JP4925940B2 - 携帯端末装置、マナーモード設定方法、マナーモード設定プログラム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システム - Google Patents
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特には、例えばデジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス・ガイドライン(=DLNAガイドライン、DLNA:Digital Living Network Alliance:登録商標)に準拠した家庭内ネットワーク等の、個人的な使用に適した小規模なシステムで、ユーザがマナーモード設定時の着信に気付きやすいシステムを実現可能とした携帯端末装置、マナーモード設定方法、マナーモード設定プログラム、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムに関する。
基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段と、
近距離無線通信ネットワークを介して、当該近距離無線通信ネットワークに接続されている機器と近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
上記無線通信手段を介した着信を、着信音出力手段、及び/又は、当該携帯端末装置の筐体を振動させるバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知する着信通知手段と、
上記無線通信手段を介した着信を上記バイブレーション手段、及び/又は、上記発光手段を駆動することで通知するマナーモードの設定要求がなされた際に、上記近距離無線通信手段を介して上記近距離無線通信ネットワークに接続されている静止画像出力対応機器、音声出力対応機器、及び動画像出力対応機器の有無を検出する出力機器検出手段と、
上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段で、上記いずれの機器の存在も検出されなかった場合、上記無線通信手段を介した着信をバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知する通常マナーモードに上記着信通知手段を設定制御し、上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段で、上記いずれかの機器の存在が検出された場合、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記近距離無線通信手段を介して、上記出力機器検出手段で検出された上記いずれかの機器に対して所定の着信メッセージを送信するネットワークマナーモードに上記着信通知手段を設定制御するマナーモード設定手段と、
上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された通信情報メモリと、
上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信歴メモリと、
上記マナーモード設定手段により、上記ネットワークマナーモードが設定されている場合において、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記出力機器検出手段で検出された機器で取り扱い可能な情報形態の着信メッセージを形成すると共に、当該着信の際に通知される通信相手の通信情報に基づいて上記通信情報メモリを参照することで検出される、上記通信情報メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて形成される、上記出力機器検出手段で検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を上記着信メッセージと共に、上記出力機器検出手段で検出された上記機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御する制御手段と
を有する。
基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を介した着信を、着信通知手段が備えるバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知するマナーモードの設定要求がなされた際に、出力機器検出手段が、近距離無線通信ネットワークに接続されている静止画像出力対応機器、音声出力対応機器、及び動画像出力対応機器の有無を検出するように近距離無線通信手段を制御するステップと、
上記マナーモードの設定要求時に、上記ステップにおいて、上記いずれの機器の存在も検出されなかった場合、マナーモード設定手段が、上記無線通信手段を介した着信を上記バイブレーション手段、及び/又は、上記発光手段を駆動することで通知する通常マナーモードに上記着信通知手段を設定制御し、上記マナーモードの設定要求時に、上記ステップにおいて、上記いずれかの機器の存在が検出された場合、マナーモード設定手段が、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記ステップで検出された上記いずれかの機器に対して所定の着信メッセージを上記近距離無線通信手段を介して送信するネットワークマナーモードに上記着信通知手段を設定制御するステップと、
上記ステップで上記ネットワークマナーモードが設定されている場合において、上記無線通信手段を介して着信があった際に、制御手段が、上記ステップで検出された機器で取り扱い可能な情報形態の着信メッセージを形成すると共に、当該着信の際に通知される通信相手の通信情報に基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された通信情報メモリを参照することで検出される、上記通信情報メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、上記通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて、上記出力機器検出手段で検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を形成し、この重要度情報を上記着信メッセージと共に、上記ステップで検出された上記機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御するステップと
を有する。
基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を介した着信を、着信通知手段が備えるバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知するマナーモードの設定要求がなされた際に、近距離無線通信ネットワークに接続されている静止画像出力対応機器、音声出力対応機器、及び動画像出力対応機器の有無を検出するように近距離無線通信手段を制御する出力機器検出手段としてコンピュータを機能させ、
上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段としてコンピュータを機能させることで上記いずれの機器の存在も検出されなかった場合、上記無線通信手段を介した着信を上記バイブレーション手段、及び/又は、上記発光手段を駆動することで通知する通常マナーモードに上記着信通知手段を設定制御し、上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段としてコンピュータを機能させることで上記いずれかの機器の存在が検出された場合、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記検出されたいずれかの機器に対して所定の着信メッセージを上記近距離無線通信手段を介して送信するネットワークマナーモードに上記着信通知手段を設定制御するマナーモード設定手段としてコンピュータを機能させ、
上記マナーモード設定手段としてコンピュータを機能させることで上記ネットワークマナーモードが設定されている場合において、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記出力機器検出手段としてコンピュータを機能させることで検出された機器で取り扱い可能な情報形態の着信メッセージを形成すると共に、当該着信の際に通知される通信相手の通信情報に基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された通信情報メモリを参照することで検出される、上記通信情報メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、上記通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて、上記出力機器検出手段で検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を形成し、この重要度情報を上記着信メッセージと共に、上記検出された上記機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御する制御手段としてコンピュータを機能させることで上述の課題を解決する。
基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を備えた携帯端末装置に電話着信或いは電子メール着信があった際に、静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像のうち、当該情報処理装置で情報処理可能な情報形態で形成され、上記携帯端末装置から送信された所定の着信メッセージ、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された電話帳メモリを参照することで検出される、該電話帳メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、該通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて形成された、上記検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を、近距離無線通信ネットワークを介して受信する受信手段と、
上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生を行う再生手段と、
上記再生手段が、現在、上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生中であるか否かを判別する再生中判別手段と、
「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中ではないものと判別された場合、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信手段で受信された重要度情報が高い重要度を示す場合、現在、再生中の情報と共に、或いは現在、再生中の情報に代えて、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信手段で受信された重要度情報が低い重要度を示す場合、現在、再生中の情報の再生が終了した際に、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御する」制御手段と
を有する。
基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を備えた携帯端末装置に電話着信或いは電子メール着信があった際に、静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像のうち、当該情報処理装置で情報処理可能な情報形態で形成され、上記携帯端末装置から送信された所定の着信メッセージ、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された電話帳メモリを参照することで検出される、該電話帳メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、該通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて形成された、上記検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を、受信手段が、近距離無線通信ネットワークを介して受信するステップと、
上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生を行う再生手段が、現在、上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生中であるか否かを、再生中判別手段が判別するステップと、
上記ステップで、上記再生手段が、現在、再生中ではないものと判別された場合、上記ステップで受信された着信メッセージの再生を行うように、制御手段が上記再生手段を制御するステップと、
上記ステップで、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記ステップで受信された重要度情報が高い重要度を示す場合、制御手段が、現在、再生中の情報と共に、或いは現在、再生中の情報に代えて、上記ステップで受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御するステップと、
上記ステップで、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記ステップで受信された重要度情報が低い重要度を示す場合、制御手段が、現在、再生中の情報の再生が終了した際に、上記ステップで受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御するステップと
を有する。
基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を備えた携帯端末装置に電話着信或いは電子メール着信があった際に、静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像のうち、当該情報処理装置で情報処理可能な情報形態で形成され、近距離無線通信ネットワークを介して上記携帯端末装置から送信された所定の着信メッセージ、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された電話帳メモリを参照することで検出される、該電話帳メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、該通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて形成された、上記検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を受信するように、受信手段を受信制御する受信制御手段としてコンピュータを機能させ、
上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生を行う再生手段が、現在、上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生中であるか否かを判別する、再生中判別手段としてコンピュータを機能させ、
「コンピュータを上記再生中判別手段として機能させることで、上記再生手段が、現在、再生中ではないものと判別された場合、コンピュータを上記受信制御手段として機能させることで上記受信手段により受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「コンピュータを上記再生中判別手段として機能させることで、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信された重要度情報が高い重要度を示す場合、現在、再生中の情報と共に、或いは現在、再生中の情報に代えて、上記受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「コンピュータを上記再生中判別手段として機能させることで、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信された重要度情報が低い重要度を示す場合、現在、再生中の情報の再生が終了した際に、上記受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御する」制御手段としてコンピュータを機能させることで上述の課題を解決する。
基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段と、
近距離無線通信ネットワークを介して、当該近距離無線通信ネットワークに接続されている機器と近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
上記無線通信手段を介した着信を、着信音出力手段、及び/又は、当該携帯端末装置の筐体を振動させるバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知する着信通知手段と、
上記無線通信手段を介した着信を上記バイブレーション手段、及び/又は、上記発光手段を駆動することで通知するマナーモードの設定要求がなされた際に、上記近距離無線通信手段を介して上記近距離無線通信ネットワークに接続されている静止画像出力対応機器、音声出力対応機器、及び動画像出力対応機器の有無を検出する出力機器検出手段と、
上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段で、上記いずれの機器の存在も検出されなかった場合、上記無線通信手段を介した着信をバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知する通常マナーモードに上記着信通知手段を設定制御し、上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段で、上記いずれかの機器の存在が検出された場合、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記近距離無線通信手段を介して、上記出力機器検出手段で検出された上記いずれかの機器に対して所定の着信メッセージを送信するネットワークマナーモードに上記着信通知手段を設定制御するマナーモード設定手段と、
上記マナーモード設定手段により、上記ネットワークマナーモードが設定されている場合において、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記出力機器検出手段で検出された機器で取り扱い可能な、静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の情報形態の着信メッセージを形成し、この着信メッセージを、上記出力機器検出手段で検出された機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御する制御手段と
を備えた携帯端末装置と、
上記携帯端末装置から上記近距離無線通信ネットワークを介して送信された上記所定の着信メッセージ、及び該着信メッセージの出力タイミングを示す重要度情報を受信する受信手段と、
静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生を行う再生手段と、
上記再生手段が、現在、上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生中であるか否かを判別する再生中判別手段と、
「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中ではないものと判別された場合、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信手段で受信された重要度情報が高い重要度を示す場合、現在、再生中の情報と共に、或いは現在、再生中の情報に代えて、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信手段で受信された重要度情報が低い重要度を示す場合、現在、再生中の情報の再生が終了した際に、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御する」制御手段と
を備えた情報処理装置と
を有する。
この本発明の実施の形態となる情報処理システムを構成する各機器が準拠しているDLNAガイドライン v1では、デバイスモデルとしてDMS(Digital Media Server)とDMP(Digital Media Player)という2つのモデルが定義されている。DMSはUPnP(Universal Plug and Play:登録商標)のメディアサーバが内蔵されたサーバ用のデバイスモデル、DMPはメディアクライアントとコントロールポイントと呼ばれるユーザが操作するソフトウェアが内蔵されたクライアント用のデバイスモデルとなっている。DMSとDMPの各機能をどの機器に持たせるかは自由となっており、両方の機能を1台の機器に持たせることも可能となっている。
この実施の形態となる情報処理システムは、DLNAガイドラインに準拠して動作する+PU+機能(Push Controller:プッシュコントローラ)を備えた携帯電話機1と、上記DMR機能を備えたメディアレンダラ2とを有している。この携帯電話機1及びメディアレンダラ2は、例えば無線LANやブルートゥース(Bluetooth:登録商標)等の近距離無線通信のアクセスポイント3(近距離無線通信AP)及びホームネットワーク4(家庭内LAN)を介して相互に接続されている。また、家庭内LAN4は、インターネット5や、携帯電話機1の複数の基地局6が接続されたコミュニケーションネットワーク7にも接続されている。
メディアレンダラ2は、携帯電話機1から近距離無線送信される着信メッセージ等を受信する近距離無線通信部8と、後述する上記携帯電話機1の機器登録時に、該携帯電話機1側に設けられた非接触無線通信部(図2の符号34)との間で非接触無線通信を行う非接触無線通信部9と、上述のDLNAガイドラインで規定されているDMR機能を実現するためのDMRプログラム等が記憶されたメモリ10と、携帯電話機1から近距離無線送信される着信メッセージ等に対して再生用の情報処理を施す情報処理部11とを有している。
携帯電話機1は、図2に示すように上記基地局6との間で音声通話、テレビ電話通話、電子メール、Webデータ(Web:World Wide Web)等の無線通信を行うアンテナ21及び通信回路22と、受話音声等を出力するためのスピーカ部23と、送話音声等を集音するマイクロホン部24と、操作メニュー、電子メール、画像(静止画像及び動画像)等を表示するための表示部25と、所望のメニューやメッセージ等の入力操作を行うための操作部26と、発着信等を光でユーザに通知するための発光部27(LED:Light Emitting Diode)と、所望の被写体の動画像或いは静止画像を撮像するためのカメラ部28とを有している。
〔ネットワークマナーモードの設定動作〕
次に、このような構成を有する当該実施の形態の情報処理システムの携帯電話機1は、マナーモードの設定操作がなされた際に、ホームネットワーク4に接続されているメディアレンダラ2の有無を検出し、メディアレンダラ2の存在を検出しなかった場合は、「通常マナーモード」の設定を行い、メディアレンダラ2の存在を検出した場合、電話着信或いは電子メール着信を上記メディアレンダラ2を介してユーザに通知する「ネットワークマナーモード」の設定を行うようになっている。
次に、図3のフローチャートのステップS9及びステップS10で説明したように、非接触無線通信部34を用いて携帯電話機1の機器登録を行う場合、メディアレンダラ2の制御部13は、図4のフローチャートに示す各処理を実行することで、上記携帯電話機1の機器登録を行う。この図4のフローチャートは、携帯電話機1のユーザが、当該携帯電話機1をメディアレンダラ2に近接させることで、該メディアレンダラ2の制御部13が、当該メディアレンダラ2と携帯電話機1との間の距離が、例えば10cm等の非接触無線通信可能な距離となったことを非接触無線通信部9を介して検出した検出したタイミングで各処理の実行が開始される。
次に、メディアレンダラ2に対して機器登録が完了している携帯電話機1に対して、図3のフローチャートのステップS7で説明したように「ネットワークマナーモード」が設定された場合、当該携帯電話機1の制御部36は、電話着信及び電子メール着信の際に、メモリ35に記憶されているマナーモード処理プログラムに基づいて、図5のフローチャートの各処理を実行するようになっている。すなわち、携帯電話機1の制御部36は、「ネットワークマナーモード」の設定中に電話着信及び電子メール着信を検出したタイミングで、この図5のフローチャートに示す各処理の実行をスタートさせる。
次に、メディアレンダラ2は、ネットワークマナーモード設定時に携帯電話機1から送信された着信メッセージ及び付加情報を、図6〜図8のフローチャートに示す手順で出力するようになっている。メディアレンダラ2の制御部13は、携帯電話機1から着信メッセージ及び付加情報を近距離無線通信部8で受信すると、この受信したタイミングで、まず、図6のフローチャートに示す処理を開始する。
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の情報処理システムは、携帯電話機1が、電話や電子メールの着信をマナーモードで通知するマナーモード設定操作がなされた際に、近距離無線通信ネットワークであるホームネットワーク4に接続されているメディアレンダラ2の有無を検出する。メディアレンダラ2が検出されなかった場合、携帯電話機1は、通常マナーモードで着信通知を行う。
上述の実施の形態の説明では、本発明に対して携帯電話機を用いることとしたが、この携帯電話機の他、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、ノート型のパーソナルコンピュータ装置等の携帯機器を用いてもよい。いずれの場合でも、上述と同じ効果を得ることができる。
Claims (11)
- 基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段と、
近距離無線通信ネットワークを介して、当該近距離無線通信ネットワークに接続されている機器と近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
上記無線通信手段を介した着信を、着信音出力手段、及び/又は、当該携帯端末装置の筐体を振動させるバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知する着信通知手段と、
上記無線通信手段を介した着信を上記バイブレーション手段、及び/又は、上記発光手段を駆動することで通知するマナーモードの設定要求がなされた際に、上記近距離無線通信手段を介して上記近距離無線通信ネットワークに接続されている静止画像出力対応機器、音声出力対応機器、及び動画像出力対応機器の有無を検出する出力機器検出手段と、
上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段で、上記いずれの機器の存在も検出されなかった場合、上記無線通信手段を介した着信をバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知する通常マナーモードに上記着信通知手段を設定制御し、上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段で、上記いずれかの機器の存在が検出された場合、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記近距離無線通信手段を介して、上記出力機器検出手段で検出された上記いずれかの機器に対して所定の着信メッセージを送信するネットワークマナーモードに上記着信通知手段を設定制御するマナーモード設定手段と、
上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された通信情報メモリと、
上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信歴メモリと、
上記マナーモード設定手段により、上記ネットワークマナーモードが設定されている場合において、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記出力機器検出手段で検出された機器で取り扱い可能な情報形態の着信メッセージを形成すると共に、当該着信の際に通知される通信相手の通信情報に基づいて上記通信情報メモリを参照することで検出される、上記通信情報メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて形成される、上記出力機器検出手段で検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を上記着信メッセージと共に、上記出力機器検出手段で検出された上記機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御する制御手段と
を有する携帯端末装置。 - 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
上記通信情報メモリは、各通信相手毎の電話番号が登録された電話帳メモリであり、
上記通信履歴メモリは、過去に電話発信を行った発信相手の発信履歴が記憶された発信履歴メモリであり、
上記制御手段は、上記無線通信手段を介して電話着信があった際に、当該電話着信の際に通知される電話発信元の電話番号に基づいて上記電話帳メモリを参照することで、該電話帳メモリに対する上記電話発信元の登録の有無を検出し、また、上記電話着信の際に通知される電話発信元の電話番号に基づいて上記発信履歴メモリを参照することで、該電話発信元に対する過去の電話発信の有無を検出すると共に、上記電話帳メモリに対する上記電話発信元の登録の有無、及び上記電話発信元に対する過去の電話発信の有無に基づいて、上記出力機器検出手段で検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を形成し、この重要度情報を上記着信メッセージと共に、上記出力機器検出手段で検出された上記機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御すること
を特徴とする携帯端末装置。 - 請求項2に記載の携帯端末装置であって、
上記電話帳メモリには、各通信相手毎の電子メールアドレスが登録されており、
上記通信履歴メモリには、過去に電子メールを送信した送信相手の送信履歴が記憶されており、
上記制御手段は、上記無線通信手段を介して電子メールの着信があった際に、当該着信した電子メールに付加されている当該電子メールの送信元の電子メールアドレスに基づいて上記電話帳メモリを参照することで、該電話帳メモリに対する上記電子メールの送信元の登録の有無を検出し、また、上記着信した電子メールに付加されている当該電子メールの送信元の電子メールアドレスに基づいて上記送信履歴メモリを参照することで、過去に該送信元に送信した電子メールの有無を検出すると共に、上記電話帳メモリに対する上記送信元の登録の有無、及び過去に上記送信元に送信した電子メールの有無に基づいて、上記出力機器検出手段で検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を形成し、この重要度情報を上記着信メッセージと共に、上記出力機器検出手段で検出された上記機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御すること
を特徴とする携帯端末装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の携帯端末装置であって、
上記制御手段は、上記無線通信手段を介して上記電話着信或いは上記電子メールの着信があった際に、少なくとも、当該着信の種類を示す着信種類情報、上記着信した電話の電話番号或いは上記電子メールの電子メールアドレスに基づいて上記電話帳メモリから検出した、当該電話をかけてきているユーザのユーザ名、或いは当該電子メールを送信してきたユーザのユーザ名、及び上記重要度情報からなる付加情報を形成し、この付加情報を、上記着信メッセージと共に、上記出力機器検出手段で検出された上記機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御すること
を特徴とする携帯端末装置。 - 基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を介した着信を、着信通知手段が備えるバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知するマナーモードの設定要求がなされた際に、出力機器検出手段が、近距離無線通信ネットワークに接続されている静止画像出力対応機器、音声出力対応機器、及び動画像出力対応機器の有無を検出するように近距離無線通信手段を制御するステップと、
上記マナーモードの設定要求時に、上記ステップにおいて、上記いずれの機器の存在も検出されなかった場合、マナーモード設定手段が、上記無線通信手段を介した着信を上記バイブレーション手段、及び/又は、上記発光手段を駆動することで通知する通常マナーモードに上記着信通知手段を設定制御し、上記マナーモードの設定要求時に、上記ステップにおいて、上記いずれかの機器の存在が検出された場合、マナーモード設定手段が、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記ステップで検出された上記いずれかの機器に対して所定の着信メッセージを上記近距離無線通信手段を介して送信するネットワークマナーモードに上記着信通知手段を設定制御するステップと、
上記ステップで上記ネットワークマナーモードが設定されている場合において、上記無線通信手段を介して着信があった際に、制御手段が、上記ステップで検出された機器で取り扱い可能な情報形態の着信メッセージを形成すると共に、当該着信の際に通知される通信相手の通信情報に基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された通信情報メモリを参照することで検出される、上記通信情報メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、上記通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて、上記出力機器検出手段で検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を形成し、この重要度情報を上記着信メッセージと共に、上記ステップで検出された上記機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御するステップと
を有するマナーモード設定方法。 - 基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を介した着信を、着信通知手段が備えるバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知するマナーモードの設定要求がなされた際に、近距離無線通信ネットワークに接続されている静止画像出力対応機器、音声出力対応機器、及び動画像出力対応機器の有無を検出するように近距離無線通信手段を制御する出力機器検出手段としてコンピュータを機能させ、
上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段としてコンピュータを機能させることで上記いずれの機器の存在も検出されなかった場合、上記無線通信手段を介した着信を上記バイブレーション手段、及び/又は、上記発光手段を駆動することで通知する通常マナーモードに上記着信通知手段を設定制御し、上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段としてコンピュータを機能させることで上記いずれかの機器の存在が検出された場合、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記検出されたいずれかの機器に対して所定の着信メッセージを上記近距離無線通信手段を介して送信するネットワークマナーモードに上記着信通知手段を設定制御するマナーモード設定手段としてコンピュータを機能させ、
上記マナーモード設定手段としてコンピュータを機能させることで上記ネットワークマナーモードが設定されている場合において、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記出力機器検出手段としてコンピュータを機能させることで検出された機器で取り扱い可能な情報形態の着信メッセージを形成すると共に、当該着信の際に通知される通信相手の通信情報に基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された通信情報メモリを参照することで検出される、上記通信情報メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、上記通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて、上記出力機器検出手段で検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を形成し、この重要度情報を上記着信メッセージと共に、上記検出された上記機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御する制御手段としてコンピュータを機能させること
を特徴とするマナーモード設定プログラム。 - 基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を備えた携帯端末装置に電話着信或いは電子メール着信があった際に、静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像のうち、当該情報処理装置で情報処理可能な情報形態で形成され、上記携帯端末装置から送信された所定の着信メッセージ、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された電話帳メモリを参照することで検出される、該電話帳メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、該通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて形成された、上記検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を、近距離無線通信ネットワークを介して受信する受信手段と、
上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生を行う再生手段と、
上記再生手段が、現在、上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生中であるか否かを判別する再生中判別手段と、
「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中ではないものと判別された場合、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信手段で受信された重要度情報が高い重要度を示す場合、現在、再生中の情報と共に、或いは現在、再生中の情報に代えて、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信手段で受信された重要度情報が低い重要度を示す場合、現在、再生中の情報の再生が終了した際に、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御する」制御手段と
を有する情報処理装置。 - 請求項7に記載の情報処理装置であって、
上記受信手段は、少なくとも上記重要度情報、及び上記携帯端末装置に対して電話をかけてきているユーザのユーザ名、或いは当該電子メールを送信してきたユーザのユーザ名からなる付加情報を上記携帯端末装置から受信し、
上記受信手段で受信した付加情報を記憶する記憶手段を有し、
上記制御手段は、所定のタイミングで、上記記憶手段に記憶された付加情報の履歴を再生するように上記再生手段を制御すること
を特徴とする情報処理装置。 - 基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を備えた携帯端末装置に電話着信或いは電子メール着信があった際に、静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像のうち、当該情報処理装置で情報処理可能な情報形態で形成され、上記携帯端末装置から送信された所定の着信メッセージ、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された電話帳メモリを参照することで検出される、該電話帳メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、該通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて形成された、上記検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を、受信手段が、近距離無線通信ネットワークを介して受信するステップと、
上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生を行う再生手段が、現在、上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生中であるか否かを、再生中判別手段が判別するステップと、
上記ステップで、上記再生手段が、現在、再生中ではないものと判別された場合、上記ステップで受信された着信メッセージの再生を行うように、制御手段が上記再生手段を制御するステップと、
上記ステップで、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記ステップで受信された重要度情報が高い重要度を示す場合、制御手段が、現在、再生中の情報と共に、或いは現在、再生中の情報に代えて、上記ステップで受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御するステップと、
上記ステップで、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記ステップで受信された重要度情報が低い重要度を示す場合、制御手段が、現在、再生中の情報の再生が終了した際に、上記ステップで受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御するステップと
を有する情報処理方法。 - 基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段を備えた携帯端末装置に電話着信或いは電子メール着信があった際に、静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像のうち、当該情報処理装置で情報処理可能な情報形態で形成され、近距離無線通信ネットワークを介して上記携帯端末装置から送信された所定の着信メッセージ、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して通信を行うための、各通信相手毎の通信情報が登録された電話帳メモリを参照することで検出される、該電話帳メモリに対する上記通信相手の登録の有無、及び上記着信の際に通知される通信相手の電話番号或いは電子メールアドレスに基づいて、上記無線通信手段を介して過去に通信を行った通信相手の通信履歴が記憶された通信履歴メモリを参照することで検出される、該通信相手に対する過去の通信の有無に基づいて形成された、上記検出された上記機器側で上記着信メッセージが出力されるタイミングを制御するための重要度情報を受信するように、受信手段を受信制御する受信制御手段としてコンピュータを機能させ、
上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生を行う再生手段が、現在、上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生中であるか否かを判別する、再生中判別手段としてコンピュータを機能させ、
「コンピュータを上記再生中判別手段として機能させることで、上記再生手段が、現在、再生中ではないものと判別された場合、コンピュータを上記受信制御手段として機能させることで上記受信手段により受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「コンピュータを上記再生中判別手段として機能させることで、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信された重要度情報が高い重要度を示す場合、現在、再生中の情報と共に、或いは現在、再生中の情報に代えて、上記受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「コンピュータを上記再生中判別手段として機能させることで、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信された重要度情報が低い重要度を示す場合、現在、再生中の情報の再生が終了した際に、上記受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御する」制御手段としてコンピュータを機能させること
を特徴とする情報処理プログラム。 - 基地局を介して無線通信を行うための無線通信手段と、
近距離無線通信ネットワークを介して、当該近距離無線通信ネットワークに接続されている機器と近距離無線通信を行うための近距離無線通信手段と、
上記無線通信手段を介した着信を、着信音出力手段、及び/又は、当該携帯端末装置の筐体を振動させるバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知する着信通知手段と、
上記無線通信手段を介した着信を上記バイブレーション手段、及び/又は、上記発光手段を駆動することで通知するマナーモードの設定要求がなされた際に、上記近距離無線通信手段を介して上記近距離無線通信ネットワークに接続されている静止画像出力対応機器、音声出力対応機器、及び動画像出力対応機器の有無を検出する出力機器検出手段と、
上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段で、上記いずれの機器の存在も検出されなかった場合、上記無線通信手段を介した着信をバイブレーション手段、及び/又は、発光手段を駆動することで通知する通常マナーモードに上記着信通知手段を設定制御し、上記マナーモードの設定要求時に、上記出力機器検出手段で、上記いずれかの機器の存在が検出された場合、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記近距離無線通信手段を介して、上記出力機器検出手段で検出された上記いずれかの機器に対して所定の着信メッセージを送信するネットワークマナーモードに上記着信通知手段を設定制御するマナーモード設定手段と、
上記マナーモード設定手段により、上記ネットワークマナーモードが設定されている場合において、上記無線通信手段を介して着信があった際に、上記出力機器検出手段で検出された機器で取り扱い可能な、静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の情報形態の着信メッセージを形成し、この着信メッセージを、上記出力機器検出手段で検出された機器に送信するように、上記近距離無線通信手段を制御する制御手段と
を備えた携帯端末装置と、
上記携帯端末装置から上記近距離無線通信ネットワークを介して送信された上記所定の着信メッセージ、及び該着信メッセージの出力タイミングを示す重要度情報を受信する受信手段と、
静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生を行う再生手段と、
上記再生手段が、現在、上記静止画像、及び/又は、音声、及び/又は、動画像の再生中であるか否かを判別する再生中判別手段と、
「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中ではないものと判別された場合、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信手段で受信された重要度情報が高い重要度を示す場合、現在、再生中の情報と共に、或いは現在、再生中の情報に代えて、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御し」、「上記再生中判別手段により、上記再生手段が、現在、再生中であるものと判別され、かつ、上記受信手段で受信された重要度情報が低い重要度を示す場合、現在、再生中の情報の再生が終了した際に、上記受信手段で受信された着信メッセージの再生を行うように上記再生手段を制御する」制御手段と
を備えた情報処理装置と
を有する情報処理システム。
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