JP4932456B2 - 衛生材料密閉容器 - Google Patents

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本発明は、消毒綿、殺菌綿その他の衛生材料を密閉状に収容する衛生材料密閉容器、及び衛生材料を密閉容器に収容した衛生材料密閉体の製造方法に関するものである。
病院等の医療現場での看者の患部の消毒用、医療機器の消毒用には、カット綿にアルコール等の消毒液を含浸した消毒綿が多用されている。この種の消毒綿の収容形態としては、流通段階での密閉状態の確保、使用時の利便性の向上、開封後の消毒液の蒸発防止、ゴミの付着の防止等を考慮して、所定枚数の消毒綿が積層された積層消毒綿をプラスチック製の密閉容器に収容しておき、使用時にその密閉容器の蓋を開けて必要枚数の消毒綿を取り出し、取り出し後は再度蓋を閉じるようにしたものがある(特許文献1)。
この従来の密閉容器は、積層消毒綿を収容する容器本体と、この容器本体の開口部の外周に剥離可能に貼着され且つ容器本体の開口部側を密閉するフィルムと、フィルム上から容器本体の開口部側に開閉自在に装着された外蓋とを備えている。使用に際しては、外蓋を開けフィルムを剥がして開封し、容器本体内の消毒綿をその開口部から取り出し、また取り出し後は外蓋を閉じて、容器本体の開口部の外周部と外蓋の周縁部との間でフィルムの全周を挟んで密閉する。
特開2003−285874号公報
従来の密閉容器は、容器本体に対して外蓋を開閉自在に装着し、開封後は容器本体の開口部の外周部と外蓋の周縁部との間でフィルムの全周を挟んで密閉するようにしており、開封後の密閉状態を維持するには、厚手のプラスチック材料を使用して容器本体等の強度を十分に確保する必要があり、容器本体等の成型に時間を要する。
従って、容器本体等の成型と消毒綿の製造とを同時に並行して行いながら、成型直後の容器本体に消毒綿を充填して外蓋で密閉する製造方法を採ることは困難であり、容器本体等は容器成型工場で成型し、その容器本体等を重ねてポリ袋で包装し段ボール箱に入れて消毒綿製造工場へと搬入し、消毒綿製造工場において消毒綿を製造しながらその容器本体に充填し密閉する方法を採っている。
このため成型容器本体等の成型から消毒綿の製造充填までに容器本体等の保管、搬送、取り出しの各作業が必要となり、作業工数が増加して作業能率が悪く生産性が著しく低下するばかりでなく、それらの作業に多くの人が関与し、また容器本体等の成型から消毒綿の充填までに長時間を要することから、その間の室内環境、人的環境、微生物環境によって容器本体等が汚染される惧れがあり、衛生的であることが絶対の条件である消毒綿の密閉容器としては致命的な欠点がある。
また開封後は容器本体の開口部の外周部と外蓋の周縁部との間でフィルムの全周を挟んで密閉しているため、容器本体等の強度を大にしているとは云え、十分な密閉性を確保し難く、消毒綿に含浸したアルコール等の消毒液が蒸発し易いという欠点もある。
しかも容器本体等に厚手のプラスチック材料を使用すること、作業工数が増加し作業能率が悪いこと等から製造コストが高騰する欠点もある。また容器本体の開口部側の外周部と外蓋の周縁部との間でフィルムの全周を挟む必要から、容器本体、外蓋の構造、形状が立体的になり複雑で嵩張りが大となる欠点もある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、消毒綿その他の衛生材料を密閉容器に密閉するに当たって製造コストの低減、生産性の向上、開封後の密閉性の向上を容易に図り得る衛生材料密閉容器を提供することを目的とする。
本発明に係る衛生材料密閉容器は、開口部6の外周にフランジ部12を有し且つ衛生材料2を収容する容器本体5と、外周が前記フランジ部12に固着されて前記開口部6を密閉するフィルム7と、開封用の摘まみ部8を有し且つ前記フィルム7上に感圧接着剤9を介して剥離可能に貼着されたフラップ10とを備え、前記フィルム7は前記フラップ10の剥離時に前記感圧接着剤9の塗布領域の外周部とその内側の取り出し口15に対応する部分との境界で破断して前記取り出し口15を形成可能に構成され、且つ前記フラップ10の前記摘まみ部8側の端部に前記フランジ部12に対応して切り欠き部37を有し、前記フラップ10は前記外周部の前記感圧接着剤9が前記フィルム7又は前記フィルム7及び前記フランジ部12に貼着して前記取り出し口15を密封可能であり、且つ前記切り欠き部37に対応する部分では前記感圧接着剤9を介して前記フランジ部12に貼着可能にしたものである。
複数個の前記容器本体5が前記フランジ部12を介して切り離し可能に接続さたものでもよい。前記切り欠き部37内には前記フラップ10の前記摘まみ部8側端部が前記感圧接着剤9を介して前記フランジ部12に貼着する貼着部41があってもよい。
記フィルム7は前記フラップ10の剥離時に前記切り欠き部37の両端から他端側へと該フィルム7を縦方向に破断するための切り込み部17を有するものでもよい。前記切り込み部17は前記フィルム7の前記切り欠き部37側の端部に設けられていることもある。
記フィルム7は前記フラップ10の開封方向に沿って引き裂き可能な一方向引き裂き性フィルムであってもよい。
前記フラップ10の横幅は前記取り出し口15の開口幅よりも大で且つ前記容器本体5の前記開口部6の開口幅よりも小であり、該フラップ10の幅方向の両端部は前記フランジ部12よりも内側で且つ前記取り出し口15よりも外側で前記感圧接着剤9を介して前記フィルム7上に貼着されていてもよい。
前記フラップ10は長手方向の両側に前記摘まみ部8と、長手方向の一方側からの開封時にその他方側の離脱を防止するためのストッパー部36とを有するものでもよい。前記フィルム7はイージーピールフィルムであってもよい。前記フィルム7は外周側に摘まみ部14を有するものでもよい。
前記フランジ部12は、前記摘まみ部8に対応する切り欠き部43を有するものでもよい。
本発明に係る衛生材料密閉容器では、消毒綿その他の衛生材料を密閉容器に密閉するに当たって製造コストを低減することができると共に、生産性の向上、開封後の密閉性の向上を容易に図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明の第1の実施例を例示する。図1は切り離し可能に接続された2個の衛生材料密閉体1を示し、図2〜図7はそれを切り離した1個の衛生材料密閉体1を示す。図8、図9は2個1組の衛生材料密閉体1を製造する製造方法を示す。
衛生材料密閉体1は、図1〜図5に示すように、所定数の衛生材料2が上下方向に積層された積層衛生材料3と、この積層衛生材料3を収容し密閉する密閉容器4とにより構成されている。衛生材料2は例えばシート状のカット脱脂綿に消毒液が含浸された消毒綿であるが、その他のものでもよい。
密閉容器4はブリスターパック式であって、積層衛生材料3を収容する容器本体5と、この容器本体5の上側の開口部6側を密閉シールするフィルム7と、開封用の摘まみ部8を有し且つフィルム7上に感圧接着剤9を介して再剥離可能に貼着されたフラップ10とを有する。
容器本体5は、上側が矩形状の開口部6となる矩形箱状の収容部11と、開口部6側の外周の全周に設けられた所定幅のフランジ部12とを一体に備え、透明なプラスチックシートを真空熱成型する等により成型されている。なお、2個の衛生材料密閉体1は、その容器本体5のフランジ部12の対向端縁でミシン目、ハーフカット等の切り込み部13を介して切り取り可能に接続されている。また容器本体5はブリスターパック用であるため透明な材料により構成されているが、その成型材料には半透明、不透明なプラスチックシートを使用してもよい。
フィルム7には熱融着性、ガスバリアー性を有するイージーピールフィルムが使用されており、図2に斜線で接着領域(固着領域)19を示すように、その外周部の全周がフランジ部12の上面に熱シール等により易剥離可能に接着(固着)され、容器本体5の開口部6を密閉している。またフィルム7の1個の隅部には、フランジ部12に接着されていない摘まみ部14が設けられている。なお、フィルム7には単体の薄いフィルムが使用されているが、複数枚の複数個を貼り合わせた複合フィルムでもよい。フィルム7の摘まみ部14は隅部以外の箇所でもよい。
フィルム7にはフラップ10の剥離時に破断して衛生材料2の取り出し口15を形成可能に横切り込み部16及び縦切り込み部17が平面視コ字状に形成されている。取り出し口15は容器本体5内の衛生材料2の取り出しに支障を来さない程度の大きさの略矩形状であって、開口部6の略中央に対応するように配置されている。
横切り込み部16は取り出し口15の摘まみ部8側の開口縁7aに沿ってフラップ10の開封方向(例えば取り出し口15の長手方向)と略直交方向(交差方向)に設けられ、この横切り込み部16の両端から取り出し口15の開口縁7bに沿ってフラップ10の開封方向と略平行に両側の縦切り込み部17が設けられている。
切り込み部16,17は、開封に際してフラップ10を剥離するときに、感圧接着剤9の塗布領域の外周部と、その内側の取り出し口15に対応する部分との境界でフィルム7を容易に破断でき、この切り込み部16,17に取り囲まれた部分のフィルム片18が感圧接着剤9によりフラップ10に貼着したままとなり、その跡にフィルム片18に対応する大きさの取り出し口15を形成できる。
なお、切り込み部16,17はミシン目、フィルム7のハーフカット等により構成されている。また切り込み部16,17は形成すべき取り出し口15の形状に応じて円弧状、波線状等でもよいし、摘まみ部8側で連続するようにU字状に切り込み部を形成してもよい。
フラップ10はガスバリアー性を有するプラスチック製の可撓シートにより、取り出し口15を塞ぐ大きさの略矩形状に構成されている。このフラップ10は、容器本体5の一方の対向する二つのフランジ部12に跨がる長さと、取り出し口15の開口幅よりも大で且つ他方の対向する二つのフランジ部12間の間隔(開口部6の開口幅)よりも小さい横幅とを有する。そして、フラップ10は長手方向の両端が一方の対向する二つのフランジ部12上に跨がり、幅方向の両端が他方の対向する二つのフランジ部12に接触しないように、感圧接着剤9を介してフィルム7上に剥離可能に貼着されている。
またフラップ10には長手方向の一端側に、その幅方向の中央部から長手方向の外方に突出する摘まみ部8が設けられている。なお、この摘まみ部8には感圧接着剤9は塗布されていない。摘まみ部8はフラップ10の幅方向の中央部以外の箇所、例えばフラップ10の隅部に設けてもよい。
このような構成の衛生材料密閉体1を製造する場合には、図8、図9に示すように容器成型ライン21と衛生材料製造ライン22とを包装ライン23に接続して、容器本体5の成型用のプラスチックシート24をその長手方向に送りながら、容器本体5の成型と積層衛生材料3の製造とを並行して行い、その容器本体5に積層衛生材料3を充填し包装して衛生材料密閉体1とするまでの一連の作業を連続的に行う。従って、作業工数が少なく生産性が向上すると共に、容器本体5等の汚染の問題も容易に解消できる。
即ち、容器成型ライン21では、ロール体25から繰り出されたプラスチックシート24を長手方向に連続的又は間欠的に送りながら、容器成型工程26でそのプラスチックシート24に長手方向に所定間隔をおいて容器本体5を成型する。プラスチックシート24は、成型後の容器本体5の保形性を確保できる程度の薄手のものを使用する。
また容器本体5の成型には、例えば成型凹部を有する真空熱成型金型を使用し、真空熱成型金型上のプラスチックシート24を成型凹部内に真空引きすることにより、その内面形状に沿った形状の収容部11を有する容器本体5を成型する。この場合、プラスチックシート24を使用するため、容器本体5の成型、空気冷却が容易であり、極短時間で成型できる。また成型時に容器本体5の熱殺菌も行える。なお、プレス成型等の他の成型方法を採用してもよい。
一方、衛生材料製造ライン22では、その製造工程27において、連続的に送られる衛生材料シート28を所定の大きさの衛生材料2に順次裁断し、その衛生材料2を所定枚数ずつ積層して積層衛生材料3を製造する。
このようにして容器本体5の成型と積層衛生材料3の製造とを同時に並行して行いながら、それらを順次包装ライン23へと送る。包装ライン23では、容器本体5に積層衛生材料3を充填する材料充填工程29と、積層衛生材料3の充填後に容器本体5の開口部6側に帯状フィルム30を重ねて容器本体5を密閉シールするフィルムシール工程31と、容器本体5に対応して帯状フィルム30上に感圧接着剤9を介してフラップ10を貼着するフラップ貼着工程32と、2個の容器本体5毎にプラスチックシート24から衛生材料密閉体1を切り取る切り取り工程33とを行う。
先ず材料充填工程29では、容器本体5を一体に有するプラスチックシート24の送りに同期して積層衛生材料3を供給し、その容器本体5の収容部11内に積層衛生材料3を順次充填する。また積層衛生材料3が消毒綿の場合には、積層衛生材料3の充填の前又は後に所定量の消毒液も充填し、その消毒液を積層衛生材料3に含浸する。なお、積層衛生材料3は予め消毒液を含浸した状態で充填してもよい。
フィルムシール工程31では、プラスチックシート24の送り速度に同期してロール体34から繰り出された帯状フィルム30を、容器本体5に積層衛生材料3を充填後プラスチックシート24上に重ねた後、プラスチックシート24と帯状フィルム30とを容器本体5の外周部分で熱盤等で上下両側から挟み、帯状フィルム30を開口部6の外周の全周でフランジ部12に熱シール等により易剥離可能に固着して容器本体5の開口部6側を密閉する。なお、帯状フィルム30には、プラスチックシート24側の各容器本体5に対応して所定ピッチで切り込み部16,17を形成し、その後に帯状フィルム30をプラスチックシート24上に重ねて密閉シールすることが望ましい。
次のフラップ貼着工程32では、摘まみ部8を除く裏面側の前面に感圧接着剤9が塗布され且つ所定形状に裁断されたフラップ10を、プラスチックシート24の送りに同期して供給しながら、容器本体5の開口部6、取り分けその切り込み部16,17に対応して帯状フィルム30上に感圧接着剤9を介してフラップ10を貼着する。
そして、切り取り工程33において、2個の容器本体5を1単位として容器本体5毎にプラスチックシート24、帯状フィルム30をフランジ部12の外周側で上下一対の切り取りロール等により所定形状に切り取り、2個の衛生材料密閉体1が一体に接続された製品を取り出す。この切り取り工程33では、2個の容器本体5のフランジ部12間に切り離し用の切り込み部13も形成する。
なお、この実施例では、2個の衛生材料密閉体1を1単位として製造しているが、衛生材料密閉体1の数は1個でもよいし、3個以上でもよい。その他、例えばプラスチックシート24の送り方向に多数の衛生材料密閉体1が連続するように製造しておき、その後に所定数の衛生材料密閉体1が1単位となるように切り込み部13で切り離してもよい。
医療現場等で衛生材料2を使用する際には、衛生材料密閉体1を切り離した後、その摘まみ部8を摘んで引っ張りながらフラップ10をフィルム7から剥離する。するとフィルム7には取り出し口15の開口縁7a,7bに対応して切り込み部16,17があるため、図6、図7に示すようにフラップ10の剥離に伴ってフィルム7が切り込み部16,17で順次破断し、この切り込み部16,17の内側で感圧接着剤9によりフラップ10に貼着状態のフィルム片18とその外周側とに分離する。これによって密閉容器4を開封でき、また開封と同時にフィルム7に取り出し口15を形成できるため、その取り出し口15から容器本体5内の衛生材料2を取り出すことができる。
フラップ10を剥離する場合、横切り込み部16から縦切り込み部17へと破断して行くが、取り出し口15の3辺の内、摘まみ部8と反対の開口縁側には切り込み部がないので、図7に2点鎖線で示すように縦切り込み部17の端部側でフィルム7の破断が止まりフラップ10の剥落を防止できる。
必要枚数の衛生材料2を取り出した後は、フラップ10を感圧接着剤9を介してフィルム7上に貼着することにより再度密閉する。このときフラップ10のフィルム片18よりも外周側の部分が感圧接着剤9を介してフィルム7に貼着するため、従来の容器本体と外蓋との間でフィルムを挟み込んで密閉する場合に比較して密閉性が向上し、しかも密閉時の操作を含む開閉時の取り扱いを容易にできる利点がある。
特にフィルム7は容器本体5の開口部6側に張り状態に貼着されており、このフィルム7に対してフラップ10の外周側が感圧接着剤9を介して貼着するため、一般にフィルム7が薄く、フラップ10がそれよりも厚いことから、フラップ10の感圧接着剤9側に対してフィルム7が馴染み易くなる。従って、フラップ10側に多少の折り癖等があっても、フランジ部12上でフラップ10をフィルム7に貼着する場合に比較して密閉性が更に向上する。
またフィルム7及びフラップ10を使用して容器本体5の開口部6側を密閉する構成を採用しているため、従来のような強度が要求されなくなり、容器本体5としての保形性を確保できる程度の薄手のプラスチック材を使用して容器本体5を成型することが可能となる。これによって容器本体5の成型コストを含め衛生材料密閉体1全体の製造コストを容易に低減できると共に、嵩張り等もなく物流コストも低減でき、使用後の廃棄も容易にできる。
更に薄手のプラスチック材を使用して容器本体5を成型できることから、容器本体5の成型と並行して衛生材料2の製造を行い、包装ライン23上で成型直後の容器本体5に衛生材料2を充填して密閉することが可能となる。従って、従来に比較して生産性が向上し、また容器本体5の汚染を容易に防止できる。
使用後の密閉容器4を多数廃棄する場合には、摘まみ部8を持ってフィルム7を剥離する。そして、各容器本体5の収容部11を嵌合させて重ねる。このようにすれば嵩張ることなく容易に廃棄することができる。
また容器本体5に薄手のプラスチック材を使用できるため、積層衛生材料3への消毒液の含浸が不十分な場合には、収容部11の底面を数回押すことにより、積層衛生材料3に対して消毒液を均一に含浸させることができる。
複数個の衛生材料密閉体1を接続した状態で製造することにより、物流段階での取り扱いが容易であり、しかも各衛生材料密閉体1は切り離し可能であるため、使用に際しては必要な個数だけ切り取って持ち運びすることもできる。
図10は本発明の第1の実施例の変形例を示し、4個の衛生材料密閉体1を1単位として、各衛生材料密閉体1を縦横に2個ずつ切り離し可能に接続したものである。この場合には、プラスチックシート24に2列の容器本体5を成型し、その後の切り取り工程33で4個を1単位として切り取ればよい。
図11及び図12は本発明の第2の実施例を例示する。この実施例の衛生材料密閉体1は、長い形状の密閉容器4を使用し、その密閉容器4内に2個の積層衛生材料3を並べて収容したものである。
密閉容器4は、第1の実施例と同様に容器本体5、フィルム7、フラップ10等を備えているが、共に長く構成されている。そして、容器本体5には長手方向の中間の仕切り部35を介して長手方向に2個の収容部11が設けられ、その収容部11に第1の実施例と同様に積層衛生材料3が収容されている。
フィルム7にはフラップ10の開封方向に引き裂き可能な一方向引き裂き性フィルムが使用されており、このフィルム7は引き裂き方向が容器本体5の長手方向と一致するように、開口部6の外周のフランジ部12に熱シールされている。そして、フィルム7には、フラップ10の開封時に2個の積層衛生材料3に対応する取り出し口15を形成するように、長手方向の両側の二つのフランジ部12の内側近傍に幅方向の横切り込み部16が形成され、この各横切り込み部16の両端から長手方向の内側へと短い縦切り込み部17が形成されている。
フラップ10は長手方向の両端が容器本体5の長手方向の両側の二つのフランジ部12に跨がる長さを有し、その両端側に摘まみ部8が夫々形成されている。そして、フラップ10には一方側からフラップ10を開封したときに、フラップ10の他方側の剥落を防止するストッパー部36が幅方向の両側に設けられている。なお、ストッパー部36は切り込み等により構成されている。また摘まみ部14は、取り出し口15を挟む両側、例えば対角線方向の両側に設けられている。他の構成は、第1の実施例と同様である。
この場合には、容器本体5内に2個の積層衛生材料3が収容されているため、例えば一方の積層衛生材料3を使用する場合には長手方向の一方の摘まみ部8を持って、他方の積層衛生材料3を使用する場合には他方の摘まみ部8を持ってフラップ10を夫々の方向に開封すればよい。
例えば、一方の摘まみ部8を持ってフラップ10を剥離する場合、フラップ10は反対側にあるストッパー部36まで開封する。この場合、フィルム7に一方向引き裂き性フィルムを使用しているため、横切り込み部16で破断し、次いで縦切り込み部17で破断した後、フラップ10の剥離に従って、縦切り込み部17の延長線に沿ってフィルム7を長手方向にストッパー部36近傍まで引き裂きながら取り出し口15を形成できる。他方側の場合も同様である。
なお、フィルム7が一方向引き裂き性フィルムの場合には、横切り込み部16のみでもよい。またフィルム7が一方向引き裂き性フィルムでない場合には、二つの横切り込み部16の両端間を結ぶように縦切り込み部17を設けて、取り出し口15の大きさに応じて切り込み部16,17を口字状に形成すればよい。これらは、第1の実施例でも同様である。このように長い容器本体5を使用する場合には、その幅方向に2個の容器本体5を成型すれば、2個の衛生材料密閉体1を1単位として製造できる。また収容部11を1個とし、長い形状の衛生材料2を収容してもよい。
図13〜図15は本発明の第3の実施例を例示する。この実施例では、フィルム7に取り出し口15の開口幅に対応して2本の縦切り込み部17を設け、第1、第2の実施例の横切り込み部16を省いたものである。
フィルム7にはフラップ10の摘まみ部8側の端部に切り欠き部37が設けられると共に、この切り欠き部37側から反対側へのフラップ10の開封方向の全長に2本の縦切り込み部17が形成されている。切り欠き部37の範囲は取り出し口15の開口幅以上の幅を有し、フランジ部12の外端縁からその内端側近傍までとなっている。なお、フィルム7が一方向引き裂き性フィルムの場合には、フィルム7の切り欠き部37側端部に短い切り込み状の縦切り込み部17を設ければよい。
フラップ10は、感圧接着剤9が切り欠き部37にも対応するように摘まみ部8を除く略全面に塗布されており、切り欠き部37に対応する側では、内側にフィルム7がフランジ部12に易剥離接着される接着部40ができ、その外側に帯感圧接着剤9がフランジ部12に貼着する貼着部41ができるようになっている。なお、図14の斜線部分は易剥離接着領域を示す。
またフラップ10には、摘まみ部8と反対側にストッパー部36が形成されている。フィルム7の摘まみ部14は切り欠き部37を挟む両側に形成されている。なお、フィルム7の摘まみ部14は反対側でもよい。他の構成は、第1の実施例と同様である。
この実施例では、フィルム7に対応する部分の感圧接着剤9はフィルム7に、また切り欠き部37に対応する部分の感圧接着剤9は貼着部41でフランジ部12に夫々貼着している。またフィルム7がその全周でフランジ部12にシールされており、容器本体5の開口部6側を密閉できる。
開封に際して摘まみ部8を持ってフラップ10を開封方向に引っ張ると、2本の縦切り込み部17に沿ってフィルム7が破断して取り出し口15を形成できる。フラップ10には取り出し口15の反対側の開口縁の近傍にストッパー部36があるため、このストッパー部36でフラップ10の剥離が止まり、縦切り込み部17がフィルム7の両端に達しているにも拘わらず、それ以上フィルム7が破断することはない。
図16〜図18は本発明の第4の実施例を例示する。この実施例では、フィルム7にその切り欠き部37の両端から他端側へと取り出し口15の開口縁7bに沿って縦切り込み部17を設けたものである。この場合には、縦切り込み部17間の間隔が切り欠き部37の両端に対応するため、帯状フィルム30に対する縦切り込み部17、切り欠き部37の加工を容易にできる。他の構成は、第3の実施例と同様である。
なお、この実施例では、フィルム7の全長に縦切り込み部17を形成している。しかし、フィルム7が一方向引き裂き性フィルムの場合には、切り欠き部37の両端隅部が縦切り込み部17として機能するため、それ用のミシン目等をフィルム7の全長に形成する必要はない。
図19〜図21は本発明の第5の実施例を例示する。この実施例では、第3、第4の実施例と同様に、切り欠き部37内にフラップ10の摘まみ部8側端部が感圧接着剤9を介してフランジ部12に貼着する貼着部41があり、この貼着部41の内側に取り出し口15の開口幅に対応して、フィルム7がフランジ部12に易剥離接着されていない非接着部42がある。
この実施例では、フィルム7にはフランジ部12に固着されていない非接着部42があるが、この非接着部42の外側の貼着部41でフラップ10の感圧接着剤9を介してフランジ部12に貼着されているため、この貼着部41で容器本体5を密閉できる。
また開封時には摘まみ部8を持ってフラップ10を剥離方向に引っ張た場合、フィルム7の摘まみ部8側に非接着部42があるため、第3、第4の実施例のように開封初期にフィルム7に大きな剥離抵抗が掛かるようなこともない。このためフィルム片18がフラップ10側に貼着した状態でフラップ10が剥離し、取り出し口15の両側でフィルム7を確実に破断し開封できる。
図22、図23は本発明の第6の実施例を例示する。この実施例では、第3、第4の実施例と同様に、切り欠き部37内にフラップ10の摘まみ部8側端部が感圧接着剤9を介してフランジ部12に貼着する貼着部41があり、この貼着部41の内側に、取り出し口15の開口幅に対応する非接着部42を介して、フラップ10の剥離方向に対して斜め方向となる帯状、線状等の接着部40が設けられている。
接着部40は図22に斜線で示すように、他の部分と同様にフィルム7をフランジ部12に易剥離接着するもので、この場合には取り出し口15の開口幅の中央が内外方向の外側へと突出するくの字状に形成されている。なお、接着部40はジグザグ状、斜め方向の直線状等でもよい。非接着部42は、この非接着部42と感圧接着剤9との間の貼着力が開封時における接着部40の剥離抵抗に十分抗する程度の面積を有する。
この場合には、開封前にはフィルム7が開口部6の全周でフランジ部12に易剥離可能に接着されているため、容器本体5を確実に密封できる。またフィルム7の非接着部42が接着部40の剥離抵抗に抗する貼着力でフラップ10に貼着しているため、開封に際して摘まみ部8を引っ張れば、フィルム7の接着部40をフランジ部12から容易に剥離できる。
図24〜図26は本発明の第7の実施例を例示する。この実施例では、フラップ10の摘まみ部8に対応してフランジ部12に切り欠き部43が、取り出し口15の開口幅に対応してフィルム7の摘まみ部8側端部に非接着部42が夫々形成され、開封後の密閉時にフィルム7の感圧接着剤9がフランジ部12に貼着する貼着部41をおいて、その内側にフィルム7片の端部を切り取るための切り取り線44が取り出し口15の開口幅方向に形成されている。
この場合には、開封時には切り欠き部43側で摘まみ部8とフィルム7の非接着部42とを重ねて摘み剥離方向に引っ張る。このため非接着部42の内側に接着部40が剥離方向と略直角方向にあっても、フィルム7の接着部40を確実に剥離できる。
開封後はフィルム7の端部を切り取り線44から破断して切り取った後、フラップ10を感圧接着剤9を介して貼着し密閉する。これにより切り取り部分の感圧接着剤9が貼着部41でフランジ部12に貼着するため、容器本体5を確実に密閉できる。また切り取り時には、摘まみ部8の側部でフィルム7がフラップ10から突出しているので、その部分を摘まみとしてフィルム7の端部側を切り取ればよい。
図27、図28は本発明の第8の実施例を例示する。この実施例では、第7の実施例の切り取り線を省略したものである。他の構成は第7の実施例と同様である。こ場合には、開封前は非接着部42の内側の接着部40で容器本体5を密閉できる。開封後はフラップ10の摘まみ部8側端部の下側にフィルム片18があるため、取り出し口15の開口幅に対応する部分では、フラップ10をフランジ部12に貼着できず、完全な密閉はできない。しかし、このような構造にすれば製造が容易であるため、内部の衛生材料を短時間で使い切るような場合には便利である。
以上、本発明の各実施例について詳述したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施例では衛生材料2として、消毒液を含浸する湿潤状態の消毒綿を例示しているが、その他の消毒液を含浸する脱脂綿、綿球、ガーゼ、不織布等の消毒液含浸製品、殺菌消毒が施された乾燥状態の殺菌綿等でも採用可能である。また衛生材料2はシート状のものが一般的であるが、個別に取り出し得るものであれば、シート状である必要はない。従って、容器本体5に収容する衛生材料2は、積層衛生材料3以外のものでもよい。
容器本体5の形状は、収容する衛生材料2との関係で適宜変更可能であり、上側に開口部6があり、その外周のフランジ部12の全周にフィルム7を密閉シールできるものであれば十分である。フランジ部12は外周側を切断したままでもよいし、フランジ部12の外周の全周に、下方に屈曲する補強縁等を設けてもよい。
フィルム7は容器本体5のフランジ部12に易剥離接着することが望ましいが、易剥離以外の接着、溶着でもよく、固着できればよい。ただ易剥離以外の接着、溶着等の場合には、使用後の廃棄を考慮して、フィルム7を別の容器本体5の収容部11等で上側から押圧したときに容易に破断して容器本体5同士が重なるように、フィルム7に廃棄時の破断用切り込み部等を設けることが望ましい。
フラップ10は取り出し口15を覆う大きさであればよい。例えば、フラップ10の幅方向の両側が容器本体5のフランジ部12に達する大きさでもよい。またフラップ10は矩形状以外の形状、例えば楕円形状でもよい。衛生材料密閉体1は1個でもよいし、複数個の衛生材料密閉体1を1列又は複数列に接続した状態で製造してもよい。
衛生材料密閉体1の製造に際しては、容器本体5上のフィルム7上にフラップ10を貼着した後に、切り取り工程33で衛生材料密閉体1をプラスチックシート24から切り取っている。しかし、フィルム7で密閉状態の容器本体5をその外周でプラスチックシート24から切り取った後に、フィルム7上にフラップ10を貼付してもよい。
本発明の第1の実施例を示す衛生材料密閉体の斜視図である。 同衛生材料密閉体の一部破断平面図である。 図2のX−X線矢視断面図である。 図2のY−Y線矢視断面図である。 本発明の第1の実施例を示す衛生材料密閉体の分解斜視図である。 同開封時の斜視図である。 同開封時の断面図である。 同製造工程のブロック図である。 同製造工程の説明図である。 同変形例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例を示す衛生材料密閉体の斜視図である。 同断面図である。 本発明の第3の実施例を示す衛生材料密閉体の斜視図である。 同一部破断平面図である。 同開封時の斜視図である。 本発明の第4の実施例を示す衛生材料密閉体の斜視図である。 同平面図である。 同開封時の斜視図である。 本発明の第5の実施例を示す衛生材料密閉体の一部破断平面図である。 同開封時の斜視図である。 同分解斜視図である。 本発明の第6の実施例を示す衛生材料密閉体の一部破断平面図である。 同開封時の斜視図である。 本発明の第7の実施例を示す衛生材料密閉体の一部破断平面図である。 同開封時の斜視図である。 同分解斜視図である。 本発明の第8の実施例を示す衛生材料密閉体の一部破断平面図である。 同開封時の斜視図である。
符号の説明
1 衛生材料密閉体
2 衛生材料
3 積層衛生材料
4 密閉容器
5 容器本体5
7 フィルム7
8 摘まみ部
9 感圧接着剤9
10 フラップ
12 フランジ部12
15 取り出し口
16 横切り込み部
17 縦切り込み部
18 フィルム7片
24 プラスチックシート
26 容器成型工程
29 材料充填工程
31 フィルム7シール工程
32 フラップ貼着工程
33 切り取り工程
36 ストッパー部
42 非接着部
44 切り取り線

Claims (11)

  1. 開口部(6)の外周にフランジ部(12)を有し且つ衛生材料(2)を収容する容器本体(5)と、外周が前記フランジ部(12)に固着されて前記開口部(6)を密閉するフィルム(7)と、開封用の摘まみ部(8)を有し且つ前記フィルム(7)上に感圧接着剤(9)を介して剥離可能に貼着されたフラップ(10)とを備え、前記フィルム(7)は前記フラップ(10)の剥離時に前記感圧接着剤(9)の塗布領域の外周部とその内側の取り出し口(15)に対応する部分との境界で破断して前記取り出し口(15)を形成可能に構成され、且つ前記フラップ(10)の前記摘まみ部(8)側の端部に前記フランジ部(12)に対応して切り欠き部(37)を有し、前記フラップ(10)は前記外周部の前記感圧接着剤(9)が前記フィルム(7)、又は前記フィルム(7)及び前記フランジ部(12)に貼着して前記取り出し口(15)を密封可能であり、且つ前記切り欠き部(37)に対応する部分では前記感圧接着剤(9)を介して前記フランジ部(12)に貼着可能であることを特徴とする衛生材料密閉容器。
  2. 複数個の前記容器本体(5)が前記フランジ部(12)を介して切り離し可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の衛生材料密閉容器。
  3. 前記切り欠き部(37)内には前記フラップ(10)の前記摘まみ部(8)側端部が前記感圧接着剤(9)を介して前記フランジ部(12)に貼着する貼着部(41)があることを特徴とする請求項1又は2に記載の衛生材料密閉容器。
  4. 前記フィルム(7)は前記フラップ(10)の剥離時に前記切り欠き部(37)の両端から他端側へと該フィルム(7)を縦方向に破断するための切り込み部(17)を有することを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の衛生材料密閉容器。
  5. 前記切り込み部(17)は前記フィルム(7)の前記切り欠き部(37)側の端部に設けられていることを特徴とする請求項に記載の衛生材料密閉容器。
  6. 前記フィルム(7)は前記フラップ(10)の開封方向に沿って引き裂き可能な一方向引き裂き性フィルムであることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の衛生材料密閉容器。
  7. 前記フラップ(10)の横幅は前記取り出し口(15)の開口幅よりも大で且つ前記容器本体(5)の前記開口部(6)の開口幅よりも小であり、該フラップ(10)の幅方向の両端部は前記フランジ部(12)よりも内側で且つ前記取り出し口(15)よりも外側で前記感圧接着剤(9)を介して前記フィルム(7)上に貼着されていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の衛生材料密閉容器。
  8. 前記フラップ(10)は長手方向の両側に前記摘まみ部(8)と、長手方向の一方側からの開封時にその他方側の離脱を防止するためのストッパー部(36)とを有することを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の衛生材料密閉容器。
  9. 前記フィルム(7)はイージーピールフィルムであることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の衛生材料密閉容器。
  10. 前記フィルム(7)は外周側に摘まみ部(14)を有することを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の衛生材料密閉容器。
  11. 前記フランジ部(12)は、前記摘まみ部(8)に対応する切り欠き部(43)を有することを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の衛生材料密閉容器。
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