印A方向の可動範囲末端にまで移動した場合に、該キャリッジ2に配置された印字ヘッド1を洗浄するものである。そして、このような印字ヘッド洗浄槽10による洗浄によって、印字ヘッド1に付着した異物Dが洗い流されるようになっている。
このプリンタコントロールパネル20では、例えば、符号20A〜20Eで示されるように、「改行」「高速印刷」「用紙選択」の他、「洗浄準備」「洗浄開始」といった処理を実行するための操作ボタンを有しており、これら操作ボタンが押されることにより各種処理が行われる。具体的には、符号20Dで示される「洗浄準備」の操作ボタンが押された場合には、キャリッジシャフト3に沿って印字ヘッド1が搭載されたキャリッジ2を、矢印A方向の可動範囲末端にまで移動させて、印字ヘッド洗浄槽10の洗浄液内に浸漬させる動作を行わせる。続いて、符号20Eで示される「洗浄開始」の操作ボタンが押された場合には、印字ヘッド1の印字ワイヤ7を駆動し、該印字ワイヤ7に付着した異物を洗浄液に洗い流す処理を行わせる。
また、このとき、印字ヘッド洗浄槽10内の洗浄液に印字ヘッド1を浸漬するまでの動作を、「洗浄準備」の操作ボタン20Dを押すことで行わせ、さらに、印字ヘッド洗浄槽10内の洗浄液に印字ヘッド1を浸漬した状態で、「洗浄開始」の操作ボタン20Eを押すことで、印字ヘッド1の印字ワイヤ7を駆動して、印字ヘッド1に付着した異物Dを洗い流し、その後、印字ヘッド洗浄槽10を下方に移動させた後で、印字ヘッド1を矢印B方向に移動させるようにすると良い。
ワイヤ駆動洗浄の場合は、通常印字の場合のように強い電流及び時間(図6に符号TP1で示す)は必要なく、従って、印字ヘッド1に付着した異物Dを洗い流すのに十分なだけの電流値及び時間(図7に符号TP1で示す)は、例えば、通常印字の場合の半分に設定すると良い。
これにより、図6及び図7の斜線で示されるように、ワイヤ洗浄時に投入する駆動エネルギー(図7参照)は、通常印字時に投入する駆動エネルギー(図6参照)の半分で済むことになる。
キャリッジ2に搭載された印字ヘッド1はプラテン5で支持される用紙に対して印字処理を行う。印字ヘッド1は、図中左端に位置された印字ヘッド洗浄槽10の手前でリターンし、印字を繰り返す。
印字を繰り返していくと、朝一番、印字開始時にドット抜け・ドットかすれ(朝寝坊現象)が印字サンプルに見られる時がある。そして、このような「朝寝坊現象」の原因は、図4に示されるように、印字ヘッド1内のピンガイド9及び中間ガイド8A・8Bに付着した異物Dにあるが、特に、朝一番は内部温度が低く、異物Dが固まった状態のため、印字ワイヤ7は正常に駆動できなくなる。
3 キャリッジシャフト
7 印字ワイヤ
10 印字ヘッド洗浄槽
20 コントロールパネル
Claims (5)
- キャリッジシャフトに沿って移動自在に支持される印字ヘッドを有するプリンタであって、
前記キャリッジシャフトに沿って移動される前記印字ヘッドの可動範囲内に、前記印字ヘッドの印字ワイヤを洗浄するための洗浄液が貯留される印字ヘッド洗浄槽が配置されていることを特徴とするプリンタの洗浄機構。 - 前記印字ヘッド洗浄槽は、前記印字ヘッドの可動範囲末端に配置されることを特徴とする請求項1に記載のプリンタの洗浄機構。
- 前記印字ヘッドを駆動するためのコントロールパネルを有し、
前記コントロールパネルは、「洗浄準備」の操作ボタンを押すことで、印字ヘッドを印字ヘッド洗浄槽の洗浄液内に浸漬させ、「洗浄開始」の操作ボタンを押すことで、洗浄液に浸漬された該印字ヘッドの印字ワイヤを駆動することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項のプリンタの洗浄機構。 - 前記「洗浄開始」の操作ボタンを押した場合、洗浄液に浸漬された該印字ヘッドの印字ワイヤを駆動するための駆動電流及び駆動時間は、通常印字の半分に設定したことを特徴とする請求項3に記載のプリンタの洗浄機構。
- 前記印字ヘッド洗浄槽は、上下方向に移動自在に設けられ、洗浄時に、該印字ヘッド洗浄槽内の洗浄液に前記印字ワイヤを浸漬させるために、上方移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のプリンタの洗浄機構。
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